JP2001312670A - 電子商取引の運送方法、電子商取引の運送システム、電子商取引の運送管理サーバ、電子商取引の運送伝票 - Google Patents
電子商取引の運送方法、電子商取引の運送システム、電子商取引の運送管理サーバ、電子商取引の運送伝票Info
- Publication number
- JP2001312670A JP2001312670A JP2000133425A JP2000133425A JP2001312670A JP 2001312670 A JP2001312670 A JP 2001312670A JP 2000133425 A JP2000133425 A JP 2000133425A JP 2000133425 A JP2000133425 A JP 2000133425A JP 2001312670 A JP2001312670 A JP 2001312670A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electronic commerce
- contract code
- transportation
- sender
- recipient
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 30
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000007726 management method Methods 0.000 description 32
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 3
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 3
- 125000002066 L-histidyl group Chemical group [H]N1C([H])=NC(C([H])([H])[C@](C(=O)[*])([H])N([H])[H])=C1[H] 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 発送者情報および受領者情報を明示すること
なしに運送対象を確実に運送できるようにする。 【解決手段】 運送対象に発送者11に関する発送者情報
RAと所定の契約コードCCとを付帯させ、この運送対象を
発送者11から運送者14まで運送するとともに、運送対象
に受領者12に関する受領者情報RBと契約コードCCとを付
帯させ、この運送対象を運送者14から受領者12まで運送
する。
なしに運送対象を確実に運送できるようにする。 【解決手段】 運送対象に発送者11に関する発送者情報
RAと所定の契約コードCCとを付帯させ、この運送対象を
発送者11から運送者14まで運送するとともに、運送対象
に受領者12に関する受領者情報RBと契約コードCCとを付
帯させ、この運送対象を運送者14から受領者12まで運送
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子商取引の運送
方法、電子商取引の運送システム、電子商取引の運送管
理サーバ、電子商取引の運送伝票に関し、コンピュータ
ネットワーク上での電子商取引に基づいて行われる商品
などの運送に関する。
方法、電子商取引の運送システム、電子商取引の運送管
理サーバ、電子商取引の運送伝票に関し、コンピュータ
ネットワーク上での電子商取引に基づいて行われる商品
などの運送に関する。
【0002】
【背景技術】近年、インターネットを中心とするコンピ
ュータネットワークが発達し、ネットワーク上での電子
商取引(EC;Electronic Commerce)が盛んになって
いる。このような電子商取引としては、通常の販売業者
やサービス業者と個人との取引、業者間での取引、ある
いは個人対個人の取引が行われている。このうち、個人
対個人の取引は、ネットワークという手段を得ることで
急速に普及したものであり、例えばネットワークオーク
ションという形式をとることで一層の活性化を見るに至
っている。
ュータネットワークが発達し、ネットワーク上での電子
商取引(EC;Electronic Commerce)が盛んになって
いる。このような電子商取引としては、通常の販売業者
やサービス業者と個人との取引、業者間での取引、ある
いは個人対個人の取引が行われている。このうち、個人
対個人の取引は、ネットワークという手段を得ることで
急速に普及したものであり、例えばネットワークオーク
ションという形式をとることで一層の活性化を見るに至
っている。
【0003】ネットワーク上のオークション等の電子商
取引においては、ハンドル名が利用されている。ハンド
ル名としては、メールアドレスが該当するほか、オーク
ションサイトあるいはECサイトの入会登録により付与
される各サイト毎のハンドル名が用いられている。この
ようなハンドル名を用いることは、オークション等に参
加する各個人のプライバシー保護に役立っており、また
個人情報に基づく犯罪等の防止にも役立っている。つま
り、このようなハンドル名の利用をはじめとする守秘性
が、電子商取引の一つの利点であるといえる。
取引においては、ハンドル名が利用されている。ハンド
ル名としては、メールアドレスが該当するほか、オーク
ションサイトあるいはECサイトの入会登録により付与
される各サイト毎のハンドル名が用いられている。この
ようなハンドル名を用いることは、オークション等に参
加する各個人のプライバシー保護に役立っており、また
個人情報に基づく犯罪等の防止にも役立っている。つま
り、このようなハンドル名の利用をはじめとする守秘性
が、電子商取引の一つの利点であるといえる。
【0004】ところで、電子商取引により売買を行う場
合、売り手と買い手との間には、商品の移動と代金の移
動が行われることが一般的である。代金の移動は、銀行
振込、現金書留、為替、クレジットカード引落し等の手
段によることが一般的である。商品の移動は、手渡し等
の場合もあるが、運送業者など売り手や買い手とは別の
運送者を利用することが一般的である。
合、売り手と買い手との間には、商品の移動と代金の移
動が行われることが一般的である。代金の移動は、銀行
振込、現金書留、為替、クレジットカード引落し等の手
段によることが一般的である。商品の移動は、手渡し等
の場合もあるが、運送業者など売り手や買い手とは別の
運送者を利用することが一般的である。
【0005】図5にネットワークオークションの例を示
す。ネットワークオークションでは、出品者91が売り手
となり、落札者92(通常は入札者のうち最高額を提示し
た人)が買い手となる。出品者91(Aさん)と落札者92
(Bさん)は、例えばインターネット上に開設されたオ
ークションサイト93でのオークションに参加する。この
時点では、AさんもBさんも各々のハンドル名(HA、H
B)しか知らない。但し、オークションに際して、ハン
ドル名を得るために、AさんもBさんも各々の実名、住
所等をオークションサイト93に登録している。
す。ネットワークオークションでは、出品者91が売り手
となり、落札者92(通常は入札者のうち最高額を提示し
た人)が買い手となる。出品者91(Aさん)と落札者92
(Bさん)は、例えばインターネット上に開設されたオ
ークションサイト93でのオークションに参加する。この
時点では、AさんもBさんも各々のハンドル名(HA、H
B)しか知らない。但し、オークションに際して、ハン
ドル名を得るために、AさんもBさんも各々の実名、住
所等をオークションサイト93に登録している。
【0006】ここで、Bさんが落札し、その代金を銀行
口座(図示省略)を経由してAさんに振り込んだとす
る。この段階で、AさんはBさんに落札された物品を送
らなければならない。このために、Aさんは運送者とし
て運送業者94を利用し、物品をBさんに配達してもらう
ことにする。この際、運送業者94には、物品の送り先と
してBさんの住所氏名(受領者情報RB)を知らせる必要
がある。また、Aさんは、発送にあたって自らの住所氏
名(発送者情報RA)を知らせる必要がある。これらの発
送者情報RAおよび受領者情報RBは、通常は運送伝票に記
載する。図6において、一般的な運送伝票95には、発送
者情報RAの記載欄96、受領者情報RBの記載欄97、さらに
運送条件等の運送情報欄98が配置されている。。
口座(図示省略)を経由してAさんに振り込んだとす
る。この段階で、AさんはBさんに落札された物品を送
らなければならない。このために、Aさんは運送者とし
て運送業者94を利用し、物品をBさんに配達してもらう
ことにする。この際、運送業者94には、物品の送り先と
してBさんの住所氏名(受領者情報RB)を知らせる必要
がある。また、Aさんは、発送にあたって自らの住所氏
名(発送者情報RA)を知らせる必要がある。これらの発
送者情報RAおよび受領者情報RBは、通常は運送伝票に記
載する。図6において、一般的な運送伝票95には、発送
者情報RAの記載欄96、受領者情報RBの記載欄97、さらに
運送条件等の運送情報欄98が配置されている。。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、電子商
取引に基づく物品の運送にあたっては、運送者に対して
各々の住所氏名(発送者情報RA、受領者情報RB)が明示
する必要がある。このために、AさんとBさんとの間で
各々の個人情報が筒抜けになり、守秘性が保てないとい
う問題がある。一方、例えばAさんは自分の発送者情報
RAとして架空の住所氏名を記載することもできるが、手
続き上の問題があるとともに、運送の事故の際に連絡が
取れない等の問題が生じる。
取引に基づく物品の運送にあたっては、運送者に対して
各々の住所氏名(発送者情報RA、受領者情報RB)が明示
する必要がある。このために、AさんとBさんとの間で
各々の個人情報が筒抜けになり、守秘性が保てないとい
う問題がある。一方、例えばAさんは自分の発送者情報
RAとして架空の住所氏名を記載することもできるが、手
続き上の問題があるとともに、運送の事故の際に連絡が
取れない等の問題が生じる。
【0008】さらに、このような守秘性の問題は代金の
送金処理においても同様なことがいえる。すなわち、銀
行振り込み等では住所は必要ないが、銀行口座番号等を
相手に通知する必要がある。つまり、発送者情報RAおよ
び受領者情報RBを完全に相手から遮断した状態で、物品
や代金等の運送対象を運送することは従来困難であっ
た。
送金処理においても同様なことがいえる。すなわち、銀
行振り込み等では住所は必要ないが、銀行口座番号等を
相手に通知する必要がある。つまり、発送者情報RAおよ
び受領者情報RBを完全に相手から遮断した状態で、物品
や代金等の運送対象を運送することは従来困難であっ
た。
【0009】本発明の目的は、発送者情報および受領者
情報を明示することなしに運送対象を確実に運送できる
電子商取引の運送方法、電子商取引の運送システム、電
子商取引の運送管理サーバ、電子商取引の運送伝票を提
供することにある。
情報を明示することなしに運送対象を確実に運送できる
電子商取引の運送方法、電子商取引の運送システム、電
子商取引の運送管理サーバ、電子商取引の運送伝票を提
供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、電子商取引に
基づく運送対象を所定の運送者を利用して発送者から受
領者へと運送するための電子商取引の運送方法であっ
て、前記運送対象に前記発送者に関する発送者情報と所
定の契約コードとを付帯させ、この運送対象を前記発送
者から前記運送者まで運送する手順と、前記運送対象に
前記受領者に関する受領者情報と前記契約コードとを付
帯させ、この運送対象を前記運送者から前記受領者まで
運送する手順とを含むことを特徴とする。このようにす
れば、発送者情報は発送者から運送者までに限定され、
受領者に知られることを回避できる。また、受領者情報
は運送者から受領者までに限定され、発送者に知られる
ことが回避できる。そして、発送側と受領側との二つの
区間の一貫性は契約コードにより保つことができ、確実
な運送と守秘性とを両立することができる。
基づく運送対象を所定の運送者を利用して発送者から受
領者へと運送するための電子商取引の運送方法であっ
て、前記運送対象に前記発送者に関する発送者情報と所
定の契約コードとを付帯させ、この運送対象を前記発送
者から前記運送者まで運送する手順と、前記運送対象に
前記受領者に関する受領者情報と前記契約コードとを付
帯させ、この運送対象を前記運送者から前記受領者まで
運送する手順とを含むことを特徴とする。このようにす
れば、発送者情報は発送者から運送者までに限定され、
受領者に知られることを回避できる。また、受領者情報
は運送者から受領者までに限定され、発送者に知られる
ことが回避できる。そして、発送側と受領側との二つの
区間の一貫性は契約コードにより保つことができ、確実
な運送と守秘性とを両立することができる。
【0011】本発明の電子商取引の運送方法において、
前記契約コードを前記電子商取引で設定しておくことが
望ましい。このような契約コードとしては、例えばオー
クションの出品番号をそのまま転用してもよく、落札時
に別のコードを設定してもよい。要するに、電子商取引
の契約毎にユニークなキーナンバー等を設定し、この契
約コードをキーにして一連の処理の同一性確認ができれ
ばよい。このようにすれば、契約から運送までの一貫性
を確保できるとともに、オークションサイト等の電子商
取引サイト側で契約から運送までを管理することも可能
であり、犯罪防止などにも役立てることができる。
前記契約コードを前記電子商取引で設定しておくことが
望ましい。このような契約コードとしては、例えばオー
クションの出品番号をそのまま転用してもよく、落札時
に別のコードを設定してもよい。要するに、電子商取引
の契約毎にユニークなキーナンバー等を設定し、この契
約コードをキーにして一連の処理の同一性確認ができれ
ばよい。このようにすれば、契約から運送までの一貫性
を確保できるとともに、オークションサイト等の電子商
取引サイト側で契約から運送までを管理することも可能
であり、犯罪防止などにも役立てることができる。
【0012】本発明の電子商取引の運送方法において、
前記契約コードを前記受領者情報と関連づけて所定の運
送管理サーバに記録しておき、前記運送者は、前記発送
者からの前記運送対象を受け取り、前記運送管理サーバ
から前記運送対象に付帯された前記契約コードに対応す
る前記受領者情報を取得することが望ましい。このよう
にすれば、契約コードによる発送側と受領側との二つの
区間の一貫性の確保が確実かつ簡単に行える。
前記契約コードを前記受領者情報と関連づけて所定の運
送管理サーバに記録しておき、前記運送者は、前記発送
者からの前記運送対象を受け取り、前記運送管理サーバ
から前記運送対象に付帯された前記契約コードに対応す
る前記受領者情報を取得することが望ましい。このよう
にすれば、契約コードによる発送側と受領側との二つの
区間の一貫性の確保が確実かつ簡単に行える。
【0013】本発明の電子商取引の運送方法において、
前記運送管理サーバには、前記運送者の認証機能を設定
しておくことが望ましい。このようにすれば、契約コー
ドによる受領者情報の取出しにあたっての安全性を確保
することができる。
前記運送管理サーバには、前記運送者の認証機能を設定
しておくことが望ましい。このようにすれば、契約コー
ドによる受領者情報の取出しにあたっての安全性を確保
することができる。
【0014】本発明の電子商取引の運送方法において、
前記契約コードは前記受領者情報を暗号化したものであ
り、前記運送者は、前記発送者からの前記運送対象を受
け取り、前記契約コードを復号して前記受領者情報を取
得することにしてもよい。このようにすれば、契約コー
ドに基づく検索等の手順や受領者情報のデータベース等
の機能が不要となり、簡略化が図れる。このような契約
コードとしては、例えば受領者情報(住所氏名など運送
に必要な項目)を暗号化したものを二次元バーコード化
したり、磁気テープに磁気記憶する等の手段を採用する
ことができる。暗号化するのは受領車情報に限らず、前
述した電子商取引を特定するキーコードを更に暗号化す
るものでもよい。
前記契約コードは前記受領者情報を暗号化したものであ
り、前記運送者は、前記発送者からの前記運送対象を受
け取り、前記契約コードを復号して前記受領者情報を取
得することにしてもよい。このようにすれば、契約コー
ドに基づく検索等の手順や受領者情報のデータベース等
の機能が不要となり、簡略化が図れる。このような契約
コードとしては、例えば受領者情報(住所氏名など運送
に必要な項目)を暗号化したものを二次元バーコード化
したり、磁気テープに磁気記憶する等の手段を採用する
ことができる。暗号化するのは受領車情報に限らず、前
述した電子商取引を特定するキーコードを更に暗号化す
るものでもよい。
【0015】本発明は、電子商取引に基づく運送対象を
所定の運送者を利用して発送者から受領者へと運送する
ための電子商取引の運送システムであって、前記発送者
から前記運送者までの経路では、前記運送対象に前記発
送者に関する発送者情報と所定の契約コードとが付帯さ
れ、前記運送者から前記受領者までの経路では、前記運
送対象に前記受領者に関する受領者情報と前記契約コー
ドとが付帯されていることを特徴とする。このようにす
れば、発送者情報は発送者から運送者までに限定され、
受領者に知られることを回避できる。また、受領者情報
は運送者から受領者までに限定され、発送者に知られる
ことが回避できる。そして、発送側と受領側との二つの
区間の一貫性は契約コードにより保つことができ、確実
な運送と守秘性とを両立することができる。
所定の運送者を利用して発送者から受領者へと運送する
ための電子商取引の運送システムであって、前記発送者
から前記運送者までの経路では、前記運送対象に前記発
送者に関する発送者情報と所定の契約コードとが付帯さ
れ、前記運送者から前記受領者までの経路では、前記運
送対象に前記受領者に関する受領者情報と前記契約コー
ドとが付帯されていることを特徴とする。このようにす
れば、発送者情報は発送者から運送者までに限定され、
受領者に知られることを回避できる。また、受領者情報
は運送者から受領者までに限定され、発送者に知られる
ことが回避できる。そして、発送側と受領側との二つの
区間の一貫性は契約コードにより保つことができ、確実
な運送と守秘性とを両立することができる。
【0016】本発明の電子商取引の運送システムにおい
て、前記契約コードは前記電子商取引で設定されること
が望ましい。このようにすれば、落札から運送までの一
貫性を確保できるとともに、オークションサイト等の電
子商取引サイト側で契約から運送までを管理することも
可能であり、犯罪防止などにも役立てることができる。
て、前記契約コードは前記電子商取引で設定されること
が望ましい。このようにすれば、落札から運送までの一
貫性を確保できるとともに、オークションサイト等の電
子商取引サイト側で契約から運送までを管理することも
可能であり、犯罪防止などにも役立てることができる。
【0017】本発明の電子商取引の運送システムにおい
て、前記契約コードは前記受領者情報と関連づけて所定
の運送管理サーバに記録されており、この運送管理サー
バは、前記運送者からの要求に応じて前記契約コードに
対応する前記受領者情報を出力することが望ましい。こ
のようにすれば、契約コードによる発送側と受領側との
二つの区間の一貫性の確保が確実かつ簡単に行える。
て、前記契約コードは前記受領者情報と関連づけて所定
の運送管理サーバに記録されており、この運送管理サー
バは、前記運送者からの要求に応じて前記契約コードに
対応する前記受領者情報を出力することが望ましい。こ
のようにすれば、契約コードによる発送側と受領側との
二つの区間の一貫性の確保が確実かつ簡単に行える。
【0018】本発明の電子商取引の運送システムにおい
て、前記運送管理サーバは、前記運送者の認証機能を有
することが望ましい。このようにすれば、契約コードに
よる受領者情報の取出しにあたっての安全性を確保する
ことができる。
て、前記運送管理サーバは、前記運送者の認証機能を有
することが望ましい。このようにすれば、契約コードに
よる受領者情報の取出しにあたっての安全性を確保する
ことができる。
【0019】本発明の電子商取引の運送システムにおい
て、前記契約コードは前記受領者情報を暗号化したもの
であり、前記運送者により復号して前記受領者情報を取
得可能であることが望ましい。このようにすれば、契約
コードに基づく検索等の手順や受領者情報のデータベー
ス等の機能が不要となり、簡略化が図れる。このような
契約コードとしては、例えば受領者情報を暗号化したも
のを二次元バーコード化したり、磁気テープに磁気記憶
する等の手段を採用することができる。
て、前記契約コードは前記受領者情報を暗号化したもの
であり、前記運送者により復号して前記受領者情報を取
得可能であることが望ましい。このようにすれば、契約
コードに基づく検索等の手順や受領者情報のデータベー
ス等の機能が不要となり、簡略化が図れる。このような
契約コードとしては、例えば受領者情報を暗号化したも
のを二次元バーコード化したり、磁気テープに磁気記憶
する等の手段を採用することができる。
【0020】本発明は、電子商取引に基づく運送対象を
所定の運送者を利用して発送者から受領者へと運送する
ために用いられる電子商取引の運送管理サーバであっ
て、前記発送者から前記運送者までの経路および前記運
送者から前記受領者までの経路で利用される所定の契約
コードを記憶する手段と、前記受領者に関する受領者情
報を前記契約コードと関連づけて記憶する手段と、前記
運送者からの要求に応じて前記契約コードに対応する前
記受領者情報を出力する手段と、を有することを特徴と
する。このようにすれば、運送対象を発送者から受領者
まで運送する際に、発送者から運送者までの経路では発
送者情報と契約コードを用い、運送者から受領者までの
経路では当該サーバから得た受領者情報に基づいて運送
を行うことができる。従って、発送者情報は発送者から
運送者までに限定され、受領者に知られることを回避で
きる。また、受領者情報は運送者から受領者までに限定
され、発送者に知られることが回避できる。そして、発
送側と受領側との二つの区間の一貫性は契約コードによ
り保つことができ、確実な運送と守秘性とを両立するこ
とができる。
所定の運送者を利用して発送者から受領者へと運送する
ために用いられる電子商取引の運送管理サーバであっ
て、前記発送者から前記運送者までの経路および前記運
送者から前記受領者までの経路で利用される所定の契約
コードを記憶する手段と、前記受領者に関する受領者情
報を前記契約コードと関連づけて記憶する手段と、前記
運送者からの要求に応じて前記契約コードに対応する前
記受領者情報を出力する手段と、を有することを特徴と
する。このようにすれば、運送対象を発送者から受領者
まで運送する際に、発送者から運送者までの経路では発
送者情報と契約コードを用い、運送者から受領者までの
経路では当該サーバから得た受領者情報に基づいて運送
を行うことができる。従って、発送者情報は発送者から
運送者までに限定され、受領者に知られることを回避で
きる。また、受領者情報は運送者から受領者までに限定
され、発送者に知られることが回避できる。そして、発
送側と受領側との二つの区間の一貫性は契約コードによ
り保つことができ、確実な運送と守秘性とを両立するこ
とができる。
【0021】本発明の電子商取引の運送管理サーバにお
いて、前記受領者情報を出力する手段は、前記運送者の
認証機能を有することが望ましい。このようにすれば、
契約コードによる受領者情報の取出しにあたっての安全
性を確保することができる。
いて、前記受領者情報を出力する手段は、前記運送者の
認証機能を有することが望ましい。このようにすれば、
契約コードによる受領者情報の取出しにあたっての安全
性を確保することができる。
【0022】本発明は、電子商取引に基づく運送対象を
所定の運送者を利用して発送者から受領者へと運送する
ために用いられる電子商取引の運送伝票であって、前記
運送対象に貼付されるシートと、前記シートの表面に形
成されて前記発送者に関する発送者情報または前記受領
者に関する受領者情報の何れか一方を表示する領域と、
前記シートの表面に形成されて運送に関する所定の契約
コードを表示する領域とを有することを特徴とする。こ
のようにすれば、運送対象を発送者から受領者まで運送
する際に、発送者から運送者までの経路では、発送者情
報と契約コードとを表示した状態で運送対象に貼付する
ことができる。また、運送者から受領者までの経路で
は、契約コードとこの契約コードから得られる受領者情
報とを表示した状態で運送対象に貼付することができ
る。従って、発送者情報は発送者から運送者までに限定
され、受領者に知られることを回避できる。また、受領
者情報は運送者から受領者までに限定され、発送者に知
られることが回避できる。そして、発送側と受領側との
二つの区間の一貫性は契約コードにより保つことがで
き、確実な運送と守秘性とを両立することができる。
所定の運送者を利用して発送者から受領者へと運送する
ために用いられる電子商取引の運送伝票であって、前記
運送対象に貼付されるシートと、前記シートの表面に形
成されて前記発送者に関する発送者情報または前記受領
者に関する受領者情報の何れか一方を表示する領域と、
前記シートの表面に形成されて運送に関する所定の契約
コードを表示する領域とを有することを特徴とする。こ
のようにすれば、運送対象を発送者から受領者まで運送
する際に、発送者から運送者までの経路では、発送者情
報と契約コードとを表示した状態で運送対象に貼付する
ことができる。また、運送者から受領者までの経路で
は、契約コードとこの契約コードから得られる受領者情
報とを表示した状態で運送対象に貼付することができ
る。従って、発送者情報は発送者から運送者までに限定
され、受領者に知られることを回避できる。また、受領
者情報は運送者から受領者までに限定され、発送者に知
られることが回避できる。そして、発送側と受領側との
二つの区間の一貫性は契約コードにより保つことがで
き、確実な運送と守秘性とを両立することができる。
【0023】本発明の電子商取引の運送伝票において、
前記契約コードは人間には識別不能だが機械読み取り可
能な光学的表示または磁気的記憶であることが望まし
い。このようにすれば、契約コードの検索等のための機
械読み取りが行えるとともに、第三者が契約コードを読
みとって不正な利用を図ることが防止できる。このよう
な契約コードとしては、例えば受領者情報を暗号化した
ものを二次元バーコード化したり、磁気テープに磁気記
憶する等の手段を採用することができる。
前記契約コードは人間には識別不能だが機械読み取り可
能な光学的表示または磁気的記憶であることが望まし
い。このようにすれば、契約コードの検索等のための機
械読み取りが行えるとともに、第三者が契約コードを読
みとって不正な利用を図ることが防止できる。このよう
な契約コードとしては、例えば受領者情報を暗号化した
ものを二次元バーコード化したり、磁気テープに磁気記
憶する等の手段を採用することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図1において、本実施形態は、前
述した図5の例と同様にネットワークオークションに基
づく物品配送に関する。ここで、ネットワークオークシ
ョンはオークションサイト13において開催されている。
出品者11(Aさん)と落札者12(Bさん)はこのオーク
ションサイト13の登録メンバーである。AさんとBさん
との関係は次の状態とする。
に基づいて説明する。図1において、本実施形態は、前
述した図5の例と同様にネットワークオークションに基
づく物品配送に関する。ここで、ネットワークオークシ
ョンはオークションサイト13において開催されている。
出品者11(Aさん)と落札者12(Bさん)はこのオーク
ションサイト13の登録メンバーである。AさんとBさん
との関係は次の状態とする。
【0025】Aさんの出品に対してBさんが入札を行
い、落札がなされた。Bさんは落札代金を銀行口座(図
示省略)を経由してAさんに振り込んだ。従って、Aさ
んはBさんに落札された物品を送らなければならない。
このために、Aさんは運送者として運送業者14を利用
し、物品をBさんに配達してもらうことにした。ここ
で、オークションサイト13および運送業者14には、本発
明に基づく電子商取引の運送システムが構成され、本発
明の電子商取引の運送方法に基づく物品の輸送が行われ
るようになっている。また、この運送にあたって、オー
クションサイト13には本発明に基づく電子商取引の運送
管理サーバが構成され、運送業者14を介しての運送には
本発明に基づく電子商取引の運送伝票が利用されてい
る。
い、落札がなされた。Bさんは落札代金を銀行口座(図
示省略)を経由してAさんに振り込んだ。従って、Aさ
んはBさんに落札された物品を送らなければならない。
このために、Aさんは運送者として運送業者14を利用
し、物品をBさんに配達してもらうことにした。ここ
で、オークションサイト13および運送業者14には、本発
明に基づく電子商取引の運送システムが構成され、本発
明の電子商取引の運送方法に基づく物品の輸送が行われ
るようになっている。また、この運送にあたって、オー
クションサイト13には本発明に基づく電子商取引の運送
管理サーバが構成され、運送業者14を介しての運送には
本発明に基づく電子商取引の運送伝票が利用されてい
る。
【0026】図1において、運送業者14は、出品者11か
らの運送対象の引取りにあたって、発送側運送伝票20を
用いるようになっている。また、運送業者14は、運送対
象の落札者12への運送にあたって、受領側運送伝票30を
用いるようになっている。
らの運送対象の引取りにあたって、発送側運送伝票20を
用いるようになっている。また、運送業者14は、運送対
象の落札者12への運送にあたって、受領側運送伝票30を
用いるようになっている。
【0027】図3において、発送側運送伝票20は、物品
に貼付可能な裏面粘着シート29を有し、その表面には発
送者情報欄21、契約コード欄22、運送情報欄23が割り当
てられている。発送者情報欄21には、発送者の住所氏名
などの発送者情報RAが記載される。契約コード欄22に
は、落札の後にオークションサイト13が設定した契約コ
ードCCが記載される。運送情報欄23には、発送者11ある
いは受領者である落札者12が希望する運送条件や運送会
社が必要とする各種情報等が記載される。なお、発送者
情報RAおよび契約コードCCは発送者11から提供される。
ただし、運送管理サーバ50からこれらのデータを取出し
て印刷できるようにしてもよい。つまり、発送者11は契
約コードCCだけ指定すれば、自分の住所等の発送者情報
RAが特定できる。また、運送業者14に自分の氏名を指定
することで、運送業者14が運送管理サーバ50を検索し、
現在契約コードCCが附されている契約を捕捉し、この契
約コードCCおよび発送者情報RAを取得して印刷等するよ
うにしてもよい。
に貼付可能な裏面粘着シート29を有し、その表面には発
送者情報欄21、契約コード欄22、運送情報欄23が割り当
てられている。発送者情報欄21には、発送者の住所氏名
などの発送者情報RAが記載される。契約コード欄22に
は、落札の後にオークションサイト13が設定した契約コ
ードCCが記載される。運送情報欄23には、発送者11ある
いは受領者である落札者12が希望する運送条件や運送会
社が必要とする各種情報等が記載される。なお、発送者
情報RAおよび契約コードCCは発送者11から提供される。
ただし、運送管理サーバ50からこれらのデータを取出し
て印刷できるようにしてもよい。つまり、発送者11は契
約コードCCだけ指定すれば、自分の住所等の発送者情報
RAが特定できる。また、運送業者14に自分の氏名を指定
することで、運送業者14が運送管理サーバ50を検索し、
現在契約コードCCが附されている契約を捕捉し、この契
約コードCCおよび発送者情報RAを取得して印刷等するよ
うにしてもよい。
【0028】図4において、受領側運送伝票30は、物品
に貼付可能な裏面粘着シート39を有し、その表面には受
領者情報欄31、契約コード欄32、運送情報欄33が割り当
てられている。受領者情報欄31には、受領者である落札
者12の住所氏名などの受領者情報RBが記載される。契約
コード欄32および運送情報欄33は、発送側運送伝票20の
契約コード欄32および運送情報欄33と同様である。な
お、受領者情報RBは、発送側運送伝票20に記載された契
約コードCCに基づいてオークションサイト13から取得さ
れる(後述)。
に貼付可能な裏面粘着シート39を有し、その表面には受
領者情報欄31、契約コード欄32、運送情報欄33が割り当
てられている。受領者情報欄31には、受領者である落札
者12の住所氏名などの受領者情報RBが記載される。契約
コード欄32および運送情報欄33は、発送側運送伝票20の
契約コード欄32および運送情報欄33と同様である。な
お、受領者情報RBは、発送側運送伝票20に記載された契
約コードCCに基づいてオークションサイト13から取得さ
れる(後述)。
【0029】図2において、オークションサイト13に
は、オークションサーバ40と運送管理サーバ50とが設置
されている。オークションサーバ40は、ネットワークオ
ークションを実施するために必要な既存の構成を備えた
ものである。既存の構成として、オークションサーバ40
は入札者データベース42を備えている。入札者データベ
ース42には、落札者12を含む登録メンバーの住所氏名等
の個人情報とハンドル名との対応が登録されており、必
要に応じて受領者としての落札者12の受領者情報RBを出
力可能である。
は、オークションサーバ40と運送管理サーバ50とが設置
されている。オークションサーバ40は、ネットワークオ
ークションを実施するために必要な既存の構成を備えた
ものである。既存の構成として、オークションサーバ40
は入札者データベース42を備えている。入札者データベ
ース42には、落札者12を含む登録メンバーの住所氏名等
の個人情報とハンドル名との対応が登録されており、必
要に応じて受領者としての落札者12の受領者情報RBを出
力可能である。
【0030】オークションサーバ40は、本発明に独自の
構成として契約コード設定手段41を備えている。契約コ
ード設定手段41は、オークションでの落札があった際
に、落札された物品の配送管理を行うための契約コード
CCを設定する。契約コードCCは、落札された物品の情報
(名称、出品コード)と、出品者11の情報(主にハンド
ル名HA)と、落札者12の情報(主にハンドル名HB)とを
関連づけるキーコードとなる。
構成として契約コード設定手段41を備えている。契約コ
ード設定手段41は、オークションでの落札があった際
に、落札された物品の配送管理を行うための契約コード
CCを設定する。契約コードCCは、落札された物品の情報
(名称、出品コード)と、出品者11の情報(主にハンド
ル名HA)と、落札者12の情報(主にハンドル名HB)とを
関連づけるキーコードとなる。
【0031】運送管理サーバ50は、本発明に基づく独自
の構成であり、運送管理データベース51、出力手段52、
認証手段53、認証情報データベース54を備えている。運
送管理データベース51は、前述した契約コード設定手段
41からの契約コードCCと入札者データベース42からの受
領者情報RBとを一対一で関連づけて記録するものであ
り、契約コードCCが指定されることで受領者情報RBを出
力可能である。出力手段52は、運送管理データベース51
からの受領者情報RBを外部出力するものである。具体的
には、所定の契約コードCCを指定して問い合わせてきた
運送業者14に対し、対応する受領者情報RBを回答するも
のである。
の構成であり、運送管理データベース51、出力手段52、
認証手段53、認証情報データベース54を備えている。運
送管理データベース51は、前述した契約コード設定手段
41からの契約コードCCと入札者データベース42からの受
領者情報RBとを一対一で関連づけて記録するものであ
り、契約コードCCが指定されることで受領者情報RBを出
力可能である。出力手段52は、運送管理データベース51
からの受領者情報RBを外部出力するものである。具体的
には、所定の契約コードCCを指定して問い合わせてきた
運送業者14に対し、対応する受領者情報RBを回答するも
のである。
【0032】認証手段53は、運送業者14からの問合せに
対して、正規の問合せ権限を有するか否かを確認するこ
とで守秘性および安全性を確保するものである。具体的
には、予め運送業者14は運送管理サーバ50に自らの情報
を登録し、運送管理サーバ50からパスワードの指定を受
けておく。運送業者14は契約コードCCを指定した問合せ
にあたって、パスワードを提示することにより認証を受
け、この問合せが有効に処理されるようになっている。
認証情報データベース54は、認証手段53がパスワード確
認を行うためのものであり、運送業者14に関する情報が
記録されている。
対して、正規の問合せ権限を有するか否かを確認するこ
とで守秘性および安全性を確保するものである。具体的
には、予め運送業者14は運送管理サーバ50に自らの情報
を登録し、運送管理サーバ50からパスワードの指定を受
けておく。運送業者14は契約コードCCを指定した問合せ
にあたって、パスワードを提示することにより認証を受
け、この問合せが有効に処理されるようになっている。
認証情報データベース54は、認証手段53がパスワード確
認を行うためのものであり、運送業者14に関する情報が
記録されている。
【0033】このような本実施形態においては、次のよ
うな手順でオークション落札物の運送が行われる。図1
において、オークションサイト13で出品者11の物品に落
札がなされると、オークションサーバ40が契約コードCC
を設定する。出品者11は落札者12に落札された物品を送
るために、運送業者14に運送を依頼する。
うな手順でオークション落札物の運送が行われる。図1
において、オークションサイト13で出品者11の物品に落
札がなされると、オークションサーバ40が契約コードCC
を設定する。出品者11は落札者12に落札された物品を送
るために、運送業者14に運送を依頼する。
【0034】運送業者14は、本発明に基づいて発送者11
には発送側運送伝票20を提示し、必要事項の記入の上、
運送する物品に貼付させる。発送側運送伝票20が貼付さ
れた物品が、発送者11から運送業者14に到達する間に事
故などが生じた際には、発送側運送伝票20に記載された
発送者情報RAに基づいて発送者11への連絡がなされる。
には発送側運送伝票20を提示し、必要事項の記入の上、
運送する物品に貼付させる。発送側運送伝票20が貼付さ
れた物品が、発送者11から運送業者14に到達する間に事
故などが生じた際には、発送側運送伝票20に記載された
発送者情報RAに基づいて発送者11への連絡がなされる。
【0035】発送側運送伝票20が貼付された物品が、発
送者11から運送業者14まで無事に到達したら、運送業者
14は発送側運送伝票20の張り替えを行う。すなわち、発
送側運送伝票20に記載された契約コードCCに基づいてオ
ークションサイト13の運送管理サーバ50に問合せを出
し、受領者情報RBを取得し、受領側運送伝票30を作成す
る。そして、物品から発送側運送伝票20を剥がし、代わ
りに受領側運送伝票30を貼付する。
送者11から運送業者14まで無事に到達したら、運送業者
14は発送側運送伝票20の張り替えを行う。すなわち、発
送側運送伝票20に記載された契約コードCCに基づいてオ
ークションサイト13の運送管理サーバ50に問合せを出
し、受領者情報RBを取得し、受領側運送伝票30を作成す
る。そして、物品から発送側運送伝票20を剥がし、代わ
りに受領側運送伝票30を貼付する。
【0036】この後、運送業者14は、受領側運送伝票30
が貼付された物品を、受領側運送伝票30に記載された受
領者情報RBで特定される受領者である落札者12に、配達
または引渡す。なお、受領側運送伝票30が貼付された物
品が、落札者12に配達または引渡される間に事故などが
生じた際には、受領側運送伝票30に記載された受領者情
報RBに基づいて受領者である落札者12への連絡がなされ
る。
が貼付された物品を、受領側運送伝票30に記載された受
領者情報RBで特定される受領者である落札者12に、配達
または引渡す。なお、受領側運送伝票30が貼付された物
品が、落札者12に配達または引渡される間に事故などが
生じた際には、受領側運送伝票30に記載された受領者情
報RBに基づいて受領者である落札者12への連絡がなされ
る。
【0037】このような本実施形態によれば次のような
効果がある。すなわち、発送者情報RAは発送者11から運
送業者14までに限定され、受領者である落札者12に知ら
れることを回避できる。また、受領者情報RBは運送業者
14から受領者である落札者12までに限定され、発送者11
に知られることが回避できる。そして、発送側と受領側
との二つの区間の一貫性は契約コードCCにより保つこと
ができ、確実な運送と守秘性とを両立することができ
る。
効果がある。すなわち、発送者情報RAは発送者11から運
送業者14までに限定され、受領者である落札者12に知ら
れることを回避できる。また、受領者情報RBは運送業者
14から受領者である落札者12までに限定され、発送者11
に知られることが回避できる。そして、発送側と受領側
との二つの区間の一貫性は契約コードCCにより保つこと
ができ、確実な運送と守秘性とを両立することができ
る。
【0038】契約コードCCをオークションサイト13で落
札に伴って設定するようにしたので、落札から運送まで
の一貫性を確保できる。また、オークションサイト13側
で落札した物品の運送を管理することも可能であり、犯
罪防止などにも役立てることができる。
札に伴って設定するようにしたので、落札から運送まで
の一貫性を確保できる。また、オークションサイト13側
で落札した物品の運送を管理することも可能であり、犯
罪防止などにも役立てることができる。
【0039】契約コードCCを受領者情報RBと関連づけて
運送管理サーバ50に記録しておき、運送業者14が適宜問
合せて取得できるようにしたので、契約コードCCによる
発送側と受領側との二つの区間の一貫性の確保が確実か
つ簡単に行える。運送管理サーバ50には、運送業者14の
認証機能を設定たため、契約コードCCによる受領者情報
RBの取出しにあたっての安全性を確保することができ
る。
運送管理サーバ50に記録しておき、運送業者14が適宜問
合せて取得できるようにしたので、契約コードCCによる
発送側と受領側との二つの区間の一貫性の確保が確実か
つ簡単に行える。運送管理サーバ50には、運送業者14の
認証機能を設定たため、契約コードCCによる受領者情報
RBの取出しにあたっての安全性を確保することができ
る。
【0040】なお、本発明は前記実施形態に限定される
ものではなく、以下のような変形等も本発明に含まれる
ものである。発送側運送伝票20および受領側運送伝票30
において、契約コード欄22,32に記載される契約コードC
Cは、通常の数字や文字の表示に限らず、例えば文字や
数字を二次元バーコード化したり、磁気テープに磁気記
憶する等の手段によるものとしてもよい。
ものではなく、以下のような変形等も本発明に含まれる
ものである。発送側運送伝票20および受領側運送伝票30
において、契約コード欄22,32に記載される契約コードC
Cは、通常の数字や文字の表示に限らず、例えば文字や
数字を二次元バーコード化したり、磁気テープに磁気記
憶する等の手段によるものとしてもよい。
【0041】契約コードCCから受領者情報RBを取得する
ための運送管理サーバ50は、オークションサイト13内に
設置するものに限らず、外部に設置してもよい。例え
ば、運送管理専門の運送管理サーバを設置し、複数のオ
ークションサイトから共用してもよい。特定の運送業者
が複数のオークションサイトを相手に運送管理サーバを
運用してもよい。
ための運送管理サーバ50は、オークションサイト13内に
設置するものに限らず、外部に設置してもよい。例え
ば、運送管理専門の運送管理サーバを設置し、複数のオ
ークションサイトから共用してもよい。特定の運送業者
が複数のオークションサイトを相手に運送管理サーバを
運用してもよい。
【0042】運送業者14から受領者である落札者12に対
する引き渡しにあたって、運送業者14の営業所等での引
取りとする場合、安全のため落札者12の身分証明が必要
となることがあるが、このような場合には予め落札者12
に契約コードCCを知らせておけば、この契約コードCCの
提示をもって本人確認に替えることができる。なお、発
送者11から特定の確認コードを落札者12に指定し、この
確認コードを用いてもよい。同様な確認コードを他の受
け渡し部分で適宜用いてもよい。
する引き渡しにあたって、運送業者14の営業所等での引
取りとする場合、安全のため落札者12の身分証明が必要
となることがあるが、このような場合には予め落札者12
に契約コードCCを知らせておけば、この契約コードCCの
提示をもって本人確認に替えることができる。なお、発
送者11から特定の確認コードを落札者12に指定し、この
確認コードを用いてもよい。同様な確認コードを他の受
け渡し部分で適宜用いてもよい。
【0043】前記実施形態では、運送管理サーバ50によ
り契約コードCCに対応する受領者情報RBを取得したが、
契約コードCCとして受領者情報RBを暗号化したものを用
いてもよい。このようにすれば、運送業者14は、発送者
11からの運送対象を受け取り、発送側運送伝票20に記載
された契約コードCCを復号することで受領者情報RBを取
得することができる。このようにすれば、契約コードCC
に基づく運送管理サーバ50への問合せ等の手順や運送管
理サーバ50自体が不要となり、システムの簡略化が図れ
る。
り契約コードCCに対応する受領者情報RBを取得したが、
契約コードCCとして受領者情報RBを暗号化したものを用
いてもよい。このようにすれば、運送業者14は、発送者
11からの運送対象を受け取り、発送側運送伝票20に記載
された契約コードCCを復号することで受領者情報RBを取
得することができる。このようにすれば、契約コードCC
に基づく運送管理サーバ50への問合せ等の手順や運送管
理サーバ50自体が不要となり、システムの簡略化が図れ
る。
【0044】このような暗号化契約コードを用いる場
合、契約コードは人間には識別不能だが機械読み取り可
能な光学的表示または磁気的記憶とすることが望まし
い。このようにすれば、契約コードの検索等のための機
械読み取りが行えるとともに、第三者が契約コードを読
みとって不正な利用を図ることが防止できる。このよう
な契約コードとしては、例えば受領者情報を暗号化した
ものを二次元バーコード化したり、磁気テープに磁気記
憶する等の手段を採用することができる。
合、契約コードは人間には識別不能だが機械読み取り可
能な光学的表示または磁気的記憶とすることが望まし
い。このようにすれば、契約コードの検索等のための機
械読み取りが行えるとともに、第三者が契約コードを読
みとって不正な利用を図ることが防止できる。このよう
な契約コードとしては、例えば受領者情報を暗号化した
ものを二次元バーコード化したり、磁気テープに磁気記
憶する等の手段を採用することができる。
【0045】前記実施形態では、運送対象はネットワー
クオークションの落札物であるとしたが、他の形式の電
子商取引に基づく運送対象であってもよい。また、運送
対象は物品に限らず、本発明は銀行送金の際の発信者と
受信者との特定に利用することもできる。
クオークションの落札物であるとしたが、他の形式の電
子商取引に基づく運送対象であってもよい。また、運送
対象は物品に限らず、本発明は銀行送金の際の発信者と
受信者との特定に利用することもできる。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、発送者情報は発送者か
ら運送者までに限定され、受領者に知られることを回避
できる。また、受領者情報は運送者から受領者までに限
定され、発送者に知られることが回避できる。そして、
発送側と受領側との二つの区間の一貫性は契約コードに
より保つことができ、確実な運送と守秘性とを両立する
ことができる。
ら運送者までに限定され、受領者に知られることを回避
できる。また、受領者情報は運送者から受領者までに限
定され、発送者に知られることが回避できる。そして、
発送側と受領側との二つの区間の一貫性は契約コードに
より保つことができ、確実な運送と守秘性とを両立する
ことができる。
【図1】本発明の一実施形態を示すブロック図である。
【図2】前記実施形態の要部を示すブロック図である。
【図3】前記実施形態の発送側運送伝票を示す模式図で
ある。
ある。
【図4】前記実施形態の受領側運送伝票を示す模式図で
ある。
ある。
【図5】従来例を示すブロック図である。
【図6】従来の運送伝票を示す模式図である。
11 発送者である出品者 12 受領者である落札者 13 オークションサイト 14 運送者である運送業者 20 発送側運送伝票 21 発送者情報欄 22 契約コード欄 29 シート 30 受領側運送伝票 31 受領者情報欄 32 契約コード欄 39 シート 40 オークションサーバ 41 契約コード設定手段 50 運送管理サーバ 51 運送管理データベース 52 出力手段 53 認証手段 54 認証情報データベース CC 契約コード RA 発送者情報 RB 受領者情報
Claims (14)
- 【請求項1】 電子商取引に基づく運送対象を所定の運
送者を利用して発送者から受領者へと運送するための電
子商取引の運送方法であって、 前記運送対象に前記発送者に関する発送者情報と所定の
契約コードとを付帯させ、この運送対象を前記発送者か
ら前記運送者まで運送する手順と、 前記運送対象に前記受領者に関する受領者情報と前記契
約コードとを付帯させ、この運送対象を前記運送者から
前記受領者まで運送する手順とを含むことを特徴とする
電子商取引の運送方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の電子商取引の運送方法
において、 前記契約コードを前記電子商取引で設定しておくことを
特徴とする電子商取引の運送方法。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の電子商
取引の運送方法において、 前記契約コードを前記受領者情報と関連づけて所定の運
送管理サーバに記録しておき、 前記運送者は、前記発送者からの前記運送対象を受け取
り、前記運送管理サーバから前記運送対象に付帯された
前記契約コードに対応する前記受領者情報を取得するこ
とを特徴とする電子商取引の運送方法。 - 【請求項4】 請求項3に記載の電子商取引の運送方法
において、 前記運送管理サーバには、前記運送者の認証機能を設定
しておくことを特徴とする電子商取引の運送方法。 - 【請求項5】 請求項1または請求項2に記載の電子商
取引の運送方法において、 前記契約コードは前記受領者情報を暗号化したものであ
り、 前記運送者は、前記発送者からの前記運送対象を受け取
り、前記契約コードを復号して前記受領者情報を取得す
ることを特徴とする電子商取引の運送方法。 - 【請求項6】 電子商取引に基づく運送対象を所定の運
送者を利用して発送者から受領者へと運送するための電
子商取引の運送システムであって、 前記発送者から前記運送者までの経路では、前記運送対
象に前記発送者に関する発送者情報と所定の契約コード
とが付帯され、 前記運送者から前記受領者までの経路では、前記運送対
象に前記受領者に関する受領者情報と前記契約コードと
が付帯されていることを特徴とする電子商取引の運送シ
ステム。 - 【請求項7】 請求項6に記載の電子商取引の運送シス
テムにおいて、 前記契約コードは前記電子商取引で設定されることを特
徴とする電子商取引の運送システム。 - 【請求項8】 請求項6または請求項7に記載の電子商
取引の運送システムにおいて、 前記契約コードは前記受領者情報と関連づけて所定の運
送管理サーバに記録されており、 この運送管理サーバは、前記運送者からの要求に応じて
前記契約コードに対応する前記受領者情報を出力するこ
とを特徴とする電子商取引の運送システム。 - 【請求項9】 請求項8に記載の電子商取引の運送シス
テムにおいて、 前記運送管理サーバは、前記運送者の認証機能を有する
ことを特徴とする電子商取引の運送システム。 - 【請求項10】 請求項6または請求項7に記載の電子
商取引の運送システムにおいて、 前記契約コードは前記受領者情報を暗号化したものであ
り、前記運送者により復号して前記受領者情報を取得可
能であることを特徴とする電子商取引の運送システム。 - 【請求項11】 電子商取引に基づく運送対象を所定の
運送者を利用して発送者から受領者へと運送するために
用いられる電子商取引の運送管理サーバであって、 前記発送者から前記運送者までの経路および前記運送者
から前記受領者までの経路で利用される所定の契約コー
ドを記憶する手段と、前記受領者に関する受領者情報を
前記契約コードと関連づけて記憶する手段と、前記運送
者からの要求に応じて前記契約コードに対応する前記受
領者情報を出力する手段と、を有することを特徴とする
電子商取引の運送管理サーバ。 - 【請求項12】 請求項11に記載の電子商取引の運送
管理サーバにおいて、 前記受領者情報を出力する手段は、前記運送者の認証機
能を有することを特徴とする電子商取引の運送管理サー
バ。 - 【請求項13】 電子商取引に基づく運送対象を所定の
運送者を利用して発送者から受領者へと運送するために
用いられる電子商取引の運送伝票であって、 前記運送対象に貼付されるシートと、前記シートの表面
に形成されて前記発送者に関する発送者情報または前記
受領者に関する受領者情報の何れか一方を表示する領域
と、前記シートの表面に形成されて運送に関する所定の
契約コードを表示する領域とを有することを特徴とする
電子商取引の運送伝票。 - 【請求項14】 請求項13に記載の電子商取引の運送
伝票において、 前記契約コードは人間には識別不能だが機械読み取り可
能な光学的表示または磁気的記憶であることを特徴とす
る電子商取引の運送伝票。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000133425A JP2001312670A (ja) | 2000-05-02 | 2000-05-02 | 電子商取引の運送方法、電子商取引の運送システム、電子商取引の運送管理サーバ、電子商取引の運送伝票 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000133425A JP2001312670A (ja) | 2000-05-02 | 2000-05-02 | 電子商取引の運送方法、電子商取引の運送システム、電子商取引の運送管理サーバ、電子商取引の運送伝票 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001312670A true JP2001312670A (ja) | 2001-11-09 |
Family
ID=18641925
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000133425A Withdrawn JP2001312670A (ja) | 2000-05-02 | 2000-05-02 | 電子商取引の運送方法、電子商取引の運送システム、電子商取引の運送管理サーバ、電子商取引の運送伝票 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001312670A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009258854A (ja) * | 2008-04-14 | 2009-11-05 | Ntt Docomo Inc | 匿名配送方法、匿名配送システム、および宅配id生成管理サーバ |
JP2010140217A (ja) * | 2008-12-11 | 2010-06-24 | Taiheiyo Printing Co Ltd | 匿名配送システム、配送経路内端末、及びプログラム |
-
2000
- 2000-05-02 JP JP2000133425A patent/JP2001312670A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009258854A (ja) * | 2008-04-14 | 2009-11-05 | Ntt Docomo Inc | 匿名配送方法、匿名配送システム、および宅配id生成管理サーバ |
JP2010140217A (ja) * | 2008-12-11 | 2010-06-24 | Taiheiyo Printing Co Ltd | 匿名配送システム、配送経路内端末、及びプログラム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7376629B1 (en) | Method of and system for effecting anonymous credit card purchases over the internet | |
US7853481B1 (en) | eDropship: methods and systems for anonymous eCommerce shipment | |
US6748366B1 (en) | System for protecting anonymity of parties involved in a person-to-person electronic commerce transaction | |
US20060178994A1 (en) | Method and system for private shipping to anonymous users of a computer network | |
JP2002109409A (ja) | 電子商取引システムにおける電子商取引方法 | |
JP2002042008A (ja) | 荷物の任意拠点受渡しサービス提供方法及びシステム | |
CN104182866A (zh) | 适合于转手贸易等情况的产品或物品的防伪的系统及方法 | |
JP2003223493A (ja) | ロジスティックpkiサービスシステム、携帯端末及びそれに用いるロジスティックpkiサービス方法 | |
US20210142321A1 (en) | Method and system for anonymous ecommerce shipment | |
JP6830779B2 (ja) | 商品配送支援システム、商品配送支援装置、及び商品配送支援方法 | |
US20200294045A1 (en) | Interaction processing system and method | |
JP4714575B2 (ja) | 商品配送における受取人の本人認証システム及び方法、コンピュータプログラム | |
JP2003296637A (ja) | ユーザの個人情報を秘匿しつつサプライヤに対して物品又はサービスを要求することができるシステム | |
US20040093277A1 (en) | Method and system for secure electronic purchase transactions | |
US20210142284A1 (en) | Method and system for anonymous ecommerce shipment | |
JP2008004042A (ja) | 電子商取引方法 | |
JPH10162067A (ja) | ネットワークを利用した情報の登録方法 | |
JP2009076101A (ja) | オンライン取引システム | |
JP2008310510A (ja) | 商品認証システム及び商品認証方法 | |
JP2001312670A (ja) | 電子商取引の運送方法、電子商取引の運送システム、電子商取引の運送管理サーバ、電子商取引の運送伝票 | |
JP2001222593A (ja) | オンラインショッピングにおける商品取引実行方法および仲介機関情報処理システム | |
JP2002063444A (ja) | 匿名による個人間取引方法及びシステム | |
JP2001331755A (ja) | 代金や商品の不正取得を防止する為の電子取引方法 | |
JP2007058847A (ja) | 匿名認証システム | |
EP3699849A1 (en) | A method of supporting identification of a customer using a payment card of said customer and a server arranged for supporting said method |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070703 |