JP2001319686A - 非水二次電池 - Google Patents

非水二次電池

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JP2001319686A
JP2001319686A JP2000136821A JP2000136821A JP2001319686A JP 2001319686 A JP2001319686 A JP 2001319686A JP 2000136821 A JP2000136821 A JP 2000136821A JP 2000136821 A JP2000136821 A JP 2000136821A JP 2001319686 A JP2001319686 A JP 2001319686A
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Isato Higuchi
勇人 樋口
Masaki Tateishi
正樹 立石
Toshiya Takaishi
季也 高石
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Abstract

(57)【要約】 【課題】 低温特性に優れ安全性の高い非水電解液二次
電池を提供する。 【解決手段】 膜厚が5〜30μmであり、平均表面穴
径が0.01〜0.1μmであるポリオレフィン微多孔
膜をセパレータとして用い、少なくともエチレンカーボ
ネート(EC)とプロピレンカーボネート(PC)を全
溶媒成分に対して混合体積比率で40%以上含む混合溶
媒で溶媒成分を構成した非水電解質を用いて非水二次電
池を作製する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リチウム塩を含有
する非水電解質を用いた非水二次電池に関する。
【0002】
【従来の技術】リチウムイオン二次電池に代表される非
水二次電池では、非水電解質を構成するリチウム塩の溶
媒として、エチレンカーボネート(EC)やプロピレン
カーボネート(PC)に代表される高誘電率を有する環
状カーボネートや、ジエチルカーボネート(DEC)、
メチルエチルカーボネート(MEC)やジメチルカーボ
ネート(DMC)に代表される低粘度溶媒である鎖状カ
ーボネートを含む溶媒が用いられ、通常は環状カーボネ
ートのみ、もしくは環状カーボネートと鎖状カーボネー
トの混合溶媒が好ましく用いられている。
【0003】すなわち、リチウムイオンのキャリアーと
しては、環状カーボネートは溶媒中に不可欠な存在であ
り、さらに鎖状カーボネートに比べて、沸点が高い
(EC:238℃、PC:242℃、DEC:127
℃、MEC:109℃、DMC:90℃)ために、生産
工程において電解液蒸発による液量減少が少ない、引
火点が高い(EC:157℃、PC:132℃、DE
C:31℃、MEC:24℃、DMC:18℃)ために
安全性に優れる、電解液還元電位が低いために、電池
充電状態での貯蔵時に分解によるガス発生量が少ない、
などの利点を有している。
【0004】一方、欠点としては、高粘度のため負荷
特性、特に低温特性が悪い、引火点は高いが、いった
ん溶媒分解が始まると発熱速度が速いため熱暴走を引き
起こしやすいという問題を有する。このうち、は低粘
度の鎖状カーボネートと混合するか、PCの比率を高め
ることによりある程度は解決できる問題である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】また、上述の問題のう
ちの熱暴走に関しては、セパレータにポリオレフィン
微多孔膜を用いることにより、電池内部温度が上昇する
とセパレータが収縮して微孔が塞がり、反応(リチウム
イオンの移動)を止めることができるという安全機構
(シャットダウン機構)が電池に備えられている。しか
し、従来用いられていたセパレータは、負荷特性などと
の兼ね合いから微孔の表面穴径が比較的大きいものが用
いられており、高容量化などのためにセパレータの膜厚
を例えば30μm以下と薄くした場合には安全性などの
点で以下の問題が生じていた。すなわち、過充電時など
の異常時には溶媒分解による発熱が生じ、セパレータの
シャットダウン機構がその発熱速度に追随できず、熱暴
走に至る危険性が大きいという問題があった。一方で、
微孔の穴径を小さくするとシャットダウン機能は向上す
るものの、負荷特性、特に低温特性が大幅に劣化すると
いう問題があった。
【0006】本発明は、上記問題の解決のためなされた
もので、低温特性などの負荷特性を低下させることなく
非水二次電池の安全性を向上させることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、正極と負極が
セパレータを介して配置され、非水電解質を含む非水二
次電池において、膜厚が5〜30μm、平均表面穴径が
0.01〜0.1μmであるポリオレフィン微多孔膜を
セパレータとして用い、かつ、前記非水電解質の溶媒成
分を、少なくともエチレンカーボネート(EC)とプロ
ピレンカーボネート(PC)を全溶媒成分に対して混合
体積比率で40%以上含む混合溶媒で構成することによ
り、過充電などに対する安全性が高く、−20℃のよう
な低温下でも十分に放電可能な非水二次電池を得たもの
である。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明においては、電解質溶媒中
の環状カーボネートの比率を高めたときに生じやすくな
る熱暴走の問題を解決するため、セパレータの平均表面
穴径を0.01〜0.1μm(好ましくは0.01〜
0.05μm)に規制し、かつ、セパレータの膜厚を5
〜30μmに規制することにより、非水電解質の溶媒成
分を少なくともエチレンカーボネート(EC)とプロピ
レンカーボネート(PC)を全溶媒成分に対して混合体
積比率で40%以上含む混合溶媒で構成した場合にも、
セパレータのシャットダウン機構が十分速く応答し、安
全性を確保することができる。また、前記セパレータの
仕様により電池の内部抵抗を低下させることができるの
で、鎖状カーボネートの量を増やすことなく低温特性の
向上が可能となり、安全性をより向上させることもでき
る。膜厚を5μm以下とした場合は、機械的強度が低く
なるために、セパレータの破断あるいはマイクロショー
トなどの問題が生じる。ここでより好ましい膜厚の範囲
は8〜20μmである。
【0009】また、安全性の点からは、正極または負極
とセパレータとの間にゲル状電解質を配置するか、正極
または負極のいずれかの合剤層中にゲル状電解質を形成
させても良い。さらに、前記混合溶媒におけるECとP
Cの混合体積比率のうち、PCの占める割合を50%以
上とすることにより、低温特性のより一層の向上が期待
できる。
【0010】本発明の非水二次電池を構成する、正極、
負極、環状カーボネート以外の溶媒などは、全て従来の
リチウムイオン二次電池などに用いられている構成部材
を使用することができる。
【0011】
【実施例】実施例1 正極作製のため、コバルト酸リチウム 89重量部、カ
ーボンブラック 5重量部、ポリフッ化ビニリデン 6重
量部、N−メチルピロリドン 100重量部をプラネタ
リーミキサーにて60分間混合し、合剤層形成用塗料を
調整した。そして、得られた塗料をブレードコーターに
て厚さ20μmのアルミニウム箔上に塗布乾燥し、カレ
ンダーロールにより圧力30kg/cm2でプレスして
シート状の正極とした。
【0012】負極作製のため、(002)面の面間距離
002が0.34nmでc軸方向の結晶子の大きさLc
が3.2nmのコークス 90重量部、ポリフッ化ビニ
リデン 10重量部、N−メチルピロリドン 90重量部
をプラネタリーミキサーにて60分間混合し、合剤層形
成用塗料を調整した。そして、得られた塗料をブレード
コーターにて厚さ10μmの銅箔上に塗布乾燥し、カレ
ンダーロールにより圧力30kg/cm2でプレスして
シート状の負極とした。
【0013】前記正極および負極シートを、その間に厚
さ20μm、平均表面穴径0.05μmのポリエチレン
微多孔膜を介して捲回し、その捲回体を厚み5mm、横
30mm、高さ48mmのアルミ缶に挿入した。
【0014】電解質として、エチレンカーボネート(E
C)、プロピレンカーボネート(PC)およびジエチル
カーボネート(DEC)を体積比で30:30:40の
割合で含む混合溶媒(全溶媒成分に対するECとPCの
混合体積比率は60%、前記混合体積比率のうち、PC
の占める割合は50%)にLiPF6を1mol/lの
濃度に溶解した電解液を作製し、それを前記アルミ缶内
に注入し、封口することで角形非水二次電池を作製し
た。
【0015】実施例2 正極作製のため、コバルト酸リチウム 89重量部、カ
ーボンブラック 5重量部、ポリフッ化ビニリデン 5重
量部、ゲル化剤としてポリフッ化ビニリデンとヘキサフ
ルオロプロピレンの共重合体 1重量部、N−メチルピ
ロリドン 100重量部をプラネタリーミキサーにて6
0分間混合し、合剤層形成用塗料を調整した。そして、
得られた塗料をブレードコーターにて厚さ20μmのア
ルミニウム箔上に塗布乾燥し、カレンダーロールにより
圧力30kg/cm2でプレスしてシート状の正極とし
た。
【0016】負極作製のため、(002)面の面間距離
002が0.34nmでc軸方向の結晶子の大きさLc
が3.2nmのコークス 90重量部、ポリフッ化ビニ
リデン 10重量部、ゲル化剤としてポリフッ化ビニリ
デンとヘキサフルオロプロピレンの共重合体 2重量
部、N−メチルピロリドン 90重量部をプラネタリー
ミキサーにて60分間混合し、合剤層形成用塗料を調整
した。そして、得られた塗料をブレードコーターにて厚
さ10μmの銅箔上に塗布乾燥し、カレンダーロールに
より圧力30kg/cm2でプレスしてシート状の負極
とした。
【0017】前記正極および負極シートを、その間に厚
さ20μm、平均表面穴径0.05μmのポリエチレン
微多孔膜を介して捲回し、その捲回体をその捲回体を厚
み5mm、横30mm、高さ48mmのアルミラミネー
トフイルムに挿入した。
【0018】電解質として、実施例1と同様の電解液を
使用し、この電解液を前記アルミラミネートフイルム内
に注入し、封止した。さらに、100℃で1時間加熱
し、室温まで冷却することで、正負極合剤層中に添加し
たゲル化剤を電解液でゲル化させ、ポリマーリチウム二
次電池を作製した。
【0019】実施例3 ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(六官能)
10.0重量部、 1−ヒドロキシ−シクロヘキシル−
フェニルケトン 0.2重量部、実施例1記載の組成の
電解液 89.8重量部を混合したモノマー電解質溶液
中に、 セパレータとして厚さ20μm、平均表面穴径
0.05μmのポリエチレン微多孔膜を5分間浸漬後、
取り出し、それをその両面から厚さ50μmのPET
(ポリエチレンテレフタレート)カバーで挟み照度30
0mW/cm2、照射量500mJ/cm2 (トプコン
製UVチェッカーUVR−T35による測定値)の条件
でUVランプ照射を行い、上記モノマー電解質溶液のモ
ノマー成分を重合させて、ゲル状電解質被覆セパレータ
を用いたこと以外は、実施例2と同様にしてポリマーリ
チウム二次電池を作製した。
【0020】実施例4 実施例3のセパレータとして、厚さ6μmのポリエチレ
ン微多孔膜を用いた以外は、実施例3と同様にしてポリ
マーリチウム二次電池を作製した。
【0021】実施例5 実施例1のセパレータとして、厚さ15μm、平均表面
穴径0.01μmのポリエチレン微多孔膜を用いた以外
は、実施例1と同様にして角形非水二次電池を作製し
た。
【0022】実施例6 実施例4の電解質として、電解質として、エチレンカー
ボネート(EC)およびプロピレンカーボネート(P
C)を体積比で50:50の割合で含む混合溶媒(全溶
媒成分に対するECとPCの混合体積比率は100%、
前記混合体積比率のうち、PCの占める割合は50%)
にLiPF6を1mol/lの濃度に溶解した電解液を
用いた以外は、実施例4と同様にしてポリマーリチウム
二次電池を作製した。
【0023】実施例7 実施例1の電解質として、エチレンカーボネート(E
C)、プロピレンカーボネート(PC)およびジエチル
カーボネート(DEC)を体積比で20:20:60の
割合で含む混合溶媒(全溶媒成分に対するECとPCの
混合体積比率は40%、前記混合体積比率のうち、PC
の占める割合は50%)にLiPF6を1mol/lの
濃度に溶解した電解液を用いた以外は、実施例1と同様
にして角形非水二次電池を作製した。
【0024】実施例8 実施例1の電解質として、エチレンカーボネート(E
C)、プロピレンカーボネート(PC)およびジエチル
カーボネート(DEC)を体積比で10:30:60の
割合で含む混合溶媒(全溶媒成分に対するECとPCの
混合体積比率は40%、前記混合体積比率のうち、PC
の占める割合は75%)にLiPF6を1mol/lの
濃度に溶解した電解液を用いた以外は、実施例1と同様
にして角形非水二次電池を作製した。
【0025】実施例9 実施例1の電解質として、エチレンカーボネート(E
C)、プロピレンカーボネート(PC)およびジエチル
カーボネート(DEC)を体積比で30:30:40の
割合で含む混合溶媒(全溶媒成分に対するECとPCの
混合体積比率は60%、前記混合体積比率のうち、PC
の占める割合は50%)にLiPF6を1mol/lの
濃度に溶解した電解液を用いた以外は、実施例1と同様
にして角形非水二次電池を作製した。
【0026】比較例1 実施例1のセパレータとして、厚さ35μmのポリエチ
レン微多孔膜を用いた以外は実施例1と同様にして、角
形非水二次電池を作製した。
【0027】比較例2 実施例1のセパレータとして、平均表面穴径0.2μm
のポリエチレン微多孔膜を用いた以外は実施例1と同様
にして、角形非水二次電池を作製した。
【0028】比較例3 実施例4の電解質として、エチレンカーボネート(E
C)およびジエチルカーボネート(DEC)を体積比で
30:70の割合で含む混合溶媒(全溶媒成分に対する
ECとPCの混合体積比率は30%、前記混合体積比率
のうち、PCの占める割合は0%)にLiPF6を1m
ol/lの濃度に溶解した電解液を用いた以外は、実施
例4と同様にしてポリマーリチウム二次電池を作製し
た。
【0029】上記各電池の低温特性の評価条件として、
以下の測定を行った。25℃で、0.2Cで4.2Vま
で定電流充電した後4.2Vで定電圧充電を行った。充
電時間は合計で8時間とした。充電後は、0.5Cで
2.75V終止の条件で定電流放電を行い25℃での放
電容量を求めた。さらに、前記と同様の条件で充電を行
い、−20℃の雰囲気で0.5Cで2.75V終止の条
件で定電流放電を行って、25℃の放電容量に対する−
20℃の放電容量の比率(%)を求めた。
【0030】高温貯蔵試験は、上記充電条件で定電流定
電圧充電を行った後、60℃の雰囲気で20日間保存
し、貯蔵前と貯蔵後の抵抗(1kHzでの交流抵抗)の
増加分を求めた。
【0031】また、過充電試験の条件は、上記充電条件
で定電流定電圧充電を行った後、さらに1Cで12Vの
定電流定電圧充電を行い、セパレータのシャットダウン
が良好に機能し、電池の発煙、発火、破裂が生じなかっ
た場合は「OK」とし、平均表面穴径0.2μmの生じ
た場合は「NG」とした。これら評価結果を表1に示し
た。
【0032】
【表1】
【0033】表1の結果より、膜厚が5〜30μmであ
り、平均表面穴径が0.01〜0.1μmであるポリオ
レフィン微多孔膜をセパレータとして用い、かつ、非水
電解質の溶媒成分を、少なくともエチレンカーボネート
(EC)とプロピレンカーボネート(PC)を全溶媒成
分に対して混合体積比率で40%以上含む混合溶媒で構
成した本発明の実施例の非水二次電池は、低温特性に優
れ、高温貯蔵時にも溶媒の分解が生じにくくガス発生が
少ないため、貯蔵後の抵抗の増加が少なく、また過充電
を行っても電池の発煙、発火、破裂が生じないなど安全
性の高い電池であることがわかる。
【0034】一方、膜厚が30μmより厚いセパレータ
を用いた比較例1の電池は低温特性に劣り、平均表面穴
径が0.1μmより大きいセパレータを用いた比較例2
の電池は過充電時に発煙、発火、破裂が生じるなど安全
性に問題が生じ、ECとPCの混合体積比率を40%未
満とした比較例3の電池は高温貯蔵時に溶媒の分解によ
るガス発生が多く、貯蔵後の抵抗増加が大きくなった。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、正極
と負極がセパレータを介して配置され、非水電解質を含
む非水二次電池において、膜厚が5〜30μm、平均表
面穴径が0.01〜0.1μmであるポリオレフィン微
多孔膜をセパレータとして用い、かつ、前記非水電解質
の溶媒成分を、少なくともエチレンカーボネート(E
C)とプロピレンカーボネート(PC)を全溶媒成分に
対して混合体積比率で40%以上含む混合溶媒で構成す
ることにより、低温特性に優れ、高温貯蔵での特性劣化
が少なく、過充電などに対する安全性が高い非水二次電
池を提供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高石 季也 大阪府茨木市丑寅一丁目1番88号 日立マ クセル株式会社内 Fターム(参考) 5H021 EE04 HH01 HH03 HH04 5H029 AJ02 AJ12 AK03 AL06 AM03 AM05 AM07 AM16 DJ04 DJ09 EJ12 HJ04 HJ06 HJ07 5H050 AA15 BA17 CA08 CB08 DA13 EA10 EA24 HA01 HA04 HA06 HA07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正極と負極がセパレータを介して配置さ
    れ、非水電解質を含む非水二次電池において、前記セパ
    レータが膜厚5〜30μm、平均表面穴径0.01〜
    0.1μmのポリオレフィン微多孔膜であり、かつ、前
    記非水電解質の溶媒成分が、少なくともエチレンカーボ
    ネート(EC)とプロピレンカーボネート(PC)を全
    溶媒成分に対して混合体積比率で40%以上含む混合溶
    媒であることを特徴とする非水二次電池。
  2. 【請求項2】 前記混合溶媒におけるECとPCの混合
    体積比率のうち、PCの占める割合が50%以上である
    ことを特徴とする請求項1に記載の非水二次電池。
  3. 【請求項3】 前記非水二次電池が、正極または負極と
    セパレータとの間にゲル状電解質を有するポリマーリチ
    ウム二次電池であることを特徴とする請求項1または2
    記載の非水二次電池。
  4. 【請求項4】 前記非水二次電池が、正極または負極の
    いずれかの合剤層中にゲル状電解質を有するポリマーリ
    チウム二次電池であることを特徴とする請求項1ないし
    3記載の非水二次電池。
JP2000136821A 2000-05-10 2000-05-10 非水二次電池 Withdrawn JP2001319686A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005123091A (ja) * 2003-10-17 2005-05-12 Yuasa Corp 非水電解液二次電池
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