JP2001309279A - 回転機構付き搭載台 - Google Patents
回転機構付き搭載台Info
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- rollers
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- roller
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 搭載される物品の重量や偏心状態を勘案して
ローラの位置の変更、追加、取り外しを可能とし、回転
基台の回転を円滑とし、またローラの転動する面の摩耗
を低減させる。 【構成】 回転機構付き搭載台1は、床面に直接設置さ
れる固定基台2と、固定基台2に植設された回転中心軸
3と、回転自在に保持される回転板5と、複数の長ボル
ト6と、複数のローラ7と、回転基台8等から構成さ
れ、回転基台8は固定基台2上を転動する複数のローラ
7に支持されて任意の角度回転する。回転機構は、回転
板5に複数の長ボルト6が放射状に螺合され、各長ボル
ト6にローラ7が螺合された構成で、回転基台8に搭載
される物品の重量や偏心状態に応じて取り付ける長ボル
ト6及びローラ7の個数や位置を調整する。
ローラの位置の変更、追加、取り外しを可能とし、回転
基台の回転を円滑とし、またローラの転動する面の摩耗
を低減させる。 【構成】 回転機構付き搭載台1は、床面に直接設置さ
れる固定基台2と、固定基台2に植設された回転中心軸
3と、回転自在に保持される回転板5と、複数の長ボル
ト6と、複数のローラ7と、回転基台8等から構成さ
れ、回転基台8は固定基台2上を転動する複数のローラ
7に支持されて任意の角度回転する。回転機構は、回転
板5に複数の長ボルト6が放射状に螺合され、各長ボル
ト6にローラ7が螺合された構成で、回転基台8に搭載
される物品の重量や偏心状態に応じて取り付ける長ボル
ト6及びローラ7の個数や位置を調整する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばAV機器等
を収納または載置することのできる回転機構付き搭載台
に関し、さらに詳しくは、回転機構のローラの位置と数
を適正に調整することが容易であることにより、円滑な
回転が得られるとともに回転機構の摩耗が少ない回転機
構付き搭載台に関する。
を収納または載置することのできる回転機構付き搭載台
に関し、さらに詳しくは、回転機構のローラの位置と数
を適正に調整することが容易であることにより、円滑な
回転が得られるとともに回転機構の摩耗が少ない回転機
構付き搭載台に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、回転機構付き搭載台は、例えばA
V機器等の収納ラックとして様々の構成のものが知ら
れ、実用化されている。従来の回転機構付き搭載台の一
例を図13〜図16に基づいて説明する。図13は、従
来の回転機構付き搭載台を示す正面図、図14は図13
に示す回転機構付き搭載台の底面視図、図15は図13
のD−D断面図、図16は図13のE−E断面図であ
る。回転機構付き搭載台21は、上面に複数のローラ2
4が固定された固定基台22と、AV機器等の物品を収
納、あるいは載置することが可能な回転基台25からな
り、回転基台25は固定基台22に植設された回転中心
軸23を中心として回転自在に取り付けられる。固定基
台22の上面には複数のローラ24が、ビス等によって
回転中心軸23を中心として等角度間隔で取り付けられ
る。図13〜図16に示す実施例では8個の戸車状のロ
ーラ24が回転中心軸23を中心として45゜間隔で、
ビスによって同一円周上に取り付けられている。
V機器等の収納ラックとして様々の構成のものが知ら
れ、実用化されている。従来の回転機構付き搭載台の一
例を図13〜図16に基づいて説明する。図13は、従
来の回転機構付き搭載台を示す正面図、図14は図13
に示す回転機構付き搭載台の底面視図、図15は図13
のD−D断面図、図16は図13のE−E断面図であ
る。回転機構付き搭載台21は、上面に複数のローラ2
4が固定された固定基台22と、AV機器等の物品を収
納、あるいは載置することが可能な回転基台25からな
り、回転基台25は固定基台22に植設された回転中心
軸23を中心として回転自在に取り付けられる。固定基
台22の上面には複数のローラ24が、ビス等によって
回転中心軸23を中心として等角度間隔で取り付けられ
る。図13〜図16に示す実施例では8個の戸車状のロ
ーラ24が回転中心軸23を中心として45゜間隔で、
ビスによって同一円周上に取り付けられている。
【0003】回転機構付き搭載台21は、例えばテレビ
台として使用される場合には、箱形の回転基台25の上
面にテレビジョンを載置し、回転基台25内にはVTR
等を収納することができる。固定基台22は、テレビジ
ョンのような重量物を載置しても安定して支持できる程
度の十分大きな板状体であり、またローラ24としては
適宜サイズの戸車を選択して利用することができる。
台として使用される場合には、箱形の回転基台25の上
面にテレビジョンを載置し、回転基台25内にはVTR
等を収納することができる。固定基台22は、テレビジ
ョンのような重量物を載置しても安定して支持できる程
度の十分大きな板状体であり、またローラ24としては
適宜サイズの戸車を選択して利用することができる。
【0004】このように構成された回転機構付き搭載台
の動作を説明する。回転基台25を直接、あるいは搭載
されたテレビジョン等の物品を押圧することによって、
回転基台25は固定基台22に設けられた中心軸23を
中心として回転し、回転基台25を所望の位置まで回転
することができる。この際、固定基台22と回転基台2
5の間には戸車からなる多数のローラ24が介在してい
るので、比較的小さな力で回転させることができる。
の動作を説明する。回転基台25を直接、あるいは搭載
されたテレビジョン等の物品を押圧することによって、
回転基台25は固定基台22に設けられた中心軸23を
中心として回転し、回転基台25を所望の位置まで回転
することができる。この際、固定基台22と回転基台2
5の間には戸車からなる多数のローラ24が介在してい
るので、比較的小さな力で回転させることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したような従来の
回転機構付き搭載台では、回転基台を回転駆動するのに
要する回転力を調整するために、戸車等のローラの位置
を変更したり、ローラを追加したり、またローラを取り
外したりすることは容易ではなかった。また、回転基台
に搭載される物品の状態によって、各ローラの負担する
荷重に著しい不均一が生じるような場合にも、それを修
正するような手段がなく、円滑な回転が妨げられてい
た。また、戸車等のローラは固定基台側にビス等を用い
て固定されるため、固定基台や回転基台の戸車に当接す
る当接板が温度や荷重により変形した場合、複数のロー
ラにおいて不均一な当接状態となるため、ローラや当接
板が変形し易く、平滑な回転が阻害されることとなって
いた。
回転機構付き搭載台では、回転基台を回転駆動するのに
要する回転力を調整するために、戸車等のローラの位置
を変更したり、ローラを追加したり、またローラを取り
外したりすることは容易ではなかった。また、回転基台
に搭載される物品の状態によって、各ローラの負担する
荷重に著しい不均一が生じるような場合にも、それを修
正するような手段がなく、円滑な回転が妨げられてい
た。また、戸車等のローラは固定基台側にビス等を用い
て固定されるため、固定基台や回転基台の戸車に当接す
る当接板が温度や荷重により変形した場合、複数のロー
ラにおいて不均一な当接状態となるため、ローラや当接
板が変形し易く、平滑な回転が阻害されることとなって
いた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、従来技術にお
ける問題点を解決することを目的としたもので、そのた
めの第1の技術的手段は、複数のシャフトを放射状に取
り付けた回転板を回転自在に取り付けた固定基台と、前
記シャフトの各々に嵌合するローラと、前記固定基台に
前記ローラを介して回転自在に保持される回転基台とか
らなる回転機構付き搭載台であることを特徴とする。
ける問題点を解決することを目的としたもので、そのた
めの第1の技術的手段は、複数のシャフトを放射状に取
り付けた回転板を回転自在に取り付けた固定基台と、前
記シャフトの各々に嵌合するローラと、前記固定基台に
前記ローラを介して回転自在に保持される回転基台とか
らなる回転機構付き搭載台であることを特徴とする。
【0007】第2の技術的手段は、第1の技術的手段の
回転機構付き搭載台において、前記シャフトは全長に亘
り雄ネジが形成された長ボルトであり、前記ローラには
雌ネジが形成され前記雄ネジに螺合することを特徴とす
る。
回転機構付き搭載台において、前記シャフトは全長に亘
り雄ネジが形成された長ボルトであり、前記ローラには
雌ネジが形成され前記雄ネジに螺合することを特徴とす
る。
【0008】第3の技術的手段は、第1または第2の技
術的手段の回転機構付き搭載台において、前記ローラ
は、前記シャフトまたは長ボルトに対する位置と数を調
整可能であることを特徴とする。
術的手段の回転機構付き搭載台において、前記ローラ
は、前記シャフトまたは長ボルトに対する位置と数を調
整可能であることを特徴とする。
【0009】第4の技術的手段は、第1〜第3の技術的
手段の回転機構付き搭載台において、前記シャフトまた
は長ボルトは、弾性を有することを特徴とする。
手段の回転機構付き搭載台において、前記シャフトまた
は長ボルトは、弾性を有することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図12に示す実施例に基づいて説明する。なお、実施
例についての説明において、図13〜図16に示した従
来の回転機構付き搭載台と同様の構成要素については、
同一の用語を使用する。図1は回転機構付き搭載台の正
面図、図2は図1のA−A断面図、図3は回転機構付き
搭載台を底面から見た底面視図である。回転機構付き搭
載台1は、床面に直接設置される固定基台2と、固定基
台2に植設された回転中心軸3と、回転中心軸3に嵌合
するスペーサ4と、回転自在に保持される回転板5と、
複数の長ボルト6と、複数のローラ7と、回転基台8等
から構成され、回転基台8は固定基台2上を転動する複
数のローラ7に支持されて任意の角度回転することがで
きる。回転機構付き搭載台1は、例えばテレビ台として
利用することができ、この場合回転基台8は箱状をな
し、上面に重量のあるテレビジョン等の物品を載置する
ことが可能で、箱内にもAV機器等の物品を収納するこ
とができるラック状である。
〜図12に示す実施例に基づいて説明する。なお、実施
例についての説明において、図13〜図16に示した従
来の回転機構付き搭載台と同様の構成要素については、
同一の用語を使用する。図1は回転機構付き搭載台の正
面図、図2は図1のA−A断面図、図3は回転機構付き
搭載台を底面から見た底面視図である。回転機構付き搭
載台1は、床面に直接設置される固定基台2と、固定基
台2に植設された回転中心軸3と、回転中心軸3に嵌合
するスペーサ4と、回転自在に保持される回転板5と、
複数の長ボルト6と、複数のローラ7と、回転基台8等
から構成され、回転基台8は固定基台2上を転動する複
数のローラ7に支持されて任意の角度回転することがで
きる。回転機構付き搭載台1は、例えばテレビ台として
利用することができ、この場合回転基台8は箱状をな
し、上面に重量のあるテレビジョン等の物品を載置する
ことが可能で、箱内にもAV機器等の物品を収納するこ
とができるラック状である。
【0011】固定基台2と回転基台8間に介在する回転
機構について説明する。図4は図1のB−B断面図、図
5は図4における回転中心部Pの部分拡大図である。図
6は図1のC−C断面図、図7は図6における回転中心
部Qの部分拡大図、図8は図6におけるローラ取り付け
部Rの部分拡大図である。図1、図4に示す固定基台2
は、テレビジョン等の重量物を回転基台5に搭載した場
合においても回転機構付き搭載台1を安定して床面に支
持できる程度の十分な大きさと厚みを有する板状体から
なり、図5に示すように固定基台2の裏面中央部に設け
られた凹部2aから回転中心軸3が固定基台2を貫通し
て植設され、回転中心軸3の先端が十分な長さだけ突出
している。
機構について説明する。図4は図1のB−B断面図、図
5は図4における回転中心部Pの部分拡大図である。図
6は図1のC−C断面図、図7は図6における回転中心
部Qの部分拡大図、図8は図6におけるローラ取り付け
部Rの部分拡大図である。図1、図4に示す固定基台2
は、テレビジョン等の重量物を回転基台5に搭載した場
合においても回転機構付き搭載台1を安定して床面に支
持できる程度の十分な大きさと厚みを有する板状体から
なり、図5に示すように固定基台2の裏面中央部に設け
られた凹部2aから回転中心軸3が固定基台2を貫通し
て植設され、回転中心軸3の先端が十分な長さだけ突出
している。
【0012】回転中心軸3の固定基台2から突出した部
分には、図5〜図7に示すようにスペーサ4が嵌合され
ており、スペーサ4の上方に任意の間隙を介して回転基
台8が回転自在に支持される。なお、スペーサ4の上端
は回転基台8の底板8aの下面に必ずしも接触する必要
はない。回転基台8を回転中心軸3の上端に回転自在に
嵌合するため、回転基台8の底板8aにはフランジを有
する軸受筒8bが埋設され、回転中心軸3の先端部が軸
受筒8bに回転自在に嵌合される。
分には、図5〜図7に示すようにスペーサ4が嵌合され
ており、スペーサ4の上方に任意の間隙を介して回転基
台8が回転自在に支持される。なお、スペーサ4の上端
は回転基台8の底板8aの下面に必ずしも接触する必要
はない。回転基台8を回転中心軸3の上端に回転自在に
嵌合するため、回転基台8の底板8aにはフランジを有
する軸受筒8bが埋設され、回転中心軸3の先端部が軸
受筒8bに回転自在に嵌合される。
【0013】図4〜図6に示すように、回転中心軸3に
嵌合しているスペーサ4のさらに外周には、複数の長ボ
ルト6とローラ8が放射状に組み付けられた回転板5が
嵌合している。回転板5は、所定の厚さを有し、中心に
嵌合孔を有する円板状または多角形状をなし、その外周
面には例えば45゜の等角度間隔で所定深さのネジ孔5
aが8個設けられる。なお、ネジ孔5aの個数及びサイ
ズは、搭載台に搭載される物品の大きさ及び重量などを
勘案して適当な個数及びサイズが選定される。そして、
各ネジ孔5aには全長にわたり雄ねじ6aが設けられた
長ボルト6の一端部がしっかりと螺着される。各長ボル
ト6の他端部側にはローラ7を螺着する。ローラ7は、
一般には金属あるいは硬質の合成樹脂からなる円筒状で
あり、その内周面には雌ネジが設けられ、各ローラ7は
各長ボルト6に螺着される。長ボルト6に螺着されるロ
ーラ7の位置、数等は搭載台に搭載される物品の大き
さ、重量、搭載位置等を勘案して決定される。また、固
定基台2と回転板5との間には適宜ワッシャ3cを介在
させることができる。
嵌合しているスペーサ4のさらに外周には、複数の長ボ
ルト6とローラ8が放射状に組み付けられた回転板5が
嵌合している。回転板5は、所定の厚さを有し、中心に
嵌合孔を有する円板状または多角形状をなし、その外周
面には例えば45゜の等角度間隔で所定深さのネジ孔5
aが8個設けられる。なお、ネジ孔5aの個数及びサイ
ズは、搭載台に搭載される物品の大きさ及び重量などを
勘案して適当な個数及びサイズが選定される。そして、
各ネジ孔5aには全長にわたり雄ねじ6aが設けられた
長ボルト6の一端部がしっかりと螺着される。各長ボル
ト6の他端部側にはローラ7を螺着する。ローラ7は、
一般には金属あるいは硬質の合成樹脂からなる円筒状で
あり、その内周面には雌ネジが設けられ、各ローラ7は
各長ボルト6に螺着される。長ボルト6に螺着されるロ
ーラ7の位置、数等は搭載台に搭載される物品の大き
さ、重量、搭載位置等を勘案して決定される。また、固
定基台2と回転板5との間には適宜ワッシャ3cを介在
させることができる。
【0014】回転基台8を固定基台2に回転自在に組み
立てるに際しては、まず複数のローラ7、長ボルト6が
放射状に組み付けられた回転板5を、固定基台2に植設
された回転中心軸3の先端部側に嵌合されたスペーサ4
のさらに外周に嵌合させ、次いで回転基台8の底板8a
に埋設された軸受筒8bを回転中心軸3の先端部に嵌合
させ、回転基台8の底板8aを複数のローラ7上に支持
させることによって組み立てる。
立てるに際しては、まず複数のローラ7、長ボルト6が
放射状に組み付けられた回転板5を、固定基台2に植設
された回転中心軸3の先端部側に嵌合されたスペーサ4
のさらに外周に嵌合させ、次いで回転基台8の底板8a
に埋設された軸受筒8bを回転中心軸3の先端部に嵌合
させ、回転基台8の底板8aを複数のローラ7上に支持
させることによって組み立てる。
【0015】以上のように構成された回転機構付き搭載
台の動作を説明する。回転基台8にテレビジョンのよう
な重量のある物品が搭載された状態で、回転機構付き搭
載台1が床面に設置されているとき、回転基台8を手動
により押圧すると、固定基台2に植設された回転中心軸
3を中心として複数のローラ7が回転するとともに、回
転板5が回転中心軸3を中心として回転し、回転基台8
が回転する。この時、回転板5はスペーサ4の外周を回
転自在であるため、回転板5と複数の長ボルト6は一体
となって回転し、また各長ボルト6に螺合している各ロ
ーラ7は各長ボルト6を軸としてネジ山に沿って回転す
るとともに各長ボルト6の軸方向にスライドしながら固
定基台2の表面上を転動する。したがって、各ローラ7
が固定基台2の表面上で転動する軌跡は、渦巻き状とな
るため固定基台2の表面の特定の部分のみが摩耗したり
変形したりすることがない。
台の動作を説明する。回転基台8にテレビジョンのよう
な重量のある物品が搭載された状態で、回転機構付き搭
載台1が床面に設置されているとき、回転基台8を手動
により押圧すると、固定基台2に植設された回転中心軸
3を中心として複数のローラ7が回転するとともに、回
転板5が回転中心軸3を中心として回転し、回転基台8
が回転する。この時、回転板5はスペーサ4の外周を回
転自在であるため、回転板5と複数の長ボルト6は一体
となって回転し、また各長ボルト6に螺合している各ロ
ーラ7は各長ボルト6を軸としてネジ山に沿って回転す
るとともに各長ボルト6の軸方向にスライドしながら固
定基台2の表面上を転動する。したがって、各ローラ7
が固定基台2の表面上で転動する軌跡は、渦巻き状とな
るため固定基台2の表面の特定の部分のみが摩耗したり
変形したりすることがない。
【0016】図9は図1のC−C断面図に相当する図
で、ローラの位置及び個数を任意に選択した例を示す図
である。回転基台8を押圧して回転させる際の回転力調
整やローラの転動する軌道をずらすために、複数のロー
ラ7のそれぞれの位置を変更したり、ローラ7の数を任
意の数とするように増減した状態を表している。図9
は、回転基台8に搭載される物品が図の下方に偏倚して
設置されている例であって、円板状の回転板5には、8
本の長ボルト6を取付可能なものであるが、回転基台8
に搭載された重量のある物品による偏荷重状態を勘案
し、各ローラ7が負担する荷重がほぼ均一になるように
長ボルト6の取付位置と、ローラ7の取付位置と数を設
定したものである。これにより、各ローラ7の回転が均
一になり、固定基板2の変形も生じにくくなる。
で、ローラの位置及び個数を任意に選択した例を示す図
である。回転基台8を押圧して回転させる際の回転力調
整やローラの転動する軌道をずらすために、複数のロー
ラ7のそれぞれの位置を変更したり、ローラ7の数を任
意の数とするように増減した状態を表している。図9
は、回転基台8に搭載される物品が図の下方に偏倚して
設置されている例であって、円板状の回転板5には、8
本の長ボルト6を取付可能なものであるが、回転基台8
に搭載された重量のある物品による偏荷重状態を勘案
し、各ローラ7が負担する荷重がほぼ均一になるように
長ボルト6の取付位置と、ローラ7の取付位置と数を設
定したものである。これにより、各ローラ7の回転が均
一になり、固定基板2の変形も生じにくくなる。
【0017】図10〜図12は、本発明の異なる実施例
を示す図で、図10は先の実施例を示す図1のC−C断
面に相当する図、図11は図10の回転中心部Sの部分
拡大図、図12は図10のローラ取り付け部Tの部分拡
大図である。図10〜図12に示す実施例の回転機構付
き搭載台では、先の実施例の長ボルト6のように全長に
亘り雄ネジを設けるのではなく、一端部のみに雄ネジを
設けたシャフト11に変更し、シャフト11にローラ1
2をスライド自在に嵌合する構成としたものである。シ
ャフト11の一端部に形成した雄ネジ11aが、回転板
5に等角度間隔で8個設けられたネジ孔5aに螺着さ
れ、シャフト11の中間部分には、金属もしくは合成樹
脂製のローラがスライド及び回転自在に嵌合されてい
る。このような構成の回転機構によれば、構成がより簡
単になり、コストを低減することができるが、固定基台
2上を転動するローラの軌跡は単純な円周となる。
を示す図で、図10は先の実施例を示す図1のC−C断
面に相当する図、図11は図10の回転中心部Sの部分
拡大図、図12は図10のローラ取り付け部Tの部分拡
大図である。図10〜図12に示す実施例の回転機構付
き搭載台では、先の実施例の長ボルト6のように全長に
亘り雄ネジを設けるのではなく、一端部のみに雄ネジを
設けたシャフト11に変更し、シャフト11にローラ1
2をスライド自在に嵌合する構成としたものである。シ
ャフト11の一端部に形成した雄ネジ11aが、回転板
5に等角度間隔で8個設けられたネジ孔5aに螺着さ
れ、シャフト11の中間部分には、金属もしくは合成樹
脂製のローラがスライド及び回転自在に嵌合されてい
る。このような構成の回転機構によれば、構成がより簡
単になり、コストを低減することができるが、固定基台
2上を転動するローラの軌跡は単純な円周となる。
【0018】
【発明の効果】(1)本発明によれば、回転板とシャフ
トをネジ固定式にするとともに回転用のローラをシャフ
トに回転自在に保持することにより、ローラの位置及び
個数を任意の位置と個数にすることができる。また、必
要のないシャフトは取り外すことにより、簡単にローラ
に対する荷重負担を均一化することができ、回転基台を
円滑に回転することができる。 (2)また、本発明によれば、回転板と長ボルトをネジ
固定式にするとともに回転用のローラを長ボルトに回転
自在にネジ保持することにより、ローラの位置及び個数
を任意の位置と個数にすることができ、また必要のない
長ボルトは取り外すことにより、簡単にローラに対する
荷重負担を均一化することができる。また、ローラが長
ボルト上で回転すると、ローラは長ボルトに沿ってスラ
イドするので、ローラが固定基台上を転動する際の軌跡
は渦巻き状となるため、固定基台及び回転基台の底板の
特定部分のみが摩耗することを防ぐことができる。 (3)また、本発明によれば、ローラはシャフトまたは
長ボルトに対する位置と数を調整可能であり、またシャ
フトまたは長ボルトに径の異なるものに交換することが
可能であるので、回転基台の搭載される物品の状態に応
じた最適のローラの配置及び個数とすることができる。 (4)また、本発明によれば、シャフトまたは長ボルト
に任意の弾性を付与し、柔軟性をもたせることにより、
固定基台及び回転基台の底板が変形したとしても、ロー
ラはその変形になじんで当接するので円滑な回転が得ら
れる。
トをネジ固定式にするとともに回転用のローラをシャフ
トに回転自在に保持することにより、ローラの位置及び
個数を任意の位置と個数にすることができる。また、必
要のないシャフトは取り外すことにより、簡単にローラ
に対する荷重負担を均一化することができ、回転基台を
円滑に回転することができる。 (2)また、本発明によれば、回転板と長ボルトをネジ
固定式にするとともに回転用のローラを長ボルトに回転
自在にネジ保持することにより、ローラの位置及び個数
を任意の位置と個数にすることができ、また必要のない
長ボルトは取り外すことにより、簡単にローラに対する
荷重負担を均一化することができる。また、ローラが長
ボルト上で回転すると、ローラは長ボルトに沿ってスラ
イドするので、ローラが固定基台上を転動する際の軌跡
は渦巻き状となるため、固定基台及び回転基台の底板の
特定部分のみが摩耗することを防ぐことができる。 (3)また、本発明によれば、ローラはシャフトまたは
長ボルトに対する位置と数を調整可能であり、またシャ
フトまたは長ボルトに径の異なるものに交換することが
可能であるので、回転基台の搭載される物品の状態に応
じた最適のローラの配置及び個数とすることができる。 (4)また、本発明によれば、シャフトまたは長ボルト
に任意の弾性を付与し、柔軟性をもたせることにより、
固定基台及び回転基台の底板が変形したとしても、ロー
ラはその変形になじんで当接するので円滑な回転が得ら
れる。
【図1】本発明の回転機構付き搭載台の実施例を示す正
面図である。
面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1の底面視図である。
【図4】図1のB−B断面図である。
【図5】図4における回転中心部Pの部分拡大図であ
る。
る。
【図6】図1のC−C断面図である。
【図7】図6における回転中心部Qの部分拡大図であ
る。
る。
【図8】図6における回転中心部Rの部分拡大図であ
る。
る。
【図9】図1のC−C断面図である。
【図10】本発明の回転機構付き搭載台の異なる実施例
を示す、図1のC−Cに相当する断面図である。
を示す、図1のC−Cに相当する断面図である。
【図11】図10における回転中心部Sの部分拡大図で
ある。
ある。
【図12】図10における回転中心部Tの部分拡大図で
ある。
ある。
【図13】従来の回転機構付き搭載台を示す正面図であ
る。
る。
【図14】図13の回転機構付き搭載台の底面視図であ
る。
る。
【図15】図13のD−D断面図である。
【図16】図13のE−E断面図である。
1,21…回転機構付き搭載台、2,22…固定基台、
3,23…回転中心軸、4…スペーサ、5…回転板、6
…長ボルト、7,12,24…ローラ、8,25…回転
基台、11…シャフト。
3,23…回転中心軸、4…スペーサ、5…回転板、6
…長ボルト、7,12,24…ローラ、8,25…回転
基台、11…シャフト。
Claims (4)
- 【請求項1】 複数のシャフトを放射状に取り付けた回
転板を回転自在に取り付けた固定基台と、前記シャフト
の各々に嵌合するローラと、前記固定基台に前記ローラ
を介して回転自在に保持される回転基台とからなること
を特徴とする回転機構付き搭載台。 - 【請求項2】 前記シャフトは全長に亘り雄ネジが形成
された長ボルトであり、前記ローラには雌ネジが形成さ
れ前記雄ネジに螺合することを特徴とする請求項1記載
の回転機構付き搭載台。 - 【請求項3】 前記ローラは、前記シャフトまたは長ボ
ルトに対する位置と数を調整可能であることを特徴とす
る請求項1または2記載の回転機構付き搭載台。 - 【請求項4】 前記シャフトまたは長ボルトは、弾性を
有することを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載
の回転機構付き搭載台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000115545A JP2001309279A (ja) | 2000-04-17 | 2000-04-17 | 回転機構付き搭載台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000115545A JP2001309279A (ja) | 2000-04-17 | 2000-04-17 | 回転機構付き搭載台 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001309279A true JP2001309279A (ja) | 2001-11-02 |
Family
ID=18627162
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000115545A Pending JP2001309279A (ja) | 2000-04-17 | 2000-04-17 | 回転機構付き搭載台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001309279A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003101247A1 (de) * | 2002-06-03 | 2003-12-11 | Cordes Guenther | Tisch mit drehbarer tischplatte |
GB2392085A (en) * | 2002-07-29 | 2004-02-25 | Titus Int Plc | Modular turntable |
US7628375B2 (en) | 2005-06-13 | 2009-12-08 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Swiveling apparatus for a monitor apparatus |
KR101258253B1 (ko) * | 2006-06-30 | 2013-04-25 | 엘지디스플레이 주식회사 | 액정 표시 장치 제조용 턴 테이블의 회전 장치 |
-
2000
- 2000-04-17 JP JP2000115545A patent/JP2001309279A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003101247A1 (de) * | 2002-06-03 | 2003-12-11 | Cordes Guenther | Tisch mit drehbarer tischplatte |
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GB2392085B (en) * | 2002-07-29 | 2005-05-11 | Titus Int Plc | Turntables |
US7628375B2 (en) | 2005-06-13 | 2009-12-08 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Swiveling apparatus for a monitor apparatus |
KR101258253B1 (ko) * | 2006-06-30 | 2013-04-25 | 엘지디스플레이 주식회사 | 액정 표시 장치 제조용 턴 테이블의 회전 장치 |
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Date | Code | Title | Description |
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