JP2001330387A - 複式熱交換器 - Google Patents

複式熱交換器

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JP2001330387A
JP2001330387A JP2001067002A JP2001067002A JP2001330387A JP 2001330387 A JP2001330387 A JP 2001330387A JP 2001067002 A JP2001067002 A JP 2001067002A JP 2001067002 A JP2001067002 A JP 2001067002A JP 2001330387 A JP2001330387 A JP 2001330387A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複式熱交換器において、製造原価上昇を抑制
しつつ、各コア部ごとの必要性能を簡単に調整する。 【解決手段】 熱交換部320内に諸元が相違する一体
フィン300を適宜の混在させる。これにより、他種類
の諸元が相違する一体フィン300をを準備することな
く、簡単に必要性能を調整することができるので、複式
熱交換器の製造原価上昇を抑制しつつ、各コア部ごとの
必要性能を簡単に調整することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2個以上の熱交換
コアを有する複式熱交換器に関するもので、車両用エン
ジンの冷却水を冷却するラジエータと、車両用冷凍サイ
クル用のコンデンサとが一体となった車両用の複式熱交
換器に適用して有効である。
【0002】
【従来の技術】複式熱交換器として、例えば特開平10
−253276号公報に記載の発明では、ラジエータコ
ア部のフィンとコンデンサコア部のフィンとを一体化し
てラジエータとコンデンサとを一体化し、かつ、ラジエ
ータ側フィンのルーバの諸元とコンデンサ側フィンのル
ーバの諸元とを相違させることにより、ラジエータで必
要のする熱交換能力(以下、ラジエータの必要能力と呼
ぶ。)とコンデンサで必要のする熱交換能力(以下、コ
ンデンサの必要能力と呼ぶ。)とを調整(設定)してい
る。
【0003】なお、ルーバとは、周知のごとく、フィン
の一部を鎧窓状に切り起こしてフィン周りを流通する空
気を転向させて空気の流れを乱すものを言い、ルーバの
諸元とは、ルーバの切り起こし角度、切れ長さ、枚数及
びルーバの幅寸法等を言うものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公報に記
載の発明では、ルーバの諸元により必要能力を調整して
いるので、必要能力毎にルーバの諸元が相違するフィン
を製造(準備)する必要がある。
【0005】このため、ローラ成形装置の成形ローラや
プレス成形装置の金型等の成形用治具を必要能力毎に変
更する必要があるので、フィン(複式熱交換器)の製造
原価上昇を招いてしまう。
【0006】本発明は、上記点に鑑み、複数個のコア部
を有し、かつ、各コア部のフィンを一体化(共通化)し
た複式熱交換器において、製造原価上昇を抑制しつつ、
各コア部ごとの必要性能を簡単に調整することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、請求項1に記載の発明では、第1流体が
流通する第1チューブ(111)を有し、第1流体と空
気との間で熱交換を行う第1コア部(110)、及び第
2流体が流通する第2チューブ(211)を有し、第2
流体と空気との間で熱交換を行う第2コア部(210)
からなる熱交換部(320)と、第1、2チューブ(1
11、211)の外表面に接合されて熱交換を促進する
とともに、第1、2チューブ(111、211)間を渡
すように配設されたフィン(300)とを備え、フィン
(300)の諸元は、熱交換部(320)の部位によっ
て相違していることを特徴とする。
【0008】これにより、他種類の諸元が相違するフィ
ン(300)を準備することなく、簡単に必要性能を調
整することができる。したがって、複式熱交換器の製造
原価上昇を抑制しつつ、各コア部ごとの必要性能を簡単
に調整することができる。
【0009】請求項2に記載の発明では、第1流体が流
通する第1チューブ(111)を有し、第1流体と空気
との間で熱交換を行う第1コア部(110)、及び第2
流体が流通する第2チューブ(211)を有し、第2流
体と空気との間で熱交換を行う第2コア部(210)か
らなる熱交換部(320)と、第1、2チューブ(11
1、211)の外表面に接合されて熱交換を促進すると
ともに、第1、2チューブ(111、211)間を渡す
ように配設された波状のフィン(300)とを備え、フ
ィン(300)のピッチ寸法は、熱交換部(320)の
部位によって相違していることを特徴とする。
【0010】これにより、他種類の諸元が相違するフィ
ン(300)を準備することなく、簡単に必要性能を調
整することができる。したがって、複式熱交換器の製造
原価上昇を抑制しつつ、各コア部ごとの必要性能を簡単
に調整することができる。
【0011】請求項3に記載の発明では、第1流体が流
通する第1チューブ(111)を有し、第1流体と空気
との間で熱交換を行う第1コア部(110)、及び第2
流体が流通する第2チューブ(211)を有し、第2流
体と空気との間で熱交換を行う第2コア部(210)か
らなる熱交換部(320)と、第1、2チューブ(11
1、211)の外表面に接合されて熱交換を促進すると
ともに、第1、2チューブ(111、211)間を渡す
ように配設されたフィン(300)とを備え、フィン
(300)には、フィン(300)周りを流通する空気
を転向させる鎧窓状のルーバ(112d、212d)が
形成されており、さらに、ルーバ(112d、212
d)の諸元は、熱交換部(320)の部位によって相違
していることを特徴とする。
【0012】これにより、他種類の諸元が相違するフィ
ン(300)を準備することなく、簡単に必要性能を調
整することができる。したがって、複式熱交換器の製造
原価上昇を抑制しつつ、各コア部ごとの必要性能を簡単
に調整することができる。
【0013】なお、フィン(300)は、請求項4に記
載の発明のごとく、回転しながら板材を連続的に所定形
状に成形していくローラ成形装置により成形してもよ
い。
【0014】請求項5に記載の発明では、第1流体が流
通する第1チューブ(111)を有して第1流体と空気
との間で熱交換を行う第1コア部(110)、第2流体
が流通する第2チューブ(211)を有して第2流体と
空気との間で熱交換を行う第2コア部(210)、及び
第3流体が流通する第3チューブ(511)を有して第
3流体と空気との間で熱交換を行う第3コア部(51
0)を備え、第2コア部(210)と第3コア部(51
0)とは空気流れに対して並列に配設され、さらに、第
1コア部(110)は第2コア部(210)及び3コア
部(510)に対して空気流れに直列に配設された熱交
換部(320)と、第1〜3チューブ(111、21
1、511)の外表面に接合されて熱交換を促進すると
ともに、第1、2チューブ(111、211)間及び第
1、3チューブ(111、511)間を渡すように配設
されたフィン(300)とを備え、フィン(300)の
諸元は、熱交換部(320)の部位によって相違してい
ることを特徴とする。
【0015】これにより、他種類の諸元が相違するフィ
ン(300)を準備することなく、簡単に必要性能を調
整することができる。したがって、複式熱交換器の製造
原価上昇を抑制しつつ、各コア部ごとの必要性能を簡単
に調整することができる。
【0016】請求項6に記載の発明では、第1流体が流
通する第1チューブ(111)、及びこの第1チューブ
(111)の外表面に接合された第1フィン(112)
を有し、第1流体と空気との間で熱交換を行う第1コア
部(110)と、空気の流通方向において第1チューブ
(111)と所定間隔を有して直列に配設された第2流
体が流通する第2チューブ(211)、及びこの第2チ
ューブ(211)の外表面に接合され、第1フィン(1
12)と一体化された第2フィン(212)を有し、第
2流体と空気との間で熱交換を行う第2コア部(21
0)と備え、第1フィン(112)の諸元は、第1コア
(110)の部位によって相違していることを特徴とす
る。
【0017】これにより、他種類の諸元が相違するフィ
ンを準備することなく、簡単に必要性能を調整すること
ができる。したがって、複式熱交換器の製造原価上昇を
抑制しつつ、各コア部ごとの必要性能を簡単に調整する
ことができる。
【0018】請求項7に記載の発明では、第1流体が流
通する第1チューブ(111)、及びこの第1チューブ
(111)の外表面に接合された第1フィン(112)
を有し、第1流体と空気との間で熱交換を行う第1コア
部(110)と、空気の流通方向において第1チューブ
(111)と所定間隔を有して直列に配設された第2流
体が流通する第2チューブ(211)、及びこの第2チ
ューブ(211)の外表面に接合され、第1フィン(1
12)と一体化された第2フィン(212)を有し、第
2流体と空気との間で熱交換を行う第2コア部(21
0)と備え、第2フィン(212)の諸元は、第2コア
(210)の部位によって相違していることを特徴とす
る。
【0019】これにより、他種類の諸元が相違するフィ
ンを準備することなく、簡単に必要性能を調整すること
ができる。したがって、複式熱交換器の製造原価上昇を
抑制しつつ、各コア部ごとの必要性能を簡単に調整する
ことができる。
【0020】因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後
述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す
一例である。
【0021】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)本実施形態は、
車両冷凍サイクル内を循環する冷媒(第1流体)を冷却
するコンデンサ100と、エンジン冷却水(第2流体)
を冷却するラジエータ200とが一体となった複式熱交
換器に本発明を適用したものである。以下、本実施形態
に係る複式熱交換器(以下、熱交換器と略す。)につい
て述べる。
【0022】図1は、本実施形態に係る熱交換器をラジ
エータ200側(空気流れ下流側)から見たの斜視図で
あり、図2は熱交換器をコンデンサ100側(空気流れ
上流側)から見たの斜視図である。
【0023】そして、図2中、110はコンデンサ10
0のコンデンサコア部(第1コア部)であり、コンデン
サコア部110は、冷媒の通路をなす偏平状に形成され
たアルミニウム製のコンデンサチューブ111と、この
コンデンサチューブ111にろう付けされたコルゲート
状(波形状)のフィン112とから構成されている。
【0024】また、図1中、210はラジエータ200
のラジエータコア部(第2コア部)であり、ラジエータ
コア部210もコンデンサコア部110と同様に、エン
ジン冷却の通路をなす偏平状に形成されたアルミニウム
製のラジエータチューブ211と、このラジエータチュ
ーブ211にろう付けされたコルゲート状(波形状)の
フィン212とから構成されている。因みに、両チュー
ブ111、211は空気流れに直交するように互いに平
行に配設されている。
【0025】そして、両コア部110、210は、図3
に示すように、両チューブ111、211間に所定の隙
間δを設けて一方側のコア部(本実施形態では、ラジエ
ータコア部210)の熱が他方側のコア部(本実施形態
では、コンデンサコア部110)側に伝導してしまうこ
とを防止している。
【0026】また、両フィン112、212は、ローラ
成形法にて互いに一体に成形されているとともに、図4
に示すように、複数箇所の山部112a、212a及び
谷部112b、122bと、隣り合う山部112a、2
12a及び谷部112b、212b間を繋ぐ平面部11
2c、212cとからなる波状のコルゲートフィンであ
る。
【0027】なお、以下、この一体化されて両コア部1
10、210を渡すように構成されたフィンを一体フィ
ン300と呼び、一体フィン300により一体化された
両コア部110、210を熱交換部330と呼ぶ。
【0028】そして、平面部112c、212cには、
図3に示すように、両フィン112、212を通過する
空気の流れを乱して温度境界層が成長することを防止す
べく、その一部を切り起こして鎧窓状としたルーバ11
2d、212dが形成されているとともに、図4に示す
ように、コンデンサフィン112とラジエータフィン2
12とを所定寸法W以上離隔させた状態で両フィン11
2、122を部分的に結合する結合部310が、複数箇
所の山部112b、212bおきに設けられている。
【0029】なお、所定寸法Wは、少なくとも両フィン
112、212の板厚より大きい寸法であって、コンデ
ンサフィン112とラジエータフィン212とを所定寸
法W以上離隔させることにより形成されたスリット(空
間)320は、一体フィン300を介してラジエータコ
ア部210側からコンデンサコア部110側に熱が移動
することを抑制する熱移動抑止手段として機能する。
【0030】また、一体フィン300(本実施形態で
は、ルーバ112d、212d)の諸元が、熱交換部3
30の部位によって(本実施形態では、図1の一転鎖線
A−Aを挟んで上側と下側とで)相違している。具体的
には、一転鎖線A−Aより上側では、図3(a)に示す
ように、ルーバ112d、212dの諸元(切り起こし
角度、切れ長さ、枚数及びルーバの幅寸法等)は等しく
し、一方、一転鎖線A−Aより下側では、図3(b)に
示すように、ルーバ112dの枚数をルーバ212dの
枚数より少なくし、かつ、その他の諸元は等しくしてい
る。
【0031】ところで、図1、2中、400は両コア部
110、210の補強部材をなすサイドプレートであ
り、このサイドプレート400には熱交換器を車両に組
付けるためのブラケット410が設けられている。
【0032】また、ラジエータコア部210の端部のう
ちサイドプレート400が配置されていない側の一端に
は、冷却水を各ラジエータチューブ211に分配する第
1ラジエータタンク220が配置され、他端側には、熱
交換を終えた冷却水を回収する第2ラジエータタンク2
30が配置されている。
【0033】そして、第1ラジエータタンク220の上
方端側には、エンジンから流出した冷却水を第1ラジエ
ータタンク220内に流入させる流入口221が設けら
れており、一方、第2ラジエータタンク230の下方端
側には、冷却水をエンジンに向けて流出する流出口23
1が設けられている。
【0034】なお、222、232は、外部配管(図示
せず)を両ラジエータタンク220、230に接続する
ためのジョイントパイプであり、これらのジョイントパ
イプ222、232は、ろう付けにて各ラジエータタン
ク220、230に接続されている。
【0035】また、120はコンデンサコア部110の
冷媒を各コンデンサチューブ111に分配する第1コン
デンサタンクであり、130は熱交換(凝縮)を終えた
冷媒を回収するコンデンサコア部110の第2コンデン
サタンクである。
【0036】そして、121は冷凍サイクルの圧縮機
(図示せず)から吐出された冷媒を第1コンデンサタン
ク120内に流入させる流入口であり、131は熱交換
(凝縮)を終えた冷媒を冷凍サイクルの膨張弁(図示せ
ず)に向けて流出させる流出口である。
【0037】なお、122、132は、外部配管(図示
せず)を両コンデンサタンク120、130に接続する
ためのジョイントパイプであり、これらのジョイントパ
イプ122、132は、ろう付けにて各コンデンサタン
ク120、130に接続されている。
【0038】次に、一体フィン300の製造方法の概略
を述べる。
【0039】図5はローラ成形装置の模式図であり、図
5中、1は薄板状のフィン材料1aが巻かれた材料ロー
ル(アンコイラ)であり、この材料ロールから取り出さ
れたフィン材料は、フィン材料1aに所定の張力を与え
るテンション装置2により張力が与えられる。このテン
ション装置2は、重力によって一定の張力をフィン材料
1aに与えるウエイトテンション部2aと、フィン材料
1aの進行とともに回転するローラ2b及びこのローラ
2bを介してフィン材料1aに所定の張力を与えるバネ
手段2cからなるローラテンション部2dとから構成さ
れている。
【0040】なお、テンション装置2によってフィン材
料1aに所定の張力を与えるのは、後述するフィン成形
装置3によって折り曲げ成形されたコルゲートフィンの
フィン高さh(隣り合う山部112a、212aと谷部
112b、122bとの高低差)を一定に保持するため
である。
【0041】3は、テンション装置2によって所定の張
力が与えられたフィン材料1aに、多数個の矩形状の山
部112a、212a及び谷部112b、122b(以
下、山部と谷部とを総称して折曲部1bと呼ぶ。)を形
成して矩形波状にするとともに、平面部112c、21
2cに相当する部位にルーバ112d、212dを形成
するフィン成形装置である。
【0042】このフィン成形装置は、一対の歯車状の成
形ローラ3aと、成形ローラ3aの歯面に設けられたル
ーバ112d、212dを形成する図示されていないカ
ッタとから構成されており、フィン材料1aが成形ロー
ラ3a間を通過する際に成形ローラ3aの歯部3bに沿
うように折り曲げられて折曲部1bが形成されるととも
にルーバ112d、212dが形成される。
【0043】4は、折曲部及びルーバ112d、212
dが形成されたフィン材料1aを切断する切断装置であ
り、この切断装置4は、1つのコルゲートフィンに折曲
部1bが所定の数だけ有するようにフィン材料1aを所
定長さに切断する。そして、所定長さに切断されたフィ
ン材料1aは、送り装置5によって後述する矯正装置6
に向けて送られる。
【0044】なお、この送り装置は、フィン成形装置3
に形成された折曲部1b間距離と略等しい基準ピッチを
有する一対の歯車状の送りローラ5aから構成されてい
る。
【0045】因みに、コルゲートフィンの仕上がり状態
におけるフィンピッチ(隣合う折曲部1b間距離)を小
さくする場合、成形ローラ3aの圧力角を大きし、フィ
ンピッチを大きくする場合は、圧力角を小さくする。な
お、このとき、成形ローラ3aと送りローラ5aとのモ
ジュールの相違が、10%以内であれば、送りローラ5
aを変更することなくコルゲートフィンの成形をするこ
とができる。
【0046】6は、折曲部1bの尾根方向に対して略直
角方向から折曲部1bを押圧して折曲部1bの凹凸を矯
正する矯正装置であり、この矯正装置6は、フィン材料
1aを挟んでフィン材料1aの進行とともに従動的に回
転する一対の矯正ローラ6a、6bから形成されてい
る。なお、矯正ローラ6a、6bは、矯正ローラ6a、
6bの回転中心を結ぶ線が、フィン材料1aの進行方向
に対して直角となるように配置されている。
【0047】7は、複数個の折曲部1bに接してフィン
材料1aの進行方向反対側に向けて摩擦力を発生するブ
レーキ面7a、7bを有するブレーキ装置であり、この
ブレーキ装置7は、矯正装置6よりフィン材料1aの進
行方向側に配置されて、送り装置5が発生する送り力
と、ブレーキ面7a、7bで発生する摩擦力とによっ
て、フィン材料1aの折曲部1bが互いに接するように
フィン材料1aを押し縮めるものである。
【0048】また、ブレーキ面7aが形成されたブレー
キシュー7cは、一端側は回転可能に支持されており、
他端側には摩擦力調節機構をなすバネ部材7dが配置さ
れている。そして、ブレーキ面7a、7bで発生する摩
擦力は、このバネ部材7dの撓み量を調節することによ
り調整される。なお、ブレーキシュー7c及びブレーキ
面7bを形成するプレート部7eは、耐磨耗性に優れた
材料にて構成されており、因みに本実施形態ではダイス
鋼である。
【0049】次に、本実施形態に係るコルゲートフィン
成形装置の作動をコルゲートフィン成形装置内で行われ
る工程順に述べる。
【0050】材料ロール1からフィン材料1aを引き出
し(引出工程)、引き出したフィン材料1aに対して、
フィン材料1aの進行方向に所定張力を与える(テンシ
ョン発生工程)。そして、フィン成形装置3にてフィン
材料1aに折曲部1b及びルーバ1dを成形し(フィン
成形工程)、切断装置4にて所定長さに切断する(切断
工程)。
【0051】次に、送り装置5にて所定長さに切断され
たフィン材料1aを矯正装置6に向けて送り出し(送り
工程)、矯正装置6にて折曲部1bを押圧して凹凸を矯
正する(矯正工程)とともに、ブレーキ装置7にて隣り
合う折曲部1bが互いに接するようにフィン材料1aを
縮める(縮め工程)。
【0052】そして、縮め工程を終えたフィン材料1a
は、自身の弾性力により伸びて所定のフィンピッチとな
り、寸法検査等の検査工程を経てコルゲートフィンの成
形が終了する。
【0053】次に、本実施形態の特徴(作用効果)を述
べる。
【0054】図6は、熱交換部320において、図3
(a)に示す一体フィン300(以下、この一体フィン
を一体フィン300aと呼ぶ。)と図3(b)に示す一
体フィン300(以下、この一体フィンを一体フィン3
00bと呼ぶ。)との割合に対する、コンデンサコア部
110及びラジエータコア部210の熱交換能力を示す
グラフであり、点Aと原点Oとを通過する直線L1は、
熱交換部320を全て一体フィン300aにて構成した
場合を示す。
【0055】そして、一体フィン300bの占める割合
を大きくしていくと、コンデンサコア部110及びラジ
エータコア部210の熱交換能力を示す直線は、L2か
らL3へと移動していく。因みに、直線L3は、熱交換
部320を全て一体フィン300bにて構成した場合を
示すものである。
【0056】したがって、本実施形態のごとく、熱交換
部320内に諸元が相違する一体フィン300を適宜の
混在させれば、他種類の諸元が相違する一体フィン30
0を準備することなく、簡単に必要性能を調整すること
ができる。延いては、熱交換器の製造原価上昇を抑制し
つつ、各コア部ごとの必要性能を簡単に調整することが
できる。
【0057】(第2実施形態)本実施形態は、本発明に
係る複式熱交換器を、いわゆるハイブリッド車両(ハイ
ブリットカー)に適用したものである。なお、ここで言
う、ハイブリッドカーとは、エンジン(内燃機関)と電
動モータ(以下、モータと略す。)とを切り換えて走行
する車両、及びエンジンは主に発電に使用し、走行は主
にモータにて行う車両等を言うものである。
【0058】また、ハイブリットカーは、前述のごと
く、エンジンとモータとを有するものであるので、エン
ジン及びモータの制御を行うインバータ等の電子部品の
両者を冷却する必要があるが、エンジンを冷却するに
は、周知のごとく、冷却水の温度が約100℃〜110
℃以下となるようにラジエータの能力を設定する必要が
あるのに対して、電子部品を冷却水にて冷却するには、
エンジンを冷却する場合よりも低い温度(約60℃〜7
0℃以下)となるように熱交換器(ラジエータ)の能力
を設定する必要がある。
【0059】以下、エンジンを冷却する(エンジンに流
入する)冷却水をエンジン冷却水と呼び、電子部品を冷
却水する(電子部品側に向けて流通する)冷却水を電子
部品冷却水と呼ぶ。
【0060】また、車両空調装置(冷凍サイクル)を搭
載した車両では、冷媒の温度が最大約80℃〜90℃
と、エンジン冷却水の温度に比べて低いので、高圧側の
冷媒を冷却する(凝縮させる)コンデンサをラジエータ
より空気流れ上流側に配置している。
【0061】そこで、本実施形態では、図7に示すよう
に、エンジン冷却水を冷却するラジエータ200(以
下、ラジエータ200を第1ラジエータと呼ぶ。)に加
えて、第1ラジエータ200と同一な構造を有して電子
部品冷却水を冷却する第2ラジエータ500を設けると
ともに、両ラジエータ200、500をタンクにて一体
化したものである。
【0062】そして、図7中、511は電子部品冷却水
(第3流体)が流通する第2ラジエータチューブであ
り、512は第2ラジエータフィンであり、この第2ラ
ジエータフィン512及び第2ラジエータチューブ51
1から電子部品冷却水と空気とを熱交換する第2ラジエ
ータコア510(第3コア)が構成されている。
【0063】また、第2ラジエータチューブ511の長
手方向一端側(紙面左側)のラジエータタンク520に
て各第2ラジエータチューブ511に電子部品冷却水を
分配供給し、長手方向他端側(紙面右側)のラジエータ
タンク530にて各ラジエータチューブ511から流出
した電子部品冷却水を集合回収する。
【0064】このとき、第1ラジエータ200のラジエ
ータタンク220、230と第2ラジエータ500のラ
ジエータタンク520、530とは、角筒状のタンク本
体にて一体化され、かつ、その内部がセパレータ52
1、531にて仕切られて両ラジエータ200、500
のタンク内空間が構成されている。
【0065】このため、第1ラジエータ200のラジエ
ータコア210と第2ラジエータ500のラジエータコ
ア510とは、空気流れに対して並列に配設され、コン
デンサコア110は、両ラジエータコア210、510
に対して空気流れに直列に上流側に位置することとな
る。
【0066】また、一体フィン300は、図8、9に示
すように、チューブ111、211、511の外表面に
接合されて熱交換を促進するとともに、チューブ11
1、211間及びチューブ111、511間を渡すよう
に配設されている。そして、一体フィン300(本実施
形態では、ルーバ112d、212d、512d)の諸
元が、熱交換部330の部位によって相違している。
【0067】なお、図8では一体フィン300の諸元を
第1ラジエータ200と第2ラジエータ500との境目
で相違させたが、本実施形態はこれに限定されるもので
はなく、その他の部位にて一体フィン300の諸元を相
違させてもよい。
【0068】(その他の実施形態)上述の実施形態で
は、ルーバの諸元(特に、ルーバの枚数)を相違させる
ことにより一体フィン300の諸元を相違させたが、本
発明はこれに限定されるものではなく、ルーバの切り起
こし角度、切れ長さ及びフィンピッチP(隣り合う山部
と山部との距離又は隣り合う谷部と谷部との距離(図4
参照))を相違させて一体フィン300の諸元を相違さ
せてもよい。
【0069】また、上述の実施形態では、ローラ成形装
置にて一体フィン300を製造したが、本発明はこれに
限定されるものではなく、プレス装置等のその他の装置
により製造してもよい。
【0070】また、上述の実施形態では、コンデンサと
ラジエータとを例に本発明に係る複式熱交換器を説明し
たが、本発明はこれに限定されるものではなく、その他
の熱交換器にも適用することができる。
【0071】また、上述の実施形態では、一転鎖線A−
Aを基準に上側と下側とで一体フィン300の諸元を相
違させたが、本発明はこれに限定されるものではなく、
例えば、図1の紙面中央部から右側と左側とで一体フィ
ン300の諸元を相違させたり、交互に相違する一体フ
ィン300を配置する等してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る熱交換器をラジエ
ータから見たの斜視図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る熱交換器をコンデ
ンサから見たの斜視図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係る熱交換器の熱交換
部の断面図である。
【図4】本発明の第1実施形態に係る熱交換器の一体フ
ィンの斜視図である。
【図5】(a)は本発明の実施形態に係る熱交換器の一
体フィンを製造するためのローラ成形装置の模式図であ
り、(b)は(a)のA部拡大図である。
【図6】熱交換部において、一体フィン300aと一体
フィン300bとの割合に対する、コンデンサコア部及
びラジエータコア部の熱交換能力を示すグラフである。
【図7】本発明の第2実施形態に係る熱交換器の斜視図
である。
【図8】本発明の第2実施形態に係る熱交換器の熱交換
部の断面図である。
【図9】本発明の第2実施形態に係る熱交換器の熱交換
部の断面図である。
【符号の説明】
111…コンデンサチューブ、112…コンデンサフィ
ン、211…ラジエータチューブ、212…ラジエータ
フィン、112d、212d…ルーバ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1流体が流通する第1チューブ(11
    1)を有し、第1流体と空気との間で熱交換を行う第1
    コア部(110)、及び第2流体が流通する第2チュー
    ブ(211)を有し、第2流体と空気との間で熱交換を
    行う第2コア部(210)からなる熱交換部(320)
    と、 前記第1、2チューブ(111、211)の外表面に接
    合されて熱交換を促進するとともに、前記第1、2チュ
    ーブ(111、211)間を渡すように配設されたフィ
    ン(300)とを備え、 前記フィン(300)の諸元は、前記熱交換部(32
    0)の部位によって相違していることを特徴とする複式
    熱交換器。
  2. 【請求項2】 第1流体が流通する第1チューブ(11
    1)を有し、第1流体と空気との間で熱交換を行う第1
    コア部(110)、及び第2流体が流通する第2チュー
    ブ(211)を有し、第2流体と空気との間で熱交換を
    行う第2コア部(210)からなる熱交換部(320)
    と、 前記第1、2チューブ(111、211)の外表面に接
    合されて熱交換を促進するとともに、前記第1、2チュ
    ーブ(111、211)間を渡すように配設された波状
    のフィン(300)とを備え、 前記フィン(300)のピッチ寸法は、前記熱交換部
    (320)の部位によって相違していることを特徴とす
    る複式熱交換器。
  3. 【請求項3】 第1流体が流通する第1チューブ(11
    1)を有し、第1流体と空気との間で熱交換を行う第1
    コア部(110)、及び第2流体が流通する第2チュー
    ブ(211)を有し、第2流体と空気との間で熱交換を
    行う第2コア部(210)からなる熱交換部(320)
    と、 前記第1、2チューブ(111、211)の外表面に接
    合されて熱交換を促進するとともに、前記第1、2チュ
    ーブ(111、211)間を渡すように配設されたフィ
    ン(300)とを備え、 前記フィン(300)には、前記フィン(300)周り
    を流通する空気を転向させる鎧窓状のルーバ(112
    d、212d)が形成されており、 さらに、前記ルーバ(112d、212d)の諸元は、
    前記熱交換部(320)の部位によって相違しているこ
    とを特徴とする複式熱交換器。
  4. 【請求項4】 前記フィン(300)は、回転しながら
    板材を連続的に所定形状に成形していくローラ成形装置
    により成形されていることを特徴とする請求項1ないし
    3のいずれか1つに記載の複式熱交換器。
  5. 【請求項5】 第1流体が流通する第1チューブ(11
    1)を有して第1流体と空気との間で熱交換を行う第1
    コア部(110)、第2流体が流通する第2チューブ
    (211)を有して第2流体と空気との間で熱交換を行
    う第2コア部(210)、及び第3流体が流通する第3
    チューブ(511)を有して第3流体と空気との間で熱
    交換を行う第3コア部(510)を備え、前記第2コア
    部(210)と前記第3コア部(510)とは空気流れ
    に対して並列に配設され、さらに、前記第1コア部(1
    10)は前記第2コア部(210)及び前記3コア部
    (510)に対して空気流れに直列に配設された熱交換
    部(320)と、 前記第1〜3チューブ(111、211、511)の外
    表面に接合されて熱交換を促進するとともに、前記第
    1、2チューブ(111、211)間及び前記第1、3
    チューブ(111、511)間を渡すように配設された
    フィン(300)とを備え、 前記フィン(300)の諸元は、前記熱交換部(32
    0)の部位によって相違していることを特徴とする複式
    熱交換器。
  6. 【請求項6】 第1流体が流通する第1チューブ(11
    1)、及びこの第1チューブ(111)の外表面に接合
    された第1フィン(112)を有し、第1流体と空気と
    の間で熱交換を行う第1コア部(110)と、 空気の流通方向において前記第1チューブ(111)と
    所定間隔を有して直列に配設された第2流体が流通する
    第2チューブ(211)、及びこの第2チューブ(21
    1)の外表面に接合され、前記第1フィン(112)と
    一体化された第2フィン(212)を有し、第2流体と
    空気との間で熱交換を行う第2コア部(210)と備
    え、 前記第1フィン(112)の諸元は、前記第1コア(1
    10)の部位によって相違していることを特徴とする複
    式熱交換器。
  7. 【請求項7】 第1流体が流通する第1チューブ(11
    1)、及びこの第1チューブ(111)の外表面に接合
    された第1フィン(112)を有し、第1流体と空気と
    の間で熱交換を行う第1コア部(110)と、 空気の流通方向において前記第1チューブ(111)と
    所定間隔を有して直列に配設された第2流体が流通する
    第2チューブ(211)、及びこの第2チューブ(21
    1)の外表面に接合され、前記第1フィン(112)と
    一体化された第2フィン(212)を有し、第2流体と
    空気との間で熱交換を行う第2コア部(210)と備
    え、 前記第2フィン(212)の諸元は、前記第2コア(2
    10)の部位によって相違していることを特徴とする複
    式熱交換器。
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