JP2001311833A - 光ファイバ収納具 - Google Patents

光ファイバ収納具

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JP2001311833A
JP2001311833A JP2000127798A JP2000127798A JP2001311833A JP 2001311833 A JP2001311833 A JP 2001311833A JP 2000127798 A JP2000127798 A JP 2000127798A JP 2000127798 A JP2000127798 A JP 2000127798A JP 2001311833 A JP2001311833 A JP 2001311833A
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fiber storage
reel
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JP2000127798A
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English (en)
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Sadao Minegishi
貞夫 峯岸
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Oyokoden Lab Co Ltd
Original Assignee
Oyokoden Lab Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ファイバを粘着テープなどの固定具で空心
の輪状にして、板状のケースに収納する光ファイバの収
納具では、端部処理などのために光ファイバを必要な長
さだけ取り出して作業をする場合光ファイバがほぐれて
混線してしまったり、取扱いにくさから、端部の研磨や
端部へのコリメータ等の取付けなどの作業時間が長くか
かったり、搬送しにくいなど、大きな課題があった。 【解決手段】 弾性体で構成された突起部を有するリー
ル周縁部とリールベース部から構成された光ファイバ収
納具に光ファイバを巻き付けて収納する。突起部とリー
ル周縁部の構造と弾性体の性質で光ファイバの折れを防
ぎ、光ファイバの混線を防ぎ、作業し易く、搬送しやす
い光ファイバの収納ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、比較的短い光ファ
イバを収納する収納具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光通信など広い分野で使用される光ファ
イバの中には、光ファイバの長さが例えば2.2mや3
mのように比較的短く、光ファイバの端部にアイソレー
タやWDM(偏波モジュール)などのデバイス用コリメ
ータや測定用フェルールを取り付けて使用されるものが
あり、このような光ファイバの取扱いは、従来は光ファ
イバを束ねて粘着テープで板状物体に固着したり、光フ
ァイバを空心の輪状に巻いてテープなどで止めるなどし
て取扱われ、その一部を必要な長さだけ引き出して、例
えば端部を研磨したり、端部に前記デバイスを接続する
作業をしていた。
【0003】図6(A)は、前記光ファイバへのデバイ
ス用コリメータ等の接続方法を説明する図である。図6
(A)において、符号600は光ファイバ、601は測
定用フェルール、602はデバイス用コリメータ、60
3、604は光ファイバを固定する粘着テープなどの固
定具である。図6(A)に示すように、従来は、光ファ
イバ600を固定具603、604で束ねて固定し、光
ファイバ600の端部6001、6002にそれぞれ必
要に応じて測定用フェルール601やデバイス用コリメ
ータ602を接続していた。
【0004】前記方法で加工した光ファイバを運送、納
品をする際、従来は板状物体に固定具としての固定用粘
着テープで貼り付けて固定する光ファイバの収納方法を
用いていた。図6(B)は前記の光ファイバの収納方法
を説明する図である。図6(B)において、符号610
は従来の光ファイバ収納具、600は光ファイバ、61
2は測定用フェルール、613はアイソレータ用コリメ
ータ、614〜617は固定用粘着テープ、618は板
状物体、620は光ファイバ収納具610を収納するケ
ース、621はケース620の上蓋、622はケース6
20の本体である。
【0005】なお、光ファイバ600は、たとえば2m
〜3m程度の長さにして、先端にデバイスなどを取り付
けて製品になっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、光ファ
イバは外径が125μmの光ファイバのガラス部に光硬
化樹脂をコートして外径250μmの太さに形成してお
り、250μmという細さのために、光ファイバが折れ
やすいとともに、その硬さのためもあって取扱いにくい
という欠点があった。したがって、従来の光ファイバの
収納方法では、光ファイバをリング状にして扱うため、
準備などの手間が多く、また光ファイバが取扱い難いこ
となどもあって、加工時間が長くかかるという大きな欠
点があった。
【0007】また、端部にデバイス用コリメータを取り
つけたり、端部を研磨したりする際に、束ねた光ファイ
バがほぐれてしまったり光ファイバに曲げなどの応力が
かかって光ファイバが折れてしまうことがあり、歩留ま
りが悪くなるなどの大きな欠点があった。
【0008】これらを解決するために、前記従来の技術
で説明した光ファイバの収納方法以外にも、通常の糸巻
きのような芯(リール)に光ファイバを巻きつける方法
や、前記芯(リール)に側面壁や溝をつけるなどの方法
が考案されているが、前記芯(リール)に巻きつけた光
ファイバがほぐれやすく、取扱いにくい上に折れや混線
を誘発しやすいなどの問題があり、上記欠点を解決する
ことができなかった。
【0009】本発明はこのような点に鑑みなされたもの
であり、本発明の目的は、光ファイバの折れや混線を誘
発せず、加工作業やその準備等が容易で取扱いやすく、
光ファイバの巻取り収納および取り出しが容易で、巻取
り収納後に光ファイバが自然にほぐれることがなく、運
搬、納品のし易い光ファイバの収納具を提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の目的の達成を図
るため、本発明の光ファイバ収納具は、光ファイバが巻
回される外周が円形状または多角形状で中空の胴体(以
下、リールベース部ともいう)と、前記リールベース部
の軸心方向において対向して設けられている少なくとも
一対の鍔体(以下、リール周縁部ともいう)とを有する
光ファイバを収納することができるリール状であって、
前記リールベース部と前記一対のリール周縁部とで光フ
ァイバを収納することができる凹部を形成しており、前
記一対のリール周縁部のうちの少なくとも一方のリール
周縁部の外周近傍(以下、リール周縁部の外周部ともい
う)に、前記一対の対向しているリール周縁部の前記一
方のリール周縁部から他方のリール周縁部の方向に向け
て突起している突起部が設けられており、前記リール周
縁部および前記リール周縁部の外周部に設けられた前記
突起部が弾性体であることを特徴としている。
【0011】以下に、本発明の目的を達成することがで
きる光ファイバ収納具の特徴をさらに説明する。
【0012】本発明の光ファイバ収納具は、前記突起部
が平板状、帯状、棒状、ピン状などのものを作業工程や
用途などに応じて選択提供することが出来る。そして、
前記突起部をその付け根部分よりも先端部分が前記凹部
の内側(前記リールベース部に近い側、即ち前記凹部の
深さ方向)にあるように設けられているようにすること
も出来、前記突起部を、前記一対のリール周縁部の各外
周部の互いに対向する位置の近傍から互いに対向して少
なくとも一対設けることも出来、前記対向する一対の突
起部の長さを均等または不均等にすることも出来、前記
対向する一対の突起部のそれぞれの先端部が、前記凹部
の周方向または径方向において、重なり合うように形成
することも出来、光ファイバの端部の加工などの作業に
応じてさまざまな形状の突起部を選択提供することが出
来るなど、大きな自由度を有し、使い勝手の良い形態で
提供出来るものである。
【0013】また、前記突起部を帯状にした場合、少な
くとも一方の前記リール周縁部の外周に沿って一周する
ように前記帯状の突起部を設けることができ、また、収
納する光ファイバの仕様によっては、前記帯状の突起部
がリール周縁部の外周に沿って複数個に分断された突起
部に形成することもできる。このリール周縁部の外周に
そって複数個に分断されて設けられたリール周縁部方向
に互いに隣り合う2つの突起部の間には、少なくとも取
扱う人の指が入る程度以上の隙間を設け、光ファイバの
取り扱いを容易にすることも出来る。そして、これらの
前記帯状の突起部は、一対のリール周縁部の片方に設け
ることもでき、また、双方に設けることもできる。
【0014】そして、前記リールベース部を弾性体で構
成することも出来る。そして、前記突起部と前記リール
周縁部を一体成型で製造された弾性体で構成することも
出来る。また、前記リールベース部を少なくとも2つの
部品から構成し、前記突起部を有するリール周縁部の1
つと前記少なくとも2つの部品から構成されているリー
ルベース部の少なくとも1つの部品とを一体成型で製造
された弾性体で構成することも出来、前記リールベース
部を少なくとも1組のはめ込み式の部品から構成するこ
とも出来る。
【0015】そして、本発明の光ファイバ収納具は、前
記リールベース部の内側に、たとえば剛体等のリングを
着脱自在に載置することも出来る。
【0016】そして、本発明の例においては、前記リン
グが前記リールベース部の弾力で保持されてるように構
成することが出来、前記リングの少なくとも一方の端部
近傍が、前記端部方向に向かってテーパ状に径が小さく
なるように構成することができる。また、本発明の例で
は、リールベース部の径方向の内側面の少なくとも一方
の端部(コーナー部)にテーパ状の部分を設け、前記リ
ングの着脱を容易にすることが出来る。
【0017】そして、本発明の例では、前記リングの一
方の端部に鍔が設けられている構造にすることができ
る。
【0018】そして、本発明の例では、少なくとも一方
の前記リール周縁部が、前記リールベース部の径方向の
内側に延在するように形成することが出来る。
【0019】そして、本発明の例では、前記リール周縁
部の径方向の外側もしくは内側に切欠きがある構成にす
ることができる。
【0020】そして、本発明の光ファイバ収納具におい
ては、前記一対のリール周縁部の間に形成されている前
記凹部が、そこに収納する光ファイバの端部に配置され
たコリメータなどの端末部を収納できる容積を有する構
造にすることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。なお、説明に用いる各図は
これらの各発明を理解できる程度に各構成成分の寸法、
形状、配置関係などを概略的に示してある。特に、各構
成成分の形状と寸法は、説明の都合上、適宜部分的に拡
大したり縮小したりして示す場合もあり、実物と必ずし
も相似形ではない。また、各図において、同様な構成成
分については同一の番号を付けて示し、重複する説明を
省略することもある。
【0022】図1は、本発明の光ファイバ収納具の2つ
の例を説明する図であり、図1(A)は本発明の一例と
しての光ファイバ収納具の正面図、図1(B)は図1
(A)の矢印110の方向から見た側面図、図1(C)は
本発明の他の実施例としての光ファイバ収納具の図1
(A)の破線109(後述)で示す一部分の断面図であ
る。図1(C)の例において、正面図は、図1(B)の
例の場合と同じ、すなわち図1(A)と同じであるが、
後述のように、突起部の構造が図1(C)に示すよう
に、図1(B)とは異なるものである。図1において、
符号100は光ファイバ収納具、101〜103および
1011はリール周縁部104(後述)の突起部、10
4はリール周縁部、105はリールベース部、106は
上突起部、107は下突起部、108は光ファイバ格納
部、109は断面図図1(C)の位置を示す破線であ
る。
【0023】図1において、光ファイバ収納具100
は、リール周縁部104およびリールベース部105か
ら構成されており、リール周縁部104の外側の端部す
なわち外周部には、たとえば、図1(B)の突起部10
1〜103で示すように突起部が設けられている。前記
突起部は、たとえば、図1(B)の突起部101に示す
ように、左突起部101aと右突起部101bのように
対向に設けられており、この例においては左突起部10
1aの先端と右突起部101bの先端は接している。そ
して、前記左および右突起部の先端は、前記突起部の付
け根部分すなわち前記リール周縁部についている部分よ
りもリールベース部に近い位置にあるように、すなわ
ち、前記左・右突起部の先端は前記光ファイバ格納部1
08の深さ方向(リールベース部105の径方向外側面
105aの方向)にわずかに傾けて設けられている。
【0024】また、前記光ファイバ収納具の図1(B)
とは別の例としては、図1(C)で示すように、突起部
1011は上突起部106および下突起部107で構成
されている。
【0025】前記左突起部101a、右突起部101
b、上突起部106および下突起部107は弾性体で構
成されており、容易に光ファイバを光ファイバ収納具1
00の光ファイバ格納部108に格納することができ
る。
【0026】また、リール周縁部104およびリールベ
ース部105も弾性体で構成しておくことにより、光フ
ァイバの折れなどを防ぐことができる。そして、前記突
起部は光ファイバ収納具の外径および光ファイバの硬度
などにあわせて個数および位置を変えることができる。
たとえば、上記図1(B)で説明したように、対向する
突起部の両先端を接するように配置して光ファイバが自
然にほどけるのを防いだり、これとは別に、前記突起部
の両先端を少し間をあけて配置して光ファイバを格納し
やすくするなど、光ファイバの径、弾力、リールベース
部の曲率などに応じて適宜構成することができる。
【0027】図1(A)と(B)に示した例において光
ファイバを光ファイバ収納具100に収納する場合、光
ファイバをリールベース部105に巻きつけて収納す
る。その際、前記リールベース部105に巻きつける光
ファイバによって、リール周縁部104の端部に設けら
れた突起部101〜103を光ファイバ格納部108の
内側方向へ曲げることによって、光ファイバ格納部10
8に光ファイバを格納することができる。前記光ファイ
バ格納部108に格納された光ファイバは、前記突起部
101〜103によって自然にほぐれることなく格納す
ることができる。そして、光ファイバ収納具100に収
納した光ファイバを前記光ファイバ格納部108から取
り出す際には、前記光ファイバを引き出すことによって
突起部101〜103が光ファイバ格納部108の外側
方向へ容易に曲がり、前記光ファイバを取り出すことが
できる。このとき、対向する両突起部間に0.25mm
より小さい僅かの隙間を設けておくことにより、光ファ
イバを引き出し易くすることができる。この0.25m
mより小さい隙間は、光ファイバ格納部108に巻きつ
けられて格納されている光ファイバが自然にほぐれ出る
ような事態を生じさせない隙間である。また、光ファイ
バの端部に接続したデバイスを前記光ファイバ格納部1
08に格納することもでき、光ファイバの運搬、搬入を
容易にする効果がある。
【0028】図1(C)に示した例において、光ファイ
バを光ファイバ収納具100に収納する場合、下突起部
107の先端部が上突起部106の先端部の下側にわず
かに重なるように、下突起部107と上突起部106が
対向して設けられており、下突起部107の長さが上突
起部106の長さよりも短かく形成されている。リール
ベース部105に巻き付ける光ファイバを下突起部10
7に押しつけて巻き付けると、光ファイバ格納部108
内に光ファイバを容易に収納することができ、また、リ
ールベース部105に巻き付けて光ファイバ格納部10
8に収納されている光ファイバを取り出すときは、光フ
ァイバを上突起部106に押しつけて引き出すことによ
り容易に取り出すことができる。そして、両突起部10
6、107の少なくとも一方は光ファイバ格納部108
の内側に先端部をわずかに傾けて配置している効果と前
記両突起部106と107の配置関係の効果および前記
両突起部の弾力の効果によって、光ファイバを収納し易
く、収納された光ファイバが自然にほどけにくくなって
いる。なお、リールベース部105の径方向内側の面1
05bは、リールベース部の内側に剛体リングなどのリ
ングを挿入した際に、リングを保持できるよう表面と内
径に工夫がなされている。
【0029】図2は、本発明の光ファイバ収納具を利用
した、光ファイバの端部へアイソレータやWDM用のコ
リメータ、測定用フェルール等の取り付けや、光ファイ
バの端部の研磨などの光ファイバの加工方法を説明する
図で、(A)はコリメータを取り付けてある光ファイバ
を収納具に収納した状態の図、(B)はコリメータを取
り付ける作業を説明する図である。図2において、符号
200は光ファイバ収納具、201、202は突起部、
204はコリメータ、205は光ファイバである。突起
部201、202は弾性体で形成されている。また、光
ファイバ格納部207は図2で示すようにリール周縁部
203と突起部201、202とリールベース部206
とで形成されており、リールベース部とリール周縁部も
弾性体で形成されている。
【0030】本発明の光ファイバ収納具200を利用し
て光ファイバ205の加工を行う場合、図2(B)に示
すように、光ファイバ205を前記光ファイバ収納具2
00に収納し、図のように前記光ファイバ205の端部
を必要な長さだけ引き出して、端部へのコリメータ等の
取り付けや端部の研磨などを行う。この際、前記光ファ
イバ205の大部分は、曲げなどの応力がかかりにくく
扱いの容易な前記光ファイバ収納具200に格納されて
おり、加工作業を容易かつ正確に行うことが出来る。端
部にコリメータなどが取り付けられた光ファイバ205
は図2(A)に示したように、コリメータ204なども
いっしょに光ファイバ格納部207に収納される。
【0031】
【実施例】次に、実施例により本発明をさらに詳細に説
明する。
【0032】図3は、本発明の一実施例を説明する図で
あり、図3(A)は本発明の実施例としての光ファイバ
収納具の正面図、図3(B)は図3(A)の破線316
で示す部分の断面図、図3(C)は本発明の実施例の突
起部を説明する側面図である。図3において、符号30
0は光ファイバ収納具、301〜303は突起部、30
4はリール周縁部、307は剛体リング、310〜31
2はリール周縁部304の径方向内側部分(すなわち、
リール周縁部のリールベース部のある位置よりも内側の
部分)に設けられた切欠き、351と352はリール周
縁部304の径方向外側部分、すなわち光ファイバを収
納する部分に設けられた切欠き、313は左突起部、3
14は右突起部、315は光ファイバ格納部、316は
破線である。
【0033】図3(A)において、光ファイバ収納具3
00は、リール周縁部304およびリールベース部38
0から構成されており、前記光ファイバ収納具300は
図3(B)にリール周縁部304とリールベース部38
0として示すように断面の寸法がそれぞれ均一になって
いる。前記リール周縁部304の外側の端部の円周上に
は図3(A)の突起部301〜303で示すように、突
起部が適切な間隔になるように配置されている。前記突
起部301〜303は、図3(C)に示すように、左突
起部313および右突起部314の一対の構造を有して
おり、両突起部313および314の各先端近傍で各突
起部の径が細くなっており、光ファイバの格納および取
り出しが容易でかつ光ファイバのほぐれを効果的に防止
する効果を有している。また、図3(A)で示すよう
に、リール周縁部304のリールベース部380の内側
に延在して形成されている部分(以下、径方向内側の部
分ともいう)は、リールベース部380の内径(以下、
内周ともいう)の位置を示す線350の近傍に至る切欠
き310〜312が設けられており、リール周縁部30
4が弾性体であることを利用して、剛体リング307を
着脱することが出来、前記剛体リング307を装着した
場合には、光ファイバ収納具の変形を防ぐとともに、取
扱い易く、たとえば光ファイバの加工作業を容易にする
効果があり、前記剛体リングをはずした場合には、リー
ル周縁部304とリールベース部380の弾性体である
性質を有効に利用することができるとともに、光ファイ
バの収納具の重量を減らすことができる。また、前記リ
ール周縁部304および前記突起部313、314はシ
リコーンゴムなどの合成ゴムで形成した。
【0034】図3(B)で符号aは剛体リングの内径,
bはリールベース部の内径,cはリールベース部の外
径、dはリール周縁部の外径で、本実施例においては,
aを86mm,bを87mm、cを95mm、dを10
0mmにとった。
【0035】図4は、本発明の他の実施例を説明する図
であり、図4(A)は本発明の光ファイバ収納具の正面
図、図4(B)は破線470で示す部分の断面図、図4
(C)は本発明の光ファイバ収納具の鳥瞰図である。図
4において、符号400は光ファイバ収納具、401お
よび402はリール周縁部404の径方向外側の部分
(すなわち、リールベース部よりも径方向外側の部
分)、404はリール周縁部、4041および4042
はリール周縁部404の径方向の内側の部分、405は
リールベース部、4051、4052、4055、40
56はリールベース部405の左部分405aと右部分
405bとをはめ込み方式で固定するための固定部、4
101は左突起部、4102は右突起部、481は光フ
ァイバ格納部、452はリール周縁部404の内側端部
4041,4042の少なくとも一方に設けられた切欠
き、4611、4612、4613、4614は破線で
ある。
【0036】図4(A)において、リール周縁部404
は外側の部分401、402と内側の部分4041およ
び4042とリールベース部との係合部(リールベース
部と一体化されている場合も含めて係合部と称する)と
から構成されており、前記外側の部分401の径方向の
外側先端部に左突起部4101、前記外側の部分402
の径方向の外側先端部に右突起部4102が設けられて
いる。前記左突起部4101および前記右突起部410
2は帯状で、リール周縁部404の外側端部の外周全長
にわたって連続して形成されている。また、リールベー
ス部405にはめ込み式の固定部4051、4052、
4055、4056が設けられており、固定部4051
は凸形状、固定部4052は凹形状であり、固定部40
51は固定部4052にはめこまれるようになってい
る。そして、前記固定部4055および4056は、そ
の係合面4061と4062が、リール周縁部404に
対して垂直よりわずかに鋭角側に傾けて形成されており
(すなわち、断面図である図4(B)の図面上で面40
61とリール周縁部の径方向内側の部分4041の方向
のなす角および面4062とリール周縁部の径方向外側
の部分402の方向のなす角が共に鋭角になってお
り)、その傾斜により、前記固定部4051と固定部4
052の保持力とともに、図4(B)に示すような2つ
の部分(左部分405aと右部分405b)から構成さ
れているリールベース部405をはめこみ固定すること
が出来る。また、切欠き452はリール周縁部404の
径方向内側の部分4041および4042にそれぞれ等
間隔で3つ設けられている。そして、破線4611は前
記リールベース部405のリール直径方向外側の境界を
示しており、破線4612と破線4613は前記固定部
4055の係合面4061と固定部4056の係合面4
062の係合された時の両端の位置を示しており、破線
4614は前記リールベース部405の直径方向内側の
境界を示している。また、光ファイバ収納具400はシ
リコーンゴムなどの150℃以下の温度においてガス放
出が極めて少ない材質の合成ゴムで構成されている。
【0037】また、リールベース部405とリール周縁
部404の径方向内側の部分4041および4042で
囲まれたスペースに着脱可能な剛体リングを保持するこ
とが出来、切欠き452を利用して前記剛体リングを容
易に着脱することが出来る。
【0038】本発明の実施例の光ファイバ収納具400
に光ファイバを収納する場合、リールベース部405に
光ファイバを巻きつけ、光ファイバを、たとえば、帯状
の左突起部4101と右突起部4102の間に軽く押し
つけてリールベース部405に巻きつけると、左突起部
4101と右突起部4102は弾性体であるため少した
わんで、光ファイバ格納部481に光ファイバを容易に
収納することができる。
【0039】図5は本発明の他の実施例を説明する図
で、図5(A)は正面図で、剛性リングを装着していな
い状態の図、図5(B)は図5(A)の破線510で示
した部分の断面図で、剛性リングを装着した状態の図で
ある。
【0040】図中、符号500は光ファイバ収納具、5
01,501a,501bはリール周縁部、502,5
02a,502bは帯状の突起部、503,503a,
503bはリールベース部,5031はリールベース部
の径方向の外側面、5034はリールベース部の径方向
の内側面、504は光ファイバ格納部、505は剛体リ
ング、510,520は破線である。
【0041】リールベース部503は図5(B)に断面
図で示したように、突起部502aを有するリール周縁
部501aと一体に合成樹脂の射出成形によって形成さ
れた左リールベース部503aと、突起部502bを有
するリール周縁部501bと一体に形成された右リール
ベース部503bとからなっている。左リールベース部
503aと右リールベース部503bは符号5035で
示した線に一致する係合面を有している。係合面503
5は、破線520で示したリールベース部の中心線に対
して垂直な面から3〜10度傾けて形成されている。
【0042】そのため、左リールベース部503aと右
リールベース部503bをはめこみ方式によって係合面
5035の位置ではめこむと、係合面5035の前記傾
きの効果によって、左リールベース部と右リールベース
部は弱い力でははずれない状態で結合されてリールベー
ス部503を形成する。左リールベース部および右リー
ルベース部はそれぞれリール周縁部と同材質で一体に形
成されており、従ってリール周縁部とリールベース部の
境界は明示されていない。しかし、本発明の光ファイバ
収納具におけるリール周縁部とリールベース部の構成部
分は、その機能上の意味から定義するものとする。
【0043】突起部502aと502bは、図示の如き
断面の横寸法(水平方向寸法)を幅とする帯状突起部で
あり、突起部502a、502bは、それぞれリール周
縁部501a、501bの外周一周にわたって連続して
形成されている。
【0044】図5の実施例において、リール周縁部の外
径(直径)500aは100mm、内径(本例ではリー
ルベース部の内径に等しい)500bは87mm、リー
ルベース部503の厚み(外径−内径)は4mm、光フ
ァイバ格納部の深さ(突起部502からリールベース部
503の外径表面までの深さ)は2mmである。光ファ
イバ格納部の幅は、収納する光ファイバの仕様によって
2〜5mmにとってある。そこで、光ファイバ収納具5
00の厚み500cは光ファイバ格納部の幅+1mmに
した。そして、リールベース部503の径方向の内側面
503bの両端部にテーパ面5036、5037が設け
られており、リールベース部の内径よりわずかに大きな
外径の胴体(挿入部)505bを有する剛体リング50
5をリールベース部の径方向内側面503bの内側に着
脱するときに容易に着脱できるようになっている。そし
て、リールベース部の内側面503bに挿入された剛体
リングの胴体505bは、その外径がリールベース部の
内径よりわずかに大きいことにより、リールベース部に
確実に保持される。なお、剛体リング505には、リー
ル周縁部501の外径よりわずかに小さい外径の鍔50
5aが設けられており、剛体リング505をリールベー
ス部503の定位置に短時間で確実に装着できるととも
に、リール周縁部の強度の補強の役割を果たしている。
【0045】そして、突起部502aと502bは、
0.1mmの隙間があるように形成されており、前記他
の実施例の場合と同様に光ファイバをリールベース部に
巻きつけた場合、光ファイバ格納部504に光ファイバ
を格納しやすく、しかも、格納された光ファイバが自然
に解れて突起部から外へ飛び出すのを確実に防ぐことが
できる。
【0046】また、本実施例において、左右リールベー
スのたとえば芯の部分に金属などの骨格部品を入れるこ
とができ、それによって、用途によってはリール周縁部
を柔らかい材質にすることができる。
【0047】
【発明の効果】以上の説明から、本発明の光ファイバ収
納具は、光ファイバの収納および取り出しが容易で扱い
易く、光ファイバを確実に収納することが出来る。そし
て、作業工程および用途によって突起部の形状を選択す
ることで、光ファイバの端部を加工したり光ファイバを
必要に応じて取扱う場合にも光ファイバを損傷すること
なく、使い易い光ファイバ収納具を安価に提供すること
が出来る。また、リールベース部内側に着脱可能な剛体
リングを載置することで、光ファイバの加工作業および
運搬などそれぞれに適した光ファイバ収納具を提供する
ことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ファイバ収納具を説明する図で、
(A)は正面図、(B)は側面図、(C)は断面図であ
る。
【図2】本発明の光ファイバ収納具を利用した、光ファ
イバの加工方法を説明する図で、(A)は光ファイバを
収納した図、(B)はコリメータの取り付けを説明する
図である。
【図3】本発明の実施例を説明する図で、(A)は正面
図、(B)は断面図、(C)は側面図である。
【図4】本発明の実施例を説明する図で、(A)は正面
図、(B)は断面図、(C)は鳥瞰図である。
【図5】本発明の実施例を説明する図で、(A)は正面
図、(B)は断面図である。
【図6】従来の光ファイバの収納方法を説明する図で、
(A)はコリメータの接続方法を説明する図、(B)は
収納方法を説明する図である。
【符号の説明】
100,200,300,400,500,610:光
ファイバ収納具 101〜103,101a、101b、106,10
7,1011,201,202,301〜303,31
3,314,4101,4102,502,502a,
502b:突起部 104,203,304,404,501,501a、
501b:リール周縁部 105,206,380,405,405a、405
b、503,503a、503b:リールベース部 108,207,315,481,504:光ファイバ
格納部 109,316,470,4611〜4614,51
0,520:破線 204,602,613:コリメータ 205,600:光ファイバ 307,505:剛体リング 310〜312,351,352,452:切欠き 401,402:リール周縁部の径方向外側の部分 4041,4042:リール周縁部の径方向内側の部分 4051,4052,4055,4056:リールベー
ス部の部分(固定部) 4061,4062:固定部の係合面 5021:突起部の内側面の位置を示す破線 5031:リールベース部の径方向の外側面の位置を示
す破線 5032,5033:リールベース部503aと503
bの係合位置の位置を示す破線 5034:リールベース部の径方向の内側面 505a:剛体リングの鍔 505b:剛体リングの胴体 500a:光ファイバ収納具の外径 500b:光ファイバ収納具の内径 601,612:測定用フェルール 603,604、614〜617:粘着テープ(固定
具) 618:板状物体 620:ケース 621:上蓋 622:ケース本体

Claims (37)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバが巻回される外周が円形状ま
    たは多角形状で中空の胴体(以下、リールベース部とも
    いう)と、前記リールベース部の軸心方向において対向
    して設けられている少なくとも一対の鍔体(以下、リー
    ル周縁部ともいう)とを有する光ファイバを収納するこ
    とができるリールであって、前記リールベース部と前記
    一対のリール周縁部とで光ファイバを収納することがで
    きる凹部を形成しており、前記一対のリール周縁部のう
    ちの少なくとも一方のリール周縁部の外周近傍(以下、
    リール周縁部の外周部ともいう)に、前記一方のリール
    周縁部から他方のリール周縁部の方向に突起している突
    起部が設けられており、前記リール周縁部および前記リ
    ール周縁部の外周部に設けられた前記突起部が弾性体で
    あることを特徴とする光ファイバ収納具。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の光ファイバ収納具にお
    いて、前記突起部が平板状であることを特徴とする光フ
    ァイバ収納具。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の光ファイバ収納具にお
    いて、前記突起部の幅寸法または厚み寸法が前記突起部
    の付け根部分よりも前記突起部の先端の近傍において小
    さいことを特徴とする光ファイバ収納具。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の光ファイバ収納具にお
    いて、突起部がその突起方向の寸法よりもリール周縁部
    の周方向の寸法が大きい帯状(以下、帯状ともいう)で
    あることを特徴とする光ファイバ収納具。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の光ファイバ収納具にお
    いて、前記突起部が棒状であることを特徴とする光ファ
    イバ収納具。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の光ファイバ収納具にお
    いて、前記突起部の先端近傍の径が付け根近傍の径より
    も細くなっていることを特徴とする光ファイバ収納具。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項に記載の光
    ファイバ収納具において、前記突起部の断面積が、前記
    突起部の付け根に近い方において大きく、先端部に近い
    方において小さいことを特徴とする光ファイバ収納具。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか1項に記載の光
    ファイバ収納具において、前記突起部がその付け根部分
    よりも先端部分が前記凹部の内側(前記リールベース部
    に近い側、即ち前記凹部の深さ方向)にあるように設け
    られていることを特徴とする光ファイバ収納具。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれか1項に記載の光
    ファイバ収納具において、前記突起部は、前記一対のリ
    ール周縁部の各外周部の互いに対向する位置の近傍から
    互いに対向して少なくとも一対設けられていることを特
    徴とする光ファイバ収納具。
  10. 【請求項10】 請求項1〜8のいずれか1項に記載の
    光ファイバ収納具において、突起部が、前記一対の双方
    のリール周縁部の各外周部に、周方向に互いに僅かにず
    れた位置に設けられていることを特徴とする光ファイバ
    収納具。
  11. 【請求項11】 請求項9に記載の光ファイバ収納具に
    おいて、前記対向して設けられている少なくとも一対の
    突起部の各先端部が、前記リール周縁部の径方向に僅か
    にずれて設けられていることを特徴とする光ファイバ収
    納具。
  12. 【請求項12】 請求項9〜11のいずれか1項に記載
    の光ファイバ収納具において、前記対向する少なくとも
    一対の突起部の合計長さ寸法が、前記対向するリール周
    縁部の内側間隔よりも長くないことを特徴とする光ファ
    イバ収納具。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の光ファイバ収納具
    において、前記合計長さ寸法が前記内側間隔よりも0.
    25mm以下の長さだけ短いことを特徴とする光ファイ
    バ収納具。
  14. 【請求項14】 請求項9〜13のいずれか1項に記載
    の光ファイバ収納具において、少なくとも一対の対向し
    て設けられている突起部の双方の長さがほぼ等しくなる
    ように形成されていることを特徴とする光ファイバ収納
    具。
  15. 【請求項15】 請求項9〜11のいずれか1項に記載
    の光ファイバ収納具において、前記対向する少なくとも
    一対の突起部の合計長さ寸法が、前記対向するリール周
    縁部の内側間隔よりも長いことを特徴とする光ファイバ
    収納具。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の光ファイバ収納具
    において、前記対向する少なくとも一対の突起部のそれ
    ぞれの先端部が、前記凹部の周方向または径方向におい
    て、重なり合うように形成されていることを特徴とする
    光ファイバ収納具。
  17. 【請求項17】 請求項9〜13のいずれか1項、また
    は15、または16に記載の光ファイバ収納具におい
    て、前記対向する少なくとも一対の突起部の一方が他方
    より長さが長いことを特徴とする光ファイバ収納具。
  18. 【請求項18】 請求項4に記載の光ファイバ収納具に
    おいて、前記帯状の突起部が、少なくとも1つの前記リ
    ール周縁部の外周部の少なくとも2箇所に分けて設けら
    れており、前記少なくとも2箇所に分けて設けられた各
    帯状突起部は互いに接触していないことを特徴とする光
    ファイバ収納具。
  19. 【請求項19】 請求項4に記載の光ファイバ収納具に
    おいて、前記帯状の突起部が、少なくとも1つの前記リ
    ール周縁部の外周部全周にわたって連続して設けられて
    いることを特徴とする光ファイバ収納具。
  20. 【請求項20】 請求項18または19に記載の光ファ
    イバ収納具において、前記帯状の突起部が、前記一対の
    リール周縁部のそれぞれに、互いに対向して設けられて
    いることを特徴とする光ファイバ収納具。
  21. 【請求項21】 請求項20に記載の光ファイバ収納具
    において、前記一対のリール周縁部に互いに対向して設
    けられた各帯状の突起部の先端の部分が、互いに重なら
    ないように形成されていることを特徴とする光ファイバ
    収納具。
  22. 【請求項22】 請求項21に記載の光ファイバ収納具
    において、前記一対の帯状の各突起部の先端の部分が、
    0.25mm以下の間隔をおいて対向して設けられてい
    ることを特徴とする光ファイバ収納具。
  23. 【請求項23】 請求項20に記載の光ファイバ収納具
    において、前記一対の帯状の突起部の、前記リール周縁
    部に垂直な方向のそれぞれの寸法の合計が、前記一対の
    リール周縁部の間隔にほぼ等しいことを特徴とする光フ
    ァイバ収納具。
  24. 【請求項24】 請求項18〜23のいずれか1項に記
    載の光ファイバ収納具において、前記突起部の前記リー
    ル周縁部から突起している方向の先端部が前記リール周
    縁部に接続されている部分よりも前記凹部の内側(前記
    リールベース部に近い側、すなわち前記凹部の深さ方
    向)にあるように設けられていることを特徴とする光フ
    ァイバ収納具。
  25. 【請求項25】 請求光1〜24のいずれか1項に記載
    の光ファイバ収納具において、前記リールベース部が弾
    性体で構成されていることを特徴とする光ファイバ収納
    具。
  26. 【請求項26】 請求項1〜25のいずれか1項に記載
    の光ファイバ収納具において、少なくとも前記突起部と
    前記リール周縁部が一体成型で製造された弾性体で構成
    されていることを特徴とする光ファイバ収納具。
  27. 【請求項27】 請求項1〜26のいずれか1項に記載
    の光ファイバ収納具において、前記リールベース部が少
    なくとも2つの部品から構成されており、前記突起部と
    リール周縁部が前記リールベース部の少なくとも1つの
    部品と一体成型で製造された弾性体で構成されているこ
    とを特徴とする光ファイバ収納具。
  28. 【請求項28】 請求項27に記載の光ファイバ収納具
    において、前記リールベース部が少なくとも1組のはめ
    込み式の部品から構成されていることを特徴とする光フ
    ァイバ収納具。
  29. 【請求項29】 請求項1〜28のいずれか1項に記載
    の光ファイバ収納具において、前記リールベース部の内
    側にリング状物体(以下、リングともいう)のリングが
    着脱自在に載置されていることを特徴とする光ファイバ
    収納具。
  30. 【請求項30】 請求項29に記載の光ファイバ収納具
    において、前記リングが剛体物質で構成されたリング
    (以下、剛体リングともいう)であることを特徴とする
    光ファイバ収納具。
  31. 【請求項31】 請求項29または30に記載の光ファ
    イバ収納具において、前記リングが前記リールベース部
    の弾力で保持されており、前記リングの少なくとも一方
    の端部近傍が、端部方向に向かってテーパ状に径が小さ
    くなっていることを特徴とする光ファイバ収納具。
  32. 【請求項32】 請求項1〜31のいずれか1項に記載
    の光ファイバ収納具において、リールベース部の径方向
    の内側面の少なくとも一方の端部(コーナー部)がテー
    パ状に形成されていることを特徴とする光ファイバ収納
    具。
  33. 【請求項33】 請求項29〜32のいずれか1項に記
    載の光ファイバ収納具において、前記リングの端部に鍔
    が設けられていることを特徴とする光ファイバ収納具。
  34. 【請求項34】 請求項1〜33のいずれか1項に記載
    の光ファイバ収納具において、少なくとも1つの前記リ
    ール周縁部が、前記リールベース部の内側径方向に延在
    するように形成されていることを特徴とする光ファイバ
    収納具。
  35. 【請求項35】 請求項1〜34のいずれか1項に記載
    の光ファイバ収納具において、少なくとも1つの前記リ
    ール周縁部の径方向の外側部分に切欠きがあることを特
    徴とする光ファイバ収納具。
  36. 【請求項36】 請求項1〜35のいずれか1項に記載
    の光ファイバ収納具において、少なくとも1つの前記リ
    ール周縁部の径方向の内側部分に切欠きがあることを特
    徴とする光ファイバ収納具。
  37. 【請求項37】 請求項1〜36のいずれか1項に記載
    の光ファイバ収納具において、前記一対のリール周縁部
    の間に形成されている前記凹部が、そこに収納する光フ
    ァイバの端部に配置されたコリメータなどの端末部を収
    納できる容積を有する構造であることを特徴とする光フ
    ァイバ収納具。
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