JP2001317214A - コーキングガン - Google Patents

コーキングガン

Info

Publication number
JP2001317214A
JP2001317214A JP2000133386A JP2000133386A JP2001317214A JP 2001317214 A JP2001317214 A JP 2001317214A JP 2000133386 A JP2000133386 A JP 2000133386A JP 2000133386 A JP2000133386 A JP 2000133386A JP 2001317214 A JP2001317214 A JP 2001317214A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rod
cartridge
main body
trigger
caulking gun
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000133386A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Hagiwara
耕一 萩原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2000133386A priority Critical patent/JP2001317214A/ja
Publication of JP2001317214A publication Critical patent/JP2001317214A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05CAPPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05C17/00Hand tools or apparatus using hand held tools, for applying liquids or other fluent materials to, for spreading applied liquids or other fluent materials on, or for partially removing applied liquids or other fluent materials from, surfaces
    • B05C17/005Hand tools or apparatus using hand held tools, for applying liquids or other fluent materials to, for spreading applied liquids or other fluent materials on, or for partially removing applied liquids or other fluent materials from, surfaces for discharging material from a reservoir or container located in or on the hand tool through an outlet orifice by pressure without using surface contacting members like pads or brushes
    • B05C17/01Hand tools or apparatus using hand held tools, for applying liquids or other fluent materials to, for spreading applied liquids or other fluent materials on, or for partially removing applied liquids or other fluent materials from, surfaces for discharging material from a reservoir or container located in or on the hand tool through an outlet orifice by pressure without using surface contacting members like pads or brushes with manually mechanically or electrically actuated piston or the like
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05CAPPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05C17/00Hand tools or apparatus using hand held tools, for applying liquids or other fluent materials to, for spreading applied liquids or other fluent materials on, or for partially removing applied liquids or other fluent materials from, surfaces
    • B05C17/005Hand tools or apparatus using hand held tools, for applying liquids or other fluent materials to, for spreading applied liquids or other fluent materials on, or for partially removing applied liquids or other fluent materials from, surfaces for discharging material from a reservoir or container located in or on the hand tool through an outlet orifice by pressure without using surface contacting members like pads or brushes
    • B05C17/01Hand tools or apparatus using hand held tools, for applying liquids or other fluent materials to, for spreading applied liquids or other fluent materials on, or for partially removing applied liquids or other fluent materials from, surfaces for discharging material from a reservoir or container located in or on the hand tool through an outlet orifice by pressure without using surface contacting members like pads or brushes with manually mechanically or electrically actuated piston or the like
    • B05C17/0113Hand tools or apparatus using hand held tools, for applying liquids or other fluent materials to, for spreading applied liquids or other fluent materials on, or for partially removing applied liquids or other fluent materials from, surfaces for discharging material from a reservoir or container located in or on the hand tool through an outlet orifice by pressure without using surface contacting members like pads or brushes with manually mechanically or electrically actuated piston or the like the piston rod being flexible or articulated

Abstract

(57)【要約】 【課題】 狭い場所で作業を行うことができ、しかも構
造が簡単なコーキングガンを提供することにある。 【解決手段】 コーキング剤等が充填され底に配置され
たピストン体13を有するカートリッジ11を着脱自在
に装着する本体12と、この本体12に設けた引金19
とを備え、この引金19を引くことによりピストン体1
3を前方へ押していくことによりカートリッジ11のノ
ズル14からコーキング剤等を吐出させるコーキングガ
ンであって、横断面形状が湾曲形状に形成された鋼板か
らなるロッド20と、引金19を引くことによりロッド
20を後方へ送り出していく送出機構30と、後方へ送
り出されたロッド20を前方に向けて折り返す折返し手
段70とを設け、この折返し手段70によって折り返さ
れた折返し部22の先端部22Aによってピストン体1
3を前方へ押していく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カートリッジに
充填されたコーキング剤又は接着剤等をカートリッジの
吐出口から吐出させるコーキングガンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、図8に示すコーキングガンが
知られている。かかるコーキングガンは、カートリッジ
1内に配置されたピストン2にロッド3を設け、引金4
を引くことによりロッド3を前方へ押し出していく押出
機構5を設けたものである。
【0003】この押出機構5によってロッド3を前方へ
押し出すことにより、ピストン2を前方へ移動させてカ
ートリッジ1内に充填されている接着剤6などを吐出口
7から吐出させるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなコーキングガンにあっては、ロッド3がカートリッ
ジ1の後端から後方へ延びているので、特に使用初期で
はカートリッジ1の長さと同程度の長さだけロッド3が
後方へ突き出すことになる。このため、狭い場所での作
業が困難になるという問題があった。
【0005】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
ので、その目的は、狭い場所で作業を行うことができ、
しかも構造が簡単なコーキングガンを提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、コーキング剤又は接着剤等が充
填されるとともに底に移動可能に配置されたピストン体
を有するカートリッジを着脱自在に装着する本体と、こ
の本体に設けた引金とを備え、この引金を引くことによ
り前記ピストン体を前方へ押していくことによりカート
リッジの吐出口からコーキング剤又は接着剤等を吐出さ
せるコーキングガンであって、前後方向に延びるととも
に横断面形状が湾曲形状に形成された鋼板からなるロッ
ドと、前記引金を引くことにより前記ロッドを後方へ送
り出していく送出手段と、前記本体の後部に設けられ後
方へ送り出されたロッドを前方に向けて折り返す折返し
手段とを設け、この折返し手段によって折り返されたロ
ッドの端部によって前記ピストンを前方へ押していくこ
とを特徴とする。
【0007】請求項2の発明は、前記ロッドを薄い鋼板
を積層して形成したことを特徴とする。
【0008】請求項3の発明は、前記送出手段は、引金
の操作によって前後方向へ移動する移動部材と、この移
動部材に設けたピンとを備え、移動部材が後方へ移動す
る際に前記ロッドに設けた係合部にピンが係合してロッ
ドを後方へ送り出し、移動部材が前方へ移動する際にピ
ンが前記係合部から外れることを特徴とする。
【0009】請求項4の発明は、前記係合部は、前記ピ
ンの頭が挿入される孔であることを特徴とする。
【0010】請求項5の発明は、前記係合部に係合して
いるピンを強制的にその係合から外す操作部材を設けた
ことを特徴とする。
【0011】請求項6の発明は、前記本体に装着された
カートリッジの前端の肩部に係合してこのカートリッジ
の前方への移動を阻止する阻止位置と、その係合が解除
される解除位置とへ移動可能なストッパを本体の先端部
に設け、このストッパを解除位置に移動させた際に、カ
ートリッジを本体の先端から装着可能にしたことを特徴
とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係わるコーキン
グガンの実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0013】図1に示すコーキングガン10は、カート
リッジ11を装着する半筒状の本体12と、この本体1
2に対して前後方向に移動可能に配置されたロッド20
と、このロッド20を後方へ送り出す送出機構(送出手
段)30と、後方へ送り出されたロッド20を前方へ折
り返す折返し手段70等とから構成されている。
【0014】カートリッジ11は、従来と同様に、コー
キング剤や接着剤を充填しており、底部に移動可能に設
けたピストン体13と、先端部にコーキング剤や接着剤
を吐出するノズル(吐出口)14とを有している。[本
体]本体12は、前後方向に延びているのとともに、図
2に示すように先端部に形成されたリング部15を有し
ている。このリング部15の内径はカートリッジ11の
外径とほぼ同一に設定されている。このリング部15の
下部には垂下した支持片16が形成され、この支持片1
6にはストッパ17A,17Bが軸支されている。スト
ッパ17A,17Bは軸J1回りに回動して開くようにな
っている。
【0015】ストッパ17Aは、円弧状に形成されると
ともに本体12の軸線方向に対して所定の幅を有するベ
ース部17bと、このベース部17bの前端からリング部
15の孔15Hに臨む方向に突出した円弧状のストッパ
部17cとを有している。ベース部17bの上部には孔1
7eが形成され、この孔17eにはリング部15に設けた
突起15Tが係合するようになっている。
【0016】そして、ストッパ17Aが図2に示す位置
(阻止位置)に閉じられたとき、ストッパ17Aの孔1
7eにリング部15の突起15Tが係合して図2の状態
にストッパ17Aがリング部15に係止される。ストッ
パ17Bも同様な構成となっているのでその説明は省略
する。
【0017】ストッパ17A,17Bが閉じられている
とき、カートリッジ11の前側の肩がストッパ17A,
17Bのストッパ部17c,17cに当接して、カートリ
ッジ11の前方への移動が阻止される。
【0018】ストッパ17A,17Bを開成したとき
は、リング部15の孔15Hは全面開放されて、この孔
15Hの前面からカートリッジ11を挿入して本体12
に装着できるようになっている。
【0019】本体12の後部の下部には、下方に延びた
グリップ18が設けられている。グリップ18にはグリ
ップ部18Aが形成され、このグリップ部18の上に送
出機構30が設けられている。
【0020】また、本体12にはグリップ18の前に引
金19が設けられており、この引金19は図1に示す初
期位置から後方へ軸19J回りに回動するようになって
いる。また、引金10は図1に示す初期位置より前側に
は回動することができないようになっている。 [ロッド]ロッド20は、図3に示すように、薄い鋼板
を積層して前後方向に延びた板状に形成したものであ
り、上面20Aが凹部となるように横断面形状が湾曲形
状に形成されている。ロッド20は、所定間隔毎に設け
られた複数の孔21と、後部で折り返された折返し部2
2とを有し、この折返し部22の先端部22Aには円形
の押圧板23が設けられている。また、その先端部22
Aは湾曲した補強板24,25によって挟持されてい
る。 [送出機構]送出機構30は、図3ないし図6に示すよ
うに、グリップ18の上部の側板18S,18Sに取り
付けられたガイドフレーム31と、このガイドフレーム
31内に前後方向へ移動可能に取り付けられた送出体
(移動部材)40等とを有している。 [ガイドフレーム]ガイドフレーム31は、前後方向に
延びるとともに所定間隔隔てて相対向した一対のガイド
側板32,32を有しており、ガイド側板32,32は後
部に設けた連結板33A,33Bおよび後壁板34によ
って連結されて一体となっている。各ガイド側板32に
は前後方向に延びたガイド孔35が形成されている。ま
た、各ガイド側板32の内側には前後方向に延びた上ガ
イド壁36と下部壁37とが形成されている。 [送出体]送出体40は下面が開口された筺体部41を
有しており、この筺体部41の上部には前後方向に所定
の長さを有し且つ所定の幅を有する当接面42が形成さ
れている。この当接面42は幅方向に対して凹状に湾曲
され、当接面42には前後方向に延びた3つの長孔43
が所定間隔毎に設けられている。また、筺体部41の両
側壁44には前方に突出した突出壁45,45が形成さ
れ、この突出壁45,45間には円柱状の当接部46が
設けられている。この当接部46の径は筺体部41の高
さより小さく設定されている。当接部46は引金19の
上部の後面19aに当接している。
【0021】また、筺体部42の両側壁44には、外方
に突出するとともに前後方向に延びたガイド壁47がそ
れぞれ形成されている。このガイド壁47の上部はガイ
ドフレーム31の上ガイド壁36に当接している。ま
た、ガイド壁47には側方に突出した2つの突起48が
前後に設けられている。この突起48は、ガイドフレー
ム31のガイド孔35に挿入されており、ガイド孔35
に沿って移動可能となっている。
【0022】送出体40は、ガイド孔35にガイドされ
てガイドフレーム31に対して前後方向へ移動するよう
になっている。
【0023】また、筺体部42の後壁42Kとガイドフ
レーム31の後壁板34との間にはスプリング49が設
けられていて送出体40が前方へ付勢されている。 [ピン体]筺体部42内には、3つのピン体50が配置
されており、各ピン体50は上下方向に延びた送りピン
51と、この送りピン51に対して直交する方向(幅方
向)に延びた支持軸52とを有している。送りピン51
の上端面51aは前側に傾斜している。
【0024】支持軸52の両端部は、筺体部42の両側
壁44,44に設けた孔44a,44aに回動可能に挿入さ
れており、送りピン51が支持軸52回りに回動するよ
うになっている。また、支持軸52にはバネ55が設け
られており(図7参照)、このバネ55により送りピン
51が反時計回りに付勢されている。
【0025】引金19が図1に示す初期位置にあると
き、送出体40は図1および図4に示す初期位置に位置
するようになっている。この初期位置に送出体40が位
置しているとき、送りピン51の頭部51Tが当接面4
2の長孔43から突出してロッド20の孔21に進入し
ている。また、スプリング49の付勢力により送出体4
0が前方へ移動するとき、送りピン51の頭部51Tが
ロッド20の孔21の前端に当接して、送りピン51が
バネ55の付勢力に抗して時計回りに回動する。この回
動により、送りピン51の頭部51Tがロッド20の孔
21から外れて当接面42の長孔43に没入するように
なっている(図7(C)参照)。
【0026】さらに、送出体40の前方への移動によ
り、長孔43に没入した送りピン51の頭部51Tがロ
ッド20の孔21の位置に位置すると、バネ55の付勢
力により送りピン51が反時計回りに回動して、送りピ
ン51の頭部51Tが当接面42の長孔43から突出し
てロッド20の孔21に進入するようになっている。 [操作部材]送出体40およびガイドフレーム31の下
には操作部材60が取り付けられている。
【0027】操作部材60は、前後方向に延びるととも
に後端に把手部61Aが折曲形成された操作板61を有
している。操作板61の前後に前後方向に延びたネジ用
の長孔62,63が設けられており、その長孔62,63
間には前後方向に延びた3つの長孔64が設けられてい
る。ネジ用の長孔62には、送出体40の前壁44Dの
下面に取り付けたネジN1が挿通されている。また、ネ
ジ用の長孔62には、ガイドフレーム31の連結板33
Bの下面に取り付けたネジN2が挿通されていて、操作
部材60が送出体40およびガイドフレーム31に対し
て前後方向へ相対移動可能となっているとともに、その
ネジN1,N2により操作部材60が送出体40およびガ
イドフレーム31に保持されている。
【0028】また、長孔64には図4に示すようにピン
体50の送りピン51の下部が挿入されており、図4に
示す状態から操作部材60を前方へ移動させると、図7
(D)に示すように、送りピン51は軸52回りに時計
方向へ回動して送りピン51の頭51Tがロッド20の
孔21から外れて送出体40の当接面42の長孔43に
没入するようになっている。 [折返し手段]折返し手段70は、本体12の後部の底
壁12Aから上方に向けて連続形成されるた内側ガイド
壁71と、この内側ガイド壁71の外側に所定距離離間
して設けられた外側ガイド壁80と、これらガイド壁7
1,80とで形成された円弧状のガイド通路75とを有
している。
【0029】内側ガイド壁71は、円弧状に形成された
円弧壁部72と、この円弧壁部72の上端から前方へ延
びた直線壁部73とを有している。
【0030】外側ガイド壁80は、下端部81Aがガイ
ドフレーム31の連結板33Aに固定された円弧壁部8
1と、この円弧壁部81の上端から前方へ延びた直線壁
部82とを有している。 [動作]次に、上記のように構成されるコーキングガン
10の動作について説明する。
【0031】先ず、カートリッジ11を図1に示すよう
にコーキングガン10の本体12に装着させる。この装
着の際には、ストッパ17A,17Bを開成してカート
リッジ11を矢印方向から挿入して装着する。そして、
ストッパ17A,17Bを閉じる。次に引金19を引く
と、引金19の後面19aが送出機構30の送出体40
の当接部46に当接しているので、引金19の軸19J
回りの回動とともに、送出体40がスプリング49の付
勢力に抗して後方へ移動していく。送出体40の後方へ
の移動により、送出体40の移動とともにピン体50も
後方へ移動していくので、ピン体50の送りピン51が
図7(B)に示すようにロッド20を後方へ送り出して
いく。
【0032】後方へ送り出されていくロッド20は折返
し手段70により折り返されてロッド20の折返し部2
2が前方へ移動していく。この折返し部22の前方への
移動により、押圧板23がカートリッジ11のピストン
体13を押していく。これにより、カートリッジ11の
ノズル14からコーキング剤等が吐出される。
【0033】ところで、ロッド20は横断面が湾曲され
ていることにより、ピストン体13を押していく際に、
折れ曲がってしまうことが防止される。このため、ピス
トン体13をロッド20で確実に押していくことができ
る。
【0034】引金19から手を離すと、送出体40はス
プリング49の付勢力により前方へ移動していく。この
際、図7(C)に示すように、送りピン51はバネ55
の付勢力に抗して軸52回りに時計方向へ回動して送り
ピン51の頭51Tがロッド20の孔21から外れて送
出体40の当接面42の長孔43に没入する。この没入
により、ロッド20を押し戻すことなく送出体40が前
方へ移動する。
【0035】他方、送出体40の前方への移動によって
引金19が初期位置へ回動していく。
【0036】そして、引金19が初期位置に戻り、送出
体40が図1,図4および図7(A)に示す位置に移動
すると、長孔43に没入した送りピン51の頭部51T
がロッド20の孔21の位置に位置する。そして、バネ
55の付勢力により送りピン51が反時計回りに回動し
て、送りピン51の頭部51Tが当接面42の長孔43
から突出してロッド20の孔21に進入し、図1,図4
および図7(A)に示す状態となる。
【0037】カートリッジ11を本体12に装着した際
に、カートリッジ11のピストン体13にロッド20の
押圧板23が当接しない場合には、押圧板23がピスト
ン体13に当接するまで引金19を何回か引けばよい。
すなわち、空打ちしていけばよい。
【0038】カートリッジ11を交換する場合、先ず、
ストッパ17A,17Bを開成してカートリッジ11を
前方へ引き抜いていく。次に、操作部材60の把手部6
1Aを前方に押して、操作部材60を前方へスライド移
動させる。すると、図7(D)に示すように、送りピン
51はバネ55の付勢力に抗して軸52回りに時計方向
へ回動して、送りピン51の頭51Tがロッド20の孔
21から外れて送出体40の当接面42の長孔43に没
入する。そして、ロッド20の押圧板23を後方へ手で
押して、ロッド20を前方へ押し戻していく。このよう
にして、ロッド20を図1に示す初期位置まで押し戻し
ていく。
【0039】そして、上記のようにして新たなカートリ
ッジ11を本体12に装着すればよい。
【0040】このコーキングガン10によれば、ロッド
20が本体12の後部から後方へ突出することがないの
で、狭い場所でも作業を行うことができる。また、ロッ
ド20を後方へ送り出す送出機構30と、送り出された
ロッド20を前方へ折り返す折返し手段70とを設けた
だけなので、その構造は至って簡単なものである。
【0041】また、引金19から手を離すと、送りピン
51の頭51Tがロッド20の孔21から外れて送出体
40の当接面42の長孔43に没入するので、ロッド2
0によるピストン体13への押圧力が解除される。この
ため、カートリッジ11のノズル14から接着剤が漏れ
出てしまう液垂れが防止される。
【0042】上記実施形態では、ロッド20は薄い鋼板
を積層して形成したものであるが、1枚の鋼板であって
もよい。また、鋼板の替わりに剛性のある合成樹脂で形
成してもよい。
【0043】
【発明の効果】この発明によれば、狭い場所で作業を行
うことができ、しかも構造が簡単なコーキングガンを提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るコーキングガンの構成を示した
概略構成図である。
【図2】図1に示すコーキングガンの一部を拡大した拡
大斜視図である。
【図3】ロッドと送出機構とを示した斜視図である。
【図4】送出機構と折返し手段の構成を示した拡大断面
図である。
【図5】送出機構を示した横断面図である。
【図6】送出機構の構成を示した分解斜視図である。
【図7】(A)初期位置にあるロッドと送出機構を示し
た説明図である。 (B)ロッドが後方へ送り出される状態を示した説明図
である。 (C)送出体が前方へ移動する状態を示した説明図であ
る。 (D)操作部材を前方へスライド移動させた状態を示し
た説明図である。
【図8】従来のコーキングガンの構成を示した説明図で
ある。
【符号の説明】
10 コーキングガン 11 カートリッジ 13 ピストン体 14 ノズル(吐出口) 19 引金 20 ロッド 22 折返し部 22A 先端部 70 折返し手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コーキング剤又は接着剤等が充填されると
    ともに底に移動可能に配置されたピストン体を有するカ
    ートリッジを着脱自在に装着する本体と、この本体に設
    けた引金とを備え、この引金を引くことにより前記ピス
    トン体を前方へ押していくことによりカートリッジの吐
    出口からコーキング剤又は接着剤等を吐出させるコーキ
    ングガンであって、 前後方向に延びるとともに横断面形状が湾曲形状に形成
    された鋼板からなるロッドと、 前記引金を引くことにより前記ロッドを後方へ送り出し
    ていく送出手段と、 前記本体の後部に設けられ後方へ送り出されたロッドを
    前方に向けて折り返す折返し手段とを設け、 この折返し手段によって折り返されたロッドの端部によ
    って前記ピストンを前方へ押していくことを特徴とする
    コーキングガン。
  2. 【請求項2】前記ロッドを薄い鋼板を積層して形成した
    ことを特徴とする請求項1のコーキングガン。
  3. 【請求項3】前記送出手段は、引金の操作によって前後
    方向へ移動する移動部材と、この移動部材に設けたピン
    とを備え、移動部材が後方へ移動する際に前記ロッドに
    設けた係合部にピンが係合してロッドを後方へ送り出
    し、移動部材が前方へ移動する際にピンが前記係合部か
    ら外れることを特徴とする請求項1のコーキングガン。
  4. 【請求項4】前記係合部は、前記ピンの頭が挿入される
    孔であることを特徴とする請求項3のコーキングガン。
  5. 【請求項5】前記係合部に係合しているピンを強制的に
    その係合から外す操作部材を設けたことを特徴とする請
    求項3または請求項4のコーキングガン。
  6. 【請求項6】前記本体に装着されたカートリッジの前端
    の肩部に係合してこのカートリッジの前方への移動を阻
    止する阻止位置と、その係合が解除される解除位置とへ
    移動可能なストッパを本体の先端部に設け、 このストッパを解除位置に移動させた際に、カートリッ
    ジを本体の先端から装着可能にしたことを特徴とする請
    求項1ないし請求項5のいずれか1つに記載のコーキン
    グガン。
JP2000133386A 2000-05-02 2000-05-02 コーキングガン Pending JP2001317214A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000133386A JP2001317214A (ja) 2000-05-02 2000-05-02 コーキングガン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000133386A JP2001317214A (ja) 2000-05-02 2000-05-02 コーキングガン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001317214A true JP2001317214A (ja) 2001-11-16

Family

ID=18641893

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000133386A Pending JP2001317214A (ja) 2000-05-02 2000-05-02 コーキングガン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001317214A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005319466A (ja) * 2004-05-10 2005-11-17 Hilti Ag 押し出し装置
EP2184113A1 (de) * 2008-11-07 2010-05-12 HILTI Aktiengesellschaft Auspressvorrichtung
US20110155769A1 (en) * 2009-12-29 2011-06-30 Hung-Chih Hung Caulking gun

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005319466A (ja) * 2004-05-10 2005-11-17 Hilti Ag 押し出し装置
EP2184113A1 (de) * 2008-11-07 2010-05-12 HILTI Aktiengesellschaft Auspressvorrichtung
JP2010110758A (ja) * 2008-11-07 2010-05-20 Hilti Ag 押出装置
US9878345B2 (en) 2008-11-07 2018-01-30 Hilti Aktiengesellschaft Squeeze-out dispenser
US20110155769A1 (en) * 2009-12-29 2011-06-30 Hung-Chih Hung Caulking gun
US8251260B2 (en) * 2009-12-29 2012-08-28 Siang Syuan Fu Industry Co., Ltd. Caulking gun

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6264071B1 (en) Viscous material dispenser
US4854480A (en) Long range trigger-actuated squirt gun
JP2008049338A (ja) ディスペンス装置
US5884818A (en) Grease gun
US5615807A (en) Convertible dripless caulking gun for variant viscosity media
JP2004516075A (ja) 吐出デバイス
US4957223A (en) Dispenser gun
US2788159A (en) Caulk gun
US8328052B2 (en) Dispensing gun
JP2001317214A (ja) コーキングガン
EP1623770A2 (en) Dispensing gun
TW202121129A (zh) 電腦輸入裝置
JP2000033305A (ja) 液体注出用ガン
JPH11309680A (ja) 構造物内に挿入すべき構造部品の送出および装着装置
KR200392534Y1 (ko) 실리콘 건
JPH11333346A (ja) 液体注出用ガン
JP2006501110A (ja) 作動後に押し出される材料を制限するディスペンサ
JP6567182B2 (ja) ディスペンサ、並びにディスペンサ及びカートリッジ
JPS587386B2 (ja) キユウインソウチ
JP3830493B2 (ja) 水鉄砲玩具
JPS5851980Y2 (ja) 吐出装置
JP2516558B2 (ja) コ―キングガン
US20020047014A1 (en) Fuel cap device
KR20230139671A (ko) 반자동식 실리콘 건
FI86917C (fi) Magasinregel foer pistol