JP2001331561A - 端末機取扱システム - Google Patents

端末機取扱システム

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JP2001331561A
JP2001331561A JP2000152447A JP2000152447A JP2001331561A JP 2001331561 A JP2001331561 A JP 2001331561A JP 2000152447 A JP2000152447 A JP 2000152447A JP 2000152447 A JP2000152447 A JP 2000152447A JP 2001331561 A JP2001331561 A JP 2001331561A
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atm
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JP2000152447A
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Norio Tanuma
憲雄 田沼
Akiyuki Kawada
彬之 川田
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NIPPON DENKI INFORMATION TECHN
NEC Information Technology Co Ltd
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NIPPON DENKI INFORMATION TECHN
NEC Information Technology Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ATM,自販機,ロッカー等利用する端末機
によってキャッシュカードが必要であったり、現金が必
要であったりして煩瑣である。 【解決手段】 携帯電話機1と、ATM2,自販機3,
ロッカー4にはBTが装備されていて、それらの間は無
線で接続される。利用者がATM2を利用するときは、
ATM2から銀行センター6の番号を知らせてくるの
で、利用者は携帯電話機1を操作して、銀行センター6
にアクセスする。暗証番号や口座番号が確認される。次
に、ATM2との取引に必要なプログラムを銀行センタ
ー6に要求し、携帯電話機1にダウンロードする。利用
者は、こののプログラムにしたがって、ATM2との間
で取引を行なう。ATM2と銀行センター6とは、必要
に応じて直接に通信する。利用者は、また携帯電話機1
を操作し、同様な操作で自販機3から清涼飲料水等を買
い、ロッカー4に荷物を預け入れることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、端末機取扱システ
ム、特に、現金自動預け払い機(ATM),自動販売
機,ロッカー等を操作し、また電気等公共料金メータを
検針する端末機取扱システムおよび端末機取扱方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】今日、ATMは我々の日常生活に欠かす
ことのできないほど重宝な金融ツールになっている。A
TM普及前であれば、いちいち金融機関の窓口で対面し
て必要な手続を行なっていたのが、比較的短時間で端末
機によって所用を済ませることができるようになった。
ATMは、通常は金融機関の店舗内に複数台が設置され
ているが、一台ずつを接続してまとめた上、通信回線網
を経て金融機関のセンターに繋げるようにしている。そ
して、利用者の入力や指示に対して、所定のシーケンス
で画面を遷移させ通信回線を介してセンターと通信をし
ながら、現金の預け入れ,支払,振り替え等所定の処理
を実行する。
【0003】また、半導体テクノロジーの進歩により、
今や清涼飲料水等の自動販売機(以下、「自販機」と記
す)や荷物を一時的に預け入れるロッカーにもCPUを
備えたものが現れるようになった。このような自販機
は、例えば、人口密集地点や高速道路のパーキングエリ
アに集合設置されており、在庫管理および現金の計算を
行なって、所定の状態になれば通信回線を介して自販機
センターに品切れ等の連絡を入れる。ロッカーは、時間
管理と現金の計算を行ない、ロッカーセンターに空き状
態等を報告する。自動販売機もロッカーも一台一台がセ
ンターと通信回線に接続される。
【0004】また、家庭に設置されている電気メータ,
ガスメータ,水道メータ等の公共料金メータにもCPU
が備え付けられたものが現れている。これらのメータ
は、メータ毎に通信回線と接続され、管理センターから
検針要求がくると、CPUが自動検針をして管理センタ
ーへメータ値を報告するようになっている。
【0005】上述のように、CPUの採用は我々の生活
に多くの利便性をもたらした。銀行で振り替えを行うと
きに、いちいち振替用紙に記入しなくてもよく、自動販
売機では品切れに直面することが少なく、ロッカーの設
置台数は適切に制御され、また検針員が家庭を回る必要
もなくなったのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の端末機取扱システムでは、利用者はATMを利
用するときには金融機関のキャッシュカードが必要であ
り、自販機やロッカーを利用するときは現金が必要であ
るため、煩瑣であるという第1の問題点がある。複数の
金融機関を利用しようとすれば尚更であるし、今ではカ
ードが多くなり過ぎて、持て余し気味になっている向き
も少なくない。
【0007】また、ATMは通常は金融機関の店舗内に
複数台が設置されているが、一台ずつを接続してまとめ
た上、通信回線網を経て金融機関のセンターに繋げるよ
うにしているため、店舗内の配線が必要であるし、自販
機やロッカーには、一台ずつに回線を割り当てているの
で、さほど利用率が高くない回線料が無駄になるという
第2の問題点がある。。
【0008】本発明は、このような問題点を解消するた
めになされたものであって、その第1の目的は、AT
M,自販機,ロッカー等を利用するのに携帯電話機さえ
あれば足りる端末機取扱システムおよび端末機取扱方法
を提供することにある。
【0009】また、本発明の第2の目的は、複数のAT
Mを接続するための配線および自販機,ロッカー,公共
料金メータの回線接続を単純化した端末機取扱システム
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の端末機取
扱システムは、物品の出し入れを伴う取引が行なわれ、
かつブルートゥースを備えた端末機(図1の2,3,
4)と、端末機(2,3,4)と通信回線で接続されて
取引に伴う管理を行なうセンター(6,7,8)と、装
備するブルートゥースを介して端末機(2,3,4)と
の間で取引のための操作が行なわれ、およびセンター
(6,7,8)との間で管理のための通信が行なわれる
携帯電話機(1)とで構成されることを特徴とする。
【0011】本発明の第2の端末機取扱システムは、物
品の出し入れを伴う取引が行なわれ、かつブルートゥー
スを備えた端末機(図2の21,22・・・2n)と、
集合設置された端末機(21,22・・・2n)のそれ
ぞれと無線接続されるブルートゥースを装備したPHS
(19)または携帯電話機を有し、PHS(19)また
は携帯電話機は取引に関して利用者の携帯電話機(1)
および端末機のセンター(6)と通信できることを特徴
とする。
【0012】取引のための操作および管理のための通信
に必要なプログラムは、センターから携帯電話機にダウ
ンロードされ、携帯電話機はこのプログラムにしたがっ
て操作されるようにしてもよいし、端末機に内蔵してお
き携帯電話機は該プログラムに基づくコマンドに応じて
操作されるようにしてもよい。また、端末機は、AT
M,自販機,ロッカー等であってよい。
【0013】本発明の自動検針システムは、それぞれが
ブルートゥースを装備した複数の公共料金メータ(図4
の10,11,12)と、該公共料金メータ(10,1
1,12)のブルートゥースと無線接続されるブルート
ゥースを装備し各公共料金メータ(10,11,12)
の検針データを収集する自動検針端末(9)と、該自動検
針端末(9)に検針要求を行ない、収集結果を受け取るセ
ンター(図4の13)とで構成されることを特徴とす
る。公共料金メータは集合住宅における個別宅の公共料
金メータであってもよいし、戸建住宅における各種公共
料金メータであってもよい。
【0014】本発明は、それぞれがブルートゥースを備
えた端末機と携帯電話機との間で物品の出し入れを伴う
取引を行なうときの端末機取扱に関する。端末機が携帯
電話機から呼び出されると自端末機のコードナンバ、お
よび該端末機と通信回線で接続されて取引に伴う管理を
行なうセンターのコードナンバを携帯電話機に通知す
る。コードナンバのセンターは、携帯電話機から呼び出
されると、取引に必要な業務プログラムを携帯電話機に
ダウンロードす。そして、ダウンロードされた業務プロ
グラムにしたがって、センターと携帯電話機との間で管
理のための通信を行ない、次に端末機と携帯電話機との
間で取引を行なう。
【0015】また、取引に必要な業務プログラムを端末
機に格納しておき、端末機が携帯電話機から呼び出され
ると、業務プログラムにしたがって携帯電話機への表示
コマンドであるDISP,携帯電話機からの入力コマンドで
あるKEYIN,携帯電話機からセンターへの送信コマンド
であるSENDおよび携帯電話機のセンターからの受信コマ
ンドであるRECVの4種類のコマンドを適時に携帯電話機
に発行する。そして、これらのコマンドにより、センタ
ーと携帯電話機との間で管理のための通信を行ない、次
に端末機と携帯電話機との間で取引を行なうようにして
もよい。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0017】図1(A)は本発明の第1の実施例を示す
システム構成図を示す。この実施例は、利用者がセンタ
ーからダウンロードしたAP(Application Program)
にしたがって、携帯電話機1からATM2,自販機3,
ロッカー4との間で所望の取引を行なうものである。A
TM2と銀行センター6、自販機3と自販機センター
7、ロッカー4とロッカーセンター8は、それぞれ通信
回線で接続されている。携帯電話機1と各センター6,
7,8とは中継局5を経由して交信できる。携帯電話機
1およびATM2,自販機3,ロッカーー4のそれぞれ
は、ブルートゥース(Bluetooth、以下「BT」と記
す)を備えており、携帯電話機1とATM2等の間はB
Tを介して交信する。
【0018】BTとは、米インテル社他の5社によって
共同開発された短距離無線技術の開発コード名である。
世界各国で免許なしで使用できる2.45GHzを利用し、パ
ソコンとディジタル携帯電話機や小型携帯端末機などを
無線で結ぼうとするもので、赤外線に比べて指向性がな
いため、途中の障害物に邪魔されないという利点があ
る。
【0019】利用者がATM2を利用するときには、利
用者は携帯電話機1を操作して、ATM2への接続要求
を行ない、ATM2からの指示により中継局3経由で銀
行センター6に接続し、銀行センター6から必要なプロ
グラムをダウンロードして、その指示にしたがってAT
M2と取引を行なう。
【0020】図1に示したATM2,自販機3およびロ
ッカー4(以下、「端末機」と総称する)のそれぞれ
は、概念的であって、実際には複数台のATM,複数台
の自販機,複数台のロッカーを表している。図2は、A
TM2の実際の形態例を示し、銀行の店舗20内にn台
のATM21,22〜2nが設置されており、そのそれ
ぞれがBTを備えている。銀行店舗20には、BTを備
えたPHS19が設置されており、BTを介してATM
21,22〜2nと無線接続される。PHS19は、携
帯電話機1との間でもBTを介して無線接続される。ま
た、PHS19は銀行センター6と無線で接続される。
なお、PHS19は携帯電話機であってもよい。このよ
うな実際の形態は、自販機3およびロッカー4について
も同様である。
【0021】図1(B)は、利用者がATM2を利用す
るときの手順を示した図である。利用者がATM2を利
用するときは銀行店舗20に出向き、携帯電話機1から
ATM2に対する接続要求をする。この時には、利用者
はATM2の設置場所に到着していなくともBTの通信
可能距離(10〜100メートル)内に居ればよい。携
帯電話機1からATM2にCONNECT信号(図2(B)の
)が発せられ、ATM2からコマンドCAL,C1,DISP,A1
が返ってくる()。このコマンドは、自分はコードナ
ンバA1というATM(例えば図2のATM21)であ
り、コードナンバC1という銀行センター6を呼び出しな
さいということを物語っている。特定のATMの選択は
PHS19が行なう。そこで、利用者が銀行センター6
に対してCONNECT CENTERという信号を送信する()。
すると、銀行センター6から携帯電話機1にJAVA
(登録商標)言語で記述されたアプリケーションプログ
ラム(以下、「AP」と記す)がダウンロードされる
()。
【0022】このAPは、利用者がATM2と取引を行
なうのに必要な一切の手順を含む業務プログラムであっ
て、利用者はそのシーケンスにしたがい携帯電話機1の
操作をすればよい。操作の内容は、通常のATMのタッ
チパネル上で行なう操作と同様であり、その操作を携帯
電話機1の表示画面を見ながら行なう。先ず、銀行セン
ター6との間で暗証番号や口座番号の確認がされ、また
携帯電話機1の番号が銀行センター6へ通知される
(,)。次に、ATM2との間で取引種別毎に、氏
名,住所,金額等の入力と確認がされる(,)。必
要に応じて、ATM21と銀行センター6は情報をやり
取りすることであろう。現金の預入れや引出しの場合に
は、利用者とコードナンバA1のATM21との間で現実
の現金の授受がある。この時には、当然ながら利用者は
ATM21の設置場所に居なければならない。
【0023】このように、取引のシーケンスは携帯電話
機1にダウンロードされるAPに従うため、ATM2
は、現在使用されているATMより簡単ものにできる。
タッチパネルは不要であり、内蔵するプログラムも単純
化できるので、より安価になる。
【0024】取引が終了すれば、利用者はATM21お
よび銀行センター6との間で接続切断処理を行なう
(,丸10)。ダウンロードされていたAPは消去さ
れる。利用者が銀行センター6との間で行なった通信費
は銀行センター6が負担するケースと、携帯電話機1の
通話料にチャージされるケースがあろう。手数料も現状
どおり口座引落としとしてもよいし、携帯電話機1の通
話料にチャージしてもよかろう。したがって、利用者は
キャッシュカードを携帯する必要がない。
【0025】以上の説明は、自販機3やロッカー4を利
用する場合にも基本的には同様に適用することができ
る。ただし、これらの場合には、暗証番号や口座番号の
確認はなく、自販機センター7,ロッカーセンター8に
携帯電話機1の番号が通知される()だけである。A
Pのダウンロード()はされる。なお、自販機3およ
びロッカー4の実際の形態は、図2に示したATM2と
同様に、複数台が集合設置され、一つ一つに個別のコー
ドナンバが付与されている。
【0026】自販機3を利用する場合には、利用者は携
帯電話機1で所望の商品を選択して自販機3から取り出
すことができる。携帯電話機1からは商品の選択および
個数指定のための信号、自販機3からは取り出された商
品と個数指定のための信号が出力される(,)。代
金は携帯電話機1の通話料にチャージされ、自販機セン
ター7から電話会社への請求により決済される。したが
って、利用者は現金を持ち合わせる必要がない。自販機
3との間で現金の授受はないので、自販機3の構造は簡
単で小型なものにできる。
【0027】ロッカー4を利用する場合には、利用者は
所望のコードナンバのロッカーを選んで、携帯電話機1
の操作により開き、預け入れたい物品を収納後、携帯電
話機1の操作により施錠する()。機械的なキーは使
用しないので紛失の心配がない。ロッカー4からは、ロ
ッカー内蔵のCPUに記憶されている暗証番号を知らせ
てくる()。解錠は携帯電話機1から暗証番号を入力
することによって行なう。物品を預け入れた人と違う人
がその物品を取り出す場合(宅配等)には、暗証番号の
連絡が必要である。代金は携帯電話機1の通話料にチャ
ージされ、ロッカーセンター8から電話会社への請求に
より決済される。したがって、利用者は現金を持ち合わ
せる必要がない。ロッカー4との間で現金の授受はない
ので、ロッカー4の構造は簡単で小型なものにできる。
【0028】以上のように、利用者は携帯電話機1さえ
持っていれば、ATM2も自販機3もロッカー4も利用
でき、キャッシュカードや現金は持ち合わせている必要
がない。更に、現在、キャッシュカードを使用して受け
ることのできる、その他のサービスも携帯電話機1で代
用できる。携帯電話機1が広く普及した今日、通信手段
としてその携帯は普通のことになりつつあるので、AT
M2の利用をはじめとするこのような付加的なサービス
の享受による利益は大きい。
【0029】次に、本発明の第3の実施例を図3に示
す。図3(A)は第3の実施例の構成を示すが、この外
観は図1(A)と同一である。すなわち、ATM2−1
と銀行センター6、自販機3−1と自販機センター7、
ロッカー4−1とロッカーセンター8は、それぞれ通信
回線で接続されている。携帯電話機1−1と各センター
6,7,8とは中継局5を経由して交信できる。携帯電
話機1−1およびATM2−1,自販機3−1,ロッカ
ーー4−1のそれぞれは、BTを備えており、携帯電話
機1−1とATM2−1等の間はBTを介して交信す
る。
【0030】しかし、携帯電話機1−1およびATM2
−1,自販機3−1,ロッカー4−1の機能は、図1に
おける同名のものの機能と異なる。第3の実施例の特徴
は、図3(B)に示すように、ATM2−1,自販機3
−1,ロッカー4−1からの指示にしたがって、利用者
が携帯電話機1−1からATM2−1,自販機3−1,
ロッカー4−1との間で所望の取引を行なうことにあ
る。そのためのシーケンスを持つAPはATM2−1等
に組み込まれており、前述の実施例におけるようにセン
ターから携帯電話機1−1にダウンロードする必要がな
い。携帯電話機1−1が内蔵しているプログラムは、A
TM2−1等から指示されたとおりに動作をするだけの
ものである。
【0031】端末機側は、DISコマンド(DIS,DATA,FRO
M,ADR),KEYINコマンド(KEYIN,DATA,FROM,ADR),SEN
Dコマンド(SEND,DATA,FROM,ADR,TO,CTADR)およびRECV
コマンド(RECV,DATA,TOADR,FROM,CTADR)の4つのコマ
ンドを持っている。DISコマンドとは、ADR(端末機)か
らのデータどおりに表示しなさい、という内容のコマン
ドであり、携帯電話機1−1は、このコマンドを受ける
と、端末機から送られてくるデータに基づく表示画面を
携帯電話機1−1に表示する。KEYINコマンドとは、端
末機からのデータにしたがってキーインしなさい、とい
う内容のコマンドであり、携帯電話機1−1は、このコ
マンドを受けると、端末機から送られてくるデータに基
づく表示画面にしたがって、携帯電話機1−1からデー
タを入力する。SENDコマンドとは、端末機からのデータ
をセンターに送りなさい、という内容のコマンドであ
り、携帯電話機1−1は、このコマンドを受けると、端
末機からのデータをセンターに送る。RECVコマンドと
は、センターからのデータを受け端末機に送りなさい、
という内容のコマンドであり、携帯電話機1−1は、こ
のコマンドを受けると、センターからのデータを端末機
に送る。
【0032】このように、携帯電話機1−1は、端末機
に命じられたとおりに、実行するだけである。端末機
は、内蔵するプログラムに含まれるシーケンスにしたが
って、上述の4つのコマンドを使用して携帯電話機1−
1との間で取引を行なう。シーケンスの内容は、通常の
端末機との間で行なうもの、および第1の実施例で行な
うものと同一である。例えば、ATM2−1の場合であ
れば、先ず、DISコマンドで「いらっしゃいませ」等の
取引画面を表示し、KEYINコマンドで暗証番号,取引指
定,金額等を入力する。また、SENDコマンドを受ける
と、入力した内容(暗証番号等)を銀行センター6に送
り、RECVコマンドを受けると、銀行センター6からの応
答(暗証番号に対するOK)をATM2−1に送る。
【0033】次に、本発明の第4の実施例を図4に示
す。この実施例は、マンション等の集合住宅における個
別宅のガスメータ10,11,12の検針をPHS自動
検針端末機9を使用して自動的に行ない、中継局5経由
で管理センター13に送るものである。ガスメータ1
0,11,12およびPHS自動検針端末機9は、それ
ぞれBTを備えている。管理センター13から個別宅に
対する検針要求がPHS自動検針端末機9にくると、P
HS自動検針端末機9はBTを経由して個別宅のガスメ
ータ10,11,12から検針データを収集して、管理
センター13に送信する。この実施例によれば、PHS
自動検針端末機9と個別宅のガスメータ10,11,1
2との間は無線で結ばれるため、データ線を引く必要が
なくなる。なお、ガスメータではなく、電気メータや水
道メータであっても同様である。
【0034】次に、本発明の第5の実施例を図5に示
す。この実施例は、戸建住宅に設けられている電気メー
タ15,ガスメータ16および水道メータ17の検針を
PHS自動検針端末機14を使用して自動的に行ない、
中継局5経由で検針端末機18に送るものである。電気
メータ15,ガスメータ16,水道メータ17およびP
HS自動検針端末機14は、それぞれBTを備えてい
る。検針端末機18から個別宅に対する検針要求がPH
S自動検針端末機14にくると、PHS自動検針端末機
14はBTを経由して戸建住宅の電気メータ15,ガス
メータ16および水道メータ17から検針データを収集
して、検針端末機18に送信する。この実施例によれ
ば、PHS自動検針端末機14と戸建住宅の電気メータ
15,ガスメータ16および水道メータ17との間は無
線で結ばれるため、データ線を引く必要がなくなる。
【0035】
【発明の効果】本発明の第1の効果は、ATM,自販
機,ロッカー等を利用する場合に、これら端末機にBT
を備えることによって、BTを備えた携帯電話機さえあ
れば足りるようになるので、キャッシュカードや現金を
持ち合わせる必要がなくなるということである。
【0036】また、本発明の第2の効果は、ATM,自
販機,ロッカー,公共料金メータそれぞれにBTを備え
ることによって、各複数台の間を接続するための配線や
回線接続を単純化できるようになるということである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成および処理手順を
示す図
【図2】本発明の第2の実施例の構成を示す図
【図3】本発明の第3の実施例の構成およびコマンドを
示す図
【図4】本発明の第4の実施例の構成を示す図
【図5】本発明の第5の実施例の構成を示す図
【符号の説明】
1 携帯電話機 1−1 携帯電話機 2 ATM 2−1 ATM 3 自販機 3−1 自販機 4 ロッカー 4−1 ロッカー 5 中継局 6 銀行センター 7 自販機センター 8 ロッカーセンター 9 PHS自動検針端末機 10 ガスメータ 11 ガスメータ 12 ガスメータ 13 管理センター 14 PHS自動検針端末機 15 電気メータ 16 ガスメータ 17 水道メータ 18 検針端末機 19 PHS 20 銀行店舗 21 ATM 22 ATM 2n ATM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 432 G06F 17/60 432Z 506 506 G07F 7/02 G07F 7/02 Z H04Q 7/38 H04B 7/26 109H Fターム(参考) 3E044 AA01 AA09 CA10 DE01 5B049 AA01 AA02 AA06 BB11 BB46 CC09 CC36 FF04 GG02 GG03 GG06 GG09 5B055 BB03 EE02 EE03 EE13 5K067 AA21 BB04 BB21 BB27 DD27 DD51 EE02 EE03 EE10 EE12 HH23

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品の出し入れを伴う取引が行なわれ、
    かつブルートゥースを備えた端末機と、該端末機と通信
    回線で接続されて前記取引に伴う管理を行なうセンター
    と、装備するブルートゥースを介して前記端末機との間
    で前記取引のための操作を行なうとともに前記センター
    との間で前記管理のための通信を行なうための携帯電話
    機とで構成されることを特徴とする端末機取扱システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記取引のための操作および前記管理の
    ための通信に必要なプログラムは前記センターから前記
    携帯電話機にダウンロードされ、該携帯電話機はこのプ
    ログラムにしたがって操作されることを特徴とする請求
    項1に記載の端末機取扱システム。
  3. 【請求項3】 前記取引のための操作および前記管理の
    ための通信に必要なプログラムは前記端末機に内蔵され
    ており、前記携帯電話機は該プログラムに基づくコマン
    ドに応じて操作されることを特徴とする請求項1に記載
    の端末機取扱システム。
  4. 【請求項4】 物品の出し入れを伴う取引が行なわれ、
    かつブルートゥースを備えた端末機と、集合設置された
    前記端末機のそれぞれと無線接続されるブルートゥース
    を装備したPHSまたは携帯電話機を有し、該PHSま
    たは携帯電話機は前記取引に関して利用者の携帯電話機
    および前記端末機のセンターと通信できることを特徴と
    する端末機取扱システム。
  5. 【請求項5】 前記端末機は現金自動預け払い機である
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに
    記載の端末機取扱システム。
  6. 【請求項6】 前記端末機は物品の自動販売機であるこ
    とを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記
    載の端末機取扱システム。
  7. 【請求項7】 前記端末機は一時荷物預け入れ用のロッ
    カーであることを特徴とする請求項1ないし請求項4の
    いずれかに記載の端末機取扱システム。
  8. 【請求項8】 それぞれがブルートゥースを装備した複
    数の公共料金メータと、該公共料金メータのブルートゥ
    ースと無線接続されるブルートゥースを装備し前記各公
    共料金メータの検針データを収集する自動検針端末と、
    該自動検針端末に検針要求を行ない、前記収集結果を受
    け取るセンターとで構成されることを特徴とする自動検
    針システム。
  9. 【請求項9】 前記公共料金メータは集合住宅における
    個別宅の公共料金メータであることを特徴とする請求項
    8に記載の自動検針システム。
  10. 【請求項10】 前記公共料金メータは戸建住宅におけ
    る各種公共料金メータであることを特徴とする請求項8
    に記載の自動検針システム。
  11. 【請求項11】 それぞれがブルートゥースを備えた端
    末機と携帯電話機との間で物品の出し入れを伴う取引を
    行なうときの端末機取扱方法であって、 前記端末機が前記携帯電話機から呼び出されると自端末
    機のコードナンバ、および該端末機と通信回線で接続さ
    れて前記取引に伴う管理を行なうセンターのコードナン
    バを前記携帯電話機に通知する手順と、 該コードナンバのセンターは、前記携帯電話機から呼び
    出されると、前記取引に必要な業務プログラムを前記携
    帯電話機にダウンロードする手順と、 該ダウンロードされた業務プログラムにしたがって前記
    センターと前記携帯電話機との間で前記管理のための通
    信を行なう手順と、 前記ダウンロードされた業務プログラムにしたがって前
    記端末機と前記携帯電話機との間で前記取引を行なう手
    順とを有することを特徴とする端末機取扱方法。
  12. 【請求項12】 それぞれがブルートゥースを備えた端
    末機と携帯電話機との間で物品の出し入れを伴う取引を
    行なうときの端末機取扱方法であって、 前記端末機に前記取引に必要な業務プログラムを格納し
    ておく手順と、 前記端末機が前記業務プログラムから呼び出されると、
    前記業務プログラムにしたがって、前記携帯電話機への
    表示コマンドであるDISP,前記携帯電話機からの入力コ
    マンドであるKEYIN,前記携帯電話機から前記センター
    への送信コマンドであるSENDおよび前記携帯電話機の前
    記センターからの受信コマンドであるRECVの4種類のコ
    マンドを適時に前記携帯電話機に発行する手順と、 該各コマンドにより前記センターと前記携帯電話機との
    間で前記管理のための通信を行なう手順と、 前記各コマンドにより前記端末機と前記携帯電話機との
    間で前記取引を行なう手順とを有することを特徴とする
    端末機取扱方法。
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