JP2001329506A - 砂入り人工芝生の敷設方法 - Google Patents

砂入り人工芝生の敷設方法

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JP2001329506A
JP2001329506A JP2000151567A JP2000151567A JP2001329506A JP 2001329506 A JP2001329506 A JP 2001329506A JP 2000151567 A JP2000151567 A JP 2000151567A JP 2000151567 A JP2000151567 A JP 2000151567A JP 2001329506 A JP2001329506 A JP 2001329506A
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JP
Japan
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sand
artificial
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laying
clay layer
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Application number
JP2000151567A
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English (en)
Inventor
Matsuki Koga
末喜 古閑
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Sekisui Jushi Corp
Original Assignee
Sekisui Jushi Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 既設のクレー層からなる基盤上に直接人工芝
生を敷設する砂入り人工芝生の敷設方法を提供するもの
である。 【解決手段】 クレー層からなる基盤14に、芝葉11
と基布12とからなる人工芝生10に砂を入れてなる砂
入り人工芝生10の敷設方法であって、透水不良個所の
基盤14下の保水層15まで達する透水用の管16を敷
設して、クレー層からなる基盤14の表面をなだらかに
改修し、前記クレー層からなる基盤14上に人工芝生1
0を直接敷設し、該人工芝生10の表面に砂入れするこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クレー層で形成す
るテニスコート等に用いる砂入り人工芝生の敷設方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、既設の古い人工芝生を廃棄処理す
ることなく有効に再利用する人工芝生の改修方法とし
て、特開平5―156603号公報に記載がある。上記
公報では、合成樹脂製のヤーンを基布に所定の間隔をお
いて多数植設し、前記基布から所定の厚さに目砂を充填
してなる人工芝生の改修方法であって、古い人工芝生を
下地層として使用し、前記古い人工芝生の目砂層に生じ
た不陸部をその周辺の目砂層と略同じレベルに修正した
後、新しい人工芝生を前記古い人工芝生に敷き込み、古
い人工芝生をそのまま再利用出来るようになされてい
る。
【0003】又、既設芝の排水機能を損なうことなく改
修可能な人工芝生として、特開平11―229313号
公報に記載がある。上記公報では、基布に多数の合成樹
脂製のヤーンが植設され、かつヤーンの間に粒状物が充
填された既設の人工芝の上に、粒状物の移動を防止する
塗布剤を塗布して既設人工芝および塗布剤からなる基礎
材を形成した後、基礎材に、その透水性を確保するため
の透水処理が施されて、既設人工芝の排水機能を損なう
ことなく、新しい人工芝を積層できるようになされてい
る。
【0004】従来、人工芝生の敷設方法では、人工芝生
の下地の基盤の形成方法として、アスファルトコンクリ
ート層を形成して後、人工芝生を敷設する方法と、粘土
等からなるクレー層で形成される基盤を地盤改良して
後、人工芝生を敷設する方法とが一般的に用いられてい
る。
【0005】上記基盤がアスファルトコンクリートの人
工芝生の敷設方法では、表層のアスファルトコンクリー
トを打設して、その上に砂入り人工芝生を敷設する方法
が一般的な人工芝生の施工方法となっている。上記施工
方法では、表層土の基盤を50〜100ミリ程度すきと
りして、そこに、アスファルトコンクリートを打設し
て、その上に砂入り人工芝生が敷設されている。
【0006】又、クレー層からなる地盤を地盤改良して
人工芝生を敷設する方法では、地盤改良剤にセメント系
土壌改良剤や、合成樹脂系の土壌改良剤等を用いて、既
設のクレー層の基盤を地盤改良する工法が用いられてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記砂入り人工芝生の
下地の基盤にアスファルトコンクリートを用いる工法で
は、工期が長くかかる、費用が嵩むといった問題があっ
た。又、基盤のクレー層を土壌改良剤を用いて地盤改良
する工法では、既設クレー層に改良剤を混合する際に、
均一な混合が難しく、 均一な基盤の地盤強度の確保が困
難であり、且つその混合作業に手間がかかるといった問
題があった。
【0008】本発明は、上記のこのような問題点に着眼
してなされたものであり、その目的は、既設のクレー層
からなる基盤上に直接人工芝生を敷設する砂入り人工芝
生の敷設方法を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の砂入り人工芝生
の敷設方法は、クレー層からなる基盤に、芝葉と基布と
からなる人工芝生に砂を入れてなる砂入り人工芝生の敷
設方法であって、透水不良個所に基盤下の保水層まで達
する透水用の管を敷設して、クレー層からなる基盤の表
面をなだらかに改修し、前記クレー層からなる基盤上に
人工芝生を直接敷設し、該人工芝生の表面に砂入れする
ものである。
【0010】
【作用】本発明の砂入り人工芝生の敷設方法は、透水不
良個所に基盤下の保水層まで達する透水用の管を敷設し
て、クレー層からなる基盤の表面をなだらかに改修し、
前記クレー層からなる基盤上に人工芝生を直接敷設し、
該人工芝生の表面に砂入れするので、砂入り人工芝生が
基布裏面の凹凸面が基盤のクレー層に食い込み、人工芝
生と基盤とが密着一体化され、クッション性のあるプレ
ーのし易いテニスコートを廉価に、且つ短期間の工期で
改修することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の砂入り人工芝生
の敷設方法を用いたテニスコートを示す平面図、図2
は、本発明の砂入り人工芝生の敷設方法を示す断面図、
図3は、本発明の砂入り人工芝生に設けた透水管を示す
断面図である。
【0012】図1、 図2に示すように、本発明の砂入り
人工芝生10の敷設方法は、基盤14がクレー層で形成
するテニスコート5に芝葉11と基布12とからなる人
工芝生10に砂13を入れて前記基盤14を形成するク
レー層に敷設されている。
【0013】前記砂13入りの人工芝生10の敷設方法
は、クレー層14からなる基盤の表面を面一にし、透水
不良個所18に図3に示す透水用の管16を敷設する基
盤改修工程と、人工芝生10を敷設し、該人工芝生10
の表面の芝葉11の間に砂13入れする人工芝生10の
敷設工程とからなり、前記クレー層で形成する基盤14
上に人工芝生10を直接敷設しているものである。
【0014】基盤改修工程では、既設のテニスコート5
の基盤14を再利用するための基盤改修工程である。
【0015】基盤14は、クレー層で形成され、粘土、
荒木田土、正土等で形成されている。基盤1 4の表面
は、不陸測定され、表面の不揃面を面一になるようにす
きとりされて、基盤14の表面の不揃を面一になるよう
に修正されている。
【0016】基盤14の下部には保水層15が形成さ
れ、テニスコート5に均一な透水性を確保するようにな
されている。保水層15は砕石等で形成され、基盤14
を排水を保水できるようになされている。
【0017】基盤14面をなだらかになされた後、基盤
14に散水を行い、基盤14の表面から透水性の均一を
確認する。
【0018】水溜まりの発生する透水不良個所18に
は、透水用の管16を敷設して直接基盤14下部の保水
層15に透水できるようになされている。透水管16
は、両端部を開口させ、基盤14の表面付近からに保水
層15に達するよう基盤14を貫通して打ち込まれてい
る。
【0019】透水用の管16は、断面積0.2〜7cm2
が大きさが用いられている。断面形状は円形、四角形い
ずれでも良い。材質は腐食しにくいステンレス管が適当
である。
【0020】透水用の管16の上端は、土砂の透水用の
管16内に流入しないようにメッシュ、不織布等で形成
されるフィルター17で被覆されている。
【0021】人工芝生10の敷設工程では、表面をなだ
らかに改修された基盤14上に直接敷設できるようにな
されている。
【0022】人工芝生10は、合成樹脂製からなり基布
12上に芝葉12が間隔をおいて植え付けて形成されて
いる。人工芝生10を形成する基布12の裏面は突起し
たリブによって凹凸面が形成されて基盤14を形成する
クレー層に食い込み、密着して取り付けられている。
【0023】このようにして、人工芝生10を直接、改
修されたクレー層からなる基盤14上に敷設することが
できる。
【0024】敷設された人工芝生10の表面には砂13
がまかれて砂入り人工芝生10を形成している。砂13
は、 芝葉11間の隙間を充填するようになされている。
砂13には、一般に丘砂、川砂等が用いられている。
【0025】又、既設のテニスコート5のネットポール
19等で高さ調整の必要なものはスペーサを入れて嵩上
げなされている。人工芝生10に砂13を入れることに
よって、人工芝生10の摩耗強度、耐久性を向上さてい
る。
【0026】このように、本発明の砂13入り人工芝生
10の敷設方法は、クレー層からなる基盤14の表面を
面一に改修し、透水不良個所18に透水用の管16を敷
設する基盤改修工程と、人工芝生10を敷設し、該人工
芝生10の表面に砂13入れする人工芝生10敷設工程
とからなり、前記クレー層で形成する基盤14上に人工
芝生10を直接敷設しているので、砂入り人工芝生10
と基盤14のクレー層とが一体化され、弾力性のよいテ
ニスコート5を改修することができる。又、クレー層の
地盤改良をしないので、透水性が良い、且つ短期間の工
期でテニスコート5を改修することができる。
【0027】
【発明の効果】本発明の砂入り人工芝生の敷設方法は、
透水不良個所に基盤下の保水層まで達する透水用の管を
敷設して、クレー層からなる基盤の表面をなだらかに改
修し、前記クレー層からなる基盤上に人工芝生を直接敷
設し、該人工芝生の表面に砂入れするので、砂入り人工
芝生が基布裏面の凹凸面が基盤のクレー層に食い込み、
人工芝生と基盤とが密着一体化され、クッション性のあ
るプレーのし易いテニスコートを廉価に、且つ短期間の
工期で改修することができる。
【0028】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の砂入り人工芝生の敷設方法を用いたテ
ニスコートを示す平面図である。
【図2】本発明の砂入り人工芝生の敷設方法を示す断面
図である。
【図3】本発明の砂入り人工芝生に設けた透水管を示す
断面図である。
【符号の説明】
5 テニスコート 10 人工芝生 11 芝葉 12 基布 13 砂 14 基盤(クレー層) 15 保水層 16 管 17 フィルター 18 透水不良個所

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クレー層からなる基盤に、芝葉と基布と
    からなる人工芝生に砂を入れてなる砂入り人工芝生の敷
    設方法であって、 透水不良個所に基盤下の保水層まで達する透水用の管を
    敷設して、クレー層からなる基盤の表面をなだらかに改
    修し、前記クレー層からなる基盤上に人工芝生を直接敷
    設し、該人工芝生の表面に砂入れすることを特徴とする
    砂入り人工芝生の敷設方法。
JP2000151567A 2000-05-23 2000-05-23 砂入り人工芝生の敷設方法 Pending JP2001329506A (ja)

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