JP2001321774A - 電気的脱イオン装置 - Google Patents

電気的脱イオン装置

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Fumio Arase
文夫 荒瀬
Tomoaki Deguchi
智章 出口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 脱塩室内に被処理水を均等に流通させ、効率
良く脱塩処理を行うことができる電気的脱イオン装置を
提供する。 【解決手段】 原水は上側の通水孔26から2個の第1
の水路31を介して2個の第1の均圧室41に流入し、
各第1の均圧室41から4個の第2の水路42を介して
1個の第2の均圧室32に流入する。そして、第2の均
圧室32から第3の水路33及び網状体51を通って8
個の小室22へ流入する。小室22内を流れる間に脱塩
処理される。通水孔26からの原水を水路31,32,
33、均圧室41,42及び網状体51を介して細かく
分散させて小室22へ導入させており、各小室22へは
均等に原水が導入される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気的脱イオン装置
に係り、特に脱塩室内の水の流れを均等化するようにし
た電気的脱イオン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電気的脱イオン装置は、電極同士の間に
複数のカチオン交換膜とアニオン交換膜とを交互に配列
して脱塩室と濃縮室とを交互に形成し、脱塩室にイオン
交換体を充填した構成を有する。この電気的脱イオン装
置にあっては陽極、陰極間に電圧を印加しながら脱塩室
に被処理水を流入させると共に、濃縮室に濃縮水を流入
させ被処理水中の不純物イオンを除去し、脱イオン水を
製造する。
【0003】図9はこの電気的脱イオン装置の基本的な
構成を示す分解図である。
【0004】陰極側のエンドプレート1に沿って陰極電
極板2が配置され、この陰極電極板2の周縁部に枠状の
陰極用スペーサ3が重ね合わされる。この陰極用スペー
サ3の上にカチオン交換膜4、脱塩室形成用の枠状フレ
ーム5、アニオン交換膜6及び濃縮室形成用の枠状フレ
ーム7がこの順に重ね合わされる。このカチオン交換膜
4、脱塩室形成用の枠状フレーム5、アニオン交換膜6
及び濃縮室形成用の枠状フレーム7を1単位として多数
重ね合わされる。即ち、膜4、フレーム5、膜6、フレ
ーム7が連続して繰り返し積層される。最後のアニオン
交換膜6に対し枠状の陽極用スペーサ8を介して陽極電
極板9が重ね合わされ、その上に陽極側エンドプレート
10が重ね合わされて積層体とされる。この積層体はボ
ルト等によって締め付けられる。
【0005】上記の脱塩室用フレーム5の内側スペース
が脱塩室となっており、この脱塩室にはイオン交換樹脂
等のイオン交換体5Rが充填される。濃縮室用フレーム
7の内側が濃縮室となっている。この濃縮室にはメッシ
ュスペーサなどが配置される。
【0006】このような装置にあっては、陽極9と陰極
2の間に直流電流を通じ、且つ被処理水(原水)を被処
理水流入ライン11を通して脱塩室内に通水せしめ、ま
た、濃縮水を濃縮水流入ライン12を通して濃縮室7内
に通水せしめる。脱塩室内に流入してきた被処理水はイ
オン交換樹脂の充填層を流下し、その際、該被処理水中
の不純物イオンが除かれて脱イオン水となり、これが脱
イオン水流出ライン13を経て流出する。
【0007】一方、濃縮室内に通水された濃縮水は濃縮
室内を流下するときに、イオン交換膜4,6を介して移
動してくる不純物イオンを受け取り、不純物イオンを濃
縮した濃縮水として濃縮水流出ライン14より流出す
る。電極室にはそれぞれ導流ライン15,16及び取出
ライン17,18を介して電極水が流通される。
【0008】ところで、脱塩室内に上下方向に仕切り用
リブを設け、脱塩室内を上下方向に長い小室に区画した
電気的脱イオン装置が特公平4−72567号公報、特
公平6−20513号公報に記載されている。このよう
に脱塩室内をリブによって細長い小室に区画し、各小室
にそれぞれイオン交換樹脂を充填した電気的脱イオン装
置にあっては、脱塩室の入口から出口に向って局部的に
偏って水が流れるチャンネル化現象が防止されると共
に、脱塩室内においてイオン交換樹脂が圧縮されたり移
動したりすることが防止される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記の特公平4−72
567号、特公平6−20513号の電気的脱イオン装
置にあっては、脱塩室内の小室に入った水は、各小室内
を均等に流れるようになるが、各小室に対し水を均等に
分配して供給する機構を欠いている。各小室に水を均等
に分配することは、脱塩室全体を使った脱塩を効率良く
行うのに不可欠であり、処理水の純度向上においても重
要である。また、イオン交換樹脂の劣化の点からも大切
である。
【0010】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、脱塩室に水を均等に分配導入する機構を備
えた電気的脱イオン装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の電気的脱イオン
装置は、電極同士の間に複数のカチオン交換膜とアニオ
ン交換膜とを交互に配列して脱塩室と濃縮室とを交互に
形成し、脱塩室にイオン交換体を充填し、脱塩室に被処
理水を通水し、濃縮室に濃縮水を通水するようにした電
気的脱イオン装置において、該脱塩室に被処理水を供給
する流路の途中に、該脱塩室の給水圧を均等化させるた
めの均圧室が設けられ、該均圧室と該脱塩室の複数箇所
とが複数の流路で連通されていることを特徴とするもの
である。
【0012】かかる電気的脱イオン装置にあっては、均
圧室及び複数の流路によって水を分配して脱塩室に導入
するため、水は均等に各脱塩室に分配される。従って、
水とイオン交換体との接触効率が向上し、脱イオン特性
が向上する。
【0013】本発明では、均圧室が前記脱塩室内の平均
的な水の流れ方向と直交方向に延在していることが好ま
しい。また、均圧室として、複数個の第1の均圧室と、
該第1の均圧室に対し連通した、該第1の均圧室よりも
少数個の第2の均圧室とが設けられていることが好まし
い。
【0014】本発明では、均圧室内の水の線速度LVに
対し当該均圧室からの流出用流路内の水の線速度LVが
5〜50倍となるように均圧室及び流出用流路の大きさ
が設定されていることが好ましい。この場合、均圧室内
の線速度が1〜5cm/secとなるように通水するこ
とが好ましい。
【0015】本発明では、均圧室と該脱塩室とを結ぶ流
路の途中に該流路を横断するように網状体が配置されて
おり、該網状体は、20〜40メッシュの第1の網状体
と、80〜150メッシュの第2の網状体とからなり、
該第2の網状体が脱塩室側に配置されていることが好ま
しい。この他、網状体の代わりに、多孔板やスリット等
のイオン交換体が保持できるものを使用することも可能
である。
【0016】本発明では、脱塩室は、脱塩室用の枠状ス
ペーサと、該枠状スペーサの一方の面に沿うアニオン交
換膜と、該枠状スペーサの他方の面に沿うカチオン交換
膜とによって囲まれており、該枠状スペーサは、2枚の
スペーサ原板を重ね合わせたものであり、各スペーサ原
板の重ね合わせ面には、前記均圧室及び流路を形成する
ための凹部が設けられていることが好ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して実施の形態
について説明する。図1(a)は実施の形態に係る脱塩
室のフレーム原板の正面図、図1(b)は該フレーム原
板を重ね合わせたフレームのIb−Ib線に沿う断面図、
図2はフレーム原板の上部の拡大図、図3はフレーム原
板の上部の斜視図、図4(a),(b)は図2のIVa−
IVa線、IVb−IVb線に沿う断面図、図5(a),
(b)はフレームの図4と同じ部分の断面図、図6
(a),(b),(c),(d)は図5(b)のVIa−
VIa線、VIb−VIb線、VIc−VIc線、VId−VId線に
沿う断面図、図6(e)はイオン交換樹脂を充填した状
態における図6(d)と同一部分の断面図、図7は実験
に用いたフレーム原板の正面図、図8は実験結果を示す
グラフである。
【0018】脱塩室を形成するために、長方形状のフレ
ーム20と、このフレーム20内にフレーム長手方向に
配列設置されたリブ状の区画部材21と、区画部材21
によって区画された小室(脱塩室)22内に充填された
イオン交換体23(図6(e))と、フレーム20を挟
むように配置されたアニオン交換膜24及びカチオン交
換膜25とが用いられている。
【0019】フレーム20の上部には被処理水(原水)
の導入用の通水孔26及び濃縮水(流入側)の通水孔2
7が穿孔され、下部には脱塩水の通水孔28及び濃縮水
(排出側)の通水孔29が穿孔されている。この原水導
入用通水孔26及び脱塩水の通水孔28は小孔よりなる
第1の水路31と、第1の均圧室41と、小孔よりなる
第2の水路32と、第2の均圧室42と、小孔よりなる
第3の水路33を介してそれぞれフレーム20の小室2
2内に連通している。
【0020】この第3の水路33の途中には、網状体を
設置するための網状体設置室50(図6(c))が設け
られ、この網状体設置室50内に網状体51が設置され
ている。
【0021】このフレーム20は、2枚のフレーム原板
20aを対面させて重ね合わせ、接着したものである。
このフレーム原板20aには、前記通水孔26,27,
28,29が穿孔されてると共に、水路31,32,3
3、均圧室41,42及び網状体設置室50を形成する
ための凹部31a,32a,33a,41a,42a,
50aが設けられている。フレーム原板20aは、図1
(a)において上下及び左右に対称形状となっており、
2枚のフレーム原板20aを対面させると、1対の凹部
31a,32a,33a,41a,42a,50a同士
が重なり合うことにより水路31,32,33、均圧室
41,42及び網状体設置室50が形成される。
【0022】この実施の形態にあっては、第1の均圧室
41は2個設けられ、第2の均圧室42は1個だけ設け
られている。各均圧室41,42は、フレーム20内の
脱塩室の平均的な流水方向(図1の上下方向)と直交す
るフレーム幅方向に延在している。第1の均圧室41,
41同士はそれらの長手方向に隣り合って配置され、こ
の第1の均圧室41と脱塩室との間に第2の均圧室42
が配置されている。
【0023】この実施の形態にあっては、第1の均圧室
41内の水の線速度LVに対し第2の水路32内の水の
線速度LVが5〜50倍となるように均圧室41及び水
路32の寸法が設定されている。また、第2の均圧室4
2内の水の線速度LVに対し第3の水路33内の水の線
速度LVが5〜50倍となるようにこれらの寸法が設定
されている。
【0024】この実施の形態にあっては、網状体51と
して、イオン交換体の流出を防ぐと共に、圧力損失を発
生させて水の分散を図るために、2枚のメッシュを重ね
合わせて配置している。そのうちの脱塩室側のものは8
0〜150メッシュであり、反対側のものは20〜40
メッシュである。メッシュの材料はサラン、ポリプロピ
レン、ポリエチレン、ナイロン等が例示される。
【0025】このように構成された脱塩室を有する電気
的脱イオン装置において、原水は図1の上側の通水孔2
6から2個の第1の水路31を介して2個の第1の均圧
室41に流入し、各第1の均圧室41から4個の第2の
水路42を介して共通の1個の第2の均圧室32に流入
する。そして、第2の均圧室32から第3の水路33及
び網状体51を通って8個の小室22へ流入する。第3
の水路33は、1つの小室22に対し3個設けられてい
る。
【0026】水が小室22内を流れる間に脱塩処理され
る。処理された水は、下側の第3の水路33、網状体5
1、第2の均圧室42、第2の水路32、第1の均圧室
41、第1の水路31を経て脱塩水通水孔28に流出す
る。
【0027】この電気的脱イオン装置にあっては、通水
孔26からの原水を水路31,32,33、均圧室4
1,42及び網状体51を介して細かく分散させて小室
22へ導入させており、各小室22へは均等に原水が導
入される。なお、各均圧室41,42内における水の線
速度LVが1〜5cmとなるように原水供給量を制御す
るのが好ましい。脱塩室の厚さ即ち、フレーム20の厚
さは3〜15mm特に6〜15mm程度が好ましい。
【0028】図示の通り、均圧室41,42は円形断面
形状であることが好ましい。これは、通常の場合、フレ
ーム原板20aはポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ
スルホン等のプラスチックにて成型されており、方形断
面よりも円形断面とした方がフレーム原板の強度が高く
なるからである。
【0029】なお、図1〜6の構成を有した脱塩室の流
通特性を確かめるために、図7に示すフレーム原板20
bを重ね合わせてフレームとし、各小室にイオン交換体
を充填したものに通水し、各小室の水量を計測した。そ
の結果を図8に示す。図7に示すフレーム原板20b
は、図1のフレーム原板20aの下端部を除去した構成
のものであり、フレーム原板20aと同一部分には同一
符号を付してある。このフレーム原板20bは厚さ7.
5mmのポリプロピレン製のものである。
【0030】通水孔26の口径は30×30mm(角の
Rは10mm)である。水路31、均圧室41,42を
形成するための凹部はR=5mmの半円形であり、水路
32,33の凹部はR=2mmの半円形である。第1の
均圧室41の長さは127mm、第2の均圧室42の長
さは259mmである。
【0031】網状体51として、ポリエステル製の6
2.2メッシュ及び24.6メッシュの各メッシュを重
ね合わせて配置した。各小室22には、ダウケミカル社
製650Aと550Cとを6:4の体積比で混合したも
のを1室当り250mL充填した。原水流量を100L
/h、125L/h、150L/h、175L/h、2
00L/hとしたときの8個の小室22の通水量Q1,
Q2,Q3,Q4,Q5,Q6,Q7,Q8を図8に示
す。
【0032】図8の通り、各小室22に均等に通水が行
われた。特に流量が125L/hとりわけ150L/h
以上になると各小室の通水量は殆ど均一となる。
【0033】なお、比較のために幅28mm×厚み15
mm×高さ600mmのカラムを製作し、上記と同じイ
オン交換体を充填して、流量と圧力損失を測定したとこ
ろ、圧損は上記各小室における圧損と同様であることが
確認された。
【0034】
【発明の効果】以上の通り、本発明の電気的脱イオン装
置によると、脱塩室内に被処理水を均等に流通させ、効
率良く脱塩処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は実施の形態に係る脱塩室のフレー
ム原板の正面図、図1(b)は該フレーム原板を重ね合
わせたフレームのIb−Ib線に沿う断面図である。
【図2】フレーム原板の上部の拡大図である。
【図3】フレーム原板の上部の斜視図である。
【図4】図4(a),(b)は図2のIVa−IVa線、IV
b−IVb線に沿う断面図である。
【図5】図5(a),(b)はフレームの図4(a)、
(b)と同一部分の断面図である。
【図6】図6(a),(b),(c),(d)は図5
(b)のVIa−VIa線、VIb−VIb線、VIc−VIc線、
VId−VId線に沿う断面図である。図6(e)はイオン
交換樹脂を充填した状態における図6(d)と同一部分
の断面図である。
【図7】実験に用いたフレーム原板の正面図である。
【図8】実験結果を示すグラフである。
【図9】従来例に係る電気的脱イオン装置を示す分解図
である。
【符号の説明】
20 フレーム 20a フレーム原板 22 小室(脱塩室) 23 イオン交換体 24 アニオン交換膜 25 カチオン交換膜 31,32,33 水路 41,42 均圧室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4D006 GA17 HA47 JA04A JA08B JA15B JA17A JA18A JA19A JA30A JA43A JA44A JA51A JA70A KA31 KB11 KE02Q KE06Q KE07Q 4D061 DA03 DB13 EA09 EB13 EB39 FA08 FA09 GC02 GC19

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電極同士の間に複数のカチオン交換膜と
    アニオン交換膜とを交互に配列して脱塩室と濃縮室とを
    交互に形成し、脱塩室にイオン交換体を充填し、脱塩室
    に被処理水を通水し、濃縮室に濃縮水を通水するように
    した電気的脱イオン装置において、 該脱塩室に被処理水を供給する流路の途中に、該脱塩室
    の給水圧を均等化させるための均圧室が設けられ、 該均圧室と該脱塩室の複数箇所とが複数の流路で連通さ
    れていることを特徴とする電気的脱イオン装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記均圧室が前記脱
    塩室内の平均的な水の流れ方向と直交方向に延在してい
    ることを特徴とする電気的脱イオン装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、均圧室とし
    て、複数個の第1の均圧室と、該第1の均圧室に対し連
    通した、該第1の均圧室よりも少数個の第2の均圧室と
    が設けられていることを特徴とする電気的脱イオン装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか1項におい
    て、該均圧室内の水の線速度LVに対し当該均圧室から
    の流出用流路内の水の線速度LVが5〜50倍となるよ
    うに均圧室及び流出用流路の大きさが設定されているこ
    とを特徴とする電気的脱イオン装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか1項におい
    て、該均圧室内の水の線速度が1〜5cm/secであ
    ることを特徴とする電気的脱イオン装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれか1項におい
    て、該均圧室と該脱塩室とを結ぶ流路の途中に該流路を
    横断するように網状体が配置されており、該網状体は、
    20〜40メッシュの第1の網状体と、80〜150メ
    ッシュの第2の網状体とからなり、該第2の網状体が脱
    塩室側に配置されていることを特徴とする電気的脱イオ
    ン装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれか1項におい
    て、該脱塩室は、脱塩室用の枠状スペーサと、該枠状ス
    ペーサの一方の面に沿うアニオン交換膜と、該枠状スペ
    ーサの他方の面に沿うカチオン交換膜とによって囲まれ
    ており、 該枠状スペーサは、2枚のスペーサ原板を重ね合わせた
    ものであり、各スペーサ原板の重ね合わせ面には、前記
    均圧室及び流路を形成するための凹部が設けられている
    ことを特徴とする電気的脱イオン装置。
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