JP2001312665A - インターネット上の電子商店サーバーとインターネット接続サービス装置を介してインターネットに接続する利用者コンピュータとの間で行われる電子商取引に伴う課金処理方法、インターネット接続サービス装置における課金処理システムおよび電子商店サーバー - Google Patents

インターネット上の電子商店サーバーとインターネット接続サービス装置を介してインターネットに接続する利用者コンピュータとの間で行われる電子商取引に伴う課金処理方法、インターネット接続サービス装置における課金処理システムおよび電子商店サーバー

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JP2001312665A
JP2001312665A JP2000130701A JP2000130701A JP2001312665A JP 2001312665 A JP2001312665 A JP 2001312665A JP 2000130701 A JP2000130701 A JP 2000130701A JP 2000130701 A JP2000130701 A JP 2000130701A JP 2001312665 A JP2001312665 A JP 2001312665A
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JP
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connection service
internet connection
service device
address
server
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JP2000130701A
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Toshiaki Kobayashi
俊明 小林
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COMPUTER CONSULTING KK
Consulting Kk Comp
Open Interface Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターネットを利用した電子商取引におい
て便利で安全な課金方処理法を提供する。 【解決手段】 会員の名簿情報を管理するインターネッ
ト接続サービス装置は、会員コンピュータにIPアドレ
スを対応付けてインターネットに接続させるとともに、
会員コンピュータへのIPアドレス割り当て状況を会員
名簿情報に関連づけて記録し、電子商店サーバーが会員
コンピュータからの商品購入イベントに応動してそのコ
ンピュータが使用中のIPアドレスと課金データとをイ
ンターネット接続サービス装置に通知すると、当該接続
サービス装置がそのIPアドレスを現に割り当てている
会員コンピュータと通信して商品購入イベントの完遂確
認をとるとともに、当該会員の名簿情報に関連付けして
課金データを含む商品購入関連情報を記録し、当該商品
関連情報に含まれている所定事項と完遂確認された旨と
を電子商店サーバーに通知する課金処理方法としてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインターネットを利
用した電子商取引方法に関し、特に、インターネット上
の電子商店サーバーとインターネット接続サービス装置
を介してインターネットに接続する利用者コンピュータ
との間で行われる電子商取引に伴う課金処理方法に関す
る。また、その課金方法を適用したインターネット接続
サービス装置における課金処理システムにも関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットの利用環境が一般
家庭にも広く浸透し、インターネットを介しての商取引
(電子商取引)も盛んに行われるようになった。電子商
取引における代表的な形態は、商店に相当するWebサ
イト(電子商店)を利用する方法である。
【0003】電子商店は、商品の販売者(商店)がイン
ターネットに公開したWebページ群(Webサイト)
であり、そのWebページを構成するHTML文書やそ
の文書中にハイパーリンク(リンク)によって挿入され
る各種オブジェクトデータ(画像データ、音声データな
ど)があるWWWサーバーと連動したデータベースに格
納されている。
【0004】電子商店のWebページには、取り扱い商
品の一覧や注文を受け付けるために所要事項の記入欄を
含んだフォームなどがある。購入者はブラウザが実装さ
れているパーソナルコンピュータ(利用者コンピュー
タ)などを使用してダイアルアップ接続など適宜な接続
方法によってインターネットにIP接続する。
【0005】つぎに、利用者コンピュータのブラウザが
URLを指定して電子商店のWebページを取り寄せ
る。購入者は、Webページに設定されている他のペー
ジへのリンクを辿りながら電子商店内の各種Webペー
ジを閲覧していく。そして、購入を希望する商品の金額
や仕様などの商品内容を確認して、購入を決意したなら
ば、このWebサイトに用意されている商品注文用フォ
ームのWebページを取り寄せる。
【0006】このフォームには注文する商品の送付先
(住所、氏名)や、課金処理方法(銀行振替、代金引
換、クレジットカードなど)を指定するための各種記入
欄が含まれている。利用者コンピュータにてこのフォー
ムに所要事項を記入し、フォームの画面にある「送信ボ
タン」をマウスでクリックするなどしてフォームの返送
指示を行う。すなわち、どの商品を、いつ、誰が購入し
て、どのように代金を払うのかなど特定するための商品
購入イベントとそのイベントの送り先(格納場所やパラ
メータとして与えるプログラムの所在)をWWWサーバ
ーに通知する。
【0007】電子商店の管理者は、リアルタイムである
いは後日、自身が操作するコンピュータなどによって商
品購入イベントに相当するデータを取得し、このイベン
トに基づいて指定の商品を指定の住所に発送する処理
や、指定の方法で請求する課金処理を遂行していく。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した電子商取引
は、販売者にとっては店舗を構えたり、多くの従業員を
雇ったりする必要が無い。店舗や従業員に掛かるコスト
の低下は商品価格にも反映され、購入者にとっては商品
をより安く購入することができる。しかも、店舗に出向
かなくても自宅に居ながら他の電子商店と比較しながら
商品を購入できるという大きな利点もある。しかし、電
子商取引の機会が増加するのに伴って、購入者と商店側
で種々のトラブルが発生していることも事実である。
【0009】例えば、商店側が指定した課金処理方法が
クレジットカードである場合、そのカード番号とカード
の所有者の住所と氏名が一致すれば誰でも他人になりす
ますことができる。商店側に悪意がなくても、その秘密
保持を厳密にしないと、カード番号や個人情報などは簡
単に流出してしまう。
【0010】銀行振込においても購入者が代金を振り込
んでも商品が届かないというトラブルが多発している。
電子商店が「架空」のものである場合、購入者がトラブ
ルに気が付いて電子商店のWebサイトを閲覧しようと
しても、すでにそのURLが無効になっていることもあ
る。こうなってしまっては、販売者を特定することは困
難である。
【0011】代金引換(代引)においても、異なる商品
が送られてくる場合もあるし、取得した個人情報を悪用
して、注文していない商品を送りつけて代金を不等に取
得するという犯罪も現に発生している。
【0012】さらに、従来の課金処理方法には利便性に
関わる問題も多々ある。例えば、銀行振込は購入者自身
が銀行に出向いて振込手続をするという煩わしさがある
し、代引では商品の送達時に留守にできないという問題
がある。また、複数の商店で商品を購入した場合などで
は、商品ごとに個別に振込手数料や代引手数料が掛か
る。商品が少額であるときには、手数料の方が商品金額
よりも高く付く場合もある。
【0013】そこで本発明は、インターネットを利用し
た電子商取引において購入者、商店の双方が安心でき、
しかも利便性も考慮した、極めて信頼性の高い課金方処
理法を提供することを目的としている。また、その方法
を適用したインターネット接続サービス装置の課金処理
システムを提供することも目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の第1の発明は、つぎの事項(11)〜(16)により特定
される。 (11)インターネット上の電子商店サーバーとインター
ネット接続サービス装置を介してインターネットに接続
する利用者コンピュータとの間で行われる電子商取引に
伴う課金処理方法である。 (12)前記インターネット接続サービス装置は、契約し
ている多数の会員の名簿情報を管理しており、アクセス
してきた会員コンピュータにIPアドレスを対応付けす
ることで会員コンピュータをインターネットに接続す
る。 (13)前記インターネット接続サービス装置は、どの会
員コンピュータにどのIPアドレスを何時から何時まで
割り当てたかを会員名簿情報と関連づけて記録する。 (14)前記電子商店サーバーは、前記会員コンピュータ
からの商品購入イベントに応動し、当該会員コンピュー
タが使用中のIPアドレスと課金データとを前記インタ
ーネット接続サービス装置に通知する。 (15)前記インターネット接続サービス装置は、前記電
子商店サーバーからの前記「IPアドレスと課金デー
タ」の通知を受けたのに応動し、そのIPアドレスを現
に割り当てている前記会員コンピュータと通信して前記
商品購入イベントの完遂確認をとる。 (16)前記インターネット接続サービス装置は、前記会
員コンピュータから前記完遂確認をとった場合に、当該
会員の名簿情報に関連付けして前記課金データを含む商
品購入関連情報を記録するとともに、当該商品関連情報
に含まれている所定事項と前記完遂確認された旨とを前
記電子商店サーバーに通知する。
【0015】第2の発明は、第1の発明に記載の発明特
定事項(15)(16)を次の事項(21)(22)に置換した
発明である。 (21)前記インターネット接続サービス装置は、前記電
子商店サーバーからの前記「IPアドレスと課金デー
タ」の通知を受けたのに応動し、そのIPアドレスを現
に割り当てている前記会員コンピュータと通信して前記
商品購入イベントの完遂確認をとる。当該完遂確認に
は、該当の商品購入イベントを承認するか拒否するかを
特定するための指示が含まれている。 (22)前記インターネット接続サービス装置は、前記会
員コンピュータから前記完遂確認をとった場合に、前記
商品購入関連情報に含まれている所定事項と前記承認ま
たは拒否のいずれかの指示がなされた旨とを前記電子商
店サーバーに通知する。
【0016】第3の発明は第1または第2の発明に記載
の方法であって、次の事項(31)(32)を充足する発明
とした。 (31)前記電子商店サーバーは、前記会員コンピュータ
からの購入した商品のキャンセルイベントに応動し、当
該会員コンピュータが使用中のIPアドレスと該当の前
記商品関連情報のキャンセル要求とを前記インターネッ
ト接続サービス装置に通知する。 (32)前記インターネット接続サービス装置は、前記電
子商店サーバーからの前記「IPアドレスと前記キャン
セル要求」の通知を受けたのに応動し、該当のそのIP
アドレスを現に使用中の前記会員コンピュータに該当す
る会員情報と当該商品関連情報との対応付けを無効化す
る。
【0017】さらに、第1〜第3の発明のいずれかに記
載の方法であって、次の特定事項(41)〜(43)を充足
する発明を第4の発明としている。 (41)多数の前記インターネット接続サービス装置のI
SP身元情報と、多数の電子商店サーバーの商店身元情
報とを管理するライセンスサーバーがある。 (42)前記インターネット接続サービス装置は前記ライ
センスサーバーと適時にデータ通信して、前記「IPア
ドレスと課金データ」を通知してきた電子商店サーバー
について前記商店身元情報への照会を依頼する。 (43)前記インターネット接続サービス装置は、前記ラ
イセンスサーバーから通知される前記商店身元情報への
照会結果に基づいて前記商品購入イベントの完遂確認を
前記会員コンピュータからとるか否かを決定する。
【0018】第5の発明は、第1〜第3の発明のいずれ
かに記載の方法であって、次の特定事項(51)〜(53)
を充足する発明である。 (51)多数の前記インターネット接続サービス装置のI
SP身元情報と、多数の電子商店サーバーの商店身元情
報とを管理するライセンスサーバーがある。 (52)前記電子商店サーバーは前記ライセンスサーバー
と適時にデータ通信して、前記商品購入イベントに基づ
いて特定したインターネット接続サービス装置について
前記ISP身元情報への照会を依頼する。 (53)前記電子商店サーバーは、前記ライセンスサーバ
ーから通知される前記ISP身元情報への照会結果に基
づいて前記「IPアドレスと課金データ」を該当のイン
ターネット接続サービス装置に通知するか否かを決定す
る。
【0019】そして、第1〜第3の発明のいずれかにお
いて、次の特定事項(61)〜(64)を追加した発明を第
6の発明とした。 (61)多数の前記インターネット接続サービス装置のI
SP身元情報と、多数の電子商店サーバーの商店身元情
報とを管理するライセンスサーバーがある。 (62)前記インターネット接続サービス装置は、ある前
記会員コンピュータから前記完遂確認をとると、この会
員に対応付けした前記商品購入関連情報に含まれている
所定事項を前記ライセンスサーバーに通知する。 (63)前記電子商店サーバーは、前記インターネット接
続サービス装置から前記商品関連情報に含まれている所
定事項と前記完遂確認された旨とを受け取ると、前記ラ
イセンスサーバーに当該商品関連情報に含まれている所
定事項を通知する。 (64)前記ライセンスサーバーは、前記インターネット
接続サービス装置から受け取った前記所定事項と前記電
子商店サーバーから受け取った前記所定事項とを照合し
てその照合結果を前記電子商店サーバーに通知する。
【0020】第7の発明は、第1または第2の発明に記
載の方法に適用されるインターネット接続サービス装置
における課金処理システムであって、どの会員コンピュ
ータにどのIPアドレスを何時から何時まで割り当てた
かを会員名簿情報と関連づけて記録する手段と、前記電
子商店サーバーからの前記「IPアドレスと課金デー
タ」の通知を受けたのに応動し、そのIPアドレスを現
に割り当てている前記会員コンピュータと通信して前記
商品購入イベントの完遂確認をとる手段と、前記会員コ
ンピュータから前記完遂確認をとった場合に、当該会員
の名簿情報に関連付けして前記課金データを含む商品購
入関連情報を記録するとともに、当該商品関連情報が含
む所定事項と前記完遂確認とを前記電子商店サーバーに
通知する手段とを備えている。
【0021】第8の発明は第1または第2の発明に記載
の方法に適用される電子商店サーバーであって、前記会
員コンピュータからの商品購入イベントに応動し、当該
会員コンピュータが使用中のIPアドレスと課金データ
とを前記インターネット接続サービス装置に通知する手
段を備えることとしている。
【0022】また、第3の発明に記載の方法に適用され
るインターネット接続サービス装置における課金処理シ
ステムであって、第7の発明に記載の各手段に加え、前
記「IPアドレスとキャンセル要求」の通知を受けたの
に応動し、当該IPアドレスを現に割り当てている前記
会員コンピュータに該当する前記会員情報と当該商品関
連情報との対応付けを無効化する手段を備えた課金処理
システムを第9の発明とした。
【0023】さらに、第3の発明に記載の方法に適用さ
れる電子商店サーバーであって、第8の発明に記載の手
段に加え、前記会員コンピュータからの購入した商品の
キャンセルイベントに応動し、当該会員コンピュータが
使用中のIPアドレスと該当の前記商品関連情報のキャ
ンセル要求とを前記インターネット接続サービス装置に
通知する手段を備える電子商店サーバーを第10の発明
とした。
【0024】また第4の発明に記載の方法に適用される
インターネット接続サービス装置における課金処理シス
テムであって、第7の発明に記載の各手段または第9の
発明に記載の各手段を備えるのに加え、前記ライセンス
サーバーと適時にデータ通信して、前記「IPアドレス
と課金データ」を通知してきた電子商店サーバーについ
て前記商店名簿への照会を依頼する手段と、前記ライセ
ンスサーバーから通知される前記商店名簿への照会結果
に基づいて前記商品購入イベントの完遂確認を前記会員
コンピュータからとるか否かを決定する手段とを備えた
課金処理システムを第11の発明とした。
【0025】第5の発明に記載の方法に適用される電子
商店サーバーが第12の発明であって、第8の発明に記
載の各手段または第10の発明に記載の各手段を備える
のに加え、前記ライセンスサーバーと適時にデータ通信
して、前記商品購入イベントに基づいて特定したインタ
ーネット接続サービス装置について前記ISP身元情報
への照会を依頼する手段と、前記ライセンスサーバーか
ら通知される前記ISP身元情報への照会結果に基づい
て前記「IPアドレスと課金データ」を該当のインター
ネット接続サービス装置に通知するか否かを決定する手
段とを備えている。
【0026】そして第13の発明は、第6の発明に記載
の方法に適用されるインターネット接続サービス装置に
おける課金処理システムであって、第7の発明に記載の
各手段または第9の発明に記載の各手段または第11の
発明に記載の各手段を備えるのに加え、前記会員コンピ
ュータから前記完遂確認をとると、この会員に対応付け
した前記商品購入関連情報に含まれている所定事項を前
記ライセンスサーバーに通知する手段を備えている。
【0027】第6の発明に記載の方法に適用される電子
商店サーバーであって、第8の発明に記載の各手段また
は第10の発明に記載の各手段または第12の発明に記
載の各手段を備えるのに加え、前記インターネット接続
サービス装置から前記商品関連情報に含まれている所定
事項と前記完遂確認された旨とを受け取ると、前記ライ
センスサーバーに当該商品関連情報に含まれている所定
事項を通知する手段を備える電子商店サーバーを第14
の発明とした。
【0028】
【発明の実施の形態】===ネットワークの概略構成=
== <利用者コンピュータ>図1はインターネットの概略構
成図を示している。インターネットには不特定多数の利
用者コンピュータ10やその利用者コンピュータ10に
対して種々のサービスを提供するWWWサーバやメール
サーバーなどのホストコンピュータ20とが有機的に接
続されている。本発明は、このインターネット上の電子
商店サーバー20aとインターネット接続サービス装置
20bを介してインターネットに接続する利用者コンピ
ュータ10との間で行われる電子商取引に伴う課金処理
方法である。
【0029】電子商店サーバー20aやインターネット
接続サービス装置20bはホストコンピュータ20の一
つであり、電子商店サーバー20aは上述したように電
子商店のサイトを含んだWWWサーバーであり、インタ
ーネット接続サービス装置20bは利用者コンピュータ
10をインターネットにIP接続させるために種々の機
能を備えたコンピュータシステムである。
【0030】なお、インターネット接続サービス装置2
0bが利用者コンピュータ10をインターネットに接続
させる形態もダイアルアップIP接続をはじめとして専
用線やCATV伝送線を経由しての常時接続型などがあ
る。また、移動体通信網30とインターネットとの間に
介在して携帯電話機10bとインターネットとを接続さ
せるゲートウエイサーバーと呼ばれるインターネット接
続サービス装置20dもある。
【0031】本発明における課金処理方法は、このイン
ターネット接続サービス装置20b(20d)を主体と
して、電子商店サーバー20aと利用者コンピュータ1
0(10b)との間で行われる電子商取引に伴う課金処
理において高い信頼性と利便性とを提供するものであ
る。
【0032】===インターネット接続サービス装置の
基本機能=== 本発明において、インターネット接続サービス装置は重
要な要件である。ここで、インターネット接続サービス
装置の基本的な機能について、利用者コンピュータがダ
イアルアップIP接続する場合を例に挙げて説明するこ
ととする。なお、あるインターネット接続事業者(プロ
バイダ)にダイアルアップIP接続サービスの享受者と
して登録された会員が操作するコンピュータを会員コン
ピュータと称することとする。
【0033】図2は、ダイアルアップIP接続によって
会員コンピュータとインターネットとを接続させる形態
における、インターネット接続サービス装置20bの概
略構成図を示している。一般的にはISDNや電話回線
を含む公衆回線網40を介してアクセスしてきた会員コ
ンピュータ10をインターネットに接続させるアクセス
サーバー21、会員ごとにIDやパスワードを管理して
アクセスサーバー21が利用者コンピュータ10から受
け取ったIDやパスワードに基づいて認証手続きを行う
とともに、どのIDにどのIPアドレスを何時から何時
まで割り当てたかをアクセスログとして記録する認証サ
ーバー22、そして会員コンピュータ10やインターネ
ットからTCP/IPの手順で送付されてきたIPヘッ
ダに含まれるIPアドレスに従ってそのデータを適宜な
宛先に宛てて転送するルータ23などを含んでいる。も
ちろん、インターネット接続サービス装置20bは、こ
れら各サーバーや装置が適宜に分散配置されたコンピュ
ータシステムであってもよいし、各サーバー機能を実現
する複数のプログラムを実装したコンピュータシステム
であってもよい。
【0034】<ダイアルアップIP接続>会員コンピュ
ータ10がインターネット接続サービス装置20bを介
してインターネットにダイアルアップIP接続するまで
の手順は概ね以下の 〜によって示される。 会員コンピュータ10がプロバイダのインターネッ
ト接続サービス装置20bと公衆回線40を介して接続
する。 IDやパスワードの照合など、会員コンピュータ10
とインターネット接続サービス装置20bとの間で所定
の認証手続きを行なう。 インターネット接続サービス装置20bが認証した会
員コンピュータ10に対し、このプロバイダが使用でき
るグローバルIPアドレスのうちの一つをその会員コン
ピュータ10に貸与する。すなわち、会員コンピュータ
10とIPアドレスとを対応付けし、会員コンピュータ
10をインターネットに接続させる。 会員コンピュータ10とインターネット接続サービス
装置20bとのダイアルアップ接続が切断されれば、そ
の会員コンピュータ10に貸与したIPアドレスがイン
ターネット接続サービス装置20bに返却される。他の
会員コンピュータ10との接続機会にそのIPアドレス
がこの会員コンピュータ10に貸与される。
【0035】<アクセスログ>インターネット接続サー
ビス装置20bは、会員コンピュータ10にIPアドレ
スを貸与した対価としてインターネット接続料金を該当
の会員に請求することとしている。そのために、インタ
ーネット接続サービス装置20bは、会員ごとのIDと
パスワードと住所・氏名、あるいはクレジットカード番
号などサービス提供代金の請求先を特定できる個人情報
を会員名簿情報として適宜な記憶資源に格納して管理す
るとともに上述のアクセスログを記録している。そし
て、このログを一定期間(例えば一ヶ月)ごとに集計
し、その集計結果に基づいて所定の接続料金を会員名簿
情報が含む請求先に請求するのである。
【0036】===本発明の課金処理方法の概略=== 本発明の課金処理方法は、あるプロバイダに登録されて
いる会員がある電子商店サーバーで電子商取引をしたと
き、その取引代金の徴収をプロバイダが代行するという
発想から発明されたものである。概略的には、電子商店
サーバーが「あるとき、あるIPアドレスを使用してア
クセスしてきたコンピュータが、この電子商店サーバー
で、いくらの物を買ったか」といういう情報をインター
ネット接続サービス装置に与える。インターネット接続
サービス装置はアクセスログを参照することで、その
「あるとき」にその「あるIPアドレス」を使用してい
た会員を特定することができる。そして、何処でいくら
の物を何時買ったかなど、その電子商取引に関連する情
報(商品関連情報)と該当の会員情報とを対応付けして
記録する。それによって、会員はインターネット接続料
金と同じ決済方法、すなわち、すでにプロバイダとの間
で決定済みの安心できる決済方法(支払方法、支払い時
期)によって商品の購入代金を支払うことができるので
ある。
【0037】===課金処理における通信手順=== 本発明の課金処理方法では、会員コンピュータとインタ
ーネット接続サービス装置と電子商店サーバーの各構成
要素が互いに連係しながらそれぞれが所定の処理を実行
していく。そのために、インターネット接続サービス装
置と電子商店サーバーには本発明の思想に基づいて課金
処理を実現するための機能を備えている。本実施例で
は、その機能を実現するために種々のCGI(Common G
ateway Interface)を含んだ専用のプログラムを既存の
インターネット接続サービス装置や電子商店サーバーに
実装することとしている。なお、会員コンピュータには
HTTP(Hyper-Text Transfer Protocol)によらずに
インターネット接続サービス装置から一方的に送付され
たWebページを表示するプログラムがブラウザの機能
拡張ソフトウエア(プラグイン)として組み込まれてい
るものとする。
【0038】<電子商取引と課金処理の手順>図3は、
本発明の課金処理方法に基づいたデータ通信手順の一例
(s1)〜(s4)を示している。また、図4(A)〜
(C)は、電子商店サーバー20aやインターネット接
続サービス装置20bがこのデータ通信中に送付したり
作成したりするデータの内容を概略的に示している。以
下、図3、図4に従って各構成要素におけるデータ処理
や各構成要素に実装されているプログラムの機能などに
ついて説明する。
【0039】(s1)商品購入イベントの発生 従来と同様にして、会員コンピュータ10のブラウザが
電子商店サーバー20aより取り寄せた商品注文書のフ
ォームに所要事項を記入して、そのフォームを電子商店
サーバー20aに送付するなどして商品を発注する。な
お、このフォームに記入すべき事項は、商品の配送先な
ど必要最小限の個人情報だけでよい。そして、クレジッ
トカード番号や決済方法も指示する必要がない。商品が
物ではなく、オンラインで送付できるソフトウエアや画
像・音楽などのデータであれば、配送先も指示する必要
がない。
【0040】(s2)課金要求 商品購入イベントの発生に応動して電子商店サーバー2
0aは、インターネット接続サービス装置20bに対し
てこの会員コンピュータ10が使用中のIPアドレスと
課金データとを前記インターネット接続サービス装置2
0bに通知する。課金要求通知には、「何処で、何時、
誰が、いくらの商品を購入したか」を示す情報が含まれ
ている。本実施例では、図4(A)に示すように、この
電子商店サーバー20aのドメイン名と、取引日付(商
品購入イベントの発生日時)と、会員コンピュータが使
用しているIPアドレスと、請求金額(商品本体、税
金、送料などの合計金額)とが含まれている。
【0041】なお、この実施例では、電子商店サーバー
20aは、本発明の課金処理方法を採用しているプロバ
イダのドメイン名とそのプロバイダが管理するインター
ネット接続サービス装置(における課金処理を実行する
サーバー)のIPアドレスとを対応づけたテーブルをあ
らかじめ記憶している。そして、どこのインターネット
接続サービス装置20bに対して課金要求を通知するの
かを特定するために、まず、周知の「DNS(Domain N
ame System)の逆引き機能」を利用して会員コンピュー
タ10が使用しているIPアドレスから接続サービス装
置20bのドメイン名(kakin.co.jpなど)を取得す
る。次に、先のテーブルによってそのドメイン名に対応
付けされているIPアドレスを課金要求の送付先として
特定している。
【0042】もちろん、インターネット接続サービス装
置において課金処理を実行するサーバーについては、あ
らかじめそのホスト名(hostなど)を決めておいて、そ
のホスト名と取得したドメイン名(kakin.co.jp)とに
よって得られたサーバー名(host.kakin.co.jpなど)を
DNSに問い合わせてIPアドレスを特定することもで
きる。
【0043】(s3)取引確認通知 電子商店サーバー20aより課金要求を受け付けたイン
ターネット接続サービス装置20bが会員コンピュータ
10に対して、商品を購入するかどうかを確認するため
の通知を行う。具体的には、インターネット接続サービ
ス装置20bが課金要求を受け付けると電子商取引の具
体的な内容と1対1に対応付けされる(該当の電子商取
引を特定する)伝票番号を生成する。そして、その伝票
番号と電子商取引の具体的な内容(電子商店サーバー
名、取引日時、請求金額など)を電子商店サーバー20
aから受け取った課金要求に含まれるIPアドレスに宛
ててこれを送付する。図4(B)は、本実施例における
取引確認通知が含むデータ内容の概略を示しており、こ
の例では、該当の会員に対応付けされている商品関連情
報に基づいて、未決済分の電子商取引についての代金も
その通知に記載することとしている。それによって、会
員が「身に覚えのない」電子商取引があるかどうかなど
も確認できるようになっている。なお、本実施例では取
引内容をインターネット接続サービス装置に実装されて
いるWWW機能によって取引内容を記載したWebペー
ジとして送付することとしている。
【0044】(s4)支払応答 取引確認通知を受け取った会員コンピュータ10はブラ
ウザのプラグインにより取引確認通知の内容を示す画面
が表示出力される。この画面には支払いを承認する旨の
指示と、拒否する旨の指示を入力するためのボタンなど
が配設されており、会員がこの画面を見て取引内容を確
認し、会員コンピュータ10にて支払を承認あるいは拒
否するかを指示する。それによって、その承認/拒否の
指示がインターネット接続サービス装置20bに通知さ
れる。
【0045】(s5)支払確認報告 インターネット接続サービス装置20bが会員コンピュ
ータ10から受け取った支払応答に応動して、電子商店
サーバー20aに対し会員が支払いを承認したか拒否し
たかを報告して当該電子商取引が完遂したことを報告す
る。承認の場合は、伝票番号などの商品関連情報を電子
商店サーバー20aに送付し、このインターネット接続
サービス装置20bが徴収代行する電子商取引につい
て、両サーバー20a、20bにて一意的に特定できる
ようにしておく。そして、この電子商取引における商品
関連情報を該当する会員名簿に対応づけ、図4(C)に
示した支払請求記録として記録する。なお、会員が支払
いを「拒否」した場合には、その旨を電子商店サーバー
20aに報告し、商品関連情報と会員名簿との対応付け
を行わない。
【0046】(s6)取引完了通知 電子商店サーバー20aがインターネット接続サービス
装置20bより受け取った支払い確認通知に基づいて、
取引が完了した旨のWebページを会員コンピュータ1
0に送付する。
【0047】なお上記手順において、会員コンピュータ
10のブラウザにはプラグインが実装され、取引確認通
知や取引完了通知はインターネット接続サービス装置2
0bや電子商店サーバー20a側が会員コンピュータ1
0からの要求なしに送付されることとしている。もちろ
ん、HTTPの「リダイレクト」機能を利用すれば会員
コンピュータ10のブラウザにはプラグインを利用する
事無く取引確認通知や取引完了通知を会員コンピュータ
10に送付することができる。すなわち、電子商店サー
バー20aは会員コンピュータ10からHTTPで送ら
れてくる商品購入イベントの発生に応動して、会員コン
ピュータ10に対して取引確認通知を取り寄せるURL
を記載したHTTPリダイレクト応答を送れば、会員コ
ンピュータ10には会員が意識することなく取引確認通
知が送達する。同様にインターネット接続サービス装置
20bは会員コンピュータ10からHTTPで送られて
くる支払応答の発生に応動して、会員コンピュータ10
に対して取引完了通知を取り寄せるURLを記載したH
TTPリダイレクト応答を送れば、会員コンピュータ1
0には会員が意識することなく取引完了通知が送達され
るのである。
【0048】<キャンセル手順>会員が取引完了通知を
受け取った後に商品の購入を取り消したい(キャンセル
したい)という場合もある。そのような場合に対応し
て、この実施例では、図5に示した手順によってそのキ
ャンセル手続を行っている。
【0049】(s11)キャンセルイベントの発生 会員コンピュータ10が電子商店サーバー20aよりキ
ャンセル手続の指示を受け付けるためのWebページを
取り寄せ、キャンセルに該当する取引の伝票番号を通知
する。
【0050】(s12)キャンセル要求 キャンセルイベントの発生に応動して電子商店サーバー
20aは、会員コンピュータ10から送付された該当の
伝票番号に基づいて代金徴収の代行を要求したインター
ネット接続サービス装置20bを特定し、そのインター
ネット接続サービス装置20bに該当の伝票番号とその
代金徴収を取り消す旨のキャンセル要求を通知する。
【0051】(s13)課金取消報告 電子商店サーバー20aからのキャンセル要求に従っ
て、伝票番号に該当する商品関連情報と会員情報との対
応付けを無効化し、請求の取消が成功した旨を電子商店
サーバー20aに通知する。なお、取消が何らかの事情
で失敗した場合(会員が代金を支払い済みなど)は、そ
の旨を電子商店サーバー20aに通知する。この場合に
は、商店側で、直接会員と交渉して返金手続を行った
り、プロバイダ側に返金を代行してもらうなどして事後
の処理を適宜に行えばよい。
【0052】なお、電子商店サーバー20aが伝票番号
とともにキャンセルイベントの発生日時とキャンセルを
指示してきた会員コンピュータのIPアドレスとをイン
ターネット接続サービス装置20bに送付すれば、イン
ターネット接続サービス装置20bはその時点で使用中
のIPアドレスに基づいて会員を特定できる。それによ
って、IPアドレスから特定される会員と、キャンセル
要求に含まれる伝票番号に対応付けされている会員とが
一致すれば、このキャンセル要求が正規なものであるか
否かを特定できる。
【0053】===不正取引に対する監視と防御=== <ライセンスサーバーによる「偽者」対策>上記実施例
では電子商店サーバー側が得る会員の個人情報は必要最
小限に限定される。また会員は、プロバイダとの間で従
前から行われていた決済方法によって商品購入代金が徴
収されるため、電子商店サーバーの管理者(販売者、商
店)をよく知らなくても安心して取引ができる。また、
電子商取引の機会ごとに該当の取引に加え、以前の取引
内容(未決済分の代金)も含めて通知することもできる
ため、会員のIDやパスワードを不当に入手した「偽会
員」が購入した代金が正会員に請求されても、最小限の
被害に留めることもできる。
【0054】しかし、架空のインターネット接続サービ
ス装置を開設して電子商店サーバーから商品を不当に得
ようとする「偽インターネット接続サービス装置(偽I
SP)」や、その逆に架空の取引を捏造してインターネ
ット接続サービス装置に不当な代金の請求を代行させよ
うとする「偽電子商店サーバー(偽商店)」の出現も予
想される。
【0055】そこで、これら「偽者」を排除するため
に、インターネット接続サービス装置や電子商店サーバ
ーに組み込む課金処理に関わるプログラムについて、そ
の配布先や使用状況を一元的に管理するライセンスサー
バーを設置し、このライセンスサーバーを上述の課金処
理手順の中に介在させることでより安全な商取引を実現
させている。
【0056】ライセンスサーバーは、インターネットに
接続されるコンピュータシステムのひとつであり、イン
ターネット接続サービス装置に実装される課金処理用の
プログラム(ISPプログラム)および電子商店サーバ
ーに実装されるプログラム(商店プログラム)のライセ
ンス元(製造元や販売元など)によって管理・運営され
ている。そして、このライセンスサーバーは、インター
ネット接続サービス装置ごとにプロバイダの名称、所在
地、ドメイン名など記載したISP身元情報と、電子商
店サーバーごとにその電子商店サーバーの管理者(販売
店など)の名称(商店名)、所在地、ドメイン名などを
記載した商店身元情報とを管理している。
【0057】<課金処理用プログラム>ライセンス元
は、他の一般的なソフトウエアと同様に、プログラムの
製品一つ一つにシリアル番号を割り当てておく。ISP
プログラムや商店プログラムは、そのインストール時に
自身のシリアル番号が入力されない限りプログラムのイ
ンストールを続行させないような仕組みとなっている。
さらに、シリアル番号ごとプログラム本体が不正にコピ
ーされる場合も想定して、コンピュータにプログラムを
インストールするときに、そのコンピュータを自動的に
ライセンスサーバーに接続させ、シリアル番号とISP
身元情報や商店身元情報の起源となる所要事項を登録さ
せるようにしている。それによって既に登録されている
シリアル番号によって異なるインターネット接続サービ
ス装置や電子商店サーバーが二重登録されないようにし
ている。
【0058】また、ライセンスサーバーは、この登録処
理に際し、ライセンス番号を発行するとともに、このラ
イセンス番号をISPおよび商店の身元情報と対応付け
して管理する。それによって、ライセンス番号を送付し
てアクセスしてきたインターネット接続サービス装置や
電子商店サーバーを正規のプログラム使用者として認知
することができるのである。また、身元情報の変更など
も、このライセンス番号によって正規の変更要求かどう
かを判断することができ、オンラインでの変更処理を可
能としている。
【0059】<インターネット接続サービス装置の照会
>図6は図3に概略図として示した基本的な課金処理手
順に上述の「偽者対策」に関連する手順を付加した課金
処理手順の概略図であり、電子商店サーバー20aによ
る前記課金要求(s2)の前後における手順を図示して
いる。
【0060】電子商店サーバー20aは、課金要求(s
2)を行う前にライセンスサーバー20cにその請求を
送付しようとしているインターネット接続サービス装置
20bの身元を確認する。具体的には、電子商店サーバ
ー20aが自身のライセンス番号と課金要求をしようと
しているインターネット接続サービス装置20bのドメ
イン名(ISPドメイン名)とをライセンスサーバー2
0cに送る(s21)。すなわち、正規の商店プログラ
ムの使用者であることを名乗った上でISPドメイン名
を検索キーとしてISP身元情報と照会してもらう。ラ
イセンスサーバー20cは、その照会結果として、該当
のISP身元情報(プロバイダ名や所在地など)をこの
電子商店サーバー20aに返送する(s22)。そし
て、電子商店サーバー20aはこの返答を受けてインタ
ーネット接続サービス装置20bに課金要求(s2)を
行う。
【0061】なお、電子商店サーバー10aは、身元を
確認したインターネット接続サービス装置20bについ
ては、そのISP身元情報を記録しておくこととしても
よい。それによって、同じインターネット接続サービス
装置20bに対する次回の課金要求機会にはライセンス
サーバー20cへの照会要求処理を省略することもでき
る。もちろん、課金要求機会に限らず、定期的にISP
身元情報の更新状態を確認することとしてもよい。
【0062】<電子商店サーバーの照会>一方、インタ
ーネット接続サービス装置20bも、課金要求をしてき
た電子商店サーバー20aの身元を確認する。インター
ネット接続サービス装置20bは、上記手順(s2)に
よって課金要求をしてきた電子商店サーバー20aのド
メイン名(商店ドメイン名)を自身のライセンス番号と
ともにライセンスサーバー20cに送り(s31)、そ
の商店ドメイン名を検索キーとして商店身元情報と照会
してもらう。ライセンスサーバー20cは、その照会結
果として、該当の商店身元情報が含む所定事項(商店名
や所在地など)をこのインターネット接続サービス装置
20bに返送する(s32)。そして、インターネット
接続サービス装置20bはこの返答内容を確認してこの
電子商店サーバー20aの課金要求に応じて会員への取
引確認通知(s3)やその後の支払確認報告(s5)な
どを行う。
【0063】この場合も、インターネット接続サービス
装置20bが身元確認した電子商店サーバー20aにつ
いては、その商店身元情報を記録しておくことで、次回
の課金要求機会からはライセンスサーバー20cへ照会
を要求する処理を省略することができる。もちろん、電
子商店サーバー20aと同様に課金要求機会に限らず、
定期的に商店身元情報の更新状態を確認することとして
もよい。
【0064】なお、ISP身元情報として課金要求の送
付先となるインターネット接続サービス装置20bのI
Pアドレスを含めておき、ライセンスサーバー20cが
電子商店サーバー20aからのISP身元照会要求に対
して該当のIPアドレスを含んだISP身元情報を返送
すれば、電子商店サーバー20a側にインターネット接
続サービス装置20bのIPアドレス一覧などが無くて
も課金要求すべきインターネット接続サービス装置20
bを特定することができる。
【0065】===変形例・応用例=== 上述の実施例では、電子商取引における基本的な課金処
理手続きと、その課金処理が正規な取引に基づいている
か否かを調査する身元確認処理手続きについて説明し
た。
【0066】しかし、実際にこの課金処理方法に基づい
て、プロバイダと商店とが事業を運営していくために
は、双方で決済の方法を取り決めておく必要もある。ま
た、プログラムの製造元や配布元(ライセンス元)にと
っては、プログラムの使用に対して相応の使用料を双方
あるいは一方に要求することは当然なことである。そこ
で、以下に本発明の課金処理方法に基づいて実際に事業
を運営していく際に付帯する種々の手続きについて説明
することとする。
【0067】<電子商店サーバーとインターネット接続
サービス装置間での課金報告>会員とプロバイダとの間
でインターネット接続料金の決済が行われると、前回の
決済時以後に発生した電子商取引についてもその代金が
プロバイダに徴収されることになる。プロバイダは、イ
ンターネット接続サービス装置によってこの会員の名簿
情報に対応付けされた商品関連情報に基づいて、徴収し
た取引代金を該当の商店に支払わなければならない。
【0068】そこで、インターネット接続サービス装置
は、ある取引についての代金を徴収した旨を該当の電子
商店サーバーに報告することとし、この報告の後、該当
の代金がプロバイダ側から指定した方法(指定口座への
銀行振り込みなど)で商店に支払われたときには、その
旨を電子商店サーバーがインターネット接続サービス装
置に対して通知することとした。
【0069】また、商店身元情報として商店が指定する
銀行口座などを含めておけば、インターネット接続サー
ビス装置がライセンスサーバーに電子商店サーバーの身
元を確認したときにこの口座番号を取得できる。それに
よって、事前にプロバイダと商店との間で口座番号等の
通知をする必要がなくなる。
【0070】<課金処理プログラムの使用報告>ISP
プログラムや商店プログラムを使用するに当たって、ラ
イセンス元が正当なプログラム使用料(ライセンス料)
をプロバイダや商店に請求できるようにする。そのため
に、インターネット接続サービス装置や電子商店サーバ
ーがISPプログラムや商店プログラムを使用した取引
が成立した機会ごとにライセンスサーバーにその旨の報
告することとしている。
【0071】図7は、図3にそのプログラム使用報告の
手続きを挿入したときの通信手順を示している。インタ
ーネット接続サービス装置20bに会員コンピュータ1
0から支払いを承認した旨の支払応答(s4)が送達
し、電子商店サーバー20aに会員が支払いを承認した
旨の支払確認報告(s5)をする。そして、インターネ
ット接続サービス装置20bは、この支払確認報告(s
5)を完了したタイミングで、ライセンスサーバー20
cに対して自身のライセンス番号を通知してプログラム
の使用報告をする(s41)。また、電子商店サーバー
20aはインターネット接続サービス装置20bから会
員が支払いを承認した旨の支払確認報告(s5)を受け
取ると、同じく、ライセンスサーバー20cに対して自
身のライセンス番号を通知する(s42)。それによっ
て、ライセンス元は、取引きの成立機会回数をカウント
でき、正当なライセンス料をプロバイダや商店に請求で
きる。
【0072】なお、取引金額に応じてライセンス料が変
動する契約であれば、インターネット接続サービス装置
20bがライセンスサーバー20cにライセンス番号を
通知する際(s41)にその取引金額も同送すれば、ラ
イセンスサーバー20c側でその金額に応じたライセン
ス料を算出できる。
【0073】さらに、この手続き機会を利用して、成立
した取引が正当なものであるかどうかをチェックするこ
ともできる。具体的には、取引が成立した時点で伝票番
号が生成されるため、インターネット接続サービス装置
20bがプログラム使用報告(s41)をする際に、こ
の伝票番号もライセンスサーバー20cに通知する。こ
の時点でライセンスサーバー20cは通知されたライセ
ンス番号によってこのインターネット接続サービス装置
20bを正規のものと認定する。
【0074】そして、電子商店サーバー20aがライセ
ンスサーバー20cに対してプログラム使用報告(s4
2)をする際にも、その直前にインターネット接続サー
ビス装置20bより支払確認報告(s5)として通知し
てきた伝票番号を通知する。それによって、ライセンス
サーバー20cがこのプログラム使用報告(s42)以
前に正規のインターネット接続サービス装置20bから
のプログラム使用報告(s41)によって伝票番号を取
得していれば、双方から通知された伝票番号が符合し、
伝票番号が正当なインターネット接続サービス装置20
bによって生成されたものであるという証明通知(s4
3)を電子商店サーバー20aに送付することができ
る。
【0075】もし、偽ISPが架空の伝票を作成してそ
の番号を電子商店サーバー20aに送ったとすると、当
然その伝票番号はライセンスサーバー20cに報告され
ていないわけであるから、電子商店サーバー20aが伝
票番号を通知してきたときそれに符合させる伝票番号そ
のものがないことになる。
【0076】===インターネット接続形態に応じた実
施例=== 上記実施例におけるインターネット接続サービス装置は
利用者コンピュータとインターネットとをダイアルアッ
プIP接続させることとして説明してきた。しかし、周
知の通り、利用者コンピュータとインターネットとの接
続形態には専用線やケーブルTV(CATV)の配信線
を介しての常時接続型もある。また移動体通信ネットワ
ークとインターネットとの相互接続を可能とする通信イ
ンフラが整備され、携帯電話もブラウザ機能や電子メー
ル機能を備えて、携帯電話機単体でインターネットに接
続できるようになった。このように利用者コンピュータ
自体の形態もパーソナル・コンピュータに限らず多種多
様である。
【0077】以下、本発明の課金方法を携帯電話機を含
む利用者コンピュータとインターネットとの接続形態ご
とに適用させた各実施例をインターネット接続サービス
装置の構成や機能を主体として説明する。
【0078】<常時接続型>図8は利用者コンピュータ
とインターネットとが常時接続されている場合における
その接続形態の概略を専用線接続を例に挙げて示してい
る。インターネット接続サービス装置20bのルータ
(ISPルータ)23には複数のグローバルIPアドレ
スが割り当てられている。そして、会員のルータ(会員
ルータ)11とインターネット接続サービス装置20b
とが専用線50で接続されている。会員ルータ11には
その会員が所有する一台以上の会員コンピュータ10が
接続され、この会員ルータ11にはある所定のアドレス
範囲にある複数のプライベートIPアドレスの使用がプ
ロバイダによって許されている。
【0079】会員ルータ11は、内蔵するDHCP(Dy
namc Host Configuration Protocol)サーバー機能によ
って会員コンピュータが起動された(ルータにプライベ
ートIPアドレスの付与を要求した)順番に従って、あ
るいは会員ルータ11を手動設定することによって、使
用が許されたプライベートIPアドレスの内の一つをそ
れぞれの会員コンピュータ10に割り当てる。
【0080】ここで、ある会員コンピュータ10がイン
ターネットにアクセスしようとした場合、この会員コン
ピュータ10が送出するIPパケットにはこのプライベ
ートIPアドレスが記述されていることになる。このI
Pパケットが会員ルータ11を通過してインターネット
接続サービス装置20bに送達し、ISPルータ23を
経てインターネットに「出て」行こうとするとすると
き、このタイミング時点でISPルータ23はそのプラ
イベートIPアドレスを現在使用中にないグローバルI
Pアドレスに変換してIPパケットをインターネットへ
転送する。また、この使用中のグローバルIPアドレス
に宛ててインターネットに送出されたデータはISPル
ータ23に送達し、ここで、先の変換の対応に基づいて
プライベートIPアドレスに再び変換され、このプライ
ベートIPアドレスが使用できる会員ルータ11にイン
ターネットからのデータが送達する。会員ルータ11
は、このプライベートIPアドレスが割り当てられてい
る会員コンピュータ10にデータ転送する。なお、この
あたりの技術はNAT(Network Address Tranlator)
技術としてすでに周知なものであり詳細な説明はいらな
いはずである。
【0081】一方、インターネット接続サービス装置2
0bでは、プライベートIPアドレスとグローバルIP
アドレスとの変換対応とその履歴とを記憶していく。す
なわち、どのプライベートIPアドレスが何時から何時
までどのグローバルIPアドレスに対応していたのかを
記録する。
【0082】ここで、ある会員コンピュータ10がある
電子商店サーバーに対して商品購入イベントを送付した
とする。電子商店サーバーは、その会員コンピュータ1
0が使用しているグローバルIPアドレスに基づいてイ
ンターネット接続サービス装置20bを特定し、そのグ
ローバルIPアドレスを使用している会員コンピュータ
10への課金要求を依頼する。
【0083】インターネット接続サービス装置20b
は、その取引時点でそのグローバルアドレスを使用して
いる会員コンピュータ10のプライベートIPアドレス
を上記変換対応に従って特定できる。そのため、そのプ
ライベートIPアドレスが使用できる会員ルータ11を
特定し、そのルータ11の所有者である会員に対して支
払いを請求できるのである。
【0084】なお、CATVを利用したインターネット
接続形態では、会員コンピュータやCATV事業者側の
インターネット接続サービス装置などに使用される機器
(ケーブルモデムやルータなど)がCATVの伝送規格
に適合したものを使用する以外は先の専用線接続におけ
る課金処理方法にほぼ準じている。
【0085】すなわち、CATV伝送線が引き込まれて
いる各家庭の会員コンピュータごとにあらかじめ、ある
いはCATV事業者側にあるDHCPサーバ機能によっ
て、各会員コンピュータにプライベートIPアドレスが
割り当てられる。もちろん、各家庭ごとに複数台の会員
コンピュータの使用が想定される場合には、CATV事
業者側で各家庭ごとに所定のアドレス範囲にある複数の
プライベートIPアドレスの使用を許可すればよい。そ
して、先の専用線接続と同様に、ある家庭にある各会員
コンピュータがCATVの伝送規格に適合した会員ルー
タに相当する機器に接続されていればよい。
【0086】そして、ある利用者コンピュータが自身の
プライベートIPアドレスを含んだIPパケットをCA
TVの伝送線に送出し、CATVの事業者が管理運営す
るインターネット接続サービス装置がそのIPパケット
をインターネット側に転送するときに、このCATV事
業者に使用が割り当てられている複数のグローバルIP
アドレスの内使用中にないグローバルIPアドレスをこ
のプライベートIPアドレスに置換してIPパケットを
インターネットに転送する。この手順は、先の専用線接
続の場合と同じである。したがって、CATV伝送線を
介したインターネット接続形態であっても本発明の課金
処理方法が適用できるのである。
【0087】<移動体通信網を介しての課金処理例>携
帯電話機もインターネットに接続可能な利用者コンピュ
ータの一つであることは前述した。図1にも携帯電話機
10bが移動体通信網30を介してインターネットに接
続する態様を概略的に示した。周知の通り、携帯電話機
10bは、無線基地局31とエアーインタフェースを介
して接続することでその電話機10bが所属する通信事
業者の移動体通信網30に接続する。そして、その移動
体通信網30に介在するゲートウエイサーバー20dが
移動体通信網30とインターネットとを相互接続させ
る。このゲートウエイサーバー20dが移動体通信網3
0におけるインターネット接続サービス装置となる。
【0088】また、個々の携帯電話機10bはそれぞれ
を特定するための端末IDが割り当てられており、携帯
電話機10bが自身の端末IDが付帯したIPパケット
を移動体通信網30に送出すると、そのパケットを受け
取ったゲートウエイサーバー20dが、その時点で使用
中にないグローバルIPアドレスを使用してそのIPパ
ケットをインターネットに転送する。すなわち、端末I
DをグローバルIPアドレスに変換することで、特定の
携帯電話機10bにIPアドレスを対応付けしている。
【0089】さらに、一般的に移動体通信網30はパケ
ット通信網であり、データ通信に要した時間ではなく、
携帯電話機10bが送受信したデータ量(パケット単
位)に応じて課金されている。このデータ量従量制の課
金方式を採用するためには、ゲートウエイサーバー20
dにて、上述のアクセスログと同様に「どのIPアドレ
スに、何時、どのくらいのデータ量が送られてきて、そ
のデータはどの携帯電話機に宛てられたものなのか」と
いうことを正確に記録していなくてはならない。
【0090】したがって、電子商店サーバー20aは、
ある取引日時に、あるIPアドレスを使用している携帯
電話機10bに、いくら課金をしてほしい」という課金
要求をゲートウエイサーバー20dに対して送付し、ゲ
ートウエイサーバー20dでは、その取引時点で該当の
IPアドレスを使用している携帯電話機10bが特定で
きる。そして、その携帯電話機10bの所有者に対し
て、後日データ通信料金とともに商品の代金を請求する
ことができるのである。すなわち、携帯電話機10bを
利用者コンピュータとしても本発明の課金処理方法が適
用できるのである。
【0091】===補足・その他=== 上記実施例において、ライセンスサーバーが介在しない
基本的な課金処理方法について説明したが、この場合、
電子商店サーバーには、この課金処理方法が利用可能な
プロバイダについての一覧情報があることとしていた。
もちろん、あらかじめ商店とプロバイダとの間で確認を
とっておいてもよい。また、インターネットを介さず専
用線や電話回線などによって1対1でインターネット接
続サービス装置とデータ通信することも可能であろう。
このように電子商店サーバーがインターネット接続サー
ビス装置に課金要求する手段や方法は種々ある。
【0092】なお、会員コンピュータから取得したIP
アドレスに基づいて特定したインターネット接続サービ
ス装置のドメイン名と特定のホスト名とによってサーバ
ーを特定する場合などでは、課金要求を送付した先のイ
ンターネット接続サービス装置が本発明の課金処理方法
を採用しているかどうかを前もって認知することができ
ない。しかし、そのような場合には、インターネット接
続サービス装置から何ら応答がないので、電子商店サー
バーはこの課金処理方法では決済できないことを認知
し、他の方法で決済すればよい。
【0093】上記実施例では、取引確認通知に未決済分
の代金も含めることで、「偽会員」が購入した代金が正
会員に請求されても、最小限の被害に留めることができ
るとしている。この方式に換えて、例えば、正会員がイ
ンターネット接続サービス装置にアクセスするときに要
する認証情報(IDやパスワード)の他に、この課金処
理方法によて取り引きする時にのみ有効な認証情報をあ
らかじめプロバイダとの間で取り決めておくこともでき
る。そして、取引確認通知を受け取った利用者コンピュ
ータからその認証情報とともに支払応答をしてきたとき
のみその取引を成立させることとすればよい。
【0094】なお、専用線接続型のインターネット接続
形態において、プロバイダが保有する多数のグローバル
IPアドレスを会員ルータに「小分け」し、会員ルータ
におけるNAT機能によって会員コンピュータに付与し
たプライベートIPアドレスをグローバルIPアドレスに
変換するという利用形態も存在する。この場合でも、会
員ルータに「小分け」したグローバルIPアドレスがプ
ロバイダに割当てられたグローバルIPアドレスである
ならば、電子商店サーバーは会員コンピュータから取得
したIPアドレスに基づいてインターネット接続サービ
ス装置のドメイン名を特定でき、そのドメイン名に基づ
いて課金要求の送り先を特定できる。したがって、プロ
バイダが会員ルータの所有者に商品購入代金を請求する
のであれば、本発明の課金方法をこの接続形態に適用し
ても何ら問題はない。
【0095】また、CATV伝送線を使用したインター
ネット接続形態であれば、各家庭に割り当てるIPアド
レスをグローバルIPアドレスとするだけで本発明の課
金方法がそのまま適用できる。なお、この場合は、CA
TV事業者側のインターネット接続サービス装置でプラ
イベートIPアドレスとグローバルIPアドレスの変換
処理を行わないだけである。
【0096】さらに、大規模な企業ではインターネット
の仕組みをそのままグループ企業間ネットワークに取り
入れた「イントラネット」を構築している場合もある。
したがって、本発明はこのイントラネットにおける様々
な課金処理、例えば、グループ企業間決済や受注企業か
ら受け付けた課金要求に対する決済などに流用すること
も可能であろう。しかも、グループ企業には専用線接続
でイントラネットにアクセスしている会社もあるし、ダ
イアルアップIP接続を利用してイントラネットにアクセ
スしている会社もあると想定されるが、上述したよう
に、本発明の課金方法はどのような接続形態であっても
適用できる。
【0097】
【発明の効果】本発明の課金処理方法によれば、利用者
がコンピュータを操作して、ある電子商店サーバーと電
子商取引を行う場合、その利用者コンピュータをインタ
ーネットの基盤技術であるIPアドレスを利用して特定
している。そのため、インターネット接続サービス装置
や電子商店サーバーの設備やプログラムを大幅に変更し
なくても速やかにこの課金処理方法を適用することが可
能となる。
【0098】そして、利用者はクレジット番号等の極め
て秘匿性の高い情報を商店側に何ら提示することなく購
入した商品の支払をすることができる。しかも、購入す
る商品がオンラインで送受できるソフトウエアやデータ
であれば個人情報は一切インターネット上に流れること
がなく、従来の電子商取引では不可能だった「完全な匿
名状態」での商取引環境を利用者に提供できる。
【0099】購入代金の支払いについては、プロバイダ
との間で従前から行われていたインターネット接続料金
における決済方法で行われ、利用者は、電子商店サーバ
ーをよく知らなくても安心して取引ができる。さらに、
複数の商品を個別の電子商店サーバーを利用して購入し
た場合、銀行振り込みなどで必要とされた商品ごとに支
払う手数料も必要がなくなる。少額商品に商品代金以上
の手数料を支払うという無駄もない。
【0100】また、不正な取引を防止する機構について
も、取引機会ごとにリアルタイムでその確認を利用者コ
ンピュータにインターネット接続サービス装置から通知
することで、利用者は偽商店が捏造した虚偽の取引を判
別することができる。なお、その通知以前の取引内容
(未決済分の代金)も含めて通知すれば、会員のIDや
パスワードを不当に入手した「偽会員」が購入した代金
が正会員に請求されても、最小限の被害に留めることも
できる。
【0101】もちろん、商品購入後に取引を解消する場
合にも柔軟に対応して、利用者が商店と直接取引解消の
手続きをしなくてもよい。
【0102】ライセンスサーバーを課金処理の手続きに
介在させれば、偽ISPや偽商店に対してより強力なチ
ェック機能を備えた課金処理方法とすることができる。
【0103】なお、インターネット接続サービス装置に
おける課金処理システムは、既存のインターネット接続
サービス装置のシステムに追加されて本発明の課金処理
方法に従って処理を実行していくための各種手段(プロ
グラムや専用装置)を追加するだけでよい。したがっ
て、プロバイダは極めて安全で利便性の高い電子商取引
を低コストで利用者に提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】インターネットの概略構成図である。
【図2】インターネット接続サービス装置の基本構成図
である。
【図3】本発明の課金処理方法において、インターネッ
ト接続サービス装置と電子商店サーバーと会員コンピュ
ータとの間で行われるデータ通信手順の実施例を概略図
として示している。
【図4】上記実施例の手順において、データ通信された
り作成されたりするデータの内容を概略的に示してい
る。(A)〜(C)はそれぞれ課金要求、取引確認通
知、支払請求記録におけるデータ内容を示している。
【図5】上記実施例にキャンセル手続きを加えたデータ
通信手順の一部を概略図として示している。
【図6】上記実施例の手順にライセンスサーバーが介在
した身元確認手続きを加えたデータ通信手順の一部を概
略図として示している。
【図7】上記実施例の手順にライセンスサーバーが介在
したプログラム使用報告手続きを加えたデータ通信手順
の一部を概略図として示している。
【図8】インターネット常時接続形態において、専用線
接続における会員コンピュータとインターネットとの接
続状態の概略構成図を示している。
【符号の説明】
10 利用者(会員)コンピュータ 10b 携帯電話機 20a 電子商店サーバー 20b インターネット接続サービス装置 20c ライセンスサーバー 20d ゲートウエイサーバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (54)【発明の名称】 インターネット上の電子商店サーバーとインターネット接続サービス装置を介してインターネッ トに接続する利用者コンピュータとの間で行われる電子商取引に伴う課金処理方法、インターネ ット接続サービス装置における課金処理システムおよび電子商店サーバー

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 つぎの事項(11)〜(16)により特定さ
    れる発明。 (11)インターネット上の電子商店サーバーとインター
    ネット接続サービス装置を介してインターネットに接続
    する利用者コンピュータとの間で行われる電子商取引に
    伴う課金処理方法である。 (12)前記インターネット接続サービス装置は、契約し
    ている多数の会員の名簿情報を管理しており、アクセス
    してきた会員コンピュータにIPアドレスを対応付けす
    ることで会員コンピュータをインターネットに接続す
    る。 (13)前記インターネット接続サービス装置は、どの会
    員コンピュータにどのIPアドレスを何時から何時まで
    割り当てたかを会員名簿情報と関連づけて記録する。 (14)前記電子商店サーバーは、前記会員コンピュータ
    からの商品購入イベントに応動し、当該会員コンピュー
    タが使用中のIPアドレスと課金データとを前記インタ
    ーネット接続サービス装置に通知する。 (15)前記インターネット接続サービス装置は、前記電
    子商店サーバーからの前記「IPアドレスと課金デー
    タ」の通知を受けたのに応動し、そのIPアドレスを現
    に割り当てている前記会員コンピュータと通信して前記
    商品購入イベントの完遂確認をとる。 (16)前記インターネット接続サービス装置は、前記会
    員コンピュータから前記完遂確認をとった場合に、当該
    会員の名簿情報に関連付けして前記課金データを含む商
    品購入関連情報を記録するとともに、当該商品関連情報
    に含まれている所定事項と前記完遂確認された旨とを前
    記電子商店サーバーに通知する。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の発明特定事項(15)
    (16)を次の事項(21)(22)に置換した発明。 (21)前記インターネット接続サービス装置は、前記電
    子商店サーバーからの前記「IPアドレスと課金デー
    タ」の通知を受けたのに応動し、そのIPアドレスを現
    に割り当てている前記会員コンピュータと通信して前記
    商品購入イベントの完遂確認をとる。当該完遂確認に
    は、該当の商品購入イベントを承認するか拒否するかを
    特定するための指示が含まれている。 (22)前記インターネット接続サービス装置は、前記会
    員コンピュータから前記完遂確認をとった場合に、前記
    商品購入関連情報に含まれている所定事項と前記承認ま
    たは拒否のいずれかの指示がなされた旨とを前記電子商
    店サーバーに通知する。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の方法であっ
    て、次の事項(31)(32)を充足する発明。 (31)前記電子商店サーバーは、前記会員コンピュータ
    からの購入した商品のキャンセルイベントに応動し、当
    該会員コンピュータが使用中のIPアドレスと該当の前
    記商品関連情報のキャンセル要求とを前記インターネッ
    ト接続サービス装置に通知する。 (32)前記インターネット接続サービス装置は、前記電
    子商店サーバーからの前記「IPアドレスと前記キャン
    セル要求」の通知を受けたのに応動し、該当のそのIP
    アドレスを現に使用中の前記会員コンピュータに該当す
    る会員情報と当該商品関連情報との対応付けを無効化す
    る。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の方法で
    あって、次の特定事項(41)〜(43)を充足する発明。 (41)多数の前記インターネット接続サービス装置のI
    SP身元情報と、多数の電子商店サーバーの商店身元情
    報とを管理するライセンスサーバーがある。 (42)前記インターネット接続サービス装置は前記ライ
    センスサーバーと適時にデータ通信して、前記「IPア
    ドレスと課金データ」を通知してきた電子商店サーバー
    について前記商店身元情報への照会を依頼する。 (43)前記インターネット接続サービス装置は、前記ラ
    イセンスサーバーから通知される前記商店身元情報への
    照会結果に基づいて前記商品購入イベントの完遂確認を
    前記会員コンピュータからとるか否かを決定する。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3のいずれかに記載の方法で
    あって、次の特定事項(51)〜(53)を充足する発明。 (51)多数の前記インターネット接続サービス装置のI
    SP身元情報と、多数の電子商店サーバーの商店身元情
    報とを管理するライセンスサーバーがある。 (52)前記電子商店サーバーは前記ライセンスサーバー
    と適時にデータ通信して、前記商品購入イベントに基づ
    いて特定したインターネット接続サービス装置について
    前記ISP身元情報への照会を依頼する。 (53)前記電子商店サーバーは、前記ライセンスサーバ
    ーから通知される前記ISP身元情報への照会結果に基
    づいて前記「IPアドレスと課金データ」を該当のイン
    ターネット接続サービス装置に通知するか否かを決定す
    る。
  6. 【請求項6】 請求項1〜3のいずれかに記載の方法で
    あって、次の特定事項(61)〜(64)を充足する発明。 (61)多数の前記インターネット接続サービス装置のI
    SP身元情報と、多数の電子商店サーバーの商店身元情
    報とを管理するライセンスサーバーがある。 (62)前記インターネット接続サービス装置は、ある前
    記会員コンピュータから前記完遂確認をとると、この会
    員に対応付けした前記商品購入関連情報に含まれている
    所定事項を前記ライセンスサーバーに通知する。 (63)前記電子商店サーバーは、前記インターネット接
    続サービス装置から前記商品関連情報に含まれている所
    定事項と前記完遂確認された旨とを受け取ると、前記ラ
    イセンスサーバーに当該商品関連情報に含まれている所
    定事項を通知する。 (64)前記ライセンスサーバーは、前記インターネット
    接続サービス装置から受け取った前記所定事項と前記電
    子商店サーバーから受け取った前記所定事項とを照合し
    てその照合結果を前記電子商店サーバーに通知する。
  7. 【請求項7】 請求項1または2に記載の方法に適用さ
    れるインターネット接続サービス装置における課金処理
    システムであって、どの会員コンピュータにどのIPア
    ドレスを何時から何時まで割り当てたかを会員名簿情報
    と関連づけて記録する手段と、前記電子商店サーバーか
    らの前記「IPアドレスと課金データ」の通知を受けた
    のに応動し、そのIPアドレスを現に割り当てている前
    記会員コンピュータと通信して前記商品購入イベントの
    完遂確認をとる手段と、前記会員コンピュータから前記
    完遂確認をとった場合に、当該会員の名簿情報に関連付
    けして前記課金データを含む商品購入関連情報を記録す
    るとともに、当該商品関連情報が含む所定事項と前記完
    遂確認とを前記電子商店サーバーに通知する手段とを備
    えることを特徴とする課金処理システム。
  8. 【請求項8】 請求項1または2に記載の方法に適用さ
    れる電子商店サーバーであって、前記会員コンピュータ
    からの商品購入イベントに応動し、当該会員コンピュー
    タが使用中のIPアドレスと課金データとを前記インタ
    ーネット接続サービス装置に通知する手段を備えること
    を特徴とする電子商店サーバー。
  9. 【請求項9】 請求項3に記載の方法に適用されるイン
    ターネット接続サービス装置における課金処理システム
    であって、請求項7に記載の各手段に加え、前記「IP
    アドレスとキャンセル要求」の通知を受けたのに応動
    し、当該IPアドレスを現に割り当てている前記会員コ
    ンピュータに該当する前記会員情報と当該商品関連情報
    との対応付けを無効化する手段を備えることを特徴とす
    る課金処理システム。
  10. 【請求項10】 請求項3に記載の方法に適用される電
    子商店サーバーであって、請求項8に記載の手段に加
    え、前記会員コンピュータからの購入した商品のキャン
    セルイベントに応動し、当該会員コンピュータが使用中
    のIPアドレスと該当の前記商品関連情報のキャンセル
    要求とを前記インターネット接続サービス装置に通知す
    る手段を備えることを特徴とする電子商店サーバー。
  11. 【請求項11】 請求項4に記載の方法に適用されるイ
    ンターネット接続サービス装置における課金処理システ
    ムであって、請求項7に記載の各手段または請求項9に
    記載の各手段を備えるのに加え、前記ライセンスサーバ
    ーと適時にデータ通信して、前記「IPアドレスと課金
    データ」を通知してきた電子商店サーバーについて前記
    商店名簿への照会を依頼する手段と、前記ライセンスサ
    ーバーから通知される前記商店名簿への照会結果に基づ
    いて前記商品購入イベントの完遂確認を前記会員コンピ
    ュータからとるか否かを決定する手段とを備えることを
    特徴とする課金処理システム。
  12. 【請求項12】 請求項5に記載の方法に適用される電
    子商店サーバーであって、請求項8に記載の各手段また
    は請求項10に記載の各手段を備えるのに加え、前記ラ
    イセンスサーバーと適時にデータ通信して、前記商品購
    入イベントに基づいて特定したインターネット接続サー
    ビス装置について前記ISP身元情報への照会を依頼す
    る手段と、前記ライセンスサーバーから通知される前記
    ISP身元情報への照会結果に基づいて前記「IPアド
    レスと課金データ」を該当のインターネット接続サービ
    ス装置に通知するか否かを決定する手段とを備えること
    を特徴とする電子商店サーバー。
  13. 【請求項13】 請求項6に記載の方法に適用される
    インターネット接続サービス装置における課金処理シス
    テムであって、請求項7に記載の各手段または請求項9
    に記載の各手段または請求項11に記載の各手段を備え
    るのに加え、ある前記会員コンピュータから前記完遂確
    認をとると、この会員に対応付けした前記商品購入関連
    情報に含まれている所定事項を前記ライセンスサーバー
    に通知する手段を備えることを特徴とする課金システ
    ム。
  14. 【請求項14】 請求項6に記載の方法に適用される電
    子商店サーバーであって、請求項8に記載の各手段また
    は請求項10に記載の各手段または請求項12に記載の
    各手段を備えるのに加え、前記インターネット接続サー
    ビス装置から前記商品関連情報に含まれている所定事項
    と前記完遂確認された旨とを受け取ると、前記ライセン
    スサーバーに当該商品関連情報に含まれている所定事項
    を通知する手段を備えることを特徴とする電子商店サー
    バー。
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Cited By (6)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Effective date: 20040330