JP2001313633A - コンテンツ送信システム、コンテンツ受信システム、及びコンテンツ配信システム - Google Patents

コンテンツ送信システム、コンテンツ受信システム、及びコンテンツ配信システム

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JP2001313633A
JP2001313633A JP2000129364A JP2000129364A JP2001313633A JP 2001313633 A JP2001313633 A JP 2001313633A JP 2000129364 A JP2000129364 A JP 2000129364A JP 2000129364 A JP2000129364 A JP 2000129364A JP 2001313633 A JP2001313633 A JP 2001313633A
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Katsuyuki Mitsui
克幸 三井
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークを通してコンテンツの盗難に対
するリスクを最小限に抑える暗号化システムを提供す
る。 【解決手段】 ネットワークを通して暗号化したコンテ
ンツを配信するコンテンツ配信システムにおいて、その
暗号を解く鍵も同じネットワークを通して配信するため
に鍵の盗難に対してコンテンツの安全性を高めるために
コンテンツ購入毎に次のコンテンツ購入のための新しい
鍵を配信するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンテンツ配信シ
ステムに係り、特にネットワーク上では、データの盗難
は必ず発生することを前提として、その暗号を解く鍵を
暗号化し、暗号を解くための複数の鍵を時間的に分散し
て送ると共にコンテンツ配信毎に暗号を解く鍵を順次変
更するようにしてネットワークを通して配信されるコン
テンツの盗難に対するリスクを最小限に抑えるコンテン
ツ配信暗号システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ネットワークを通してコンテンツ
を伝送する場合、暗号を掛けて伝送することが一般的に
行われて来ている。しかし、その暗号を解くためのベー
スとなるコンテンツの暗号を解く鍵は、安全性の確保の
ために、伝送されるコンテンツとは切り離して別ルート
にして、例えばカードなどでユーザ側に配布される場合
が一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】よって、ネットワーク
を介してコンテンツを販売するようなコンテンツ配信シ
ステムにおいては、コンテンツの暗号を解く鍵もコンテ
ンツと同じようにしてネットワークを通して伝送するこ
とが配信システムの簡素化、利便性の上から強く望まれ
て来ている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、請求項1の発明は、サーバー側からネットワー
クを介して特定のクライアントにコンテンツを鍵を用い
て暗号化した暗号化コンテンツを送信する際に、前記コ
ンテンツを暗号化するための鍵を前記コンテンツの送信
回数順又は前記コンテンツの番号順に鍵番号を順次更新
して暗号化コンテンツを送信するコンテンツ送信システ
ムであって、前記サーバー側は、前記鍵番号が連なり且
つこの鍵番号順が前記コンテンツの送信回数順又は前記
コンテンツの番号順に順次シフトされる少なくとも4個
の鍵のセットを前記特定のクライアントに対して用意
し、前記特定のクライアントが前記サーバー側に登録設
定した後に、前記サーバー側からの最初の登録設定時の
送信ステップとして、前記4個の鍵のセットのうちで一
番目の鍵を、二番目の鍵を三番目の鍵で暗号化した第二
の暗号化鍵で暗号化した第一の暗号化鍵を前記特定のク
ライアントに予め送信し、前記サーバー側からの前記コ
ンテンツの送信ステップとして、前記一番目の鍵と対応
したコンテンツをこの一番目の鍵で暗号化した暗号化コ
ンテンツと、この暗号化コンテンツを前記クライアント
側で解く際に前記第一の暗号化鍵より一番目の鍵だけを
前記クライアントで取り出すために前記二番目の鍵を前
記三番目の鍵で暗号化した第二の暗号化鍵と、次回送信
の暗号化コンテンツを解くために前記三番目の鍵を四番
目の鍵で暗号化した第三の暗号化鍵と前記一番目の鍵と
で前記二番目の鍵を二重に暗号化した二重暗号化鍵とを
前記特定のクライアントに送り、次回の暗号化コンテン
ツの送信時には、送信時までに前記鍵番号順がシフトさ
れる前の前記一番目の鍵を破棄し、且つ、シフトされた
一番目の鍵と対応したコンテンツを前記コンテンツの送
信ステップで送るようにしたことを特徴とするコンテン
ツ送信システムを提供し、請求項2の発明は、請求項1
に記載されたコンテンツ送信システムよりの送信信号が
ネットワークを介して供給されるコンテンツ受信システ
ムにおいて、前記特定のクライアント側の前記コンテン
ツの受信ステップとして、前記サーバー側が送信に使用
する暗号を解くための第一の鍵を、第二の鍵を第三の鍵
で暗号化した第二の暗号化鍵で暗号化した第一の暗号化
鍵を予め前記クライアントは受信して保有し、前記クラ
イアントは、次に、既に保有している前記第一の暗号化
鍵を、送られて来た前記第二の暗号化鍵で解いて前記第
一の鍵を生成し、その第一の鍵で暗号化して送られて来
た前記暗号化された暗号化コンテンツを解くと共に、次
回のコンテンツ購入時の暗号を解く鍵として配信された
前記二重暗号化鍵を前記第一の鍵で解いて前記第二の暗
号化鍵の状態で保有し、次回の暗号化コンテンツの送信
時までに、前記鍵番号順がシフトされる前の前記一番目
の鍵を破棄するようにしたことを特徴とするコンテンツ
受信システムを提供し、請求項3の発明は、サーバー側
からネットワークを介して特定のクライアントにコンテ
ンツを鍵を用いて暗号化した暗号化コンテンツを配信す
る際に、前記コンテンツを暗号化するための鍵を前記コ
ンテンツの送信回数順又は前記コンテンツの番号順に鍵
番号を順次更新して暗号化コンテンツを送信するコンテ
ンツ配信システムであって、前記サーバー側は、前記鍵
番号が連なり且つこの鍵番号順が前記コンテンツの送信
回数順又は前記コンテンツの番号順に順次シフトされる
少なくとも4個の鍵のセットを前記特定のクライアント
に対して用意し、前記特定のクライアントが前記サーバ
ー側に登録設定した後に、前記サーバー側からの最初の
登録設定時の送信ステップとして、前記4個の鍵のセッ
トのうちで一番目の鍵を、二番目の鍵を三番目の鍵で暗
号化した第二の暗号化鍵で暗号化した第一の暗号化鍵を
前記特定のクライアントに予め送信し、前記サーバー側
からの前記コンテンツの送信ステップとして、前記一番
目の鍵と対応したコンテンツをこの一番目の鍵で暗号化
した暗号化コンテンツと、この暗号化コンテンツを前記
クライアント側で解く際に前記第一の暗号化鍵より一番
目の鍵だけを前記クライアントで取り出すために前記二
番目の鍵を前記三番目の鍵で暗号化した第二の暗号化鍵
と、次回送信の暗号化コンテンツを解くために前記三番
目の鍵を四番目の鍵で暗号化した第三の暗号化鍵と前記
一番目の鍵とで前記二番目の鍵を二重に暗号化した二重
暗号化鍵とを前記特定のクライアントに送り、前記特定
のクライアント側の前記コンテンツの受信ステップとし
て、前記クライアントは、既に保有している前記第一の
暗号化鍵を、送られて来た前記第二の暗号化鍵で解いて
前記第一の鍵を生成し、その第一の鍵で暗号化して送ら
れて来た前記暗号化された暗号化コンテンツを解くと共
に、次回のコンテンツ購入時の暗号を解く鍵として配信
された前記二重暗号化鍵を前記第一の鍵で解いて前記第
二の暗号化鍵の状態で保有し、次回の暗号化コンテンツ
の送信時には、送信時までに前記鍵番号順がシフトされ
る前の前記一番目の鍵を破棄し、且つ、シフトされた一
番目の鍵と対応したコンテンツを前記コンテンツの送信
ステップで送るようにしたことを特徴とするコンテンツ
配信システムを提供し、請求項4の発明は、請求項1に
記載されたコンテンツ送信システムまたは請求項3に記
載されたコンテンツ配信システムにおいて、前記鍵のセ
ットとして、前記第一乃至第四番目の4つの鍵をセット
として初回コンテンツ購入時に用意し、前記一番目の鍵
を暗号化する前記二番目の鍵は、前記三番目の鍵で暗号
化した第二の暗号化鍵とし、次回のコンテンツ購入時の
暗号を解くための、前記三番目の鍵は、前記四番目の鍵
で前記三番目の鍵を暗号化した第三の暗号化鍵で前記第
二の鍵を暗号化した第二の暗号化鍵を、更に前記一番目
の鍵で暗号化した二重暗号化鍵であるようにしたことを
特徴としたコンテンツ配信システムを提供し、請求項5
の発明は、請求項3に記載されたコンテンツ配信システ
ムにおいて、前記クライアントから前記廃棄する鍵の案
内を受けて、前記サーバー側は、そのクライアントの鍵
のセットから前記コンテンツの暗号を解くのに使用した
鍵を廃棄し、新たな鍵を追加するようにしたことを特徴
としたコンテンツ配信システムを提供するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明のコンテンツ(情報)配信
システムの一実施例について、図と共に以下に説明す
る。図1に示されるように、インターネット上に開店す
るコンテンツ販売サイトを通してユーザーが、例えばビ
デオコンテンツを購入することが可能なコンテンツ(情
報)配信システムについて、以下に説明する。
【0006】本発明のコンテンツ配信システムの一実施
例は、図1に示されるように、インターネット11、ユ
ーザー(U1)12、ユーザー(U2)13、コンテン
ツ配信サイト14、及び金融機関15より構成されてい
る。また、このコンテンツ配信サイト14は、システム
管理14A、コンテンツデータベース14B、コンテン
ツ利用者(ユーザー)管理データベース14C、及び暗
号化鍵管理データベース14Dより構成される。
【0007】ユーザー(U1)12は初めてこのサイト
でコンテンツを購入するという条件で説明する。図1の
ユーザー(U1)12がネットワーク上のコンテンツ販
売サイトを探してそのサイトにアクセスすることで、ホ
ームページが開かれて表示される。コンテンツ購入のた
めの分野別選択画面と検索画面で選択と検索によって、
必要とするコンテンツの候補が絞られてサムネイル画面
が表示される。それらの内容を確認して、購入するコン
テンツを決定する。
【0008】購入が決まった時点で初めてユーザー登録
が行われ、住所、氏名、年令、支払いクレジット番号など
の個人情報が、コンテンツ利用者(顧客)管理データベ
ース14Cに登録されると共に、暗号化鍵管理データベ
ース14Dから4つの暗号鍵のセットが割り当てられ
る。暗号化して送るコンテンツを解く鍵として、第三の
鍵で暗号化された第二の暗号化鍵で第一の鍵が暗号化さ
れた第一の暗号化鍵としてユーザー(U1)12側に、
図1に示されるように、インターネット11を介して配
信される。
【0009】その後に、購入の決まった、第一の鍵で暗
号化されコンテンツと、先に配信した暗号化された鍵を
解くための第三の鍵で暗号化された第二の暗号化鍵と、
次のコンテンツ購入時のスクランブルを解く鍵を第四の
鍵で暗号化した第三の鍵で暗号化された第二の暗号化鍵
を、更に、第一の鍵で暗号化した二重暗号化鍵とを多重
化して配信する。これらの情報は、サイト側のコンテン
ツ利用者管理データベース14Cに、次回のコンテンツ
販売時の鍵の配信の情報として記録される。
【0010】ユーザー(U1)12側では、先に配信さ
れた暗号化された第一の暗号化鍵を、多重化して送られ
て来た第三の鍵で暗号化された第二の暗号化鍵を使って
解いて第一の鍵を生成し、その鍵でコンテンツのスクラ
ンブル暗号を解く。
【0011】更に、次回のコンテンツ購入時にスクラン
ブル暗号を解くための二重に暗号化されている二重暗号
化鍵を、生成した第一の鍵で解いて第二の暗号化鍵の形
で保有し、もう一段の暗号の鍵は次回のコンテンツ購入
時に配信される鍵を使って解かれる。
【0012】そして、ユーザーが次にそのサイトから新
たなコンテンツを購入する時は、サイト側では、そのユ
ーザーの4つの鍵のセットから前回使用した第一の鍵を
廃棄し、新らしい鍵が1つ暗号鍵管理データベースから
割り当てられる。
【0013】この新たなコンテンツは第二の鍵でスクラ
ンブルされて、先に送られて来た1段目の暗号化が解か
れた状態でユーザー側に保有されている暗号化された第
二の鍵の暗号を解くための第四の鍵で暗号化された第三
の暗号化鍵と、次回のコンテンツ購入時のスクランブル
を解くための第三の鍵を第五の鍵で暗号化された第四の
鍵で暗号化し、さらに第二の鍵で暗号化した二重暗号化
鍵とを多重化して配信される。
【0014】サイト側ではこの情報は、前回と同じよう
にユーザー管理データベース14Cに記録され、次回の
コンテンツ販売時に反映させる。
【0015】ユーザー側では、先に配信された暗号化さ
れた第二の鍵を多重化して送られてきた第四の鍵で暗号
化された第三の鍵を使って解いて第二の鍵を生成し、そ
の鍵でコンテンツのスクランブルを解く。
【0016】さらに次回のコンテンツ購入時にスクラン
ブルを解くための2重に暗号化されている第三の鍵を、
前記生成した第二の鍵で解いて保有し、もう一段の暗号
の鍵は次回のコンテンツ購入時に配信される鍵を使って
行われる。
【0017】順次コンテンツ購入時毎に新しい鍵を使っ
てコンテンツのスクランブルを解くと共にそれらの鍵は
暗号化され、時間的に異なる時点に送られた鍵によって
解かれることでネットワーク上でコンテンツが盗まれて
も解読される危険性は非常に少ないシステムを構築する
ことが可能となる。さらに次のコンテンツを解くために
保有している鍵も暗号化された状態であるため、安全性
は非常に高い。
【0018】図2乃至図4は、コンテンツ配信システム
の送信側のコンテンツの暗号化を行う手順と、コンテン
ツを暗号化した鍵を解く鍵を作成する手順と、次回のコ
ンテンツ配信時のコンテンツを解く鍵を作成する手順と
をそれぞれ具体的に示した図である。21〜27、29
〜33は暗号化処理回路を示し、28、34は多重化処
理回路をそれぞれ示す。
【0019】データの安全性が低いネットワークを通し
てコンテンツと暗号を解く鍵を送るために暗号化された
コンテンツを解く鍵を時間的にずらして送ることとこの
システムでは最初のコンテンツ以外は、コンテンツ販売
サイトと3回の接続によって暗号化されたコンテンツを
解く鍵を復元することで安全性を高めている。
【0020】さらに万が一コンテンツが解かれ盗まれて
もその鍵はコンテンツ入手毎に変更するシステムを取っ
ているため、被害の拡大を抑えるようにしている。そし
てコンテンツを解く鍵はユーザー側で暗号化された状態
で保有されているため、安全性は高い。
【0021】本発明のコンテンツ配信システムの送信側
のコンテンツと鍵の暗号化と配信についての流れを、図
2乃至図4と共に説明する。図2に示されるように、第
一の送信ステップとして、登録時に、そのユーザーには
4つの鍵が割り当てられ、鍵1がコンテンツの暗号を解
く鍵として、鍵3で暗号化処理回路22で暗号化された
暗号化鍵2によって暗号処理回路21で暗号化されて、
まずユーザー側に暗号化鍵1として配信(送信)され
る。
【0022】図3に示されるように、第二の送信ステッ
プとして、購入第一回目のコンテンツは、鍵1で暗号化
処理回路23で暗号化され、既に送った暗号化された暗
号化鍵1を解くための鍵3で暗号化処理回路24で暗号
化された暗号化鍵2と、次回の購入時のコンテンツを解
くための暗号化鍵2として鍵4で暗号化処理回路25で
暗号化された暗号化鍵3によって、暗号化処理回路26
で暗号化され、更に、鍵1により暗号化処理回路27で
暗号化された二重暗号化鍵を多重化処理回路28で多重
化して配信(送信)する。
【0023】図4に示されるように、第三の送信ステッ
プとして、二回目のコンテンツ購入時、まず割り当てら
れている鍵1は廃棄され、新たに鍵5が割り当てられ
る。前回の購入記録からコンテンツは鍵2で暗号化処理
回路29で暗号化され、一回目に送った2重に暗号化さ
れた鍵2の1層解くための鍵4で暗号処理回路30で暗
号化された鍵3と次回の暗号化されたコンテンツを解く
ための鍵5で暗号化処理回路31で暗号化された鍵4で
暗号化処理回路32で暗号化され、更に鍵2で暗号化処
理回路33で暗号化した二重暗号化鍵とを多重化処理回
路34で多重化して配信する。これを順次繰り返すこと
で安全性の高いコンテンツ配信が可能になる。
【0024】図5は、コンテンツ配信システムの受信側
での暗号化されたコンテンツを解く登録時、及び一回目
の流れを示した図である。図5に示される暗号解除の手
順は、暗号解除処理回路51〜53と、多重化分離処理
回路54とより構成され、図5のものとほぼ同じ構成の
ものである。第一の受信ステップとして、コンテンツ配
信サイトからコンテンツを購入するためのユーザー登録
時に購入するコンテンツの暗号を解く鍵が前もって配信
される。
【0025】ユーザーはその鍵をサイトが供給するソフ
トによってユーザー端末に蓄積する。第二の受信ステッ
プとして、続いて配信されるコンテンツと2個の暗号を
解く鍵が多重化されたデータを受けて多重化分離処理回
路54で鍵暗号解除鍵と暗号化されたコンテンツと次回
購入時にコンテンツの暗号を解くためのコンテンツ暗号
解除鍵を分離する。鍵暗号解除鍵は既に送られている暗
号化された鍵1を読み出して暗号解除処理回路51で暗
号を解いて鍵1を復元する。
【0026】その鍵1で暗号解除処理回路52で暗号を
解いてコンテンツを復元する。コンテンツ暗号解除鍵は
二重に暗号化されていて暗号解除処理回路53で鍵1で
1層の暗号を解いて次回のコンテンツ暗号解除鍵として
保有する。
【0027】図6は、コンテンツ配信システムの受信側
での暗号化されたコンテンツを解く二回目の流れを示し
た図である。図6に示される暗号解除の手順は、暗号解
除処理回路55〜57と、多重化分離処理回路58とよ
り構成され、図5のものとほぼ同じ構成のものである。
二回目のコンテンツ購入時は、一回目のコンテンツ購入
時と同じように配信される多重化されたデータから多重
分離処理回路58で既に保有している暗号化されている
鍵をコンテンツと多重化され配信されてきた暗号解除鍵
を分離し、鍵暗号解除鍵と暗号化されたコンテンツと次
回購入時にコンテンツの暗号を解くためのコンテンツ暗
号解除鍵を分離する。
【0028】鍵暗号解除鍵は既に送られている暗号化さ
れた鍵2を読み出して暗号解除処理回路55で暗号を解
いて鍵2を復元する。その鍵2で暗号化されたコンテン
ツを暗号解除処理回路56で暗号を解いてコンテンツを
復元する。
【0029】二重に暗号化されたコンテンツ暗号解除鍵
は暗号解除処理回路57で鍵2で1層の暗号を解いて次
回のコンテンツ暗号解除鍵として保有する。
【0030】このようにコンテンツを購入する毎に暗号
化されたコンテンツを解く鍵を暗号化された状態で順次
変更しながら配信することで配信上での鍵の盗難がなさ
れて、コンテンツが解読されるリスクを最小限にするこ
とで、コンテンツとそのコンテンツを解く鍵を同じネッ
トワーク上で効率良く配信出来るようにした配信システ
ムを提供する。
【0031】
【発明の効果】本発明のコンテンツ(情報)送信、受
信、及び配信システムによると、暗号を解くための複数
の鍵を時間的に分散して送ると共にコンテンツ配信毎に
暗号を解く鍵を順次変更するようにし、前のコンテンツ
の暗号を解く鍵がないと、つぎに購入したコンテンツの
暗号を解くことが出来ないような二重暗号化鍵を有する
システムとしたので、登録時の最初の鍵を有している者
以外は暗号化された購入コンテンツを解いて楽しむこと
は出来ないので、途中の回からネットワークを通してコ
ンテンツの盗難に会うリスクを最小限に抑えることが出
来る。
【0032】また、本発明のコンテンツ(情報)送信、
受信、及び配信システムによると、コンテンツの暗号を
解く鍵もコンテンツと同じようにしてネットワークを通
して安全性高く、時間的にも効率良く伝送配信可能であ
る。
【0033】また、本発明のコンテンツ(情報)送信、
受信、及び配信システムによると、次のコンテンツを解
くために保有している鍵も暗号化された状態であるた
め、安全性の非常に高いシステムが構築出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコンテンツ配信システムの一実施例の
ブロック構成を示した図である。
【図2】本発明のコンテンツ配信(送信)システムの送
信側のコンテンツ、鍵暗号化配信手順の一実施例のブロ
ック構成を示したものである。
【図3】本発明のコンテンツ配信(送信)システムの送
信側のコンテンツ、鍵暗号化配信手順の一実施例のブロ
ック構成を示したものである。
【図4】本発明のコンテンツ配信(送信)システムの送
信側のコンテンツ、鍵暗号化配信手順の一実施例のブロ
ック構成を示したものである。
【図5】本発明のコンテンツ配信(受信)システムの受
信側の暗号解除手順の一実施例の一実施例のブロック構
成を示したものである。
【図6】本発明のコンテンツ配信(受信)システムの受
信側の暗号解除手順の一実施例の一実施例のブロック構
成を示したものである。
【符号の説明】
11 インターネット 12,13 ユーザー 14 コンテンツ配信サイト 14A システム管理 14B コンテンツデータベース 14C コンテンツ利用者(ユーザー)管理データベー
ス 14D 暗号化鍵管理データベース 15 金融機関 21〜27,29〜33 送信側の暗号化処理回路 28,34 送信側の多重化処理回路 51〜53,55〜57 受信側の暗号解除処理回路 54,58 受信側の多重化分離処理回路
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/167 Z

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サーバー側からネットワークを介して特定
    のクライアントにコンテンツを鍵を用いて暗号化した暗
    号化コンテンツを送信する際に、前記コンテンツを暗号
    化するための鍵を前記コンテンツの送信回数順又は前記
    コンテンツの番号順に鍵番号を順次更新して暗号化コン
    テンツを送信するコンテンツ送信システムであって、 前記サーバー側は、前記鍵番号が連なり且つこの鍵番号
    順が前記コンテンツの送信回数順又は前記コンテンツの
    番号順に順次シフトされる少なくとも4個の鍵のセット
    を前記特定のクライアントに対して用意し、 前記特定のクライアントが前記サーバー側に登録設定し
    た後に、前記サーバー側からの最初の登録設定時の送信
    ステップとして、 前記4個の鍵のセットのうちで一番目の鍵を、二番目の
    鍵を三番目の鍵で暗号化した第二の暗号化鍵で暗号化し
    た第一の暗号化鍵を前記特定のクライアントに予め送信
    し、 前記サーバー側からの前記コンテンツの送信ステップと
    して、 前記一番目の鍵と対応したコンテンツをこの一番目の鍵
    で暗号化した暗号化コンテンツと、この暗号化コンテン
    ツを前記クライアント側で解く際に前記第一の暗号化鍵
    より一番目の鍵だけを前記クライアントで取り出すため
    に前記二番目の鍵を前記三番目の鍵で暗号化した第二の
    暗号化鍵と、次回送信の暗号化コンテンツを解くために
    前記三番目の鍵を四番目の鍵で暗号化した第三の暗号化
    鍵と前記一番目の鍵とで前記二番目の鍵を二重に暗号化
    した二重暗号化鍵とを前記特定のクライアントに送り、 次回の暗号化コンテンツの送信時には、送信時までに前
    記鍵番号順がシフトされる前の前記一番目の鍵を破棄
    し、且つ、シフトされた一番目の鍵と対応したコンテン
    ツを前記コンテンツの送信ステップで送るようにしたこ
    とを特徴とするコンテンツ送信システム。
  2. 【請求項2】請求項1に記載されたコンテンツ送信シス
    テムよりの送信信号がネットワークを介して供給される
    コンテンツ受信システムにおいて、 前記特定のクライアント側の前記コンテンツの受信ステ
    ップとして、 前記サーバー側が送信に使用する暗号を解くための第一
    の鍵を、第二の鍵を第三の鍵で暗号化した第二の暗号化
    鍵で暗号化した第一の暗号化鍵を予め前記クライアント
    は受信して保有し、 前記クライアントは、次に、既に保有している前記第一
    の暗号化鍵を、送られて来た前記第二の暗号化鍵で解い
    て前記第一の鍵を生成し、その第一の鍵で暗号化して送
    られて来た前記暗号化された暗号化コンテンツを解くと
    共に、次回のコンテンツ購入時の暗号を解く鍵として配
    信された前記二重暗号化鍵を前記第一の鍵で解いて前記
    第二の暗号化鍵の状態で保有し、 次回の暗号化コンテンツの送信時までに、前記鍵番号順
    がシフトされる前の前記一番目の鍵を破棄するようにし
    たことを特徴とするコンテンツ受信システム。
  3. 【請求項3】サーバー側からネットワークを介して特定
    のクライアントにコンテンツを鍵を用いて暗号化した暗
    号化コンテンツを配信する際に、前記コンテンツを暗号
    化するための鍵を前記コンテンツの送信回数順又は前記
    コンテンツの番号順に鍵番号を順次更新して暗号化コン
    テンツを送信するコンテンツ配信システムであって、 前記サーバー側は、前記鍵番号が連なり且つこの鍵番号
    順が前記コンテンツの送信回数順又は前記コンテンツの
    番号順に順次シフトされる少なくとも4個の鍵のセット
    を前記特定のクライアントに対して用意し、 前記特定のクライアントが前記サーバー側に登録設定し
    た後に、前記サーバー側からの最初の登録設定時の送信
    ステップとして、 前記4個の鍵のセットのうちで一番目の鍵を、二番目の
    鍵を三番目の鍵で暗号化した第二の暗号化鍵で暗号化し
    た第一の暗号化鍵を前記特定のクライアントに予め送信
    し、 前記サーバー側からの前記コンテンツの送信ステップと
    して、 前記一番目の鍵と対応したコンテンツをこの一番目の鍵
    で暗号化した暗号化コンテンツと、この暗号化コンテン
    ツを前記クライアント側で解く際に前記第一の暗号化鍵
    より一番目の鍵だけを前記クライアントで取り出すため
    に前記二番目の鍵を前記三番目の鍵で暗号化した第二の
    暗号化鍵と、次回送信の暗号化コンテンツを解くために
    前記三番目の鍵を四番目の鍵で暗号化した第三の暗号化
    鍵と前記一番目の鍵とで前記二番目の鍵を二重に暗号化
    した二重暗号化鍵とを前記特定のクライアントに送り、 前記特定のクライアント側の前記コンテンツの受信ステ
    ップとして、 前記クライアントは、既に保有している前記第一の暗号
    化鍵を、送られて来た前記第二の暗号化鍵で解いて前記
    第一の鍵を生成し、その第一の鍵で暗号化して送られて
    来た前記暗号化された暗号化コンテンツを解くと共に、
    次回のコンテンツ購入時の暗号を解く鍵として配信され
    た前記二重暗号化鍵を前記第一の鍵で解いて前記第二の
    暗号化鍵の状態で保有し、 次回の暗号化コンテンツの送信時には、送信時までに前
    記鍵番号順がシフトされる前の前記一番目の鍵を破棄
    し、且つ、シフトされた一番目の鍵と対応したコンテン
    ツを前記コンテンツの送信ステップで送るようにしたこ
    とを特徴とするコンテンツ配信システム。
  4. 【請求項4】請求項1に記載されたコンテンツ送信シス
    テムまたは請求項3に記載されたコンテンツ配信システ
    ムにおいて、 前記鍵のセットとして、前記第一乃至第四番目の4つの
    鍵をセットとして初回コンテンツ購入時に用意し、 前記一番目の鍵を暗号化する前記二番目の鍵は、前記三
    番目の鍵で暗号化した第二の暗号化鍵とし、 次回のコンテンツ購入時の暗号を解くための、前記三番
    目の鍵は、前記四番目の鍵で前記三番目の鍵を暗号化し
    た第三の暗号化鍵で前記第二の鍵を暗号化した第二の暗
    号化鍵を、更に前記一番目の鍵で暗号化した二重暗号化
    鍵であるようにしたことを特徴としたコンテンツ配信シ
    ステム。
  5. 【請求項5】請求項3に記載されたコンテンツ配信シス
    テムにおいて、 前記クライアントから前記廃棄する鍵の案内を受けて、
    前記サーバー側は、そのクライアントの鍵のセットから
    前記コンテンツの暗号を解くのに使用した鍵を廃棄し、
    新たな鍵を追加するようにしたことを特徴としたコンテ
    ンツ配信システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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