JP2001327997A - 汚泥骨材の有用化設備 - Google Patents

汚泥骨材の有用化設備

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Abstract

(57)【要約】 【課題】廃棄されていた下水道の汚泥から汚泥骨材を取
り出し、この汚泥骨材を利用価値のある建材に再生させ
ることができる汚泥骨材の有用化設備を提供する。 【解決手段】下水道の汚泥を下水道から剥離させて洗浄
する洗浄車40と、剥離した汚泥を吸引するための吸引
ホース52、汚泥を溜める汚泥タンク53、汚泥を排出
するための排出手段を備えた吸引車50と、汚泥を投入
するためのホッパー21を備え、汚泥を泥水と汚泥骨材
とに分級して、別々に排出する分級機20と、汚泥骨材
を滅菌させる滅菌装置30とから構成されており、この
滅菌装置30が、汚泥骨材を投入するためのホッパー3
4と、汚泥骨材を回転させながら撹拌するロータ33
と、このロータ33内の汚泥骨材を加熱するためのバー
ナ35とから構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、汚泥骨材の有用化
設備に関する。
【0002】
【従来の技術】下水道には汚泥がこびり付いて溜まり、
下水の流量が減少するとともに不衛生なので、下水道の
汚泥の除去を行っている。汚泥の除去の作業工程の概要
は以下の(1) 〜(4) に示すとおりである。 (1) 洗浄車の洗浄用ホースと吸引車の吸引ホースを下水
道に挿入する。 (2) 洗浄ホースの先端に取り付けられた噴射ヘッドから
高圧の水を噴射し、水の勢いで下水道にこびり付いた汚
泥を剥離させて下水道を洗浄する。 (3) 剥離した汚泥を吸引ホースで吸引して、吸引車の汚
泥タンクに溜める。 (4) 汚泥タンクに汚泥を溜めた吸引車を廃棄物処理場ま
で運送し、汚泥タンクのハッチを開けて汚泥タンクを傾
けることによって汚泥を廃棄物として棄てる。 上記(1) 〜(4) のごとく、吸引車によって集められた下
水道の汚泥は、何の価値もなく、厄介な廃棄物として廃
棄物処理場に棄てられているのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、下水道の汚
泥は殺菌しなければ悪臭がひどいので、汚泥を廃棄する
ための廃棄物処理場の建設に対して近隣住民が反対する
ため、この廃棄物処理場を有しない自治体が多い。ほと
んどの廃棄物処理場は、市街地から遠く離れた人があま
り住んでいない山奥にある。このため、市街地の下水道
の汚泥を廃棄するためには、市街地から山奥の廃棄場に
まで汚泥を運搬して廃棄せねばならないという問題があ
る。また、廃棄物処理場の廃棄容量は予め決まっている
ので、廃棄物が廃棄容量を超えると新たな廃棄物処理場
を作らねばならないという問題がある。
【0004】本発明はかかる事情に鑑み、廃棄されてい
た下水道の汚泥から汚泥骨材を取り出し、この汚泥骨材
を利用価値のある建材に再生させることができる汚泥骨
材の有用化設備を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の汚泥骨材の有
用化設備は、下水道の汚泥を下水道から剥離させて洗浄
する洗浄車と、剥離した汚泥を吸引するための吸引ホー
ス、汚泥を溜める汚泥タンク、汚泥を排出するための排
出手段を備えた吸引車と、前記汚泥を投入するためのホ
ッパーを備え、前記汚泥を泥水と汚泥骨材とに分級し
て、別々に排出する分級機と、前記汚泥骨材を滅菌させ
る滅菌装置とからなり、該滅菌装置が、前記汚泥骨材を
投入するためのホッパーと、前記汚泥骨材を回転させな
がら撹拌するロータと、該ロータ内の汚泥骨材を加熱す
るためのバーナとからなることを特徴とする。
【0006】請求項1の発明の作用は以下のとおりであ
る。まず、洗浄車によって下水道の汚泥を下水道管から
剥離させて洗浄する。そして、吸引車の吸引ホースによ
って、下水道の汚泥を吸引車の汚泥タンクに溜める。汚
泥タンク内の汚泥を、吸引車の排出ホースによって分級
機のホッパーに投入すると、この汚泥は、分級機によっ
て泥水と汚泥骨材とに分級され、別々に排出される。こ
の汚泥骨材を滅菌装置であるロータキルンのホッパーに
投入すると、この汚泥骨材は、ロータキルンのロータに
よって撹拌されながらバーナによって加熱される。この
ため、汚泥骨材は効率的に滅菌され、悪臭は消臭され
る。よって、廃棄されていた下水道の汚泥から汚泥骨材
を取り出し、この汚泥骨材を利用価値のある建材に再生
させることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施形態を図面
に基づき説明する。図1は本実施形態の汚泥骨材の有用
化設備の構造模式図である。同図に示すように、本実施
形態の汚泥骨材の有用化設備は、洗浄車40、吸引車5
0、分級機20および滅菌装置30から構成されたもの
である。
【0008】まず、洗浄車40を説明する。符号41は
車輌であり、この車輌41を運転して所望の場所に移動
できる。この車輌41には、先端に噴射ヘッド43が取
り付けられた洗浄用ホース42を有している。この洗浄
用ホース42をマンホールから下水道に挿入し、洗浄用
ホース42の先端の噴射ヘッド43から高圧の水を噴射
させれば、下水道の汚泥を剥離させて、下水道を洗浄さ
せることができる。
【0009】つぎに、吸引車50を説明する。符号51
は車輌であり、この車輌51を運転して所望の場所に移
動できる。この車輌51には、下水道の汚泥を吸引する
ための吸引ホース52、汚泥を溜めるための汚泥タンク
53および汚泥を排出するための図示しない開閉自在な
ハッチ等を有している。吸引車50によれば、下水道か
ら剥離した汚泥を吸引用ホース52で吸引して汚泥タン
ク53に溜めておくことができる。また、汚泥タンク5
3のハッチを開けて汚泥タンク53を傾けることによっ
て汚泥タンク53の中の汚泥を、機外ヘ排出させること
ができる。
【0010】つぎに、分級機20を説明する。図2は分
級機20の側面図である。同図において、1はベースフ
レームであり、その下面には車輪2が付いている。この
ため、トラック等で牽引することにより設置場所を自由
に選択することができる。また、このベースフレーム1
はトラック等に積載して運べる大きさである。
【0011】図2〜3において、3は分級ローターであ
り、外形は概ね円筒形であって、基端部は大径、先端部
は小径、中間部は両端部をつなぐ截頭円錐形である。こ
の分級ローター3の内部構造を図4〜5に基づき説明す
る。図4において、3aは内側筒網であり、その全長は
分級ローター3に等しく、分級ローター3の基端から先
端まで延びている。また、その網目は最も大きい粗目で
あり、例えば40mmである。3bは中間筒網であり、そ
の全長は前記内側筒網3aよりやや短く、また、その網
目は中目であり、例えば20mmである。3cは外側筒網
であり、その全長は前記中間筒網3bよりさらに短く、
その網目は細目であり、例えば5mm である。上記各筒
網3a、3b、3cはいずれも適宜のフレームによって
一体に固定され、いずれも同心多重に組み合わせられて
いる。
【0012】また、図5に示すように、各筒網には、内
部スクリュー4a、4b、4cが設けられている。4a
は内側筒網3aの内周に取付けられた内部スクリューで
あり、この内部スクリュー4aの螺旋の方向は、分級ロ
ーター3が軸まわりに回転したとき、内部の土砂を基部
から先端へ送る向きである。4bは中間筒網3bの内周
に取付けられた内部スクリューであり、この内部スクリ
ュー4bの螺旋の方向は、分級ローター3が軸まわりに
回転したとき、内部の土砂を基部から先端へ送る向きで
ある。4cは外側筒網3cの内周に取り付けられた内部
スクリューであり、この内部スクリュー4cの螺旋の方
向は、分級ローター3が軸まわりに回転したとき、内部
の土砂を基部から先端へ送る向きである。また、外側筒
網3cの外周には、外部スクリュー5が取付けられてお
り、この外部スクリュー5の外周は後述する泥水ケーシ
ング23の内周に対しわずかな隙間をあけて設けられて
いる。この外部スクリュー5の螺旋の方向は、分級ロー
ター3が軸まわりに回転したとき、外部の汚泥を基端か
ら先端へ送る向きである。
【0013】再び図2〜5に基づき説明すると、分級ロ
ーター3の基端と中間部には転動リング6,7が取付け
られている。一方、ベースフレーム1の基端上面には左
右一対の転動ローラ8が、受台11上に回転自在に取付
けられており、ベースフレーム1の中間部上面にも左右
一対の転動ローラ9が、受台12上に回転自在に取付け
られている。そして、この転動ローラ8,9に分級ロー
ラー3の転動リング6,7が回転自在に接触しており、
分級ローター3は基端部より先端部がやや高くなった傾
斜状態で回転自在に支持されている。また、分級ロータ
ー3の基端には、チェーンホイール13が取付けられて
いる。このチェーンホイール13と図示しないモーター
で回転されるチェーンスプロケットとの間にチェーンを
巻き掛け、モーターを駆動すると、分級ローター3が回
転するようになっている。
【0014】前記分級ローター3の基端部より外側上方
には土砂を受入れるホッパー21と投入シュート22が
配置されている。また、図示しないが、分級ローター3
の基端部内へ水を注入する注水パイプなどの注水設備が
設けられている。この注水パイプには外部から水を供給
すればよい。
【0015】前記分級ローター3の基端部から中央部に
かけて、分級ローター3の外周下方には、泥水ケーシン
グ23が配置されている。この泥水ケーシング23は断
面半円弧状であり、内部に水を含んだ泥を貯めるように
なっている。前記分級ローター3の中央部から先端部に
かけて、分級ローター3の外周下方には、第1排出シュ
ート24、第2排出シュート25、第3排出シュート2
6が、その順に設置されており、さらに分級ローター3
の出口には第4排出シュート27が設置されている。な
お、第2排出シュート25と分級ローター3の先端部と
の間には安全カバー28が設けられている。
【0016】前記第1,第2,第3,第4排出シュート
24,25,26,27は、泥水ケーシング23と外部
スクリュー5の出側、外側筒網3cと内部スクリュー4
cの出側、中間筒網3bと内部スクリュー4bの出側、
内側筒網3aと内部スクリュー4aの出側に、それぞれ
合わせて設けられている。符号29A 〜29C は排出コンベ
ヤであり、第1〜第3排出シュートの下方に設けられ
る。これらの排出コンベヤ29A 〜29C は、基端部をベー
スフレーム1上に置き、先端部を分級機20の側方に延
ばすように設置されている。
【0017】この分級機20によって、汚泥を汚水と汚
泥骨材とに分級することができるが、詳細については後
述する。
【0018】つぎに、滅菌装置30を説明する。図6は
滅菌装置30の側面図である。図7は図6のVII −VII
線矢視図である。図8は図6のVIII−VIII線矢視断面図
である。図6〜8において、符号31はフレームを示し
ている。フレーム31の上部には、加熱室32が取り付
けられている。この加熱室32の内部には、ロール状の
ロータ33が、水平軸廻りに回転自在に設けられてい
る。このロータ33は、鉄板を巻いてロール状に形成
し、その内側に、例えば4枚の攪拌羽根33a が取り付け
られたものである。この攪拌羽根33a は、断面視で鉤型
であり、ロータ33の長手方向に沿って延びたものであ
る。なお、ロータ33に取り付ける攪拌羽根33a の枚数
には特に限定はない。
【0019】前記フレーム31の下面には、モータケー
ス37が設けられており、このモータケース37の内部
には、モータMが収納されている。このモータMが前記
ロータ33を回転させるための駆動源であり、モータM
の駆動力をギヤやベルト等の伝達機構によってロータ3
3に伝達するようになっている。このモータMによっ
て、ロータ33を回転させれば、攪拌羽根33a によっ
て、汚泥骨材を効率的に攪拌することができる。
【0020】前記加熱室32の前後両端には、汚泥骨材
を投入し、この汚泥骨材をロータ33に案内するための
ホッパー34と、ロータ33の内部の汚泥骨材を加熱す
るためのバーナ35とがそれぞれ配設されている。バー
ナ35側のフレーム31には、加熱後の汚泥骨材を排出
するための排出シュート36が設けられている。
【0021】前記モータケース37の下面には、前後左
右に車輪38,38が取り付けられている。一方、前記
フレーム31の後部(図6では左側)には、ジャッキ3
9が垂直に取り付けられている。このジャッキ39を伸
縮させることによって、滅菌装置30を、そのロータ3
3とともに前傾させたり水平に戻したりすることができ
るのである。
【0022】かかる滅菌装置30によれば、ホッパー3
4から投入された汚泥骨材を、ロータ33の回転によっ
て撹拌しながら、ホッパー34側からバーナ35側へ送
り、バーナ35によって加熱して滅菌することができる
のである。
【0023】つぎに、本実施形態の汚泥骨材の有用化設
備の作用効果を説明する。図1に示すように、洗浄車4
0の洗浄用ホース42および吸引車50の吸引ホース5
2をマンホールから下水道に挿入する。そして、車輌4
1の先端に取り付けられた噴射ヘッド43から水を噴射
させる。この水の勢いや水圧等により、下水道にこびり
ついた汚泥を剥離させることができる。そして、吸引車
50の吸引ホース52の先端から汚泥を吸引し、この汚
泥を汚泥タンク53に溜める。
【0024】そして、汚泥タンク53の図示しないハッ
チを開けて、汚泥タンク53を傾けて、汚泥タンク53
内の汚泥を分級機20のホッパ21に投入し、投入シュ
ート22から分級ローター3の内側筒網3aの内部に汚
泥を入れる。ついで、分級ローター3を回転させなが
ら、内部に水を注入する。
【0025】分級ローター3が回転すると、内部スクリ
ュー4a、4b、4cによって分級ローター3内の汚泥
が基端部から先端部に向けて送られていく。このとき、
内側筒網3a内では、内部スクリュー4aの旋回によっ
て汚泥が掻き混ぜられながら先端部へ送られていき、網
目の40mm径以下の汚泥は中間筒網3bへ落下し、40
mm径以上の栗石などは先端まで運ばれ、第4シュート2
7で機外に排出される。中間筒網3b内では内側筒網3
aから落下してきた汚泥が内部スクリュー4bで掻き混
ぜられながら先端部へ送られていき、網目の20mm径以
下の汚泥は外側筒網3cへ落下し、例えば20〜40mm
径の砂が中間筒網3bの先端まで運ばれ、第3シュート
26から落下する。外側筒網3c内では、中間筒網3b
から落下してきた汚泥が内部スクリュー4cで掻き混ぜ
られながら先端部へ送られていき、網目より小さい、例
えば3〜20mm径の砂が第2シュート25から機外へ排
出される。外側筒網3cを落下した5mm径以下の汚泥は
泥水ケーシング23内で外部スクリュー5で掻き混ぜら
れながら先端へ送られた泥や5mm径以下の細砂は第1シ
ュート24から機外へ排出される。
【0026】一方、泥水ケーシング23内には水と泥分
が入っているが、外部スクリュー5で掻き混ぜて水分と
泥分を分離し、水分のみを図示しない汚泥脱水機に供給
すれば、泥を脱水ケーキとして取出せ、水を清水にする
ことができる。
【0027】そして、第1〜第3排出シュート24〜2
6で排出された細砂および砂は、それぞれ第1〜第3排
出コンベヤ29A 〜29C で分級機20の側方へ搬送され蓄
積される。
【0028】したがって、分級機20によれば、例え
ば、第1排出コンベヤ29A からは5mm以下の細砂が取り
出せ、第2排出コンベヤ29B からは5〜20mmの砂が取
り出せ、第3排出コンベヤ29C からは20〜40mmの砂
が取り出せ、第4排出シュート27からは40mm以上の
栗石を取り出すことができる。これら第1〜第3排出コ
ンベヤ29A 〜29C および第4排出シュート27から取り
出した細砂、砂および栗石は、いずれも汚泥骨材であ
る。
【0029】そして、図6に示すように、滅菌装置30
のジャッキ39を伸長させて、滅菌装置30をロータ3
3とともに前傾させておく。ついで、細砂、砂および栗
石の汚泥骨材を分級毎に、滅菌装置30のホッパー34
に投入する。ロータ33を回転させると、各汚泥骨材
は、攪拌羽根33a によって撹拌される。しかも、ロータ
33は前傾しているから、汚泥骨材はロータ33内で攪
拌されながらホッパー34側からバーナ35側へ送ら
れ、バーナ35によって加熱される。このため、汚泥骨
材中の微生物や菌は死滅するので、汚泥骨材を滅菌させ
ることができる。これより、汚泥骨材の悪臭を消すこと
ができる。
【0030】滅菌後の汚泥骨材は、悪臭がないので建材
として利用することができる。つまり、従来破棄されて
いた汚泥を、利用価値のある建材に再生させることがで
きるのである。
【0031】滅菌装置30によって細砂、砂および栗石
の汚泥骨材を、分級毎に加熱して滅菌することによっ
て、細砂、砂および栗石の汚泥骨材を分級毎に悪臭が消
臭された建材に再生させることができる。
【0032】上記のごとく、本実施形態の汚泥骨材の有
用化設備によれば、廃棄されていた下水道の汚泥から汚
泥骨材を取り出し、この汚泥骨材を利用価値のある建材
に再生させることができるという効果を奏する。
【0033】
【発明の効果】請求項1の汚泥骨材の有用化設備によれ
ば、廃棄されていた下水道の汚泥から汚泥骨材を取り出
し、この汚泥骨材を利用価値のある建材に再生させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の汚泥骨材の有用化設備の構造模式
図である。
【図2】分級機20の側面図である。
【図3】分級機20の正面図である。
【図4】分級機20の内部スクリューの説明図である。
【図5】分級機20の外部スクリューの説明図である。
【図6】滅菌装置30の側面図である。
【図7】図6のVII −VII 線矢視図である。
【図8】図6のVIII−VIII線矢視断面図である。
【符号の説明】
20 分級機 21 ホッパー 30 滅菌装置 33 ロータ 34 ホッパー 35 バーナ 40 洗浄車 50 吸引車 52 吸引ホース 53 汚泥タンク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下水道の汚泥を下水道から剥離させて洗浄
    する洗浄車と、剥離した汚泥を吸引するための吸引ホー
    ス、汚泥を溜める汚泥タンク、汚泥を排出するための排
    出手段を備えた吸引車と、前記汚泥を投入するためのホ
    ッパーを備え、前記汚泥を泥水と汚泥骨材とに分級し
    て、別々に排出する分級機と、前記汚泥骨材を滅菌させ
    る滅菌装置とからなり、該滅菌装置が、前記汚泥骨材を
    投入するためのホッパーと、前記汚泥骨材を回転させな
    がら撹拌するロータと、該ロータ内の汚泥骨材を加熱す
    るためのバーナとからなることを特徴とする汚泥骨材の
    有用化設備。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5025820B1 (ja) * 2011-09-02 2012-09-12 国土興産株式会社 容器内における粘性物の外部排出方法及び粘性物の回収システム
JP2013043150A (ja) * 2011-08-25 2013-03-04 Kowa Kinzoku Kogyo:Kk 汚泥処理方法及び汚泥処理装置

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JP5025820B1 (ja) * 2011-09-02 2012-09-12 国土興産株式会社 容器内における粘性物の外部排出方法及び粘性物の回収システム

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