JP2001327587A - 自動車用加熱式芳香装置 - Google Patents

自動車用加熱式芳香装置

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JP2001327587A
JP2001327587A JP2000283031A JP2000283031A JP2001327587A JP 2001327587 A JP2001327587 A JP 2001327587A JP 2000283031 A JP2000283031 A JP 2000283031A JP 2000283031 A JP2000283031 A JP 2000283031A JP 2001327587 A JP2001327587 A JP 2001327587A
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knob
heat
heater
plug
fragrance
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JP2000283031A
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English (en)
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Mari Shiozawa
真理 塩澤
Yoshihisa Hirano
善久 平野
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Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アロマオイル等の液体芳香剤の香りを車室内
で使用者が好きなときに好きな種類の香りを楽しむ。 【解決手段】 車室内に設けられたアクセサリーソケッ
ト12に着脱可能に挿入されるプラグ部13の基端側
に、つまみ部14を設けて、自動車用加熱式芳香装置1
1を構成する。プラグ部13を、シガーライタのプラグ
部と同等の構成とする。つまみ部14を、耐熱性,断熱
性を有するプラスチック材料から円筒キャップ状に構成
し、その先端部に、管状部14bに連続する注入穴21
や、斜め方向に延びる複数の照明孔22を形成する。つ
まみ部14a内に、光ガイド部材からなる収容部形成部
材23を設けて、液体芳香剤が逆流防止状態で収容され
る収容部25を形成すると共に、照明用のランプ24を
設ける。ヒータ17の熱が収容部25に伝達される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車室内でアロマオ
イル等の液体芳香剤の芳香を楽しむことができる自動車
用加熱式芳香装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、自動車用の芳香
剤は、ダッシュボード上に載置するボトル入りのタイプ
のものや、エアコンの吹出口に取付けるケース入りのタ
イプのものなどが提供されていたが、いずれも、常温で
常に自然蒸散するため、香りを嗅ぎたくない場合でも香
ってしまい、さらには、別の香りを楽しむためには、芳
香中の芳香剤を密封する手間が必要となるといった不具
合があった。
【0003】そこで、近年では、実用新案登録第305
9889号公報に示されるような、加熱式の車載用芳香
器が供されてきている。この芳香器1は、図4に示すよ
うに、シガーライタソケットに挿入されるプラグ部2の
基端部に、球状のカバー3を設け、そのカバー3内に、
固形の芳香剤4を収容するホルダ5を設けると共に、そ
の下部に電球6を設けて構成されている。この電球6
は、シガーライタソケットからの給電により点灯し、そ
のフィラメントの発熱により芳香剤4が加熱されて蒸散
するようになっている。これによれば、使用者が好きな
ときに芳香剤の香りを楽しむことができ、芳香作用の制
御をすることができる。
【0004】しかしながら、上記した従来の芳香器1で
は、専用の固形(直径1cm程度の球状)の芳香剤4しか
使用できないので、使用者は、専用の芳香剤4を買い求
めるしかなく、使用者にとっての香りの選択枝が狭いも
のとなっていた。この場合、近年では、香りを嗅ぐこと
により癒し等の効果を得るアロマテラピーが普及してき
ており、家庭等で楽しむための多種多様なアロマテラピ
ー用の液体芳香剤(アロマオイル)が市販されている。
このようなアロマオイルを車室内でも楽しめるようにす
ることが要望されるが、上記した芳香器1では、その要
望に応えることは不可能であった。
【0005】なお、上記従来の芳香器1では、芳香剤4
の加熱源として小形の電球6を利用しているので、加熱
源としては弱く、加熱式芳香装置としての能力に劣るも
のとなっていた。さらには、上記従来の芳香器1では、
カバー3がかなり大型となっているので、使用時におけ
るいわゆる自動車室内部突起が大きくなり、自動車用と
しての安全上の問題もあった。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、アロマオイル等の液体芳香剤の香りを
車室内で使用者が好きなときに楽しむことができる自動
車用加熱式芳香装置を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の自動車用加熱式
芳香装置は、車室内に設けられたアクセサリーソケット
に着脱可能に挿入されるプラグ部と、このプラグ部の基
端側に設けられた耐熱性及び断熱性を有するつまみ部
と、前記プラグ部内に設けられ前記アクセサリーソケッ
トからの電源供給により発熱するヒータと、前記つまみ
部に設けられ外部から液体芳香剤を注入するための注入
穴と、前記つまみ部内に前記ヒータからの熱が伝達され
るように設けられ、前記注入穴から注入された液体芳香
剤が収容される収容部とを具備するところに特徴を有す
る(請求項1の発明)。
【0008】これによれば、使用者がつまみ部の注入穴
から収容部に液体芳香剤を注入し、その状態でプラグ部
をアクセサリーソケットに挿入すると、プラグ部内に設
けられたヒータに給電されて発熱し、その熱が収容部に
伝達され、収容された液体芳香剤が加熱されて蒸散し、
車室内に香りが広がるようになる。このとき、液体の芳
香剤を使用するものであるから、専用の固体の芳香剤を
使用するものと異なり、使用者の好み等に応じて、市販
の多種多様な液体芳香剤を使用することができ、その香
りの選択枝が大幅に広がる。
【0009】尚、液体芳香剤を蒸散させるための加熱源
として、ヒータを採用しているので、高い加熱能力が得
られる。また、つまみ部は車室内に突出することになる
が、ヒータはアクセサリーソケットに挿入されるプラグ
部に設けられているので、つまみ部には収容部等を設け
るだけで済み、つまみ部をさほど大きくする必要はな
く、いわゆる自動車室内部突起を小さく抑えることがで
きる。
【0010】また、上記構成に加えて、つまみ部内に、
照明用のランプを設けると共に、前記収容部を形成する
壁を光ガイド部材から構成し、ランプの光がその壁を通
してつまみ部の外部に照射されるようにすることができ
る(請求項2の発明)。これによれば、香りに加えて、
ランプの光による視覚的な楽しみの効果も得ることがで
き、しかも、ランプの光を導くための部材を、収容部を
構成する部材と兼用することができ、構成の簡単化、小
形化を図りながら、照明効果を高めることができる。さ
らに、収容部を形成する壁に、ランプを保持するホルダ
部を一体的に設けるようにすれば(請求項3の発明)、
構成をより一層簡単に済ませることができる。
【0011】そして、上記請求1の構成に加えて、例え
ばサーモスタットの機構や温度センサの機構により、前
記ヒータが所定温度以上に温度上昇したときに、アクセ
サリーソケットからの電源供給が自動的に遮断される構
成とすると共に、プラグ部の先端部に、ヒータの熱によ
り煙草に着火が可能な着火部を設けることにより、シガ
ーライタとしての使用を可能に構成することもできる
(請求項4の発明)。
【0012】本発明の芳香装置においては、ヒータを含
むプラグ部等は、従来より供されているシガーライタの
部品をそのまま利用(流用)することが可能であり、そ
の際に、着火機能をなくすような変更を加えなくとも良
く、その部品の流用によって、製造コストを安価に済ま
せることができるのである。芳香装置あるいはシガーラ
イタとしてのどちらの使用時においても、ヒータひいて
はプラグ部やつまみ部が必要以上の高温となることを未
然に防止することができることは勿論である。
【0013】ところで、前記アクセサリーソケットは、
一般に、インパネの壁面に軸線をほぼ水平方向として開
口し、回転方向に方向性のない円筒状をなすように設け
られている。従って、プラグ部は、その円形穴に挿入可
能な円筒状に設けられるのであるが、このとき、使いや
すさを考えると、そのプラグ部を、回転方向については
いずれの位置であっても挿入可能(使用可能)とするこ
とが望ましい。
【0014】そこで、上記収容部のより具体的な構成と
して、ほぼ円筒キャップ状のつまみ部の先端中心部から
軸方向に延びて注入穴を形成すると共に、その注入穴の
奥部に連続する管状部を、同軸の円筒容器状に構成され
た収容部の中心部内部に突出させる構成とすることがで
きる(請求項5の発明)。
【0015】これによれば、注入穴に連続する管状部が
収容部内に突出していることによって、逆流防止構造が
構成され、収容部内の液体芳香剤が、管状部から注入穴
側に逆流することが防止される。そして、収容部は、注
入穴及び管状部と同軸の円筒容器状に構成されるので、
つまみ部の回転方向位置に関係なく、液体芳香剤を収容
することが可能となる。
【0016】上記したプラグ部内のヒータの熱を、つま
み部内の収容部に伝達する構成としては、内部の空気に
よる熱伝達であっても良いが、ヒータの熱を収容部に伝
達する伝熱部材を設けるようにすれば(請求項6の発
明)、ヒータから収容部への良好な熱伝導が行なわれる
ようになり、液体芳香剤を効率的に加熱することができ
るようになる。
【0017】さらには、つまみ部を、プラグ部に対して
着脱可能に取付ける構成とすれば、より効果的となる
(請求項7の発明)。これによれば、例えば装置を連続
的に使用(液体芳香剤を補充)するような場合、プラグ
部がヒータの熱によって高温となっている事情があって
も、高温のプラグ部をアクセサリーソケット内に残した
状態で、つまみ部のみを取外すことができるので、高温
のものを取扱う必要がなくなり、ひいては安全性を高め
ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例(請求項
1〜5に対応)について、図1及び図2を参照しながら
説明する。図1は、本実施例に係る自動車用加熱式芳香
装置11の全体構成を示しており、この芳香装置11
は、車室内(インストルメントパネルの前面)に設けら
れたアクセサリーソケット12(内壁面の輪郭のみを想
像線で示す)に着脱可能に挿入されるプラグ部13の基
端側に、つまみ部14を有して構成される。
【0019】詳しい図示及び説明は省略するが、前記ア
クセサリーソケット12は、シガーライタや、車室内で
使用するテレビ受像機、CDプレーヤ、カーナビ等の電
源供給用として設けられており、周知のように、前面側
が開口する円筒状をなし、その内周面部分にマイナス
(アース)電極を有すると共に、底部部分にプラス電極
を有して構成されている。この場合、アクセサリーソケ
ット12は、軸線をほぼ水平方向とする円筒状に延びて
設けられている。
【0020】また、このアクセサリーソケット12内に
は、後述するプラグ部13の保持筒15を挿入状態に保
持する係合部が設けられ、更に、後述するプラグ部13
の本体部16を押込位置に係止すると共にプラス電極を
兼用する係止爪が設けられている。この係止爪はバイメ
タルからなり、後述するプラグ部13のヒータ17が所
定温度(例えば700℃)となったときに変形してその
係止が解かれるようになっている。
【0021】前記プラグ部13は、本実施例では、周知
のシガーライタのプラグ部とほぼ同等の構成を備えてい
る。即ち、プラグ部13は、本体部16の外周に保持筒
15を有して構成される。前記保持筒15は、例えば金
属から、前記アクセサリーソケット12内に嵌り込む円
筒状に形成され、本体部16に対して、軸方向(図で左
右方向)に相対的にスライド移動(摺動)可能に設けら
れている。この場合、図1の上半部に示すような、本体
部16が保持筒15から図で右方に突出した突出位置
と、図1の下半部に示すような本体部16がその突出位
置から押込まれた押込位置との間で所定のストロークだ
けスライド移動可能とされている。
【0022】また、前記保持筒15の途中部には、くび
れ状の被係合部15aが設けられ、プラグ部13のアク
セサリーソケット12内への挿入状態で、その被係合部
15aが前記係合部に係合されて保持されるようになっ
ている。また、この保持筒15は、アクセサリーソケッ
ト12内への挿入状態で前記マイナス(アース)電極に
接続され、ヒータ17への給電のためのマイナス(アー
ス)側の端子部としても機能するようになっている。
【0023】そして、前記本体部16は、基部16aの
外周に、段付きの円筒状に構成され前記保持筒15の内
周面を摺動する外殻体16bを備え、さらにその外殻体
16bの先端部(図で左端部)に、例えばコイルヒータ
からなるヒータ17及びそれを囲繞するアッシュガード
18を備えている。この場合、前記ヒータ17は、本体
部16の先端面に露出し、もって、プラグ部13(本体
部16)の先端部には、煙草に着火が可能な着火部19
が設けられているのである。さらに、この本体部16に
は、該本体部16(基部16a)を前記保持筒15に対
して突出位置(図で右方)に付勢するための図示しない
コイルばねが設けられている。
【0024】これにて、プラグ部13においては、通常
時(不使用時)には本体部16が突出位置に位置される
ようになっている。このプラグ部13をアクセサリーソ
ケット12内に挿入すると、まず、保持筒15がアクセ
サリーソケット12内の係合部に係合されてその位置に
保持されるようになり、そこから本体部16をコイルば
ねのばね力に抗して更に図で左方に押込むことにより、
本体部16が押込位置へスライド移動し、前記アッシュ
ガード18がアクセサリーソケット12内の係止爪に係
止されるようになる。
【0025】このとき、係止爪(プラス電極)、アッシ
ュガード18、ヒータ17、本体部16、保持筒15、
マイナス(アース)電極という順の通電路が形成され、
アクセサリーソケット12からヒータ17に電源が供給
されるのである。また、その後、ヒータ17部分が所定
温度例えば700℃以上の高温となると、係止爪が変形
してその係止が解かれ、コイルばねのばね力により、本
体部16が保持筒15に対して図で右方に移動して突出
位置に戻り、もってヒータ17が断電されるようになっ
ている。本体部16(つまみ部14)を手動で引張るこ
とにより、逆方向にスライド移動させて強制的に突出位
置に戻し、ヒータ17を断電させることができることは
勿論である。
【0026】尚、前記本体部16においては、基部16
aが外殻体16bに対して若干量だけ押込可能に設けら
れており、それらの間に設けられたコイルばね20によ
り、通常時には基部16aは外殻体16bに対して図示
のような元位置に付勢されている。また、アクセサリー
ソケット12及びプラグ部13は、いずれも回転方向に
方向性はなく、プラグ部13が回転方向のどの位置にあ
っても使用可能とされている。さらには、前記ヒータ1
7(着火部19)は、断電後も数十秒程度は高温状態
(煙草に着火可能な温度)に保たれるようになってい
る。
【0027】さて、前記つまみ部14は、前記プラグ部
13の本体部16(基部16a)の基端側(図で右側)
に取付けられている。以下、このつまみ部14について
図2も参照して詳述する。このつまみ部14は、例えば
耐熱性,断熱性を有する着色プラスチック材料から、基
端側(図で左端側)が開口し、先端側が閉塞するよう
な、比較的肉厚な円筒キャップ状に構成されている。
【0028】このとき、つまみ部14は、内部に、均等
な内径で軸方向に延びる中空部14aを有しており、そ
の外周面は、基端側から先端側へ向けて緩やかに径大と
なるようなテーパ面状をなし、また先端部は丸みをもっ
た形状とされている。このつまみ部14は、前記プラグ
部13と同軸状に前記本体部16(基部16a)に接続
されており、この状態で、その中空部14aがプラグ部
13の本体部16内に連通しており、以て輻射により前
記ヒータ17からの熱が、中空部14a内に伝達される
ようになっている。
【0029】図2にも示すように、このつまみ部14の
先端部には、その中心部から軸方向に延びて注入穴21
が形成されている。これと共に、つまみ部14の先端側
の内壁面部には、前記注入穴21に連続し、中空部14
a内に突出する管状部14bが一体に設けられている。
また、本実施例では、つまみ部14の先端寄り部分に
は、その壁部を貫通するように、軸方向に対して斜め方
向に延びる照明孔22が、この場合、円周方向に均等な
例えば6か所(一部のみ図示)に位置して設けられてい
る。
【0030】そして、このつまみ部14内(中空部14
aの先端側部分)には、該つまみ部14a内に収容部を
形成するための収容部形成部材23が設けられ、さらに
本実施例では照明用のランプ24が設けられる。そのう
ち収容部形成部材23は、透明プラスチック製の光ガイ
ド部材から、円筒容器状に形成されており、前記中空部
14a内の先端部にほぼ密に嵌め込まれている。このと
き、収容部形成部材23の外周面部には、前記各照明孔
22の基端側部分に嵌合する6個の突起部23aが一体
に形成されており、それら突起部23aにより取付け時
の位置決め(抜け防止)が図られるようになっている。
また、前記収容部形成部材23は、前記管状部14aの
突出の長さよりも若干深く構成されている。
【0031】これにて、つまみ部14の中空部14aの
先端側部分には、先端部の内壁と前記収容部形成部材2
3とによって、収容部25が構成されるようになってお
り、前記管状部14bはその収容部25の中心部内部に
突出した形態とされるようになっている。また、上述の
ように、この収容部25には、輻射により前記ヒータ1
7の熱が伝達されるようになっている。
【0032】この収容部25内には、加熱されることに
より有効に蒸散し芳香を発生するアロマオイル等の液体
芳香剤が、前記注入穴21から注入されることにより収
容されるようになっている。このとき、前記管状部14
bが収容部25の中心部内部に突出しているため、一旦
収容部25内に収容された液体芳香剤は、つまみ部14
(芳香装置11)を回転させたり下向きとしたりして
も、注入穴21に逆戻りすることはなく、もって逆流防
止構造が設けられている。つまみ部14の回転方向の位
置に関係なく、収容部25内に液体芳香剤を収容できる
ことは勿論である。尚、前記注入穴21は、蒸散した芳
香剤の出口としても機能する。
【0033】さらに、前記収容部形成部材23の裏面
(外底面)側に、前記ランプ24が設けられるのである
が、本実施例では、収容部形成部材23には、前記ラン
プ24を保持するホルダ部23bが一体に形成されてい
る。このランプ24の2本の電極端子には、夫々例えば
耐熱性を有するリード線26,26が接続され、一方の
リード線26が前記アッシュガード18に接続され、他
方のリード線26が前記本体部16(基部16a)に接
続されている。
【0034】これにて、前記プラグ部13のアクセサリ
ーソケット12内への挿入状態(ヒータ17への通電状
態)では、ランプ24にも通電されるようになってい
る。そして、このランプ24の光は、光ガイド部材から
なる収容部形成部材23を通って、前記各照明孔22の
基端側部分に嵌め込まれた6個の突起部23aを通り、
照明孔22から外部に照射されるようになっている。こ
のとき、前記突起部23aの先端面は、照明孔22の延
びる方向に対して、屈折によるロスが少なくなる用に直
角にカットされた形状に形成され、もって光放射面を構
成しているのである。
【0035】次に、上記構成の作用について述べる。上
記した自動車用加熱式芳香装置11を使用して車室内で
アロマオイル等の液体芳香剤の香りを楽しむにあたって
は、使用者は、芳香装置11をアクセサリーソケット1
2から取外し、つまみ部14の注入穴21を上向きにし
た状態で、その注入穴21から好みの液体芳香剤を注入
する。これにて、つまみ部14の収容部25内に、液体
芳香剤が逆流防止状態で収容されるようになる。
【0036】そして、この状態から、つまみ部14をつ
まんで、プラグ部13をアクセサリーソケット12に挿
入するようにする。この場合、収容部25部分には、液
体芳香剤の逆流防止構造が設けられているので、つまみ
部14を回転させたり下向きとしたりしても、液体芳香
剤が漏れ出ることはなく、また、つまみ部14の回転方
向の位置に関係なく、プラグ部13を挿入することがで
き、もって取扱いやすいものとなる。
【0037】プラグ部13がアクセサリーソケット12
内に挿入されると、上述のように、アクセサリーソケッ
ト12からヒータ17に電源が供給されるようになり、
ヒータ17が発熱する。そして、その熱はつまみ部14
内の収容部25に放射され、収容部25内の液体芳香剤
が加熱されて蒸散し、注入穴21を通って車室内に芳香
が広がるようになる。また、これと同時に、ランプ24
にも電源が供給されるようになり、ランプ24が光を発
するようになる。このランプ24からの光は、光ガイド
部材からなる収容部形成部材23を通して各突起部23
aから出力され、6個の照明孔22を通して外部に照明
がなされるのである。
【0038】これにより、使用者は、市販されている多
種多様な液体芳香剤から自分の好みの液体芳香剤の香り
を楽しむことができ、その選択枝が大幅に広がる。この
とき、液体芳香剤を蒸散させるための加熱源として、ヒ
ータ17を採用しているので、高い加熱能力が得られ
る。また、芳香と共に照明孔22から照明がなされるの
で、簡単な構成で、照明による視覚的な演出効果も得る
ことができる。尚、使用状態では、つまみ部14がアク
セサリーソケット12から車室内に突出することになる
が、つまみ部14は、収容部25及びランプ24を設け
るだけの小さなもので済み、いわゆる自動車室内部突起
を小さく抑えることができるのである。
【0039】この後、例えばヒータ17部分が所定温度
例えば700℃以上の高温となると、係止爪が変形して
その係止が解かれ、プラグ部13の本体部16が突出位
置に戻り、ヒータ17が断電されると共に、ランプ24
も消灯される。これにて、ヒータ17ひいてはプラグ部
13やつまみ部14が必要以上の高温となることを未然
に防止することもできる。使用者が手動でつまみ部14
を引張ることにより、強制的に本体部16を突出位置に
戻して、ヒータ17及びランプ24を断電させることも
できる。
【0040】尚、本実施例では、芳香装置11は、シガ
ーライタとしての使用も可能に構成されているので、使
用者が煙草に火を付けたい場合に、芳香装置11(プラ
グ部13)をアクセサリーソケット12に挿入すれば、
一定時間が経過した際には、着火部19が高温となった
状態で本体部16が突出位置に戻るので、芳香装置11
をアクセサリーソケット12から引抜いて着火部19
(ヒータ17)を用いて煙草に火を付けることができ
る。収容部25に液体の殺虫剤(蚊取り用リキッド等)
を注入すれば、殺虫装置としても使用できる。
【0041】このように本実施例の自動車用加熱式芳香
装置11によれば、従来のような専用の固体の芳香剤4
しか使用できなかった芳香器1と異なり、一般に市販さ
れるアロマオイル等の液体芳香剤の香りを車室内で使用
者が好きなときに楽しむことができ、また好きな香りに
取替えることができ、しかも高い加熱能力により効果的
に芳香されることができ、さらには自動車室内部突起も
小さく抑えることができるという優れた効果を奏する。
【0042】また、特に本実施例では、照明用のランプ
24を設けたことにより、光による効果も得ることがで
き、その際、収容部形成部材23を光ガイド部材から構
成する等の工夫により、簡単な構成で、照明効果を高め
ることができるものである。さらに、特に本実施例で
は、従来より供されているシガーライタの部品をそのま
ま利用(流用)するよう構成したので、製造コストを安
価に済ませることができるといったメリットも得ること
ができるものである。
【0043】なお、上記実施例では、ヒータ17の熱を
輻射により収容部25に伝達するようにしたが、例えば
金属製の棒状あるいは板状の伝熱部材を、プラグ部13
内からつまみ部14内まで延びるように設け、その伝熱
部材により収容部25内の液体芳香剤を加熱するように
構成しても良い(請求項6に対応)。これにより、ヒー
タ17から収容部25への良好な熱伝導が行なわれるよ
うになり、液体芳香剤を効率的に加熱することができ
る。
【0044】次に、図3は、本発明の他の実施例(請求
項7に対応)に係る自動車用加熱式芳香装置31の構成
を示している。この芳香装置31は、インストルメント
パネル(前面位置Aを想像線で示す)の前面部に設けら
れたアクセサリーソケット12に着脱可能に挿入される
プラグ部32の基端側(図で左側)に、つまみ部33を
着脱可能に取付けて構成されている。尚、上記一実施例
と同一部分には、同一符号を付して詳しい説明を省略す
ることとする。
【0045】前記プラグ部32は、本体部34の外周に
保持筒15を有して構成される。前記本体部34は、セ
ラミックやプラスチック等の絶縁材製の基部35の外周
に、段付きの円筒状に構成され前記保持筒15の内周面
を摺動する外殻体16bを備え、さらにその外殻体16
bの先端部(図で右端部)に、着火部19を構成するヒ
ータ17及びそれを囲繞するアッシュガード18を備え
ている。
【0046】このとき、前記基部35は、基端側(図で
左側)が開口した有底の円筒状に構成されると共に、そ
の内底部から突出するようにホルダ部35aを一体に有
している。このホルダ部35aの先端部には、ガラス製
の外皮を有した照明用のランプ(バルブ)36が取付け
られている。尚、前記ランプ36のリード線36a(1
本のみ図示)は、一方が前記アッシュガード18に接続
され、他方が外殻体16bに接続され、もってヒータ1
7への通電と同時に通電されるようになっている。
【0047】これに対し、前記つまみ部33は、例えば
耐熱性,断熱性を有する着色プラスチック材料から、基
端側(図で右端側)で開口する中空部33aを有すると
共に、先端部に軸方向に延びる注入穴21を有した、比
較的肉厚な円筒キャップ状に構成されている。また、つ
まみ部33の先端寄り部分には、例えば6か所に位置し
て照明孔22が形成されている。そして、このつまみ部
33内(中空部33aの先端側部分)には、透明プラス
チック製の光ガイド部材からほぼ円筒容器状に形成され
た収容部形成部材37が設けられ、つまみ部33の先端
部の内壁とその収容部形成部材37とによって、液体芳
香剤が逆流防止状態で収容される収容部25が構成され
るようになっている。
【0048】このように構成されたつまみ部33は、そ
の基端部が前記プラグ部32の基部35に嵌り込む、つ
まり中空部33aの内周が前記ホルダ部35aの外周に
嵌挿されるようにして着脱可能に取付けられる。このと
き、ホルダ部35aの基端部外周には、係合突起38が
一体に形成されており、前記つまみ部33の内周壁部に
は、その係合突起38に係合する案内溝39が形成され
ている。この案内溝39は、中空部33aの開口端部か
ら軸方向(図で左方向)に若干長さ延び、さらにその先
端から周方向に折曲がる折曲部39aを有して構成され
る。このとき、折曲部39aは、その先端側が次第に幅
狭となるテーパ状に構成されている。
【0049】これにて、使用者がつまみ部33をプラグ
部32に取付けるにあたっては、案内溝39の基端部を
係合突起38に位置合わせした状態で、つまみ部33の
基端部をプラグ部32の基部35に軸方向に差込み、そ
の後、例えば時計回り方向に回転させれば良く、これに
より、係合突起38が相対的に案内溝39内に侵入し、
折曲部39aにおいて圧接状態となって取付状態が保持
されるようになっている。また、上記とは逆の手順によ
りつまみ部33をプラグ部32から取外すことができる
ようになっている。
【0050】尚、プラグ部32に対するつまみ部33の
取付状態では、前記ランプ36が、光ガイド部材からな
る収容部形成部材37の裏側近傍に位置され、もって、
ランプ36の光が、収容部形成部材37を通って、前記
各照明孔22から外部に照射されるようになっている。
また、前記ヒータ17の熱が、中空部33aを介して収
容部25に伝達されるようになっている。
【0051】上記構成においては、車室内でアロマオイ
ル等の液体芳香剤の香りを楽しむにあたっては、使用者
は、つまみ部33の注入穴21から好みの液体芳香剤を
注入するのであるが、この場合、その作業を芳香装置3
1全体をアクセサリーソケット12から取外した状態で
行うことができることは勿論、プラグ部32をアクセサ
リーソケット12内に残した状態で、つまみ部33をプ
ラグ部32から取外した状態で行うことができる。
【0052】従って、本実施例によれば、使用者の好み
等に応じて、市販の多種多様な液体芳香剤を使用するこ
とができ、その香りの選択枝を大幅に広げることができ
る等の上記一実施例と同様の効果が得られることに加
え、例えば芳香装置31を連続的に使用(液体芳香剤を
補充)するような場合、プラグ部32がヒータ17の熱
によって高温となっている事情があっても、つまみ部3
3のみを取外すことによって、高温のものを取扱う必要
がなくなり、ひいては安全性を高めることができるもの
である。
【0053】尚、上記各実施例では、プラグ部13,3
2の先端面(着火部19)にヒータ17を露出させてシ
ガーライタとしても使用できる構成としたが、例えばプ
ラグ部13,32の先端面を閉塞状態とすることによ
り、シガーライタの機能を削除するように構成しても良
い。ヒータとしては、抵抗体により発熱させるものに代
えて、セラミックヒータや、ピエゾ素子を用いた電子ヒ
ータなどを採用することもできる。
【0054】その他、本発明は上記した実施例に限定さ
れるものではなく、例えば収容部(収容部形成部材)の
形状や構造としては、種々の変形が可能であり、また、
ランプを必ずしも設けなくとも所期の目的を達成するこ
とができる等、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して
実施し得るものである。
【0055】
【発明の効果】以上の説明にて明らかなように、本発明
の自動車用加熱式芳香装置によれば、アロマオイル等の
液体芳香剤の香りを車室内で使用者が好きなときに楽し
むことができ、この場合、使用者の好み等に応じて、市
販の多種多様な液体芳香剤を使用することができ、その
香りの選択枝を大幅に広げることができるという優れた
効果を奏する。また、加熱源としてヒータを採用したの
で、高い加熱能力を得ることができ、さらには、つまみ
部をさほど大きくする必要はなく、いわゆる自動車室内
部突起を小さく抑えることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、自動車用加熱
式芳香装置の全体構成を下半部を縦断面にて示す図
【図2】つまみ部の先端側の拡大縦断面図
【図3】本発明の他の実施例を示すもので、自動車用加
熱式芳香装置の構成をつまみ部をプラグ部から取外した
状態で示す図
【図4】従来例を示す芳香器の斜視図
【符号の説明】
図面中、11,31は自動車用加熱式芳香装置、12は
アクセサリーソケット、13,32はプラグ部、14,
33はつまみ部、14bは管状部、17はヒータ、19
は着火部、21は注入穴、22は照明孔、23,37は
収容部形成部材、23aは突起部、23bはホルダ部、
24,36はランプ、25は収容部、38は係合突起、
39は案内溝を示す。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室内に設けられたアクセサリーソケッ
    トに着脱可能に挿入されるプラグ部と、 このプラグ部の基端側に設けられた耐熱性及び断熱性を
    有するつまみ部と、 前記プラグ部内に設けられ前記アクセサリーソケットか
    らの電源供給により発熱するヒータと、 前記つまみ部に設けられ外部から液体芳香剤を注入する
    ための注入穴と、 前記つまみ部内に前記ヒータからの熱が伝達されるよう
    に設けられ、前記注入穴から注入された液体芳香剤が収
    容される収容部とを具備してなる自動車用加熱式芳香装
    置。
  2. 【請求項2】 車室内に設けられたアクセサリーソケッ
    トに着脱可能に挿入されるプラグ部と、 このプラグ部の基端側に設けられた耐熱性及び断熱性を
    有するつまみ部と、 前記プラグ部内に設けられ前記アクセサリーソケットか
    らの電源供給により発熱するヒータと、 前記つまみ部に設けられ外部から液体芳香剤を注入する
    ための注入穴と、 前記つまみ部内に前記ヒータからの熱が伝達されるよう
    に設けられ、前記注入穴から注入された液体芳香剤が収
    容される収容部と、 前記つまみ部内に設けられた照明用のランプとを備える
    と共に、 前記収容部を形成する壁は光ガイド部材から成り、前記
    ランプの光がその壁を通して前記つまみ部の外部に照射
    されることを特徴とする自動車用加熱式芳香装置。
  3. 【請求項3】 前記収容部を形成する壁には、ランプを
    保持するホルダ部が一体的に設けられていることを特徴
    とする請求項2記載の自動車用加熱式芳香装置。
  4. 【請求項4】 車室内に設けられたアクセサリーソケッ
    トに着脱可能に挿入されるプラグ部と、 このプラグ部の基端側に設けられた耐熱性及び断熱性を
    有するつまみ部と、 前記プラグ部内に設けられ前記アクセサリーソケットか
    らの電源供給により発熱するヒータと、 前記プラグ部の先端部に設けられ前記ヒータの熱により
    煙草に着火が可能な着火部と、 前記ヒータが所定温度以上に温度上昇したときに前記ア
    クセサリーソケットからの電源供給を自動的に遮断する
    手段と、 前記つまみ部に設けられ外部から液体芳香剤を注入する
    ための注入穴と、 前記つまみ部内に前記ヒータからの熱が伝達されるよう
    に設けられ、前記注入穴から注入された液体芳香剤が収
    容される収容部とを具備してなる自動車用加熱式芳香装
    置。
  5. 【請求項5】 前記つまみ部はほぼ円筒キャップ状をな
    し、前記注入穴はその先端中心部から軸方向に延びて形
    成されていると共に、その注入穴の奥部に連続する管状
    部が、同軸の円筒容器状に構成された収容部の中心部内
    部に突出する構成とされていることを特徴とする請求項
    1ないし4のいずれかに記載の自動車用加熱式芳香装
    置。
  6. 【請求項6】 前記ヒータの熱を前記収容部に伝達する
    伝熱部材が設けられていることを特徴とする請求項1な
    いし5のいずれかに記載の自動車用加熱式芳香装置。
  7. 【請求項7】 前記つまみ部は、前記プラグ部に対して
    着脱可能に取付けられていることを特徴とする請求項1
    ないし6のいずれかに記載の自動車用加熱式芳香装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006006824A1 (en) * 2004-07-13 2006-01-19 Chang Ho Lee Essential oil burner for car use
CN1310681C (zh) * 2002-07-29 2007-04-18 松下电器产业株式会社 芳香器
JP2013127766A (ja) * 2011-11-14 2013-06-27 Hochiki Corp 加煙試験器具
JP2013127765A (ja) * 2011-11-14 2013-06-27 Hochiki Corp 加煙試験器具用の発煙体

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