JP2001326724A - メデイア通信システム、メデイア通信方法及びメディア変換システム、メデイア変換方法並びにメデイア変換装置 - Google Patents

メデイア通信システム、メデイア通信方法及びメディア変換システム、メデイア変換方法並びにメデイア変換装置

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JP2001326724A
JP2001326724A JP2000148599A JP2000148599A JP2001326724A JP 2001326724 A JP2001326724 A JP 2001326724A JP 2000148599 A JP2000148599 A JP 2000148599A JP 2000148599 A JP2000148599 A JP 2000148599A JP 2001326724 A JP2001326724 A JP 2001326724A
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media
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connection
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JP2000148599A
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Hiroaki Miyata
裕章 宮田
Satoru Shigeura
悟 茂浦
Naomi Sugita
直巳 杉田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】メディア変換システムにおいて、同一装置内収
容されている端末間の接続時にメディアを変換せずに接
続を行うことで、音質の劣化及び伝送遅延を低減させ
る。 【解決手段】電話網とIP網を接続するメディア変換装
置2aにて加入者5bと5cを接続する場合、制御回路
25にて回線接続設定処理により、同一メディア変換装
置2a内接続と認識した場合、回線接続回路22にて折
返し接続を行うことにより、メディアを変換せずに加入
者端末間の接続を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、異なるネットワー
ク間、例えば公衆電話網(Public Switch Telephone Ne
twork:PSTN)とインターネットプロトコル(Inter
net Protocol:IP)網とを相互接続し、公衆電話網に
収容された加入者端末(既存の電話)とIP網に収容さ
れた加入者端末(IP電話)との間での通話を可能とす
るメデイア通信システム、メデイア通信方法及びメディ
ア変換システム、メデイア変換方法、メデイア変換装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来に、公衆電話網に収容された加入者
端末、例えば既存の電話機から電話中継網であるIP網
を経由して他の電話機、例えばIP電話機への通話を可
能とするボイスオーバインターネットプロトコル(Voic
e Over IP:VoIP)機能を有したメデイア変換シス
テム、つまりVoIPゲートウエイ装置が存在する。斯
かるゲートウエイ装置をIP網に対して対向して設ける
ことにより、電話網に収容された発側加入者端末から同
一の電話網に収容された他の着側加入者端末への通信は
勿論、IP網と電話網を経由して他の着側加入者端末に
も通信が可能となる。また、中継網として非同期転送モ
ード(Asynchronous Transfer Mode:ATM)網を利用
し、ATM アダプテーションレイヤー(ATM Adaptatio
n Layer l1:AAL1)又はAAL2によりボイスオ
ーバー(Voice Over ATM:VoATM)も実現するこ
とも可能となる。
【0003】また、従来に、電話回線網とローカルエリ
アネットワーク(Local Area Network:LAN)の両方
のネットワークに接続可能な装置として、特開平8−3
2652号公報に示される音声通信装置が提案されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
従来技術は、メデイア変換システム(ゲートウエイシス
テム)に異なる網間を接続するためのメデイア変換装置
が、着側の加入者端末がどの網に収容されているかに拘
わらず一旦上記メデイア変換装置にて例えばIP電話対
応にメデイア変換され、しかる後に着側の加入者端末が
接続されている網を介して接続されるように構成されて
いる。このため、例えば同一のメディア変換装置内に収
容された複数の加入者端末間同士の接続に対しても、必
ずメデイア変換装置、IP網を経由して行なう構成とな
っているため、そのメデイア変換、つまりメデイアが例
えば音声の場合には、音声符号化変換に時間を要する問
題があった。また音声をIPパケット化しIP網を経由
して通信を行なうと、IP網内のルータ等のIPスイッ
チ装置に負荷がかかり、IP網のクオリテイ オブ サー
ビス(Quality of Service:QOS)制御が十分でない
とIPパケットの伝送遅延及びパケット損失により音声
が劣化する問題が生じる。
【0005】また、後者の従来技術の如く、音声通信装
置を利用したものは、電話回線とLANの両インタフェ
ースを備えているが、加入者は電話機のほかに音声通信
装置が別途必要となる。また、音声通信装置に接続され
ている電話機から発信する場合、通信する相手端末に応
じて予め通信経路を選択してから通信を行う必要があ
る。
【0006】本発明の目的は、上記従来技術に鑑みなさ
れ、発側加入者端末からの接続要求が、該発側加入者端
末を収容しているメデイア変換装置に収容された着側加
入者端末への接続要求の場合におけるメデイア、特に音
質の劣化及び伝送遅延を低減することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、その一例として、メディア変換制御装置又はメディ
ア変換装置にて、発側加入者端末からの接続要求が同一
メデイア変換装置内に接続の着側加入者端末であるか否
かを認識可能とし、装置内接続の場合にはメディア変換
せずにメデイア変換装置で折返し接続する機能を設け
た。これによって、音質の劣化及び伝送遅延を低減する
ことができる。
【0008】または、メデイア変換装置とメデイア変換
制御装置との間にて、内部接続用のパラメータを予め定
義しておくことにより、メデイア変換装置がそのパラメ
ータを受信したときには、メデイア変換装置で内部折り
返し接続を行なうための機能を設ける。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について説
明する。
【0010】図1は、電話中継網にIP網を利用した場
合のネットワーク構成を示すブロック図である。
【0011】図1において、1(1a、1b)はメディ
ア変換システムを示し、該システムはメディア変換装置
2(2a、2b)とメディア変換制御装置3(3a、3
b)とから構成されている。メデイア変換システム1
は、構内交換機(PBX)内に設置しても良い。メディ
ア変換装置2a、2bは、それぞれ公衆電話網(PST
N)8a,8bを介して電話加入者端末9a〜9dに接
続するとともに、直接加入者群(電話回線網)10a,
10bにおける電話加入者端末5a〜5bの接続も可能
である。またメデイア変換装置2a、2bは、IP網6
におけるルータ7a、7bにそれぞれ接続されている。
ルータ同士は相互接続されている。また、メディア変換
装置2a、2bはメディア変換制御装置3a、3bに接
続され、メデイア変換制御装置との間において呼制御情
報及び回線設定情報等の通信がなされる。また、実施例
の如く、電話中継網にIP網6を利用した場合には、電
話番号とIPアドレスの変換を行う必要があるため、メ
デイア変換制御装置3a、3bに接続され、電話番号に
対応するIPアドレス変換情報の管理を行う番号変換装
置4a、4bを設ける。
【0012】メディア変換システムにおける主な通信形
態は、3つの形態がある。
【0013】1つは、異なるメディア変換装置2a、2
bに接続されている例えば加入者端末5aと加入者端末
5d間を、IP網6を中継して接続し、通信経路101
を構成して通話を行う場合である。
【0014】2つは、同一のメディア変換装置2aに接
続された加入者端末5bと加入者端末5c間を、IP網
6におけるルータ7aで折返し接続し、通信経路102
を構成して通話を行う場合である。
【0015】3つは、メディア変換装置2aに接続され
た加入者端末5bと加入者端末5c間を、同一メディア
変換装置2a内にて折返し接続し、通信経路103を構
成して通話を行う場合である。
【0016】以下、これらの通信経路による通話につい
て説明する。まず、1つ目のメデイア変換装置2aが収
容している加入者端末5aからIP網6を経由して通話
相手加入者端末5dに電話をかける場合について説明す
る。送信元の加入者端末5a(電話番号123-111)から
送信先(通信相手側)の電話番号(電話番号223-3546)
をダイヤルすると、端末5aから送信先の電話番号(22
3-3456)が送出される。メデイア変換装置5aは、その
電話番号を検出し、該電話番号をメデイア変換制御装置
3a経由で番号変換装置4aに転送する。番号変換装置
4aは、電話番号から該電話番号に対応する予め登録の
IPアドレス(145.165.5.26)を検索し、該当する
アドレスがあれば、そのIPアドレスをメデイア変換制
御装置3aに転送する。IPアドレスを受けたメデイア
変換制御装置3aは、送信先の電話番号とIPアドレス
からメデイア変換装置2aに対して、端末5aと端末5
dとを接続するために回線接続情報、つまりPSTN側
回線番号とIP側回線番号及び送信元IPアドレスと送
信先IPアドレスを転送すると共に、送信先の加入者端
末5dを管理する対向メデイア変換制御装置2bに対し
て回線接続要求を行なう。これによって送信元(発側)
の加入者端末5aと送信先(着側)の加入者端末5dと
がメデイア変換装置2a、IP網6、メデイア変換装置
2bをもって回線接続される。
【0017】次に、2つ目のメデイア変換装置2aが収
容している加入者端末5b(電話番号123-4567)から加
入者端末5c(電話番号123-1234)に電話をかける場合
について説明する。メデイア変換装置2aは、メデイア
変換制御装置3aからの上記回線接続情報(PSTN側
回線番号、IP側回線番号)に従い、回線設定を行なう
ことでIP網に接続し、ルータ7a、7bのIPスイッ
チ装置を経由して送信先の加入者端末5dとの通話がで
きることは上述した通りである。しかし、メデイア変換
装置2aは、PSTN8a,8b及び直収加入者群10
a、10bとIP網6を接続するために設けられたもの
であるため、該メデイア変換装置2aに複数の加入者端
末5a〜5cを収容している場合で、例えば加入者端末
5bから端末5cへの呼接続要求がなされると、メデイ
ア変換装置2aは、加入者端末5bからのメデイア(例
えば音声、画像)をIP電話との通話を可能とするよう
にメデイア変換(音声符号化、音声パケット化)して、
IP網6まで送信する。IP網6は、そのルータ7aの
スイッチ装置にて折り返し接続動作を実行する。従っ
て、そのメデイア変換及び通信に時間を要し、端末5b
―5c間の通話又は伝送のための遅延時間が長くなる問
題がある。
【0018】電話網とIP網との接続のためにメデイア
変換を行なう場合、メデイア変換装置2aは、メデイア
変換制御装置3aから指示された電話網側の回線番号
(ip:加入者チャネル)を抽出する。また加入者端末
の回線番号に対応するチャネルからの音声データを圧縮
符号化変換及びリアルタイムプロトコル(Real Time Pr
otocol:RTP)パケット化し、該パケットに指定され
たIPアドレス(123.123.123.15)を送信先(着
側)のアドレスとしてIPパケットとして付加したIP
網6に送出する。IPパケットはルータ7a等のIPス
イッチ装置にてスイッチイングされる。このとき、IP
パケットの送信先アドレス(123.123.123.15)が送
信元(発側)のアドレス(123.123.123.15)と同一
であるため、ルータ7aにて折り返し接続されたように
見える。メデイア変換装置2aでは、受信したIPパケ
ットからRTPパケットを抽出し、音声の符号化変換を
行い、該RTPパケットをメデイア変換制御装置3aか
ら指示された回線番号(mp:チャネル)に挿入するこ
とにより、同一メデイア変換装置2aに収容されている
加入者端末同士5b,5cの接続を行なうことができ
る。しかし、音声符号化変換を行なうため、上述したよ
うに音声通話に数十msの遅延が生じると共に、音声符
号化変換が行われることにより音質の劣化という問題も
ある。
【0019】また、音声をIPパケット化し、IP網6
を経由して通信を行なう場合、即時性が要求される音声
処理が、転送時間に依存しないデータと同様に処理され
ると、上述したようにルータ等のIPスイッチ装置に負
荷がかかり、このときIP網のQOS制御が十分でない
場合、IPパケットの伝送遅延及びパケット損失による
音質劣化が生じる虞がある。
【0020】本発明は、上記2つの目の通信における斯
かる問題を是正してなるものであり、例えばメデイア変
換装置2aが収容している加入者端末5b(電話番号12
3-4567)から送信先の加入者端末5c(電話番号123-12
34)に電話をかける場合には、送信元と送信先の加入者
端末が、同一網に収容されたものであるか否かを判断
し、同一網に収容されたものと判断した場合には、送信
元と送信先とをメデイア変換装置2a(2b)にて折り
返し接続し、通信経路103をもって通信を可能とした
ものである。つまり、上記3つ目の通信経路を構成して
なるものである。
【0021】以下、本発明による3つ目の通信経路につ
いて、例えばメディア変換装置2aが収容している加入
者端末5b(123-4567)から、該変換装置内に収容され
ている加入者端末5c(123-1234)に対しての呼接続要
求があった場合について説明する。メディア制御装置2
aが、メディア変換制御装置3aからの呼接続要求(送
信先ダイヤル番号123-1234)に対して、該呼接続要求が
同一装置2a内に収容されている加入者端末5cへの接
続要求と認識した場合、まず、メディア変換制御装置3
aに対しては上述したようにメディア変換装置2b対向
で接続しているように応答する。次に、メディア変換装
置2a内においては、呼接続要求信号(送信元ダイヤル
番号1234-4567、送信先ダイヤル番号123-134)から内部
接続データ(PSTN側回線番号jp、mp)を求める
演算を行う。これによって、メデイア変換装置2a内部
で送信元と送信先との折り返し接続を可能とし、音声の
メディア変換を行なうことなく、通話が可能となる。
【0022】上記実施例では、メデイア変換装置内での
折り返し接続を実行するに際して、メディア変換制御装
置3aの制御手順に何ら手を加えることなく行なえるよ
うにしている。従って、この場合には、メデイア変換装
置間の接続手順を変更せずに新たな接続機能を実現でき
る。
【0023】上記折り返し接続機能は、メディア変換制
御装置3a内において、呼接続要求信号から内部接続デ
ータを求めるための演算を行い、メディア変換装置2a
に対して予め決めたパラメータを設定することでも実現
できる。
【0024】即ち、メディア変換装置2aが収容してい
る加入者端末5bから、加入者端末5cに呼接続要求が
あった場合、メディア変換装置2aは、送信元の加入者
端末5aからダイヤルされた送信先の加入者端末5cの
電話番号(信号)を検出し、メディア変換制御装置3a
経由で電話番号とIPアドレスを変換する番号変換装置
4aに転送する。番号変換装置4aは、相手先の電話番
号から予め登録されているIPアドレスを検索し、該電
話番号に対応するIPアドレスをメディア変換制御装置
3aに転送する。メディア変換制御装置3aは相手先の
電話番号とIPアドレスから回線接続情報を求め、該回
線接続情報及び相手先IPアドレス情報をメディア変換
装置2aに対して転送する。メディア変換装置2aは、
メディア変換制御装置3aからの情報に従い回線設定を
行い、装置内接続であると認識した場合には、見かけ上
IP網6に接続したように動作するが、呼接続要求信号
から内部接続データ(jp,mp)を求め、メディア変
換を行わずに装置2a内部にて回線接続し、ルータ7a
等のIPスイッチ装置を経由せずに、相手加入者端末5
cとの通信を行うことで、音質の劣化及び伝送遅延を低
減させることが可能となる。
【0025】また、メディア変換装置2aが収容してい
る加入者端末5aから、IP網6を経由して相手加入者
端末5dに電話をかける場合には、メディア変換装置2
aは、加入者端末5aから相手先電話番号の信号を検出
し、メディア変換制御装置3a経由で電話番号とIPア
ドレスを変換する番号変換装置4aに転送する。番号変
換装置4aは、相手先電話番号から登録されているIP
アドレスを検索し、該当するIPアドレスをメディア変
換制御装置2aに転送する。メディア変換制御装置3a
は、相手先の電話番号とIPアドレスから、同一メディ
ア変換装置2a内に収容されている加入者端末間の通信
と認識すると、装置内接続用の回線接続情報を演算する
と共に、相手先IPアドレス情報を、予め決めておいた
装置内接続パラメータに変換して、メディア変換装置2
aに転送する。メディア変換装置2aは、メディア変換
制御装置3aからの情報に従い回線設定を行う。しか
し、装置内接続パラメータを受信した場合には、装置内
折返し接続として認識し、メディア変換を行わずに装置
内部にて回線接続し、ルータ7a等のIPスイッチ装置
を経由せずに、相手加入者端末との通信を行うことで、
音質の劣化及び伝送遅延を低減させることが可能とな
る。
【0026】図2は、図1のメディア変換装置2のブロ
ック構成図である。図2において、メディア変換装置2
は、PSTN8a,8b及び直収加入者群10a,10
bにおける電話加入者端末5a〜5d等電話網に接続す
るための機能を持つ電話網側回線インタフェース回路2
1と、電話網側の各回線とIP網6側の各回線を自由に
接続するための機能を持つ回線接続回路22と、音声の
パケット化及びIP網6における通信使用帯域を低減さ
せるための音声圧縮符号化するための機能を持つ音声パ
ケット処理回路23と、IP網6に接続する機能を持つ
IP網側インタフェース回路24と、メディア変換装置
の全体制御及び管理等を行う制御回路25と、メディア
変換制御装置3a、3bとの通信を行うためのメディア
変換制御装置通信回路26及び回線状態、回線情報等メ
ディア変換装置2におけるリソース管理を行うリソース
管理記憶回路27とから構成されている。なお、各回路
間はシリアルバス又はパラレルバス等の制御信号201
にて接続されている。
【0027】図3は、図2の電話網側回線インタフェー
ス回路21の機能ブロック図である。
【0028】図3において、電話網側回線インタフェー
ス回路21は、PSTN8a,8b及び直収加入者群1
0a,10bにおける電話加入者端末5a〜5d等、電
話網に接続するための各種インタフェース機能を持つ電
話網側回線インタフェース回路2111〜211nと、
上り回線バッファ213及び下り回線バッファ214間
の音声の速度を例えば64kbpsを32Mbpsに変
換し、また音声の多重・分離機能を持つ速度変換多重分
離回路212と、回線接続回路22との位相調整機能を
持つ上り回線バッファ213と、下り回線バッファ21
4及び制御回路25との通信を行うための機能を持つ制
御インタフェース回路215とから構成されている。
【0029】図4は、図2の回線接続回路22の機能ブ
ロック図である。
【0030】図4において、回線接続回路22は、電話
網側回線インタフェース回路211との位相調整機能を
持つ電話網側上り回線バッファ221、電話網側下り回
線バッファ222と、電話網側の回線とIP網6側の各
回線を自由に接続する機能を持つ回線スイッチ/バス回
路223と、音声パケット処理回路23との位相調整機
能を持つIP網側上り回線バッファ224と、下り回線
バッファ225及び制御回路25との通信を行うための
機能を持つ制御インタフェース回路226とから構成さ
れている。上記バッファ221、222は、電話網側回
線インターフェース回路21のバッファ213、214
と共用しても良い。
【0031】回線接続回路22の回線スイッチ/バス回
路223は、例えば図5に示す如く構成されたスイッチ
回路270又は図6に示す如くバス回路271で構成す
れば良い。
【0032】スイッチ回路270においては、電話網と
IP網の各回線を接続することができ、図5に示すよう
に電話網側の回線1pとIP網側の回線ki間の接続
を、上り回線101a、下り回線101bとして接続す
る機能を持つと共に、電話網側の回線jpと電話網側の
回線mp間の接続を103a、103bとして接続でき
る。また、バス回路271においては、スイッチ回路2
70と同様に、電話網側の回線1pとIP網側の回線k
i間の接続を、上り回線101a、下り回線101bと
して接続する機能を持つと共に、電話網側の回線jpと
電話網側の回線mp間の接続を103a、103bとし
て接続する機能を持つ。
【0033】図7に、バス回路271における上り回線
と下り回線のデータの流れを示す。図7は全2重通信の
場合を示しているが、半2重通信でもできる構成であっ
ても良い。
【0034】図8は、図2の音声パケット処理回路23
における機能ブロック図である。
【0035】図8において、音声パケット処理回路23
は、回線接続回路22との位相調整機能を持つ電話網側
上り回線バッファ231―と、電話網側下り回線バッフ
ァ232と、音声を低ビットレート符号に圧縮する機能
を持つ音声符号化回路233と、低ビットレート符号か
ら復調する機能を持つ音声復号化回路234と、IP網
側インタフェース回路24との位相調整機能を持つIP
網側上り回線バッファ235と、下り回線バッファ23
6及び制御回路25との通信を行うための機能を持つ制
御インタフェース回路237とから構成されてる。上記
バッファ231、232は、回線接続回路22のバッフ
ァ224、225と共用しても良い。
【0036】図9は、図2のIP網側インタフェース回
路24における機能ブロック図である。
【0037】図9において、IP網側インタフェース回
路24は、音声パケット処理回路23との位相調整機能
を持つ電話網側上り回線バッファ241と、電話網側下
り回線バッファ242と、音声符号化回路233にて圧
縮された音声データをIPパケット化する機能を持つI
Pパケット生成回路243と、受信したIPパケットか
ら音声データを取り出すための機能を持つIPパケット
解析回路244と、IP網6におけるルータ7a、7b
に接続するための各種インタフェース機能を持つIP網
側回線インタフェース回路2451〜245n及び制御
回路25との通信を行うための機能を持つ制御インタフ
ェース回路246とから構成されてる。IPパケット生
成回路243では、IPパケットするときに送信先のI
Pアドレスの設定を行う機能を持つ。上記バッファ24
1、242は、音声パケット処理回路23のバッファ2
35、236と共用しても良い。
【0038】図10は、図2のメディア変換装置2aに
おける回線接続ルート図である。
【0039】図10において、メディア変換装置2aが
収容している、例えば加入者端末5bから加入者端末5
cに回線接続103する場合、加入者端末5bから、電
話網側回線インタフェース回路21を経由して制御回路
25に対して回線接続要求信号401を送信する。制御
回路25は回線接続要求信号を受信し(ステップ40
1)、送信先ダイヤル番号を認識すると対応する送信先
IPアドレスを取得するため、メディア変換制御装置通
信回路26に対して送信先ダイヤル番号を転送する(ス
テップ402)。メディア変換制御装置の通信回路26
はメディア変換制御装置3aに対して通信手順に従って
送信先ダイヤル番号を転送する(ステップ403)。メ
ディア変換制御装置の通信回路26では、受信した送信
先ダイヤルに対応したIPアドレスを取得するために、
番号変換装置4aに対して要求信号を送信する(ステッ
プ404)。番号変換装置4aでは、図11に示すよう
なダイヤル番号と対応するIPアドレスを管理するデー
タベースを持っており、要求された送信先ダイヤル番号
から、対応する送信先IPアドレスを検索し、検索結果
と共に送信先加入者端末を管理している対向メディア変
換制御装置情報をメディア変換制御装置3aに対して返
信する(ステップ405)。メディア変換制御装置3a
は、返信されてきた送信先IPアドレスと対向メディア
変換制御装置情報から、対向メディア変換制御装置に対
して回線接続要求をだし回線接続を行う。また、送信先
IPアドレスをメディア変換制御装置通信回路26に対
して返信する(ステップ406)。メディア変換制御装
置通信回路26は受信した、送信先アドレスを制御回路
25に転送する(ステップ407)。制御回路25は、
返信されてきた送信先IPアドレスから回線設定を行
う。回線設定を行うためにリソース管理記憶回路27に
対して回線接続回路22のリソース情報を入手(ステッ
プ408)する。
【0040】また、送信先加入者端末5cの回線状況の
確認を行うと共に、入手した各情報から図12に示すよ
うなデータベース化生成処理を行う。図13に示すシー
ケンス例に従い回線接続を行う場合、接続情報の演算の
ため、図12に示すデータベースから、上り回線入力j
pポート番号、上り回線出力1iポート番号、下り回線
入力1iポート番号、下り回線出力jpポート及び送信
先IPアドレスを読込む(ステップ501)。次に下り
回線入力miポート番号、下り回線出力mpポート番
号、上り回線入力mpポート番号、上り回線出力miポ
ート番号番号及び送信元IPアドレスを読込む(ステッ
プ502)。読込んだ情報のうち、送信先IPアドレス
と送信元IPアドレスの比較を行い(ステップ50
3)、IPアドレスが同一装置内のネットワーク番号で
あれば装置内接続処理を行い、異なれば通常の接続処理
を行う(ステップ504)。装置内接続の場合、図15
に示すように、上り回線入力jp−下り回線出力mp間
の接続(ステップ103a)及び上り回線入力mp−下
り回線出力jp間の接続(103b)を行う(ステップ
505)ことで、IP網を経由せずに装置内接続ができ
る機能を持たせる。
【0041】異なる接続の場合、図15に示すように、
上り回線入力jp−上り回線出力1i間の接続(102
a)、下り回線入力1i−下り回線出力jp間の接続
(102b)、下り回線入力mi−下り回線出力mp間
の接続(102c)及び上り回線入力mp−上り回線出
力mi間の接続(102d)を行う(ステップ50
6)。接続情報を回線接続回路22に設定する(ステップ
409)と共に、送信先加入者端末5cに対して、呼出
し通知(ステップ410)を行い、応答すると加入者端
末5bと加入者端末5c間の通信が行われる。
【0042】上記実施例では、加入者端末5bと加入者
端末5cとがどの網に収容されているかを調査する処理
(機能)をメデイア変換装置2aに持たせている。この
実施例によれば、メデイア変換装置とメデイア変換制御
装置との接続制御手順を変更する必要がない。この調査
処理(機能)をメディア変換装置2aではなく、メディ
ア変換制御装置3aで行う場合も可能である。以下、そ
の実施例について説明する。図14は、その動作シーケ
ンスを示す図である。メディア変換制御装置3aにて管
理している情報より図12に相当するデータベースを生
成し、メディア変換制御装置3aにて回線接続情報の演
算処理を行う。図14に示すように、番号変換装置4a
から返信された送信先IPアドレスの読込み(ステップ
507)を行うと共に、対向メディア変換制御装置の検
索処理を行う(ステップ508)。検索結果により装置
内接続の場合、図15に示すように、上り回線入力jp
−下り回線出力mp間の接続(103a)及び上り回線
入力mp−下り回線出力jp間の接続情報の生成(10
3b)を行う(ステップ510)ことで、IP網を経由
せずに装置内接続ができる機能を持たせる。また、メデ
ィア変換装置2aに対しては、送信先IPアドレスを返
信せずに、同一装置内接続であることを通知するために
予め定義したパラメータをメディア変換装置2aに対し
て返信することで、メディア変換装置2aは装置内接続
を簡易に実行できる。異なる接続の場合には、対向メデ
ィア変換制御装置に対して呼設定制御を行う(ステップ
511)と共に、図15に示すように、上り回線入力j
p−上り回線出力1i間の接続(102a)、下り回線
入力1i−下り回線出力jp間の接続(102b)、下
り回線入力mi−下り回線出力mp間の接続(102
c)及び上り回線入力mp−上り回線出力mi間の接続
情報の生成(102d)を行う(ステップ506)。こ
の場合、メディア変換装置2aでは指定された情報によ
り回線設定を行えるため、回線接続情報生成機能が無く
なるため負荷を低減することができる。
【0043】上記実施例で述べたように、同一メディア
変換装置2a内に収容されている直収加入者群10a内
の加入者端末同士を接続する場合、及び直収加入者分1
0aとPSTN8aそれぞれに接続されている加入者端
末同士を接続する場合、IP網を経由せずに装置内接続
ができる機能を持たせることができる。また、メディア
変換装置2bもメディア変換装置2aと同一構成として
も良い。上記実施例では、公衆電話網(PSTN)とし
ているが、自営網及び移動体通信網でも良い。また、画
像信号などリアルタイム性が要求されるマルチメデイア
通信においても適用可能である。
【0044】以上述べた実施例によれば、同一メディア
変換装置内に収容された複数の加入者間の接続要求があ
った場合、メディア変換装置にて折返し接続を行うため
の機能を設けているので、又は、メディア変換制御装置
とメディア変換装置間にて、内部接続用のパラメータを
定義することにより、メディア変換装置がそのパラメー
タを受信したときは、内部折返しにて接続を行うための
機能を設けることで、メディアを変換せずに相手加入者
端末との通信を可能とし、符号化変換による音質の劣化
及び又はRTPパケット処理に要する約20msの遅延
及びIP網を経由する伝送遅延を低減させる効果があ
る。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、メデイアの通信効率を
向上でき、またメデイアの品質劣化を抑えることが可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、電話中継網にIP網
を利用した場合のネットワーク構成図。
【図2】メディア変換装置のブロック構成図。
【図3】電話網側回線インタフェース回路の機能ブロッ
ク図。
【図4】回線接続回路の機能ブロック図。
【図5】スイッチ回路の構成図。
【図6】バス回路の構成図。
【図7】バス回路における上り回線と下り回線のデータ
の流れを示すフローチャート。
【図8】音声パケット処理回路の機能ブロック図。
【図9】IP網側インタフェース回路の機能ブロック
図。
【図10】メディア変換装置の回線接続ルートを示す
図。
【図11】ダイヤル番号とIPアドレスの管理データベ
ースを示す図。
【図12】リソース情報管理データベースを示す図。
【図13】メディア変換装置の回線接続を示すフローチ
ャート。
【図14】メディア変換制御装置の回線接続を示すフロ
ーチャート。
【図15】メディア変換装置の回線接続を示す図。
【符号の説明】
1a,1b:メディア変換システム 2,2a,2b:メディア変換装置 3a,3b:メディア変換制御装置 4a.4b:番
号変換装置 5a〜5e:加入者端末 6:IP網 7a,7
b:ルータ 8a,8b:公衆電話網 9a〜9d:
直収加入者端末 10a,10b:直収加入者群
(電話回線網) 21:電話網側回線インタフェース 22:回線接続
回路 23:音声パケット処理回路 24:IP網側インタフェース回路 25:制御回路 26:メディア変換制御装置通信回路 27:リソース管理記憶回路 2111,211n:電話網側回線インタフェース回路 212:速度変換多重分離回路 213:上り回線バッファ 214:下りバッファ 215,226,237,246:制御インタフェース
回路 221,231,241:電話網側上り回線バッファ 222,232,242:電話網側下り回線バッファ 223:回線スイッチバス回路 224,235:IP網側上り回線バッファ 225,236:IP網側下り回線バッファ 270:スイッチ回路 271:バス回路 233:音声符号化回路 234:音声複合化回路 243:IPパケット生成回路 244:IPパケッ
ト解析回路 2451,245n:IP網側回線インタフェース回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年9月1日(2000.9.1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、その一例として、メディア変換制御装置又はメディ
ア変換装置にて、発側加入者端末からの接続要求が同一
メデイア変換装置内に接続の着側加入者端末であるか否
かを認識可能とし、装置内接続の場合には発側のメディ
状態で、つまりメディア変換することなく、メデイア
変換装置で折返すように接続する機能を設けた。これに
よって、音質の劣化及び伝送遅延を低減することができ
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】または、メデイア変換装置とメデイア変換
制御装置との間にて、内部接続用のパラメータを予め定
義しておくことにより、メデイア変換装置がそのパラメ
ータを受信したときには、メデイア変換装置で内部折り
すように接続する機能を設ける。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】以下、これらの通信経路による通話につい
て説明する。まず、1つ目のメデイア変換装置2aが収
容している加入者端末5aからIP網6を経由して通話
相手加入者端末5dに電話をかける場合について説明す
る。送信元の加入者端末5a(電話番号123-111)から
送信先(通信相手側)の電話番号(電話番号223-3546)
をダイヤルすると、端末5aから送信先の電話番号(22
3-3546)が送出される。メデイア変換装置5aは、その
電話番号を検出し、該電話番号をメデイア変換制御装置
3a経由で番号変換装置4aに転送する。番号変換装置
4aは、電話番号から該電話番号に対応する予め登録の
IPアドレス(145.165.5.26)を検索し、該当する
アドレスがあれば、そのIPアドレスをメデイア変換制
御装置3aに転送する。IPアドレスを受けたメデイア
変換制御装置3aは、送信先の電話番号とIPアドレス
からメデイア変換装置2aに対して、端末5aと端末5
dとを接続するために回線接続情報、つまりPSTN側
回線番号とIP側回線番号及び送信元IPアドレスと送
信先IPアドレスを転送すると共に、送信先の加入者端
末5dを管理する対向メデイア変換制御装置2bに対し
て回線接続要求を行なう。これによって送信元(発側)
の加入者端末5aと送信先(着側)の加入者端末5dと
がメデイア変換装置2a、IP網6、メデイア変換装置
2bをもって回線接続される。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】また、メディア変換装置2aが収容してい
る加入者端末5aから、IP網6を経由して相手加入者
端末5dに電話をかける場合には、メディア変換装置2
aは、加入者端末5aから相手先電話番号の信号を検出
し、メディア変換制御装置3a経由で電話番号とIPア
ドレスを変換する番号変換装置4aに転送する。番号変
換装置4aは、相手先電話番号から登録されているIP
アドレスを検索し、該当するIPアドレスをメディア変
換制御装置2aに転送する。メディア変換制御装置3a
は、相手先の電話番号とIPアドレスから、同一メディ
ア変換装置2a内に収容されている加入者端末間の通信
と認識すると、装置内接続用の回線接続情報を演算する
と共に、相手先IPアドレス情報を、予め決めておいた
装置内接続パラメータに変換して、メディア変換装置2
aに転送する。メディア変換装置2aは、メディア変換
制御装置3aからの情報に従い回線設定を行う。しか
し、装置内接続パラメータを受信した場合には、装置内
折返し接続として認識し、メディア変換を行わずに装置
内部にて回線接続し、ルータ7a等のIPスイッチ装置
を経由せずに、相手加入者端末との通信を行うことで、
音質の劣化及び伝送遅延を低減させることが可能とな
る。上記実施例では呼接続要求信号から内部接続データ
を求める演算処理と、メディア変換処理とをシリアル処
理を挙げて説明しているが、これらはパラレルに処理す
る構成としても良く、この場合には処理効率を向上させ
ることが可能となる
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉田 直巳 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所通信事業部内 Fターム(参考) 5K030 GA02 GA10 HA01 HA08 HA10 HB01 HC01 HD03 JL07 JT01 KA05 KA13 LB02 LB16 MA04 5K051 AA02 BB01 CC01 CC02 GG03 JJ07 JJ14

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加入者端末を収容した網と、該網と異種の
    中継網と、上記網と上記中継網とを接続し、上記網から
    のメデイアを上記中継網に接続可能に変換するメデイア
    変換装置及び該メデイア変換装置を制御するメディア変
    換制御装置を含むメデイア変換システムとを備え、上記
    加入者端末からのメデイアを上記メデイア変換システム
    を介して上記異種中継網への通信を可能とするメデイア
    通信システムにおいて、上記加入者端末からの接続要求
    を上記メデイア変換システムにて受信し、該接続要求
    が、上記網に収容された加入者端末への接続要求か上記
    中継網側の加入者端末への接続要求かを判断する判断部
    と、該接続要求が、上記網に収容された加入者端末への
    接続要求の場合、上記メディア変換装置によってメディ
    ア変換することなく折返し接続を行う接続部とを設けた
    メデイア通信システム。
  2. 【請求項2】上記メデイア変換装置が上記接続部と上記
    判断部とを備えており、該接続部と該判断部をもって、
    上記網に収容された上記加入者端末からの呼接続要求
    が、上記網に収容された他の加入者端末への接続のと
    き、上記加入者端末同士を折り返し接続し、上記中継網
    に収容された加入者端末への接続のときには、上記網と
    上記中継網とを接続する請求項1記載のメデイア通信シ
    ステム。
  3. 【請求項3】上記メデイア変換装置が上記接続部を備え
    ており、上記メデイア変換制御装置が上記判断部を備え
    ており、上記接続部と上記判断部をもって、上記電話網
    に収容された上記加入者端末からの呼接続要求が、上記
    網に収容された他の加入者端末への接続のとき、上記加
    入者端末同士を折り返し接続し、上記中継網に収容され
    た加入者端末への接続のときには、上記網と上記中継網
    とを接続する請求項1記載のメデイア通信システム。
  4. 【請求項4】上記中継網がIP網又はATM網であり、
    上記メデイアが音声、画像の何れか一方、又は両方であ
    り、上記接続部がスイッチ回路又はバス回路からなる接
    続回路であり、上記メデイア変換装置が上記接続回路と
    上記音声又は画像を符号/復号化するパケット処理回路
    を備えている請求項1記載のメデイア通信システム。
  5. 【請求項5】加入者端末を収容する電話網と該電話網と
    異種の電話中継網とを接続し、上記両網間の通信を可能
    とするようにメデイア変換するメデイア変換装置を含む
    メデイア変換システムにおいて、上記加入者端末からの
    接続要求を上記メデイア変換システムにて受信し、該接
    続要求が、上記電話網に収容された加入者端末への接続
    要求か上記電話中継網側の加入者端末への接続要求かを
    判断する手段と、該接続要求が、上記電話網に収容され
    た加入者端末への接続要求の場合、上記メディア変換装
    置によってメディア変換することなく折返し接続を行う
    手段とを設けたことを特徴とするメデイア変換システ
    ム。
  6. 【請求項6】加入者端末を収容した電話網と、該電話網
    と異種の電話中継網と、上記電話網と上記電話中継網と
    を接続し、上記電話網からの音声メデイアを上記電話中
    継網に接続可能に変換するメデイア変換回路を含むメデ
    イア変換装置及び該メデイア変換装置を制御するメディ
    ア変換制御装置とからなるメデイア変換システムとを備
    え、上記加入者端末からの音声メデイアを上記メデイア
    変換システムを介して上記異種電話中継網への通信を可
    能とする音声通信システムにおいて、上記加入者端末か
    らの接続要求を上記メデイア変換システムにて受信し、
    該接続要求が、上記電話網に収容された加入者端末への
    接続要求か上記電話中継網側の加入者端末への接続要求
    かを判断する判断部と、該接続要求が、上記電話網に収
    容された加入者端末への接続要求の場合、上記メデイア
    変換回路の前段にて上記加入者端末同士を折り返し接続
    する接続回路を設けた音声メデイア変換システム。
  7. 【請求項7】上記メデイア変換回路が、上記音声を符号
    /復号化する音声パケット処理回路である請求項6記載
    の音声メデイア変換システム。
  8. 【請求項8】加入者端末を収容した網と、該網と異種の
    中継網と、上記網と上記中継網とを接続し、上記網から
    のメデイアを上記中継網に接続可能に変換するメデイア
    変換装置及び該メデイア変換装置を制御するメディア変
    換制御装置を含むメデイア変換システムにより、上記加
    入者端末からのメデイアを上記異種中継網への通信を可
    能とするメデイア通信方法において、上記加入者端末か
    らの接続要求を上記メデイア変換システムにて受信し、
    該接続要求が、上記網に収容された加入者端末への接続
    要求か否かを判断し、該接続要求が、上記網に収容され
    た加入者端末への接続要求の場合、上記メディア変換装
    置によってメディア変換することなく折返し接続を行う
    ことを特徴とするメデイア通信方法。
  9. 【請求項9】加入者端末を収容する電話網と、該電話網
    と異種の電話中継網とを接続するメデイア変換装置を含
    むメデイア変換システムにより、上記加入者端末からの
    接続要求を受信し、該接続要求が、上記電話網に収容さ
    れた加入者端末への接続要求か上記電話中継網側の加入
    者端末への接続要求かを判断し、該接続要求が、上記電
    話網に収容された加入者端末への接続要求の場合、上記
    メディア変換装置によってメディア変換することなく折
    返し接続を行うことを特徴とするメデイア変換方法。
  10. 【請求項10】加入者端末を収容する網と、該網と異種
    の中継網とを接続しメデイア変換する接続回路、メデイ
    ア変換回路を含むメデイア変換装置を備えたメデイア変
    換システムにより、上記加入者端末からの接続要求を受
    信し、該接続要求が、上記網に収容された加入者端末へ
    の接続要求か上記中継網側の加入者端末への接続要求か
    を判断し、該接続要求が、上記網に収容された加入者端
    末への接続要求の場合、上記メデイア変換回路の前段に
    設けられた上記接続回路にて上記加入者端末同士を折り
    返し接続するメデイア変換方法。
  11. 【請求項11】上記メデイアが音声であり、上記メデイ
    ア変換回路が、上記音声を符号/復号化する音声パケッ
    ト処理回路であり、上記接続回路がスイッチ回路又はバ
    ス回路である請求項10記載のメデイア変換方法。
  12. 【請求項12】電話網側に接続され、該電話網に収容さ
    れた加入者端末からの音声および回線接続要求信号を受
    信する電話網側回線インターフェース回路と、 上記電話網側インターフェース回路に接続され、上記電
    話網に収容された加入者端末同士及びIP網に収容され
    た加入者端末に接続する回線接続回路と、 上記回線接続回路に接続され、該回線接続回路の音声を
    音声符号化しパケットデータに変換する変換部を有した
    音声パケット処理回路と、 上記音声パケット処理回路及び上記IP網側に接続さ
    れ、上記音声パケットデータをIPパケットデータに変
    換するIP網側回線インターフェース回路と、 上記電話網側インターフェース回路の回線接続要求信号
    を受け、該回線接続要求信号が、上記IP網側に収容さ
    れた加入者端末への接続要求の場合には上記音声パケッ
    ト処理回路及び上記IP網側回線インターフェース回路
    を制御して、上記メデイア変換処理が実行されるように
    し、上記電話網側に収容された加入者端末への要求の場
    合には上記回線接続回路を制御して、上記電話網側イン
    ターフェース回路からの音声が該回線接続回路にて折り
    返されるようにする制御回路を含む手段と、 からなる音声メデイア変換装置。
  13. 【請求項13】上記メデイア変換装置が、ゲートウエイ
    である請求項12記載の音声メデイア変換装置。
  14. 【請求項14】上記電話網側回線インターフェース回路
    が、上記電話網に接続される第1、第2の電話網側回線
    インターフェース回路部と、上下回線バッファ部と、上
    記第1、第2回線インターフェース回路部からの音声速
    度変換と多重分離機能を有する回路とからなり、 上記回線制御回路が、上記電話網側回線インターフェー
    ス回路の第1、第2のバッファ部と上記IP網側に接続
    されるIP網側回線バッファ部との間に設けられた回線
    スイッチ部又はバス回路とからなり、 上記音声パケット処理回路が、上記回線接続回路の第
    1、第2のバッファ部と上記IP網側上下回線バッファ
    部との間に設けられた音声符号化回路及び音声復号化回
    路とからなり、 上記IP網側インターフェース回路が、上記回線接続回
    路のIP網側上下回線バッファ部と上記IP網側回線イ
    ンターフェース回路との間に設けられたIPパケット生
    成回路及びIPパケット解析回路とからなる請求項12
    記載の音声メデイア変換装置。
  15. 【請求項15】メディア変換制御装置とメディア変換装
    置とをもって異種ネットワーク間の接続を行うメディア
    変換システムにおいて、上記メディア変換制御装置が、
    上記メディア変換装置に対して、同一の網側に収容され
    ている複数の端末間の接続要求を行う場合、他の網側の
    設定パラメータをあらかじめ定義してあり、これによっ
    て、上記メディア変換装置がメディアを変換せずに内部
    折返し接続を行うことを可能とし、メディア変換制御装
    置とメディア変換装置間の制御手順を変更せずにメデイ
    ア変換するメディア変換システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7796584B2 (en) 2003-09-30 2010-09-14 Nec Corporation Method for connection between communication networks of different types and gateway apparatus
JP2013168919A (ja) * 2012-01-20 2013-08-29 Hitachi Ltd 通話音声交換システム及びその方法

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