JP2001326965A - 無線データ通信方法及び装置 - Google Patents

無線データ通信方法及び装置

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JP2001326965A
JP2001326965A JP2000141771A JP2000141771A JP2001326965A JP 2001326965 A JP2001326965 A JP 2001326965A JP 2000141771 A JP2000141771 A JP 2000141771A JP 2000141771 A JP2000141771 A JP 2000141771A JP 2001326965 A JP2001326965 A JP 2001326965A
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timeout
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Takashi Fukushima
高司 福島
Takanari Shirasaka
貴成 白坂
Hiroshi Narasaki
博司 楢崎
Naoki Tamura
直樹 田村
Hidetaka Suzuki
秀孝 鈴木
Masato Imon
正東 井門
Yasushi Yamazaki
裕史 山崎
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Kobe Steel Ltd
Tu Ka Phone Kansai Inc
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Kobe Steel Ltd
Tu Ka Phone Kansai Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線を利用した移動体通信において,通信状
態の良し悪しに関係なく決定されたタイムアウト時間に
て無線通信を行うと,通信状態が悪化した場合に頻繁に
タイムアウトが発生するなど,全体的に通信効率が低下
してしまう。 【解決手段】 アプリケーション11からデータ転送要
求が出されると,通信環境推定部15において電波状況
測定部14で測定された電界強度の時系列値に基づいて
通信環境が推定される。そして,タイムアウト時間決定
部13により,上記通信環境推定部15で推定された通
信環境に基づいて初期タイムアウト時間が決定される。
上記初期タイムアウト時間にてデータ転送が開始される
と,上記タイムアウト時間決定部13は,1パケットの
転送に要する時間を逐次測定し,これに基づいてタイム
アウト時間を逐次変更する。これにより,データ転送途
中で通信状態が変化しても常にその時点での通信状態に
合ったタイムアウト時間に設定することができ,常に通
信効率を高く維持することが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,携帯電話などを用
いた移動体通信に好適な無線データ通信方法及び装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】無線を利用した移動体通信においては,
その通信状態は周囲の環境や移動状況等によって絶えず
変動する。従って,例えば不意に通信が切断されるなど
安定した回線の確保は保証されず,またデータ通信速度
も安定しない。このような不安定な無線データ通信にお
いても,従来は,通信状態の良し悪しに関係なく決定さ
れたタイムアウト時間にて通信が行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,このよ
うに通信状態の良し悪しに関係なく決定されたタイムア
ウト時間にて無線通信を行うと,例えば短いタイムアウ
ト時間が設定されている場合,データ転送途中で通信速
度が遅くなると,正常に通信が行われているにもかかわ
らず頻繁にタイムアウトが発生するような事態が想定さ
れる。このような場合,不必要なパケットの再送が頻繁
に行われることとなり,全体的に通信効率が低下してし
まう。本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり,
その目的とするところは,データ転送中,常に通信効率
を高く維持することが可能な無線データ通信方法及び装
置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に,本発明は,自局と相手局との間で,パケット単位で
無線によるデータ通信を行う無線データ通信方法におい
て,データ転送途中で,その時点での通信状態に応じて
タイムアウト時間を変更してなることを特徴とする無線
データ通信方法として構成されている。このような構成
により,データ転送途中で通信状態が変化しても,常に
その時点での通信状態に合ったタイムアウト時間に設定
することができ,通信効率を高く維持することが可能で
ある。ここで,上記通信状態として例えばパケットの転
送に要した時間の実測値を用いてタイムアウト時間を変
更することが可能である。この場合,タイムアウト時間
の変更計算には,例えば指数平滑法による次式を用いる
ことが可能である。 T(k+1)=T(k)+α×{A(k)−T(k)} 但し, T(k):現時刻kにおけるタイムアウト時間 T(k+1):変更後(時刻k+1)のタイムアウト時
間 α:平滑化定数 A(k):最適タイムアウト時間で,A(k)=P
(k)/R P(k):現時刻kにおいて1パケットの転送に要した
時間 R:1パケットの転送に要する時間とタイムアウト時間
との比の目標値である目標比
【0005】また,データ転送途中でのタイムアウト時
間の変更時に考慮する上記通信状態として,電波状況に
基づいて推定される通信環境(例えば接続不可,高速移
動,弱電界静止,安定静止などの分類,或いは接続可能
時間等)を用いることも可能である。更に,データ転送
開始時の初期タイムアウト時間を,電波状況に基づいて
推定される通信環境に基づいて決定するようにすれば,
データ転送の初期段階から通信効率を高く維持すること
が可能である。また,上記通信環境を電界強度の時系列
測定値に基づいて推定するようにすれば,高速移動など
により電波強度が短時間で急変することが想定される移
動体による無線データ通信においても,通信環境を精度
よく推定することが可能である。
【0006】また,上記目的を達成するために,本発明
は,相手局との間でパケット単位で無線によるデータ通
信を行う無線データ通信装置において,データ転送途中
で,その時点での通信状態に応じてタイムアウト時間を
変更するタイムアウト時間変更手段を具備してなること
を特徴とする無線データ通信装置として構成されてい
る。このような構成により,データ転送途中で通信状態
が変化しても,常にその時点での通信状態に合ったタイ
ムアウト時間に設定することができ,通信効率を高く維
持することが可能である。ここで,上記タイムアウト時
間変更手段は,上記通信状態として例えばパケットの転
送に要した時間の実測値を用いてタイムアウト時間を変
更するように構成することが可能である。この場合,タ
イムアウト時間の変更計算には,例えば指数平滑法によ
る次式を用いることが可能である。 T(k+1)=T(k)+α×{A(k)−T(k)} 但し, T(k):現時刻kにおけるタイムアウト時間 T(k+1):変更後(時刻k+1)のタイムアウト時
間 α:平滑化定数 A(k):最適タイムアウト時間で,A(k)=P
(k)/R P(k):現時刻kにおいて1パケットの転送に要した
時間 R:1パケットの転送に要する時間とタイムアウト時間
との比の目標値である目標比
【0007】また,上記タイムアウト時間変更手段は,
データ転送途中でのタイムアウト時間の変更時に考慮す
る上記通信状態として,電波状況に基づいて推定される
通信環境(例えば接続不可,高速移動,弱電界静止,安
定静止などの分類,或いは接続可能時間等)を用いるよ
うに構成することも可能である。更に,データ転送開始
時の初期タイムアウト時間を,電波状況に基づいて推定
される通信環境に基づいて決定するようにすれば,デー
タ転送の初期段階から通信効率を高く維持することが可
能である。また,上記通信環境を電界強度の時系列測定
値に基づいて推定するようにすれば,高速移動などによ
り電波強度が短時間で急変することが想定される移動体
による無線データ通信においても,通信環境を精度よく
推定することが可能である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下,添付図面を参照して本発明
の実施の形態につき説明し,本発明の理解に供する。
尚,以下の実施の形態は,本発明を具体化した一例であ
って,本発明の技術的範囲を限定する性格のものではな
い。ここに,図1は本発明の実施の形態に係る無線デー
タ通信装置Z1の概略構成を示すブロック図,図2は上
記無線データ通信装置Z1を適用可能な無線データ通信
システムの一例を示す図,図3は上記無線データ通信装
置Z1によるデータ転送手順を示すフローチャート,図
4は電界強度時系列値の移動平均及び標準偏差と通信環
境との対応関係の一例を示す図,図5は電界強度時系列
値の移動平均及び標準偏差と接続可能時間との対応関係
の一例を示す図,図6は通信環境とタイムアウト時間と
の対応関係の一例を示す図,図7は接続可能時間とタイ
ムアウト時間との対応関係の一例を示す図である。
【0009】図2は,本実施の形態に係る無線データ通
信装置Z1(図1)を用いた無線データ通信システムの
構成例である。このシステムは,固定局であるサーバ1
と移動局である携帯端末6とで構成されている。上記サ
ーバ1にはモデム2が搭載(若しくは接続)されてお
り,公衆回線3を介して無線基地局4に接続されてい
る。また,上記携帯端末6には,無線通信装置5が搭載
(若しくは接続)されており,上記無線基地局4との間
で無線によるデータ通信が可能となっている。ここで,
上記サーバ1としては,例えばモデムを搭載したデスク
トップ型のパーソナルコンピュータ等が考えられ,上記
携帯端末6としては,例えばデータカードを介して携帯
電話に接続されたノート型のパーソナルコンピュータ
や,メールなどのデータ通信機能を有した携帯電話等が
考えられる。
【0010】本実施の形態に係る無線データ通信装置Z
1は,例えば上記無線データ通信システムにおけるサー
バ1,或いは携帯端末6に搭載され,図1に示すよう
に,アプリケーション11,データ送受信制御部12,
タイムアウト時間決定部13(タイムアウト時間変更手
段の一例),電波状況測定部14,及び通信環境推定部
15を具備して構成されている。上記アプリケーション
11は,データの転送要求を行うプログラムで,例えば
電子メールソフト,WWWブラウザ等である。上記デー
タ送受信制御部12は,データ通信処理のための全般的
な制御を行う。上記電波状況測定部14は,データ転送
開始時の電界強度値を時系列的に測定し,その測定結果
を通信環境推定部15に出力する。上記通信環境推定部
15は,上記電波状況推定部14で測定された電界強度
の時系列値に基づいて,データ転送開始時の通信環境を
推定する。この通信環境の推定は,具体的には,例えば
上記電界強度の時系列値の移動平均及び標準偏差と,予
め設定された図4に示すような対応関係とに基づいて,
接続不可領域,高速移動領域,安定静止領域などのよう
に判定される。或いは,電界強度の時系列値の移動平均
及び標準偏差と,予め設定された図5に示すような対応
関係とに基づいて,接続可能時間の形で判定するように
してもよい。ここで,上記通信環境推定部15では,電
界強度の瞬時値ではなく時系列値に基づいて通信環境を
推定しているため,高速移動などにより電波強度が短時
間で急変することが想定される移動体による無線データ
通信においても,通信環境を精度よく推定することが可
能である。
【0011】上記タイムアウト時間決定部13は,デー
タ転送開始時には,上記通信環境推定部15において推
定された通信環境に基づいて初期タイムアウト時間を設
定する。具体的には,例えば図6に示すような対応表に
基づいて,上記通信環境推定部15において推定された
通信環境に対応するタイムアウト時間を初期のタイムア
ウト時間として設定する。また,上記通信環境推定部1
5において接続可能時間の形で通信環境が推定された場
合には,例えば図7に示すような対応表を用いて初期タ
イムアウト時間を設定する。このようにして設定された
初期タイムアウト時間によりデータ転送が開始される
と,上記タイムアウト時間決定部13は,1パケットの
転送に要する時間(後述のP(k))を逐次測定し,こ
の転送時間に基づいてタイムアウト時間を変更する。具
体的には,例えば指数平滑法を用いて,次式によりタイ
ムアウト時間の変更計算を行う。 T(k+1)=T(k)+α×{A(k)−T(k)} …(1) 但し, T(k):現時刻kにおけるタイムアウト時間 T(k+1):変更後(時刻k+1)のタイムアウト時
間 α:平滑化定数 A(k):最適タイムアウト時間で,A(k)=P
(k)/R P(k):現時刻kにおいて1パケットの転送に要した
時間 R:1パケットの転送に要する時間とタイムアウト時間
との比の目標値である目標比(例えば0.7)
【0012】上記(1)式を用いれば,1パケットの転
送時間が短くなれば(即ち通信状態が良くなれば)相対
的にタイムアウト時間が短くなり,1パケットの転送時
間が長くなれば(即ち通信状態が悪くなれば)相対的に
タイムアウト時間が長くなるように逐次変更される。従
って,例えば短いタイムアウト時間が設定されている時
に通信速度が遅くなった場合でも,それに応じてタイム
アウト時間が長くなる方向に変更されるため,正常に通
信が行われているにもかかわらず頻繁にタイムアウトが
発生して通信効率が低下するような事態を回避できる。
即ち,本データ通信装置Z1によれば,データ転送中,
常に通信効率を高く維持することが可能となる。
【0013】続いて,上記のような構成を有するデータ
通信装置Z1による一連のデータ転送手順を,図2に示
すフローチャートに従って説明する。ユーザが,携帯端
末6上で電子メールソフトなどのアプリケーション11
を起動し,メール送信などのデータ転送要求を行うと,
データ送受信制御部12は,タイムアウト時間決定部1
3に対して初期タイムアウト時間の決定要求を,通信環
境推定部15に対して現時点での通信環境の推定要求を
それぞれ出力する。上記通信環境推定部15は,電波状
況測定部14より電界強度の時系列値を受け取り,この
時系列値の移動平均及び標準偏差と,予め設定された図
4に示すような対応関係とに基づいて,例えば接続不可
領域,高速移動領域,安定静止領域などのような形で現
時点での通信環境を推定し,その結果を上記タイムアウ
ト時間決定部13に出力する。上記タイムアウト時間決
定部13は,上記通信環境推定部15から受け取った現
時点での通信環境と,図6に示すような対応関係とに基
づいて,初期タイムアウト時間を決定し,上記データ送
受信制御部12に出力する。上記データ送受信制御部1
2は,上記タイムアウト時間決定部13から受け取った
初期タイムアウト時間で,上記アプリケーション11か
ら出力されたデータの転送を開始する(ステップS
1)。データ転送が開始されると,上記タイムアウト時
間決定部13は,1パケットの転送に要する時間P
(k)を逐次測定し(ステップS3),これに基づいて
上記(1)式を用いてタイムアウト時間を変更する(ス
テップS4)。そして,上記データ送受信制御部12
は,上記変更されたタイムアウト時間にてデータ転送を
継続する(ステップS5)。上記ステップS3〜S5の
処理が,データ転送が終了するまで繰り返し行われる。
【0014】以上説明したように,本実施の形態に係る
無線データ通信装置Z1によれば,データ転送中,1パ
ケットの転送に要する時間を逐次測定し,これに基づい
てタイムアウト時間を逐次変更するため,通信途中にお
いて通信状態が変化しても常にその時点での通信状態に
合ったタイムアウト時間に設定することができ,常に通
信効率を高く維持することが可能である。また,初期タ
イムアウト時間についても,その時点での通信環境に応
じて最適な値に設定しているため,通信効率は更に高く
なる。また,上記通信環境の推定を電界強度の瞬時値で
はなく時系列値に基づいて行っているため,高速移動な
どにより電波強度が短時間で急変することが想定される
移動体による無線データ通信においても,通信環境を精
度よく推定することが可能である。
【0015】
【実施例】上記実施の形態では,最も高精度で且つ最も
簡略な方法として,データ転送途中でのタイムアウト時
間の変更を,1パケットの送信時間に基づいて行うよう
にした例を示したが,例えば初期タイムアウトの決定方
法と同様にその時点での通信環境に基づいて行うように
してもよい。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば,
データ転送途中で,その時点での通信状態(例えばパケ
ットの転送に要した時間の実測値,通信環境(接続可能
時間を含む)など)に応じてタイムアウト時間が変更さ
れるため,データ転送途中で通信状態が変化しても,常
にその時点での通信状態に合ったタイムアウト時間に設
定することができ,通信効率を高く維持することが可能
である。また,データ転送開始時の初期タイムアウト時
間を,電波状況に基づいて推定される通信環境に基づい
て決定することにより,データ転送の初期段階から通信
効率を高く維持することが可能である。また,上記通信
環境を電界強度の時系列測定値に基づいて推定すること
により,高速移動などによって電波強度が短時間で急変
することが想定される移動体による無線データ通信にお
いても,通信環境を精度よく推定することが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る無線データ通信装
置Z1の概略構成を示すブロック図。
【図2】 上記無線データ通信装置Z1を適用可能な無
線データ通信システムの一例を示す図。
【図3】 上記無線データ通信装置Z1によるデータ転
送手順を示すフローチャート。
【図4】 電界強度時系列値の移動平均及び標準偏差と
通信環境との対応関係の一例を示す図。
【図5】 電界強度時系列値の移動平均及び標準偏差と
接続可能時間との対応関係の一例を示す図。
【図6】 通信環境とタイムアウト時間との対応関係の
一例を示す図。
【図7】 接続可能時間とタイムアウト時間との対応関
係の一例を示す図。
【符号の説明】
11…アプリケーション 12…データ送受信装置 13…タイムアウト時間決定部(タイムアウト時間変更
手段の一例) 14…電波状況測定部 15…通信環境推定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 白坂 貴成 兵庫県神戸市西区高塚台1丁目5番5号 株式会社神戸製鋼所神戸総合技術研究所内 (72)発明者 楢崎 博司 兵庫県神戸市西区高塚台1丁目5番5号 株式会社神戸製鋼所神戸総合技術研究所内 (72)発明者 田村 直樹 東京都千代田区丸の内1丁目8番2号 株 式会社神戸製鋼所東京本社内 (72)発明者 鈴木 秀孝 大阪市中央区備後町3丁目6番2号 株式 会社ツーカーホン関西内 (72)発明者 井門 正東 大阪市中央区備後町3丁目6番2号 株式 会社ツーカーホン関西内 (72)発明者 山崎 裕史 大阪市中央区備後町3丁目6番2号 株式 会社ツーカーホン関西内 Fターム(参考) 5K034 EE03 HH65 KK28 MM12 QQ09 5K042 AA08 CA02 DA19 GA01 JA01 NA03 5K067 AA13 AA33 BB21 CC08 DD44 DD51 EE02 EE10 GG01 HH17 LL01 LL11

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自局と相手局との間で,パケット単位で
    無線によるデータ通信を行う無線データ通信方法におい
    て,データ転送途中で,その時点での通信状態に応じて
    タイムアウト時間を変更してなることを特徴とする無線
    データ通信方法。
  2. 【請求項2】 上記通信状態として,パケットの転送に
    要した時間の実測値を用いる請求項1記載の無線データ
    通信方法。
  3. 【請求項3】 次式によりタイムアウト時間を変更する
    請求項2記載の無線データ通信方法。 T(k+1)=T(k)+α×{A(k)−T(k)} 但し, T(k):現時刻kにおけるタイムアウト時間 T(k+1):変更後(時刻k+1)のタイムアウト時
    間 α:平滑化定数 A(k):最適タイムアウト時間で,A(k)=P
    (k)/R P(k):現時刻kにおいて1パケットの転送に要した
    時間 R:1パケットの転送に要する時間とタイムアウト時間
    との比の目標値である目標比
  4. 【請求項4】 上記通信状態として,電波状況に基づい
    て推定される通信環境を用いる請求項1記載の無線デー
    タ通信方法。
  5. 【請求項5】 データ転送開始時の初期タイムアウト時
    間を,電波状況に基づいて推定される通信環境に応じて
    決定する請求項1〜4のいずれかに記載の無線データ通
    信方法。
  6. 【請求項6】 上記通信環境を,電界強度の時系列測定
    値に基づいて推定する請求項4又は5記載の無線データ
    通信方法。
  7. 【請求項7】 相手局との間で,パケット単位で無線に
    よるデータ通信を行う無線データ通信装置において,デ
    ータ転送途中で,その時点での通信状態に応じてタイム
    アウト時間を変更するタイムアウト時間変更手段を具備
    してなることを特徴とする無線データ通信装置。
  8. 【請求項8】 上記タイムアウト時間変更手段は,上記
    通信状態としてパケットの転送に要した時間の実測値を
    用いる請求項7記載の無線データ通信装置。
  9. 【請求項9】 上記タイムアウト時間変更手段は,次式
    によりタイムアウト時間を変更する請求項8記載の無線
    データ通信装置。 T(k+1)=T(k)+α×{A(k)−T(k)} 但し, T(k):現時刻kにおけるタイムアウト時間 T(k+1):変更後(時刻k+1)のタイムアウト時
    間 α:平滑化定数 A(k):最適タイムアウト時間で,A(k)=P
    (k)/R P(k):現時刻kにおいて1パケットの転送に要した
    時間 R:1パケットの転送に要する時間とタイムアウト時間
    との比の目標値である目標比
  10. 【請求項10】 上記タイムアウト時間変更手段は,上
    記通信状態として電波状況に基づいて推定される通信環
    境を用いる請求項7記載の無線データ通信装置。
  11. 【請求項11】 データ転送開始時の初期タイムアウト
    時間を,電波状況に基づいて推定される通信環境に応じ
    て決定する請求項7〜10のいずれかに記載の無線デー
    タ通信装置。
  12. 【請求項12】 上記通信環境を,電界強度の時系列測
    定値に基づいて推定する請求項10又は11記載の無線
    データ通信装置。
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