JP2001325864A - ダイヤフラムスイッチ - Google Patents
ダイヤフラムスイッチInfo
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- JP2001325864A JP2001325864A JP2000145885A JP2000145885A JP2001325864A JP 2001325864 A JP2001325864 A JP 2001325864A JP 2000145885 A JP2000145885 A JP 2000145885A JP 2000145885 A JP2000145885 A JP 2000145885A JP 2001325864 A JP2001325864 A JP 2001325864A
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Abstract
フラムスイッチを提供すること。 【解決手段】ボディー11とターミナルベース12との
間に形成された内部空間をダイヤフラム15により圧力
室14と動作室12aに2分して、上記圧力室14の圧
力変化に応動するダイヤフラム15の動作にしたがって
ON/OFFするダイヤフラムスイッチにおいて、上記
ターミナルベース12に上記動作室12aとコネクタケ
ース13内部を連通する連通孔12b、12cを設け、
上記コネクタケース13の側部には、その孔口部13a
に気体のみを通し、水の通過を阻止する通気シート30
が装着され、上記連通孔12b、12cとコネクタケー
ス外部とを連通させた通気孔29を設け、上記通気シー
ト30は上記コネクタケース13に嵌合することによ
り、上記端子部12b、12cと結合し、上記接点部2
0a、20bからの信号を外部に伝達するハウジング部
材90により被われる構成となっている。
Description
動するダイヤフラムの動作により、接点部が接離してス
イッチングする構成のダイヤフラムスイッチに関するも
のである。
自動車の制動装置などに油や圧縮空気を供給するタンク
等の印加圧力が所定値に達した場合に、警告灯を点灯す
るための信号を出力する圧力スイッチがある。
断面図である。51はボディで、このボディ51は有底
の容状体に形成された金属製のもので、外側には、中央
部よりやや後端寄りに段部53によって縮小径部分を形
成し、この縮小径部分に2条の環状突起54、55が設
けてある。また、このボディ51の先端側には他の機器
と連結するための通孔56aを有するねじ部56が形成
してある。
ーミナルベース57が内装してある。このターミナルベ
ース57は、後端部をボディ51の後端に形成された開
口部から突出させるようにしてボディ51に内装し、こ
のボディ51にかしめて固着してあり、また、このター
ミナルベース57には突出させるようにして設けた金属
製のプレート58、59が固設してある。
折り曲げられた先端側をターミナルベース57に形成し
た凹形溝57aの内底面に配設し、一方のプレート58
の先端部に固定接点60が固着してある。
ターミナルベース57の凹形溝57a内に配設するよう
に折り曲げしたばね板61を連結し、このばね板61の
先端に上記固定接点60に対向させた可動接点62が固
着してある。尚、このばね板61はプレート59に電気
的に接続されている。また、プレート58、59の後端
部には、リード線63、64がスポット溶接或いは半田
付け手段などによって止着してある 。
7寄りから、第1の軸受部材66、第2の軸軸受部材6
7、ダイヤフラム68が順次内装してある。
6aが、一面側に小径孔66aに連通する凹形部66b
が各々形成してあり、また、その他面側がターミナルベ
ース57に接合している。
孔67aが、一面側に大径孔67aに連通する凹形部6
7bが各々形成してあり、その他面側が第1の軸受部材
66に接合している。
柔軟材料で形成したもので、その周囲部が肉厚形成して
あり、外周一面をボディ51の内底面に形成した環状溝
51aに接合し、外側他面に第2の軸受部材67を接合
してある。
内の図中下側には加圧室51bが形成され、この加圧室
51bは、ねじ部56によって外部と連通し、また、加
圧室51bの上側に形成された作動室は、このダイヤフ
ラム68によって気密保持されている。
部材67、ダイヤフラム68はボディ51に固着したタ
ーミナルベース57によって抜け止めされている。
えてある。この駆動部材70は拡頭部70aと、拡頭部
70aをやや小径に形成した短柱軸部70b及び短柱軸
部70bより小径とした駆動部70cとからなり、拡頭
部70aをダイヤフラム68に当接させ、短柱軸部70
bを第2軸受部材67の大径孔67aに挿通し、駆動部
70cを第1の軸受部材66の小径孔66aに挿通して
ある。
aが、常態で第2の軸受部材67と非接触になってお
り、また、駆動部70cの先端部が第1の軸受部材66
から突出し、先端面がばね板61と当接しており、短柱
軸部70bの先端段差部が第1の軸受部材66の凹形部
66b内に突出している。
形の皿ばね73が備えてあり、その中央孔を駆動部材7
0の駆動部70cが貫通し、短柱軸部70bの先端段差
部に係合している。
55の間と、リード線63、64の一部分には接着テー
プ74が巻付けてあり、その環状突起54、55を設け
た縮小径部分と、ボディ51の後端の開口部を塞ぐター
ミナルベース57、プレート58、59の突出部、リー
ド線63、64の接着テープが巻付けてある一部を含む
周囲を熱可塑性樹脂材で形成した防水カバー75によっ
て被ってある。
b内に圧力が加えられない状態では、駆動部材70は常
態位置にあり、可動接点62と固定接点60とが非接触
となってスイッチOFF状態にある。
がダイヤフラム68を介して駆動部材70に伝達され、
駆動部材70が進出移動し、皿ばね73の中央孔周辺が
駆動部材70の短柱軸部材70bで押動され、駆動部材
70に加わる駆動力が皿ばね73の弾性力を上回ると、
皿ばね73は図6に示す常態位置から変化する。すなわ
ち、皿ばね73の上記の変形によって、駆動部材70が
ばね板61を押動して可動接点62を固定接点に60に
接触させ、スイッチをOFFからONに切り換える。そ
の後、加圧室51bの圧力が所定圧力まで降下すると、
皿ばね73のばね力で復帰動作するので、駆動部材70
が常態位置まで瞬時に移動する。これにより、可動接点
62が固定接点60から離れてスイッチがONからOF
Fに切換わる。
圧の負圧変化に応動して所定圧力以下に低下すると、接
点が開放する負圧スイッチがある。
の摺動変位に応動するスイッチを備えた作動スイッチが
ある。図7は作動スイッチの一例を示すスイッチ構成部
分の断面図である。この作動スイッチ100はボディ1
01とターミナルベース102とで形成される内部空間
が上記圧力スイッチ50と同様にダイヤフラム107に
よって圧力室114と動作室115とに2分されてい
る。そして、動作室115の底部には金属製の支持板1
10を設け、この支持板110に固定接点103が固定
されている。なお、この支持板110はターミナルベー
ス102の後端部に突出するプレート117と一体的に
形成されている。
ベース102に支持されて動作室115に配設するよう
に折り曲げ形成したばね板111の先端に上記固定接点
103に対向するように固着してある。なお、このばね
板111はターミナルベース102の後端部に突出する
プレート118と一体的に形成されている。
ト117、118が一体的にインサート成形され、プレ
ート117、118のターミナルベース102から突出
する端部にはハーネスコード120、121がスポット
溶接或いは半田付け手段などによって接続され、接続後
はこの接続部を被うターミナルベース102の凹部10
2aにエポキシ樹脂等の充填材123を充填してこの部
分の両プレート117、118間の絶縁性及びシール性
を維持している。さらに、プレート117、118を圧
着貫通する環状の防水ブーツ122をターミナルベース
102の底面部を被うように、ターミナルベース102
の周溝部102bに防水ブーツ122の周縁部122a
を係合させて装着している。
けられた円筒延長部119の内部には圧力室114が形
成され、プランジャ108が、円筒延長部119内部で
摺動可能に配置されている。
た凹部112にボール109が滑動自在に嵌着されてお
り、内部には円筒凹孔108aが設けられ、後端が開放
されている。また、後述するように円筒凹孔108aに
は圧縮コイルばね113が挿入され、その圧縮コイルば
ね113の付勢力により移動子116がプランジャ10
8の後端から突出している。
3の付勢を受ける大筒部116aと、他方側にダイヤフ
ラム107に当接して、ばね板111を押圧する作動円
筒部116bで構成されており、大筒部116aが円筒
凹孔108aの後端部に設けられたリング部材124に
より抜け止めされ、移動子116が圧縮コイルばね11
3の付勢を受けて、円筒凹孔108aの後端部から突出
している。
の作動円筒部116bの端部がダイヤフラム107及び
ばね板111を介して圧縮ばね106からの付勢を受け
ているので、常態では押し込み可能に円筒延長部119
から突出した状態となっている。また、常態では圧縮ば
ね106がばね板111をダイヤフラム107に接触さ
せる方向に付勢され、可動接点105と固定接点103
が離間しているので、スイッチOFF状態を呈してい
る。
押圧力がボール109に軸方向に作用し、プランジャ1
08が軸方向に摺動することにより、その押圧力が移動
子116からダイヤフラム107を経てばね板111を
押圧して、可動接点105を固定接点103に接触さ
せ、スイッチをONさせる。
接点103が接触してスイッチがONした後にボール1
09へ過剰な押圧力が作用して、軸方向に摺動作動しよ
うとしても、移動子116が圧縮ばね113の付勢力に
抗して、円筒凹孔108a内を摺動移動し、その押圧力
が可動接点105及び固定接点103に伝わらない構成
となっている。
イッチは車両の外側に露出してを装備されることがある
ため、車両が水圧の高い洗浄水によって洗車された場合
に、その圧力スイッチに浸水することがあり、スイッチ
動作に支障を来すことがある。
ルベースを被って気密性を高め、防水性機能を向上させ
た構造とされているが、その反面、スイッチ内部が密閉
されてしまうので外部との空気の流通が遮断されてしま
い、温度変化やダイヤフラムの作動変形によりスイッチ
内部の気圧を大気圧と同一に保つことが困難となり、作
動圧力に影響して、測定精度が低下し、操作応答性不良
や正確なスイッチング動作をしない等の問題が生じるこ
とがある。
する通気孔を形成し、その孔口部に気体のみを通し、水
の通過を阻止する通気シートを装着すればよいが、この
通気シートを高圧水から守る必要があるため、カバーな
どの保護部材が別途必要となり、構造が複雑になると共
に部品点数が増加し、組立作業もその部品点数に従って
多くなっているという問題があった。尚、図7に示した
作動スイッチにおいても同様の問題がある。
簡単化を図ると共に確実な防水構造としたダイヤフラム
スイッチを提供することにある。
ーミナルベースとの間に形成された内部空間にダイヤフ
ラムを配設すると共に、上記内部空間をこのダイヤフラ
ムにより2分して、外部からの印加圧力に応動するダイ
ヤフラムの動作にしたがい接離してスイッチングする接
点部を有するダイヤフラムスイッチに関する。
ナルベースとの間に形成された内部空間にダイヤフラム
を配設し、上記内部空間をこのダイヤフラムにより圧力
室と動作室に2分し、上記圧力室の圧力変化に応動する
ダイヤフラムの動作にしたがい接離してスイッチングす
る接点部を有するダイヤフラムスイッチにおいて、上記
ターミナルベースには上記接点部に接続する端子部と、
上記端子部を保護するコネクタケースと、上記動作室と
コネクタケース内部とを連通させた連通孔を設け、上記
コネクタケースの側部には、その孔口部に気体のみを通
し、水の通過を阻止する通気シートが装着され、上記連
通孔とコネクタケース外部とを連通させた通気孔を設
け、上記通気シートは上記コネクタケースに嵌合するこ
とにより、上記端子部と結合し、上記接点部からの信号
を外部に伝達するハウジング部材により被われる構成と
してある。
スとの間に形成された内部空間にダイヤフラムを配設
し、上記内部空間をこのダイヤフラムにより圧力室と動
作室に2分し、上記圧力室に摺動可能に配設された作動
部材の作動位置に応動するダイヤフラムの動作にしたが
い接離してスイッチングする接点部を有するダイヤフラ
ムスイッチにおいて、上記ターミナルベースには上記接
点部に接続する端子部と、上記端子部を保護するコネク
タケースと、上記動作室とコネクタケース内部とを連通
させた連通孔を設け、上記コネクタケースの側部には、
その孔口部に気体のみを通し、水の通過を阻止する通気
シートが装着され、上記連通孔とコネクタケース外部と
を連通させた通気孔を設け、上記通気シートは上記コネ
クタケースに嵌合することにより、上記端子部と結合
し、上記接点部からの信号を外部に伝達するハウジング
部材により被われる構成としてある。
には傾斜した平面部を設け、上記平面部に上記通気孔を
設けた構成としてある。
力室の圧力が所定の圧力に変動しない限り、ダイヤフラ
ムが非作動となっており、接点部が第1のスイッチ状態
となっている。圧力室の圧力が変化すると、ダイヤフラ
ムがこの圧力に応動して動作し、接点部が第1のスイッ
チ状態から第2のスイッチ状態に切り替わる。また、第
2の発明のダイヤフラムスイッチでは作動部材が所定の
位置に摺動しない限り、ダイヤフラムが非作動となって
いるので、接点部が第1のスイッチ状態となっており、
作動部材が摺動移動すると、ダイヤフラムがこの圧力に
応動して動作し、接点部が第1のスイッチ状態から第2
のスイッチ状態に切り替わる。
クタケース内部とを連通する連通孔と、コネクタケース
の側部に設けられ、孔口部に気体のみを通し、水の通過
を阻止する通気シートが装着された通気孔により、空気
が通気孔から連通孔を通って、動作室に入るため、ダイ
ヤフラムが変形し動作室の容積が変動しても、動作室が
常に大気圧に保たれ、動作室内が正圧又は真空に変動す
ることはない。
合して、接点部からの信号を外部に伝達するハウジング
部材に被われる構成とするによって、通気シートへの直
接被水を防止することができ、動作室への浸水が確実に
防止することができる。
スに傾斜した平面部を形成し、その平面部に通気孔を設
け、通気シートを装着するようにすれば、平面部が上向
き状態で取付られた場合でも、通気シート上に水が滞留
する恐れがないので、通気孔が水により塞がれてしまう
ことを防止することができる。
図面に沿って説明する。図1は正圧検出スイッチとして
の圧力スイッチ10の縦断面図、図2は同スイッチの平
面図である。
に金属製で構成してあり、このボディ11の先端側には
他の外部装置などの所定位置に螺着するためのねじ部1
1aと流通孔11bが設けてあり、また、ボディ11に
は電気絶縁性からなるターミナルベース12をボディ1
1の後端に形成された開口部から突出させるように内装
し、加締め止めにより一体的に固着してある。このター
ミナルベース12には内部空間である動作室12aと、
この動作室12aとターミナルベース12の後端部を貫
通する連通孔12b、12cが形成してあり、また、こ
の連通孔12b、12cには金属製のプレート20a、
20bがターミナルベース12の後端部から突出させる
ようにして、加締め止めにより一体的に固着してある。
に曲げた先端を動作室12aに突出するように配設し、
その先端部は固定接点24となっている。また、プレー
ト20a、20bはプレート20a、20bの側部に形
成された腕部20cを折り曲げるようにして、ターミナ
ルベース12の後端部に加締め止めしてある。なお、連
通孔12b、12cはプレート20a、20bが挿通さ
れて、加締め止めされた場合でも、ある程度の隙間を形
成し、通気孔29からの空気を動作室12aに導く流路
となっている。
対向する底部には調整ねじ22が螺着してあり、ばね受
け23でコイルばね21を受け止めして、コイルばね2
1のばね力によって可動接点19を固定接点24に当接
させてある。
12寄りから、軸受部材16、ダイヤフラム15が順次
内装してあり、軸受部材16には中央部に大径孔16a
が、一面側に大径孔16aに連通する凹形部16bが各
々形成してあり、また、その他面側がターミナルベース
12に接合している。
成樹脂等の柔軟材料で形成したもので、その周囲部が肉
厚形成してあり、外周一面をボディ11の内底面に形成
した環状溝11cに接合し、外側他面に軸受部材16を
接合してある。
内の図中下側には圧力室14が形成され、この圧力室1
4は、流通孔11bによって外部と連通し、また、圧力
室14の図中上側に形成された動作室12aは、このダ
イヤフラム15によって気密保持されている。
はボディ11に固着したターミナルベース12によって
抜け止めされている。
り、拡頭部7aと、拡頭部7aをやや小径に形成した短
柱軸部7bと短柱軸部7bより小径とした連結柱軸部7
c、さらに小径とした駆動部7dとからなり、拡頭部7
aをダイヤフラム15に当接させ、短柱軸部7bを軸受
部材16の大径孔16aに挿通し、連結柱軸部7cを動
作室12aに突出させ、駆動部7dの先端部を可動接点
19の中央孔を貫通させている。
接点19と当接して、コイルばね21の付勢により駆動
部材7の拡頭部7aは、常態で軸受部材16と非接触に
なっている。
は、プレート20a、20bを被うようにコネクタケー
ス13が、取り付けてある。コネクタケース13は図1
にあるように図中下半部がターミナルベース12に係合
可能な円筒状部13aと、図中上半部がコネクタ構造の
角筒状部13bに形成してあり、円筒状部13aにはタ
ーミナルベース12の側部に設けた係合爪25、26に
係合可能な嵌合孔27、28が形成されてされ、ターミ
ナルベースに一体的に取付けられている。
径部分11dと、ボディ11の後端の開口部を塞ぐター
ミナルベース12、コネクタケース13の円筒状部13
aを含む周囲を熱可塑性樹脂材で形成したカバー18に
よって被ってある。
12の連通孔12b、12cへ外部の大気を連通させる
通気孔29を設け、動作室12aの気圧を大気圧に保つ
ようにしてある。なお、通気孔29の孔口部29aは、
後述するハウジング部材90に被われるコネクタケース
13の平面部13cに形成する。
する平面部13cには通気シート30を装着し、この通
気シート30によって、孔口部29aを被ってある。通
気シート30は気体のみを通し、水の通過を阻止する通
気シートで、通気孔29への浸水を防止するものであ
り、貼着手段などによって平面部13cに装着する。ま
た、通気シート30も、後述するハウジング部材90か
ら、露出しない位置に装着する。なお、本実施例では通
気シート30をコネクタケース13の外側に形成された
平面部13cに装着することにより、通気シート30が
不良になった場合でも、容易に交換することができるよ
うになっている。
ているように、防水キャップ91を有する一般的な防水
型コネクタであり、ハウジング部材90の内側に端子接
続突部92が設けられ、この端子接続突部92にはハー
ネスケーブル94が接続されている。
に嵌合させることにより角筒状部13bの拡径孔部13
dに端子接続突部92が挿入し、拡径孔部13dと端子
接続突部92との間に防水キャップ91が気密的に圧入
されることとなり、コネクタケース13後端開口部から
の内部への浸水は防止される。また、ハウジング部材9
0内に侵入した水はハウジング部材90とコネクタケー
ス13との嵌合部に形成される隙間より排出される。
は、ターミナルベース12に向かって傾斜させてあり、
ハウジング部材90と嵌合させたときに、コネクタケー
ス13とハウジング部材90の間に形成される空間がタ
ーミナルベース12側に向かって大きくなるように形成
されている。なお、ハウジング部材90がコネクタケー
ス13と嵌合することにより、プレート20a、20b
が端子接続突部92により電気的にハーネスケーブル9
4と接続され、圧力スイッチ10からの信号が外部に出
力されることになる。
コネクタの構造を利用することにより、スイッチ本体の
防水構造を簡略化することができ、また、スイッチ本体
に設けられたコネクタケースはスイッチの内部構成に影
響されないため、設計上の自由度が増加し、スイッチ本
体の小型化が可能になる。
ついて説明する。この圧力スイッチ10は、制動装置な
どに油や圧縮空気を供給するタンク等の外部装置に採用
されるものであり、その外部装置にねじ部11aを連結
し、圧力室14内の油圧や空気圧による圧力室14の圧
力変化にしたがって、従来例同様にON、OFF信号を
圧力低下警報回路などの外部機器に出力する。すなわ
ち、上記した外部装置内に十分に供給できる量の油や空
気が充足しているときには圧力室14に一定の圧力が加
わっているため、この圧力がダイヤフラム15の湾曲動
作を介して駆動部材7に伝達され、駆動部材7が進出移
動し、可動接点19が連結柱状部7cにより押動させ、
スイッチをONからOFFに切り換え、上記した外部機
器にはスイッチOFF信号が出力される。このとき、過
剰な圧力がダイヤフラム15に加わったとしても駆動部
材7の拡頭部7aが軸受部材16に形成した凹形部16
bの底部に当接し、それ以上の駆動部材7の進出移動を
防止する。
減少し、圧力室14の圧力がコイルばね21のばね力を
下回ると、コイルばね21の付勢により可動接点19が
固定接点24に接触し、スイッチON信号が上記の外部
機器に出力され、警告灯などが点灯されるようになって
いる。
どが投射されても、通気孔29の孔口部29aに装着さ
れた通気シート30がハウジング部材90により被われ
ているので、通気シート30に洗浄水などが直接投射さ
れることはない。また、ターミナルベース12とハウジ
ング部材90の間に侵入した水は、ハウジング部材90
とコネクタケース13との嵌合部に形成される隙間から
流れ出る。なお、圧力スイッチ10を平面部13cが上
向きに位置するように取り付けられた場合でも、平面部
13cに傾斜が付けられているので、水が通気シート3
0上に滞留することがなく流れ落ちることになる。この
ことから、通気孔29への浸水が確実に防止され、固定
接点24や可動接点19の接点部及びプレート20a、
20bの端子部が浸水によって腐食するようなことはな
く、防水シート30が水により塞がれることはないの
で、通気性を害されることはない。
イッチを備えた作動スイッチを示す断面図である。この
作動スイッチ200は従来例で述べた作動スイッチ10
0に上記した圧力スイッチ10のコネクタケース13を
採用したものであるから、同じ部品、部署については同
符号を付して、その説明を省略する。
ボディ101とターミナルベース201とで形成される
内部空間が上記圧力スイッチ10と同様にダイヤフラム
107によって圧力室114と動作室115とに2分さ
れている。そして、プランジャ108の内部に挿入され
た圧縮コイルばね113の付勢を受けて移動子116が
プランジャ108の後端から突出しており、常態では、
ばね板111が圧縮ばね106からの付勢を受けてダイ
ヤフラム107に当接し、移動子116を押圧している
ので、プランジャ108は押し込み可能に円筒延長部1
19から突出しており、可動接点105は固定接点10
3と離間しているため、スイッチOFF状態を呈してい
る。
クタケース13が形成され、連通孔201a、201b
には、固定接点103が固着された支持板110と可動
接点105が固着されたばね板111に一体的に設けら
れたプレート117、118が、挿通されて加締め止め
により固着されている。なお、連通孔201a、201
bはプレート117、118が挿通されて、加締め止め
された場合でも、ある程度の隙間を形成し、通気孔29
からの空気を動作室115に導く流路となっている。
には通気孔29が形成され、その孔口部29aには通気
シート30が装着されている。通気孔29の孔口部29
aは、上記した圧力スイッチ10同様、ハウジング部材
90に被われる位置に形成し、通気シート30も、後述
するハウジング部材90から、露出しない位置に装着す
る。一方、上記した圧力スイッチ10同様にコネクタケ
ース13の平面部13cは、ターミナルベース12に向
かって傾斜させてある。
8に設けたボール109の滑動により、プランジャ10
8が圧縮ばね106に抗して変位し、移動子116によ
り、ダイヤフラム107を介してばね板111を押動し
て、可動接点105を固定接点103に接触させ、スイ
ッチをOFFからONに切り換える。
し動作室115の容積が変動するが、連通孔201a、
201b、通気孔29及び通気シート30を介して空気
が流通するので、動作室115は常に大気圧に保たれる
こととなる。
3の平面部13cは、ターミナルベース12に向かって
傾斜させたが、コネクタケース端部側に向かって傾斜さ
せても良い。
ムスイッチは、端子部を保護するコネクタケースに通気
シートが装着された通気孔を設け、接点部からの信号を
外部に伝達するハウジング部材により被われるように構
成したものであるため、通気シートを保護するための特
別なカバーを設ける必要がなく、ダイヤフラムスイッチ
の大気開放構成が簡単に構成することができる。
コネクタケース部分に通気孔を設けた構成としているの
で、スイッチ内部を小型化することができる。
せた平面部に設けることにより、通気シート上に水が滞
留することがなく、通気性がスイッチの取付方向に影響
されることがない。
すスイッチ断面図である。
すスイッチ断面図である。
る。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】ボディーとターミナルベースとの間に形成
された内部空間にダイヤフラムを配設し、上記内部空間
をこのダイヤフラムにより圧力室と動作室に2分し、上
記圧力室の圧力変化に応動するダイヤフラムの動作にし
たがい接離してスイッチングする接点部を有するダイヤ
フラムスイッチにおいて、上記ターミナルベースには上
記接点部に接続する端子部と、上記端子部を保護するコ
ネクタケースと、上記動作室とコネクタケース内部とを
連通させた連通孔を設け、上記コネクタケースの側部に
は、その孔口部に気体のみを通し、水の通過を阻止する
通気シートが装着され、上記連通孔とコネクタケース外
部とを連通させた通気孔を設け、上記通気シートは上記
コネクタケースに嵌合することにより、上記端子部と結
合し、上記接点部からの信号を外部に伝達するハウジン
グ部材により被われることを特徴としたダイヤフラムス
イッチ。 - 【請求項2】ボディーとターミナルベースとの間に形成
された内部空間にダイヤフラムを配設し、上記内部空間
をこのダイヤフラムにより圧力室と動作室に2分し、上
記圧力室に摺動可能に配設された作動部材の作動位置に
応動するダイヤフラムの動作にしたがい接離してスイッ
チングする接点部を有するダイヤフラムスイッチにおい
て、上記ターミナルベースには上記接点部に接続する端
子部と、上記端子部を保護するコネクタケースと、上記
動作室とコネクタケース内部とを連通させた連通孔を設
け、上記コネクタケースの側部には、その孔口部に気体
のみを通し、水の通過を阻止する通気シートが装着さ
れ、上記連通孔とコネクタケース外部とを連通させた通
気孔を設け、上記通気シートは上記コネクタケースに嵌
合することにより、上記端子部と結合し、上記接点部か
らの信号を外部に伝達するハウジング部材により被われ
ることを特徴としたダイヤフラムスイッチ。 - 【請求項3】上記コネクタケースの側部には傾斜した平
面部を設け、上記平面部に上記通気孔を設けたことを特
徴とする請求項1又は請求項2に形成したダイヤフラム
スイッチ。
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001325864A true JP2001325864A (ja) | 2001-11-22 |
JP3840366B2 JP3840366B2 (ja) | 2006-11-01 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002162305A (ja) * | 2000-11-28 | 2002-06-07 | Nok Corp | 圧力センサ |
-
2000
- 2000-05-18 JP JP2000145885A patent/JP3840366B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP4543543B2 (ja) * | 2000-11-28 | 2010-09-15 | Nok株式会社 | 圧力センサ |
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