JP2001309254A - 移動体用テレビ受信装置 - Google Patents

移動体用テレビ受信装置

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JP2001309254A
JP2001309254A JP2000122856A JP2000122856A JP2001309254A JP 2001309254 A JP2001309254 A JP 2001309254A JP 2000122856 A JP2000122856 A JP 2000122856A JP 2000122856 A JP2000122856 A JP 2000122856A JP 2001309254 A JP2001309254 A JP 2001309254A
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JP
Japan
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digital television
broadcast
television receiver
digital
analog
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JP2000122856A
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English (en)
Inventor
Oaki Kato
大明 加藤
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デジタルテレビ放送が受信できなくなって
も、アナログテレビ放送によって放送の受信が続けられ
るようにする。 【解決手段】 車両等の移動体に設置され、アナログテ
レビ受信機1とデジタルテレビ受信機2の受信状態を受
信状態判定部3で監視し、いずれの受信状態が良好かを
判定して、スイッチ4の切換制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体に設置され
る移動体用テレビ受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】現
在、日本において2003年より地上波デジタルテレビ
放送が開始される予定である。この地上波デジタルテレ
ビ放送の受信において、送信所からの電波が弱くなり、
ある受信レベル以下(弱電界)になると、図3に示すよ
うに、全く受信できなくなるというデジタル特有の性質
がある。
【0003】このため、図4のように、車等で移動しな
がら地上波デジタルテレビ放送を受信しようとすると、
弱電界地域でテレビ放送を全く受信することができなく
なる問題が発生する。
【0004】本発明は、デジタルテレビ放送が受信でき
なくなっても、アナログテレビ放送によって放送の受信
が続けられるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、アナログテ
レビ放送の受信では、図3中の破線で示すように、デジ
タルテレビ放送を受信する場合と異なって、電波が弱く
なるに従って徐々に映像・音声にノイズが混ざり品位は
悪化するが、放送を受信することは可能であることに着
目した。すなわち、デジタルテレビ放送を受信している
時、受信レベルが弱くなり、受信できなくなった場合、
デジタルテレビ放送からアナログテレビ放送に自動的に
切換えることにより、全くテレビ放送ができなくなると
いう問題を解決することができる。逆に、デジタルテレ
ビ放送が受信できるようになったら、アナログテレビ放
送からデジタルテレビ放送に自動的に切換えて、映像・
音声の品位を向上させることができる。
【0006】本発明は上記検討を基になされたもので、
請求項1に記載の発明では、アナログテレビ受信機と、
デジタルテレビ受信機とを備え、デジタルテレビ受信機
での受信によってデジタルテレビ放送を受信していると
きに、デジタルテレビ受信機の受信状態が悪くなると、
アナログテレビ受信機で受信されたアナログテレビ放送
に切換えることができるように構成されていることを特
徴としている。
【0007】この発明によれば、デジタルテレビ放送が
受信できなくなっても、アナログテレビ放送によって放
送の受信を続けることができる。
【0008】請求項2に記載の発明では、移動体に設置
される移動体用テレビ受信装置であって、アナログテレ
ビ受信機と、デジタルテレビ受信機と、アナログテレビ
受信機の受信状態とデジタルテレビ受信機の受信状態を
判定する受信状態判定手段と、受信状態判定手段の判定
結果により、アナログテレビ受信機とデジタルテレビ受
信機のいずれか一方で受信されたテレビ放送を受信する
ように、放送の切換を行う切換手段とを備えたことを特
徴としている。
【0009】この発明によっても、デジタルテレビ放送
が受信できなくなったときにアナログテレビ放送によっ
て放送の受信を続けることができ、またデジタルテレビ
放送が受信できるようになったらデジタルテレビ放送に
戻すようにすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1に、本発明の一実施形態を示
す車両用テレビ受信装置の構成を示す。
【0011】車両には、アナログテレビ受信機1と、デ
ジタルテレビ受信機2が備えられている。アナログテレ
ビ受信機1は、アンテナで受信したテレビ信号を検波
し、映像・音声の信号を出力するとともに、映像の同期
信号や音声信号の有無等を基にして、アナログテレビ放
送の受信状態を受信状態判定部3に通知する。また、デ
ジタルテレビ受信機2は、アンテナで受信したテレビ信
号を検波し、映像・音声の信号を出力するとともに、映
像信号、音声信号、ビット誤り率等を基にして、デジタ
ルテレビ放送の受信状態を受信状態判定部3に通知す
る。
【0012】受信状態判定部(受信状態判定手段)3
は、アナログテレビ受信機1から通知されるアナログテ
レビ放送の受信状態と、デジタルテレビ受信機2から通
知されるデジタルテレビ放送の受信状態を判定し、その
判定結果に基づいて受信状態が良好なテレビ放送を受信
するようにスイッチ4の切換制御を行う。その場合、ア
ナログテレビ受信機1とデジタルテレビ受信機2の双方
の受信状態が良好なときは、デジタルテレビ放送を受信
するように、スイッチ4の切換制御を行う。なお、スイ
ッチ4の切換が頻繁に発生するのを防止するため、受信
状態判定部3の判定にヒステリシスを設けるようにする
のが好ましい。
【0013】スイッチ(切換手段)4は、受信状態判定
部3の判定結果により、アナログテレビ受信機1とデジ
タルテレビ受信機2のいずれか一方で受信されたテレビ
放送を受信するように、受信する放送の切換を行う。こ
こで、スイッチ4がアナログテレビ受信機1側(図中の
a側)になっているときには、アナログテレビ受信機1
から映像・音声の信号がディスプレイ&スピーカ5に出
力され、スイッチ4がデジタルテレビ受信機2側(図中
のb側)になっているときには、デジタルテレビ受信機
2から映像・音声の信号がディスプレイ&スピーカ5に
出力される。
【0014】上記した構成において、その作動を、図2
を参照して説明する。
【0015】まず、図2中の例1のコースを走行する場
合について説明する。
【0016】地点A−B間では、デジタルテレビ放送が
良好に受信できるエリア内にいるので、受信状態判定部
3での判定により、スイッチ4をb側とし、ディスプレ
イ&スピーカ5からX放送局のデジタルテレビ放送を受
信するようにする。
【0017】地点Bでは、デジタルテレビ放送が受信で
きる限界にいるため、少しでも地点C側に進むと、デジ
タルテレビ放送が受信できなくなる。このため、デジタ
ルテレビ放送の受信状態が悪くなったことを受信状態判
定部3が判定すると、スイッチ4をa側として、アナロ
グテレビ放送に受信を切換える。ここで、デジタルテレ
ビ放送からアナログテレビ放送に突然切換えるとユーザ
に違和感を与えるため、受信状態判定部3から図示しな
い通知手段あるいはユーザとの確認を行える手段に信号
を出力して、アナログテレビ放送に切換えることをユー
ザに通知する、あるいはアナログテレビ放送に切換える
かどうかのユーザの確認をとるようにするのが好まし
い。
【0018】地点B−C間では、デジタルテレビ放送が
受信できないエリア内にいるので、受信状態判定部3で
の判定により、スイッチ4をa側とし、ディスプレイ&
スピーカ5からアナログテレビ放送を受信するようにす
る。
【0019】地点Cでは、デジタルテレビ放送が受信で
きる限界にいるため、少しでも地点D側に進むと、デジ
タルテレビ放送が受信できるようになる。このため、デ
ジタルテレビ放送が受信できるようになったことを受信
状態判定部3が判定すると、スイッチ4をb側としてデ
ジタルテレビ放送に受信を切換える。この場合も、アナ
ログテレビ放送からデジタルテレビ放送に突然切換える
とユーザに違和感を与えるため、切換える時に放送を切
換えたことを通知する、あるいは切換えるかどうかの確
認をするのが好ましい。
【0020】地点C−D間では、地点A−B間の時と同
様、デジタルテレビ放送が良好に受信できるエリア内に
いるので、受信状態判定部3での判定により、スイッチ
4をb側とし、ディスプレイ&スピーカ5からデジタル
テレビ放送を受信するようにする。
【0021】なお、地点B、Cのような限界地点におい
て、デジタルテレビ放送とアナログテレビ放送の受信の
切換が頻繁に発生しないように、切換えるタイミングに
ヒステリシスを持たせるようにするのが好ましい。
【0022】次に、図2中の例2のコースを走行する場
合について説明する。
【0023】地点E−G間では、地点A−B間の時と同
様、スイッチ4をb側とし、ディスプレイ&スピーカ5
からX放送局のデジタルテレビ放送を受信するようにす
る。
【0024】地点Gでは、デジタルテレビ放送が受信で
きる限界にいるため、少しでも地点H側に進むと、デジ
タルテレビ放送が受信できなくなる。このため、デジタ
ルテレビ放送が受信できなくなったことを受信状態判定
部3が判定すると、スイッチ4をa側として、アナログ
テレビ放送に受信を切換える。なお、この地点では、Y
放送局からのデジタルテレビ放送が受信できるため、ユ
ーザにY放送局のデジタルテレビ放送に切換えるかの確
認をとって、Y放送局のデジタルテレビ放送に切換える
ようにしてもよい。
【0025】地点G−H間では、X放送局のデジタルテ
レビ放送が受信できないエリア内にいるので、受信状態
判定部3での判定により、スイッチ4をa側とし、ディ
スプレイ&スピーカ5からアナログテレビ放送を受信す
るようにする。あるいは、Y放送局からのデジタルテレ
ビ放送が受信できるため、ユーザにY放送局のデジタル
テレビ放送に切換えるかの確認をとって、Y放送局のデ
ジタルテレビ放送に受信を切換えるようにしてもよい。
【0026】なお、上記した例において、デジタルテレ
ビ放送(1番組)とアナログテレビ放送で異なる番組を
放送している場合には、デジタルテレビ放送とアナログ
テレビ放送間で受信を切換える時に、ユーザに違和感を
与える可能性が高い。このため、切換える時に放送を切
換えることをユーザに通知する、あるいはユーザに切換
えるかどうかの確認をとる必要がある。
【0027】また、デジタルテレビ放送では、1チャン
ネルに最大3番組を多重化して送信することができるた
め、デジタルテレビ放送とアナログテレビ放送で同一番
組が放送されていたり、異なる番組が放送されたりす
る。このようにデジタルテレビ放送が多番組放送の場合
には、デジタルテレビ放送からアナログテレビ放送に切
換える時、放送番組の内容が異なる可能性があるため、
その切換え時に、放送を切換えることをユーザに通知す
る、あるいはユーザに切換えるかどうかの確認をとる必
要がある。逆に、アナログテレビ放送からデジタルテレ
ビ放送に切換える時、デジタルテレビ放送のどの番組に
切換えたらよいかをユーザに確認する必要がある。この
場合、例えば、事前にユーザに受信したいテレビ放送に
ついての優先順位付けをしてもらい、放送が受信できな
くなった場合、その順番に自動的に切換えるようにして
もよい。
【0028】なお、上記した実施形態では、受信状態判
定部3において、アナログテレビ受信機1とデジタルテ
レビ受信機2のうち受信状態が良好な方のテレビ放送を
受信するものを示したが、デジタルテレビ受信機2の受
信状態のみを判定し、デジタルテレビ受信機2の受信状
態が良好なうちはデジタルテレビ放送とし、デジタルテ
レビ受信機2の受信状態が悪くなったときにアナログテ
レビ放送に切換えるようにしてもよい。
【0029】また、上記した実施形態では、本発明を車
両用のテレビ受信装置に適用するものを示したが、その
他の移動体のテレビ受信装置に適用するようにしてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す車両用テレビ受信装
置の構成を示す図である。
【図2】作動説明に供する説明図である。
【図3】地上波デジタルテレビ放送の問題点を説明する
ための図である。
【図4】車等で移動しながら地上波デジタルテレビ放送
を受信する状況を説明するための説明図である。
【符号の説明】
1…アナログテレビ受信機、2…デジタルテレビ受信
機、3…受信状態判定部、4…スイッチ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログテレビ受信機と、デジタルテレ
    ビ受信機とを備え、前記デジタルテレビ受信機での受信
    によってデジタルテレビ放送を行っているときに、前記
    デジタルテレビ受信機の受信状態が悪くなると、前記ア
    ナログテレビ受信機で受信されたアナログテレビ放送に
    切換えることができるように構成されている移動体用テ
    レビ受信装置。
  2. 【請求項2】 移動体に設置される移動体用テレビ受信
    装置であって、 アナログテレビ受信機と、 デジタルテレビ受信機と、 前記アナログテレビ受信機の受信状態と前記デジタルテ
    レビ受信機の受信状態を判定する受信状態判定手段と、 前記受信状態判定手段の判定結果により、前記アナログ
    テレビ受信機と前記デジタルテレビ受信機のいずれか一
    方で受信されたテレビ放送を行うように、放送の切換を
    行う切換手段とを備えたことを特徴とする移動体用テレ
    ビ受信装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2003056787A1 (ja) * 2001-12-27 2005-05-12 シャープ株式会社 携帯情報端末
JP2006050540A (ja) * 2004-06-28 2006-02-16 Alpine Electronics Inc 地上波ディジタル放送受信機及び階層切り替え方法

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