JP2001324948A - 投影型照明装置 - Google Patents

投影型照明装置

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JP2001324948A
JP2001324948A JP2000142776A JP2000142776A JP2001324948A JP 2001324948 A JP2001324948 A JP 2001324948A JP 2000142776 A JP2000142776 A JP 2000142776A JP 2000142776 A JP2000142776 A JP 2000142776A JP 2001324948 A JP2001324948 A JP 2001324948A
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JP
Japan
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lens barrel
projection
mask
light
condenser lens
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JP2000142776A
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English (en)
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Kokichi Okura
光吉 大蔵
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HARU CORP KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 点灯電球により投影位置に鮮明なシルエット
を形成でき、また不用意に光が人の目に入っても目を傷
めることなく安全に使用できるものとする。 【解決手段】 点灯された電球13で照射するための照
明器本体10の先端に着脱可能に取付ける集光レンズ鏡
筒部20と、集光レンズ鏡筒部20の先端に着脱可能に
取り付け、中央に種々の形態の投影用開口部32を開穿
形成した遮光板31を端部に有して成るマスク部30
と、装着したマスク部30全体を覆い隠す状態で集光レ
ンズ鏡筒部20先端に前後方向へ摺動可能となるように
取り付け、照明器本体10の後方照射によりマスク部3
0の投影用開口部32を通過した光を集光レンズ鏡筒部
20と相俟って焦合することで投影用開口部32の開口
部形状を投影する焦点調整用レンズ鏡筒部40とから構
成する。焦点調整用レンズ鏡筒部40は、ネジ式構造ま
たはクリック式構造等として構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば懐中電灯や
広告照明用等の照明器具、投影玩具等の投影器具等とし
て利用され、投影位置に鮮明な所定形状のシルエットを
投影形成させることができる携帯に適した投影型照明装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の投影型照明装置としては
例えばレーザー装置の光線射出口の前部に、矢印等の形
状の透光用開口部を開穿形成したフィルターを配置さ
せ、このフィルターの後方からレーザー装置の光線を照
射して前方の所定の投影位置に矢印を表示させるものが
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来提案の投影型照明装置では、レーザー装置の指向
性の強い光線によって投影される矢印が不用意に人の目
に入ってしまった場合、レーザー装置により収束された
状態で射出されている光強度自体が非常に高いため目を
傷めてしまう虞れがある。しかもレーザー装置の光源自
体は単色波長であるため、投影される矢印の周囲には余
計な回折現象を引き起こしたり干渉縞を生じさせたりし
てしまい、矢印の形状が鮮明に投影されないものとなる
等の問題点を有していた。
【0004】そこで本発明は叙上のような従来存した諸
事情に鑑み創出されたもので、不用意に光が人の目に入
っても目を傷めるようなことがなく安全に使用すること
ができ、しかも電球等の光源を点灯させることで投影位
置に鮮明な所定形状のシルエットを容易に形成すること
ができるものとし、さらに懐中電灯や広告照明用等の照
明器具以外に投影玩具等の投影器具等としても幅広く利
用できる携帯に適した投影型照明装置を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明にあっては、光源(13)によって照射す
る照明器本体10と、照明器本体10の先端に着脱可能
に取付けられる集光レンズ鏡筒部20と、集光レンズ鏡
筒部20の先端に着脱可能に取り付けられ中央に種々の
形態の投影用開口部32を開穿形成した遮光板31を端
部に有して成るマスク部30と、装着されたマスク部3
0全体を覆い隠す状態で集光レンズ鏡筒部20先端に前
後方向へ摺動可能となるように取付けられ、照明器本体
10によって後方照射されてマスク部30の投影用開口
部32を通過した光を集光レンズ鏡筒部20と相俟って
合焦させることで投影用開口部32の開口部形状を投影
させる焦点調整用レンズ鏡筒部40とから成る投影型照
明装置1としたものである。焦点調整用レンズ鏡筒部4
0は、集光レンズ鏡筒部20の前側鏡筒部22に対して
ネジ回転されることで前後方向に移動できるようにネジ
式構造としたり、または前側鏡筒部22に対して順次係
止されながら前後方向に移動できるようにクリック式構
造としたり等して構成することができる。光源(13)
によって照射する照明器本体10と、照明器本体10の
先端に着脱可能に取付けられ、端部には種々の形態の投
影用開口部32を開穿形成した遮光板31を有するマス
ク部30と、マスク部30全体を覆い隠す状態で当該マ
スク部30に対し移動可能に取り付けられる焦点調整用
レンズ鏡筒部40とから成るものとできる。マスク部3
0の外周面には雄ネジ部51を形成し、この雄ネジ部5
1を、焦点調整用レンズ鏡筒部40の端部開口側の内面
に形成した雌ネジ部52に捩じ込ませ、マスク部30全
体を覆い隠す状態で当該マスク部30に対してネジ回転
されることで前後方向に移動できるように焦点調整用レ
ンズ鏡筒部40が取り付けられるものとすることができ
る。
【0006】以上のように構成された本発明に係る投影
型照明装置1にあって、焦点調整用レンズ鏡筒部40
は、集光レンズ鏡筒部20の前側鏡筒部22に沿って前
後方向に摺動されることにより、光源(13)によって
照射する照明器本体10によって後方照射されたマスク
部30の投影用開口部32を通過した光は集光レンズ鏡
筒部20と相俟って合焦させられ、投影用開口部32自
体の開口部形状を鮮明に投影させ、任意の投影位置に鮮
明なシルエットを形成させる。ネジ式構造による焦点調
整用レンズ鏡筒部40は、集光レンズ鏡筒部20の前側
鏡筒部22に対してネジ回転されることで例えば所定の
ネジピッチでもって焦点調整用レンズ鏡筒部40自体を
前後方向に移動させる。また、クリック式構造による焦
点調整用レンズ鏡筒部40は、前側鏡筒部22に対して
順次係止されながら焦点調整用レンズ鏡筒部40自体を
前後方向に移動させる。マスク部30に対し移動可能に
取り付けられる焦点調整用レンズ鏡筒部40は、照明器
本体10によって後方照射されたマスク部30の投影用
開口部32を通過した光により投影されるべき投影用開
口部32自体の開口部形状を任意の投影位置で結像させ
る。焦点調整用レンズ鏡筒部40は、マスク部30の雄
ネジ部51を当該焦点調整用レンズ鏡筒部40の雌ネジ
部52に捩じ込ませることにより、マスク部30全体を
覆い隠す状態で当該マスク部30に対してネジ回転可能
にさせ、例えば所定のネジピッチでもって前後方向に移
動させる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施の形態を説明すると、図において示される符号1
は、例えば懐中電灯や広告照明用等の照明器具、投影玩
具等の投影器具等として利用される例えば乾電池等の電
池使用の携帯に適した投影型照明装置である。
【0008】この投影型照明装置1は、図1に示すよう
に、光源として例えば内蔵された電源11a,11bで
もって点灯させた光源としての電球13の光によって前
方を照射するために使用される例えば円筒状に形成され
た照明器本体10と、照明器本体10の先端に着脱可能
に取付けられた筒体の端部開口側に凸レンズ25を取り
付けて成る集光レンズ鏡筒部20と、集光レンズ鏡筒部
20の先端に着脱可能に取り付けられた筒体の端部開口
側に中央に種々の形態の投影用開口部32を開穿形成し
た遮光板31を有して成るマスク部30と、マスク部3
0全体を覆い隠すようにして集光レンズ鏡筒部20先端
において前後方向へ摺動可能となるように取付けられ、
照明器本体10によって後方照射されたマスク部30の
投影用開口部32を通過した光を集光レンズ鏡筒部20
と相俟って合焦させることで投影用開口部32の開口形
状を投影させるよう筒体の端部開口側に凸レンズ42を
配置して成る焦点調整用レンズ鏡筒部40とから構成さ
れている。
【0009】照明器本体10は、例えば2本の電池11
a,11bが円筒状の把手部12の前後方向に直列に収
納され、前方の電池11aの正極は把手部12の先端部
に設けた差し込みソケット部12cに着脱可能に取り付
けてある電球13用の一対の尻側接点端子のいずれか一
方に接触しており、後方の電池11bの負極は把手部1
2の後端部に設けた電池交換の際に開閉される蓋部12
aの内側に取り付けたバネ型接点14により当該両電池
11a,11bを前方側へ押圧させた状態で接触してい
る。このバネ型接点14は把手部12の蓋部12aに設
けた例えばダイヤル回転式の電源スイッチ15の左回転
または右回転のいずれかの方向への回転操作により前記
電球13の一対の尻側接点端子の他方に電気的に接続さ
れて電球13を点灯させ、一方、電源スイッチ15を逆
回転させることで電球13の他方の尻側接点端子とバネ
型接点14とを電気的に切断させるものとなって電球1
3を消灯させるようにしている。
【0010】また、把手部12の先端側外周面には雄ネ
ジ部12bが形成されており、内面に反射鏡面部を形成
して成るパラボラ湾曲型の反射板16とこれを覆う無色
透明または有色透明な平面ガラス17とを筒体の端部開
口側に取り付け、筒体の後方に行くに従って次第に小径
となって内側に雌ネジ部18aを形成した装着用雌ネジ
筒部18を形成して成るラッパ状のフード筐体部19が
当該装着用雌ネジ筒部18を把手部12の雄ネジ部12
bに捩じ込ませて取り付けられ、反射板16の中央に形
成された通孔16aを経て反射板16と平面ガラス17
との間に電球13の頭部が配置されるようにしてある。
尚、フード筐体部19は、平面ガラス17を取り外して
開放させ、電球13を露出させた状態にしておいても良
い。
【0011】集光レンズ鏡筒部20は、大径の後側装着
筒部21と、小径の前側鏡筒部22とが略中央の環状段
差部23を介して連結された二連筒形状となって形成さ
れており、照明器本体10のフード筐体部19に後側装
着筒部21が装着され、照明器本体10のフード筐体部
19の先端円周縁部が環状段差部23に内側で係止され
るようにしてある。一方、前側鏡筒部22の前端部開口
側には、小径となって前方外側に若干突出した状態にレ
ンズ保持枠部24が形成されており、これに凸レンズ2
5を取り付けてある。
【0012】マスク部30は、集光レンズ鏡筒部20の
レンズ保持枠部24外周に筒体の端部開口側が嵌め込み
固定されるようにして取り付けられており、マスク部3
0の筒体の端部開口側には例えば図1、図3(A)に示
すように兎形、図2、図3(B)に示すように蝶形等の
動物、更には抽象形、建造物等の具象形その他の形状の
外郭に縁取った形態の如く中央に種々の形態の投影用開
口部32を開穿形成した遮光板31を取り付けてある。
尚、この遮光板31自体はマスク部30の筒体端部開口
側から一体となって形成されていも良い。
【0013】焦点調整用レンズ鏡筒部40は、筒体の端
部開口側に小径となって若干内側に突出した状態でレン
ズ保持枠部41が形成されており、これに凸レンズ42
を取り付けてある。そして、マスク部30全体を覆い被
すようにして焦点調整用レンズ鏡筒部40の他方の端部
開口側を集光レンズ鏡筒部20の前側鏡筒部22に装着
し、焦点調整用レンズ鏡筒部40の他方の端部開口側の
円周縁端部が集光レンズ鏡筒部20の環状段差部23に
外側で係止される位置まで嵌め合わせできるようにして
ある。
【0014】こうすることで焦点調整用レンズ鏡筒部4
0自体は集光レンズ鏡筒部20の前側鏡筒部22に沿っ
て前後方向に摺動でき、したがってマスク部30の投影
用開口部32を通過した電球13の光を集光レンズ鏡筒
部20と相俟って合焦させることで投影用開口部32自
体の開口部形状を鮮明な状態に投影させ、しかも任意の
投影位置に鮮明なシルエットとして容易に投影形成する
ことができる。
【0015】尚、焦点調整用レンズ鏡筒部40は、集光
レンズ鏡筒部20の前側鏡筒部22に対して回転される
ことで例えば所定のネジピッチでもって前後方向に移動
できるようにネジ式構造としたり、または前側鏡筒部に
対して順次係止されながらカチカチと係合停止させなが
ら前後方向に移動できるようにクリック式構造等とした
りしても良い。
【0016】次に以上のように構成された実施の形態に
ついての組付、使用の一例を説明すれば、図1に示すよ
うに、先ず把手部12の後端部に設けた蓋部12aを開
けて把手部12内に電池11a,11bを挿入し、バネ
型接点14により電池11a,11bを押圧しながら蓋
部12aを捩じ込み閉蓋固定する。把手部12の先端部
の差し込みソケット部12cに電球13を取り付けた
後、把手部12の雄ネジ部12bにフード筐体部19の
装着用雌ネジ筒部18を捩じ込ませて取り付け、反射板
16の通孔16aを介して当該反射板16と平面ガラス
17との間に電球13の頭部を配置させる。
【0017】照明器本体10のフード筐体部19先端に
集光レンズ鏡筒部20の後側装着筒部21を装着し、フ
ード筐体部19の先端円周縁部が集光レンズ鏡筒部20
の環状段差部23に内側で係止させるようにする。集光
レンズ鏡筒部20のレンズ保持枠部24外周にマスク部
30の端部開口側を嵌め込むようにして集光レンズ鏡筒
部20にマスク部30を固定する。
【0018】マスク部30全体を覆い隠すようにして焦
点調整用レンズ鏡筒部40の他方の端部開口側を集光レ
ンズ鏡筒部20の前側鏡筒部22に装着する。このとき
投影型照明装置1を使用しない場合には、焦点調整用レ
ンズ鏡筒部40の他方の端部開口側の円周縁端部が集光
レンズ鏡筒部20の環状段差部23に外側で係止される
位置まで嵌め合わせておく。
【0019】次に、このようにして構成した投影型照明
装置1を使用する際には、先ず焦点調整用レンズ鏡筒部
40を環状段差部23外側の係止位置から前方に引き出
し、集光レンズ鏡筒部20の前側鏡筒部22に沿って前
後方向に摺動させながら照明器本体10によって後方照
射されたマスク部30の投影用開口部32を通過した光
を集光レンズ鏡筒部20と相俟って焦合させることで投
影用開口部32自体の開口部形状を鮮明に所定の対象物
面、あるいは空中に投影させるのである。
【0020】尚、電池交換の際には把手部12の後端部
に設けた蓋部12aを開けて把手部12内の使用済みの
電池11a,11bを取り出し、新規の電池11a,1
1bを挿入してバネ型接点14により電池11a,11
bを押圧させながら蓋部12aを捩じ込み閉蓋固定すれ
ば良い。
【0021】尚、本実施の形態における投影型照明装置
1には乾電池等の2本の電池11a,11bを採用して
いるが、その他の構成として図示を省略したが、充電式
のバッテリー構造としたり、コンセント接続のためのプ
ラグ付電源回路を備えたものとしたりすることも可能で
ある。
【0022】また、図2には本発明に係る他の実施の形
態が示されており、図1と同一の構成部分については同
一の符号が付されることでその詳細な説明は省略されて
いる。すなわちこの実施の形態にあっては、例えば兎の
顔を縁取った形態の如く中央に種々の形態の投影用開口
部32を開穿形成した遮光板31を取り付けて成るマス
ク部30が、照明器本体10のフード筐体部19先端に
着脱可能に取り付けられている。そしてマスク部30外
周面には雄ネジ部51が形成されており、この雄ネジ部
51を焦点調整用レンズ鏡筒部40の端部開口側の内面
に形成した雌ネジ部52に捩じ込ませ、マスク部30全
体を覆い隠すようにして当該焦点調整用レンズ鏡筒部4
0を取り付けてある。この焦点調整用レンズ鏡筒部40
の先端開口側には、小径となって若干内側に突出した状
態でレンズ保持枠部41が形成されており、これに凸レ
ンズ42を取り付けてある。
【0023】こうすることで焦点調整用レンズ鏡筒部4
0自体をマスク部30に対して回転させることで当該マ
スク部30に沿って所定のネジピッチでもって前後方向
に摺動できることとなり、したがってマスク部30の投
影用開口部32を通過した電球13の光により投影され
る投影用開口部32自体の開口部形状を任意の投影位置
に結像させることで当該開口部形状を鮮明な状態に投影
させることができるようにしてある。
【0024】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているた
めに、電球を点灯させることで投影位置に鮮明なシルエ
ットを容易に投影形成でき、しかも不用意に光が人の目
に入っても目を傷めるようなことがなく安全に使用で
き、さらに懐中電灯や広告照明用等の照明器具以外に投
影玩具等の投影器具等としても幅広く利用できる携帯に
適したものとすることができる。
【0025】すなわちこれは本発明において、光源(1
3)によって照射する照明器本体10と、照明器本体1
0の先端に着脱可能に取付けられる集光レンズ鏡筒部2
0と、集光レンズ鏡筒部20の先端に着脱可能に取り付
けられ中央に種々の形態の投影用開口部32を開穿形成
した遮光板31を端部に有して成るマスク部30と、装
着されたマスク部30全体を覆い隠す状態で集光レンズ
鏡筒部20先端に前後方向へ摺動可能となるように取付
けられ、照明器本体10によって後方照射されてマスク
部30の投影用開口部32を通過した光を集光レンズ鏡
筒部20と相俟って合焦させることで投影用開口部32
の開口部形状を投影させる焦点調整用レンズ鏡筒部40
とから成るものとしたからであり、これによって、照明
器本体10によって後方照射されたマスク部30の投影
用開口部32を通過した光を集光レンズ鏡筒部20と相
俟って容易に焦合させることができ、投影用開口部32
自体の開口部形状を前方の任意の投影位置に鮮明なシル
エットとして投影形成させることができる。
【0026】焦点調整用レンズ鏡筒部40は、集光レン
ズ鏡筒部20の前側鏡筒部22に対してネジ回転される
ことで前後方向に移動できるようにネジ式構造とした
り、または前側鏡筒部に対して順次係止されながら前後
方向に移動できるようにクリック式構造としたり等して
構成してある。そのため、ネジ式構造による焦点調整用
レンズ鏡筒部40は、集光レンズ鏡筒部20の前側鏡筒
部22に対してネジ回転されることで例えば所定のネジ
ピッチでもって焦点調整用レンズ鏡筒部40自体を前後
方向にスムーズに移動させることができ、しかも集光レ
ンズ鏡筒部20に対する焦点調整用レンズ鏡筒部40自
体の位置決めが精確に行なえる。またクリック式構造に
よる焦点調整用レンズ鏡筒部40は、前側鏡筒部22に
対して順次係止されながら焦点調整用レンズ鏡筒部40
自体を前後方向に正確に移動させることができ、しかも
集光レンズ鏡筒部20に対する焦点調整用レンズ鏡筒部
40自体の位置決め保持が容易に行なえる。
【0027】光源(13)によって照射する照明器本体
10と、照明器本体10の先端に着脱可能に取付けら
れ、端部には種々の形態の投影用開口部32を開穿形成
した遮光板31を有するマスク部30と、マスク部30
全体を覆い隠す状態で当該マスク部30に対し移動可能
に取り付けられる焦点調整用レンズ鏡筒部40とから成
るので、焦点調整用レンズ鏡筒部40を移動させるだけ
で照明器本体10によって後方照射されたマスク部30
の投影用開口部32を通過した光により投影される投影
用開口部32自体の開口部形状を任意の投影位置に結像
させることができ、当該開口部形状を鮮明なシルエット
として投影させることができる。
【0028】マスク部30の外周面には雄ネジ部51を
形成し、この雄ネジ部51を、焦点調整用レンズ鏡筒部
40の端部開口側の内面に形成した雌ネジ部52に捩じ
込ませ、マスク部30全体を覆い隠す状態で当該マスク
部30に対してネジ回転されることで例えば所定のネジ
ピッチでもって前後方向に移動できるように焦点調整用
レンズ鏡筒部40が取り付けられるものとしたので、焦
点調整用レンズ鏡筒部40をマスク部30に対してネジ
回転可能にさせるだけで前後方向への移動を可能にし、
焦点の微調整を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態における断面部分を示し
た概略斜視図である。
【図2】本発明の他の実施の形態における断面部分を示
した概略斜視図である。
【図3】その(A)、(B)夫々は本発明における透光
用開口部による投影シルエットの形状を示すマスク部の
正面図である。
【符号の説明】
1…投影型照明装置 10…照明器本体 11a,11b
…電池 12…把手部 12a…蓋部 12b…雄ネジ部 12c…差し込
みソケット部 13…電球 14…バネ型接
点 15…電源スイッチ 16…反射板 17…平面ガラス 18…装着用雌
ネジ筒部 18a…雌ネジ部 19…フード筐
体部 20…集光レンズ鏡筒部 21…後側装着
筒部 22…前側鏡筒部 23…環状段差
部 24…レンズ保持枠部 25…凸レンズ 30…マスク部 31…遮光板 32…透光用開口部 40…焦点調整用レンズ鏡筒部 41…レンズ保
持枠部 42…凸レンズ 51…雄ネジ部 52…雌ネジ部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年6月4日(2001.6.4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明にあっては、光源(13)によって照射す
る照明器本体10と、照明器本体10の先端に取付けら
れる集光レンズ鏡筒部20と、集光レンズ鏡筒部20の
先端に取り付けられ種々の形態の投影用開口部32を開
穿形成した遮光板31を端部に有して成るマスク部30
と、装着されたマスク部30全体を覆い隠す状態で集光
レンズ鏡筒部20先端に取付けられ、照明器本体10に
よって後方照射されてマスク部30の投影用開口部32
を通過した光を投影用開口部32の開口部形状のシルエ
ットで投影させる焦点調整用レンズ鏡筒部40とから成
る投影型照明装置1としたものである。また、より具体
的には、光源(13)によって照射する照明器本体10
と、照明器本体10の先端に着脱可能に取付けられる集
光レンズ鏡筒部20と、集光レンズ鏡筒部20の先端に
着脱可能に取り付けられ中央に種々の形態の投影用開口
部32を開穿形成した遮光板31を端部に有して成るマ
スク部30と、装着されたマスク部30全体を覆い隠す
状態で集光レンズ鏡筒部20先端に前後方向へ摺動可能
となるように取付けられ、照明器本体10によって後方
照射されてマスク部30の投影用開口部32を通過した
光を集光レンズ鏡筒部20と相俟って合焦させることで
投影用開口部32の開口部形状を投影させる焦点調整用
レンズ鏡筒部40とから成るものである。焦点調整用レ
ンズ鏡筒部40は、集光レンズ鏡筒部20の前側鏡筒部
22に対してネジ回転されることで前後方向に移動でき
るようにネジ式構造としたり、または前側鏡筒部22に
対して順次係止されながら前後方向に移動できるように
クリック式構造としたり等して構成することができる。
光源(13)によって照射する照明器本体10と、照明
器本体10の先端に着脱可能に取付けられ、端部には種
々の形態の投影用開口部32を開穿形成した遮光板31
を有するマスク部30と、マスク部30全体を覆い隠す
状態で当該マスク部30に対し移動可能に取り付けられ
る焦点調整用レンズ鏡筒部40とから成るものとでき
る。マスク部30の外周面には雄ネジ部51を形成し、
この雄ネジ部51を、焦点調整用レンズ鏡筒部40の端
部開口側の内面に形成した雌ネジ部52に捩じ込ませ、
マスク部30全体を覆い隠す状態で当該マスク部30に
対してネジ回転されることで前後方向に移動できるよう
に焦点調整用レンズ鏡筒部40が取り付けられるものと
することができる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源によって照射する照明器本体と、照
    明器本体の先端に着脱可能に取付けられる集光レンズ鏡
    筒部と、集光レンズ鏡筒部の先端に着脱可能に取り付け
    られ中央に種々の形態の投影用開口部を開穿形成した遮
    光板を端部に有して成るマスク部と、装着されたマスク
    部全体を覆い隠す状態で集光レンズ鏡筒部先端に前後方
    向へ摺動可能となるように取付けられ、照明器本体によ
    って後方照射されてマスク部の透光用開口部を通過した
    光を集光レンズ鏡筒部と相俟って合焦させることで投影
    用開口部の開口部形状を投影させる焦点調整用レンズ鏡
    筒部とから成ることを特徴とする投影型照明装置。
  2. 【請求項2】 焦点調整用レンズ鏡筒部は、集光レンズ
    鏡筒部の前側鏡筒部に対してネジ回転されることで前後
    方向に移動できるようにネジ式構造としたり、または前
    側鏡筒部に対して順次係止されながら前後方向に移動で
    きるようにクリック式構造としたり等して構成された請
    求項1記載の投影型照明装置。
  3. 【請求項3】 光源によって照射する照明器本体と、照
    明器本体の先端に着脱可能に取付けられ、端部には種々
    の形態の投影用開口部を開穿形成した遮光板を有するマ
    スク部と、マスク部全体を覆い隠す状態で当該マスク部
    に対し移動可能に取り付けられる焦点調整用レンズ鏡筒
    部とから成ることを特徴とする投影型照明装置。
  4. 【請求項4】 マスク部の外周面には雄ネジ部を形成
    し、この雄ネジ部を、焦点調整用レンズ鏡筒部の端部開
    口側の内面に形成した雌ネジ部に捩じ込ませ、マスク部
    全体を覆い隠す状態で当該マスク部に対してネジ回転さ
    れることで前後方向に移動できるように焦点調整用レン
    ズ鏡筒部が取り付けられている請求項3記載の投影型照
    明装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5107470B1 (ja) * 2012-02-15 2012-12-26 石原金属化工株式会社 電球

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JP5107470B1 (ja) * 2012-02-15 2012-12-26 石原金属化工株式会社 電球

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