JP2001315085A - 搬送ロボット - Google Patents

搬送ロボット

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JP2001315085A
JP2001315085A JP2000131921A JP2000131921A JP2001315085A JP 2001315085 A JP2001315085 A JP 2001315085A JP 2000131921 A JP2000131921 A JP 2000131921A JP 2000131921 A JP2000131921 A JP 2000131921A JP 2001315085 A JP2001315085 A JP 2001315085A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】宇宙空間で使用される搬送ロボットに関する。 【解決手段】本発明の搬送ロボット1は、そのハンド部
2が、弾性体と、その上に、互いに絶縁された状態で近
接して配置された第1、第2の電極とを有している。ハ
ンド部2を絶縁性の搬送対象物と当接させた状態で第
1、第2の電極の間に電圧を印加すると、グラディエン
ト力により搬送対象物を静電吸着して保持することがで
きる。このため、ハンド部が搬送対象物を把持する構成
になっていたことで、把持するために複雑な駆動機構を
有していた従来のロボットに比して、簡単な構造でハン
ド部を構成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、搬送ロボットに関
し、特に、真空中において作業をする際に、遠隔操作に
より搬送対象物を搬送する搬送ロボットに関する。
【0002】
【従来の技術】真空中において、様々な物を搬送する際
に、搬送ロボットが多用されている。図7(a)の符号1
01に、従来の真空作業用の搬送ロボットの一例を示
す。この搬送ロボット101は、ハンド部102と、ア
ーム部103と制御駆動部104とを有している。
【0003】アーム部103は、その末端が制御駆動部
104に取り付けられており、アーム部103の先端に
はハンド部102が取り付けられている。アーム部10
3は関節181、182を有しており、制御駆動部10
4を駆動すると、関節181、182を中心にして折り
曲げ運動することにより、ハンド部102を三次元空間
内で自由に運動させることができるように構成されてい
る。
【0004】かかる構成の搬送ロボット101を用い
て、月面上に載置された搬送対象物を所望の場所に移動
させる場合には、図7(a)に示すように、まず制御駆動
部104を駆動して月面上の搬送対象物170にハンド
部102を接近させる。ハンド部102は、一対の先端
部111、112を有しており、そのうち一方の先端部
111を、図7(b)に示すように月面と搬送対象物17
0との間に挿し入れる。
【0005】各先端部111、112はそれぞれ関節1
91、192を備え、制御駆動部104を駆動すると、
関節191、192を中心にして各先端部111、11
2を折り曲げることができ、月面と搬送対象物170と
の間にハンド部102の一方の先端部111を挿し入れ
た状態で、各先端部111、112を折り曲げると、図
8(c)に示すように、搬送対象物170が各先端部11
1、112に挟まれてハンド部102に把持される。こ
の状態で、図8(d)に示すように、ハンド部102を上
昇させて月面から浮かせ、所定の場所まで移動させるこ
とにより、搬送対象物170を搬送することができる。
【0006】このように、上記搬送ロボット101で月
面上に載置された搬送対象物170を搬送するには、図
7(b)に示したように、月面と搬送対象物170との間
にハンド部102の先端部111を挿し入れる必要があ
るが、この作業は困難な作業であって、先端部111を
挿し入れようとする動作を再三繰り返さなければならな
いことが多く、搬送作業が煩雑になっていた。
【0007】さらに、ハンド部102で搬送対象物17
0を把持するには、ハンド部102の先端部111、1
12を折り曲げなければならないが、そのために比較的
複雑な駆動機構を設ける必要があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来技術
の要求に応じるために創作されたものであり、その目的
は、搬送作業を容易にし、かつ駆動機構が簡易な、大気
中だけでなく真空中においても使用される搬送ロボット
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、搬送ロボットであって、複
数の関節を備え、前記関節を中心として折り曲げ可能に
構成されたアームと、前記アームの一部を構成するハン
ド部は、互いに絶縁された第1、第2の電極を有するこ
とを特徴とする。請求項2記載の発明は、請求項1記載
の搬送ロボットであって、前記ハンド部には弾性材が設
けられ、前記第1、第2の電極は、前記弾性材表面に配
置されたことを特徴とする。請求項3記載の発明は、請
求項2記載の搬送ロボットであって、前記弾性材の少な
くとも一部は外方に膨出して形成され、前記第1、第2
の電極の少なくとも一部は、前記膨出部分上に配置され
たことを特徴とする。請求項4記載の発明は、請求項2
又は請求項3記載の搬送ロボットであって、前記弾性材
の表面は、略円筒状に形成され、前記第1、第2の電極
の少なくとも一部は、前記弾性材の側面上に配置された
ことを特徴とする。請求項5記載の発明は、請求項1乃
至請求項4のいずれか1項記載の搬送ロボットであっ
て、少なくとも前記第1、第2の電極表面を被覆するよ
うに配置された保護膜を有することを特徴とする。
【0010】本発明の搬送ロボットのハンド部は、互い
に絶縁された第1、第2の電極を有しており、これら第
1、第2の電極は、例えば外方に膨出した弾性材の、膨
出した部分上に配置されている。
【0011】かかるハンド部を、平板状の搬送対象物に
押しつけた状態を図3に示す。図3で符号25は弾性材
を示しており、70は搬送対象物を示している。さらに
符号271、272は第1、第2の電極をそれぞれ示して
いる。このように、平板状の搬送対象物70に弾性材2
5を押し付けると、押し付けられた部分の弾性材25も
また平板状に変形し、第1、第2の電極271、272
上端部が、搬送対象物70に当接する。
【0012】この状態で、第1、第2の電極271、2
2間に直流電圧を印加すると、その間には、図3の符
号Eに示した向きの電界が生じる。一般に、不均一な電
場E中に分極率αの誘電体を置いたとき、その誘電体に
は、単位面積当たり次式で表されるグラディエント力が
作用する。
【0013】f = 1/2・α・grad(E2) 図3中で符号fは、グラディエント力の方向を示してい
る。第1、第2の電極271、272は、上述したように
互いに近接した状態で配置されており、その結果gra
d(E2)が大きくなり、誘電体からなる搬送対象物70
が、弾性材25の表面方向に受けるグラディエント力が
大きくなる。図3の符号fに、グラディエント力の方向
を示す。このようにグラディエント力fが大きくなる
と、搬送対象物70が絶縁物であっても、ハンド部の表
面に静電吸着される。
【0014】このように、本発明のハンド部は、絶縁性
の搬送対象物を静電吸着して保持することができる。搬
送対象物が静電吸着された状態でアームを運動させてハ
ンド部を移動させることにより、搬送対象物を所定の場
所に移動させることができる。
【0015】また、弾性材上に第1、第2の電極を形成
するという簡単な機構で搬送対象物を静電吸着して搬送
することができるので、従来必要であった、搬送対象物
を把持させるための複雑な駆動機構が不要になる。
【0016】なお、本発明において、ハンド部が弾性材
を有しており、弾性材を搬送対象物に押し付けると、搬
送対象物の形状にあわせて弾性材が変形して、ハンド部
と搬送対象物との接触面積が大きくなるので、ハンド部
が変形しない場合に比して静電吸着力が増す。
【0017】さらに、本発明において、第1、第2の電
極を被覆する保護膜を設けてもよい。このように構成す
ると、第1、第2の電極が搬送対象物と直接接触しない
ため、第1、第2の電極の磨耗を防止することができ
る。またこの場合には、導電性を有する物質をハンド部
に当接させても、その導電性物質は第1、第2の電極と
は直接接触しないので、第1、第2の電極間が短絡する
ことはなく、グラディエント力が生じるので、搬送対象
物が導電性物質であっても、これを静電吸着して搬送す
ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下で図面を参照し、本発明の実
施形態について説明する。図1の符号1に、本発明の一
実施形態の搬送ロボットを示す。この搬送ロボット1
は、制御駆動部4と、アーム3とを有している。
【0019】アーム3は、関節部81、82、83と、取
付部6とハンド部2とを有しており、その末端は制御駆
動部4に取り付けられている。アーム部3は、その先端
に取付部6を介してハンド部2が取り付けられ、関節部
1、82、83とを中心にして自由に折り曲げ運動や回
転運動ができるように構成されており、その結果とし
て、ハンド部2を三次元空間内で自由に移動させること
ができるように構成されている。
【0020】ハンド部2の構成を図2(a)に示す。ハン
ド部2は、弾性材25と、第1、第2の電極271、2
2とを有している。弾性材25は、シリコーンゴム等
が円筒状に形成されることで成る。この弾性材25の湾
曲した側面には、銅薄膜等の金属から成る第1、第2の
電極271、272が形成されている。
【0021】第1、第2の電極271、272が、弾性材
25の側面に配置された状態を同図(b)に示す。第1、
第2の電極271、272は櫛状に成形されており、その
歯の部分が互いに噛み合うように配置されている。ここ
では第1、第2の電極271、272の幅は4mm、電極
間の間隔は1mmとしている。
【0022】第1、第2の電極271、272はそれぞれ
制御駆動部4内に設けられた図示しない直流電源に接続
されており、その直流電源を駆動すると、第1、第2の
電極271、272の間に直流電圧を印加することができ
るように構成されている。
【0023】かかる搬送ロボット1を用いて、真空空間
の水平面、例えば月面上に載置された搬送対象物70を
保持して所定の場所まで搬送するには、まず、図4(a)
に示すように、アーム3を駆動して、載置された搬送対
象物70にハンド部2を押し付ける。弾性材25は弾性
材で構成されているので、押し付けられた弾性材25
は、搬送対象物70の表面形状と同じ形状に変形する。
ここでは搬送対象物70が平板状に形成されているもの
としており、押し付けられた部分の弾性材25の表面
は、搬送対象物70と同じ平板状に変形する。
【0024】この状態で、第1、第2の電極271、2
2に直流電圧を印加する。すると、搬送対象物70が
ハンド部2方向にグラディエント力を受け、搬送対象物
70がハンド部2に静電吸着されて保持される。
【0025】この状態でハンド部2を上昇させると図4
(b)に示すように、搬送対象物70もハンド部2ととも
に上昇する。その後、ハンド部2を所定の場所に移動さ
せることにより、搬送対象物70を搬送することができ
る。
【0026】このように、本実施形態の搬送ロボット1
では、ハンド部2に搬送対象物70を静電吸着して保持
することができるので、搬送対象物を把持するために、
複雑な駆動機構を必要としていた従来に比して、ごく簡
単な機構でハンド部2を構成することができる。
【0027】また、特に月面等の水平面上に載置された
搬送対象物を搬送する際には、搬送対象物70の上から
ハンド部を当接させ、ハンド部に搬送対象物を静電吸着
して引き上げるという簡単な動作で、搬送対象物70を
搬送することができるので、搬送対象物を把持するまで
に煩雑な作業を要していた従来に比して、作業効率が向
上する。
【0028】なお、本実施形態のハンド部2は、図2
(a)に示したように、円筒状の弾性材25の側面に第
1、第2の電極271、272が形成されたものとしてい
るが、本発明のハンド部2の構成はこれに限られるもの
ではない。
【0029】図5(a)〜(c)の符号32〜34に、本発
明の他の実施形態の第一例〜第三例のハンド部の表面部
分の拡大断面図を示す。第一例〜第三例のハンド部32
〜34は、円筒状の弾性材25の側面に、第1、第2の
電極271、272の表面形状と同じパターンの凹部が形
成されており、各弾性材25の凹部には、それぞれ第
1、第2の電極271、272が互いに絶縁した状態で配
置されている。各第1、第2の電極271、272の下端
部は、各凹部の底面上に配置されている。なお、図5
(a)〜図5(c)には、各弾性材25の表面を部分的に拡
大した結果、弾性材25の表面がほぼ平坦であると近似
されるごく一部分のみを示している。
【0030】同図(a)の第一例のハンド部32では、第
1、第2の電極271、272の上端部は弾性材25表面
から突き出されている。第一例のハンド部32では、搬
送対象物にハンド部32を当接させると、搬送対象物は
第1、第2の電極271、272の上端部と接触すると共
に、搬送対象物と弾性材25の表面との間に隙間が形成
される。
【0031】同図(b)の第二例のハンド部33では、第
1、第2の電極271、272の上端部は、弾性材25の
表面と同じ高さに形成されており、弾性材25の表面と
第1、第2の電極271、272の上端部は面一に形成さ
れている。このハンド部33に搬送対象物を当接した場
合、搬送対象物は、第1、第2の電極271、272の上
端部と弾性材25の表面との両方に接触する。
【0032】これら第一例、第二例のハンド部32、3
3では、上述したように、搬送対象物と第1、第2の電
極271、272の上端部とが接触するように構成されて
いるが、搬送対象物が絶縁性を有する場合には、搬送対
象物を介して第1、第2の電極271、272間は短絡せ
ず、それぞれの間に電界が発生するので、搬送対象物を
静電吸着することができる。
【0033】同図(c)の第三例のハンド部34では、第
1、第2の電極271、272の上端部は、弾性材25の
表面よりも低く形成されている。即ち、第1、第2の電
極271、272の上端部は凹部28内の奥まった部分に
位置しており、第1、第2の電極271、272間には、
弾性材25の表面部分で構成された突部29が形成され
ている。
【0034】このハンド部34は、その表面に搬送対象
物が当接すると搬送対象物は突部29の上端部と接触す
るが、第1、第2の電極271、272とは接触しないよ
うになっている。
【0035】従って、搬送対象物が導電性を有していた
場合であっても、搬送対象物を介して第1、第2の電極
271、272が短絡することがないので、搬送対象物を
静電吸着することができる。更に、搬送対象物が比較的
耐磨耗性の低い第1、第2の電極271、272と直接接
触しないため、第一例、第二例のハンド部32、33に
比して、第1、第2の電極271、272の寿命が長くな
る。
【0036】さらに、本発明のハンド部は上述した構造
に限られるものではなく、図6(a)に示すように、第
1、第2の電極271、272と弾性材25とを被覆する
ように、例えばシリコーンゴム、ポリイミド、フッ素化
合物等からなる保護膜50を形成してもよい。この場合
には、第1、第2の電極271、272が搬送対象物と直
接接触しないので、第1、第2の電極271、272の磨
耗を防止することができ、第1、第2の電極271、2
2の寿命が長くなる。
【0037】また、第1、第2の電極271、272が搬
送対象物を介して短絡することがないので、導電性の搬
送対象物をも搬送することができる。さらに、上述した
実施形態では、弾性材25が円筒状に形成され、その側
面に第1、第2の電極271、272が形成されているも
のとしているが、本発明はこれに限られるものではな
く、弾性材25が搬送対象物と当接する面が、膨出して
いればよい。例えば弾性材が球面状に形成され、その表
面に第1、第2の電極が形成される構成とされていても
よい。また、弾性材25の材料としてシリコーンゴムを
用いたが、弾性材25はこれに限られるものではなく、
ハンド部を搬送対象物に押し付けたときに、搬送対象物
の形状に合わせて変形する材料であればよく、例えば天
然ゴムや、ポリ四フッ化エチル(商標名テフロン)等のフ
ッ素化合物を用いてもよい。
【0038】さらに、保護膜としてシリコーンゴムを用
いたが、本発明の保護膜はこれに限られるものではな
く、例えば、天然ゴムや、ポリ四フッ化エチル(商標名
テフロン)等のフッ素化合物を用いてもよい。他方、弾
性材に限らず、アルミナ、AlN、SiC等のセラミッ
クス材料であっても良い。この場合には、図6(b)の符
号31に示すように、ハンド部の断面が長円形状になる
ように構成することが好ましい。
【0039】また、本実施形態では平板状の搬送対象物
70を搬送する場合について説明したが、本実施形態の
ハンド部2が静電吸着可能な搬送対象物70の形状はこ
れに限られるものではなく、搬送対象物がいかなる形状
であっても、静電吸着して保持し、搬送することは可能
である。
【0040】
【発明の効果】宇宙空間等の真空中における搬送対象物
を簡単な機構で容易に搬送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の搬送ロボットの一例を説
明する図
【図2】(a):本発明の一実施形態のハンド部の一例を
説明する断面図 (b):本発明の一実施形態のハンド部の一例を説明する
側面図
【図3】本発明のハンド部が搬送対象物を静電吸着する
原理を説明する図
【図4】(a):本発明のハンド部が搬送対象物を保持す
る工程を説明する第1の図 (b):本発明のハンド部が搬送対象物を保持する工程を
説明する第2の図
【図5】(a):本発明の他の実施形態のハンド部の第一
例の表面状態を説明する拡大断面図 (b):本発明の他の実施形態のハンド部の第二例の表面
状態を説明する拡大断面図 (c):本発明の他の実施形態のハンド部の第三例の表面
状態を説明する拡大断面図
【図6】(a):保護膜を備えた本発明のハンド部を説明
する断面図 (b):本発明の他の実施形態の保護膜を備えた本発明の
ハンド部を説明する断面図
【図7】(a):従来の搬送ロボットが搬送対象物を保持
する工程を説明する第1の図 (b):従来の搬送ロボットが搬送対象物を保持する工程
を説明する第2の図
【図8】(c):従来の搬送ロボットが搬送対象物を保持
する工程を説明する第3の図 (d):従来の搬送ロボットが搬送対象物を保持する工程
を説明する第4の図
【符号の説明】
1……搬送ロボット 2……ハンド部 3……アー
ム 25……弾性材 271……第1の電極 272……第2の電極 50
……保護膜 70……搬送対象物

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の関節を備え、前記関節を中心として
    折り曲げ可能に構成されたアームと、 前記アームの一部を構成するハンド部は、互いに絶縁さ
    れた第1、第2の電極を有することを特徴とする搬送ロ
    ボット。
  2. 【請求項2】前記ハンド部には弾性材が設けられ、 前記第1、第2の電極は、前記弾性材表面に配置された
    ことを特徴とする請求項1記載の搬送ロボット。
  3. 【請求項3】前記弾性材の少なくとも一部は外方に膨出
    して形成され、 前記第1、第2の電極の少なくとも一部は、前記膨出部
    分上に配置された請求項2記載の搬送ロボット。
  4. 【請求項4】前記弾性材の表面は、略円筒状に形成さ
    れ、 前記第1、第2の電極の少なくとも一部は、前記弾性材
    の側面上に配置されたことを特徴とする請求項2又は請
    求項3記載の搬送ロボット。
  5. 【請求項5】請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載
    の搬送ロボットであって、少なくとも前記第1、第2の
    電極表面を被覆するように配置された保護膜を有するこ
    とを特徴とする搬送ロボット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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