JP2001321382A - 手術用縫合針 - Google Patents

手術用縫合針

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JP2001321382A
JP2001321382A JP2000182261A JP2000182261A JP2001321382A JP 2001321382 A JP2001321382 A JP 2001321382A JP 2000182261 A JP2000182261 A JP 2000182261A JP 2000182261 A JP2000182261 A JP 2000182261A JP 2001321382 A JP2001321382 A JP 2001321382A
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JP2000182261A
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Ikuo Akiyama
郁夫 秋山
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AKIYAMA SEISAKUSHO KK
Akiyama Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
AKIYAMA SEISAKUSHO KK
Akiyama Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 曲げモーメントに対する強度を強く保持さ
せ、かつ、組織に対する刺通性を向上し得る手術用縫合
針を提供する。 【解決手段】 針本体11の針先部12の先端部に設け
た刃先14を台形刃部16及び、この刃部16の先端に
形成した先細三角刃部17とで構成する。台形部16は
上下2つの平面18,19及び左右2つの傾斜面20,
20とで断面略台形状に形成する。また、三角刃部17
は台形刃部16の巾広側平面19の両側稜線21,21
が先端で交わって形成された1つの平面19aと、台形
刃部16の他方側平面18の面側稜線22,22が先端
側で交わって1本の稜線22aになると共に、この稜線
22aが稜線21,21と先端で交わって形成された2
つの傾斜面20a,20aとで断面略二等辺三角形状に
形成する。刃先14は少なくともプレス加工を二度施し
て形成され、刃先14の稜線21,21aに切刃23を
形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は各種の手術に使用す
る手術用縫合針に関する。
【0002】
【従来の技術】手術用縫合針は、縫合する際に縫合針に
対して垂直にかかる曲げモーメントに対して強度が強
く、かつ、組織に刺入する際の刺通抵抗をできるだけ小
にして患者の苦痛を少なくするように構成することが好
ましい。
【0003】従来の手術用縫合針として、例えば図9に
示す縫合針が一般に知られている。この従来の縫合針は
V溝を設けたプレス成形型(図示せず)を用い、丸棒状
の針材の一端側をプレス加工することによって、図9A
に示すように、プレス加工上面2を底辺とする略正三角
形状の三角棒状部1を形成する。次いで前記棒状部1の
先端側の前記上面2を、同図Aに仮想線3で示すように
研削し、この研削により、同図Bに示すように研削面2
aの両側に設けられた稜線を切刃4,5としてシャープ
に形成すると共に先端を尖鋭に形成してなるものであ
る。
【0004】しかし、前記従来の縫合針は刃先部全体が
断面略正三角形状に形成されているため、研削面2aか
ら頂点(稜線6)までの高さhが高くなって、断面積が
大きくなる。そのため、組織に刺入する際の刺通抵抗が
大きくなり、患者に苦痛を与える問題を有している。
【0005】そこで、前記問題を解消するため、同図c
に示すように、前記三角棒状部1を、頂角(稜線6a)
の角度を鈍角にしたプレス加工上面7を底辺とする横長
状の断面二等辺三角形状に形成し、前記棒状部1の先端
側の前記上面7を前記と同様、仮想線3aで示すように
研削して、同図Dに示すように研削面7aの両側に設け
られた稜線を鋭角の切刃4a,5aとしてシャープに形
成した縫合針が提案されている。この縫合針によると刃
先部は断面鈍角三角形状に形成され、研削面7aから稜
線6aまでの高さhが前記図9Bのものに比べ低くな
り、断面積が小さくなる。したがって、刺通抵抗を減少
させて患者の苦痛をやわらげることができる。
【0006】しかしながら、刃先部を断面鈍角三角形状
に形成して前記面7aから稜線6aまでの距離を小さく
すると、前記のように刺通抵抗は減少するが、反面にお
いて、刃先部に対して垂直にかかる曲げモーメントに対
し強度が低下して曲がり易くなり、その結果、縫合する
際の操作性が悪くなる問題が発生する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
実情に鑑み、曲げモーメントに対する強度を強く保持さ
せ、かつ、組織に対する刺通性を向上させ得る手術用縫
合針を提供することを目的とするものである。
【0008】前記目的を達成するため、本発明は針本体
に針先部及び針基部を備えた手術用縫合針において、前
記針先部は先端部に刃先を備え、前記刃先は台形刃部及
び、この刃部の先端に形成された先細三角刃部とからな
り、前記台形刃部は上下2つの平面及び左右2つの傾斜
面とで断面略台形状に形成され、前記三角刃部は前記台
形刃部の巾広側平面の両側稜線が先端で交わって形成さ
れた1つの平面及び、前記台形刃部の他方側平面の両側
稜線が先端側で交わって1本の稜線になると共に、この
稜線が前記2本の稜線と先端で交わって形成された2つ
の傾斜面とで断面略二等辺三角形状に形成され、前記三
角刃部は少なくともプレス加工を二度施して形成され、
前記台形刃部の巾広側平面の両側稜線及び前記三角刃部
の少なくとも前記平面の両側稜線には切刃が形成されて
いることを特徴とする。
【0009】本発明によれば、刃先は断面略台形状に形
成された台形刃部及び、この刃部の先端に延設され、断
面略二等辺三角形状に形成された先細三角刃部とで構成
され、刃先部の高さを低くして断面積を小にしてあるの
で、刺通抵抗が小になり、刺入の際の刺通性を向上さ
せ、患者の苦痛をやわらげる。また、刃先部の特に前記
三角刃部は少なくとも二度のプレス加工によって硬化,
強化されているので、曲げモーメントに対する強度を強
く保持されている。
【0010】本発明においては、前記三角刃部の切刃は
請求項2記載の発明のように、前記平面の両側稜線に形
成してあると共に、前記平面に対応する稜線にも形成す
ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態の一例について説明する。図1は本発明の手術
用縫合針の一実施の形態を示す説明図であって、同図A
は手術用縫合針全体を示す底面図、同図B及びCは同図
AのA−A線で切断して示す一方及び他方の面から斜視
図、同図D及びEは同図AのB−B線及びC−C線断面
図、同図Fは弯曲針を製造した状態を示す説明図であ
る。
【0012】図1において、この実施の形態の手術用縫
合針は針本体11の一端側に針先部12を設けると共に
他端側に針基部13を設けてなり、前記針先部12の先
端部に刃先14を備えている。
【0013】針本体11は、その素材として、例えばオ
ーステナイト系ステンレス(SUS304)その他のス
テンレス鋼等の丸棒状の針材11a(図2以下参照)を
採用する。針材11aの径及び長さは縫合する部位,用
途,目的等に応じて選定される。
【0014】針本体11の針基部13には縫合糸(図示
せず)を取付ける糸穴15が設けてある。この実施の形
態では糸穴15としてバネ穴(弾機穴ともいう)を設け
た例が開示されているが、前記糸穴15はナミ穴(普通
穴ともいう)、或いは針基部13の端部に軸線方向に向
けて設けた糸取付穴(かしめ穴)その他任意の構成に変
更可能である。
【0015】前記刃先14は台形刃部16及び、この刃
部16の先端に延設して形成された先細三角刃部17と
からなり、台形刃部16は上下2つの平面18,19及
び左右2つの傾斜面20,20とで断面略台形状に形成
してなっている。また、前記三角刃部17は台形刃部1
6の巾広側平面、即ち、平面19の両側稜線21,21
が先端で交わって、前記面19と面一に形成された1つ
の平面19aと、台形刃部16の他方側平面18の両側
稜線22,22が先端側で交わって1本の稜線22aに
なると共に、この稜線22aが前記2本の稜線21と先
端で交わって形成された2つの傾斜面20a,20aと
で断面略二等辺三角形状に形成してなっている。前記稜
線21の角度、即ち、前記平面19と傾斜面20とのな
す角度は特に限定するものではないが、例えば約40度
ないし約60度程度の範囲(図示では約45度)を挙げ
ることができる。
【0016】前記三角刃部17は少なくとも二度のプレ
ス加工を施して形成されている。この実施の形態では前
記三角刃部17の全体及び台形刃部16の先端側の部分
にプレス加工を二度施してある。このプレス加工を施す
手段等については追って製造工程の項において説明す
る。
【0017】前記台形刃部16の平面19の両側稜線2
1,21及び前記三角刃部17の平面19aの両側稜線
21a,21aには研削等により切刃23が形成されて
いる。この実施の形態では前記三角刃部17の平面19
aに対応する稜線22aにも研削等により切刃23aが
形成されている。
【0018】この実施の形態の手術用縫合針は前記のよ
うに構成したもので、次にその製造方法の一例につき説
明する。図2ないし図5は本発明の手術用縫合針の製造
方法の一実施の形態の製造工程(製造例1)を概略的に
示す説明であって、図2は同上製造工程中、三角棒状部
を形成する工程を示す説明図、図3は同上製造工程中、
針先部を形成する工程を示す説明図、図4は図3の工程
により加工された加工品を示す側面図と底面図、図5は
同上製造工程中、三角棒状部の針先部側を断面台形状に
形成する工程を示す説明図である。
【0019】そこで、図2に示すように、エンドレス状
のV溝52を設けたプレス成形型51を用い、この型5
1のV溝52内へ針材11aの一端側(先端側)を入
れ、これを昇降プレス型(図示せず)でプレス加工(一
次加工)する。この工程により、針材11aの先端側、
つまり、針本体11の先端側に、加工上面32が略平面
状をなすと共に断面形状が前記上面32を底辺とする略
二等辺三角形状(図2C参)を呈する三角棒状部31が
形成される。この三角棒状部31の長さは適当に決定す
るものであるが、例えば針材11aの全長の約1/2な
いし約1/3程度の範囲(図示では約2/5程度)で形
成することができる。なお、針本体11の針基部13の
端部に設ける糸穴15は任意の段階(通常は前記棒状部
31を成形する工程の前)で形成する。
【0020】次に図3に示すように、先端に向けて徐々
に巾が細く、かつ、溝が浅くなった先細のV溝54を有
するプレス成形型53を用い、三角棒状部31の先端部
を、前記上面32に対応する稜線34を下側にすると共
に型53のV溝54に合致させて入れ、これを昇降プレ
ス型(図示せず)でプレス加工(二次プレス加工)す
る。この工程により、三角棒状部31の先端部に二次加
工上面32aが一次加工上面32と延設する略平面状を
呈し、かつ、三角棒状部31の一次加工上面32の両側
の稜線33,33及び前記上面32に対応する稜線34
とがそれぞれ先端で交わり、断面形状が二次加工上面3
2aを底辺とする略二等辺三角形状を呈する先細の刃先
形成部35と、三角棒状部31の余剰の部分を刃先形成
部35の両側の稜線33a,33aの周縁から外方には
み出させて形成される扁平状のバリ片36とを有する針
先部37が形成される。この針先部37は二度のプレス
加工(一次加工及び二次プレス加工)により硬化して強
化される。
【0021】前記刃先形成部35の長さは適当に決定す
るものであるが、例えば三角棒状部31の長さの約1/
3ないし約1/5程度の範囲(図示では約1/4程度)
で形成することができる。
【0022】次いで、三角棒状部31の前記上面32に
対応する稜線34の部位を図4に仮想線(研削ライン
L)で示すように、針先部37の先端近くから前記棒状
部31の基端側に向けて適当な巾及び長さの略平面状に
研削加工する。この工程により、前記研削加工部位は図
5に示すように、前記研削面38と前記上面32及び両
側の傾斜面20,20とによる断面台形状に形成され
る。前記研削面38の長さは適当に設定できるものであ
るが、例えば三角棒状部31の長さの約1/2ないし約
1/4程度(図示では約3/8程度)に形成することが
できる。
【0023】次いで加工上面32を略平面状に研削し、
バリ片36を削り落とすことにより、台形刃部16及
び、この刃部16の先端に延設された先細三角刃部17
とからなる刃先14が形成される。そして、上記によ
り、前記台形刃部16は研削面38と前記上面32から
なる2つの平面18,19及び前記両側の傾斜面20,
20とで断面略台形状に形成される。また、前記三角刃
部17は台形刃部16の平面19の両側稜線33,3
3、つまり、稜線21,21が先端で交わって、前記面
19と面一状に形成された1つの平面19Aaと、台形
刃部16の他方側平面38、つまり平面18の両側稜線
22,22が先端側で交わって1本の稜線22aになる
と共に、この稜線22aが前記2本の稜線21と先端で
交わって形成された2つの傾斜面20a,20aとで断
面略二等辺三角形状に形成される。
【0024】そして、刃先14の平面19及び傾斜面2
0,20を研削して前記面19,19aの両側稜線2
1,21a及び前記稜線22aに切刃23,23aを形
成する。上記工程によって直針の製品が得られ、また、
弯曲針にあっては図1Fに示すように、針全体を所定の
形状に弯曲して製品とする。上記により、強化された刃
先14を有すると共にシャープな切刃23を持ち、か
つ、曲げモーメントに対して強度を強く保持すると共に
組織に対する刺通性を向上した手術用縫合針が得られ
る。
【0025】図6は製造方法の他の例(製造例2)を説
明するために示す説明図である。この製造方法は前記三
角棒状部31の前記上面32に対応する稜線34の部位
を略平面状に成形する加工手段として、プレス加工を採
用したことに特徴がある。
【0026】即ち、この製造方法は製造例1の研削加工
に代え、適当な巾及び長さを有し、一端側(図において
右側)を針先部37の先端側と対応させて円弧状に形成
したプレス面56を有する昇降プレス型55を用い、加
工品を前記稜線34を上方側に向けて台型57上に載置
し、プレス型55でプレス加工して稜線34の部位を押
しつぶし、略平面状に形成する。これにより、三角棒状
部31の前記プレス加工部位は前記上面32とプレス加
工上面及び両側の傾斜面20,20とによる断面台形状
に形成される。他の製造工程は製造例1と同様であるた
め説明を省略する。この製造例2によっても製造例1と
同様の作用効果を奏する手術用縫合針が得られる。な
お、この場合において、前記昇降プレス型55に代え、
後述する図7に示すような溝を有するプレス成形型を用
い、この型の溝に針先部37の先端側を、稜線34を下
側にすると共に型の溝に合致させて入れ、昇降プレス型
(図示せず)でプレス加工して、この加工部位を断面台
形状に形成する方法を採用してもよい。
【0027】図7は製造方法のさらに他の例(製造例
3)を説明するために示す説明図である。この製造方法
は針先部37及び稜線34の部位を略平面状に成形する
加工手段に特徴がある。
【0028】即ち、製造例3は台形状の溝58と、この
溝58に延設され、先端(図において右側)に向けて巾
が細く、かつ、溝が浅くなったV溝59を有するプレス
成形型60を用いる。そして、三角棒状部31の先端側
を、稜線34を下側に向けると共に型60の溝58,5
9に合致させて入れ、これを昇降プレス型(図示せず)
でプレス加工(二次プレス加工)する。
【0029】上記工程により、三角棒状部31の前記プ
レス加工部位は、稜線34の部位が前記棒状部31の先
端近くまで所定の巾で押しつぶされて断面台形状に形成
されると共に、前記棒状部31の一次加工上面32の両
側の稜線33,33と前記棒状部31の先端に残された
稜線22aとがそれぞれ先端で前記上面32と面一状に
交わって形成される断面略二等辺三角形状の刃先形成部
35と、三角棒状部31の先端側の余剰の部分を刃先形
成部35の両側の稜線33a,33aの周縁から外方に
はみ出させて形成される扁平状のバリ片36を有する針
先部37が形成される。他の製造工程は製造例1と同様
であるため、説明を省略する。この製造例3によっても
製造例1と同様の作用効果を奏する手術用縫合針が得ら
れる。
【0030】図8は製造方法のさらに他の例(製造例
4)を説明するために示す説明図である。製造例4は製
造例1の三角棒状部31に代え、針材11aの一端側を
プレス加工して台形棒状部を成形する加工工程に特徴が
ある。
【0031】即ち、製造例4はエンドレス状の台形溝6
1を設けたプレス成形型62を用い、前記溝61へ針材
11aの一端側(先端側)を入れ、これを昇降プレス型
(図示せず)でプレス加工(一次加工)する。この工程
により、針材11aの先端側に、加工上面72及び加工
底面73を略平面状に形成した台形棒状部71が形成さ
れる。この棒状部71の長さは三角棒状部31と同様に
適当に決定できるものであるが、例えば針材11aの全
長約1/2ないし約1/4程度の範囲(図示では約1/
3強)に形成することができる。
【0032】他の製造工程は製造工程1と同様(但し、
製造例4では針材11aの先端側は断面台形状に形成さ
れているので、製造例1の製造工程中、稜線34の部位
を略平面状に研削加工ないしプレス加工する工程は省か
れる)であるため、説明を省略する。この製造例4によ
っても製造例1と同様の作用効果を奏する手術用縫合針
が得られる。
【0033】なお、前記製造方法は一例として開示した
もので、前記以外の製造方法を採用できること勿論であ
る。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば曲げモーメントに対する
強度を強く保持させて縫合操作性を良好にし、かつ、刺
入時の刺通抵抗を少なくして刺通性を向上させ得る手術
用縫合針を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の手術用縫合針の一実施の形態を示す説
明であって、同図Aは手術用縫合針全体を示す底面図、
同図B及びCは同図AのA−A線で切断して示す一方及
び他方の面から見た斜視図、同図D及びEは同図AのB
−B線及びC−C線断面図、同図Fは弯曲針を製造した
状態を示す説明図。
【図2】本発明の手術用縫合針を製造する1つの製造方
法の製造工程中、三角棒状部を成形する工程を示す説明
図であって、同図Aは加工品の斜視図、同図Bはプレス
成形型を示す斜視図、同図Cは同図AのC−C線断面
図。
【図3】同上製造工程中、針先部を形成する工程を示す
説明図であって、同図Aは加工品の斜視図、同図Bはプ
レス成形型を示す斜視図、同図Cは同図AのC−C線断
面図。
【図4】図3の工程により加工された加工品の側面図
(A)と底面図(B)。
【図5】同上製造工程中、三角棒状部の針先部側を断面
台形状に形成する工程を示す説明図であって、同図Aは
加工品の側面図、同図Bは同じく側面図、同図Cは同図
BのC−C線断面図。
【図6】本発明の手術用縫合針を製造する製造方法の他
の例を説明するために示す説明図。
【図7】同上製造方法のさらに他の例を説明するために
示す説明図。
【図8】同上製造方法のさらに他の例を説明するために
示す説明図であって、同図Aは加工品の斜視図、同図B
はプレス成形型を示す斜視図、同図Cは同図AのC−C
線断面図。
【図9】従来の手術用縫合針及びその問題点を説明する
ために示す説明図。
【符号の説明】
11…針本体、12…針先部、14…刃先、16…台形
刃部、17…先細三角刃部、18,19,19a…平
面、20…傾斜面、21,21a,22,22a…稜
線、23…切刃
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年7月6日(2000.7.6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【課題を解決するための手段】 前記目的を達成するた
め、本発明は針本体に針先部及び針基部を備えた手術用
縫合針において、前記針先部は先端部に刃先を備え、前
記刃先は台形刃部及び、この刃部の先端に形成された先
細三角刃部とからなり、前記台形刃部は上下2つの平面
及び左右2つの傾斜面とで断面略台形状に形成され、前
記三角刃部は前記台形刃部の巾広側平面の両側稜線が先
端で交わって形成された1つの平面及び、前記台形刃部
の他方側平面の両側稜線が先端側で交わって1本の稜線
になると共に、この稜線が前記2本の稜線と先端で交わ
って形成された2つの傾斜面とで断面略二等辺三角形状
に形成され、前期三角刃部は少なくともプレス加工を二
度施して形成され、前記台形刃部の巾広側平面の両側稜
線及び前記三角刃部の少なくとも前記平面の両側稜線に
は切刃が形成されていることを特徴とする。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 針本体に針先部及び針基部を備えた手術
    用縫合針において、 前記針先部は先端部に刃先を備え、 前記刃先は台形刃部及び、この刃部の先端に形成された
    先細三角刃部とからなり、 前記台形刃部は上下2つの平面及び左右2つの傾斜面と
    で断面略台形状に形成され、 前記三角刃部は前記台形刃部の巾広側平面の両側稜線が
    先端で交わって形成された1つの平面及び、前記台形刃
    部の他方側平面の両側稜線が先端側で交わって1本の稜
    線になると共に、この稜線が前記2本の稜線と先端で交
    わって形成された2つの傾斜面とで断面略二等辺三角形
    状に形成され、 前記三角刃部は少なくともプレス加工を二度施して形成
    され、 前記台形刃部の巾広側平面の両側稜線及び前記三角刃部
    の少なくとも前記平面の両側稜線には切刃が形成されて
    いることを特徴とする、手術用縫合針。
  2. 【請求項2】 前記三角刃部の切刃は前記平面の両側稜
    線及び前記平面に対応する稜線に形成されていることを
    特徴とする、手術用縫合針。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017121312A (ja) * 2016-01-06 2017-07-13 マニー株式会社 医療用縫合針

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