JP2001323641A - 畳表上敷 - Google Patents

畳表上敷

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JP2001323641A
JP2001323641A JP2000147740A JP2000147740A JP2001323641A JP 2001323641 A JP2001323641 A JP 2001323641A JP 2000147740 A JP2000147740 A JP 2000147740A JP 2000147740 A JP2000147740 A JP 2000147740A JP 2001323641 A JP2001323641 A JP 2001323641A
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tatami mat
mat
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JP2000147740A
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Inventor
Naoaki Miyamoto
尚章 宮本
Shinji Kuchida
紳治 口田
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Sekisui Seikei Ltd
Original Assignee
Sekisui Seikei Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロール巻き保管可能な薄畳又は茣蓙様のもの
であって、ロールに巻いて保管しても皺がよらないもの
を提供する。 【解決手段】 ロール状に巻いて保管可能な上敷であっ
て、畳表のイグサと直交する端部に縁を設けたものにお
いて、該縁が伸縮性を有するもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、畳表上敷に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】ここでいう畳表上敷とは、上表面が、天
然又は模造のイグサを織った畳表で構成された上敷をい
う。上敷とは、体育館や公民館のような板の間、フロー
リングの間に敷き、その触感をソフトにするか、又はそ
のフローリング等の床を保護するためのものをいう。更
に、御座のように屋外で使用するものも含む。
【0003】最近、災害時に避難場所として、学校の体
育館や公民館が使用され、そこで宿泊する場合も多々見
受けられる。このような場合、フローリングの床では硬
くて居心地が悪いだけでなく、簡単な布団を敷いただけ
では寝づらい人も多い。特に高齢者では顕著である。勿
論、災害時だけでなく、公民館で集会や演芸会を行なう
等の場合も同様である。
【0004】そこで、マットレスや絨毯のような敷物も
考えられるが、やはり日本人の場合畳の部屋が落ち着く
もので、最もリラックスできる床材である。
【0005】よって、臨時に板の間に畳を敷ければよい
が、そのような多量の畳を保管しているところはない
し、また敷き込むこと自体も大変な作業である。このた
め、通常の畳ではなく、畳表のみの茣蓙や、裏面にシー
トを固着した薄畳が考えられる。これらは、ロール巻き
で保管でき、長尺状であるため敷く作業も楽である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな茣蓙や裏面にシートを固着した薄畳では、ロール巻
きにするため、表裏の伸びに差がでる。また、畳の縁は
厚手の伸縮性のない織物であるため、どうしても畳表
(又は縁)に皺が発生して、見かけが悪くなる。見かけ
ばかりでなく、そこから畳表が損傷することもある。非
常時では、ある程度我慢できるが、それも長期化すると
気になるものである。勿論、宴会や京都の床(川岸に張
り出した座敷)等においては見かけ上も大きな問題とな
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上のような現状に鑑
み、本発明者は鋭意研究の結果本発明畳表上敷を完成し
たものであり、その特徴とするところは、ロール状に巻
いて保管可能な上敷であって、畳表のイグサと直交する
端部に縁を設けたものにおいて、該縁が伸縮性を有する
点にある。
【0008】本発明の畳表上敷は、ロール状に巻いて保
管可能なものである。よって、例え薄いものであって
も、畳床としてベニヤ板やプラスチック板が挿入され、
巻けないものは含まれない。巻かないということは、畳
表に皺が入らないということであり、本発明の意味がな
いためである。
【0009】本発明は、基本的には畳表と縁があればよ
い。これは必須であるが、これ以外に本発明の趣旨を阻
害しないものは当然加えてもよい。例えば、吸水性シー
ト、後述する錘、把手、ファスナー、滑り止め部材等で
ある。
【0010】畳表としては、天然イグサを織ったもので
も、紙やプラスチック製の模造イグサを織ったものでも
よい。しかし、災害時には濡れることも考えられるた
め、水に強いプラスチック製のものが好適である。プラ
スチック製といっても、出願人が出願し特許も取得して
いるもの等天然イグサと見かけも触感もほとんど変わら
ないものがあり、勿論市販されている。
【0011】更に、畳表の裏面に柔軟性シートを貼付し
てもよい。この柔軟性シートとしては、どのようなもの
でもよいが、プラスチックの発泡体やゴムシート等が好
適である。これは、畳のような歩行感をだすためと、柔
軟性を確保すためである。例えば、ポリエチレンの5〜
20倍発泡のもので厚みが2〜5mm程度のもの等であ
る。
【0012】畳表のイグサと直交する端部とは、通常の
畳で言えば縁のついている端部である。本発明において
も、当然この通常の位置に縁を設けている。縁の色やサ
イズは自由である。
【0013】本発明の最も大きな特徴は、この縁が伸縮
性を有することにある。畳縁は、古くから、厚手での生
地で伸び縮みのない丈夫はものであり、それが常識でも
あった。本発明では、この常識を覆したのである。
【0014】伸縮性があればよく、織物でも編物でもそ
の他のものでもよい。しかし、その見かけや風合いから
織物が好適である。織物の場合、その織り方や繊維の材
質は自由である。よって、繊維自体が伸縮性を有してい
ても、繊維に伸縮性はなくとも織り方によって伸縮性を
持たせてもよい。このような伸縮性を有する織物は、多
種市販されておりそれらから選んでもよい。
【0015】例えば、スパンデックス等に弾性糸を織っ
たもの、ウレタン等の弾性繊維を利用したもの等があ
る。また、本発明では、縁の長手方向の伸縮性が問題で
あり、縁の横方向についてはその必要性は少ないため、
縁の長手方向にのみ伸縮性を有しているものでもよい。
伸縮性の程度は、少なくとも10〜50%の伸びが可能
であれば十分である。
【0016】この縁の付け方は、従来の畳や薄畳のよう
に縫着でも接着でもよい。また、通常のように畳の裏面
にまで折り返し方法、畳の表面にだけ固着する方法等自
由である。
【0017】更に、本発明の畳表上敷には、その端部
(短辺)の少なくとも一方に錘を固着してもよい。これ
は、ロール巻き保管するため、どうしても巻き癖がつ
き、敷いた時にその端部が巻き方向に跳ね上がる場合が
あるのである。この場合、錘を端部に固着しておくと、
その重量によって跳ね上がりを防止できる。
【0018】錘としては、短辺に沿って、その裏面に貼
り付けられるように、鉄の細長い板状のものが好適であ
る。接着剤で貼付しても、袋のような収納部を固着して
そこに収納してもよい。
【0019】また、本発明はそのサイズは自由であり、
その用途に従って適宜決めればよい。しかし、本発明は
ロール巻きで保管するため、比較的大きなものの方が効
果が大きい。例えば、短辺が通常の畳サイズで、長辺は
5〜20m程度が好適である。京都の川岸に張り出した
床(座敷)では、夜露に畳が濡れるため、毎日畳を出し
入れしている。このような所には最適である。更に、屋
形船の中の畳敷としても便利である。
【0020】更に、本発明の上敷の短辺には、取扱いに
便利なように把手を設けてもよい。把手は人間が持ちや
すい形状であればどのようなものでもよい。例えば、コ
の字型やU字型である。カバンや箱、装置、道具に付い
ているもの等でよい。また紐やロープのような柔軟なも
のでもよい。この方が邪魔にならないため好適な場合が
ある。
【0021】この把手の取り付け方法は、単に縫着して
も、接着しておいても、ネジ止め、ビス止めその他どの
ような方法でもよい。また、一体ではなく別体の場合に
は、着脱自在に設けてもよい。
【0022】本発明は、運動会や花見等の場合や、災害
時には屋外で使用することもできる。例えば、テントの
下で使用する場合、中庭で使用す場合等その場所や用途
は問わない。
【0023】
【発明の実施の形態】以下図面に示す実施の形態に基づ
き本発明上敷をより詳細に説明する。図1は、本発明上
敷1の1例を示す断面図である。この図は本発明畳表上
敷1を横方向(イグサと平行に)に切断した図である。
柔軟性シート2に模造イグサを織った畳表3が縫着され
ている。この端部に縁4が縫着されている。
【0024】この例では、柔軟性シート2は、薄い(厚
さ1.5〜2.0mm)PEFシート(ポリエチレン発
泡体シート)である。縁は、無模様のものでスパンデッ
クスを織った伸縮性縁である。
【0025】図2は、図1の平面図である。長尺状で、
この例では短辺90cm、長辺が5mである。この例で
は、短辺の片側に裏面に、板状の錘5が貼付されてい
る。
【0026】縁は大きな伸縮性を有しているため、上敷
自体が延びた場合、上敷の表裏に伸びの差が生じた場
合、縁と畳表の伸縮の差が生じた場合等どのような場合
であってもほとんど皺が発生しない。
【0027】
【発明の効果】以上詳細に説明した本発明畳表上敷に
は、次のような大きな効果がある。 (1) 縁が伸縮性を有しているため、ロール巻き保管
した時にも皺が発生しない。 (2) ロール巻き保管でき、出し入れも簡単であるた
め、臨時、非常時等の畳の設営に最適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明畳表上敷の1例を示す断面図である。
【図2】本発明畳表上敷の1例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 畳表上敷 2 柔軟性シート 3 畳表 4 縁 5 錘

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロール状に巻いて保管可能な上敷であっ
    て、畳表のイグサと直交する端部に縁を設けたものにお
    いて、該縁が伸縮性を有するものであることを特徴とす
    る畳表上敷。
  2. 【請求項2】 該畳表の裏面に柔軟性シートを貼付した
    ものである請求項1記載の畳表上敷。
  3. 【請求項3】 該縁は、伸縮性を有する織物である請求
    項1又は2記載の畳表上敷。
  4. 【請求項4】 畳表のイグサと平行である端部の少なく
    とも1方には、錘を固着したものである請求項1又は2
    記載の畳表上敷。
JP2000147740A 2000-05-19 2000-05-19 畳表上敷 Pending JP2001323641A (ja)

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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01100841U (ja) * 1987-12-25 1989-07-06
JPH02119821U (ja) * 1988-11-14 1990-09-27
JPH0332995U (ja) * 1989-08-01 1991-03-29
JPH08215024A (ja) * 1995-02-08 1996-08-27 Naotoshi Hirata 携帯用敷物
JPH0941630A (ja) * 1995-07-31 1997-02-10 Yamasen:Kk うす畳

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