JP2001315167A - 金 型 - Google Patents

金 型

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JP2001315167A
JP2001315167A JP2000137583A JP2000137583A JP2001315167A JP 2001315167 A JP2001315167 A JP 2001315167A JP 2000137583 A JP2000137583 A JP 2000137583A JP 2000137583 A JP2000137583 A JP 2000137583A JP 2001315167 A JP2001315167 A JP 2001315167A
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Nobuhiro Shimane
伸浩 島根
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Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/38Cutting-off equipment for sprues or ingates
    • B29C2045/388Locking pins for retaining the sprue

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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 専用の成形機や型締め駆動装置を使用するこ
となく、薄肉の板状体を簡易に成形できる金型を提供す
る。 【解決手段】 固定型1と、固定型1に内蔵される第一の
スプル10と、固定型1に対してスライドする可動型20
と、固定型1と可動型20との間に介在されて型締め時に
可動型20との間に製品形成部32を形成するスライド可能
なピストンプレート30と、ピストンプレート30に内蔵さ
れて型締め時に第一のスプル10からの樹脂を製品形成部
32にゲート41を介し注入する複数の第二のスプル40とを
備える。固定型1を、固定側取付板2と、固定側取付板2
に支持されてピストンプレート30に接触するスライド可
能な固定側型板3とに分割し、ピストンプレート30の固
定側型板3との接触面に、第一、第二のスプル10・40の
間に介在する樹脂溜まり36を形成する。そして、樹脂溜
まり36の投影面積を製品形成部32の面積よりも広くし、
製品形成部32への樹脂の充填前に樹脂溜まり36を樹脂で
満たしてその圧力でピストンプレート30を可動型20側に
スライドさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出成形用の金型
に関し、より詳しくは、薄肉の板状体の成形等に好適な
金型に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、射出成形の分野においては、様々
な物品の成形が要望されているが、その一つとして、薄
肉の板状体の成形があげられる。この薄肉の板状体、特
に肉厚が1mmに満たない広面積で薄肉の板状体は、そ
の薄さや樹脂の流動性(例えば、PVCは流動性が良く
ない)の観点から通常の射出成形が非常に難しい。この
ような薄肉の板状体を射出成形する場合には、従来、射
出速度の高速な専用の成形機を使用するか、あるいは金
型を完全に閉じず、樹脂を射出した後に専用の型締め駆
動装置で型閉めして冷却前の樹脂を圧縮し、薄肉の板状
体を成形するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、肉厚が1mmに
満たない広面積で薄肉の板状体を成形する場合には、以
上のように専用の成形機又は型締め駆動装置を使用しな
ければならないので、汎用の成形機を使用して薄肉の板
状体を実験等を目的に手軽に成形するのが実に困難であ
るという問題がある。
【0004】本発明は、上記に鑑みなされたもので、専
用の成形機や型締め駆動装置を使用することなく、薄肉
の板状体を簡易に成形することのできる金型を提供する
ことを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明にお
いては、上記課題を達成するため、固定型と、この固定
型に設けられる第一の樹脂通路と、該固定型に相対して
移動する可動型と、該固定型と該可動型との間に介在さ
れて型締め時に可動型との間に製品形成部を形成する型
開き方向に移動可能なピストンプレートと、このピスト
ンプレートに設けられて型締め時に上記第一の樹脂通路
からの樹脂を該製品形成部にゲートを介して注入する第
二の樹脂通路とを含んでなるものであって、上記固定型
を、固定側取付板と、この固定側取付板に支持されて上
記ピストンプレートに接触する型開き方向に移動可能な
固定側型板とに分割し、該ピストンプレートの該固定側
型板との接触面に、上記第一、第二の樹脂通路の間に介
在する樹脂溜まりを形成し、この樹脂溜まりの投影面積
を上記製品形成部の面積よりも広くし、該製品形成部へ
の樹脂の充填前に該樹脂溜まりを樹脂で満たしてその圧
力で上記ピストンプレートを上記可動型方向に移動させ
るようにしたことを特徴としている。
【0006】なお、上記固定型の固定側型板と上記可動
型のいずれか一方に可撓性の係合部材を取り付け、他方
には係合部材に引っかかる被係合部材を取り付け、該固
定側型板から上記樹脂溜まり内にロックピンを突出させ
ることが好ましい。また、上記ピストンプレートに、上
記製品形成部内に突出する内部突出しピンを型開き方向
に進退動可能に取り付け、この内部突出しピンを上記可
動型側の突出しピンと対向させると良い。
【0007】ここで、特許請求の範囲における樹脂は、
熱可塑性(例えば、PA、PC、PET等)でも良いし、
熱硬化性でも良い。第二の樹脂通路やロックピンは単数
複数いずれでも良い。また、係合部材は、固定型の固定
側型板に取り付けられるものでも良いし、可動型に取り
付けられるものでも良い。被係合部材についても同様で
ある。さらに、本発明に係る金型は、主に薄肉の板状体
の成形に使用されるが、板状体以外の成形に使用するこ
ともできるし、あるいは厚肉の成形品の成形にも使用す
ることができる。この金型は、横型の成形機に取り付け
ることもできるし、縦型の成形機に取り付けることも可
能である。
【0008】請求項1記載の発明によれば、樹脂溜まり
に流動性の樹脂が略完全に充填されると、樹脂は、樹脂
溜まり、第二の樹脂通路、及びゲートを流れて製品形成
部に注入される。この際、ゲートにおける圧力損失が大
きいので、製品形成部の樹脂に伝わる圧力は小さくな
る。このような状態で樹脂が注入されると、製品形成部
に樹脂が充填される前に樹脂溜まりの樹脂が圧力媒体と
して機能してピストンプレートを可動型方向に移動さ
せ、製品形成部の樹脂が圧縮される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
ましい実施形態を説明すると、本実施形態における金型
は、図1ないし図12に示すように、図示しない成形機
の射出側に固定される固定型1と、この固定型1の中央
部に内蔵される略円錐台形の第一のスプル10と、固定
型1に相対して左右にスライドする可動型20と、固定
型1と可動型20との間に介在される型開き方向(図1
や図3の左右方向)にスライド可能なピストンプレート
30と、このピストンプレート30の略中央部に所定の
間隔をおき並べて内蔵される複数の第二のスプル40と
を備え、肉厚が1mmに満たない広面積で薄肉の板状体
Pを成形する。
【0010】固定型1は、成形機取り付け用の固定側取
付板2と、この固定側取付板2に支持されてピストンプ
レート30の裏面外周縁に接離する型開き方向にスライ
ド可能な固定側型板3とから積層構成されている。固定
側取付板2は、少なくとも20mm以上の板厚に形成さ
れ、中央部の孔に第一のスプル10に連通するロケート
リング4が嵌着されており、このロケートリング4が成
形機のノズルタッチを円滑化するよう機能する。この固
定側取付板2の上端部には、固定側型板3用のガイド支
持ピン5の一部が植設され、このガイド支持ピン5の残
部の拡径頭部等が図1等の左方向に指向している。
【0011】固定側取付板2の略中央部には、複数のロ
ックピン6が所定の間隔をおき並べて植設され、この複
数のロックピン6のピン部分が固定側型板3を遊貫突出
する。各ロックピン6の先端部は、略円錐台状に形成さ
れ、可動型20方向に向かうにしたがい徐々に広がる。
また、固定側型板3は、上端部にガイド支持ピン5用の
嵌合孔が穿設され、上端面には図5や図7に示す被係合
ピン7が立設されている。
【0012】可動型20は、図1等に示すように、成形
機取り付け用の可動側取付板21と、この可動側取付板
21に対向する可動側型板22と、この可動側型板22
表面の製品形成面23から板状体Pを複数の突出しピン
24で取り出す図1の左右方向にスライド可能な突出し
板25と、可動側取付板21と可動側型板22との間に
介在されて板状体Pの突出し距離を確保する複数のスペ
ーサブロック26とから構成されている。可動側型板2
2は、基本的には断面略凹字形に形成され、上端面に
は、図5や図7に示す可撓性・弾性の係合片27が装着
されており、この係合片27の先端部の丸い突起が型開
きの開始時に被係合ピン7に係止する。
【0013】ピストンプレート30は、図1に示すよう
に、断面略凸字形に形成され、可動型20に複数のガイ
ドピン31を介してスライド可能に支持されており、型
締め時に可動側型板22表面の製品形成面23との間に
製品形成部32を形成する。このピストンプレート30
の表面は、可動側型板22の製品形成面23に隙間を介
して対向する製品形成面33に形成されている。ピスト
ンプレート30の表面側の複数の取付孔には図2に示す
ように、製品形成面33から突出する断面略T字形の内
部突出しピン34がコイルバネ35を介し並べて内蔵さ
れ、各内部突出しピン34が型開き方向に進退動可能な
状態で可動型20側の突出しピン24と対向している。
【0014】ピストンプレート30の固定側型板3と接
触する裏面(接触面)には図2や図10等に示すように、
第一のスプル10に連通する断面略皿形の樹脂溜まり3
6が凹み形成され、この中空の樹脂溜まり36には複数
のロックピン6の先端部が含まれており、各ロックピン
6の先端部が成形時に樹脂に囲まれるようになってい
る。樹脂溜まり36は、その投影面積が反対側に位置す
る製品形成部32の面積の10倍、あるいは略10倍以
上となるよう形成されている。
【0015】さらに、各第二のスプル40は、図1や図
10等に示すように、断面略円錐形に形成され、第一の
スプル10に樹脂溜まり36を介して連通するととも
に、ロックピン6と対向している。各第二のスプル40
は、縮径の先端が製品形成部32に先細りのゲート41
を介して連通し、型締め時に第一のスプル10から樹脂
溜まり36を通過して流動してきた樹脂を製品形成部3
2にゲート41を介し注入するよう機能する。
【0016】上記構成において、肉厚が1mmに満たな
い広面積で薄肉の板状体Pを成形する場合には、先ず、
金型のピストンプレート30を成形機の射出シリンダ側
(図1の右方向)に寄せ、固定型1と可動型20とを型締
めして製品形成部32を区画形成し、射出シリンダから
固定型1に溶融したPVC等の樹脂を射出する。する
と、図1に示すように、樹脂の一部が第一のスプル10
を通過して樹脂溜まり36に流入してこれを満たすとと
もに、樹脂の残部が樹脂溜まり36、各第二のスプル4
0、及びゲート41を順次通過して製品形成部32に圧
入される。この際、樹脂は、樹脂溜まり36を完全に満
たすが、図2に示すように、製品形成部32を完全には
満たさない。
【0017】樹脂溜まり36に樹脂が完全に充填される
と、樹脂は、図3や図4に示すように、樹脂溜まり3
6、各第二のスプル40、及びゲート41を順次通過し
て製品形成部32に圧入され、突出していた複数の内部
突出しピン34がコイルバネ35を圧縮しつつ後退して
製品形成面33と面一となる。この際、ゲート41での
圧力損失が大きいので、製品形成部32の樹脂に伝わる
圧力は小さくなる。このような状態で樹脂がさらに射出
されると、製品形成部32に樹脂が充填される前に樹脂
溜まり36の樹脂の圧力でピストンプレート30が可動
型20方向にスライドする。
【0018】このとき、ピストンプレート30の製品形
成部32と樹脂溜まり36の面積の相違からパスカルの
原理(液体を容器中に密閉し、この一部に圧力を加えた
とき、液体を粘性、圧縮性を無視した完全液体と仮定す
ると、圧力は全ての部分にそのまま伝わる、という原
理)に基づく増圧がなされ、製品形成部32の樹脂は、
ピストンプレート30で押圧され、樹脂に製品形成面2
3・33の形状が強く転写される。こうして樹脂に製品
形成面23・33の形状を転写したら、金型内を流れる
図示しない冷却水で樹脂を充分に冷却固化させ、薄肉の
板状体Pを成形する。この際、係合片27と被係合ピン
7とは、図5に示すように、係止可能な関係を維持して
いる。
【0019】次いで、板状体Pの冷却固化を確認した
ら、図6に示すように、可動型20をスライドさせて固
定型1と可動型20とを型開きする。この際、図7に示
すように、離れる係合片27の先端部が被係合ピン7に
係止するので、可動型20の開放に伴い固定型1の固定
側型板3が引っ張られて開き始める。また、樹脂溜まり
36で固化した樹脂は、図8に示すように、複数のロッ
クピン6の円錐台を呈した先端部と一体化してゲート4
1が切断可能となり、樹脂溜まり36から分離して固定
側型板3に支持される。
【0020】こうして固定型1と可動型20とを型開き
し、固定側型板3が開き始めると、固定側型板3がガイ
ド支持ピン5の拡径頭部に接触して停止(図9参照)し、
複数のロックピン6の先端部が固化した樹脂から抜け外
れる。さらに、可動型20がスライドすると、バネ性の
係合片27が撓んで被係合ピン7から外れ、可動型20
が所定の位置までスライドして停止する(図10参照)。
【0021】そして、突出し板25が固定型1方向にス
ライドして板状体Pを離型するとともに、ピストンプレ
ート30が板状体Pを介して固定型1方向にスライド
(図11参照)し、その後、各内部突出しピン34がコイ
ルバネ35の復帰で前進し、ピストンプレート30と板
状体Pとが分離する(図12参照)。この分離により、板
状体Pと樹脂溜まり36で固化した樹脂とを金型から脱
型することが可能となる。
【0022】上記構成によれば、射出シリンダから固定
型1に溶融した樹脂を射出し、樹脂の温度が下がる前に
樹脂を圧縮して薄肉の板状体Pを成形するので、専用の
成形機又は型締め駆動装置を使用する必要性が全くな
い。したがって、通常の成形機を使用して肉厚が1mm
に満たない広面積で薄肉の板状体Pを実験等を目的にき
わめて手軽に射出成形することができる。また、パスカ
ルの原理に基づき、大きな圧縮力で樹脂を圧縮するの
で、例え樹脂の流動性が悪くても、きわめて良好な射出
成形が大いに期待でき、しかも、専用の油圧圧縮機構を
なんら必要としないので、金型の構成の著しい簡素化を
図ることができる。
【0023】また、ロックピン6の先端部が略円錐台状
に形成されて可動型20方向に向かうにしたがい徐々に
拡開するので、固化した樹脂からきわめて容易に外れる
ことがない。さらに、各内部突出しピン34が突出しピ
ン24と対向するので、取り出し時に板状体Pが不必要
に屈曲して外観を損ねることがない。さらにまた、金型
が基本的には3プレート構造なので、ゲート41の位置
を任意に設置したり、ゲート41の切断に人手を必要と
しない。
【0024】なお、上記実施形態では単一のガイド支持
ピン5を示したが、複数本のガイド支持ピン5を使用し
ても良い。係合片27は、L字状にしたり、J字状等に
屈曲形成することもできる。また、ピストンプレート3
0のガイドピン31も、2本でも4本でも良い。樹脂溜
まり36は、断面略皿形でも良いし、断面略半楕円形等
でも良い。さらに、第二のスプル40は、直線状でも良
いが、L字状やクランク状等の他形状とすることも可能
である。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、専用の成
形機や型締め駆動装置を使用することなく、汎用の成形
機を使用して薄肉の板状体をも成形することができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る金型の実施形態における固定型と
可動型とを型締めして製品形成部を形成し、固定型に溶
融した樹脂を射出する状態を示す断面説明図である。
【図2】本発明に係る金型の実施形態における樹脂が製
品形成部の一部に充填された状態を示す拡大断面説明図
である。
【図3】本発明に係る金型の実施形態における樹脂が樹
脂溜まり、各第二のスプル、及びゲートを通過して製品
形成部に圧入され、内部突出しピンが後退して製品形成
面と面一となる状態を示す断面説明図である。
【図4】図3の要部拡大断面説明図である。
【図5】本発明に係る金型の実施形態における薄肉の板
状体成形時の係合片と被係合ピンとの関係を示す説明図
である。
【図6】本発明に係る金型の実施形態における固定型と
可動型とを型開きする状態を示す断面説明図である。
【図7】本発明に係る金型の実施形態における型開き時
の係合片と被係合ピンとの関係を示す説明図である。
【図8】本発明に係る金型の実施形態における固化した
樹脂と複数のロックピンとが一体となる状態を示す要部
拡大説明図である。
【図9】本発明に係る金型の実施形態における固定側型
板がガイド支持ピンの拡径頭部に密嵌停止する状態を示
す断面説明図である。
【図10】本発明に係る金型の実施形態における係合片
が屈曲して被係合ピンから外れ、可動型がスライドして
停止する状態を示す断面説明図である。
【図11】本発明に係る金型の実施形態における突出し
板が固定型方向にスライドし、ピストンプレートが板状
体を介して固定型方向にスライドする状態を示す断面説
明図である。
【図12】本発明に係る金型の実施形態におけるピスト
ンプレートと板状体とが分離する状態を示す断面説明図
である。
【符号の説明】
1 固定型 2 固定側取付板 3 固定側型板 6 ロックピン 7 被係合ピン(被係合部材) 10 第一のスプル(第一の樹脂通路) 20 可動型 21 可動側取付板 22 可動側型板 24 突出しピン 27 係合片(係合部材) 30 ピストンプレート 34 内部突出しピン 36 樹脂溜まり 40 第二のスプル(第二の樹脂通路) 41 ゲート P 板状体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定型と、この固定型に設けられる第一
    の樹脂通路と、該固定型に相対して移動する可動型と、
    該固定型と該可動型との間に介在されて型締め時に可動
    型との間に製品形成部を形成する型開き方向に移動可能
    なピストンプレートと、このピストンプレートに設けら
    れて型締め時に上記第一の樹脂通路からの樹脂を該製品
    形成部にゲートを介して注入する第二の樹脂通路とを含
    んでなる金型であって、 上記固定型を、固定側取付板と、この固定側取付板に支
    持されて上記ピストンプレートに接触する型開き方向に
    移動可能な固定側型板とに分割し、該ピストンプレート
    の該固定側型板との接触面に、上記第一、第二の樹脂通
    路の間に介在する樹脂溜まりを形成し、この樹脂溜まり
    の投影面積を上記製品形成部の面積よりも広くし、該製
    品形成部への樹脂の充填前に該樹脂溜まりを樹脂で満た
    してその圧力で上記ピストンプレートを上記可動型方向
    に移動させるようにしたことを特徴とする金型。
  2. 【請求項2】 上記固定型の固定側型板と上記可動型の
    いずれか一方に可撓性の係合部材を取り付け、他方には
    係合部材に引っかかる被係合部材を取り付け、該固定側
    型板から上記樹脂溜まり内にロックピンを突出させた請
    求項1記載の金型。
  3. 【請求項3】 上記ピストンプレートに、上記製品形成
    部内に突出する内部突出しピンを型開き方向に進退動可
    能に取り付け、この内部突出しピンを上記可動型側の突
    出しピンと対向させた請求項1又は2記載の金型。
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CN103496089A (zh) * 2013-09-26 2014-01-08 高精科技(苏州)有限公司 助便器的冲水器的模具

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