JP2001324562A - 火器管制レーダ模擬装置 - Google Patents

火器管制レーダ模擬装置

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JP2001324562A
JP2001324562A JP2000144750A JP2000144750A JP2001324562A JP 2001324562 A JP2001324562 A JP 2001324562A JP 2000144750 A JP2000144750 A JP 2000144750A JP 2000144750 A JP2000144750 A JP 2000144750A JP 2001324562 A JP2001324562 A JP 2001324562A
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Masahiro Kimura
正裕 木村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、仮想脅威機を捜索、追尾の模擬を
する火器管制レーダ模擬装置に関する。従来このような
模擬は地上で行われ、飛行中の仮想脅威機、供試体機に
よる模擬では、専用レーダ装置の装備が必須と考えられ
ていた。本発明は専用レーダを装備せず、火器管制レー
ダ模擬を行う装置の提供を課題とする。 【解決手段】 本発明の火器管制レーダ模擬装置は、脅
威情報をテレメトリ地上送受信局に送信するテレメトリ
送信局、受信した脅威情報を供試体機に送信するテレメ
トリ地上送受信局、火器管制レーダモードを決定するレ
ーダモード制御部、脅威機を判定する複数脅威追尾選択
手段部、捜索、追尾の可能性を判定する捜索・追尾制御
部、供試体機と脅威機との目標関連データを算出する目
標情報計算部を設けた。これで、送信された仮想脅威機
の脅威情報と供試体機のデータとにより、レーダ装置無
装備の供試体機でも仮想脅威機の存在、供試体機と仮想
脅威機との相対関係が得られ、レーダ装置を装備せず仮
想脅威機を捜索、追尾する火器管制レーダ模擬が行え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、供試体機としての
航空機上に装備された火器管制レーダ機能を模擬するた
めの火器管制レーダ模擬装置に係り、特に、テレメトリ
地上送受局から飛行中の供試体機上テレメトリ送受信部
に送信される仮想脅威機関連情報(脅威情報)と供試体
機内から送信される供試体機自機機体情報とを入力し、
専用レーダを具えていない供試体機上でも火器管制装置
(以下火器管制レーダという)機能を模擬できるように
した火器管制レーダ模擬装置に関する。
【0002】
【従来技術】格闘戦を行う航空機等装備されている火器
を集中的に管理、制御し、脅威機に対して火器を有効に
使用できるようする火器管制レーダの機能を模擬する装
置としては、これまで地上の戦闘機等のシミュレータに
設けるようにしたものがある。図6は、このような地上
で行われる戦闘機等のシミュレーションに使用されてい
る、従来の火器管制レーダ模擬装置のブロック図であ
る。
【0003】図に示すように、従来から使用されている
火器管制レーダ模擬装置1は、自機運動シミュレーショ
ン装置2より自機の飛行諸元データ、また、脅威運動シ
ミュレーション装置3より、脅威機の運動データ、位置
データをそれぞれ入力し、火器管制レーダ模擬装置1に
よる脅威機の発見、追尾を行う火器管制レーダの機能を
模擬するようにしている。また、その模擬結果は、火器
管制レーダ装置1からの出力値として表示装置4または
他火器管制・アビオニクスシミュレーション装置5に送
信している。
【0004】しかしながら、このような火器管制レーダ
模擬装置1により、実際に飛行している供試体機の飛行
諸元データおよび同様に飛行している脅威機の運動デー
タ、位置データ等の脅威情報を使用して、脅威機の発
見、追尾の模擬を航空機上で実現しようとした場合、火
器管制レーダ模擬装置1専用にレーダ装置を装備しない
限り、脅威機の存在、脅威機までの距離(レンジ)、相
対速度等の脅威情報を何らかの方法で得る必要がある
が、現状では、このような脅威情報を得る方法がなく、
それが飛行中の供試体機で飛行している仮想脅威機を捜
索、追尾を行うための火器管制レーダ模擬を行う火器管
制レーダ模擬装置の課題となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の火器管制レー
ダ模擬装置は、従来の火器管制レーダ模擬装置が、実際
飛行中の供試体機の飛行諸元データ、位置データ及び仮
想脅威機の運動データ、位置データを使用して仮想脅威
機の発見、追尾の模擬を行うようにしているために、供
試体機に火器管制レーダ模擬装置用としての専用レーダ
装置が装備されてないときには、仮想脅威機の存在、供
試体機と仮想脅威機との相対距離、速度等の脅威情報が
得られず、実際飛行中の供試体機による火器管制レーダ
模擬が出来ない不具合を解消すべく、テレメトリ地上送
受信局で得られた脅威情報を、実際飛行中の供試体機に
テレメトリ送信したデータを使用することにより、レー
ダ装置が装備されていない実際飛行中の供試体機におい
ても、火器管制レーダ模擬を行えるようにした火器管制
レーダ模擬装置を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、本発明の火器
管制レーダ模擬装置は、次の手段とした。
【0007】(1)仮想脅威機機上に装備され、仮想脅
威機の存在、仮想脅威機とテレメトリ地上送受信局との
相対距離、速度等の脅威情報をテレメトリ信号により、
テレメトリ地上送受信局に送信するテレメトリ送信局を
設けた。
【0008】(2)テレメトリ送信局からの信号を受信
し、仮想脅威機との相対距離、方位速度から計算された
脅威情報を火器管制レーダ模擬を行う供試体機に送信す
るテレメトリ地上送受信局を設けた。
【0009】(3)パイロットにより操作された機体内
各種スイッチから信号が入力されるレーダモード操作入
力部、及びミッション制御計算機、武装制御装置からの
レーダ制御コマンド群が入力されたレーダ制御コマンド
入力部からデータを入力して、これらのデータから火器
管制レーダの取るべき火器管制レーダモードを決定する
レーダモード制御部を設けた。
【0010】(4)レーダモード制御部からの火器管制
レーダモード及びテレメトリ地上送受信局から送信され
た脅威情報を入力し、これらの入力値から捜索、追尾を
行うに好適な仮想脅威機を判定する複数脅威追尾選択手
段部を設けた。
【0011】(5)火器管制レーダモード、脅威情報及
びGPS受信機による供試体機の位置情報、慣性航法装
置による供試体機の飛行諸元データ情報が入力された自
機データ入力部からの供試体機の自機データを入力し、
仮想脅威機と供試体機との相対距離を計算して、仮想脅
威機の捜索、追尾が可能か否かの判定を行う捜索・追尾
制御部を設けた。
【0012】(6)捜索・追尾制御部での判定結果、火
器管制レーダモード、脅威情報及び自機データを入力
し、供試体機に対し仮想脅威機がどのような方位、距
離、速度関係にあるかの目標関連データを計算し、計算
結果を表示装置、ミッション制御計算機、武装制御装置
のそれぞれに出力する目標情報出力部に出力するように
した目標情報計算部を設けた。
【0013】このように、本発明の火器管制レーダ模擬
装置によれば、上述(1)〜(6)の手段により、 (a)テレメトリ送信局から送信され、テレメトリ地上
送受信局で受信された実際飛行中の仮想脅威機の脅威情
報を、実際飛行中の供試体機の脅威情報入力部にテレメ
トリ送信し、この受信した脅威情報から得られた仮想脅
威機の運動データ、方位、位置データと供試体機で得ら
れ又は操作、設定されたデータとを使用することによ
り、レーダ装置無装備で実際飛行中の供試体機において
も、仮想脅威機の存在情報が得られるとともに、供試体
機と仮想脅威機との相対距離、方位、速度等の相対関係
が得られて、実際飛行中の供試体機による仮想脅威機の
捜索、追尾を行う火器管制レーダ模擬が行えるようにな
る。
【0014】また、本発明の火器管制レーダ模擬装置
は、上述(1)〜(6)の手段に加え次の手段とした。
【0015】(7)供試体機機内装備の供試体機上火器
管制レーダ模擬部内に、上述(3)〜(6)に記載の、
レーダモード制御部、複数脅威追尾選択手段部、捜索・
追尾制御部及び目標情報計算部が設けられているものと
した。
【0016】(b)このように、本発明の火器管制レー
ダ模擬装置によれば、上述(7)の手段により、上述
(a)に加え、テレメトリ送信局から送信された仮想脅
威機の脅威情報を送信するだけで、供試体機はレーダ装
置を有する供試体機と同様に供試体機内における操作、
演算のみで、仮想脅威機の捜索、追尾を行う火器管制レ
ーダ模擬が行うことができるようになる。
【0017】また、本発明の火器管制レーダ模擬装置
は、上述(1)〜(6)の手段に加え次の手段とした。
【0018】(8)供試体機の機内に装備された供試体
機上火器管制レーダ模擬部内に上述(3)に記載のレー
ダモード制御部及び上述(6)に記載の目標情報計算部
が設けられ、テレメトリ地上送受信局に上述(4)及び
上述(5)にそれぞれ記載された複数脅威追尾選択手段
部、捜索・追尾制御部が設けられているものとした。
【0019】(c)このように、本発明の火器管制レー
ダ模擬装置によれば、上述(8)の手段により、上述
(a)に加え、仮想脅威機の捜索、追尾を行う供試体機
を複数作成して、複数の仮想脅威機の捜索、追尾をそれ
ぞれ行う場合でも、複数脅威追尾選択手段部及び捜索、
追尾制御部は各供試体機毎に設ける必要がなく、テレメ
トリ地上送受信局に各一つ設けて兼用することができ、
これらに要するコストを低減できるとともに、各供試体
機に設ける必要のある供試体機上火器管制レーダ模擬部
の構造を簡単化できる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の火器管制レーダ模
擬装置の実施の一形態を図面にもとづき説明する。図1
は本発明の火器管制レーダ模擬装置の実施の第1形態を
示すブロック図である。
【0021】図に示すように、本実施の形態の火器管制
レーダ模擬装置10は、大きく分けて2つの構成部分か
らなる。1つは仮想脅威機13上に装備されたテレメト
リ送信装置12から送信されるテレメトリ信号14を、
地上に設置されたテレメトリ送受信地上局15で受信し
て、仮想脅威機13の存在、テレメトリ送受信局12と
仮想脅威機13との相対位置および相対速度を演算し
て、テレメトリ信号16にして2点鎖線で示す供試体機
内構成図19、すなわち、供試体機17上に装備されて
いる供試体機上テレメトリ送受信部16に送信するテレ
メトリ制御部11と、供試体機17上に装備されている
後述する供試体機上火器管制レーダ模擬部21とからな
る。
【0022】なお、テレメトリ送信装置12を装備する
仮想脅威機13は、供試体機17の火器管制、運動機
能、被発見性の評価を行う火器管制レーダ模擬に使用す
るためだけの機体で、実際に脅威となるものではない
が、本明細書では説明の便宜上、仮想脅威機13なる名
称を使用する。また、この仮想脅威機13は、図に示す
ように2機からなる場合も、3機以上で群をなす場合
も、又は単機からなる場合もある。
【0023】上述した供試体機上火器管制レーダ模擬部
21は、脅威情報入力部22、レーダモード操作入力部
23、レーダ制御コマンド入力部24、自機データ入力
部25、レーダモード制御部26、複数脅威追尾選択手
段部27、捜索・追尾制御部28、目標情報計算部2
9、目標情報出力部30からなる。
【0024】また、本実施の形態の火器管制レーダ模擬
装置10は、供試体機内構成図19内に示す火器管制レ
ーダ模擬装置10とは別に、供試体機17上に装備され
た表示装置41、慣性航法装置42、ミッション制御計
算機43、武装制御装置44、GPS(Global
Positioning System)受信機45、
又はそれ以外の機体各システムを具えるとともに、実際
のレーダ装置を具える航空機と同様に、上述した各装
置、各システムは機体内データバスを通じて接続してい
る。
【0025】上述の構成にされた本実施の形態の火器管
制レーダ模擬装置10における供試体機上火器管制レー
ダ模擬部21が、脅威情報入力部22で受信された脅威
情報と供試体機17内でパイロットにより操作、設定等
されたデータとにより仮想脅威機13の存在、供試体機
17と仮想脅威機13との相対位置関係、相対速度等の
脅威機情報を、どのようにして得るかについての本実施
の形態の各構成部相互の作用、効果を以下に説明し、こ
れ迄、実際の航空機がレーダ装置を持たず脅威機情報を
得ることができなかった、本発明の課題をいかに解決し
たかを説明する。
【0026】脅威機を演じる1機または複数の仮想脅威
機13には、前述したように、(仮想脅威機機上)テレ
メトリ送信局としてのテレメトリ送信装置12を装備し
ており、テレメトリ送信装置12は仮想脅威機13自身
の位置データ及び速度データ、飛行諸元データをテレメ
トリ信号14を用い、テレメトリ送受信地上局15に送
信する。仮想脅威機13からのテレメトリ信号14を受
信したテレメトリ送受信地上局15は、これらの仮想脅
威機13(群)から発信された上述したデータをとりま
とめて、テレメトリ信号16を用いて供試体機上テレメ
トリ送受信部18に送信する。
【0027】なお、本実施の形態例においては、供試体
機上テレメトリ送受信部18は、基本的に受信機能しか
必要としないが、供試体機17で解析された模擬試験結
果を地上へ早急に送信するために、供試体機上テレメト
リ送信機能をもたせたテレメトリ送受信部を設けるよう
にした供試体機上テレメトリ送受信部18にしている。
次に、供試体機上火器管制レーダ模擬部21では、脅威
情報入力部22により、上述した供試体機上テレメトリ
送受信部18で受信した、仮想脅威機13(群)の前述
したデータを受け取る。また、レーダモード操作要求に
よってなされる、パイロット操作39が行われる供試体
機17の操作パネル、操縦スティック、スロットルレバ
ー上等に装備された機体内各種スイッチ40からの信号
を、レーダモード操作入力部23により受け取る。
【0028】また、ミッション制御計算機43及び武装
制御装置44からのレーダ制御コマンド群をレーダ制御
コマンド入力部24が、さらに慣性航法装置42からの
供試体機17の自機飛行諸元データとGPS受信機45
からの自機位置データを自機データ入力部25で受け取
る。なお、ミッション制御計算機43及び武装制御装置
44が、図6に示す従来の火器管制レーダ装置の他火器
管制・アビオニクス・シミュレーション装置に対応する
ものとなっており、後述するように、ミッション制御計
算機43及び武装制御装置44からのデータは目標情報
出力部30から入力されるデータにより更新され、更新
されたデータをレーダ制御コマンド入力部24に入力す
るようにしている。
【0029】これら、脅威情報入力部22、レーダモー
ド操作入力部23、レーダ制御コマンド入力部24およ
び自機データ入力部25で各々受け取られた各種のデー
タは、これらの入力部のそれぞれから供試体機上火器管
制レーダ模擬21の主要部を構成する、レーダモード制
御部26、複数脅威追尾選択手段部7、捜索・追尾制御
部28、および目標情報計算部29に各々入力され、図
2に示す手順にて脅威情報及び追尾目標情報を計算し、
目標関連データとして、仮想脅威機13の捜索探知追尾
情報、具体的には、供試体機17からの仮想脅威機への
距離、レンジレート、アジマス角、エレベーション角お
よび仮想脅威機13の速度、加速度情報を目標情報出力
部30から機体内データバスを通じて表示装置41に送
信し、パイロットに仮想脅威情報を表示する。
【0030】すなわち、レーダモード制御部26では、
ミッション制御計算機43および武装制御装置44から
のレーダ制御コマンド群が、入力されたレーダ制御コマ
ンド入力部24からの出力値と機体内各種スイッチ40
からのパイロット操作指示が入力されたレーダモード操
作入力部23からの出力値が入力されて、火器管制レー
ダがとるべきモードを決定する。また、複数脅威追尾選
択手段部27では、レーダモード制御部26からの火器
管制レーダモードと脅威情報入力部22からの脅威情報
が入力され、複数の脅威情報である場合、火器管制レー
ダモードに応じて、どの脅威情報を捜索、追尾するかを
判定する。
【0031】また、捜索・追尾制御部28では、複数脅
威追尾選択手段部で判定された捜索、追尾を行う脅威情
報、脅威情報入力部22からの脅威情報、レーダモード
制御部26からの火器管制レーダモードおよび慣性航法
装置42からの自機飛行諸元データとGPS受信機45
からの自機位置データとが入力された自機データ入力部
25からの出力値とがそれぞれ入力されて、捜索、追尾
を行う仮想脅威機13と供試体機17との相対距離を計
算して、仮想脅威機13の捜索、追尾が可能か否かの判
定を行う。
【0032】さらに、目標情報計算部29では、捜索・
追尾制御部28からの仮想脅威機13の捜索、追尾が可
能かどうかの判定結果、脅威情報入力部22からの脅威
情報、レーダモード制御部26からの火器管制レーダモ
ードおよび自機データ入力部25からの自機位置データ
とがそれぞれ入力されて、捜索、追尾する仮想脅威機1
3と供試体機17の姿勢、速度および方位とからなる運
動データを合わせて、目標関連データを計算し、その計
算結果を目標情報出力部30に出力する。また、目標情
報出力部30では、目標情報計算29で演算され入力さ
れた目標関連データを表示装置41に出力しディプレイ
に表示すると共に、目標関連データのうち、追尾する仮
想脅威機情報は、前述したように火器管制計算のため、
ミッション制御計算器43、武装制御装置44にも機体
内データバスを通じて送信される。
【0033】次に、図3は本発明の火器管制レーダ模擬
装置の実施の第2形態を示すブロック図である。本実施
の形態の説明では図1に示す実施の第1形態と構成的に
相違する点を中心に説明することとする。
【0034】図3と図1との対比から明らかなように、
図1に示す実施の第1形態の火器管制レーダ模擬装置5
0では供試体機上火器管制レーダ模擬部21内に装備さ
れていた複数脅威追尾選択手段部27及び捜索・追尾制
御部28が、本実施の形態では、供試体機上火器管制レ
ーダ模擬部51から取外されて、テレメトリ制御部52
のテレメトリ送受信地上局15内に仮想脅威機・供試体
機情報管理部53が設けられ、仮想脅威機・供試体機管
理部53内に、1機又は複数の仮想脅威機13の脅威情
報を入手し、またレーダモードに応じてどの仮想脅威機
13を捜索、追尾するかの判定を行う複数脅威追尾選択
手段部54、および捜索、追尾する仮想脅威機13の位
置、情報と供試体機位置情報より相対距離を計算し、捜
索、追尾可能かの判定を行う捜索・追尾制御部55を持
つ構成にしている。
【0035】さらに、実施の第1形態では仮想脅威機1
3からのテレメトリ信号14を受信したテレメトリ送受
信地上局15はこれらの仮想脅威機13(群)の上述し
たデータをとりまとめて、テレメトリ信号16を用い供
試体機上テレメトリ送受信部18に送信するだけにして
いたが、本実施の形態例においては、供試体機上テレメ
トリ送受信部56は、送受信機能を持たせ供試体機17
で解析された試験結果の地上への送信に、供試体機上テ
レメトリ送信機能を使用できるとともに、レーダモード
制御部26から出力される火器管制レーダがとるべきモ
ード等の供試体機上火器管制レーダ模擬部51のデータ
を、供試体機上テレメトリ送受信部56を介して、仮想
脅威機・供試体機情報管理部53内の複数脅威追尾選択
手段部54、捜索・追尾制御部55との間で自由にやり
取りできるテレメトリ信号57を使用するようにしてい
る。
【0036】本実施の形態の上述の構成にされているの
で、一機または複数の仮想脅威機13からの脅威機自身
の位置データ及び速度データ、飛行諸元データをテレメ
トリ信号14を用いテレメトリ送受信地上局15へ送信
することは実施の第1形態と同様であるが、一方、供試
体機17からも同様に位置データ、速度データ、飛行諸
元データ及び追尾脅威機切り替え情報をテレメトリ信号
57により、テレメトリ送受信局13へ送信することが
できるようになる。
【0037】こうして受信した仮想脅威機13(群)及
び供試体機17の上記データは地上テレメトリ送受信地
上局15内の仮想脅威機・供試体機情報管理部33に入
力される。ここでは、模擬すべき供試体機17上の火器
管制レーダ機能のうち仮想脅威機13・供試体機17の
双方の位置データをベースとした探知判定、及び追尾処
理、そして、供試体機17からの追尾を行う仮想脅威機
13の切り替え情報をよる複数仮想脅威機の選択処理を
図4の手順にて、複数脅威追尾選択手段部54及び捜索
・追尾制御部55を用いて行うことができる。
【0038】その結果である脅威機捜索・追尾情報とし
ての探知判定結果、供試体機17、仮想脅威機13の相
対位置情報、選択追尾脅威機情報をテレメトリ送受信地
上局15、供試体機上テレメトリ送受信部56を経由し
て供試体機17に送信することができる。また、実施の
第1形態ではテレメトリ送受信地上局15から供試体機
17へ送信された他の仮想脅威機データも、供試体機上
テレメトリ送受信部56に対し送信することができる。
【0039】また、供試体機上火器管制レーダ模擬部5
1は、供試体機上テレメトリ送受信部56から仮想脅威
機(群)のデータ及び探知判定結果、供試体機仮想脅威
機相対位置情報を受け取り、実施の第1形態で行なった
図2の手順のうち、ミッション制御計算機43および武
装制御用装置44からのレーダ制御コマンド群が入力さ
れたレーダ制御コマンド入力部24からの出力値と、機
体内各種スイッチ40からのパイロット操作指示が入力
されたレーダモード操作入力部23からの出力値とが入
力されて、火器管制レーダがとるべきモードを決定する
レーダモード制御部26および、捜索・追尾制御部55
からの仮想脅威機13の捜索、追尾が可能かの判定結
果、脅威情報入力部22からの脅威情報、レーダモード
制御部26からの火器管制レーダモードおよび自機デー
タ入力部25からの自機位置とがそれぞれ入力されて、
捜索、追尾する仮想脅威機13と供試体機17との姿
勢、速度および方位とからなる運動データを合わせて、
目標関連データを計算する目標情報計算部29による図
5に示す手順の計算を行う。
【0040】また、仮想脅威供試体機情報管理部53
は、実施の第1形態で行った図2の手順のうち、レーダ
モード制御部26からの火器管制レーダモードと脅威情
報入力部22からの脅威情報が入力され、複数の脅威情
報である場合、火器管制レーダモードに応じて、どの脅
威情報を捜索、追尾するかの判定を複数脅威追尾選択手
段部54で行い、また、複数脅威追尾選択手段部で判定
された捜索、追尾を行う脅威情報・脅威情報入力部22
からの脅威情報、レーダモード制御部26からの火器管
制レーダモードおよび慣性航法装置42からの自機飛行
諸元データとGPS受信機45からの自機位置データと
が入力された自機データ入力部25からの出力値とがそ
れぞれ入力されて、捜索、追尾を行う仮想脅威機13と
供試体機17との相対距離を計算して、仮想脅威機13
の捜索、追尾が可能か否かの判定をする捜索・追尾制御
55で行う図2の手順のうちの図4に示す手順の計算を
行う。
【0041】ここで、供試体機17内の供試体機上火器
管制レーダ模擬部51への入力、すなわち、レーダモー
ド操作要求、レーダ制御コマンド群、自機飛行諸元デー
タ、自機位置データを入力すること及び目標情報出力部
30から、追尾目標情報を表示装置41に送信すること
及び仮想脅威機情報を火器管制計算のために、ミッショ
ン制御計算機43、武装制御装置44に送信すること
は、実施の第1形態と同様である。但し、レーダモード
操作要求のうち、追尾すべき仮想脅威機13の選択操作
は、供試体機上火器管制レーダ模擬部51から供試体機
上テレメトリ送受信部56を通じ、テレメトリ送受信局
15に送信される。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の火器管制
レーダ模擬装置は、仮想脅威機機上に装備され仮想脅威
機の存在、脅威機とテレメトリ地上送受信局との相対距
離、速度等の脅威情報をテレメトリ地上送受信局に送信
するテレメトリ送信局、テレメトリ信号を受信し、仮想
脅威機との相対距離、方位速度から計算された脅威情報
を火器管制レーダ模擬を行う供試体機に送信するテレメ
トリ地上送受信局、機体内各種スイッチから信号が入力
されるレーダモード操作入力部及びレーダ制御コマンド
群が入力されたレーダ制御コマンド入力部からのデータ
を入力し、火器管制レーダの取るべき火器管制レーダモ
ードを決定するレーダモード制御部、レーダモード制御
部からの火器管制レーダモード及びテレメトリ地上送受
信局から送信された脅威情報を入力し、入力値から捜
索、追尾を行う仮想脅威機を判定する複数脅威追尾選択
手段部、火器管制レーダモード、供試体機の飛行諸元デ
ータ情報が入力された自機データ入力部から自機データ
を入力し、仮想脅威機と供試体機との相対距離を計算し
て、仮想脅威機の捜索、追尾の可能性の判定を行う捜索
・追尾制御部、捜索・追尾制御部での判定結果、火器管
制レーダモード、脅威情報及び自機データを入力し、供
試体機に対し仮想脅威機がどのような状態の目標関連デ
ータを計算し、計算結果を表示装置、ミッション制御計
算機、武装制御装置に出力できる、目標情報出力部に出
力する目標情報計算部を設けるものとした。
【0043】これより、テレメトリ送信局から送信さ
れ、テレメトリ地上送受信局で得られた仮想脅威機の脅
威情報を、実際飛行中の供試体機の脅威情報入力部にテ
レメトリ送信し、この受信した脅威情報から得られた仮
想脅威機の運動データ、位置データと供試体機で得られ
又は操作、設定されたデータとを使用することにより、
レーダ装置無装備で実際飛行中の供試体機においても、
仮想脅威機の存在情報、供試体機と仮想脅威機との相対
距離、速度等が得られて、供試体機はレーダ装置よらず
仮想脅威機の捜索、追尾を行う火器管制レーダ模擬が行
える。また、本発明の火器管制レーダ模擬装置は、供試
体機機内装備の供試体機上火器管制レーダ模擬部内に、
レーダモード制御部、複数脅威追尾選択手段部、捜索・
追尾制御部及び目標情報計算部が設けるものとした。
【0044】これにより、テレメトリ送信局から送信さ
れた仮想脅威機の脅威情報の受信だけで、供試体機はレ
ーダ装置を有する供試体機と同様に供試体機内にのみ
で、仮想脅威機の捜索、追尾を行う火器管制レーダ模擬
が行える。また、本発明の火器管制レーダ模擬装置は、
供試体機の機内に装備された供試体機上火器管制レーダ
模擬部内にレーダモード制御部及び目標情報計算部が設
けられ、テレメトリ地上送受信局に複数脅威追尾選択手
段部、捜索・追尾制御部が設けられるものとした。
【0045】これにより仮想脅威機の捜索、追尾を行う
供試体機を複数作成して、複数の仮想脅威機の捜索、追
尾を行う場合でも、複数脅威追尾選択手段部及び捜索・
追尾制御部は各供試体機毎に設ける必要がなく、テレメ
トリ地上送受信局に各一つ設けて兼用でき、コストの低
減、供試体機上火器管制レーダ模擬部の構造を簡単化で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の火器管制レーダ模擬装置の実施の第1
形態を示すブロック図、
【図2】図1に示すブロック図の供試体機上火器管制レ
ーダ模擬部の主要部の計算手順フローを示す図、
【図3】本発明の火器管制レーダ模擬装置の実施の第1
形態を示すブロック図、
【図4】図3に示すテレメトリ地上送受信局に設ける複
数脅威追尾選択手段部及び捜索・追尾制御部における計
算手順フローを示す図、
【図5】図3に示すブロック図の供試体機上火器管制レ
ーダ模擬部に設けるレーダモード制御部及び目標情報計
算部における計算手順フローを示す図、
【図6】従来の火器管制レーダ模擬装置を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1 火器管制レーダ模擬装置 2 自機運動シミュレーション装置 3 脅威運動シミュレーション装置 4 表示装置 5 他火器管制・アビオニクスシミュレーション装置 10 火器管制レーダ模擬装置 11 テレメトリ制御部 12 (仮想脅威機機上)テレメトリ送信装置 13 仮想脅威機 14 テレメトリ信号 15 テレメトリ送受信局 16 テレメトリ信号 17 供試体機 18 供試体機上テレメトリ送受信部 19 供試体機内構成図 21 供試体機上火器管制レーダ模擬部 22 脅威情報入力部 23 レーダモード操作部 24 レーダ制御コマンド入力部 25 自機データ入力部 26 レーダモード制御部 27 複数脅威追尾選択手段部 28 捜索・追尾制御部 29 目標情報計算部 30 目標情報出力部 39 パイロット操作 40 機体内各種スイッチ 41 表示装置 42 慣性航法装置 43 ミッション制御計算機 44 武装制御装置 45 GPS受信機 50 火器管制レーダ模擬装置 51 供試体機上火器管制レーダ模擬部 52 テレメトリ制御部 53 仮想脅威機・供試体機情報管理部 54 複数脅威追尾選択手段部 55 捜索・追尾制御部 56 供試体機上テレメトリ送受信部 57 テレメトリ信号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 仮想脅威機機上に装備されたテレメトリ
    送信局と、前記テレメトリ送信局からの信号を受信し、
    前記仮想脅威機との相対距離、方位、速度から計算され
    た脅威情報を供試体機に送信するテレメトリ地上送受信
    局と、レーダモード操作入力部及びレーダ制御コマンド
    入力部からデータを入力して、火器管制レーダの取るべ
    き火器管制レーダモードを決定するレーダモード制御部
    と、前記火器管制レーダモード及び前記脅威情報を入力
    し、捜索、追尾を行う前記仮想脅威機を判定する複数脅
    威追尾選択手段部と、前記火器管制レーダモード、前記
    脅威情報及び自機データ入力部からの前記供試体機の自
    機データを入力し、前記仮想脅威機と前記供試体機との
    相対距離を計算して、前記仮想脅威機の捜索、追尾が可
    能かの判定を行う捜索・追尾制御部と、前記捜索・追尾
    制御部からの判定結果、前記火器管制レーダモード、前
    記脅威情報及び前記自機データを入力し、前記供試体機
    に対する前記仮想脅威機の目標関連データを計算し目標
    情報出力部に出力する目標情報計算部とからなることを
    特徴とする火器管制レーダ模擬装置。
  2. 【請求項2】 前記供試体機機内に装備された供試体機
    上火器管制レーダ模擬部内に、前記レーダモード制御
    部、複数脅威追尾選択手段部、捜索・追尾制御部及び目
    標情報計算部が設けられていることを特徴とする請求項
    1の火器管制レーダ模擬装置。
  3. 【請求項3】 前記供試体機の機内に装備された供試体
    機上火器管制レーダ模擬部内に、前記レーダモード制御
    部及び目標情報計算部が設けられるとともに、前記テレ
    メトリ地上送受信局に前記複数脅威追尾選択手段部、捜
    索・追尾制御部が設けられていることを特徴とする請求
    項1の火器管制レーダ模擬装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100943057B1 (ko) 2008-02-04 2010-02-17 엘아이지넥스원 주식회사 레이더 및 사격 장치 시뮬레이션 시스템과 방법 및 이를수록한 기록 매체
KR101201372B1 (ko) 2011-01-31 2012-11-14 국방과학연구소 항공기 생존 장비 검증 장치 및 방법
KR101268344B1 (ko) 2006-04-11 2013-06-04 엘아이지넥스원 주식회사 방공 사격 통제 시스템
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