JP2001331513A - 作業データ管理方法 - Google Patents

作業データ管理方法

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JP2001331513A
JP2001331513A JP2000147800A JP2000147800A JP2001331513A JP 2001331513 A JP2001331513 A JP 2001331513A JP 2000147800 A JP2000147800 A JP 2000147800A JP 2000147800 A JP2000147800 A JP 2000147800A JP 2001331513 A JP2001331513 A JP 2001331513A
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Yoshio Takashima
義夫 高島
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Soatec Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熟練者でなくとも、保守等の作業を容易に行
うことができるようにすること。 【解決手段】 作業者が施設108で機器の保守作業を
行う際に、作業要素毎に発声するインデックス用音声及
び作業者の作業状況を撮影した映像を、テレビカメラ1
09からインターネット107経由で、センタ101の
サーバ102に送信し、サーバ102で、インデックス
用音声からインデックを作成すると共に、該インデック
スに対応する作業要素の映像を関連付けして、磁気ディ
スク106に記憶する。作業者は、保守作業を行う前に
予め、磁気ディスク106に記憶された映像を見て作業
内容を確認する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠隔地に配設され
た機器の保守等の作業を行う際等に使用する作業データ
の管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、工場、オフィス等々の各種施
設において、製造装置、OA(OfficeAutomation)機器
等の種々の機器が使用されている。これらの機器の保守
や修理等の作業を行う場合、保守や修理等の作業を行う
作業者が、作業マニュアル、作業工具、交換用部品等を
携帯して、保守等の作業が必要な機器の設置場所へ出向
き、必要な作業を行うようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述の如くして保守等
の作業を行う場合、作業対象の機器や作業内容を熟知し
ていない作業者では、高品質な作業を行うことは困難で
ある。したがって、作業者には熟練が必要とされるが、
熟練した作業者を育てるには、多大な費用と時間が必要
となるため容易ではない。よって、熟練した作業員が作
業を行う場合には作業が高価になり又、保守等の作業が
必要とされる機器の数に比べて熟練した作業者が少ない
場合には、作業が必要とされる機器に対して、迅速な対
応が困難になるという問題があった。
【0004】本発明は、前記問題点に鑑み成されたもの
で、熟練者でなくとも、保守等の作業を容易に行うこと
ができるようにすることを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、作業現
場側で、撮影手段により、作業者が作業する複数の作業
要素を撮影した映像と前記各作業要素を表すインデック
ス用音声とを通信路を介して送信し、センタ側で、前記
通信路を介して前記映像とインデックス用音声とを受信
し、前記インデックス用音声からインデックスを作成
し、前記作業要素の映像に該作業要素のインデックスを
関連付けてサーバ手段に記憶するようにしたことを特徴
とする作業データ管理方法が提供される。作業現場側で
は、撮影手段により、作業者が作業する複数の作業要素
を撮影した映像と、前記各作業要素を表すインデックス
用音声とを通信路を介して送信する。センタ側では、前
記通信路を介して前記映像とインデックス用音声とを受
信し、前記インデックス用音声からインデックスを作成
し、前記作業要素の映像に該作業要素のインデックスを
関連付けてサーバ手段に記憶する。
【0006】ここで、所定の作業要素毎に区分されて前
記サーバ手段に記憶された作業マニュアルと、前記作業
現場で使用され通信路を介して前記サーバ手段に接続さ
れる端末装置とを備え、前記端末装置から作業者が使用
する作業要素の作業マニュアルの送信要求を行い、前記
サーバ手段から、前記要求のあった作業要素の作業マニ
ュアルを、前記通信路を介して、前記端末装置に送信す
るようにしてもよい。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態に使
用するシステム構成図である。図1において、センタ1
01側に配設されたサーバ手段としてのサーバ102
は、通信路としてのインターネット107を介して、セ
ンタ101から離れた場所に存在する工場やオフィス等
の施設108に配設された撮影手段としてのテレビカメ
ラ109及び端末装置としての携帯型コンピュータ11
0に接続されている。テレビカメラ109及び携帯型コ
ンピュータ110は、作業者が作業を行う際に、作業現
場である施設108に持参して使用するものである。
【0008】サーバ101は演算処理機能や通信機能等
を有するもので周知のハードウェア構成のコンピュータ
によって構成されており、表示手段としての表示装置や
音声出力手段としてのスピーカによって構成される出力
装置103、キーボード、マウスあるいはマイク等によ
って構成される入力手段としての入力装置104、中央
処理装置(CPU)等によって構成されるサーバ本体1
05、サーバ本体105を動作させるためのソフトウェ
アプログラムや、後述する映像データやインデックスデ
ータ等の各種データを記憶する記憶手段としての磁気デ
ィスク106を備えている。
【0009】テレビカメラ109は、映像を撮影する撮
像部と、音声入力するマイクによって構成された音声入
力部とを備えた周知のテレビカメラで、撮影した映像及
び入力された音声を、インターネット107を介してサ
ーバ102に送信する。即ち、テレビカメラ109は、
作業を撮影した映像を送信する映像送信手段としての機
能と、入力された音声を送信する音声送信手段としての
機能を有している。尚、作業の細部を撮影可能にするた
めには、テレビカメラ109は作業者の頭部に取り付け
るようにすることが好ましい。この場合、他のテレビカ
メラも使用して、該他のテレビカメラを、作業者の動き
や作業内容の全体像を撮影可能な位置に固定し、該テレ
ビカメラからも映像データをサーバ102に送信するよ
うに構成してもよい。
【0010】携帯型コンピュータ110は演算処理機能
や通信機能等を有するもので、周知のハードウェア構成
のノート型パーソナルコンピュータによって構成されて
おり、表示手段としての表示装置や音声出力手段として
のスピーカによって構成される出力装置111、キーボ
ード、マウスあるいはマイク等によって構成される入力
手段としての入力装置112、中央処理装置(CPU)
等によって構成されるコンピュータ本体113、コンピ
ュータ本体113を動作させるためのソフトウェアプロ
グラムや、後述する映像データや作業マニュアル等の各
種データを記憶する記憶手段としての磁気ディスク11
4を備えている。
【0011】図2はコンピュータ110の処理を示すフ
ローチャートであり、前記処理は、磁気ディスク114
に記憶されたソフトウェアプログラムをコンピュータ本
体113によって実行することにより行われる。図3及
び図4はサーバ102の処理を示すフローチャートであ
り、前記処理は、磁気ディスク106に記憶されたソフ
トウェアプログラムをサーバ本体105によって実行す
ることにより行われる。図5は、テレビカメラ109か
ら、インターネット107を介してサーバ102に送信
される映像データ及び音声データを示す図である。ま
た、図6は、磁気ディスク106に記憶される作業要素
の映像データと、各作業要素のインデックスとの関係を
示すテーブルである。
【0012】以下、図1乃至図6を用いて、本発明の実
施の形態について、施設108(例えば、工場)で使用
される製造用機器の保守を行う場合を例にあげて説明す
る。先ず、図1〜図3及び図5を用いて、本実施の形態
の概要について説明し、テレビカメラ109から送信さ
れる作業の映像及び該作業要素のインデックス用音声を
センタ101のサーバ102に記憶する際の詳細な処理
については後述することにする。先ず、作業予定者及び
管理者は現場での作業に先立ち、センタ101におい
て、サーバ102の出力装置103に、保守作業を行う
機器の映像マニュアルを表示させて閲覧する。前記映像
マニュアルは、各種機器に対する保守あるいは修理等の
各種作業方法や各種機器の過去の作業内容を映像で記録
し、マニュアル化したものである。
【0013】所望の映像マニュアルを表示させるには、
サーバ102の入力装置104を操作することによって
磁気ディスク106に記憶されている前記映像マニュア
ルを検索し、保守作業を行う機器の過去の作業結果を、
「機器別作業履歴一覧」及び「機器別作業映像ファイ
ル」から選択して表示装置103に表示させて閲覧す
る。「機器別作業履歴一覧」は、機器別に過去の作業履
歴を一覧表にしたデータであり、当該機器の作業履歴を
知ることができる。また、「機器別作業映像ファイル」
は機器別に作業内容を映像化した映像データであり、当
該機記の作業内容を映像で視覚的に把握することができ
る。
【0014】必要に応じて、「機種別作業映像ファイ
ル」より、他得意先の同一機種、または、類似機種の映
像ファイルを参照する。「機種別作業映像ファイル」
は、機種別に作業内容を映像化した映像データであり、
作業を行おうとする機器の「機器別作業映像ファイル」
が存在しない場合に、他の同一機種や類似機種の映像デ
ータを見て参考にするものである。次に、管理者は、こ
れらの情報に基づき作業計画を決定する。例えば、前記
作業計画として、作業内容、作業者(必要な場合、熟練
作業者が同行する。)、所持する作業用道具や設備ある
いは部品、作業日程、所要時間を決定する。以上のよう
にして作業計画が決定した後、前記の如くして決定され
た作業者は、作業に必要な機器や部品等を携帯して、作
業現場である施設108に出向く。
【0015】施設108に到着した作業者は、作業開始
の準備を行う。即ち、施設108に到着後、作業者はテ
レビカメラ109及びコンピュータ110をインターネ
ット107を介してセンタ101のサーバ102に接続
し、所定位置への配設、調整をセンタ101との間で行
う。準備完了後、作業者はコンピュータ110の入力装
置112のマイクから作業開始を宣言する。前記作業開
始を宣言する音声は、インターネット107を介してサ
ーバ102に送信され、サーバ102の出力装置103
から音声出力される。尚、テレビカメラ109は、作業
の細部を撮影可能なように、作業者の頭部に取付けて使
用し、インターネット107を介してサーバ102に、
撮影した映像及び入力された音声を送信する。
【0016】次に、作業者はコンピュータ110のマイ
クから作業手順を音声で伝える。前記音声は、インター
ネット107を介してサーバ102に送信され、サーバ
102の出力装置103から音声出力される。この時点
で、センタ101側の熟練作業者は、前記作業手順が前
記作業計画又は自分の考えと違う場合は、インターネッ
ト107を介して、サーバ102とコンピュータ110
の間で、現場の作業者と映像及び音声を用いて意思の伝
達を行い、作業手順を指示する。
【0017】作業者は、前記の如くして作業手順が確定
した時点で、コンピュータ110の入力装置112を操
作して、作業に必要なマニュアルのダウンロードを要求
するためのマニュアル要求信号を送信する(図2のステ
ップS201)。サーバ102の磁気ディスク106に
は、作業マニュアルが所定の作業要素毎に区分されて記
憶されており、前記マニュアル要求信号は磁気ディスク
106に記憶されたマニュアルのうち、作業に必要な部
分を特定して要求する信号であり、インターネット10
7を介して、サーバ102に送信される。
【0018】サーバ102は、前記マニュアル要求信号
を受信して、磁気ディスク106に記憶されたマニュア
ルのうち、前記マニュアル要求信号に対応する部分のマ
ニュアルを送信する(図3のステップS301)。コン
ピュータ110は、前記マニュアルを受信して、出力装
置111の表示装置に表示する(ステップS202)。
これにより、作業者は、コンピュータ110を利用し
て、作業に必要なマニュアルを参照することができる。
【0019】また、作業者は、作業中、必要に応じて、
センタ101のサーバ102に保存された映像データの
ダウンロードを要求するための映像要求信号を送信する
(ステップS203)。サーバ102の磁気ディスク1
06には、映像データが所定の作業要素毎に区分されて
記憶されており、前記映像要求信号は磁気ディスク10
6に記憶された映像データのうち必要な部分を特定して
要求する信号であり、インターネット107を介して、
サーバ102に送信される。
【0020】サーバ102は、前記映像要求信号を受信
して、磁気ディスク106に記憶された映像データのう
ち、映像要求信号に対応する部分の映像を送信する(ス
テップS302)。コンピュータ110は、前記映像を
受信して、出力装置111の表示装置に表示する(ステ
ップS204)。これにより、作業者は、コンピュータ
110を利用して、作業に必要な映像を参照することが
できる。また、作業者は、作業中、質問事項が発生した
場合、入力装置112の所定のボタンを押して、指示要
求信号を送信する(ステップS205)。前記指示要求
信号は、センタ101の熟練作業者に作業の指示を仰ぐ
ための信号であり、インターネット107を介して、サ
ーバ102に送信される。
【0021】サーバ102は、前記指示要求信号を受信
して、出力装置103の表示装置を赤く点滅させて(ス
テップS303)、現場の作業者が指示待ちであること
を報知する。これにより、センタ101側の熟練作業者
は、作業現場が指示待ちであること事が判るので直ちに
対応する。即ち、センタ101の熟練作業者は、サーバ
102の入力装置104から映像及び音声により、イン
ターネット107及びコンピュータ110を介して現場
の作業者と交信し、該作業者に指示を伝える。
【0022】トラブルの発生時や作業ミスにより予期せ
ぬ事態が起こった場合も、作業者は前記同様にして、速
やかに前記所定のボタンを押して指示要求信号を送信
し、センタ101の指示を仰ぐ。尚、緊急な場合や重大
な事故等の場合は、センタ101側の熟練作業者は、上
席の責任者から対応手段につき指示を受ける。また、必
要に応じて、センタ101のサーバ102内の映像デー
タを再生し、当該作業を遡って見直す。以上のようにし
て、作業者は、作業開始前の準備や作業中に発生した異
常に対処する。
【0023】次に、作業者が作業を行う場合の処理を概
略説明する。作業者は、各作業要素の作業に着手する前
に、音声で「××作業開始」と着手する作業要素名を宣
言する。ここで、保守や修理等の作業は、作業対象機器
の開蓋作業、回路基板交換作業等、一連の作業によって
構成されるものであり、予め所定単位の作業を作業要素
と規定する。前記音声で宣言された作業要素名は、後
に、映像にインデックスを付けるのに使用するインデッ
クス用音声であり、インデックスの作成が容易に行える
ように、宣言する作業要素の名称が予め統一して定めら
れている。作業者は、各作業要素の終了時に「××作業
終了」と音声で宣言し、作業要素名××の作業が終了し
たことを宣言する。以後、上記処理を繰り返す。作業者
は、必要な一連の作業要素の作業が全て完了すると、最
後の作業要素終了時に音声で、「○○作業終了」と宣言
すると共に「本日の作業終了」と宣言して、作業終了宣
言を行う。
【0024】これにより、テレビカメラ109からは、
図5に示すような映像データ及び音声データが、インタ
ーネット107を介してサーバ102に送信される。即
ち、作業がn個の作業要素によって構成されている場
合、先ず、作業開始する旨の音声データが送信される。
次に、1番目の作業要素(作業要素1)を開始する旨の
音声データ、1番目の作業要素の映像データ、1番目の
作業要素を終了する旨の音声データが送信される。以下
同様にして、n番目の作業要素(作業要素n)を開始す
る旨の音声データ、n番目の作業要素の映像データ、n
番目の作業要素を終了する旨の音声データが送信され、
最後に、全ての作業要素を終了したことを表す作業終了
宣言が音声データで送信される。
【0025】尚、作業要素1〜nには、各々、特定の名
称が予め定められており、作業者は当該作業要素名を宣
言する。各音声データは、サーバ102でインデックス
を作成する元になるデータ、即ち、インデックス用音声
である。最後に、作業者は、テレビカメラ109及びコ
ンピュータ110とサーバ102との接続を終了させ、
コンピュータ110にダウンロードしたマニュアル等は
全て消去する(ステップS206)。これにより、コン
ピュータ111等を作業現場に置き忘れたり、あるいは
盗難等による機密データの流出を防止することができ
る。
【0026】次に、上記作業過程において、テレビカメ
ラ109から送信される作業要素の映像及び音声をセン
タ101のサーバ102に記憶する際の処理について、
図4に沿って詳細に説明する。先ず、センタ101のオ
ペレータは、サーバ102が作業現場の作業者から前記
作業開始宣言を受信すると(図4のステップS40
1)、サーバ102の入力装置104を操作して、機種
名、客先名、作業箇所、作業内容、作業日時、作業担当
者名から成る主インデックスを入力し、磁気ディスク1
06に記憶する(ステップS402)。
【0027】次にサーバ102は、インターネット10
7を介してテレビカメラ109から、図5に示すよう
に、作業を撮影した映像および作業要素を表すインデッ
クス用音声信号を受信し、該インデックス用音声信号か
らインデックスを作成する(ステップS403)。例え
ば、作業要素1についていえば、音声インデックス「作
業要素1」から作業要素1のインデックスを作成し、音
声インデックス「作業要素1開始」及び「作業要素1終
了」に基づいて、作業要素1の映像の場所を示すインデ
ックスが作成される。尚、作業要素1の映像の場所を示
すインデックスを各作業要素開始のインデックス用音声
のみから作成することも可能であり、この場合には各作
業要素終了の音声インデックスは不要である。前記の如
くしてインデックスを作成する場合に、サーバ102
は、現場作業者のインデックス用音声を用いて音声認識
により、予め設定された作業要素のインデックスに当て
はめるように処理する。音声を認識できない場合、認識
不能である旨の表示データをサーバ102からコンピュ
ータ110に送信して、出力装置111の表示装置に認
識不能である旨を表示させて、作業者に復唱させる、あ
るいはセンタ101の熟練作業者が判断して、入力装置
104から直接サーバ102に該作業要素のインデック
スを入力する。尚、認識不能である旨の通知は、サーバ
102から、認識不能である旨の音声データをコンピュ
ータ110に送信し、コンピュータ110の出力装置1
11のスピーカから音声で行うようにしてもよい。
【0028】次に、図6に示すように、受信した作業映
像のうち、作成した前記インデックスに対応する部分の
作業要素の映像に、該インデックスを対応付けして、作
業要素の映像及び該映像に対応するインデックスを磁気
ディスク106に記憶する(ステップS404)。この
ようにして、センタ101のサーバ102は、施設10
8より送られてくる作業要素の映像に、対応するインデ
ックスを付けながら順次保存する。以後、前記作業終了
宣言を受信するまで上記処理を繰り返す(ステップS4
03〜S405)。前記作業終了宣言を受信すると(ス
テップS405)、一連の作業全ての終了を表す作業終
了インデックスを磁気ディスク106に記憶して(ステ
ップS406)、処理を終了する。
【0029】以上の処理を行うことにより、磁気ディス
ク106には、複数の作業要素の映像データを含むファ
イルには、図6のようなインデックスが付される。即
ち、機種名、客先名、作業箇所、作業内容、作業日時お
よび作業担当者名から成る主インデックス、インデック
ス用音声に基づいて作成した各作業要素のインデックス
(図6においては、各インデックスの名称として作業要
素1〜作業要素nと標記している。)、ファイルにおけ
る各作業要素映像データの格納場所を示す対応テーブル
が作成される。このように、インデックス用音声からイ
ンデックスを作成し、作業要素毎の映像に前記インデッ
クスを対応させてサーバ102に記憶することにより、
前記各インデックスを用いて検索すれば、必要な映像を
サーバ102の表示装置に容易に表示させることが可能
になる。
【0030】作業完了後事後的に、作業を行った機器に
トラブルが起こった場合、センタ101の熟練作業者及
び責任者は、その作業が適切であったかどうかを、当該
作業の映像データを参照しながら検討し、マニュアルを
改訂すると共に熟練作業者間で知識を共有化する。尚、
トラブルの報告者は書面による報告に映像データを編集
したものを組み込むことにより、トラブルの内容、対処
の仕方等をより判りやすく報告することが可能になる。
作業手順、作業内容の変更等に伴うマニュアルの改訂、
新機種対応に伴うマニュアルの追加は、必要に応じ、セ
ンタ101側サーバ102の磁気ディスク106に記憶
されたプログラムやデータの変更、追加により行う。
【0031】その際、最初の作成日、改訂日を履歴とし
てマニュアルの文章の最後尾に付属して表示させると共
に前記履歴と映像データをリンクさせておくことによっ
て、必要に応じて前記履歴の表示をクリックすることに
より、改訂された内容の映像等が見れるようにしてもよ
い。これによって、最新のマニュアルに改訂された履歴
を知ることができ又、現行の作業について、より深く理
解することが可能になる。また、作業者教育のためのテ
キストは、センタ101のサーバ102に蓄積された映
像データを編集し、教育用マニュアルに編成して利用す
ることができる。また、機種別の作業手順の違いや同一
作業要素の機種別作業内容の違い等インデックスを付け
た映像データの蓄積を利用して教材を作るようにしても
よい。
【0032】以上述べたように、本実施の形態に係る作
業データ管理方法は、施設108側で、テレビカメラ1
09により、作業者が作業する複数の作業要素を撮影し
た映像と前記各作業要素を表すインデックス用音声とを
インターネット107を介して送信し、センタ101側
で、インターネット107を介して前記映像とインデッ
クス用音声とを受信し、前記インデックス用音声からイ
ンデックスを作成し、前記作業要素の映像に該作業要素
のインデックスを関連付けてサーバ102に記憶するよ
うにしたことを特徴としている。ここで、所定の作業要
素毎に区分されてサーバ102に記憶された作業マニュ
アルと、前記作業現場で使用されインターネット107
を介してサーバ102に接続されるコンピュータ110
とを備え、コンピュータ110から作業者が使用する作
業要素の作業マニュアルの送信要求を行い、サーバ10
2から、前記要求のあった作業要素の作業マニュアル
を、インターネット107を介して、コンピュータ11
0に送信するようにしたことを特徴としている。
【0033】したがって、サーバ102に記憶した映像
データには、主インデックスが付され又、作業要素毎の
映像に対応するインデックスが付されているため、過去
の作業状況の映像を利用しやすくすることが可能にな
り、作業映像を参照することにより、熟練者でなくと
も、保守等の作業を容易に行うことが可能になる。ま
た、前記映像データを利用して従業者教育用のマニュア
ルを作成し、これにより作業者の教育を行うことによ
り、高度な教育や訓練を短期間で行うことが可能になり
又、作業者の教育や訓練を効率的に行うことが可能にな
る。さらに、作業者が保守等の作業結果を報告するため
に作成する作業結果報告書に、前記映像データを盛り込
むことにより、作業者の勘違いや記載ミスによる作業結
果報告書の作成ミスをチェックすることが可能になり、
管理者等は、正確な作業結果を把握することが可能にな
る。さらにまた、従来は電話等での音声による現場から
の情報であったが、作業現場からセンタに映像データを
送ることにより作業の内容がセンタ101等の離れた場
所でも、作業現場と同程度に認識することが可能にな
る。よって、センタ101に熟練者を配置しておけば、
作業現場にはあまり熟練していない作業者を派遣し、必
要に応じて、センタ101の熟練者が作業者に遠隔指示
を行い、これにより、熟練者を現場に派遣しなくとも、
高い作業品質を実現することが可能になる。
【0034】また、本実施の形態に係る作業データ管理
システムは、施設108側に配設され、作業者が作業す
る複数の作業要素を撮影した映像と前記各作業要素を表
すインデックス用音声とをインターネット107を介し
て送信するテレビカメラ109と、センタ101側に配
設され、インターネット107を介して前記映像とイン
デックス用音声とを受信し、前記インデックス用音声か
らインデックスを作成し、前記作業要素の映像に該作業
要素のインデックスを関連付けて記憶するサーバ102
とを備えて成ることを特徴としている。ここで、所定の
作業要素毎に区分されてサーバ102に記憶された作業
マニュアルと、作業現場で使用されインターネット10
7を介してサーバ102に接続されるコンピュータ11
0とを備え、コンピュータ110から作業者が使用する
作業要素の作業マニュアルの送信要求を行い、サーバ1
02から、前記要求のあった作業要素の作業マニュアル
を、インターネット107を介して、コンピュータ11
0に送信するようにしたことを特徴としている。
【0035】したがって、前記同様に、サーバ102に
記憶した映像データには、主インデックスが付され又、
作業要素毎の映像に対応するインデックスが付されてい
るため、過去の作業状況の映像を利用しやすくすること
が可能になり、作業映像を参照することにより、熟練者
でなくとも、保守等の作業を容易に行うことが可能にな
る等の効果を奏する。また、作業現場からセンタに映像
データを送ることにより作業の内容がセンタ101等の
離れた場所でも、作業現場と同程度に認識することが可
能になるため、程度の高い熟練者を現場に派遣しなくと
も、高い作業品質を実現することが可能になる。
【0036】さらに、本実施の形態に係る作業マニュア
ル送信方法は、所定の作業要素毎に区分けされた作業マ
ニュアルを記憶したサーバ102と、作業現場で使用さ
れ、インターネット107を介してサーバ102に接続
されるコンピュータ110とを備え、コンピュータ11
0から作業者が使用する作業要素の作業マニュアルの送
信要求を行い、サーバ102から、前記要求のあった作
業要素の作業マニュアルを、インターネット107を介
して、コンピュータ110に送信するようにしたことを
特徴としている。ここで、サーバ102には前記作業マ
ニュアルの作業要素毎に関連付けられた作業要素映像デ
ータが記憶され、コンピュータ110で受信した作業マ
ニュアルとともに表示される作業要素映像データ用イン
デックスを選択して、インターネット107を介してサ
ーバ102に該作業要素映像データを要求し、サーバ1
02からインターネット107を介してコンピュータ1
10に、該作業要素映像データを送信するようにしたこ
とを特徴としている。したがって、作業者は、コンピュ
ータ110にダウンロードされたマニュアルを参照する
ことにより容易に作業を行うことが可能になるため、高
い作業品質を実現することが可能になり又、紙製の厚い
マニュアルを現場まで持参する必要が無くなる。
【0037】また、作業者がコンピュータ110の入力
装置112の特定キーを操作することにより、センタ1
01側のサーバ102の表示装置が赤く点滅又は音を発
し、センタ101の熟練作業者に指示待ちであることを
告げるようにすることにより、複数の現場をサーバ10
2の表示装置で監視している熟練作業者が迅速に対応す
ることが可能になる。
【0038】尚、テレビカメラは複数台設置し、そのう
ち最低1台は固定式として、作業者及び作業対象機器が
常に見えるようにするようにしてもよい。また、この場
合、最低1台は作業者の頭部等体に密着して配設し、作
業者の目線と略同じように作業対象の細部(パネル、ス
イッチ等)がよく見えるようにするしてもよい。また、
テレビカメラは、センタ101のサーバ102からイン
ターネット107経由による制御操作で、撮影方向やピ
ントを変えることができるように構成してもよい。これ
により、センタ101側で、現場の作業状況を正確に把
握することが可能になる。さらに、前記映像は、時間的
に連続した映像であってもよく又、所定時間おきの映像
(いわゆるコマ送り映像)であってもよい。
【0039】また、本実施の形態においては、映像及び
インデックス用音声をテレビカメラ109で受信し、イ
ンターネット107に送信するようにしたが、映像をテ
レビカメラ109から送信すると共に、これに同期して
コンピュータ110からインデックス用音声を送信する
ようにしてもよい。この場合、テレビカメラ109及び
コンピュータ110が撮影手段を構成することになる。
また、本実施の形態においては、機器に対する作業の例
として、主に保守の例で説明したが、修理等、他の作業
についても適用することが可能である。また、通信路と
してのインターネット107の例で説明したが、固定電
話回線、携帯電話回線、専用回線等、他の通信路を利用
してもよい。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、作業映像を参照するこ
とにより、熟練者でなくとも、保守等の作業を容易に行
うことが可能になる。また、高度な教育を短期間で行う
ことが可能になり、作業者の教育を効率的に行うことが
可能である。さらに、作業結果報告書に前記映像を盛り
込むようにすれば、正確な作業結果を把握することが可
能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に使用するハードウェア
システム構成図である。
【図2】 本発明の実施の形態に係る処理を示すフロー
チャートである。
【図3】 本発明の実施の形態に係る処理を示すフロー
チャートである。
【図4】 本発明の実施の形態に係る処理を示すフロー
チャートである。
【図5】 本発明の実施の形態に係るデータの形態を説
明するための図である。
【図6】 本発明の実施の形態における映像データと作
業要素インデックスとの関係を示す図である。
【符号の説明】
101・・・センタ 102・・・サーバ手段としてのサーバ 103、111・・・出力手段としての出力装置 104、112・・・入力手段としての入力装置 105・・・サーバ本体 106、114・・・記憶手段としての磁気ディスク 107・・・通信路としてのインターネット 108・・・作業現場としての施設 109・・・撮影手段としてのテレビカメラ 110・・・端末装置としての携帯型コンピュータ 113・・・コンピュータ本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 502 G06F 17/60 502 Fターム(参考) 5B049 AA01 AA02 BB07 CC00 CC02 CC21 DD00 DD03 DD05 EE05 EE07 FF03 FF04 FF09 GG02 GG03 GG04 GG06 GG07 5B075 KK07 KK34 KK39 ND06 ND23 NK02 NK24 PP07 PP12 PP22 PQ02 UU40

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業現場側で、撮影手段により、作業者
    が作業する複数の作業要素を撮影した映像と前記各作業
    要素を表すインデックス用音声とを通信路を介して送信
    し、センタ側で、前記通信路を介して前記映像とインデ
    ックス用音声とを受信し、前記インデックス用音声から
    インデックスを作成し、前記作業要素の映像に該作業要
    素のインデックスを関連付けてサーバ手段に記憶するよ
    うにしたことを特徴とする作業データ管理方法。
  2. 【請求項2】 所定の作業要素毎に区分されて前記サー
    バ手段に記憶された作業マニュアルと、前記作業現場で
    使用され通信路を介して前記サーバ手段に接続される端
    末装置とを備え、前記端末装置から作業者が使用する作
    業要素の作業マニュアルの送信要求を行い、前記サーバ
    手段から、前記要求のあった作業要素の作業マニュアル
    を、前記通信路を介して、前記端末装置に送信すること
    を特徴とする請求項1記載の作業データ管理方法。
JP2000147800A 2000-05-19 2000-05-19 作業データ管理方法 Pending JP2001331513A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105972776A (zh) * 2013-12-27 2016-09-28 广东美的制冷设备有限公司 空调无线控制器、空调器及其售后服务提供系统
JP2018147156A (ja) * 2017-03-03 2018-09-20 株式会社日立ビルシステム 保全作業支援装置及び保全作業支援方法

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