JP2001319363A - 光メモリ用ヘッド - Google Patents
光メモリ用ヘッドInfo
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- JP2001319363A JP2001319363A JP2000135363A JP2000135363A JP2001319363A JP 2001319363 A JP2001319363 A JP 2001319363A JP 2000135363 A JP2000135363 A JP 2000135363A JP 2000135363 A JP2000135363 A JP 2000135363A JP 2001319363 A JP2001319363 A JP 2001319363A
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- optical memory
- mirror
- light sources
- collimator lens
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- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C13/00—Digital stores characterised by the use of storage elements not covered by groups G11C11/00, G11C23/00, or G11C25/00
- G11C13/04—Digital stores characterised by the use of storage elements not covered by groups G11C11/00, G11C23/00, or G11C25/00 using optical elements ; using other beam accessed elements, e.g. electron or ion beam
Landscapes
- Optical Head (AREA)
- Lenses (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 小型軽量でありながら、波長の異なる複数の
光を同一位置に収束させることが可能な光メモリ用ヘッ
ドを提供する。 【解決手段】 異なる波長の光を射出する複数の光源
と、光源からの光を同一光路を進む光とするダイクロイ
ック膜を有するプリズムと、プリズムからの光を略平行
光線とするコリメータレンズと、コリメータレンズから
の光を反射のみによって収束させる内部反射型の固浸レ
ンズとで光メモリ用ヘッドを構成し、光源からの光がコ
リメータレンズによって平行度の等しい光線とされる位
置に各光源を配置する。
光を同一位置に収束させることが可能な光メモリ用ヘッ
ドを提供する。 【解決手段】 異なる波長の光を射出する複数の光源
と、光源からの光を同一光路を進む光とするダイクロイ
ック膜を有するプリズムと、プリズムからの光を略平行
光線とするコリメータレンズと、コリメータレンズから
の光を反射のみによって収束させる内部反射型の固浸レ
ンズとで光メモリ用ヘッドを構成し、光源からの光がコ
リメータレンズによって平行度の等しい光線とされる位
置に各光源を配置する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光によって情報を記
される光メモリに光を導く光メモリ用ヘッドに関する。
される光メモリに光を導く光メモリ用ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、光メモリ用ヘッドの光学系は、
照射用の光を発する光源と、光源からの光を平行光線と
するコリメータレンズと、コリメータレンズからの光を
メモリの記録層上に収束させる対物レンズで構成され
る。光メモリ上での光のスポット径をできるだけ小さく
して記録密度を高めるために、射出面上に光を収束させ
る固浸レンズ(SIL:Solid Immersion Lens)を対物
レンズとして備え、その対物レンズを光メモリにきわめ
て接近させて配置したヘッドも提案されている。
照射用の光を発する光源と、光源からの光を平行光線と
するコリメータレンズと、コリメータレンズからの光を
メモリの記録層上に収束させる対物レンズで構成され
る。光メモリ上での光のスポット径をできるだけ小さく
して記録密度を高めるために、射出面上に光を収束させ
る固浸レンズ(SIL:Solid Immersion Lens)を対物
レンズとして備え、その対物レンズを光メモリにきわめ
て接近させて配置したヘッドも提案されている。
【0003】近年、光メモリの高密度化および記録・再
生の高速化の要求が特に高まっており、そのような要求
を満たすものとして、フォトクロミック材料を記録層と
して使用する光メモリが注目を集めている。フォトクロ
ミック材料は照射された光の波長に応じて色が変わる材
料であり、色の変化により光に対する反射率や透過率が
変化する。この性質が情報の記録、再生および消去に利
用される。
生の高速化の要求が特に高まっており、そのような要求
を満たすものとして、フォトクロミック材料を記録層と
して使用する光メモリが注目を集めている。フォトクロ
ミック材料は照射された光の波長に応じて色が変わる材
料であり、色の変化により光に対する反射率や透過率が
変化する。この性質が情報の記録、再生および消去に利
用される。
【0004】例えば、第1の波長の光を読み出しに利用
する場合、第2の波長の光を用いて第1の波長の光に対
する反射率を変化させることにより情報を記録し、第3
の波長の光を用いて第1の波長の光に対する反射率を元
に戻すことにより、記録した情報を消去する。読み出し
用の第1の波長の光は反射率を変化させない。
する場合、第2の波長の光を用いて第1の波長の光に対
する反射率を変化させることにより情報を記録し、第3
の波長の光を用いて第1の波長の光に対する反射率を元
に戻すことにより、記録した情報を消去する。読み出し
用の第1の波長の光は反射率を変化させない。
【0005】フォトクロミック材料を記録層として有す
る光メモリのように、波長の異なる光を照射する必要の
ある光メモリを対象とする光メモリ用ヘッドでは、それ
ぞれ異なる波長の光を発する複数の光源を備えて、それ
らのオン/オフの制御により照射する光の波長を切り換
えることになる。広い波長範囲の光を発する単一の光源
と分光透過率の異なる複数のフィルタを備えて、フィル
タを切り換えることにより照射する光の波長を切り換え
る構成とすることも可能ではあるが、フィルタの切り換
えには機械的な駆動が伴って時間を要するから、実用的
ではない。
る光メモリのように、波長の異なる光を照射する必要の
ある光メモリを対象とする光メモリ用ヘッドでは、それ
ぞれ異なる波長の光を発する複数の光源を備えて、それ
らのオン/オフの制御により照射する光の波長を切り換
えることになる。広い波長範囲の光を発する単一の光源
と分光透過率の異なる複数のフィルタを備えて、フィル
タを切り換えることにより照射する光の波長を切り換え
る構成とすることも可能ではあるが、フィルタの切り換
えには機械的な駆動が伴って時間を要するから、実用的
ではない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】複数の光源を備える構
成では、各光源からの光の光路を一致させる必要があ
り、さらに、各光源からの光を同一位置に収束させる必
要がある。光路を一致させることは、種々の光学装置で
行われているように、波長選択性を有するダイクロイッ
クミラーを使用することで、比較的容易に実現すること
ができる。しかしながら、波長の異なる光を同一点に収
束させることは、小型軽量であることが光メモリ用ヘッ
ドに不可欠であることを考慮すると、容易ではない。
成では、各光源からの光の光路を一致させる必要があ
り、さらに、各光源からの光を同一位置に収束させる必
要がある。光路を一致させることは、種々の光学装置で
行われているように、波長選択性を有するダイクロイッ
クミラーを使用することで、比較的容易に実現すること
ができる。しかしながら、波長の異なる光を同一点に収
束させることは、小型軽量であることが光メモリ用ヘッ
ドに不可欠であることを考慮すると、容易ではない。
【0007】例えば、ダイクロイックミラーから対物レ
ンズに至る光路上にコリメータレンズを配置し、各光源
からダイクロイックミラーまでの光路長を等しく設定す
ると、コリメータレンズの屈折率は光の波長によって異
なるから、全ての光を平行光線とすることはできず、対
物レンズによる収束位置は一致しなくなる。光源ごとに
ダイクロイックミラーまでの光路長を調節して、コリメ
ータレンズで全ての光を平行光線とするようにしても、
対物レンズの屈折率が光の波長によって異なるから、や
はり収束位置は一致しなくなる。各光源とダイクロイッ
クミラーの間にコリメータレンズを備えて各光源からの
光を個別に平行光線としても同様であり、その場合は全
体構成の大型化も招くことになる。
ンズに至る光路上にコリメータレンズを配置し、各光源
からダイクロイックミラーまでの光路長を等しく設定す
ると、コリメータレンズの屈折率は光の波長によって異
なるから、全ての光を平行光線とすることはできず、対
物レンズによる収束位置は一致しなくなる。光源ごとに
ダイクロイックミラーまでの光路長を調節して、コリメ
ータレンズで全ての光を平行光線とするようにしても、
対物レンズの屈折率が光の波長によって異なるから、や
はり収束位置は一致しなくなる。各光源とダイクロイッ
クミラーの間にコリメータレンズを備えて各光源からの
光を個別に平行光線としても同様であり、その場合は全
体構成の大型化も招くことになる。
【0008】複数の対物レンズを備えて光源に応じて対
物レンズを切り換えるようにすれば、光の収束位置を一
致させることは可能である。しかし、そのようにする
と、構成が大型化するだけでなく、対物レンズの切り換
えに時間を要して、記録・再生の高速化を実現すること
はできない。
物レンズを切り換えるようにすれば、光の収束位置を一
致させることは可能である。しかし、そのようにする
と、構成が大型化するだけでなく、対物レンズの切り換
えに時間を要して、記録・再生の高速化を実現すること
はできない。
【0009】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、小型軽量でありながら、波長の異なる複数
の光を同一位置に収束させることが可能な光メモリ用ヘ
ッドを提供することを目的とする。
れたもので、小型軽量でありながら、波長の異なる複数
の光を同一位置に収束させることが可能な光メモリ用ヘ
ッドを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、光メモリに光を導く光メモリ用ヘッド
に、異なる波長の光を射出する複数の光源と、複数の光
源からの光を同一光路を進む光とするダイクロイック膜
を有するプリズムと、プリズムを経た複数の光源からの
光を略平行光線とするコリメータレンズと、コリメータ
レンズを経た複数の光源からの光を反射のみによって収
束させる内部反射型の固浸レンズとを備えて、複数の光
源を射出した光がコリメータレンズによって平行度の等
しい光線とされる位置に配置する。
に、本発明では、光メモリに光を導く光メモリ用ヘッド
に、異なる波長の光を射出する複数の光源と、複数の光
源からの光を同一光路を進む光とするダイクロイック膜
を有するプリズムと、プリズムを経た複数の光源からの
光を略平行光線とするコリメータレンズと、コリメータ
レンズを経た複数の光源からの光を反射のみによって収
束させる内部反射型の固浸レンズとを備えて、複数の光
源を射出した光がコリメータレンズによって平行度の等
しい光線とされる位置に配置する。
【0011】各光源から射出された光は、プリズムに入
射し、ダイクロイック膜により反射されてまたはこれを
透過して、同じ光路を進む光となり、コリメータレンズ
を透過することにより平行光線または平行光線に近い光
とされる。各光源からの光は、波長が異なるためコリメ
ータレンズにおける屈折力に差異があるが、その差異を
考慮して各光源が配置されているため、平行度の等しい
光線になる。コリメータレンズを透過した光は、固浸レ
ンズに入射して、固浸レンズの出射面上に収束する。固
浸レンズの出射面を光メモリに近接させることにより、
固浸レンズは対物レンズとして機能することになる。
射し、ダイクロイック膜により反射されてまたはこれを
透過して、同じ光路を進む光となり、コリメータレンズ
を透過することにより平行光線または平行光線に近い光
とされる。各光源からの光は、波長が異なるためコリメ
ータレンズにおける屈折力に差異があるが、その差異を
考慮して各光源が配置されているため、平行度の等しい
光線になる。コリメータレンズを透過した光は、固浸レ
ンズに入射して、固浸レンズの出射面上に収束する。固
浸レンズの出射面を光メモリに近接させることにより、
固浸レンズは対物レンズとして機能することになる。
【0012】この固浸レンズはコリメータレンズからの
光を最終的には透過させるが、内部で反射することによ
って収束させるものであり、入射する光に対する屈折作
用を有しない。したがって、固浸レンズに入射する各光
源からの光は、波長に差異があるものの、全て同一位置
に収束することになる。コリメータレンズが各光源から
の光を完全な平行光線とするときは、固浸レンズの入射
面を平面として、コリメータレンズの光軸に対して垂直
に配置する。また、コリメータレンズが各光源からの光
を完全な平行光線にしないとき、すなわちコリメータレ
ンズからの光が平行光線に近い収束光または発散光とな
るときは、固浸レンズの入射面を僅かに凸面または凹面
として、入射面のどの位置においても光を垂直に入射さ
せる。
光を最終的には透過させるが、内部で反射することによ
って収束させるものであり、入射する光に対する屈折作
用を有しない。したがって、固浸レンズに入射する各光
源からの光は、波長に差異があるものの、全て同一位置
に収束することになる。コリメータレンズが各光源から
の光を完全な平行光線とするときは、固浸レンズの入射
面を平面として、コリメータレンズの光軸に対して垂直
に配置する。また、コリメータレンズが各光源からの光
を完全な平行光線にしないとき、すなわちコリメータレ
ンズからの光が平行光線に近い収束光または発散光とな
るときは、固浸レンズの入射面を僅かに凸面または凹面
として、入射面のどの位置においても光を垂直に入射さ
せる。
【0013】光源の数は3以上5以下とするとよい。ダ
イクロイック膜の数は、光源の数よりも1少なくするこ
とができるから、2以上4以下となる。光源の数を3以
上とすることで、選択し得る波長の数が多くなり、その
一方、光源の数を5以下とすることで、プリズムを簡素
な6面体とすることができる。光源の数を5としダイク
ロイック膜の数を4とするときでも、プリズムを立方体
としてその対角面にダイクロイック膜を設けるようにす
れば、ダイクロイック膜の形成が容易である上、光源の
配置も容易になる。
イクロイック膜の数は、光源の数よりも1少なくするこ
とができるから、2以上4以下となる。光源の数を3以
上とすることで、選択し得る波長の数が多くなり、その
一方、光源の数を5以下とすることで、プリズムを簡素
な6面体とすることができる。光源の数を5としダイク
ロイック膜の数を4とするときでも、プリズムを立方体
としてその対角面にダイクロイック膜を設けるようにす
れば、ダイクロイック膜の形成が容易である上、光源の
配置も容易になる。
【0014】コリメータレンズをその光軸方向に変位さ
せるアクチュエータを備えるとよい。コリメータレンズ
の位置によって光の平行度の調節を行うことが可能にな
り、光メモリの表面に凹凸があって光路長が変動すると
きでも、光メモリの微小範囲に光を照射することが確実
にできるようになる。また、各光源の配設位置に多少の
誤差があっても、コリメータレンズの位置でその誤差を
補正することができる。
せるアクチュエータを備えるとよい。コリメータレンズ
の位置によって光の平行度の調節を行うことが可能にな
り、光メモリの表面に凹凸があって光路長が変動すると
きでも、光メモリの微小範囲に光を照射することが確実
にできるようになる。また、各光源の配設位置に多少の
誤差があっても、コリメータレンズの位置でその誤差を
補正することができる。
【0015】コリメータレンズを経た複数の光源からの
光を反射して固浸レンズに導くミラーを備えるようにし
てもよい。光源、プリズムおよびコリメータレンズを固
定し、ミラーおよび固浸レンズを可動とすることができ
るようになる。
光を反射して固浸レンズに導くミラーを備えるようにし
てもよい。光源、プリズムおよびコリメータレンズを固
定し、ミラーおよび固浸レンズを可動とすることができ
るようになる。
【0016】ここで、ミラーを変形可能な薄膜とし、ミ
ラーの縁を支持するとともに、自己とミラーの間に気体
または液体を封入した支持部材と、支持部材とミラーの
間の気体または液体の圧力を変えてミラーの曲率を変化
させる手段を備える構成としてもよい。ミラーの曲率を
変化させることで光の平行度の調節を行うことができる
ようになる。
ラーの縁を支持するとともに、自己とミラーの間に気体
または液体を封入した支持部材と、支持部材とミラーの
間の気体または液体の圧力を変えてミラーの曲率を変化
させる手段を備える構成としてもよい。ミラーの曲率を
変化させることで光の平行度の調節を行うことができる
ようになる。
【0017】ミラーを偏光分離ミラーとし、ミラーと固
浸レンズの間に配置された1/4波長板と、ミラーの反
射面の反対側に配置された光検出器とを備える構成とし
てもよい。このようにすると、光メモリからの反射光を
光メモリに近い位置で検出することができるようにな
る。その場合、光源からの光を直線偏光とし、この直線
偏光を反射するようにミラーの偏光分離特性を設定して
おく。直線偏光は1/4波長板を2回透過することによ
り偏光面が90゜回転するから、光メモリからの反射光
はミラーを透過することになり、光検出器で検出され
る。
浸レンズの間に配置された1/4波長板と、ミラーの反
射面の反対側に配置された光検出器とを備える構成とし
てもよい。このようにすると、光メモリからの反射光を
光メモリに近い位置で検出することができるようにな
る。その場合、光源からの光を直線偏光とし、この直線
偏光を反射するようにミラーの偏光分離特性を設定して
おく。直線偏光は1/4波長板を2回透過することによ
り偏光面が90゜回転するから、光メモリからの反射光
はミラーを透過することになり、光検出器で検出され
る。
【0018】ヘッド本体と、光メモリの表面に平行な方
向に移動し得るようにヘッド本体に支持されたアーム
と、光メモリに近接し光メモリの表面に垂直な方向に移
動し得るようにアームに支持されたスライダを備えて、
複数の光源、プリズムおよびコリメータレンズをヘッド
本体に取り付け、ミラーをアームに取り付け、固浸レン
ズをスライダに取り付けるようにするとよい。
向に移動し得るようにヘッド本体に支持されたアーム
と、光メモリに近接し光メモリの表面に垂直な方向に移
動し得るようにアームに支持されたスライダを備えて、
複数の光源、プリズムおよびコリメータレンズをヘッド
本体に取り付け、ミラーをアームに取り付け、固浸レン
ズをスライダに取り付けるようにするとよい。
【0019】アームとスライダは可動部であるが、対物
レンズとなる固浸レンズのみをスライダに取り付け、固
浸レンズに光を導くミラーのみをアームに取り付けるこ
とで、これらの可動部の大きさおよび重量を最小限に抑
えることができる。したがって、可動部を高速で移動さ
せることが可能になる。
レンズとなる固浸レンズのみをスライダに取り付け、固
浸レンズに光を導くミラーのみをアームに取り付けるこ
とで、これらの可動部の大きさおよび重量を最小限に抑
えることができる。したがって、可動部を高速で移動さ
せることが可能になる。
【0020】固浸レンズは、平面である第1の面と曲面
であり第1の面に対向する第2の面とを有し、コリメー
タレンズからの光を屈折させることなく第1の面より入
射させ、第1の面より入射した光を第2の面で反射して
第1の面の中央部に向かわせ、第1の面の中央部でさら
に反射して第2の面上に収束させる構成とするとよい。
第1の面を平面とすることで、誤差要因が少なくなり、
精度よく光を収束させることができる。また、固浸レン
ズの作製も容易になる。なお、この場合、コリメータレ
ンズは各光源からの光を完全な平行光線とすることにな
る。
であり第1の面に対向する第2の面とを有し、コリメー
タレンズからの光を屈折させることなく第1の面より入
射させ、第1の面より入射した光を第2の面で反射して
第1の面の中央部に向かわせ、第1の面の中央部でさら
に反射して第2の面上に収束させる構成とするとよい。
第1の面を平面とすることで、誤差要因が少なくなり、
精度よく光を収束させることができる。また、固浸レン
ズの作製も容易になる。なお、この場合、コリメータレ
ンズは各光源からの光を完全な平行光線とすることにな
る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の光メモリ用ヘッド
の実施形態について図面を参照しながら説明する。第1
の実施形態の光メモリ用ヘッド1の光学系全体の構成を
図1に模式的に示す。光メモリ用ヘッド1は、3つの光
源11、12、13、プリズム20、コリメータレンズ
30、アクチュエータ31、ミラー40、1/4波長板
41、光検出器42、および固浸レンズ50を備えてお
り、回転する円盤状の光メモリMに光を導く。
の実施形態について図面を参照しながら説明する。第1
の実施形態の光メモリ用ヘッド1の光学系全体の構成を
図1に模式的に示す。光メモリ用ヘッド1は、3つの光
源11、12、13、プリズム20、コリメータレンズ
30、アクチュエータ31、ミラー40、1/4波長板
41、光検出器42、および固浸レンズ50を備えてお
り、回転する円盤状の光メモリMに光を導く。
【0022】光源11、12、13はレーザーダイオー
ドであり、光メモリMに照射するための光を発して、プ
リズム20に向けて射出する。光源11、12、13が
発する光の波長はそれぞれ異なる。また、光源11、1
2、13が発する光は偏光面が一定の直線偏光である。
ドであり、光メモリMに照射するための光を発して、プ
リズム20に向けて射出する。光源11、12、13が
発する光の波長はそれぞれ異なる。また、光源11、1
2、13が発する光は偏光面が一定の直線偏光である。
【0023】プリズム20は正四角柱状であり、断面が
直角二等辺三角形のプリズム片4つを接合することによ
り作製されている。プリズム20の直交する接合面に
は、それぞれダイクロイック膜22、23が設けられて
いる。プリズム20はダイクロイック膜22、23の交
線がコリメータレンズ30の光軸Acと直交するように
配置されており、プリズム20の4つの表面はコリメー
タレンズの光軸Acと平行または垂直である。
直角二等辺三角形のプリズム片4つを接合することによ
り作製されている。プリズム20の直交する接合面に
は、それぞれダイクロイック膜22、23が設けられて
いる。プリズム20はダイクロイック膜22、23の交
線がコリメータレンズ30の光軸Acと直交するように
配置されており、プリズム20の4つの表面はコリメー
タレンズの光軸Acと平行または垂直である。
【0024】光源11はコリメータレンズ30の光軸A
c上に配置されている。光源12、13はそれぞれダイ
クロイック膜22、23で折り返された光軸Ac上に配
置されている。なお、コリメータレンズ30の光軸Ac
は、光メモリMの回転軸と直交するように設定されてお
り、光メモリMの表面に平行である。
c上に配置されている。光源12、13はそれぞれダイ
クロイック膜22、23で折り返された光軸Ac上に配
置されている。なお、コリメータレンズ30の光軸Ac
は、光メモリMの回転軸と直交するように設定されてお
り、光メモリMの表面に平行である。
【0025】ダイクロイック膜22の分光特性は、光源
12が発する光を選択的に反射し、光源11、13が発
する光を透過させるように設定されている。一方、ダイ
クロイック膜23の分光特性は、光源13が発する光を
選択的に反射し、光源11、12が発する光を透過させ
るように設定されている。したがって、光源11が射出
した光は、ダイクロイック膜22、23の双方を透過し
てコリメータレンズ30に入射する。また、光源12が
射出した光は、ダイクロイック膜22により反射されダ
イクロイック膜23を透過してコリメータレンズ30に
入射する。同様に、光源13が射出した光は、ダイクロ
イック膜23により反射されダイクロイック膜22を透
過してコリメータレンズ30に入射する。
12が発する光を選択的に反射し、光源11、13が発
する光を透過させるように設定されている。一方、ダイ
クロイック膜23の分光特性は、光源13が発する光を
選択的に反射し、光源11、12が発する光を透過させ
るように設定されている。したがって、光源11が射出
した光は、ダイクロイック膜22、23の双方を透過し
てコリメータレンズ30に入射する。また、光源12が
射出した光は、ダイクロイック膜22により反射されダ
イクロイック膜23を透過してコリメータレンズ30に
入射する。同様に、光源13が射出した光は、ダイクロ
イック膜23により反射されダイクロイック膜22を透
過してコリメータレンズ30に入射する。
【0026】光源11、12、13が射出する光は発散
光であり、コリメータレンズ30はこれらの発散光を屈
折させて略平行光線とする。光源11、12、13から
の光は波長が異なるため、これらの光に対するコリメー
タレンズ30の屈折作用は同じではない。光源11、1
2、13は、コリメータレンズ30透過後の光の平行度
が互いに等しくなるように、それぞれの発する光の波長
と発散角とを考慮して、コリメータレンズ30までの光
路長を設定されている。
光であり、コリメータレンズ30はこれらの発散光を屈
折させて略平行光線とする。光源11、12、13から
の光は波長が異なるため、これらの光に対するコリメー
タレンズ30の屈折作用は同じではない。光源11、1
2、13は、コリメータレンズ30透過後の光の平行度
が互いに等しくなるように、それぞれの発する光の波長
と発散角とを考慮して、コリメータレンズ30までの光
路長を設定されている。
【0027】コリメータレンズ30は光軸Ac方向に可
動であり、コリメータレンズ30を駆動するためのアク
チュエータ31が設けられている。光源11、12、1
3、プリズム20、およびアクチュエータ31は不図示
のヘッド本体に固定されている。
動であり、コリメータレンズ30を駆動するためのアク
チュエータ31が設けられている。光源11、12、1
3、プリズム20、およびアクチュエータ31は不図示
のヘッド本体に固定されている。
【0028】ミラー40はコリメータレンズ30の光軸
Acと45゜の角度で交差するように設定されており、
コリメータレンズ30によって略平行光線とされた光源
11、12、13からの光を反射して、固浸レンズ50
に導く。ミラー40は、S偏光を反射してP偏光を透過
させる偏光分離(PBS)ミラーである。光源11、1
2、13はいずれも、射出した直線偏光がミラー40に
対してS偏光となるように設定されており、光源11、
12、13からの光はミラー40によって全て反射され
る。
Acと45゜の角度で交差するように設定されており、
コリメータレンズ30によって略平行光線とされた光源
11、12、13からの光を反射して、固浸レンズ50
に導く。ミラー40は、S偏光を反射してP偏光を透過
させる偏光分離(PBS)ミラーである。光源11、1
2、13はいずれも、射出した直線偏光がミラー40に
対してS偏光となるように設定されており、光源11、
12、13からの光はミラー40によって全て反射され
る。
【0029】1/4波長板41は、ミラー40によって
折り返されたコリメータレンズ30の光軸Acと直交す
るように配置されている。光検出器42は、ミラー40
に関して1/4波長板41の反対側に配置されており、
ミラー40によって折り返されたコリメータレンズ30
の光軸Acの延長上に位置する。
折り返されたコリメータレンズ30の光軸Acと直交す
るように配置されている。光検出器42は、ミラー40
に関して1/4波長板41の反対側に配置されており、
ミラー40によって折り返されたコリメータレンズ30
の光軸Acの延長上に位置する。
【0030】ミラー40、1/4波長板41、および光
検出器42は、ヘッド本体に支持されたアーム61に取
り付けられている。アーム61はコリメータレンズ30
の光軸Acに沿う方向すなわち光メモリMの半径方向に
移動可能であり、光メモリMの回転とアーム61の移動
で、両者の相対位置が規定される。コリメータレンズ3
0の光軸Ac方向から見たアーム61を図2に示す。ア
ーム61には、光メモリMの表面までの距離を測定する
測距器43が取り付けられている。
検出器42は、ヘッド本体に支持されたアーム61に取
り付けられている。アーム61はコリメータレンズ30
の光軸Acに沿う方向すなわち光メモリMの半径方向に
移動可能であり、光メモリMの回転とアーム61の移動
で、両者の相対位置が規定される。コリメータレンズ3
0の光軸Ac方向から見たアーム61を図2に示す。ア
ーム61には、光メモリMの表面までの距離を測定する
測距器43が取り付けられている。
【0031】固浸レンズ50は、その光軸Asがミラー
40によって折り返されたコリメータレンズ30の光軸
Acと一致するように設定されている。固浸レンズ50
は、ミラー40側の入射面50aとこれに対向する出射
面50bを有しており、入射面50aより入射する光源
11、12、13からの光を出射面50b上に収束させ
て、出射面50bより出射させる。ただし、固浸レンズ
50は、光源11、12、13からの光を屈折させて収
束させるのではなく、内部で反射することにより収束さ
せる。固浸レンズ50の構成および作用については後述
する。
40によって折り返されたコリメータレンズ30の光軸
Acと一致するように設定されている。固浸レンズ50
は、ミラー40側の入射面50aとこれに対向する出射
面50bを有しており、入射面50aより入射する光源
11、12、13からの光を出射面50b上に収束させ
て、出射面50bより出射させる。ただし、固浸レンズ
50は、光源11、12、13からの光を屈折させて収
束させるのではなく、内部で反射することにより収束さ
せる。固浸レンズ50の構成および作用については後述
する。
【0032】固浸レンズ50はアーム61に支持された
スライダ62に取り付けられている。スライダ62は、
傾斜した柔軟なサスペンション63によって支持されて
おり、固浸レンズ50の光軸Asに沿う方向すなわち光
メモリMの表面に垂直方向に可動である。固浸レンズ5
0の出射面50bと光メモリMの表面の間には微小な空
気層が存在し、スライダ62は、その空気層の厚さが常
に一定になるように、光メモリMの凹凸に応じて移動す
る。したがって、固浸レンズ50の出射面50bと光メ
モリMの表面の距離は常時一定かつ微小である。
スライダ62に取り付けられている。スライダ62は、
傾斜した柔軟なサスペンション63によって支持されて
おり、固浸レンズ50の光軸Asに沿う方向すなわち光
メモリMの表面に垂直方向に可動である。固浸レンズ5
0の出射面50bと光メモリMの表面の間には微小な空
気層が存在し、スライダ62は、その空気層の厚さが常
に一定になるように、光メモリMの凹凸に応じて移動す
る。したがって、固浸レンズ50の出射面50bと光メ
モリMの表面の距離は常時一定かつ微小である。
【0033】光源11、12、13が射出した光は、プ
リズム20、コリメータレンズ30およびミラー40を
経て、略平行光線として1/4波長板41に入射する。
これらの光は1/4波長板41を透過することにより平
面偏光から円偏光に変化して、入射面50aより固浸レ
ンズ50に入射する。固浸レンズ50に入射した光は内
部で反射されて出射面50b上に収束し、出射面50b
から出射して、これにきわめて近接した光メモリMの記
録層上に微小なスポットを形成する。これで、光メモリ
Mへの情報の書き込みおよび光メモリ上の情報の消去を
行うことができる。
リズム20、コリメータレンズ30およびミラー40を
経て、略平行光線として1/4波長板41に入射する。
これらの光は1/4波長板41を透過することにより平
面偏光から円偏光に変化して、入射面50aより固浸レ
ンズ50に入射する。固浸レンズ50に入射した光は内
部で反射されて出射面50b上に収束し、出射面50b
から出射して、これにきわめて近接した光メモリMの記
録層上に微小なスポットを形成する。これで、光メモリ
Mへの情報の書き込みおよび光メモリ上の情報の消去を
行うことができる。
【0034】光メモリMからの情報の読み出しには反射
光を利用する。光メモリMの記録層で反射された光は、
光路を逆に辿ってミラー40に達する。すなわち、光メ
モリMからの反射光は出射面50bより固浸レンズ50
に入射し、内部で反射されて、略平行光線として入射面
50aから出射し、1/4波長板41を透過して、ミラ
ー40に入射する。光メモリMからの反射光は、1/4
波長板41に入射するまでは円偏光のままであるが、1
/4波長板41を透過することによって直線偏光に変化
する。この直線偏光は、光源から射出された時と比べて
偏光面が90゜回転しており、したがって、ミラー40
を透過して光検出器42に入射する。これにより、情報
の読み出しがなされる。
光を利用する。光メモリMの記録層で反射された光は、
光路を逆に辿ってミラー40に達する。すなわち、光メ
モリMからの反射光は出射面50bより固浸レンズ50
に入射し、内部で反射されて、略平行光線として入射面
50aから出射し、1/4波長板41を透過して、ミラ
ー40に入射する。光メモリMからの反射光は、1/4
波長板41に入射するまでは円偏光のままであるが、1
/4波長板41を透過することによって直線偏光に変化
する。この直線偏光は、光源から射出された時と比べて
偏光面が90゜回転しており、したがって、ミラー40
を透過して光検出器42に入射する。これにより、情報
の読み出しがなされる。
【0035】記録層がフォトクロミック材料で作製され
ている光メモリMを対象とする場合、再生、記録および
消去に適するように、その材料に応じて光源11、1
2、13の発する光の波長を設定しておく。また、光検
出器40としては、再生用の光に感度を有するものを使
用する。
ている光メモリMを対象とする場合、再生、記録および
消去に適するように、その材料に応じて光源11、1
2、13の発する光の波長を設定しておく。また、光検
出器40としては、再生用の光に感度を有するものを使
用する。
【0036】固浸レンズ50の構成と光源11、12、
13からの光に対する作用原理を図3に模式的に示す。
図3は、コリメータレンズ30により光源11、12、
13からの光を完全な平行光線とする場合の例である。
入射面50aは光軸Asに対して垂直な平面であり、出
射面50bは光軸Asを中心とする回転放物面である。
固浸レンズ50の厚さは、出射面50bの頂点と焦点の
中点を入射面50aが通るように設定されている。入射
面50aにはアルミニウム等の金属製の反射膜51a
が、出射面50bには同じくアルミニウム等の金属製の
反射膜51bが設けられており、反射膜51bの中央す
なわち出射面50bの頂点には、微小な開口52が形成
されている。
13からの光に対する作用原理を図3に模式的に示す。
図3は、コリメータレンズ30により光源11、12、
13からの光を完全な平行光線とする場合の例である。
入射面50aは光軸Asに対して垂直な平面であり、出
射面50bは光軸Asを中心とする回転放物面である。
固浸レンズ50の厚さは、出射面50bの頂点と焦点の
中点を入射面50aが通るように設定されている。入射
面50aにはアルミニウム等の金属製の反射膜51a
が、出射面50bには同じくアルミニウム等の金属製の
反射膜51bが設けられており、反射膜51bの中央す
なわち出射面50bの頂点には、微小な開口52が形成
されている。
【0037】光源11、12、13からの光は入射面5
0aを透過して固浸レンズ50に入射する。入射角は0
゜であり、入射に際して屈折は生じない。内部に入った
光は出射面50bに達し、反射膜51bにより反射され
る。反射膜51bで反射された光は出射面50bの焦点
に向かって進み、入射面50aに達する。入射面50a
に設けられた反射膜51aで反射された光は、出射面5
0bの頂点に向かって進むことになり、頂点に収束す
る。光の反射には波長依存性がないから、光源11、1
2、13からの光の収束位置は一致する。収束した光
は、反射膜51bの開口52より出射して、近接する光
メモリM上に微小なスポットを形成する。
0aを透過して固浸レンズ50に入射する。入射角は0
゜であり、入射に際して屈折は生じない。内部に入った
光は出射面50bに達し、反射膜51bにより反射され
る。反射膜51bで反射された光は出射面50bの焦点
に向かって進み、入射面50aに達する。入射面50a
に設けられた反射膜51aで反射された光は、出射面5
0bの頂点に向かって進むことになり、頂点に収束す
る。光の反射には波長依存性がないから、光源11、1
2、13からの光の収束位置は一致する。収束した光
は、反射膜51bの開口52より出射して、近接する光
メモリM上に微小なスポットを形成する。
【0038】コリメータレンズ30により光源11、1
2、13からの光を平行光線に近い発散光とする場合の
固浸レンズ50の構成を図4に示す。この場合、入射面
50a上のどの位置においても入射角が0゜となるよう
に、入射面50aを僅かに凹面とする。図示しないが、
コリメータレンズ30により光源11、12、13から
の光を平行光線に近い収束光とする場合は、入射面50
aを僅かに凸面とする。
2、13からの光を平行光線に近い発散光とする場合の
固浸レンズ50の構成を図4に示す。この場合、入射面
50a上のどの位置においても入射角が0゜となるよう
に、入射面50aを僅かに凹面とする。図示しないが、
コリメータレンズ30により光源11、12、13から
の光を平行光線に近い収束光とする場合は、入射面50
aを僅かに凸面とする。
【0039】コリメータレンズ30により光源11、1
2、13からの光を完全な平行光線としない場合、光メ
モリMの表面の凹凸によりミラー40と固浸レンズ50
の距離が変化すると、固浸レンズ50への入射角も変化
する。しかし、測距器43によって測定されたアーム6
1と光メモリMの距離に応じて、アクチュエータ31に
よりコリメータレンズ30の位置を変えて光の平行度を
調節することで、固浸レンズ50への入射角を一定にす
ることが可能であり、確実に出射面50b上に光を収束
させることができる。また、光源11、12、13の配
設位置に多少の誤差があるときでも、コリメータレンズ
30の位置を変えることで、その誤差を補正することが
できる。
2、13からの光を完全な平行光線としない場合、光メ
モリMの表面の凹凸によりミラー40と固浸レンズ50
の距離が変化すると、固浸レンズ50への入射角も変化
する。しかし、測距器43によって測定されたアーム6
1と光メモリMの距離に応じて、アクチュエータ31に
よりコリメータレンズ30の位置を変えて光の平行度を
調節することで、固浸レンズ50への入射角を一定にす
ることが可能であり、確実に出射面50b上に光を収束
させることができる。また、光源11、12、13の配
設位置に多少の誤差があるときでも、コリメータレンズ
30の位置を変えることで、その誤差を補正することが
できる。
【0040】なお、1/4波長板41からの円偏光を透
過させ、回転方向が逆の円偏光を反射するコレステリッ
ク液晶膜を入射面50a全体に設けるようにしてもよ
い。コレステリック液晶膜を透過して固浸レンズ50に
入射した円偏光は、反射膜51bで反射されて回転方向
が逆の円偏光になる。したがって、反射膜51bからの
光は入射面50aで全て反射されることになり、光の損
失は皆無になる。
過させ、回転方向が逆の円偏光を反射するコレステリッ
ク液晶膜を入射面50a全体に設けるようにしてもよ
い。コレステリック液晶膜を透過して固浸レンズ50に
入射した円偏光は、反射膜51bで反射されて回転方向
が逆の円偏光になる。したがって、反射膜51bからの
光は入射面50aで全て反射されることになり、光の損
失は皆無になる。
【0041】固浸レンズ50の変形例を図5の(a)、
(b)に示す。これらは、入射面50aと出射面50b
が直交するように設定したものである。
(b)に示す。これらは、入射面50aと出射面50b
が直交するように設定したものである。
【0042】第2の実施形態の光メモリ用ヘッド2につ
いて説明する。本実施形態の光メモリ用ヘッド2は、上
記の光メモリ用ヘッド1のアクチュエータ31を省略し
てコリメータレンズ30を固定し、ミラー40によって
光の平行度を調節するようにしたものである。他の構成
は光メモリ用ヘッド1と同様であり、同様の機能を司る
要素は同じ符号で表して、重複する説明は省略する。
いて説明する。本実施形態の光メモリ用ヘッド2は、上
記の光メモリ用ヘッド1のアクチュエータ31を省略し
てコリメータレンズ30を固定し、ミラー40によって
光の平行度を調節するようにしたものである。他の構成
は光メモリ用ヘッド1と同様であり、同様の機能を司る
要素は同じ符号で表して、重複する説明は省略する。
【0043】光メモリ用ヘッド2のミラー40およびそ
の周辺を図6に示す。ミラー40は、薄膜の樹脂フィル
ムの表面にアルミニウム等の金属で反射膜を設けること
により作製されている。ミラー40の縁は円筒状の支持
部材44の一端に隙間なく取り付けられている。支持部
材44の他端には板45が隙間なく装着されており、支
持部材44の内部には、空気等の気体または水等の液体
(以下、封入体Fという)が封入されている。板45は
可動であり、板45を移動させるためのアクチュエータ
46が支持部材44に取り付けられている。
の周辺を図6に示す。ミラー40は、薄膜の樹脂フィル
ムの表面にアルミニウム等の金属で反射膜を設けること
により作製されている。ミラー40の縁は円筒状の支持
部材44の一端に隙間なく取り付けられている。支持部
材44の他端には板45が隙間なく装着されており、支
持部材44の内部には、空気等の気体または水等の液体
(以下、封入体Fという)が封入されている。板45は
可動であり、板45を移動させるためのアクチュエータ
46が支持部材44に取り付けられている。
【0044】薄膜であるミラー40は変形可能であり、
封入体Fの圧力に応じて、曲率が変化する。通常は、封
入体Fの圧力を大気圧と同じにして、ミラー40を平面
としておく。光メモリMの凹凸によって固浸レンズ50
までの光路長が変化するときは、アクチュエータ46に
より可動板45を移動させて封入体Fの圧力を変え、ミ
ラー40を凸面または凹面とする。これにより、固浸レ
ンズ50への光の入射角を0゜とすることができて、固
浸レンズ50の出射面50b上に光を収束させることが
できる。また、光源11、12、13の配設位置に多少
の誤差があるときでも、ミラー40の曲率を変えること
で、その誤差を補正することができる。
封入体Fの圧力に応じて、曲率が変化する。通常は、封
入体Fの圧力を大気圧と同じにして、ミラー40を平面
としておく。光メモリMの凹凸によって固浸レンズ50
までの光路長が変化するときは、アクチュエータ46に
より可動板45を移動させて封入体Fの圧力を変え、ミ
ラー40を凸面または凹面とする。これにより、固浸レ
ンズ50への光の入射角を0゜とすることができて、固
浸レンズ50の出射面50b上に光を収束させることが
できる。また、光源11、12、13の配設位置に多少
の誤差があるときでも、ミラー40の曲率を変えること
で、その誤差を補正することができる。
【0045】なお、上記の各実施形態では光源の数を3
としたが、光源の数は2以上であればいくらでもよい。
ただし、プリズムの形状が複雑になったり、プリズムに
備えるダイクロイック膜の形成や光源の配置が難しくな
ったりするのを避けるために、光源の数は5以下とする
のがよい。
としたが、光源の数は2以上であればいくらでもよい。
ただし、プリズムの形状が複雑になったり、プリズムに
備えるダイクロイック膜の形成や光源の配置が難しくな
ったりするのを避けるために、光源の数は5以下とする
のがよい。
【0046】光源の数を5とする場合のプリズムを図7
に示す。このプリズム20aは立方体であり、矢印Aの
方向に光を出射させる。矢印A方向と交差する4つの対
角面には、それぞれ分光特性の異なるダイクロイック膜
が設けられている。光源は出射面以外の5面に対向する
ように配置する。このような構成のプリズム20aの作
製は容易であり、光源の配置もきわめて容易である。
に示す。このプリズム20aは立方体であり、矢印Aの
方向に光を出射させる。矢印A方向と交差する4つの対
角面には、それぞれ分光特性の異なるダイクロイック膜
が設けられている。光源は出射面以外の5面に対向する
ように配置する。このような構成のプリズム20aの作
製は容易であり、光源の配置もきわめて容易である。
【0047】なお、上記の各実施形態では、光の利用効
率を高くするために、偏光分離ミラーと1/4波長板を
用いたが、高価な偏光素子を使わない構成も可能であ
る。その場合、光源11、12、13が発する光は偏光
であっても無偏光であってもよく、ミラーはハーフミラ
ーでよい。
率を高くするために、偏光分離ミラーと1/4波長板を
用いたが、高価な偏光素子を使わない構成も可能であ
る。その場合、光源11、12、13が発する光は偏光
であっても無偏光であってもよく、ミラーはハーフミラ
ーでよい。
【0048】
【発明の効果】異なる波長の光を射出する複数の光源
と、複数の光源からの光を同一光路を進む光とするダイ
クロイック膜を有するプリズムと、プリズムを経た複数
の光源からの光を略平行光線とするコリメータレンズ
と、コリメータレンズを経た複数の光源からの光を反射
のみによって収束させる内部反射型の固浸レンズとを備
えて、複数の光源の各々を、射出した光がコリメータレ
ンズによって平行度の等しい光線とされる位置に配置し
た本発明の光メモリ用ヘッドでは、各光源からの光を同
じ条件で固浸レンズに入射させることができる上、固浸
レンズが光に対して屈折作用を及ぼさないから、波長の
異なる各光源からの光を全て同一位置に収束させること
ができる。しかも、固浸レンズを対物レンズとして使用
するから、光メモリ上での光のスポット径をきわめて小
さくすることが可能であり、高い記録密度で情報を記録
することが可能なヘッドとなる。
と、複数の光源からの光を同一光路を進む光とするダイ
クロイック膜を有するプリズムと、プリズムを経た複数
の光源からの光を略平行光線とするコリメータレンズ
と、コリメータレンズを経た複数の光源からの光を反射
のみによって収束させる内部反射型の固浸レンズとを備
えて、複数の光源の各々を、射出した光がコリメータレ
ンズによって平行度の等しい光線とされる位置に配置し
た本発明の光メモリ用ヘッドでは、各光源からの光を同
じ条件で固浸レンズに入射させることができる上、固浸
レンズが光に対して屈折作用を及ぼさないから、波長の
異なる各光源からの光を全て同一位置に収束させること
ができる。しかも、固浸レンズを対物レンズとして使用
するから、光メモリ上での光のスポット径をきわめて小
さくすることが可能であり、高い記録密度で情報を記録
することが可能なヘッドとなる。
【0049】光源の数を3以上5以下とすると、選択し
得る波長の数を多くしながらも、プリズムを簡素な6面
体とすることができて、プリズムの作製や光源の配置が
容易になる。
得る波長の数を多くしながらも、プリズムを簡素な6面
体とすることができて、プリズムの作製や光源の配置が
容易になる。
【0050】コリメータレンズをその光軸方向に変位さ
せるアクチュエータを備えると、光の平行度を調節する
ことが可能になり、光メモリの表面の凹凸により固浸レ
ンズまでの光路長が変化するときでも、確実に固浸レン
ズの出射面上に光を収束させることができる。しかも、
各光源の配設位置の誤差を補正することができるから、
光源の位置合わせが容易になって、製造効率が向上す
る。
せるアクチュエータを備えると、光の平行度を調節する
ことが可能になり、光メモリの表面の凹凸により固浸レ
ンズまでの光路長が変化するときでも、確実に固浸レン
ズの出射面上に光を収束させることができる。しかも、
各光源の配設位置の誤差を補正することができるから、
光源の位置合わせが容易になって、製造効率が向上す
る。
【0051】コリメータレンズを経た複数の光源からの
光を反射して固浸レンズに導くミラーを備えると、光メ
モリに対して可動にすべき部分にミラーと固浸レンズの
みを含む構成として、可動部を軽量化することができ
る。したがって、高速駆動が可能なヘッドとなる。
光を反射して固浸レンズに導くミラーを備えると、光メ
モリに対して可動にすべき部分にミラーと固浸レンズの
みを含む構成として、可動部を軽量化することができ
る。したがって、高速駆動が可能なヘッドとなる。
【0052】ミラーを変形可能な薄膜とし、ミラーの縁
を支持するとともに、自己とミラーの間に気体または液
体を封入した支持部材と、支持部材とミラーの間の気体
または液体の圧力を変えてミラーの曲率を変化させる手
段を備える構成とすると、コリメータレンズ駆動用のア
クチュエータを備えるときと同様に、光の平行度の調節
が可能になり、光源の位置合わせも容易になる。
を支持するとともに、自己とミラーの間に気体または液
体を封入した支持部材と、支持部材とミラーの間の気体
または液体の圧力を変えてミラーの曲率を変化させる手
段を備える構成とすると、コリメータレンズ駆動用のア
クチュエータを備えるときと同様に、光の平行度の調節
が可能になり、光源の位置合わせも容易になる。
【0053】ミラーを偏光分離ミラーとし、ミラーと固
浸レンズの間に配置された1/4波長板と、ミラーの反
射面の反対側に配置された光検出器とを備える構成とす
ると、光メモリからの反射光を光メモリに近い位置で検
出することが可能な感度の高いヘッドとなる。
浸レンズの間に配置された1/4波長板と、ミラーの反
射面の反対側に配置された光検出器とを備える構成とす
ると、光メモリからの反射光を光メモリに近い位置で検
出することが可能な感度の高いヘッドとなる。
【0054】ヘッド本体とアームとスライダを備えて、
光源、プリズムおよびコリメータレンズをヘッド本体に
取り付け、ミラーをアームに取り付け、固浸レンズをス
ライダに取り付けるようにすると、スライダおよびアー
ムを必要最小限の大きさおよび重量とすることができ
て、高速で動作するヘッドとなる。
光源、プリズムおよびコリメータレンズをヘッド本体に
取り付け、ミラーをアームに取り付け、固浸レンズをス
ライダに取り付けるようにすると、スライダおよびアー
ムを必要最小限の大きさおよび重量とすることができ
て、高速で動作するヘッドとなる。
【0055】固浸レンズを、平面である第1の面と曲面
であり第1の面に対向する第2の面とを有し、コリメー
タレンズからの光を屈折させることなく第1の面より入
射させ、第1の面より入射した光を第2の面で反射して
第1の面の中央部に向かわせ、第1の面の中央部でさら
に反射して第2の面上に収束させる構成とすると、光の
収束精度の確保が容易である上、固浸レンズの製造効率
も高くなる。
であり第1の面に対向する第2の面とを有し、コリメー
タレンズからの光を屈折させることなく第1の面より入
射させ、第1の面より入射した光を第2の面で反射して
第1の面の中央部に向かわせ、第1の面の中央部でさら
に反射して第2の面上に収束させる構成とすると、光の
収束精度の確保が容易である上、固浸レンズの製造効率
も高くなる。
【図1】 第1の実施形態の光メモリ用ヘッドの光学系
全体の構成を模式的に示す図。
全体の構成を模式的に示す図。
【図2】 上記光メモリ用ヘッドのミラーと1/4波長
板を取り付けたアームを別方向から見た図。
板を取り付けたアームを別方向から見た図。
【図3】 上記光メモリ用ヘッドの固浸レンズの構成と
光源からの光に対する作用原理を模式的に示す図。
光源からの光に対する作用原理を模式的に示す図。
【図4】 上記光メモリ用ヘッドの固浸レンズの別の構
成と作用原理を模式的に示す図。
成と作用原理を模式的に示す図。
【図5】 固浸レンズの変形例の構成と作用原理を模式
的に示す図。
的に示す図。
【図6】 第2の実施形態の光メモリ用ヘッドのミラー
とその周辺を示す図。
とその周辺を示す図。
【図7】 5つの光源からの光の光路を一致させるプリ
ズムの構成を示す図。
ズムの構成を示す図。
1、2 光メモリ用ヘッド 11、12、13 光源 20 プリズム 22、23 ダイクロイック膜 30 コリメータレンズ 31 アクチュエータ 40 ミラー 41 1/4波長板 42 光検出器 43 測距器 44 支持部材 45 可動板 46 アクチュエータ 50 固浸レンズ 50a 入射面 50b 出射面 51a 反射膜 51b 反射膜 52 開口 61 アーム 62 スライダ 63 サスペンション
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 7/125 G11B 7/125 Z Fターム(参考) 2H087 KA13 LA01 TA01 TA03 TA04 5D118 AA01 AA26 BA01 BB05 BF02 BF03 BF04 CD02 CD03 CD08 CG07 CG26 CG31 DC07 EA08 5D119 AA01 AA11 AA22 AA41 BB06 CA06 DA01 DA05 DA07 EA02 EA03 EC43 EC47 FA08 JA02 JA27 JA44 JA51 JB06 MA06 9A001 BB03 HH34 KK16
Claims (8)
- 【請求項1】 光メモリに光を導く光メモリ用ヘッドに
おいて、 異なる波長の光を射出する複数の光源と、 前記複数の光源からの光を同一光路を進む光とするダイ
クロイック膜を有するプリズムと、 前記プリズムを経た前記複数の光源からの光を略平行光
線とするコリメータレンズと、 前記コリメータレンズを経た前記複数の光源からの光を
反射のみによって収束させる内部反射型の固浸レンズと
を備え、 前記複数の光源は射出した光が前記コリメータレンズに
よって平行度の等しい光線とされる位置に配置されてい
ることを特徴とする光メモリ用ヘッド。 - 【請求項2】 前記複数の光源の数は3以上5以下であ
ることを特徴とする請求項1に記載の光メモリ用ヘッ
ド。 - 【請求項3】 前記コリメータレンズをその光軸方向に
変位させるアクチュエータを備えることを特徴とする請
求項1に記載の光メモリ用ヘッド。 - 【請求項4】 前記コリメータレンズを経た前記複数の
光源からの光を反射して前記固浸レンズに導くミラーを
備えることを特徴とする請求項1に記載の光メモリ用ヘ
ッド。 - 【請求項5】 前記ミラーは変形可能な薄膜であり、 前記ミラーの縁を支持するとともに、自己と前記ミラー
の間に気体または液体を封入した支持部材と、 前記支持部材と前記ミラーの間の気体または液体の圧力
を変えて前記ミラーの曲率を変化させる手段を備えるこ
とを特徴とする請求項4に記載の光メモリ用ヘッド。 - 【請求項6】 前記ミラーは偏光分離ミラーであり、 前記ミラーと前記固浸レンズの間に配置された1/4波
長板と、 前記ミラーの反射面の反対側に配置された光検出器とを
備えることを特徴とする請求項4に記載の光メモリ用ヘ
ッド。 - 【請求項7】 ヘッド本体と、光メモリの表面に平行な
方向に移動し得るように前記ヘッド本体に支持されたア
ームと、光メモリに近接し光メモリの表面に垂直な方向
に移動し得るように前記アームに支持されたスライダを
備え、 前記複数の光源、前記プリズムおよび前記コリメータレ
ンズは前記ヘッド本体に取り付けられ、前記ミラーは前
記アームに取り付けられ、前記固浸レンズは前記スライ
ダに取り付けられていることを特徴とする請求項4に記
載の光メモリ用ヘッド。 - 【請求項8】 前記固浸レンズは、平面である第1の面
と曲面であり第1の面に対向する第2の面とを有し、前
記コリメータレンズからの光を屈折させることなく第1
の面より入射させ、第1の面より入射した光を第2の面
で反射して第1の面の中央部に向かわせ、第1の面の中
央部でさらに反射して第2の面上に収束させることを特
徴とする請求項1に記載の光メモリ用ヘッド。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000135363A JP2001319363A (ja) | 2000-05-09 | 2000-05-09 | 光メモリ用ヘッド |
US09/851,434 US20020044195A1 (en) | 2000-05-09 | 2001-05-09 | Optical memory head |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000135363A JP2001319363A (ja) | 2000-05-09 | 2000-05-09 | 光メモリ用ヘッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001319363A true JP2001319363A (ja) | 2001-11-16 |
Family
ID=18643452
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000135363A Pending JP2001319363A (ja) | 2000-05-09 | 2000-05-09 | 光メモリ用ヘッド |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20020044195A1 (ja) |
JP (1) | JP2001319363A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005043214A1 (ja) * | 2003-10-31 | 2005-05-12 | Hamamatsu Photonics K.K. | 固浸レンズ移動装置、及びこれを備えた顕微鏡 |
JP2005327395A (ja) * | 2004-05-14 | 2005-11-24 | Sony Corp | 光ピックアップ及びこれを用いた記録及び/又は再生装置 |
-
2000
- 2000-05-09 JP JP2000135363A patent/JP2001319363A/ja active Pending
-
2001
- 2001-05-09 US US09/851,434 patent/US20020044195A1/en not_active Abandoned
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005043214A1 (ja) * | 2003-10-31 | 2005-05-12 | Hamamatsu Photonics K.K. | 固浸レンズ移動装置、及びこれを備えた顕微鏡 |
JP2005327395A (ja) * | 2004-05-14 | 2005-11-24 | Sony Corp | 光ピックアップ及びこれを用いた記録及び/又は再生装置 |
US7675834B2 (en) | 2004-05-14 | 2010-03-09 | Sony Corporation | Optical pickup for three different types of optical discs and recording and/or reproducing apparatus using same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20020044195A1 (en) | 2002-04-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A711 | Notification of change in applicant |
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