JP2001318078A - 金属電界値測定器 - Google Patents
金属電界値測定器Info
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- JP2001318078A JP2001318078A JP2000174427A JP2000174427A JP2001318078A JP 2001318078 A JP2001318078 A JP 2001318078A JP 2000174427 A JP2000174427 A JP 2000174427A JP 2000174427 A JP2000174427 A JP 2000174427A JP 2001318078 A JP2001318078 A JP 2001318078A
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- metal
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 金属電界値測定器に関する。
【解決手段】 コイル２の接続線３、４間に可変コンデ
ンサＣを接続したコイル２中にフエライト棒１を通し、
コイル２の下部に非鉄金属から成る電界形成板５を設け
た金属電界値センサＡを合成樹脂材から成るケース６の
内部上面に固定し、コイル２の接続線３、４を直線性高
周波増幅回路１０に接続し、直線性高周波増幅回路１０
に直線型検波回路１１を接続し、直線型検波器１１に電
圧計１２を接続したことである。
ンサＣを接続したコイル２中にフエライト棒１を通し、
コイル２の下部に非鉄金属から成る電界形成板５を設け
た金属電界値センサＡを合成樹脂材から成るケース６の
内部上面に固定し、コイル２の接続線３、４を直線性高
周波増幅回路１０に接続し、直線性高周波増幅回路１０
に直線型検波回路１１を接続し、直線型検波器１１に電
圧計１２を接続したことである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、非鉄金属、磁性体
金属が電界に及ぼす電界値の測定に関する。
金属が電界に及ぼす電界値の測定に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、金属が電界に及ぼす電界値の測定
は、静電気を利用して測定をするが、金属中、非鉄金
属、磁性体金属の別なく、単位面積、単位体積当たりの
電界に及ぼす値は同じ値を示すので、実際の非鉄金属、
磁性体金属の電界値の違いを表示する測定器が無い現状
である。
は、静電気を利用して測定をするが、金属中、非鉄金
属、磁性体金属の別なく、単位面積、単位体積当たりの
電界に及ぼす値は同じ値を示すので、実際の非鉄金属、
磁性体金属の電界値の違いを表示する測定器が無い現状
である。
【０００３】
【発明が解決しよとする課題】同一単位面積、単位体積
当たりの非鉄金属、磁性体金属の電界値の違いを表示す
る事と、各種金属の電気導伝率の違いによつて異なる金
属電界値を測定する事である。
当たりの非鉄金属、磁性体金属の電界値の違いを表示す
る事と、各種金属の電気導伝率の違いによつて異なる金
属電界値を測定する事である。
【０００４】
【課題を解決するための手段】コイルの接続線間に可変
コンデンサを接続したコイルの中に任意長のフエライト
棒を設け、コイルの下方に長方形の非鉄金属板を設け
て、合成樹脂材から成るケースの内部上面に固定し、コ
イルの両端に直線性周波増幅器を接続し、増幅した高周
波電界電圧を検波、直流電圧として、電界に及ぼす金属
の電界値を電圧で表示することである。
コンデンサを接続したコイルの中に任意長のフエライト
棒を設け、コイルの下方に長方形の非鉄金属板を設け
て、合成樹脂材から成るケースの内部上面に固定し、コ
イルの両端に直線性周波増幅器を接続し、増幅した高周
波電界電圧を検波、直流電圧として、電界に及ぼす金属
の電界値を電圧で表示することである。
【０００５】
【発明の実氏の形態】発明の実施の形態を実施例にもと
ずき図面を参照して説明する。図１は、コイル２の中に
任意長のフエライト棒１を通して、コイル２の両端に直
線性高周波増幅回路１０に接続する接続線３、４を設
け、この接続線３、４巻に可変コンデンサＣを接続した
図である。図２は、フエライト棒１とコイル２との下部
に非鉄金属材から成る長方形の電界形成板５を設けた金
属電界値センサＡの側面ずである。図３は、フエライト
棒１とコイル２と電界形成板５とを形成した金属電界値
センサＡでフエライト棒１、コイル２、可変コンデンサ
Ｃとを上面にした所の平面を示す。この電界形成板５
は、同調回路の全体のストレーキャパシテイを調整し
て、電界の測定状態を良好にするための電界調整用であ
る。図４は、フエライト棒１とコイル２と電界形成板５
とから成る金属電界値センサＡを合成樹脂材から成るケ
ース６の内部上面に固定したケース６の内部の断面図を
示すと共に、金属片Ｂをケースの上面片側に置いた所を
示す。図５は、本発明の金属電界値センサＡを直線性高
周波増幅回路１０に接続し、直線性高周波増幅回路１０
で増幅された高周波電界電圧を直流直線検波回路で検波
された金属電界値の電圧を表示す電圧計１２とから成る
電気回路のブロツク図を示す。
ずき図面を参照して説明する。図１は、コイル２の中に
任意長のフエライト棒１を通して、コイル２の両端に直
線性高周波増幅回路１０に接続する接続線３、４を設
け、この接続線３、４巻に可変コンデンサＣを接続した
図である。図２は、フエライト棒１とコイル２との下部
に非鉄金属材から成る長方形の電界形成板５を設けた金
属電界値センサＡの側面ずである。図３は、フエライト
棒１とコイル２と電界形成板５とを形成した金属電界値
センサＡでフエライト棒１、コイル２、可変コンデンサ
Ｃとを上面にした所の平面を示す。この電界形成板５
は、同調回路の全体のストレーキャパシテイを調整し
て、電界の測定状態を良好にするための電界調整用であ
る。図４は、フエライト棒１とコイル２と電界形成板５
とから成る金属電界値センサＡを合成樹脂材から成るケ
ース６の内部上面に固定したケース６の内部の断面図を
示すと共に、金属片Ｂをケースの上面片側に置いた所を
示す。図５は、本発明の金属電界値センサＡを直線性高
周波増幅回路１０に接続し、直線性高周波増幅回路１０
で増幅された高周波電界電圧を直流直線検波回路で検波
された金属電界値の電圧を表示す電圧計１２とから成る
電気回路のブロツク図を示す。
【０００６】図４に示す様に、合成樹脂材から成るケー
ス６の内部にあるフエライト棒１の端部上に、金属片Ｂ
を置くと、金属の持つ容量がフエライト棒１に巻いたコ
イル２のストレーキャパシテイに影響して、コイル２と
可変コンデンサＣとから成る同調回路の周波数を変化さ
せた分の高周波電圧を誘起させる。即ち、コイル２の接
続線３、４間に接続した可変コンデンサＣとフエライト
棒１に巻いてあるコイル２とで、任意周波数に共振さ
せ、この共振周波数より高い周波数に可変コンデンサＣ
を再調整して、共振周波数より高い周波数に同調した状
態の反共振状回路にしたフエライト棒１の先端近くに図
４に示す様に金属片Ｂを置くと、金属片Ｂのストレーキ
ャパシテイが可変コンデンサＣが供振周波数に同調する
容量の不足分を補うので、補う分のストレーキャパアシ
テイに比例した高周波電圧が生ずる。したがつて、金属
片Ｂのストレーキャパシテイが共振同調回路の中心周波
数のキャパシテイにプラスされる程高周波電圧が高くな
る。また、磁性体金属より非鉄金属の方が同一単位面
積、又は体積での得られる高周波電圧が高い。この得ら
れた高周波電圧を金属の有する電界値として、見ること
により、各種の金属が高周波電界に及ぼす影響を観察す
ることが出来る。
ス６の内部にあるフエライト棒１の端部上に、金属片Ｂ
を置くと、金属の持つ容量がフエライト棒１に巻いたコ
イル２のストレーキャパシテイに影響して、コイル２と
可変コンデンサＣとから成る同調回路の周波数を変化さ
せた分の高周波電圧を誘起させる。即ち、コイル２の接
続線３、４間に接続した可変コンデンサＣとフエライト
棒１に巻いてあるコイル２とで、任意周波数に共振さ
せ、この共振周波数より高い周波数に可変コンデンサＣ
を再調整して、共振周波数より高い周波数に同調した状
態の反共振状回路にしたフエライト棒１の先端近くに図
４に示す様に金属片Ｂを置くと、金属片Ｂのストレーキ
ャパシテイが可変コンデンサＣが供振周波数に同調する
容量の不足分を補うので、補う分のストレーキャパアシ
テイに比例した高周波電圧が生ずる。したがつて、金属
片Ｂのストレーキャパシテイが共振同調回路の中心周波
数のキャパシテイにプラスされる程高周波電圧が高くな
る。また、磁性体金属より非鉄金属の方が同一単位面
積、又は体積での得られる高周波電圧が高い。この得ら
れた高周波電圧を金属の有する電界値として、見ること
により、各種の金属が高周波電界に及ぼす影響を観察す
ることが出来る。
【０００７】通常の磁性体金属は、導電率が低いので、
非鉄金属に比較して、同一単位面積、体積で低い高周波
電圧を示す。金属の電界に及ぼす電界値の測定には測定
周波数とフエライト棒１、コイル２とから成る回路のＱ
に関係して、高周波電圧、即ち、電界値が決まるが、金
属電界値センサＡの同調回路のＱが低い回路で測定する
と高周波電圧が低くなるが、個々の金属が持つ電界値の
大小は変化しない。
非鉄金属に比較して、同一単位面積、体積で低い高周波
電圧を示す。金属の電界に及ぼす電界値の測定には測定
周波数とフエライト棒１、コイル２とから成る回路のＱ
に関係して、高周波電圧、即ち、電界値が決まるが、金
属電界値センサＡの同調回路のＱが低い回路で測定する
と高周波電圧が低くなるが、個々の金属が持つ電界値の
大小は変化しない。
【０００８】本発明による金属電界値測定器の持つ測定
回路のＱは周波数１ＭＨｚで１５０で、厚さ１ｍｍ２ｃ
ｍ角の銀、銅、アルミニウム、鉄の順に電界値が低くな
る。銀 ４２ｍｖ，銅 ４０ｍｖ、アルミニウム ３９
ｍｖ，鉄 １８ｍｖの電界値を得た。
回路のＱは周波数１ＭＨｚで１５０で、厚さ１ｍｍ２ｃ
ｍ角の銀、銅、アルミニウム、鉄の順に電界値が低くな
る。銀 ４２ｍｖ，銅 ４０ｍｖ、アルミニウム ３９
ｍｖ，鉄 １８ｍｖの電界値を得た。
【０００９】発明の効果 本発明は、金属材が不明で表面の色が同じの場合い、又
は表面がメツキしてある場合い、形状、面積、体積が多
少異なつていても、高周波電圧、即ち、電界電圧値で金
属材の種類が判明することができる。また、合金材の場
合い、金属の含有率が判明する利点があると共に、金素
材そのものか、メツキされたものかが良く判明出来る。
は表面がメツキしてある場合い、形状、面積、体積が多
少異なつていても、高周波電圧、即ち、電界電圧値で金
属材の種類が判明することができる。また、合金材の場
合い、金属の含有率が判明する利点があると共に、金素
材そのものか、メツキされたものかが良く判明出来る。
【図１】フエライト棒、コイル、可変コンデンサとの組
み合わせの立体図である。
み合わせの立体図である。
【図２】フエライト棒とコイルの下部に非鉄金属材空な
る電界形成板を設けた電界センサの側面図である。
る電界形成板を設けた電界センサの側面図である。
【図３】電界センサの平面図である。
【図４】ケースの内部にフエライト棒、コイル、電界形
成板から成る電界センサを固定した側面内部図とケース
の上面片側に金属片を置いた図である。
成板から成る電界センサを固定した側面内部図とケース
の上面片側に金属片を置いた図である。
【図５】本発明の電気回路のブロツク図である。
１ フエライト棒 ２ コイル ３、４ 接続線 ５ 電界形成板 ６ ケース １０ 直線性高周波増幅回路 １１ 直流直線型検波回路 １２ 電圧計 Ａ 金属電界値センサ Ｂ 金属片 Ｃ 可変コンデンサ
Claims (2)
- 【請求項１】 コイル（２）の接続線（３、４）間に可
変コンデンサ（Ｃ）を接続した前記コイル（２）の中に
任意長のフエライト棒（１）を通し、前記コイル（２）
の下方に非鉄金属材から成る長方形の電界形成板（５）
を設けて成る金属電界値センサ（Ａ）を合成樹脂材から
成るケース（５）の内部上面に固定した構成を特徴とし
た金属電界値測定器。 - 【請求項２】 前記コイル（２）に誘起した高周波電界
電圧を増幅する直線性高周波増幅回路（１０）と高周波
増幅電圧を検波する直流直線検波回路（１１）と検波さ
れた直流電圧を示す直流電圧計（１２）とから成る金属
電界値測定器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000174427A JP2001318078A (ja) | 2000-05-09 | 2000-05-09 | 金属電界値測定器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000174427A JP2001318078A (ja) | 2000-05-09 | 2000-05-09 | 金属電界値測定器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001318078A true JP2001318078A (ja) | 2001-11-16 |
Family
ID=18676470
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000174427A Pending JP2001318078A (ja) | 2000-05-09 | 2000-05-09 | 金属電界値測定器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001318078A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106672890A (zh) * | 2016-12-13 | 2017-05-17 | 北京中科飞龙传感技术有限责任公司 | 一种灵敏度增强型电场传感器的封装盖板及封装方法 |
-
2000
- 2000-05-09 JP JP2000174427A patent/JP2001318078A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106672890A (zh) * | 2016-12-13 | 2017-05-17 | 北京中科飞龙传感技术有限责任公司 | 一种灵敏度增强型电场传感器的封装盖板及封装方法 |
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