JP2001318637A - のぼり巻付き防止装置 - Google Patents

のぼり巻付き防止装置

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JP2001318637A
JP2001318637A JP2000135068A JP2000135068A JP2001318637A JP 2001318637 A JP2001318637 A JP 2001318637A JP 2000135068 A JP2000135068 A JP 2000135068A JP 2000135068 A JP2000135068 A JP 2000135068A JP 2001318637 A JP2001318637 A JP 2001318637A
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Toshiro Asada
俊郎 浅田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 風の影響により発生する旗部材の巻き上がり
や旗部材の支持部材への巻付きを防止でき、宣伝効果を
向上させるのぼり巻付き防止装置を提供する。 【解決手段】 矩形状の旗部材11の一側部12と上部
13にそれぞれ備えられた側環状取付け部材14と上環
状取付け部材15を介して、旗部材11が「Γ」字状に
形成された支持部材16に取付けられたのぼり17に使
用し、最下部の側環状取付け部材14を覆った状態で、
支持部材16の柱18に側方より装着可能な切欠き19
を有する柱取付け部20と、切欠き19と対向する側の
柱取付け部20の外側に一体的に設けられ、逆U字状と
なって、側環状取付け部材14を重合状態にして跨ぐ環
状取付け部材固定部21とを備える下側錘部材22と、
柱18に側方より取付け可能な切欠き23を有し、下側
錘部材22とは少しの距離を置いて柱18に固着される
ストッパー部材24とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種イベントや街
頭での広告宣伝等に使用されるのぼりの旗部材の巻き上
がりや、旗部材の支持部材への巻付きを防止するのぼり
巻付き防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図5に示すように、シート状のの
ぼり50は、布製で矩形状の旗部材51と、旗部材51
の一側部52と上部53にそれぞれ備えられた複数個の
側環状取付け部材54と上環状取付け部材55と、旗部
材51を側環状取付け部材54及び上環状取付け部材5
5を介して取付け可能な実質的に「Γ」字状に形成され
た支持部材56とで構成されている。また、この支持部
材56は、旗部材51を立てるための柱57と、旗部材
51を横張りするための横柱58とを有し、しかも柱5
7の上部59には、横柱58を挿入可能とする挿入孔6
0が穿設されている。従って、のぼり50は以下の手順
で作製することができる。まず、旗部材51の一側部5
2と上部53にそれぞれ備えられた複数個の側環状取付
け部材54と上環状取付け部材55に、柱57と横柱5
8とをそれぞれ挿通する。次に、柱57の挿入孔60に
横柱58の一端側を挿入し、柱57の挿入孔60の上方
に設けられたねじ部61に固定部材62をねじ止めす
る。このとき、ねじ止めする固定部材62は、柱57の
挿入孔60から突出した横柱58の突出部63を押圧す
るため、支持部材56を「Γ」字状に維持することが可
能となる。これにより、旗部材51のたるみ、及び旗部
材51の上部53の偏りを防止することが可能となる。
【0003】しかし、上記したのぼりは、風の影響で、
旗部材の最下部に取付けられた側環状取付け部材54が
柱57に沿って競り上がり、旗部材51が巻き上がって
しまうため、旗部材51の掲示物(例えば文字や絵)が
見えなくなり、宣伝効果を低下させる問題があった。そ
こで、旗部材51の下端部に重りをつける方法や、旗部
材51の最下部に取付けられた側環状取付け部材54を
柱57に固定する方法を用いることで、旗部材51の巻
き上がりを防止し、宣伝効果を向上させる方法が提案さ
れてきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た方法には以下の問題があった。弱い風が旗部材にあた
る場合は、旗部材の下端部に風の強さに応じた重りをつ
けることで、ある程度、柱に対する側環状取付け部材の
競り上がりを防止できるため、旗部材の巻き上がりを防
止することが可能である。しかし、風が強くなると、そ
の風に対抗できる程度の重さを備えた重りが必要とな
る。この場合、重りの重さが重くなり過ぎると、風が旗
部材に衝突しても、旗部材は重りにより実質的にまっす
ぐに張った状態を維持しようとする。従って、風の影響
により、旗部材が伸びるような力が働くため、旗部材の
強度が弱ければ、旗部材が破れる可能性がある。また、
のぼりの材料コストや使用期間等を考慮して、旗部材に
紙等を使用した場合、旗部材の下端部に重りをつける
と、旗部材は破れやすくなる。そして、旗部材の最下部
に取付けられた側環状取付け部材を、最初に柱に取付け
た位置で固定する場合、側環状取付け部材が柱に沿って
上方に競り上がる現象を防止することが可能となる。し
かし、旗部材の側環状取付け部材が取付けられていない
他側部が、風の影響で柱に巻付き、旗部材の掲示物が見
えなくなり、宣伝効果が低下する可能性がある。本発明
はかかる事情に鑑みてなされたもので、風の影響により
発生する旗部材の巻き上がりや、旗部材の支持部材への
巻付きを防止でき、宣伝効果を向上させるのぼり巻付き
防止装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う第1の発
明に係るのぼり巻付き防止装置は、矩形状の旗部材の一
側部と上部にそれぞれ複数個の側環状取付け部材と上環
状取付け部材が備えられ、更に旗部材が側環状取付け部
材及び上環状取付け部材を介して実質的に「Γ」字状に
形成された支持部材に取付けられたシート状ののぼりに
使用するのぼり巻付き防止装置であって、最下部の側環
状取付け部材を覆った状態で、支持部材の柱に側方より
装着可能な切欠きを有する柱取付け部と、切欠きと対向
する側の柱取付け部の外側に一体的に設けられ、逆U字
状となって、側環状取付け部材を重合状態にして跨ぐ環
状取付け部材固定部とを備える下側錘部材(又は、下側
固定部材)と、柱に側方より取付け可能な切欠きを有
し、下側錘部材とは少しの距離を置いて柱に固着される
ストッパー部材とを有する。
【0006】このように構成することで、柱取付け部に
一体的に設けられた環状取付け部材固定部により、最下
部の側環状取付け部材を覆った柱取付け部が、風のなが
れに逆らうことなく、側環状取付け部材を支持部材の柱
を中心として回動させることが可能となる。また、最下
部の側環状取付け部材を柱取付け部で覆うことで、側環
状取付け部材の柱に対する競り上がりを、柱取付け部を
備えた下側錘部材の重さである程度防ぐことができる。
なお、下側錘部材の重さで側環状取付け部材の競り上が
りを防ぐことができなかったとしても、ストッパー部材
で下側錘部材の上昇を抑制することが可能である。ここ
で、第1の発明に係るのぼり巻付き防止装置において、
下側錘部材の切欠きに隣接する柱取付け部の両側下部
は、斜めにカットされていることが好ましい。これによ
り、のぼり巻付き防止装置は、のぼりの組立後、支持部
材の柱に容易に、しかも瞬時に取付け可能となる。
【0007】前記目的に沿う第2の発明に係るのぼり巻
付き防止装置は、矩形状の旗部材の一側部と上部にそれ
ぞれ複数個の側環状取付け部材と上環状取付け部材が備
えられ、更に旗部材が側環状取付け部材及び上環状取付
け部材を介して実質的に「Γ」字状に形成された支持部
材に取付けられたシート状ののぼりに使用するのぼり巻
付き防止装置であって、逆U字状となって、最下部の側
環状取付け部材を重合状態にして跨ぐ環状取付け部材固
定部と、環状取付け部材固定部の上下側にそれぞれ一体
的に設けられ、環状取付け部材固定部と対向する側に、
支持部材の柱に側方より装着可能な切欠きを有する上下
に分離した上下の柱取付け部とを備える下側錘部材(又
は、下側固定部材)と、柱に側方より取付け可能な切欠
きを有し、下側錘部材とは少しの距離を置いて柱に固着
されるストッパー部材とを有する。
【0008】このように構成することで、最下部の側環
状取付け部材を重合状態にして跨ぐ環状取付け部材固定
部により、風のながれに逆らうことなく、最下部の側環
状取付け部材を支持部材の柱を中心として回動させるこ
とが可能となる。また、最下部の側環状取付け部材に下
側錘部材を取付けることで、側環状取付け部材の柱に対
する競り上がりを、下側錘部材の重さである程度防ぐこ
とができる。なお、下側錘部材の重さで側環状取付け部
材の競り上がりを防ぐことができなかったとしても、ス
トッパー部材で下側錘部材の上昇を抑制することが可能
である。更に、上下の柱取付け部を、環状取付け部材固
定部の上下側にそれぞれ一体的に設けることで、下側錘
部材を安定した状態で柱に取付けることができ、しかも
最下部の側環状取付け部材の厚みを考慮することなく、
柱の直径を考慮して上下の柱取付け部を柱に取付けるこ
とが可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。ここに、図1(a)、(b)はそれ
ぞれ本発明の第1の実施の形態に係るのぼり巻付き防止
装置を適用したのぼりの正面図、のぼり巻付き防止装置
の拡大図、図2は同のぼり巻付き防止装置の下側錘部材
の斜視図、図3は本発明の第2の実施の形態に係るのぼ
り巻付き防止装置の正面図、図4(a)、(b)はそれ
ぞれ同のぼり巻付き防止装置の下側錘部材の斜視図、側
面図である。
【0010】図1(a)、(b)、図2に示すように、
本発明の第1の実施の形態に係るのぼり巻付き防止装置
10は、矩形状の旗部材11の一側部12と上部13に
それぞれ複数個の側環状取付け部材の一例である側乳1
4と上環状取付け部材の一例である上乳15が備えら
れ、更に旗部材11が側乳14及び上乳15を介して実
質的に「Γ」字状に形成された支持部材16に取付けら
れたシート状ののぼり17に使用するものである。この
のぼり巻付き防止装置10は、最下部の側乳14を覆っ
た状態で、支持部材16の柱18に側方より装着可能な
切欠き19を有する柱取付け部20と、切欠き19と対
向する側の柱取付け部20の外側に一体的に設けられ、
逆U字状となって、側乳14を重合状態にして跨ぐ環状
取付け部材固定部21とを備える下側錘部材22を有し
ている。また、のぼり巻付き防止装置10は、柱18に
側方より取付け可能な切欠き23を有し、下側錘部材2
2とは少しの距離を置いて柱18に固着されるストッパ
ー部材24を備えている。以下、詳しく説明する。
【0011】支持部材16は、旗部材11を立てるため
の柱18と、旗部材11を横張りするための横柱25と
を有し、しかも柱18の上部26には、横柱25を挿入
可能とする挿入孔27が穿設されている。この柱18、
及び横柱25は、それぞれ金属製又はステンレス製の強
度が大きいものからなっている。また、柱18、及び横
柱25の表面は、軟質樹脂がコーティング又は被覆され
ていることが好ましい。そして、柱18は、長さが例え
ば2〜5m程度の長尺の筒体で、直径が例えば19〜3
0mm程度(中でも直径22mmが主流)のものである
が、柱18の長さが長ければ長いほど、遠方より直視さ
れるため、宣伝効果が向上する。なお、柱18、及び横
柱25の表面のコーティング又は被覆は、用途や目的に
応じて色彩をつけるとのぼり17の効果を一段と発揮さ
せることが可能である。
【0012】矩形状の旗部材11は、のぼり17の材料
コストや使用期間等を考慮して、布綿又は紙を使用し作
製することが好ましい。また、旗部材11の大きさは、
柱18の長さに応じて、例えば1.5〜4m程度のもの
としている。そして、旗部材11には、旗部材11の一
側部12と上部13に、柱18、及び横柱25を通すた
めの側乳14及び上乳15がそれぞれ複数個(例えば、
旗部材11の一側部12に4〜6個、上部13に2〜4
個程度)取付けられている。
【0013】柱取付け部20の長さは、柱18の長手方
向に例えば30〜50mm程度で、柱18に取付けた最
下部の側乳14を覆うことが可能な直径(例えば柱18
の直径より2〜5mm程度大きい)を有するものであ
る。また、この柱取付け部20に設けられた切欠き19
に隣接する柱取付け部20の両側端28の間隔aは、支
持部材16の柱18に側方より装着可能な距離(例え
ば、柱18の直径、柱取付け部20の素材を考慮)とな
っており、例えば15〜25mm程度とすることが好ま
しい。そして、この柱取付け部20の両側の下部29
は、斜め(この実施の形態では、柱取付け部20の両端
の下端の仮想点Aを中心として、例えば半径10mm程
度の円弧状)にカットされている。更に、柱取付け部2
0には、切欠き19と対向する側の柱取付け部20の外
側に設けられる側乳14を跨ぐ環状取付け部材固定部2
1の大きさに応じて、切欠き19と対向する側にスリッ
ト30が設けられている。
【0014】環状取付け部材固定部21の大きさは、柱
取付け部20の長さ、及び側乳14を重合状態にして完
全に跨ぐことが可能な長さを考慮して、柱18の長手方
向に例えば20〜40mm程度で、しかも、柱18の直
径方向に例えば5〜20mm程度のものである。また、
この環状取付け部材固定部21の側乳14を跨ぐ部分の
間隔bは、側乳14への環状取付け部材固定部21の取
付け、取外しを簡単にするため、側乳14に引掛け、又
は載せられる程度の距離、例えば2〜5mm程度とする
ことが好ましい。そして、環状取付け部材固定部21の
柱取付け部20側と対向する側の下部31は、環状取付
け部材固定部21が側乳14を跨ぎ易くするため、斜め
(例えば円弧状)にカットされている。
【0015】この環状取付け部材固定部21の下端33
と、柱取付け部20の下端32の高さを揃えて、環状取
付け部材固定部21と、柱取付け部20とを一体的に設
け下側錘部材22を製造する。従って、柱取付け部20
の上側34には、環状取付け部材固定部21がないこと
となる。これは、柱取付け部20が柱18を中心として
回動しずらくなった(例えば側乳14の厚みや、柱取付
け部20の直径の大きさ等により発生する側乳14と柱
18との摩擦力)場合を考慮しているためであり、この
とき柱取付け部20の上側34を必要に応じてカットす
る(切欠きを設ける)ことで、柱取付け部20の回動を
スムーズにすることが可能である。なお、この下側錘部
材22の重さは、旗部材11の材質や風の強さ等を考慮
し、例えば5〜30g程度とすることが好ましい。
【0016】ストッパー部材24の長さは、柱18の長
手方向に例えば5〜15mm程度で、柱18に固着でき
る程度の直径(例えば柱18の直径より2〜5mm程度
小さい)を有するものである。また、このストッパー部
材24に設けられた切欠き23に隣接するストッパー部
材24の両側端の間隔は、支持部材16の柱18に側方
より装着可能な距離(例えば、柱18の直径、ストッパ
ー部材24の素材を考慮)となっており、例えば15〜
25mm程度とすることが好ましい。このストッパー部
材24は、下側錘部材22とは少しの距離(例えば5〜
10cm程度)cを置いて柱18に固着されている。な
お、この距離cは、旗部材11の最下部の側乳14が、
柱18に沿って競り上がり、旗部材11が巻き上がる恐
れが無くなる間隔(旗部材11の掲載物が確認できる程
度)を考慮して決定することが好ましい。
【0017】上記したのぼり巻付き防止装置10は、A
BSプラスチック(アクリロニトリル、ブタジエン及び
スチレンで製造されたターポリマー及び/又はそれらの
重合体と共重合体の混合物を主成分とするプラスチッ
ク)や、ポリプロピレン、又はポリ塩化ビニルにより製
造することが可能である。しかし、環境問題等を考慮す
るならば、ABSプラスチックや、ポリプロピレンを使
用することが好ましい。また、のぼり巻付き防止装置1
0の製造は、のぼり巻付き防止装置10の金型(例えば
鋼材、アルミニウム合金、又は亜鉛合金等)を作製し、
射出成形等の方法を利用し製造することが好ましい。こ
れにより、のぼり巻付き防止装置10を連続的に、しか
も大量に製造することが可能となる。
【0018】次に、本発明の第1の実施の形態に係るの
ぼり巻付き防止装置10の取付け方法について説明する
が、のぼり17の作製は、上記した従来ののぼり50と
同様の方法で実施できるため、説明を省略する。まず、
最下部の側乳14と最下部の上方にある側乳14との間
の柱18に、側方から柱取付け部20の切欠き19側
(柱取付け部20の両側の下部29に設けられた斜めに
カットされた部分)を押し込み、柱18に下側錘部材2
2を装着する。次に、柱18に装着した下側錘部材22
を、最下部の側乳14の位置まで柱18に沿って移動さ
せ、柱取付け部20が側乳14を覆い、更に環状取付け
部材固定部21が側乳14を重合状態にして跨ぐように
配置する。これにより、側乳14と下側錘部材22とは
一緒に移動することが可能となる。このように下側錘部
材22を側乳14に装着した後、この下側錘部材22と
例えば5〜10cmの距離を置いた上方位置に、側方か
らストッパー部材24の切欠き23側を押し込み、柱1
8にストッパー部材24を固着する。このようにして、
のぼり巻付き防止装置10をのぼり17に使用する。
【0019】上記したように、のぼり巻付き防止装置1
0をのぼり17に使用することで、旗部材11が風を受
けた場合、下側錘部材22の柱取付け部20が側乳14
に引張られ、柱取付け部20が風向きにより柱18に沿
って上下動するか、又は柱18の周囲を左右自在に回動
することとなる。ここで、下側錘部材22に環状取付け
部材固定部21が備えられることで、側乳14のねじれ
等を抑制し、しかも柱取付け部20の回動をスムーズに
行うことが可能となる。従って、風の影響により、旗部
材11の掲示物が確認できなくなる位置まで、旗部材1
1が巻き上がることなく、しかも柱18への旗部材11
の巻付きがなくなり、旗部材11の下側が略一直線の状
態となるので、旗部材11に掲載された掲示物を確認す
ることが可能となる。これにより、宣伝効果が向上す
る。
【0020】続いて、本発明の第2の実施の形態に係る
のぼり巻付き防止装置35について説明するが、変更箇
所以外の部材は、第1の実施の形態に係るのぼり巻付き
防止装置10、及びのぼり巻付き防止装置10に適用し
たものと同じであるため、同一部材には同一の番号を付
し、説明を省略する。また、のぼり巻付き防止装置35
の素材、及びその製造方法についても、前記した第1の
実施の形態に係るのぼり巻付き防止装置10と同様のも
の、及び同様の製造方法をそれぞれ使用しているため、
説明を省略する。
【0021】図3、図4(a)、(b)に示すように、
本発明の第2の実施の形態に係るのぼり巻付き防止装置
35は、矩形状の旗部材11の一側部12と上部13に
それぞれ複数個の側環状取付け部材の一例である側乳1
4と上環状取付け部材の一例である上乳15が備えら
れ、更に旗部材11が側乳14及び上乳15を介して実
質的に「Γ」字状に形成された支持部材16に取付けら
れたシート状ののぼり17に使用するものである。この
のぼり巻付き防止装置35は、逆U字状となって、最下
部の側乳14を重合状態にして跨ぐ環状取付け部材固定
部36と、環状取付け部材固定部36の上下側にそれぞ
れ一体的に設けられ、環状取付け部材固定部36と対向
する側に、支持部材16の柱18に側方より装着可能な
切欠き37を有する上下に分離した上下の柱取付け部3
8、39とを備える下側錘部材40を有している。ま
た、のぼり巻付き防止装置35は、柱18に側方より取
付け可能な切欠き23を有し、下側錘部材40とは少し
の距離を置いて柱18に固着されるストッパー部材24
を備えている。以下、詳しく説明する。
【0022】環状取付け部材固定部36の形状は、旗部
材11の方向に高さが徐々に小さくなる形状(例えば、
側面視して台形状、図3においては正面視)となってい
る。また、環状取付け部材固定部36の大きさは、側乳
14の柱18の長手方向の長さ、及び側乳14を重合状
態にして完全に跨ぐことが可能な長さを考慮して、柱1
8の長手方向に例えば20〜40mm程度で、しかも、
柱18の直径方向に例えば5〜20mm程度のものであ
る。また、この環状取付け部材固定部36の側乳14を
跨ぐ部分の間隔dは、側乳14への環状取付け部材固定
部36の取付け、取外しを簡単にするため、側乳14に
引掛け、又は載せられる程度の距離、例えば2〜5mm
程度とすることが好ましい。
【0023】上下の柱取付け部38、39の長さは、そ
れぞれ柱18の長手方向に例えば5〜20mm程度で、
上下の柱取付け部38、39を柱18に取付けた場合
に、柱18を中心として回動可能な直径(例えば柱18
の直径より2〜5mm程度大きい)を有するものであ
る。また、柱18に取付けた最下部の側乳14の上方と
下方に配置可能なように、上下の柱取付け部38、39
の間隔eは、側乳14の柱18の長手方向の長さに応じ
て、20〜30mm程度とすることが好ましい。そし
て、この上下の柱取付け部38、39に設けられた切欠
き37に隣接する上下の柱取付け部38、39の両側端
の間隔fは、支持部材16の柱18に側方より装着可能
な距離(例えば、柱18の直径、上下の柱取付け部3
8、39の素材を考慮)となっており、例えば15〜2
5mm程度とすることが好ましい。
【0024】この台形状となった環状取付け部材固定部
36の上下部41、42を、それぞれ上下の柱取付け部
38、39に一体的に設け製造する。なお、このように
上下部41、42を、上下の柱取付け部38、39に一
体的に設けて製造したのは、環状取付け部材固定部36
と上下の柱取付け部38、39との接合部43の強度を
維持するためである。また、下の柱取付け部39の環状
取付け部材固定部36側には、側乳14に下側錘部材4
0を装着可能とするため、環状取付け部材固定部36の
側乳14を跨ぐ部分の間隔dと同じ距離を有する切欠き
44が設けられている。そして、この切欠き44に隣接
する下の柱取付け部39の両側下部45は、側乳14へ
の下側錘部材40の装着が容易なように、斜めにカット
されている。これにより、上下の柱取付け部38、39
の回動は、側乳14の厚みに影響されにくくなる。な
お、この下側錘部材40の重さは、旗部材11の材質や
風の強さ等を考慮し、例えば20〜30g程度とするこ
とが好ましい。
【0025】次に、本発明の第2の実施の形態に係るの
ぼり巻付き防止装置の取付け方法について説明するが、
のぼり17の作製は、上記した従来ののぼり50と同様
の方法で実施できるため、説明を省略する。まず、最下
部の側乳14と最下部の上方にある側乳14との間の柱
18に、側方から上下の柱取付け部38、39の切欠き
37側をそれぞれ押し込み、柱18に下側錘部材40を
装着する。次に、柱18に装着した下側錘部材40を、
最下部の側乳14の位置まで柱18に沿って移動させ、
上下の柱取付け部38、39が側乳14の上下に、更に
環状取付け部材固定部36が側乳14を重合状態にして
跨ぐように配置する。これにより、側乳14と下側錘部
材40とは一緒に移動することが可能となる。このよう
に下側錘部材40を側乳14に装着した後、この下側錘
部材40と例えば5〜10cmの距離を置いた上方位置
に、側方からストッパー部材24の切欠き23側を押し
込み、柱18にストッパー部材24を固着する。このよ
うにして、のぼり巻付き防止装置35をのぼり17に使
用する。
【0026】上記したように、のぼり巻付き防止装置3
5をのぼり17に使用することで、旗部材11が風を受
けた場合、下側錘部材40の上下の柱取付け部38、3
9が側乳14に引張られ、上下の柱取付け部38、39
が風向きにより柱18に沿って上下動するか、又は柱1
8の周囲を左右自在に回動することとなる。ここで、下
側錘部材40に環状取付け部材固定部36が備えられる
ことで、側乳14のねじれ等を抑制し、しかも上下の柱
取付け部38、39の回動をスムーズに行うことが可能
となる。そして、柱取付け部を上下の柱取付け部38、
39に分離することで、側乳14の厚みに大きく影響さ
れることなく、上下の柱取付け部38、39を柱18を
中心として回動することが可能となる。従って、風の影
響により、旗部材11の掲示物が確認できなくなる位置
まで、旗部材11が巻き上がることなく、しかも柱18
への旗部材11の巻付きがなくなり、旗部材11の下側
が略一直線の状態となるので、旗部材11に掲載された
掲示物を確認することが可能となる。これにより、宣伝
効果が向上する。
【0027】以上、本発明を、第1、第2の実施の形態
を参照して説明してきたが、本発明は何ら上記した実施
の形態に記載の構成に限定されるものではなく、特許請
求の範囲に記載されている事項の範囲内で考えられるそ
の他の実施の形態や変形例も含むものである。例えば、
前記実施の形態においては、ストッパー部材を柱に固着
するため、ストッパー部材の直径を柱の直径より小さな
ものとした。しかし、ストッパー部材が柱に固着できる
のであれば、ストッパー部材の内側にゴム等の滑り止め
部材を設けたり、ストッパー部材の切欠きに隣接する両
側に固定部を設け、両側の固定部にねじ等の引張手段を
取付けることで、ストッパー部材を柱に取付けた初期位
置からずれないようにすることも可能である。
【0028】
【発明の効果】請求項1及び2記載ののぼり巻付き防止
装置においては、柱取付け部に一体的に設けられた環状
取付け部材固定部により、最下部の側環状取付け部材を
覆った柱取付け部が、風のながれに逆らうことなく、側
環状取付け部材を支持部材の柱を中心として回動させる
ことが可能となる。また、最下部の側環状取付け部材を
柱取付け部で覆うことで、側環状取付け部材の柱に対す
る競り上がりを、柱取付け部を備えた下側錘部材の重さ
である程度防ぐことができる。なお、下側錘部材の重さ
で側環状取付け部材の競り上がりを防ぐことができなか
ったとしても、ストッパー部材で下側錘部材の上昇を抑
制することが可能である。従って、風の影響があった場
合でも、旗部材が柱に巻付くことなくのぼりを使用する
ことが可能となる。そして、風の影響があった場合で
も、最下部の側環状取付け部材は、柱に沿って競り上が
る距離を、旗部材の掲示物が確認できる位置で抑制でき
るため、旗部材の巻き上がりを防止することが可能とな
る。これにより、宣伝効果が向上する。特に、請求項2
記載ののぼり巻付き防止装置においては、下側錘部材の
切欠きに隣接する柱取付け部の両側下部が、斜めにカッ
トされているので、のぼり巻付き防止装置は、のぼりの
組立後、支持部材の柱に容易に、しかも瞬時に取付け可
能となる。従って、作業性が良好なのぼり巻付き防止装
置を製造することが可能となる。
【0029】請求項3記載ののぼり巻付き防止装置にお
いては、最下部の側環状取付け部材を重合状態にして跨
ぐ環状取付け部材固定部の影響で、風のながれに逆らう
ことなく、最下部の側環状取付け部材を支持部材の柱を
中心として回動することが可能となる。また、最下部の
側環状取付け部材に下側錘部材を取付けることで、側環
状取付け部材の柱に対する競り上がりを、下側錘部材の
重さである程度防ぐことができる。なお、下側錘部材の
重さで側環状取付け部材の競り上がりを防ぐことができ
なかったとしても、ストッパー部材で下側錘部材の上昇
を抑制することが可能である。従って、風の影響があっ
た場合でも、旗部材が柱に巻付くことなくのぼりを使用
することが可能となる。そして、風の影響があった場合
でも、最下部の側環状取付け部材は、柱に沿って競り上
がる距離を、旗部材の掲示物が確認できる位置で抑制で
きるため、旗部材の巻き上がりを防止することが可能と
なる。これにより、宣伝効果が向上する。更に、上下の
柱取付け部を、環状取付け部材固定部の上下側にそれぞ
れ一体的に設けることで、下側錘部材を安定した状態で
柱に取付けることができ、しかも最下部の側環状取付け
部材の厚みを考慮することなく、柱の直径を考慮して上
下の柱取付け部を柱に取付けることが可能となる。従っ
て、側環状取付け部材の強度を高めるため、側環状取付
け部材の厚みを厚くした場合でも、上下の柱取付け部の
直径を変えることなく、容易に柱に上下の柱取付け部を
取付けることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)、(b)はそれぞれ本発明の第1の実施
の形態に係るのぼり巻付き防止装置を適用したのぼりの
正面図、のぼり巻付き防止装置の拡大図である。
【図2】同のぼり巻付き防止装置の下側錘部材の斜視図
である。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係るのぼり巻付き
防止装置の正面図である。
【図4】(a)、(b)はそれぞれ同のぼり巻付き防止
装置の下側錘部材の斜視図、側面図である。
【図5】従来例に係るのぼりの正面図である。
【符号の説明】
10:のぼり巻付き防止装置、11:旗部材、12:一
側部、13:上部、14:側乳(側環状取付け部材)、
15:上乳(上環状取付け部材)、16:支持部材、1
7:のぼり、18:柱、19:切欠き、20:柱取付け
部、21:環状取付け部材固定部、22:下側錘部材、
23:切欠き、24:ストッパー部材、25:横柱、2
6:上部、27:挿入孔、28:側端、29:下部、3
0:スリット、31:下部、32:下端、33:下端、
34:上側、35:のぼり巻付き防止装置、36:環状
取付け部材固定部、37:切欠き、38:上の柱取付け
部、39:下の柱取付け部、40:下側錘部材、41:
上部、42:下部、43:接合部、44:切欠き、4
5:両側下部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形状の旗部材の一側部と上部にそれぞ
    れ複数個の側環状取付け部材と上環状取付け部材が備え
    られ、更に前記旗部材が前記側環状取付け部材及び前記
    上環状取付け部材を介して実質的に「Γ」字状に形成さ
    れた支持部材に取付けられたシート状ののぼりに使用す
    るのぼり巻付き防止装置であって、最下部の前記側環状
    取付け部材を覆った状態で、前記支持部材の柱に側方よ
    り装着可能な切欠きを有する柱取付け部と、前記切欠き
    と対向する側の前記柱取付け部の外側に一体的に設けら
    れ、逆U字状となって、前記側環状取付け部材を重合状
    態にして跨ぐ環状取付け部材固定部とを備える下側錘部
    材と、前記柱に側方より取付け可能な切欠きを有し、前
    記下側錘部材とは少しの距離を置いて前記柱に固着され
    るストッパー部材とを有することを特徴とするのぼり巻
    付き防止装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載ののぼり巻付き防止装置に
    おいて、前記下側錘部材の切欠きに隣接する前記柱取付
    け部の両側下部は、斜めにカットされていることを特徴
    とするのぼり巻付き防止装置。
  3. 【請求項3】 矩形状の旗部材の一側部と上部にそれぞ
    れ複数個の側環状取付け部材と上環状取付け部材が備え
    られ、更に前記旗部材が前記側環状取付け部材及び前記
    上環状取付け部材を介して実質的に「Γ」字状に形成さ
    れた支持部材に取付けられたシート状ののぼりに使用す
    るのぼり巻付き防止装置であって、逆U字状となって、
    最下部の前記側環状取付け部材を重合状態にして跨ぐ環
    状取付け部材固定部と、該環状取付け部材固定部の上下
    側にそれぞれ一体的に設けられ、前記環状取付け部材固
    定部と対向する側に、前記支持部材の柱に側方より装着
    可能な切欠きを有する上下に分離した上下の柱取付け部
    とを備える下側錘部材と、前記柱に側方より取付け可能
    な切欠きを有し、前記下側錘部材とは少しの距離を置い
    て前記柱に固着されるストッパー部材とを有することを
    特徴とするのぼり巻付き防止装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5296919B1 (ja) * 2012-11-27 2013-09-25 英雄 木村 のぼり旗用の巻上防止具

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