JP2001312192A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001312192A
JP2001312192A JP2000129492A JP2000129492A JP2001312192A JP 2001312192 A JP2001312192 A JP 2001312192A JP 2000129492 A JP2000129492 A JP 2000129492A JP 2000129492 A JP2000129492 A JP 2000129492A JP 2001312192 A JP2001312192 A JP 2001312192A
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JP2000129492A
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Kunio Hayakawa
国男 早川
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 用紙の裏汚れが発生する可能性を画像形成装
置が自ら検出できるようにする。 【解決手段】 露光部13による静電潜像の光書込みの
実行の有無、現像ローラ14による現像の実行の有無、
および、転写紙17の後端のレジストローラ16による
検知により、電子写真プロセスの実行および転写紙17
の供給のタイミングを判断して、転写紙17にトナーに
よる裏汚れが発生するか否かを判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、用紙の裏汚れが
発生する可能性を画像形成装置が自ら検出できる電子写
真方式の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子写真方式を用いた画像形成
装置では、マイクロコンピュータを用いて画像形成のた
めの制御を行っている。例えば、A3の転写紙にA3の
大きさの画像を形成するモードに画像形成装置が設定さ
れていて、実際にはA3の大きさより小さい転写紙を用
いていた場合、転写紙をはみ出す部分にも感光体からト
ナー画像を転写しようとするため、転写ローラにトナー
が転写されて、転写ローラがトナーで汚れるため、次の
転写紙にトナー画像を転写するときには、転写紙の転写
する面の裏に転写ローラのトナーによる汚れが写ってし
まい、転写紙の裏面がトナーで汚れてしまう現象(裏汚
れ)が発生してしまう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記の裏汚れが発生し
ているか否かを画像形成装置が自己診断するためには、
帯電、露光、現像、転写の各プロセスの出力状態と転写
紙の先端、後端の位置とを、時間タイミングの関係を含
めて判断する必要がある。
【0004】これに対しては、特開平5−53389号
公報に、画像形成の動作状態を視覚的に診断できるとし
て画像形成の状態を記録する技術が開示されているが、
これは画像形成装置が自ら異常画像の発生を診断するも
のではなく、その診断のためのデータを提供するのもの
にすぎないという不具合がある。
【0005】また、静電潜像をトナーで現像する現像ロ
ーラにおいては、現像バイアスの出力がアナログ的で、
現像バイアスの出力をOFFにした直後においても現像
バイアスは出力されているので、現像バイアスのON、
OFFの検出だけでは現像のタイミングは掴めないとい
う不具合もある。
【0006】この発明の目的は、用紙の裏汚れが発生す
る可能性を画像形成装置が自ら検出できるようにするこ
とである。
【0007】この発明の別の目的は、露光および現像の
うちの少なくとも一方の実行の有無を検出することによ
り、用紙の裏汚れが発生する可能性を画像形成装置が自
ら検出できるようにすることである。
【0008】この発明の別の目的は、感光体上のトナー
の有無を直接検知することにより現像のタイミングを正
確に検出して、用紙の裏汚れが発生する可能性を画像形
成装置が正確に検出できるようにすることである。
【0009】この発明の別の目的は、搬送経路上で用紙
の後端部を検出することにより、用紙の裏汚れが発生す
る可能性を画像形成装置が検出できるようにすることで
ある。
【0010】この発明の別の目的は、用紙の裏汚れが発
生する可能性を検出したときは異常の発生を知ることが
でき、ユーザが安心して画像形成装置を使用できるよう
にすることである。
【0011】この発明の別の目的は、用紙の裏汚れが発
生する可能性を検出したときは、用紙の裏汚れの発生を
未然に防止できるようにすることである。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、電子写真方式で用紙上に画像形成を行う画像形成装
置において、前記画像形成における電子写真プロセスの
実行のタイミングを検出する第1の検出手段と、像担持
体上のトナー画像を前記用紙上に転写する位置に前記用
紙を供給するタイミングを検出する第2の検出手段と、
前記第1および第2の検出手段による検出結果に基づい
て、前記転写がなされる位置に前記用紙がないときに前
記転写を行おうとしているか否かを判断する判断手段
と、を備えていることを特徴とする画像形成装置であ
る。
【0013】したがって、用紙の裏汚れが発生する可能
性を画像形成装置が検出することができる。
【0014】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の画像形成装置において、前記第1の検出手段は、前記
電子写真プロセスのうち露光および現像のうちの少なく
とも一方の実行の有無を検出することにより前記電子写
真プロセスのタイミングを検出するものである。
【0015】したがって、露光および現像のうちの少な
くとも一方の実行の有無を検出することにより、用紙の
裏汚れが発生する可能性を画像形成装置が検出すること
ができる。
【0016】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の画像形成装置において、前記第1の検出手段
は、前記感光体上のトナーの有無を検知することにより
前記電子写真プロセスのタイミングを検出することを特
徴とする。
【0017】したがって、感光体上のトナーの有無を検
知することにより電子写真プロセスのタイミングを正確
に検出して、用紙の裏汚れが発生する可能性を画像形成
装置が正確に検出することができる。
【0018】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
何れかの一に記載の画像形成装置において、前記第2の
検出手段は、前記供給を行う前記用紙の搬送経路上で前
記用紙の後端部を検出することにより前記供給のタイミ
ングを検出することを特徴とする。
【0019】したがって、搬送経路上で用紙の後端部を
検出することにより、用紙の裏汚れが発生する可能性を
画像形成装置が検出することができる。
【0020】請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の
何れかの一に記載の画像形成装置において、前記判断手
段により前記転写がなされる位置に前記用紙がないとき
に前記転写を行おうとしていると判断されたときは、本
画像形成装置に異常が発生した旨の報知を行う報知手段
を備えていることを特徴とする。
【0021】したがって、用紙の裏汚れが発生する可能
性を検出したときは異常の発生を知ることができるの
で、ユーザが安心して使用することができる。
【0022】請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の
何れかの一に記載の画像形成装置において、前記判断手
段により前記転写がなされる位置に前記用紙がないとき
に前記転写を行おうとしていると判断されたときは、前
記画像形成の実行を中止する中止手段を備えていること
を特徴とする。
【0023】したがって、用紙の裏汚れが発生する可能
性を検出したときは、用紙の裏汚れの発生を未然に防止
することができる。
【0024】請求項7に記載の発明は、請求項6に記載
の画像形成装置において、前記転写の実行により裏汚れ
が発生する前記用紙の本画像形成装置からの除去を検出
する第3の検出手段と、前記中止後に前記除去の検出を
条件に前記画像形成を再開する再開手段を備えているこ
とを特徴とする。
【0025】したがって、裏汚れが発生する用紙の本画
像形成装置からの除去があるまで画像形成を再開しない
ので、画像形成のなされた用紙に裏汚れが発生すること
を防止することができる。
【0026】請求項8に記載の発明は、請求項6に記載
の画像形成装置において、前記転写を行う転写装置に付
着したトナーを除去するクリーニング手段と、前記中止
後に前記除去を実行してから前記画像形成を再開する再
開手段を備えていることを特徴とする。
【0027】したがって、用紙の裏汚れが発生する可能
性を検出したときはトナーによる汚れを除去するので、
用紙の裏汚れの発生を未然に防止することができる。
【0028】請求項9に記載の発明は、請求項1〜8の
何れかの一に記載の画像形成装置において、原稿の画像
を読み取る画像読取装置を備え、この読み取った原稿の
画像データに基づいて前記画像形成が可能であることを
特徴とする。
【0029】したがって、複写機などの画像形成装置に
おいて、請求項1〜8の何れかの一に記載の発明と同様
の作用、効果を奏することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】[発明の実施の形態1]この発明
の一実施の形態を発明の実施の形態1として説明する。
【0031】図1は、この発明の実施の形態1であるデ
ジタル複写機の概略構成を示すブロック図である。図1
に示すように、このデジタル複写機1は、この発明の画
像形成装置を実施するものであり、原稿の画像を読み取
る画像読取装置となる、周知の構成のフラットベットス
キャナであるイメージスキャナ2と、このイメージスキ
ャナ2で読み取った原稿の画像データに基づいて用紙上
に電子写真方式で画像の形成を行う画像形成装置となる
プリンタ3とを備えている。
【0032】図2は、プリンタ3の概略構成を示す概念
図である。このプリンタ3は、像担持体である感光体1
1を備えている。この感光体11の周囲には、感光体1
1を帯電させる帯電ローラ12と、レーザーダイオード
により感光体11に静電潜像を光書込みする露光部13
と、感光体11上の静電潜像をトナーで現像する現像ロ
ーラ14と、感光体11に載ったトナー像を用紙である
転写紙17に転写するための転写ローラ15とが配置さ
れ、もって、帯電、露光、現像、転写の電子写真プロセ
スを実行することができる。
【0033】レジストローラ(駆動ローラ)16はトナ
ー像と転写紙17の位置あわせを行うものであり、電磁
クラッチのオン、オフでローラの回転、停止を制御す
る。搬送ローラ(駆動ローラ)18はレジストローラ1
6に転写紙17を当接させるためのものであり、これも
それぞれの電磁クラッチのオン、オフでローラの回転、
停止を制御する。符号19はレジストローラ16が回転
するに従って回転する従動ローラであり、符号20は搬
送ローラ18が回転するに従って回転する従動ローラで
あり、符号21は転写ローラ15による転写位置に転写
紙17を搬送する搬送経路上で転写紙17を検出して、
転写紙17を所定位置に止めるためのレジストセンサで
ある。
【0034】また、感光体11上において帯電ローラ1
2から露光される位置までの距離をAmm、露光される
位置から現像ローラ14までの距離をBmm、現像ロー
ラ14から転写ローラ15までの距離をCmm、とし、
転写紙17の搬送経路において、転写ローラ15からレ
ジストセンサ21が検知する位置までの距離をDmmと
する。
【0035】図3は、プリンタ3の制御系のブロック図
である。図2において、CPU31は制御プログラムや
固定データに基づいてプリンタ3を集中的に制御する。
ROM32は各種制御プログラム、固定データが予め格
納されている。RAM33はCPU31の作業エリアと
なる。CPU31には、I/Oポート34を介して、各
種センサ、各種ソレノイド、各種ローラ駆動用クラッ
チ、各種モータなどの各種アクチュエータおよびセンサ
35が接続されている。特に、各種アクチュエータおよ
びセンサ35には、転写紙17の搬送経路上の所定位置
で、転写紙17を検出する光センサ40と、感光体11
上のトナーを検出する反射型の光センサ45とを含んで
いる。また、プリンタ3の現像、帯電、転写の各プロセ
スにおける出力を制御するPWMコントローラ36と、
現像ローラ14、帯電ローラ12、転写ローラ15の各
出力をCPU31にフィードバックするA/Dコンバー
タ37とが接続され、現像、帯電、転写の各プロセスに
おける出力を狙いの値にできるようにフィードバック制
御している。また、CPU31は、画像制御部38によ
り露光部13の制御も行っている。さらに、CPU31
は、各種処理をユーザから受付ける操作部39も制御す
る。
【0036】図4は、画像を形成するときのプリンタ3
の各部のタイミングチャートである。すなわち、「帯
電」とあるのは帯電ローラ12の駆動の有効範囲であ
り、「現像」とあるのは現像ローラ14の駆動の有効範
囲であり、「転写」とあるのは転写ローラ15の駆動の
有効範囲であり、「副走査方向画像有効範囲」とあるの
は副走査方向の画像の有効範囲であり、「露光」とある
のは露光部13で感光体11に静電潜像を光書込みする
範囲である。
【0037】図4に示すように、回転による感光体11
上の移動による線速をYmm/sとし、帯電ローラ12
による帯電開始から、静電潜像の光書込み開始および副
走査方向の画像の有効範囲の開始までの時間は、A/Y
「s」となる。静電潜像の光書込み開始から、現像ロー
ラ14による現像開始までの時間は、B/Y「s」とな
る。現像ローラ14による現像開始から、転写ローラ1
5による転写開始までの時間は、C/Y「s」となる。
【0038】また、帯電ローラ12による帯電停止か
ら、静電潜像の光書込み停止および副走査方向の画像の
有効範囲の終了までの時間は、A/Y「s」となる。静
電潜像の光書込み停止から現像ローラ14による現像停
止までの時間は、B/Y「s」となる。現像ローラ14
による現像停止から、転写ローラ15による転写停止ま
での時間は、C/Y「s」となる。
【0039】そして、転写紙17の搬送時において、レ
ジストセンサ21が転写紙17を検知している状態から
転写紙17を検知しない状態となった時に、転写紙17
の後端はレジストセンサ21の検知位置にあり、その転
写紙17の後端の位置が転写ローラ15の位置に到達す
るまでの時間がD/Y「s」となる。
【0040】そこで、転写紙17のトナーによる裏汚れ
の発生を予め検出するには、転写紙17の後端が転写ロ
ーラ15に到達した以降に転写ローラ15が当たる感光
体11上に静電潜像の光書込み、および、そのトナーに
よる現像がされているか否かをチェックしなくてはいけ
ない。そのため、露光部13の出力をチェックするタイ
ミング(図4のタイミングチャートに「裏汚れチェック
タイミング」として示す)は、転写紙17の後端を検知
した時点(図4のタイミングチャートに「転写紙の検
知」として示す)から((D/Y)−(C/Y)−(B
/Y))「s」後の時点となる。図4のタイミングチャ
ートの「転写紙の検知」の値が0よりも小さくなるとき
は転写紙17の後端を検知した時になる。そして、現像
ローラ14による現像の出力をチェックするタイミング
は転写紙17の後端を検知した時点(図4のタイミング
チャートに「転写紙の検知」として示す)から((D/
Y)−(C/Y))「s」後の時点となる。この値が0
より小さくなるときは転写紙17の後端を検知した時に
なる。
【0041】図5は、操作部39の平面図である。操作
部39には、転写紙17の紙詰まりの発生を報知するた
めのLED41と、画像形成のためのモードを設定する
ためのキー42と、このモード設定のための各種表示を
行うLCDからなる表示部43と、コピーの開始を指示
するスタートキー44とが設けられている。
【0042】図6、図7は、プリンタ3で行う通常の画
像形成のプロセスにおいて行う、転写紙17の裏汚れ検
知の処理について説明するフローチャートである。かか
る処理は、CPU31により1ms毎の割り込み処理で
実行される。なお、以下の説明の各種フラグ、各種カウ
ンタは、RAM33内の所定領域に用意される。
【0043】まず初めに、CPU31は、所定の紙有り
検知フラグが1であるか否かを判断する(ステップS
1)。この紙有り検知フラグは、前回のステップS4で
レジストセンサ21が転写紙17を検出したときに1に
設定される(ステップS5)(後述)。紙有り検知フラ
グが1であるときは(ステップS1のY)、ステップS
6に進む。紙有り検知フラグが0であるときは(ステッ
プS1のN)、転写紙17の裏汚れチェックが開始して
いるかを判断するため、所定の裏汚れチェック開始フラ
グが1か否かを判断し(ステップS2)、1のとき(ス
テップS2のY)、すなわち裏汚れチェックが開始して
いるときはステップS17へ進み、0のとき(ステップ
S2のN)、すなわち裏汚れチェックが開始されていな
いときはステップS3へ進む。
【0044】ステップS3ではプリンタ3による画像の
形成動作が開始されたか否かを判断し、開始していると
きは(ステップS3のY)、ステップS4へ進み、開始
していないときは(ステップS3のN)、図6、図7の
処理を終了して、割り込み処理から抜け出す。ステップ
S4では、レジストセンサ21に転写紙17が到達し
て、転写紙17を検出している紙有りの状態になったか
否かを判断する。これにより第2の検出手段を実現して
いる。転写紙17が有りのときは(ステップS4の
Y)、ステップS5へ進み、転写紙17が無しときは
(ステップS4のN)、図6、図7の処理を終了して、
割り込み処理から抜け出す。
【0045】ステップS5では、紙有り検知フラグを1
にする。そして、ステップS6では、所定の静電潜像の
光書込みをしているか否かを判断し、第1の検出手段を
実現している。光書込みをしているときは(ステップS
6のY)、所定の書込中フラグを1にする(ステップS
7)。光書込みをしていないときは(ステップS6の
N)、書込中フラグを0にする(ステップS8)。次に
現像ローラ14で現像を行っているか否かを判断し(ス
テップS9)、第1の検出手段を実現している。現像を
行っているときは(ステップS9のY)、現像中フラグ
を1にして(ステップS10)、出力していないときは
(ステップS9のN)、現像中フラグを0にする(ステ
ップS11)。
【0046】次に、ステップS12では、転写紙17が
搬送されてレジストセンサ21が転写紙17を検出しな
い紙無しの状態であるか否かを判断する。これにより第
2の検出手段を実現している。紙無しの状態であるとき
は(ステップS12のY)、転写紙17の後端が検知さ
れたのであり、紙有り検知フラグを0にして(ステップ
S13)、ステップS14に進む。紙有りの状態で(ス
テップS12のN)転写紙17の後端を検知してないと
きは、図6、図7の処理を終了して、割り込み処理から
抜け出す。
【0047】ステップS17では、裏汚れチェック開始
フラグを1にして裏汚れチェック開始状態とする。その
後、ステップS18で所定の裏汚れチェックカウンタを
0に初期化し、ステップS19で所定の裏汚れ発生フラ
グを0に初期化して、図6、図7の処理を終了して、割
り込み処理から抜け出す。
【0048】次に、ステップS17では静電潜像の光書
込みをしているかを判断し、第1の検出手段を実現して
いる。光書込みをしているときは(ステップS17の
Y)、書込中フラグを1にする(ステップS18)。光
書込みをしていないときは(ステップS17のN)、書
込中フラグを0にする(ステップS19)。その後、現
像ローラ14で現像をしているか否かを判断し(ステッ
プS20)、第1の検出手段を実現している。現像をし
ているときは(ステップS20のY)、現像中フラグを
1にして(ステップS21)、現像をしていないときは
(ステップS20のN)、現像中フラグを0にする(ス
テップS22)。
【0049】その後、ステップS23で、裏汚れチェッ
クカウンタを1つインクリメントさせる。このカウンタ
をインクリメントさせることで、転写紙17の後端がレ
ジストセンサ21検出位置に位置したときからの経過時
間を計測できる。続いて、ステップS24で、裏汚れチ
ェックカウンタの値が、“((D−C−B)÷Y)×1
000”の値より大きいか否かを判断する。“((D−
C−B)÷Y)×1000”の値は、露光部13の出力
をチェックするタイミングを示すもので、転写紙17の
後端を検知した時からの経過時間、“((D/Y)−
(C/Y)−(B/Y))”「s」の値を1000倍し
たものである。裏汚れチェックカウンタの値が、
“((D−C−B)÷Y)×1000”の値より大きい
ときは(ステップS24のY)、転写紙17の裏汚れの
発生を予めチェックするタイミングであるのでステップ
S25へ進み、大きくないときは(ステップS24の
N)、図6、図7の処理を終了して、割り込み処理から
抜け出す。
【0050】ステップS25では、裏汚れ発生フラグが
0か否かを判断し(ステップS25)、転写紙17の裏
汚れが発生しそうか否かを判断した(裏汚れ発生フラグ
を1にする場合とは、転写紙17の裏汚れが発生しそう
であると判断する場合である)後か否かを判断する。裏
汚れ発生フラグの値が0のときは(ステップS25の
Y)、転写紙17の裏汚れが発生しそうか否かをまだ判
断していないので、ステップS26へ進み、裏汚れ発生
フラグの値が0でないときは(ステップS25のN)転
写紙17の裏汚れが発生しそうか否かを判断中または判
断後であるので、ステップS28へ進む。ステップS2
6では、書込中フラグの値が1か否か判断し、静電潜像
の光書込み中かを判断する。書込中フラグの値が1のと
きは(ステップS26のY)、静電潜像を光書込み中で
あるので、ステップS27へ進み、書込中フラグの値が
1でないときは(ステップS26のN)、ステップS2
8へ進む。
【0051】ステップS27では、裏汚れ発生フラグを
1にし、転写紙17の裏汚れ発生の判断中とする。ステ
ップS28では、裏汚れチェックカウンタの値が、
“((D−C)÷Y)×1000”の値より大きいか判
断する。“((D−C)÷Y)×1000”の値は、前
記した現像ローラ14の出力をチェックするタイミング
の値で、転写紙17の後端を検知した時点からの経過時
間である“((D/Y)−(C/Y))”「s」の値を
1000倍したものである。裏汚れチェックカウンタの
値が、“((D−C)÷Y)×1000”の値より大き
いときは(ステップS28のY)、現像ローラ14の出
力により転写紙17の裏汚れの発生をチェックするタイ
ミングであるので、ステップS26へ進み、図6、図7
の処理を終了して、割り込み処理から抜け出す。
【0052】ステップS29では、裏汚れチェック開始
フラグを0にする。ステップS30では、裏汚れ発生フ
ラグが1か否かを判断し、裏汚れ発生フラグが1のとき
は(ステップS30のY)、転写紙17の裏汚れの発生
可能性を判断中であるので、ステップS31へ進み、裏
汚れ発生フラグが1でないときは(ステップS30の
N)、転写紙17の裏汚れの発生可能性を判断中でない
ので、図6、図7の処理を終了して、割り込み処理から
抜け出す。ステップS31では、現像中フラグが1か否
かを判断し、1のときは(ステップS31のY)、現像
ローラ14を駆動中であるので、ステップS32へ進
み、1でないときは(ステップS31のN)、図6、図
7の処理を終了して、割り込み処理から抜け出す。ステ
ップS32では、次の転写紙17が裏汚れを生じる可能
性があることを知らせる裏汚れ発生フラグを2にする。
なお、ステップS25〜S27、S30〜S32などに
より、判断手段を実現している。
【0053】次に、プリンタ3が行う画像形成の処理に
ついて説明する。
【0054】図8は、画像形成の処理について説明する
フローチャートである。図8に示すように、まず初期化
を行い(ステップS41)、操作部39の操作でモード
が変更されたか否かを判断し(ステップS42)、変更
された場合(ステップS42のY)、画像形成の設定を
そのモードにする(ステップ43)。次に、コピーのス
タートキー44(図5参照)が押されたかを判断し(ス
テップS44)、押されていなければ(ステップS44
のN)、ステップS42へ戻り、押された場合は(ステ
ップS44のN)、1枚目の画像形成を開始する(ステ
ップS45)。
【0055】次に、裏汚れ発生フラグが2に設定されて
いるか否かを判断することで(ステップS46)、画像
形成中に転写紙17に裏汚れが発生すると判定されてい
るか否かを判断する。裏汚れが発生すると判定されてい
るときは(ステップS46のY)、ステップS47へ進
み、判定されていないときは(ステップS46のN)、
ステップS51へ進む。
【0056】ステップS47では画像形成を中断し、中
止手段を実現している。この場合は、ステップS48で
操作部39の紙詰まり表示のLED41を点灯させる。
これにより報知手段を実現している。そして紙詰まりが
解除されるのを待って(光センサ40により、転写紙1
7を搬送する搬送経路の所定位置で転写紙17が除去さ
れたことを検出することができる)(ステップS49の
Y)、再度コピーのスタートキー44が押下されること
により(ステップS50のY)、ステップS45に戻
る。ステップS49,S50により再開手段を実現して
いる。
【0057】転写紙17に裏汚れが発生すると判定され
なかったときは(ステップS46のN)、今回の画像形
成処理が終了したか否か判断し(ステップS51)、終
了していないときは(ステップS51のN)、ステップ
S46に戻る。今回の画像形成処理が終了したときは
(ステップS51のY)、次の画像形成する処理がある
か判断する(ステップS52)。あるときは(ステップ
S52のY)、次の画像形成処理を開始して、ステップ
S46に戻り、ないときは(ステップS52のN)、ス
テップS42に戻る。
【0058】なお、図8の処理に代えて、図9に示す処
理を行うようにしてもよい。図9の処理が図8の処理と
相違する点は、ステップS48〜S50の処理に代え
て、ステップS54〜S56の処理を行う点である。す
なわち、画像形成中に転写紙17に裏汚れが発生すると
判定され(ステップS46のY)、画像形成を中断した
ときは(ステップS47)、感光体11の非画像部を現
像、帯電するように出力し(ステップS54)、転写バ
イアスを感光体11の画像部に対する出力のマイナス側
の出力とし、転写ローラ15上に乗ったトナーをクリー
ニングする(ステップS55)。これによりクリーニン
グ手段を実現している。そして、中断していたの画像形
成を再度開始して(ステップS56)、ステップS51
に進む。ステップS56により再開手段を実現してい
る。
【0059】[発明の実施の形態2]この発明の別の実
施の形態を発明の実施の形態2として説明する。
【0060】この発明の実施の形態2であるデジタル複
写機1が発明の実施の形態1と相違する点は、図6、図
7の処理に代えて、後述する図10〜図13の処理を行
う点である。その他の点は発明の実施の形態1と共通で
あり、発明の実施の形態1と共通の部材などには同一の
符号を付して、詳細な説明は省略する。
【0061】以下では、図10〜図13のフローチャー
トを参照して、発明の実施の形態2であるデジタル複写
機1が行う転写紙17の裏汚れ検知の処理について説明
する。
【0062】図10〜図13に示す処理も、CPU31
により1ms毎の割り込み処理で実行される。
【0063】まず初めに、時間を計測するための所定の
時間カウンタをインクリメントする(ステップS10
1)。次に、転写紙17の裏汚れチェックが開始してい
るかを判断するため、裏汚れチェック開始フラグが1か
否かを判断し(ステップS102)、1のとき(ステッ
プS102のY)、すなわち裏汚れチェックが開始して
いるときはステップS116へ進み、0のとき(ステッ
プS102のN)、すなわち裏汚れチェックが開始され
ていないときはステップS103へ進む。
【0064】ステップS103では画像の形成動作が開
始されたか否かを判断し、開始しているときは(ステッ
プS103のY)、ステップS104へ進み、開始して
いないときは(ステップS103のN)、図10〜図1
3の処理を終了し、割り込み処理から抜け出す。
【0065】ステップS104では、時間カウンタを0
にクリアし、続いて、露光部13で静電潜像の光書込み
を停止している時間を格納する書込停止時間カウンタを
0にクリアし(ステップS105)、現像ローラ14に
よる現像を停止している時間を格納する現像出力停止時
間カウンタを0にクリアし(ステップS106)、転写
紙17の後端をレジストセンサ21で検知した時刻を格
納する紙後端検知時間カウンタを0にクリアし(ステッ
プS107)、感光体11上のトナーが有りから無しに
なったとき(トナーの有無は図示しない光センサで検出
する)の時刻を格納する感光体トナー無し時間カウンタ
を0にクリアする(ステップS108)。
【0066】次に、所定の画像書込中フラグを0にクリ
アし(ステップS109)、所定の現像出力中フラグを
0にクリアし(ステップS110)、所定の紙後端検知
フラグを0にクリアし(ステップS111)、所定の感
光体トナー有フラグを0にクリアし(ステップS11
2)、所定の裏汚れ発生フラグを0にクリアする(ステ
ップS113)。
【0067】次に、レジストセンサ21が転写紙17を
検知したか否か、すなわち紙有りか否かを判定し(ステ
ップS114)、第2の検出手段を実現している。紙有
りのときは(ステップS114のY)、ステップS11
5へ進み、紙無しのときは(ステップS114のN)、
図10〜図13の処理を終了し、割り込み処理から抜け
出す。
【0068】ステップS115では、裏汚れチェック開
始フラグを1、すなわち、転写紙17の裏汚れチェック
を開始に設定する。そして、露光部13が静電潜像の光
書込みをしているか否かを判定し(ステップS11
6)、第1の検出手段を実現している。静電潜像の光書
込みをしているときには(ステップS116のY)、画
像書込中フラグを1にする(ステップS117)。静電
潜像の光書込みをしていないときには(ステップS11
6のN)、ステップS118へ進み、前回まで静電潜像
の光書込み中だったか否かを判定するため、画像書込中
フラグが1か否かを判定し、画像書込中フラグが1のと
きは(ステップS118のY)、ステップS101でイ
ンクリメントした時間カウンタの値を、所定の書き込み
停止時間カウンタに格納する(ステップS119)。続
いて、ステップS120で、画像書込中フラグを2にし
て静電潜像の光書込みが停止したことを設定する。
【0069】次に、現像ローラ14で現像を行っている
か否かを判定し(ステップS121)、第1の検出手段
を実現している。現像をしているときには(ステップS
121のY)、ステップS122へ進み、現像出力中フ
ラグを1にする。現像をしていないときには(ステップ
S121のN)、ステップS123へ進み、前回まで現
像中だったかを判定するため、現像出力中フラグが1か
否かを判定し、1のときは(ステップS123のY)、
ステップS124でインクリメントした時間カウンタの
値を現像出力停止時間カウンタに格納する(ステップS
124)。続いて、ステップS125で、現像出力中フ
ラグを2にし、現像ローラ14による現像が停止したこ
とを設定する。
【0070】現像出力中フラグを1または2に設定した
(ステップS122、S125)後、ステップS126
では、感光体11上のトナーの有無を検知する光センサ
45が感光体11上のトナーを検知しているか否かを判
定し、第1の検出手段を実現している。トナー有りのと
きには(ステップS126のY)、ステップS127へ
進み、感光体トナー有りフラグを1にする。トナー有り
でないときには(ステップS126のN)、ステップS
128へ進み、前回まで感光体11上にトナー有りだっ
たかを判定するため、感光体トナー有りフラグが1か否
かを判定し、1のときは(ステップS128のY)、ス
テップS101でインクリメントした時間カウンタの値
を感光体トナー無し時間カウンタに格納する(ステップ
S129)。続いて、ステップS130で、感光体トナ
ー有りフラグを2にし、感光体11上にトナーがないこ
とを設定する。
【0071】感光体トナー有りフラグを1または2に設
定した(ステップS127、S130)後、転写紙17
の後端を検知するため、レジストセンサ21が紙無しを
検知したか否かを判定し(ステップS131)、第2の
検出手段を実現している。紙無しになったときには(ス
テップS131のY)、ステップS101でインクリメ
ントした時間カウンタの値を紙後端検知時間カウンタに
格納する(ステップS132)。そして、ステップS1
33で、転写紙17の紙後端を検知したことを設定する
ため、紙後端検知フラグを1にする。
【0072】次に、ステップS134で、紙後端検知さ
れたかどうか判定するため、紙後端検知フラグが1か否
かを判定し、1のときには(ステップS134のY)、
ステップS135へ進み、1でないときには(ステップ
S134のN)、ステップS147へ進む。ステップS
135では、静電潜像の光書込みが停止したか否か判定
するため、画像書込中フラグが2か否かを判定し(ステ
ップS135)、2のときは(ステップS135の
Y)、静電潜像の光書込みが停止したので、ステップS
136へ進む。2でないときは(ステップS135の
N)、ステップS139へ進む。
【0073】ステップS136では、転写紙17の後端
の検知したときから露光部13の出力の停止するまでの
時間を計算するため、“(画像書き込み停止時間カウン
タ値)−(紙後端検知時間カウンタ値)”を計算し、こ
の値を、“((D/X)−(B/Y)−(C/Y))×
1000”の値と比較し(ステップS137)、大きい
ときは(ステップS137のY)、転写紙17に裏汚れ
が発生するので、ステップS138へ進み、裏汚れ発生
フラグを1に設定する。大きくないときは(ステップS
137のN)、次のステップS139へ進む。なお、ス
テップS137で1000を乗算するのは、時間の単位
をsecからmsecに変換するためである(以下同
様)。
【0074】ステップS139では、現像が停止したか
否か判定するため、現像出力中フラグが2か否かを判定
し、2のときは(ステップS139のY)、現像が停止
したので、ステップS140へ進む。2でないときは
(ステップS139のN)、ステップS143へ進む。
ステップS140では、転写紙17の後端の検知したと
きから、現像の停止するまでの時間を計算するため、
“(現像出力停止時間カウンタ値)−(紙後端検知時間
カウンタ値)”を計算し、この値を、“((D/X)−
(C/Y))×1000”の値と比較し(ステップS1
41)、大きいときは(ステップS141のY)、転写
紙17の裏汚れが発生するので、ステップS142へ進
み、裏汚れ発生フラグを1に設定する。大きくないとき
は(ステップS141のN)、次のステップS143へ
進む。
【0075】ステップS143では、感光体11上にト
ナーがある状態からない状態になったか否かを判定する
ため、感光体トナー有りフラグが2か否かを判定し、2
のときは(ステップS143のY)、感光体11上のト
ナーが有りから無しになったので、ステップS144へ
進む。2でないときは(ステップS143のN)、ステ
ップS147へ進む。
【0076】ステップS144では、転写紙17の後端
の検知したときから、感光体11上のトナーがある状態
からない状態になったときまでの時間を計算するため、
“(感光体トナー無し時間カウンタ値)−(紙後端検知
時間カウンタ値)”を計算し、この値を、“((D/
X)−(E/Y))×1000”の値と比較し(ステッ
プS145)、大きいときは(ステップS145の
Y)、裏汚れが発生するので、ステップS146へ進
み、裏汚れ発生フラグを1に設定する。大きくないとき
は(ステップS145のN)、次のステップS147へ
進む。
【0077】その後、紙後端検知フラグが1で(ステッ
プS147のY)、画像書込中フラグが2で(ステップ
S148のY)、現像出力中フラグが2で(ステップS
149のY)、感光体トナー有りフラグが2である場合
に(ステップS150のY)、裏汚れチェック開始フラ
グを0にクリアして(ステップS151)、処理を終了
する。紙後端検知フラグが1でないとき(ステップS1
47のN)、画像書込中フラグが2でないとき(ステッ
プS148のN)、現像出力中フラグが2でないとき
(ステップS149のN)、または、感光体トナー有り
フラグが2でないときには(ステップS150のN)、
裏汚れチェック開始フラグを1に維持したまま、処理を
終える。
【0078】なお、以上の説明は、デジタル複写機に本
発明の適用する例をもって説明したが、いうまでもな
く、プリンタに本発明の適用することもできる。
【0079】
【発明の効果】請求項1に記載の発明は、用紙の裏汚れ
が発生する可能性を画像形成装置が検出することができ
る。
【0080】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の画像形成装置において、露光および現像のうちの少な
くとも一方の実行の有無を検出することにより、用紙の
裏汚れが発生する可能性を画像形成装置が検出すること
ができる。
【0081】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の画像形成装置において、感光体上のトナーの
有無を検知することにより電子写真プロセスのタイミン
グを正確に検出して、用紙の裏汚れが発生する可能性を
画像形成装置が正確に検出することができる。
【0082】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
何れかの一に記載の画像形成装置において、搬送経路上
で用紙の後端部を検出することにより、用紙の裏汚れが
発生する可能性を画像形成装置が検出することができ
る。
【0083】請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の
何れかの一に記載の画像形成装置において、用紙の裏汚
れが発生する可能性を検出したときは異常の発生を知る
ことができるので、ユーザが安心して使用することがで
きる。
【0084】請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の
何れかの一に記載の画像形成装置において、用紙の裏汚
れが発生する可能性を検出したときは、用紙の裏汚れの
発生を未然に防止することができる。
【0085】請求項7に記載の発明は、請求項6に記載
の画像形成装置において、裏汚れが発生する用紙の本画
像形成装置からの除去があるまで画像形成を再開しない
ので、画像形成のなされた用紙に裏汚れが発生すること
を防止することができる。
【0086】請求項8に記載の発明は、請求項6に記載
の画像形成装置において、用紙の裏汚れが発生する可能
性を検出したときはトナーによる汚れを除去するので、
用紙の裏汚れの発生を未然に防止することができる。
【0087】請求項9に記載の発明は、請求項1〜8の
何れかの一に記載の画像形成装置において、複写機など
の画像形成装置についても請求項1〜8の何れかの一に
記載の発明と同様の作用、効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1であるデジタル複写機
の概略構成を示す概念図である。
【図2】前記デジタル複写機を構成するプリンタの概略
構成を示す概念図である。
【図3】前記プリンタの制御系の電気的な接続を示すブ
ロック図である。
【図4】前記プリンタの各部の動作のタイミングチャー
トである。
【図5】前記デジタル複写機の操作パネルの平面図であ
る。
【図6】前記プリンタが行う裏汚れ検知処理を説明する
フローチャートである。
【図7】同フローチャートである。
【図8】前記プリンタが行う画像形成処理を説明するフ
ローチャートである。
【図9】同フローチャートである。
【図10】この発明の実施の形態2であるデジタル複写
機のプリンタが行う裏汚れ検知処理を説明するフローチ
ャートである。
【図11】同フローチャートである。
【図12】同フローチャートである。
【図13】同フローチャートである。
【符号の説明】
1 画像形成装置 2 画像読取装置 3 画像形成装置 11 像担持体 17 用紙

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真方式で用紙上に画像形成を行う
    画像形成装置において、 前記画像形成における電子写真プロセスの実行のタイミ
    ングを検出する第1の検出手段と、 像担持体上のトナー画像を前記用紙上に転写する位置に
    前記用紙を供給するタイミングを検出する第2の検出手
    段と、 前記第1および第2の検出手段による検出結果に基づい
    て、前記転写がなされる位置に前記用紙がないときに前
    記転写を行おうとしているか否かを判断する判断手段
    と、を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の検出手段は、前記電子写真プ
    ロセスのうち露光および現像のうちの少なくとも一方の
    実行の有無を検出することにより前記電子写真プロセス
    のタイミングを検出するものである請求項1に記載の画
    像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の検出手段は、前記感光体上の
    トナーの有無を検知することにより前記電子写真プロセ
    スのタイミングを検出することを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の検出手段は、前記供給を行う
    前記用紙の搬送経路上で前記用紙の後端部を検出するこ
    とにより前記供給のタイミングを検出することを特徴と
    する請求項1〜3の何れかの一に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記判断手段により前記転写がなされる
    位置に前記用紙がないときに前記転写を行おうとしてい
    ると判断されたときは、本画像形成装置に異常が発生し
    た旨の報知を行う報知手段を備えていることを特徴とす
    る請求項1〜4の何れかの一に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記判断手段により前記転写がなされる
    位置に前記用紙がないときに前記転写を行おうとしてい
    ると判断されたときは、前記画像形成の実行を中止する
    中止手段を備えていることを特徴とする請求項1〜5の
    何れかの一に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記転写の実行により裏汚れが発生する
    前記用紙の本画像形成装置からの除去を検出する第3の
    検出手段と、 前記中止後に前記除去の検出を条件に前記画像形成を再
    開する再開手段を備えていることを特徴とする請求項6
    に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記転写を行う転写装置に付着したトナ
    ーを除去するクリーニング手段と、 前記中止後に前記除去を実行してから前記画像形成を再
    開する再開手段を備えていることを特徴とする請求項6
    に記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 原稿の画像を読み取る画像読取装置を備
    え、 この読み取った原稿の画像データに基づいて前記画像形
    成が可能であることを特徴とする請求項1〜8の何れか
    の一に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014066881A (ja) * 2012-09-26 2014-04-17 Brother Ind Ltd 画像形成装置

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