JP2001310807A - 生鮮食料品の搬送システム及び搬送方法 - Google Patents

生鮮食料品の搬送システム及び搬送方法

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JP2001310807A
JP2001310807A JP2000129537A JP2000129537A JP2001310807A JP 2001310807 A JP2001310807 A JP 2001310807A JP 2000129537 A JP2000129537 A JP 2000129537A JP 2000129537 A JP2000129537 A JP 2000129537A JP 2001310807 A JP2001310807 A JP 2001310807A
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fresh food
transport
sorting
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JP2000129537A
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English (en)
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Hisanori Miyata
久典 宮田
Makoto Aoki
誠 青木
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ISHII SANGYO
Ishii Corp
Original Assignee
ISHII SANGYO
Ishii Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】生鮮食料品を選果場などで人手によって載せか
えることなく、また、個々の生鮮食料品をフリートレイ
等の搬送収納手段ごと選別し、生鮮食料品の傷みの発生
を防止して、生鮮食料品の個別情報を、有効利用するこ
とができる搬送システムを提供することを目的とする。 【解決手段】搬送収納容器1は、全面透明の箱型のクリ
アボックスで構成されている。そして、搬送収納容器1
の側面には、情報の読書き可能なデータキャリア4(情
報記憶媒体)が付設されている。このデータキャリア
は、搬送途中などに設置されたIDヘッドH(情報読取
り・書込み手段)によって、非接触で情報の読取り・書
込み又は初期化が行なわれ、搬送収納容器1内部の果菜
物Wの個別情報(生産情報、選別情報)等を記憶するよ
うに構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば蜜柑、林
檎、柿、梨、桃、メロン等の果菜物や、農作物、魚介類
等の生鮮食料品を、生産地から消費地などに搬送する生
鮮食料品の搬送システム及び搬送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、生鮮食料品の搬送システムの一例
として特開平8−182970号公報が知られている。
この搬送システムは、通常、選別コンベア装置などで用
いられるフリートレイ(皿型収納容器)を多収納型に設
定し、一つのフリートレイに複数の生鮮食料品を収納し
て、生産者から選果場に持ち込まれるコンテナとして兼
用することで、生鮮食料品を選果場で人手によって載せ
かえることなく、選別搬送できるように構成したもので
ある。
【0003】この搬送システムによると、生鮮食料品を
選別作業の前に人手によって載せかえる必要がないた
め、選別搬送工程の自動化をより効果的に図ることがで
きる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】確かに、前記特開平8
−182970号公報の搬送システムによると、生鮮食
料品を選果場で人手によって載せかえる必要がないた
め、選別搬送工程の自動化を図ることができる。
【0005】しかし、この搬送システムでは、一つのフ
リートレイに複数の生鮮食料品を収納しているため、結
局、コンベアの下流位置に、選別のためにフリートレイ
から個々の生鮮食料品を、直接取出す仕分け手段を別途
設定しなけらばならず、フリートレイを用いた選別コン
ベア装置の利点である、個々の生鮮食料品をフリートレ
イごと選別する、といったことができなかった。
【0006】このように、フリートレイを用いた選別コ
ンベア装置の利点が得られなけらば、まず、商品品質の
点で、生鮮食料品自体を直接搬送移動しなければならな
いため、生鮮食料品を傷めてしまうといった恐れが生
じ、また情報管理の点で、選別項目を測定する時に得ら
れる個々の生鮮食料品の個別情報を、個々の生鮮食料品
に関連させることができず、有効利用できないという問
題があった。
【0007】本発明は、以上のような問題点に鑑み発明
されたもので、生鮮食料品を選果場などで人手によって
載せかえることなく、また、個々の生鮮食料品をフリー
トレイ等の搬送収納手段ごと選別し、生鮮食料品の傷み
の発生を防止して、生鮮食料品の個別情報を、選別後も
有効利用することができる搬送システムを提供すること
を主な目的とする。
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
発明は、生鮮食料品の搬送を行なう生鮮食料品の搬送シ
ステムにおいて、生産地で個別に生鮮食料品を収納し、
該生鮮食料品とともに搬送される搬送収納手段と、前記
搬送収納手段に付設した、情報の読書き可能な情報記憶
媒体と、個々の生鮮食料品の個別情報を、前記情報記憶
媒体に書込む個別情報書込み手段とを備えたものであ
る。
【0008】本発明の請求項2記載の発明は、請求項1
記載の生鮮食料品の搬送システムにおいて、個々の生鮮
食料品の生産情報を、前記情報記憶媒体に書込む生産情
報書込み手段を備えたものである。
【0009】本発明の請求項3記載の発明は、請求項1
又は2記載の生鮮食料品の搬送システムにおいて、前記
搬送収納手段に収納したまま、生鮮食料品の選別を行な
う選別手段と、前記選別手段での個々の選別情報を、前
記情報記憶媒体に書込む選別情報書込み手段とを備えた
もである。
【0010】本発明の請求項4記載の発明は、請求項1
又は2、3記載の生鮮食料品の搬送システムにおいて、
前記搬送収納手段に収納したまま、生鮮食料品を消費地
まで搬送する搬送手段と、消費地で、前記情報記憶媒体
に記憶した情報を表示する表示手段とを備えたものであ
る。
【0011】本発明の請求項5記載の発明は、生鮮食料
品の搬送を行なう生鮮食料品の搬送方法において、生産
地で情報記憶媒体を付設した搬送収納手段に個別に生鮮
食料品を収納し、前記搬送収納手段に生鮮食料品を収納
したまま 、生鮮食料品を選別し、前記情報記憶媒体に
個々の生鮮食料品の個別情報を書込み、前記搬送収納手
段に生鮮食料品を収納したまま、消費地に搬送する生鮮
食料品の搬送方法である。
【0012】本発明の請求項6記載の発明は、生鮮食料
品の搬送を行なう生鮮食料品の搬送方法において、生産
地で情報記憶媒体を付設した搬送収納手段に個別に生鮮
食料品を収納し、前記情報記憶媒体に個々の生鮮食料品
の生産情報を書込み、前記搬送収納手段に生鮮食料品を
収納したまま、生鮮食料品を選別し、前記情報記憶媒体
に個々の生鮮食料品の選別情報を書込み、前記搬送収納
手段に生鮮食料品を収納したまま、消費地に搬送する生
鮮食料品の搬送方法である。
【0013】本発明の請求項7記載の発明は、請求項5
又は6記載の生鮮食料品の搬送方法において、前記情報
記憶媒体に書込まれた情報を消費地で表示する方法であ
る。
【0014】本発明の請求項8記載の発明は、生鮮食料
品の搬送を行なう生鮮食料品の搬送システムにおいて、
生産地で生鮮食料品を個別に収納し、選別手段で生鮮食
料品とともに個々に選別される、個別収納手段と、生産
地から選別手段まで、前記個別収納手段を複数集合させ
て搬送する、集合搬送手段とを備えたものである。
【発明の作用及び効果】請求項1記載の生鮮食料品の搬
送システムによると、生産地で個別に生鮮食料品を収納
して、生鮮食料品を搬送する搬送収納手段に、情報記憶
媒体を付設し、個別情報書込み手段で、個々の生鮮食料
品の個別情報を、前記情報記憶媒体に書込むことによ
り、生産地からの生鮮食料品の搬送を、個別に一つの搬
送収納手段で行なえ、各生鮮食料品の個別情報を情報記
憶媒体に付与することができるため、例えば、生鮮食料
品を搬送途中で選別する場合、生鮮食料品を選果場など
で人手によって直接触れることなく、選別コンベア装置
に供給することができ、また選別作業でも各搬送収納手
段ごと選別することができる。よって、生鮮食料品の傷
みの発生を防止して、生鮮食料品の個別情報を有効利用
することができる。
【0015】請求項2記載の生鮮食料品の搬送システム
によると、生産情報書込み手段で、個々の生鮮食料品の
生産情報を、情報記憶媒体に書込むことにより、各個々
の生鮮食料品の生産情報(例えば、生産地、生産者、品
種、収穫日等)を、以降の搬送経路で有効利用すること
ができる。
【0016】請求項3記載の生鮮食料品の搬送システム
によると、選別手段で、搬送収納手段に収納したまま生
鮮食料品の選別を行ない、選別情報書込み手段で、前記
選別手段での選別情報(例えば、等階級、糖酸度等)を
情報記憶媒体に書込むことにより、生鮮食料品の選別が
確実に搬送収納手段ごと行われ、選別情報も確実に情報
記憶媒体に付与されるため、生鮮食料品の傷みの発生を
防止して、生鮮食料品の選別情報を選別後も有効利用す
ることができる。
【0017】請求項4記載の生鮮食料品の搬送システム
によると、搬送手段で、搬送収納手段に収納したまま、
生鮮食料品を消費地に搬送し、消費地の表示手段で、情
報記憶媒体に記憶した情報を表示することにより、生鮮
食料品を、生産地から消費地まで搬送収納手段に収納し
たまま搬送することができ、また消費地で生鮮食料品の
個々の情報を消費者が閲覧することができるため、消費
者は、鮮度の保たれた生鮮食料品を得ることができ、ま
た生鮮食料品の個々の情報を確認した上で、安心して生
鮮食料品を選択できる。
【0018】請求項5記載の生鮮食料品の搬送方法によ
ると、生産地で情報記憶媒体を付設した搬送収納手段に
個別に生鮮食料品を収納し、搬送収納手段に生鮮食料品
を収納したまま、生鮮食料品を選別し、情報記憶媒体に
個々の生鮮食料品の個別情報を書込み、そして、搬送収
納手段に生鮮食料品を収納したまま、消費地に搬送する
ことにより、生鮮食料品を生産地で搬送収納手段に収納
し、そのまま生鮮食料品を選別し、消費地まで搬送する
ことができる。
【0019】よって、生鮮食料品を選果場などで人手に
よって直接触れることなく、直接消費地まで搬送するこ
とができ、そして、生鮮食料品の個別情報も付与され
る。よって、生鮮食料品の傷みの発生を防止して、生鮮
食料品の個別情報を有効利用することができる。
【0020】請求項6記載の生鮮食料品の搬送方法によ
ると、生産地で情報記憶媒体を付設した搬送収納手段に
個別に生鮮食料品を収納し、情報記憶媒体に個々の生鮮
食料品の生産情報を書込み、搬送収納手段に生鮮食料品
を収納したまま、生鮮食料品を選別し、情報記憶媒体に
個々の生鮮食料品の選別情報を書込み、そして、搬送収
納手段に生鮮食料品を収納したまま、消費地に搬送する
ことにより、個々の生鮮食料品を、生産地から消費地ま
で搬送収納手段に収納して搬送することができ、生鮮食
料品の生産情報と選別情報とを、情報記憶媒体にそれぞ
れ付与される。
【0021】よって、生鮮食料品の鮮度を保ったまま、
生鮮食料品を消費者に届けることができ、生鮮食料品の
より詳細な個別情報である生産情報と選別情報を有効利
用することができる。
【0022】請求項7記載の生鮮食料品の搬送方法によ
ると、情報記憶媒体に書込まれた情報を消費地で表示す
ることにより、消費者は、生鮮食料品の個々の情報を閲
覧、確認した上で、安心して生鮮食料品を選択できる。
【0023】請求項8記載の生鮮食料品の搬送システム
によると、個別収納手段で、生産地で生鮮食料品を個別
に収納し、選別手段でその生鮮食料品ともに個々に選別
され、集合搬送手段で、生産地から選別手段まで個別収
納手段を複数集合させて搬送することにより、生鮮食料
品を搬送途中で人手によって載せかえることなく、生鮮
食料品の搬送を、生産地から選別手段までは複数を集合
させて搬送しつつ、選別手段では各生鮮食料品を個々に
選別搬送することができる。
【0024】よって、選別手段では、フリートレイを用
いた選別コンベア装置のように個別収納手段ごと生鮮食
料品を選別でき、生鮮食料品の傷みを防止することがで
き、生産地から選別手段までは、コンテナによる集合搬
送のように生鮮食料品搬送の効率性、利便性を確保する
ことができる。
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述す
る。
【0025】まず、図1〜図7に示す第1実施例は、搬
送収納容器1に生鮮食料品である果菜物W(メロン)を
収納して、その搬送収納容器1によって、生産地から消
費地までの全て工程の搬送を行なうようにした搬送シス
テムである。なお本発明の生鮮食料品は、こうした果菜
物に限定されず、魚等の魚介類であってもよい。
【0026】図1に果菜物Wを収納して搬送される搬送
収納容器1の搬送経路を示す。
【0027】まず、搬送収納容器1は生産部10である
生産地で果菜物Wを収納してから、選別部20である農
協の選果場に搬送され、所定項目ごとに選別される。選
別された搬送収納容器1は、市場部30である卸売市場
に出荷され、市場部30でセリ落とされた搬送収納容器
1は、販売部40である販売店に搬送される。そして、
販売部40で販売された搬送収納容器1の果菜物Wは、
消費部50である消費地に搬送され、消費者によって消
費される。
【0028】この搬送経路において、果菜物Wは図2に
示す搬送収納容器1に一つずつ収納されて搬送される。
【0029】搬送収納容器1は、下部に設置台部2を設
定し、上面を開閉可能の蓋部3とした、全面透明の箱型
のクリアボックスで構成されている。そして、この搬送
収納容器1は、型変形が生じない程度の剛性をもった樹
脂材で形成されている。また、設置台部2の中央には果
菜物Wの位置を規定する凹部2aが設定され、搬送時の
果菜物Wのズレ防止を図っている。
【0030】なお、この搬送収納容器は、内容物が外部
から確認できつつも、直接、人手によって触れることが
困難なものであれば、どのような形態であってもよい。
【0031】搬送収納容器1の側面には、情報の読書き
可能なデータキャリア4(情報記憶媒体)が付設されて
いる。このデータキャリアは、搬送途中などに設置され
たIDヘッドH(情報読取り・書込み手段)によって、
非接触で情報の読取り・書込み又は初期化が行なわれ、
搬送収納容器1内部の果菜物Wの個別情報(生産情報、
選別情報)等を記憶するように設定されている。
【0032】この搬送収納容器1を使った、果菜物Wの
搬送経路における搬送システムについて、さらに詳細に
説明すると、まず、図3に示すように、生産部10の生
産農家で収穫された果菜物Wは、搬送収納容器1に一つ
ずつ収納される。この収納作業と同時に、この搬送収納
容器のデータキャリア4には、情報処理装置10cに接
続されたIDヘッド10hによって個々の果菜物の生産
情報が書込まれる。
【0033】生産情報は、品種、生産地、生産者、収穫
日時等々の情報からなり、生産者等が、入力手段10k
(キーボード等)で情報処理装置10cに入力すること
でデータ化され、このデータ化された生産情報が、ID
ヘッド10hから個々のデータキャリア4に書込まれ
る。また同時に、データキャリア4には、各果菜物の個
別情報を、以降の搬送経路で管理するため、各搬送収納
容器固有の固有ナンバ(識別情報)が書込まれる。
【0034】こうして、果菜物Wが収納されて、個別の
生産情報等がデータキャリア4に付与された搬送収納容
器1は、コンテナ容器5に所定量収容されて、選別部2
0に搬送される。
【0035】次に、図4に示す選別部20(農協の選果
場など)では、コンテナ容器5で搬送された搬送収納容
器1が、フリートレイなどの選別コンベア装置の収納容
器に載せかえられることなく、そのまま、選別コンベア
装置21に一つずつ取出され、搬送選別される。
【0036】選別コンベア装置21は、コンベア搬送部
22、計測部23、仕分け部24、及び選別情報処理を
行なう情報処理装置20cによって構成され、搬送収納
容器1に収納された果菜物Wを、所定項目別に選別し、
振分けるように設定されている。
【0037】コンベア搬送部22の搬送路上流に設置し
た計測部23では、果菜物Wの所定項目(例えば等階級
及び糖酸度)を計測すると共に、搬送収納容器1のデー
タキャリア4の固有ナンバを情報処理装置20cに接続
されたIDヘッド20hで読取る。
【0038】そして、計測部23で計測した計測情報
と、予め記憶した評価基準情報(等階級情報及び糖酸度
情報)とを比較して、果菜物Wの所定項目(等階級及び
糖酸度)を個々に評価判定すると共に、搬送収納容器1
のデータキャリア4の固有ナンバと、計測部23で判定
した選別情報とを対応させて情報処理装置20cに記憶
する。
【0039】例えば、等階級は、等階級計測装置等(図
示せず)で撮像した果菜物の画像情報と、予め記憶した
等階級基準情報(色相、損傷、成熟度、大きさ、形状、
腐り具合等)とを比較して、等級(秀、優、良、並、不
可等)及び階級(L、M、S等)を判定する。
【0040】また、糖酸度は、糖酸度計測装置等(図示
せず)で受光した透過光を画像処理し、その受光情報
と、予め記憶した糖酸度基準情報とを比較して判定す
る。
【0041】なお、この計測作業は、搬送収納容器1が
全面透明のクリアボックスであるため、内部の果菜物W
の形体等を容易に計測することができる。また、搬送収
納容器1の形状も全て一致しているため、測定位置等の
調整も不要となり、容易に行なえる。
【0042】こうして、判定して得られた選別情報は、
情報処理装置20cに接続されたIDヘッド20hによ
って、搬送収納容器1のデータキャリア4に書込まれ
る。
【0043】また、情報処理装置20cに記憶された選
別情報は、情報処理装置20cによって所定項目別(等
階級別及び糖酸度別)の数量と、1日又は単時間当たり
の数量を算出・集計して記憶する。
【0044】さらに、この計測部23で得られた選別情
報とデータキャリア4に書込まれた生産情報とから、情
報処理装置20cで推奨賞味日時が算定され、賞味情報
として搬送収納容器1のデータキャリア4に書込まれ
る。
【0045】計測が終わった果菜物Wの搬送収納容器1
は、コンベア搬送部22の搬送路下流に設置された仕分
け部24で、個々に搬送収納容器1ごと振分けられる。
【0046】この仕分け部24では、IDヘッド24h
で搬送収納容器1のデータキャリア4に書込まれた選別
情報が読取られ、所定項目別(等階級別及び糖酸度別)
に振分装置(図示せず)で、搬送収納容器1ごと果菜物
Wが振分けられ選別される。
【0047】こうして選別された搬送収納容器1は、例
えば上下に積重ねて運搬したり、個々に運送したりし
て、図5に示すトラックT1により、卸売市場に出荷さ
れる。この出荷時に、搬送収納容器1のデータキャリア
4には、出荷日時が出荷情報としてIDヘッド(図示せ
ず)によって個別に書込まれる。
【0048】次に、トラックT1で出荷された果菜物W
の搬送収納容器1は、図5に示す市場部30(卸売市
場)に持ち込まれ、セリに掛けられる。この市場部30
でセリ落された果菜物Wの搬送収納容器1は、個々の販
売店のトラックT2に積み替えられる。
【0049】市場部30では、搬送収納容器1に収納し
たまま果菜物Wのセリが行われる。このセリの際には、
搬送収納容器1のデータキャリア4に記憶された生産情
報、選別情報等も利用して、より効率的にセリが行われ
る。
【0050】果菜物Wが競り落とされると、この競売価
格を、固有ナンバに対応させて入力手段30kで情報処
理装置30cに入力し、記憶させる。そして、この競売
価格は、IDヘッド30hで、セリ落された果菜物Wの
搬送収納容器1のデータキャリア4に、市場情報として
書込まれる。
【0051】市場部の情報処理装置30cは、選別部の
情報処理装置20cや生産部の情報処理装置10cに電
話回線で接続されており、この競売価格を固有ナンバに
対応させて送信することが可能であるため、どの生産者
の、どの果菜物が、いくらで取引されたかを、即座に選
別部20や生産部10に伝えることができる。
【0052】セリ落させた果菜物Wの搬送収納容器1
は、販売店のトラックT2によって、図6に示す販売部
40(小売り販売店)に持ち込まれ、店頭に陳列展示さ
れる。
【0053】店頭に陳列展示された果菜物Wは、消費者
Mに販売される。販売部40でも果菜物Wは搬送収納容
器1に収納したまま、陳列展示される。
【0054】販売部40で、消費者Mは、搬送収納容器
1のデータキャリア4に書込まれた生産情報や選別情報
等を情報処理装置40cに接続された表示手段40dで
閲覧することで、購入する果菜物Wを選定する。
【0055】閲覧作業は、販売部の情報処理装置40c
に接続されたIDヘッド40hでデータキャリア4に書
込まれた情報を読取って、表示手段40dに表示するこ
とで行われる。
【0056】図7に、表示手段40dに表示される閲覧
画面Dを示す。この閲覧画面Dでは、生産情報として、
生産地、生産者、品種、収穫日時等、詳細な生産情報
や、選別情報として、等級、階級、糖度、酸度、賞味日
時等、詳細な選別情報、さらには、販売部で販売員によ
って追加された推薦度やコメントなどの情報が表示され
る。
【0057】消費者Mは、この閲覧画面Dを閲覧するこ
とにより、搬送収納容器1に収納された果菜物Wの生産
情報等、あらゆる情報を知ることができ、安心して果菜
物Wを購入することができる。
【0058】こうして、消費者Mに購入された果菜物W
は、生産部10で搬送収納容器1に収納されたままの状
態で、鮮度を保ったまま消費者Mの手元に届けられる。
【0059】なお、この搬送収納容器1は、果菜物の消
費者への販売が終わると、図1に示すように、例えば販
売部40から生産部10に回収部60を介して回収さ
れ、再度新たな果菜物Wの搬送収納作業が行なえるよう
に、リサイクルされる。
【0060】また、この回収の際に、データキャリア4
の記憶内容は、各情報を消去するIDヘッド(図示せ
ず)によって全て消去され、新たな果菜物の個別情報等
を書込めるように設定される。
【0061】なお、本実施例では、販売部40と消費部
50を分けて記載しているが、本発明の消費地は、販売
部と消費部とを包括する概念であり、本発明との間で齟
齬は生じない。
【0062】以上の、第1実施例の搬送システムによる
と、一つの搬送収納容器1によって、一つの果菜物Wを
生産部10から販売部40、消費部50まで全て搬送す
ることができるため、果菜物Wを選別部20で選別コン
ベア装置21に供給する際、人手によって直接載せかえ
る必要がなく、また選別作業でも各搬送収納手段1ごと
選別することができる。よって、果菜物Wの傷みの発生
を防止できる。
【0063】また、搬送収納容器1にデータキャリア4
を付設して、果菜物Wの生産情報、選別情報等をデータ
キャリア4に付与することができるため、選別部20以
降の搬送工程でも、これらの情報を有効に利用すること
ができる。
【0064】特に、表示手段40dで消費者Mがこの情
報を閲覧できるため、消費者Mは、果菜物Wの個々の情
報を確認した上で、安心して果菜物Wを購入することが
できるまた特に、クリアボックスの搬送収納容器1で果
菜物Wを密閉して搬送することにより、生産部10から
搬送部40、消費部50まで、人手によって直接触れら
れることがないため、鮮度を保ったまま果菜物Wを消費
者Mに届けることができる。
【0065】次に、図8〜図13に示す第2実施例につ
いて説明する。
【0066】第2実施例は、生鮮食料品である果菜物W
を、搬送収納手段である個別収納トレイ70に個別に収
納するとともに、その個別収納トレイ70を集合搬送コ
ンテナ80に複数収容して、生産地から選果場の出荷時
までの搬送を行なうようにした搬送システムである。
【0067】図8に個別収納トレイ70及び集合搬送コ
ンテナ80の搬送経路を示す。
【0068】まず、生産部100である生産地で、集合
搬送コンテナ80に収容された個別収納トレイ70に果
菜物Wを一つずつ収納する。果菜物Wを収納した個別収
納トレイ70は、そのまま集合搬送コンテナ80に収容
され、選別部110である農協の選果場まで搬送され
る。選別部110まで搬送された個別収納トレイ70
は、選別部110で集合搬送コンテナ80から分離して
取出され、個々に選別され、出荷部120である箱詰位
置まで個々に果菜物Wを収納したまま搬送される。
【0069】そして、出荷部120で果菜物Wが取り除
かれた個別収納トレイ70は、回収部130を介して生
産部100に送り返され、リサイクルされる。
【0070】図9に、複数の個別収納トレイ70を収容
する集合搬送コンテナ80について示す。
【0071】集合搬送コンテナ80は、上面が開放した
樹脂製の箱型コンテナで構成され、一側壁が下端に設定
した回動軸81を中心に開閉自在となった開閉扉82と
されている。また、別の側壁の外側面には、データキャ
リア83(情報記憶媒体)が付設され、個別収納トレイ
70に関する情報や生産者の情報などをIDヘッドHで
読書き可能に設定されている。
【0072】開閉扉83は、通常時は閉鎖位置で固定さ
れており、個別収納トレイ70の収容時や搬送時には、
確実に複数の個別収納トレイ70を内部に固定して、集
合させておくことができる。なお、この集合搬送コンテ
ナ80は内部に個別収納トレイ70を9つ収容するよう
に設定されている。
【0073】図10に、一つの分離された状態の個別収
納トレイ70を示す。個別収納トレイ70は、樹脂製の
略正方形のプレート部材で構成され、中央に果菜物Wを
収納する収納凹部71が形成されている。個別収納トレ
イ70の側面には情報の読書き可能なデータキャリア7
2(情報記憶媒体)が固定ビス73で固定され、果菜物
Wの生産情報や選別情報、個別収納トレイ70の固有ナ
ンバ(識別情報)が、IDヘッドHによって読書き可能
に設定されている。
【0074】なお、確実に果菜物Wを個別収納トレイ7
0上で保持するため、保持爪などをさらに設定してもよ
い。
【0075】図11に、果菜物Wを個別収納トレイ70
ごと選別する選別コンベア装置111の詳細平面図を示
す。
【0076】選別コンベア装置111は、周回するコン
ベア搬送手段112に搬入部113、計測部114、仕
分け部115、箱詰部116、搬出部117を備えて構
成され、それぞれ所定位置には、個別収納トレイ70の
データキャリア72に対して、選別情報等の読取り・書
込み・更新・消去を行なうIDヘッド111h(情報読
書き手段)が設置されている。
【0077】この選別コンベア装置111も、前記第1
実施例同様に、個別収納トレイ70に収納された果菜物
Wを、計測部114で所定項目を計測し、その計測結果
によって、仕分け部115で個別収納トレイ70ごと選
別し振分けるように設定されている。そして、データキ
ャリア70に対しても、選別情報の書込み等を行なうよ
うに設定されている。
【0078】選別方法については、第1実施例と同様で
あるため、詳細な説明は省略する。
【0079】この第2実施例の選別コンベア装置111
は、第1実施例とは異なり、さらに箱詰部116と搬入
部113、搬出部117がそれぞれ設けられている。
【0080】箱詰部116では、箱詰装置116aで、
個々に振分けられた個別収納トレイ70から果菜物Wを
取出し、新たに消費地まで搬送する別の箱体(図示せ
ず)に移し替え、個別収納トレイ70のデータキャリア
72に書込まれた生産情報や選別情報を、その別の箱体
に付設したデータキャリア(図示せず)に転送すること
で、情報の受け渡しを行なう。
【0081】この箱詰部116以降の搬送工程について
は、通常の果菜物の搬送工程と同様であるため説明は省
略する。
【0082】搬入部113では、コンテナ搬送部118
で搬送される集合搬送コンテナ80から、複数の個別収
納トレイ70…を分離して、コンベア搬送手段112に
投入供給することで、集合搬送コンテナ80からコンベ
ア搬送手段112に個別収納トレイ70を搬入する。
【0083】一方、搬出部117では、果菜物Wが取出
され、空となった個別収納トレイ70を所定量集めて、
コンテナ搬送部118で待機する空の集合搬送コンテナ
80に回収排出することで、コンベア搬送手段112か
ら個別収納トレイ70を集合搬送コンテナ80へ搬出す
る。
【0084】これら搬入部113の搬入作業や搬出部1
17の搬出作業は、具体的には図12、図13に示すよ
うにして行なわれる。
【0085】図12に示す搬入作業では、まず(a)に
示すように集合搬送コンテナ80に付設されたデータキ
ャリア83から、集合搬送コンテナ80内部に収容され
た個別収納トレイ70の個数や生産者等の情報をIDヘ
ッド118hで読取り、そして、開閉扉82がコンベア
搬送手段112に向けて開放される。
【0086】データキャリア83から適正な情報が、I
Dヘッド118hで読取られると、(b)に示すように
コンテナ搬送部118に設けた昇降送出し手段118a
が上昇駆動され、集合搬送コンテナ80内に収容された
個別収納トレイ70が、個々に分離され、コンベア搬送
手段112にスライド搬入される。
【0087】全ての個別収納トレイ70がコンベア搬送
手段112に搬入されると、(c)に示すように昇降送
出し手段118aが降下駆動して、搬入作業が終了す
る。
【0088】次に、図13に示す搬出作業では、まず
(a)に示すように空の集合搬送コンテナ80が、コン
ベア搬送手段112に空の個別収納トレイ70が所定量
蓄積されるまで、コンテナ搬送部118上で開閉扉82
を開放して待機する。
【0089】所定量(9つ)の空の個別収納トレイ70
がコンベア搬送手段112に蓄積すると、(b)に示す
ようにコンベア搬送手段112側に設けたスライド送出
し手段112aが、コンベア搬送手段112上の複数の
個別収納トレイ70…を空の集合搬送コンテナ80に収
容するように、スライド駆動される。
【0090】スライド送出し手段112aがスライド駆
動されると、所定量の個別収納トレイ70はそれぞれス
ライド移動して、(c)に示すように空の集合搬送コン
テナ80に収容される。全ての個別収納トレイ70を収
容すると、その後、集合搬送コンテナ80の開閉扉82
は閉鎖され、搬出作業は終了する。
【0091】このように、搬入部113で一つの集合搬
送コンテナ80から複数の個別収納トレイ70…を分離
して搬入し、搬出部114で複数の個別収納トレイ70
…を一つの集合搬送コンテナ80に集めて搬出すること
により、個別収納トレイ70は、選別コンベア装置11
1では個々の果菜物Wごとに選別搬送され、選別コンベ
ア装置以外の生産地との間では集められて搬送されるこ
とになる。
【0092】すなわち、選別コンベア装置111に搬入
部113と搬出部114を設け、個別収納トレイ70の
分離、集合を行なうことにより、果菜物Wは、選別部1
10ではフリートレイを用いた場合と同様に個別収納ト
レイ70ごと選別搬送されて、生産部100から選別部
110までは、集められて搬送させることになる。
【0093】以上の、第2実施例の搬送システムによる
と、果菜物を、生産部で個別収納トレイに収納したま
ま、選別部の選果場などで人手によって直接載せかえる
といった作業を行なうことなく、果菜物の搬送を、生産
地から選別手段までは複数集合させて搬送しつつ、選別
手段では各果菜物を個々に選別搬送することができる。
【0094】よって、選別部では、フリートレイを用い
た選別コンベア装置のように個別収納手段ごと果菜物を
選別でき、果菜物の傷みを防止することができ、生産部
から選別コンベア装置までは、コンテナによる集合搬送
のように果菜物搬送の効率性、利便性を確保することが
できる。
【0095】なお、本実施例では、個別収納トレイを集
合させるため、集合搬送コンテナを用いたが、別途、個
別収納トレイ自体に連結機構を設け、個別収納トレイ独
自で集合できるように構成して、搬送選別してもよい。
【0096】以上、二つの実施例について説明したが、
本発明は、これら実施例に限定されるものではなく、生
産地から生鮮食料品を個別に搬送収納手段に収納して、
その搬送収納手段に情報記憶媒体を付設することで、生
鮮食料品の情報を付与することができるものであれば、
本発明に包括させるものである。
【0097】また、本実施例では、情報記憶媒体として
データキャリアを用いたが、その他、情報の書き換えが
可能であるものならば、どのような媒体を用いてもよ
い。
【0098】さらに、生産情報の項目や選別情報の項目
についても、その他あらゆるものを設定してもよい。
【0099】その他、本発明の趣旨を逸脱しない限りに
おいて、適宜詳細構造を変更してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の搬送システムにおける搬送収納容
器の搬送経路図。
【図2】搬送収納容器の斜視図。
【図3】搬送システムの生産部での作業詳細図。
【図4】搬送システムの選別部での作業詳細図。
【図5】搬送システムの市場部での作業詳細図。
【図6】搬送システムの販売部での作業詳細図。
【図7】表示手段に表示される閲覧画面を示す図。
【図8】第2実施例の個別収納トレイ及び集合搬送コン
テナの搬送経路図。
【図9】集合搬送コンテナの斜視図。
【図10】個別収納トレイの斜視図。
【図11】第2実施例の選別コンベア装置の詳細平面
図。
【図12】搬入部での搬入作業を示す図。
【図13】搬出部での搬出作業を示す図。
【符号の説明】
W…果菜物(メロン) H、10h、20h、24h、30h、40h…IDヘ
ッド 1…搬送収納容器 4…データキャリア(情報記憶媒体) 10c、20c、30c、40c…情報処理装置 21…選別コンベア装置 40d…表示手段 70…個別収納トレイ 72…データキャリア(情報記憶媒体) 80…集合搬送コンテナ 111…選別コンベア装置 111h、118h…IDヘッド
フロントページの続き Fターム(参考) 3E054 AA16 CA08 DD01 EA02 FE04 GA01 GA06 GB03 GB04 GC02 HA07 3E060 AA03 AB03 BA04 BC04 CC12 CC18 CC60 DA04 DA22 DA30 EA06 EA12 3F015 AA07 JC06 JC12 JC14 JC23 3F022 EE05 LL05 LL31 MM03 MM08 MM43 PP01 PP02 QQ12 QQ17

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】生鮮食料品の搬送を行なう生鮮食料品の搬
    送システムにおいて、生産地で個別に生鮮食料品を収納
    し、該生鮮食料品とともに搬送される搬送収納手段と、
    前記搬送収納手段に付設した、情報の読書き可能な情報
    記憶媒体と、個々の生鮮食料品の個別情報を、前記情報
    記憶媒体に書込む個別情報書込み手段とを備えた、生鮮
    食料品の搬送システム。
  2. 【請求項2】個々の生鮮食料品の生産情報を、前記情報
    記憶媒体に書込む生産情報書込み手段を備えた、請求項
    1記載の生鮮食料品の搬送システム。
  3. 【請求項3】前記搬送収納手段に収納したまま、生鮮食
    料品の選別を行なう選別手段と、前記選別手段での個々
    の選別情報を、前記情報記憶媒体に書込む選別情報書込
    み手段とを備えた、請求項1又は2記載の生鮮食料品の
    搬送システム。
  4. 【請求項4】前記搬送収納手段に収納したまま、生鮮食
    料品を消費地まで搬送する搬送手段と、消費地で、前記
    情報記憶媒体に記憶した情報を表示する表示手段とを備
    えた、請求項1又は2、3記載の生鮮食料品の搬送シス
    テム。
  5. 【請求項5】生鮮食料品の搬送を行なう生鮮食料品の搬
    送方法において、生産地で情報記憶媒体を付設した搬送
    収納手段に個別に生鮮食料品を収納し、前記搬送収納手
    段に生鮮食料品を収納したまま 、生鮮食料品を選別
    し、前記情報記憶媒体に個々の生鮮食料品の個別情報を
    書込み、前記搬送収納手段に生鮮食料品を収納したま
    ま、消費地に搬送する生鮮食料品の搬送方法。
  6. 【請求項6】生鮮食料品の搬送を行なう生鮮食料品の搬
    送方法において、生産地で情報記憶媒体を付設した搬送
    収納手段に個別に生鮮食料品を収納し、前記情報記憶媒
    体に個々の生鮮食料品の生産情報を書込み、前記搬送収
    納手段に生鮮食料品を収納したまま、生鮮食料品を選別
    し、前記情報記憶媒体に個々の生鮮食料品の選別情報を
    書込み、前記搬送収納手段に生鮮食料品を収納したま
    ま、消費地に搬送する生鮮食料品の搬送方法。
  7. 【請求項7】前記情報記憶媒体に書込まれた情報を消費
    地で表示する請求項5又は6記載の生鮮食料品の搬送方
    法。
  8. 【請求項8】生鮮食料品の搬送を行なう生鮮食料品の搬
    送システムにおいて、生産地で生鮮食料品を個別に収納
    し、選別手段で生鮮食料品とともに個々に選別される、
    個別収納手段と、生産地から選別手段まで、前記個別収
    納手段を複数集合させて搬送する、集合搬送手段とを備
    えた生鮮食料品の搬送システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019198945A (ja) * 2018-05-18 2019-11-21 トヨタ自動車株式会社 把持装置、タグが付された容器、対象物把持プログラムおよび対象物把持方法
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