JP2001312701A - 非接触式icカード用リーダライタの通信方法 - Google Patents
非接触式icカード用リーダライタの通信方法Info
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- JP2001312701A JP2001312701A JP2000130313A JP2000130313A JP2001312701A JP 2001312701 A JP2001312701 A JP 2001312701A JP 2000130313 A JP2000130313 A JP 2000130313A JP 2000130313 A JP2000130313 A JP 2000130313A JP 2001312701 A JP2001312701 A JP 2001312701A
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 異なる通信方式のICカードとの通信を可能
とする。 【解決手段】 リーダライタは、初期通信動作を実行
し、異なる通信方式で順にICカードを検出するコマン
ドを送信する。リーダライタの通信エリアに通信方式n
のICカードが位置してから、リーダライタが通信方式
nのICカードを検出するコマンドを送信したときは、
通信方式nのICカードが応答する。これにより、リー
ダライタは、通信方式nのICカードが存在すると判断
し、以後においては通信方式nでICカードと通常通信
動作を実行する。そして、通信方式nのICカードとの
通信が終了したときは、初期通信動作において応答する
ICカードが無くなるまで初期通信動作及び通常通信動
作を繰返す。
とする。 【解決手段】 リーダライタは、初期通信動作を実行
し、異なる通信方式で順にICカードを検出するコマン
ドを送信する。リーダライタの通信エリアに通信方式n
のICカードが位置してから、リーダライタが通信方式
nのICカードを検出するコマンドを送信したときは、
通信方式nのICカードが応答する。これにより、リー
ダライタは、通信方式nのICカードが存在すると判断
し、以後においては通信方式nでICカードと通常通信
動作を実行する。そして、通信方式nのICカードとの
通信が終了したときは、初期通信動作において応答する
ICカードが無くなるまで初期通信動作及び通常通信動
作を繰返す。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICカードに対し
て複数種類の通信方式で通信可能な非接触式ICカード
用リーダライタの通信方法を提供することにある。
て複数種類の通信方式で通信可能な非接触式ICカード
用リーダライタの通信方法を提供することにある。
【0002】
【従来の技術】リーダライタでは、ICカードと通信す
るために特定の通信方式をサポートするようにしてい
る。
るために特定の通信方式をサポートするようにしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
非接触式ICカードの通信方式は複数種類が標準化され
つつあり、リーダライタがサポートしている通信方式と
異なる通信方式のICカードとは通信することができな
いという事情がある。このため、通信方式の異なるIC
カードを利用したい場合には、それぞれの通信方式に対
応したリーダライタを用意する必要があり、コストの増
加を招来していた。
非接触式ICカードの通信方式は複数種類が標準化され
つつあり、リーダライタがサポートしている通信方式と
異なる通信方式のICカードとは通信することができな
いという事情がある。このため、通信方式の異なるIC
カードを利用したい場合には、それぞれの通信方式に対
応したリーダライタを用意する必要があり、コストの増
加を招来していた。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、異なる通信方式のICカードとの通信
が可能となる非接触式ICカード用リーダライタの通信
方法を提供することにある。
で、その目的は、異なる通信方式のICカードとの通信
が可能となる非接触式ICカード用リーダライタの通信
方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、まず、初期通信動作において複数種類の通信方式で
ICカードを検出するコマンドを順に送信する。この場
合、リーダライタの通信エリアにICカードが存在しな
い場合、或いはICカードが存在するものの通信方式が
異なる場合は、ICカードが応答することはない。
ば、まず、初期通信動作において複数種類の通信方式で
ICカードを検出するコマンドを順に送信する。この場
合、リーダライタの通信エリアにICカードが存在しな
い場合、或いはICカードが存在するものの通信方式が
異なる場合は、ICカードが応答することはない。
【0006】さて、リーダライタの通信エリアに通信方
式が一致するICカードが位置した状態で、その通信方
式でICカードを検出するコマンドを送信したときは、
ICカードが応答するので、リーダライタは、ICカー
ドが応答したコマンドの通信方式でICカードと通常通
信動作することができる。
式が一致するICカードが位置した状態で、その通信方
式でICカードを検出するコマンドを送信したときは、
ICカードが応答するので、リーダライタは、ICカー
ドが応答したコマンドの通信方式でICカードと通常通
信動作することができる。
【0007】そして、初期通信動作において応答するI
Cカードが無くなるまで初期通信動作及び通常通信動作
を実行することにより、リーダライタの通信エリアに位
置し且つ通信方式が一致する全てのICカードと通信す
ることができる。
Cカードが無くなるまで初期通信動作及び通常通信動作
を実行することにより、リーダライタの通信エリアに位
置し且つ通信方式が一致する全てのICカードと通信す
ることができる。
【0008】請求項2の発明によれば、リーダライタ
は、通常通信動作において通信していたICカードと異
なるICカードと通信するときは、通信していたICカ
ードを応答させなくするコマンドを送信してから初期通
信動作を実行する。これにより、異なる通信方式のIC
カードとの通信が可能となるので、使用勝手に優れてい
る。
は、通常通信動作において通信していたICカードと異
なるICカードと通信するときは、通信していたICカ
ードを応答させなくするコマンドを送信してから初期通
信動作を実行する。これにより、異なる通信方式のIC
カードとの通信が可能となるので、使用勝手に優れてい
る。
【0009】
【発明の実施の形態】(発明の概要)以下、本発明の概
要を図1を参照して説明する。図1はリーダライタとI
Cカードとの間の通信シーケンスを示している。この図
1において、リーダライタは、通信方式1から通信方式
NまでN通りの通信方式でICカードと通信可能に構成
されている。この場合、通信方式とは、通信プロトコル
のうち物理層を含む下位レベルの違いのことである。こ
れは、非接触式ICカードの通信プロトコルのうち上位
の通信プロトコルは同一プロトコルで規格化されている
ものの、下位レベルの違いにより通信方式が異なる場合
があるからである。
要を図1を参照して説明する。図1はリーダライタとI
Cカードとの間の通信シーケンスを示している。この図
1において、リーダライタは、通信方式1から通信方式
NまでN通りの通信方式でICカードと通信可能に構成
されている。この場合、通信方式とは、通信プロトコル
のうち物理層を含む下位レベルの違いのことである。こ
れは、非接触式ICカードの通信プロトコルのうち上位
の通信プロトコルは同一プロトコルで規格化されている
ものの、下位レベルの違いにより通信方式が異なる場合
があるからである。
【0010】図1において、リーダライタは、まず、I
Cカードの有無を判断するための初期通信動作を実行す
る。つまり、リーダライタは、通信方式1のICカード
を検出するコマンドを送信してから、通信方式2,通信
方式3……通信方式NのICカードを検出するコマンド
を順に送信する。この場合、リーダライタの通信エリア
に何れの通信方式のICカードも位置していないとする
と、ICカードからの応答が無いことから、リーダライ
タは上記動作を繰返して実行する。
Cカードの有無を判断するための初期通信動作を実行す
る。つまり、リーダライタは、通信方式1のICカード
を検出するコマンドを送信してから、通信方式2,通信
方式3……通信方式NのICカードを検出するコマンド
を順に送信する。この場合、リーダライタの通信エリア
に何れの通信方式のICカードも位置していないとする
と、ICカードからの応答が無いことから、リーダライ
タは上記動作を繰返して実行する。
【0011】そして、通信方式nのICカードがリーダ
ライタの通信エリアに位置した状態で、リーダライタが
通信方式nのICカードを検出するコマンドを送信した
ときは、通信方式nのICカードがリーダライタからの
コマンドに応答するようになる。
ライタの通信エリアに位置した状態で、リーダライタが
通信方式nのICカードを検出するコマンドを送信した
ときは、通信方式nのICカードがリーダライタからの
コマンドに応答するようになる。
【0012】このようにして通信方式nのICカードを
検出するコマンドに対して通信方式nのICカードが応
答したときは、リーダライタは、ICカードとの通信方
式をnに設定する。
検出するコマンドに対して通信方式nのICカードが応
答したときは、リーダライタは、ICカードとの通信方
式をnに設定する。
【0013】続いて、リーダライタは、通信方式nでI
Cカードと通信するための通常通信動作を実行する。つ
まり、通信方式nによるICカードへのコマンドを送信
し、それに対してICカードが応答することにより情報
の伝達を行うのである。
Cカードと通信するための通常通信動作を実行する。つ
まり、通信方式nによるICカードへのコマンドを送信
し、それに対してICカードが応答することにより情報
の伝達を行うのである。
【0014】そして、通信方式nによるICカードとの
通信が終了したときは、初期通信動作を再実行する。こ
のとき、リーダライタの通信エリアに通信が終了したI
Cカードと異なり且つ通信方式1〜Nの何れかの通信方
式のICカードが位置していたときは、そのICカード
の通信方式で通信が行われる。
通信が終了したときは、初期通信動作を再実行する。こ
のとき、リーダライタの通信エリアに通信が終了したI
Cカードと異なり且つ通信方式1〜Nの何れかの通信方
式のICカードが位置していたときは、そのICカード
の通信方式で通信が行われる。
【0015】そして、リーダライタは、初期通信動作に
おいて応答するICカードが無くなるまで初期通信動作
及び通常通信動作を繰返し、初期通信動作において応答
するICカードが無くなったときは処理完了となる。以
上のような通信シーケンスの結果、リーダライタは、通
信方式の異なるICカードと通信することができる。
おいて応答するICカードが無くなるまで初期通信動作
及び通常通信動作を繰返し、初期通信動作において応答
するICカードが無くなったときは処理完了となる。以
上のような通信シーケンスの結果、リーダライタは、通
信方式の異なるICカードと通信することができる。
【0016】(一実施の形態)以下、本発明の一実施の
形態を図2乃至図5を参照して説明する。この実施の形
態では、複数の通信方式が異なるICカードが同時に使
用される環境を想定している。このようなICカードの
使用環境の一例としては、異なる路線の定期券用ICカ
ードが同時に改札ゲートを通過する場合が想定される。
形態を図2乃至図5を参照して説明する。この実施の形
態では、複数の通信方式が異なるICカードが同時に使
用される環境を想定している。このようなICカードの
使用環境の一例としては、異なる路線の定期券用ICカ
ードが同時に改札ゲートを通過する場合が想定される。
【0017】図2は全体構成を概略的に示している。こ
の図2において、リーダライタ1は上位装置2からの指
令に応じて動作し、ICカード3が存在すると判断した
ときは、後述するようにICカード3と通信するように
なっている。
の図2において、リーダライタ1は上位装置2からの指
令に応じて動作し、ICカード3が存在すると判断した
ときは、後述するようにICカード3と通信するように
なっている。
【0018】図3はリーダライタ1とICカード3との
間の通信シーケンスを示している。この図3において、
リーダライタ1は、通信方式1,2でICカード3と通
信可能となっている。この場合、通信方式1,2は上位
の通信プロトコルが同一であるものの下位の通信プロト
コルが異なる通信方式で、例えば通信方式1としては図
4に示すようなASK100%/モディファイドミラー
方式であり、通信方式2としては図5に示すようなAS
K10%/NRZ通信方式である。尚、通信方式は他に
も存在するものの、説明の簡略化のために2つの通信方
式のみとしている。
間の通信シーケンスを示している。この図3において、
リーダライタ1は、通信方式1,2でICカード3と通
信可能となっている。この場合、通信方式1,2は上位
の通信プロトコルが同一であるものの下位の通信プロト
コルが異なる通信方式で、例えば通信方式1としては図
4に示すようなASK100%/モディファイドミラー
方式であり、通信方式2としては図5に示すようなAS
K10%/NRZ通信方式である。尚、通信方式は他に
も存在するものの、説明の簡略化のために2つの通信方
式のみとしている。
【0019】図3において、リーダライタ1は、初期通
信動作としてICカード3の存在を判断する。つまり、
通信方式1のICカード3を検出するコマンドを送信し
てから、通信方式2のICカード3を検出するコマンド
を送信する。このとき、通信方式1,2の何れのICカ
ード3も存在しない場合は、上記の動作を繰返す。
信動作としてICカード3の存在を判断する。つまり、
通信方式1のICカード3を検出するコマンドを送信し
てから、通信方式2のICカード3を検出するコマンド
を送信する。このとき、通信方式1,2の何れのICカ
ード3も存在しない場合は、上記の動作を繰返す。
【0020】さて、リーダライタ1の通信エリアに通信
方式1,2のICカード3が同時に位置した状態で、リ
ーダライタ1が通信方式2のICカード3を検出するコ
マンドを送信したときは、通信方式2のICカード3が
応答する。
方式1,2のICカード3が同時に位置した状態で、リ
ーダライタ1が通信方式2のICカード3を検出するコ
マンドを送信したときは、通信方式2のICカード3が
応答する。
【0021】リーダライタ1は、通信方式2のICカー
ド3が応答したときは、通信方式を2に設定してから通
常通信動作に移行する。この通常通信動作においては、
リーダライタ1は、通信方式2でICカード3と通信す
る。
ド3が応答したときは、通信方式を2に設定してから通
常通信動作に移行する。この通常通信動作においては、
リーダライタ1は、通信方式2でICカード3と通信す
る。
【0022】このような通常通信動作においては、通信
方式1のICカード3は、リーダライタ1と通信方式2
のICカード3との間の通信をノイズと認識し、応答す
ることはない。
方式1のICカード3は、リーダライタ1と通信方式2
のICカード3との間の通信をノイズと認識し、応答す
ることはない。
【0023】そして、通信方式2のICカード3との通
信が終了したときは、図3に示すように通信していたI
Cカード3を応答させなくするオプションのコマンドを
送信する。このようなコマンドの送信により、通信方式
2のICカード3との通信が終了していなくても異なる
通信方式に切換えることができ、使用勝手を向上するこ
とができる。この場合、通信が終了したICカード3が
ICカード3を検出するコマンドを受けることはないの
で、ICカード3を応答させなくするオプションのコマ
ンドを送信しなくとも、通信に支障を生じることはな
い。
信が終了したときは、図3に示すように通信していたI
Cカード3を応答させなくするオプションのコマンドを
送信する。このようなコマンドの送信により、通信方式
2のICカード3との通信が終了していなくても異なる
通信方式に切換えることができ、使用勝手を向上するこ
とができる。この場合、通信が終了したICカード3が
ICカード3を検出するコマンドを受けることはないの
で、ICカード3を応答させなくするオプションのコマ
ンドを送信しなくとも、通信に支障を生じることはな
い。
【0024】上述したようにしてICカード3との通信
が終了したときは、リーダライタ1は、初期通信動作に
戻り、ICカード3の存在を検出するために、通信方式
2のICカード3を検出するコマンドを送信する。この
とき、通信方式2のICカード3は応答が禁止されてい
るので、通信方式2のICカード3が応答することはな
い。
が終了したときは、リーダライタ1は、初期通信動作に
戻り、ICカード3の存在を検出するために、通信方式
2のICカード3を検出するコマンドを送信する。この
とき、通信方式2のICカード3は応答が禁止されてい
るので、通信方式2のICカード3が応答することはな
い。
【0025】続いて、リーダライタ1は、通信方式1の
ICカード3を検出するコマンドを送信する。このと
き、リーダライタ1の通信エリアには通信方式1のIC
カード3が位置しているので、通信方式1のICカード
3が応答するようになる。
ICカード3を検出するコマンドを送信する。このと
き、リーダライタ1の通信エリアには通信方式1のIC
カード3が位置しているので、通信方式1のICカード
3が応答するようになる。
【0026】従って、リーダライタ1は、通信方式を1
に設定してから通常通信動作に移行し、以後においては
通信方式1でICカード3と通信する。そして、通信方
式1のICカード3との通信が終了したときは、ICカ
ード3を応答させなくするオプションのコマンドを送信
する。
に設定してから通常通信動作に移行し、以後においては
通信方式1でICカード3と通信する。そして、通信方
式1のICカード3との通信が終了したときは、ICカ
ード3を応答させなくするオプションのコマンドを送信
する。
【0027】以上のような初期通信動作及び通常通信動
作の実行によりリーダライタ1が通信可能な全てのIC
カード3との通信が終了したときは、初期通信動作に戻
り、各種の通信方式でICカード3を検出するコマンド
を送信する。このとき、何れのICカード3も応答する
ことはないので、リーダライタ1は、初期通信動作を繰
返す。
作の実行によりリーダライタ1が通信可能な全てのIC
カード3との通信が終了したときは、初期通信動作に戻
り、各種の通信方式でICカード3を検出するコマンド
を送信する。このとき、何れのICカード3も応答する
ことはないので、リーダライタ1は、初期通信動作を繰
返す。
【0028】尚、リーダライタ1の通信エリアに同一の
通信方式の複数のICカード3が位置したときは、リー
ダライタ1は、初期通信動作において、各ICカード3
を個別に識別するための識別番号をICカード3に付与
し、通常通信動作においては識別番号に基づいてICカ
ードとの通信を行うようになっているので、同一通信方
式のICカード3との通信が混信することはない。
通信方式の複数のICカード3が位置したときは、リー
ダライタ1は、初期通信動作において、各ICカード3
を個別に識別するための識別番号をICカード3に付与
し、通常通信動作においては識別番号に基づいてICカ
ードとの通信を行うようになっているので、同一通信方
式のICカード3との通信が混信することはない。
【0029】このような実施の形態によれば、リーダラ
イタ1においては、複数の通信方式でICカード3を検
出するコマンドを順に送信する初期通信動作を実行し、
ICカード3が応答したときはその通信方式でICカー
ド3との通信を行う通常通信動作を実行すると共に、こ
のような動作を初期通信動作において応答するICカー
ド3が無くなるまで繰返して実行するようにしたので、
ICカード3の通信方式が異なる場合であっても、通信
可能なICカード3に対しては確実に通信処理すること
ができる。
イタ1においては、複数の通信方式でICカード3を検
出するコマンドを順に送信する初期通信動作を実行し、
ICカード3が応答したときはその通信方式でICカー
ド3との通信を行う通常通信動作を実行すると共に、こ
のような動作を初期通信動作において応答するICカー
ド3が無くなるまで繰返して実行するようにしたので、
ICカード3の通信方式が異なる場合であっても、通信
可能なICカード3に対しては確実に通信処理すること
ができる。
【0030】また、このような効果を奏する機能をリー
ダライタ1自身に設けるようにしたので、上位装置2は
ICカード3の通信方式を管理する必要がなくなり、上
位装置2の負担を軽減することができる。
ダライタ1自身に設けるようにしたので、上位装置2は
ICカード3の通信方式を管理する必要がなくなり、上
位装置2の負担を軽減することができる。
【0031】さらに、リーダライタ1が検出したICカ
ード3の通信方式のみでICカード3と通常通信動作を
行うので、通信中に通信方式を変更する構成のものと違
って、ICカード3が誤動作することはない。
ード3の通信方式のみでICカード3と通常通信動作を
行うので、通信中に通信方式を変更する構成のものと違
って、ICカード3が誤動作することはない。
【0032】本発明は、上記実施の形態に限定されるも
のではなく、次のように変形または拡張できる。通信方
式として、上位の通信プロトコルを変更するようにして
もよい。リーダライタ1がICカードを検出するために
初期通信動作を繰返するのに代えて、ICカードが通信
エリアに位置したことを検出したときだけ初期通信動作
を実行するようにしてもよい。
のではなく、次のように変形または拡張できる。通信方
式として、上位の通信プロトコルを変更するようにして
もよい。リーダライタ1がICカードを検出するために
初期通信動作を繰返するのに代えて、ICカードが通信
エリアに位置したことを検出したときだけ初期通信動作
を実行するようにしてもよい。
【図1】本発明の概要を説明するための通信シーケンス
を示す図
を示す図
【図2】本発明の一実施の形態における全体構成を示す
ブロック図
ブロック図
【図3】通信シーケンスを示す図
【図4】通信方式の一例を示す図
【図5】他の通信方式の一例を示す図
1はリーダライタ、2は上位装置、3はICカードであ
る。
る。
フロントページの続き (72)発明者 高橋 清志 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 ▲つる▲ 浩ニ 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 大谷 佳光 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 永井 靖浩 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 粕谷 昭彦 東京都渋谷区道玄坂1丁目12番1号 NT Tエレクトロニクス株式会社内 Fターム(参考) 2C005 MA27 MB07 NA06 TA05 TA22 TA40 5B049 AA00 AA01 BB31 CC13 DD04 EE21 EE28 GG04 5B058 CA17 CA23
Claims (2)
- 【請求項1】 複数種類の通信方式でICカードを検出
するコマンドを順に送信する初期通信動作を実行し、 この初期通信動作においてICカードが応答したとき
は、ICカードが応答したコマンドの通信方式でICカ
ードと通信する通常通信動作を実行し、 通常通信動作が終了したときは初期通信動作において応
答するICカードが無くなるまで初期通信動作及び通常
通信動作を繰返すことを特徴とする非接触式ICカード
用リーダライタの通信方法。 - 【請求項2】 通常通信動作において通信していたIC
カードとの通信を終了するときは当該ICカードを応答
させなくするコマンドを送信してから初期通信動作を実
行することを特徴とする請求項1記載の非接触式ICカ
ード用リーダライタの通信方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000130313A JP2001312701A (ja) | 2000-04-28 | 2000-04-28 | 非接触式icカード用リーダライタの通信方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000130313A JP2001312701A (ja) | 2000-04-28 | 2000-04-28 | 非接触式icカード用リーダライタの通信方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001312701A true JP2001312701A (ja) | 2001-11-09 |
Family
ID=18639443
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000130313A Pending JP2001312701A (ja) | 2000-04-28 | 2000-04-28 | 非接触式icカード用リーダライタの通信方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001312701A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005310131A (ja) * | 2004-03-26 | 2005-11-04 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 薄型半導体装置、及び薄型半導体装置の使用方法 |
JP2005339089A (ja) * | 2004-05-26 | 2005-12-08 | Matsushita Electric Works Ltd | 非接触idシステム |
JP2005346128A (ja) * | 2004-05-31 | 2005-12-15 | Canon Finetech Inc | 記録装置、記録方法、記憶媒体、プログラム |
JP2007241884A (ja) * | 2006-03-10 | 2007-09-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 自動販売機 |
JP2012014607A (ja) * | 2010-07-05 | 2012-01-19 | Dainippon Printing Co Ltd | Icカードリーダライタおよびそれに内蔵するsam |
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US9092713B2 (en) | 2011-03-17 | 2015-07-28 | Kabushiki Kaisha Toshiba | IC card controlling access to files according to conditions, and manufacturing method, issuing method, and communication method of the same |
-
2000
- 2000-04-28 JP JP2000130313A patent/JP2001312701A/ja active Pending
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