JP2001309158A - 電子メールシステム - Google Patents
電子メールシステムInfo
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- JP2001309158A JP2001309158A JP2000125743A JP2000125743A JP2001309158A JP 2001309158 A JP2001309158 A JP 2001309158A JP 2000125743 A JP2000125743 A JP 2000125743A JP 2000125743 A JP2000125743 A JP 2000125743A JP 2001309158 A JP2001309158 A JP 2001309158A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 受信電子メールの送信元から本当に送信され
たものか、不正な者が送信元を名乗って送信したかの区
別は容易ではない。 【解決手段】 電子メール本文の特徴情報を生成し、特
徴情報を含む送信者の認証情報を電子透かしとして埋め
こんだ認証画像を作成送信し、受信端末において、認証
画像から電子透かしとして埋めこんである送信者の認証
情報を抽出し、受信した電子メール本文から生成した特
徴情報と比較して認証を行う。
たものか、不正な者が送信元を名乗って送信したかの区
別は容易ではない。 【解決手段】 電子メール本文の特徴情報を生成し、特
徴情報を含む送信者の認証情報を電子透かしとして埋め
こんだ認証画像を作成送信し、受信端末において、認証
画像から電子透かしとして埋めこんである送信者の認証
情報を抽出し、受信した電子メール本文から生成した特
徴情報と比較して認証を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】電子メールを送受信するシス
テムに関する。
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】今般、電子メールは広く利用されてお
り、テキストのみならず、画像もMIME形式等を用い
て送信できる技術は周知である。受信者側で送信者が誰
であるかを判別するには、受信された電子メールのヘッ
ダーに記述されている送信元アドレスを表示し、これを
受信者が視認している。しかしながら、電子メールのヘ
ッダーに記述されている送信元アドレスは、不正を行う
意図の有るものにとっては、比較的容易に改竄できると
言われている。
り、テキストのみならず、画像もMIME形式等を用い
て送信できる技術は周知である。受信者側で送信者が誰
であるかを判別するには、受信された電子メールのヘッ
ダーに記述されている送信元アドレスを表示し、これを
受信者が視認している。しかしながら、電子メールのヘ
ッダーに記述されている送信元アドレスは、不正を行う
意図の有るものにとっては、比較的容易に改竄できると
言われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この場合、次の課題が
ある。例えば、AさんがBさんと名乗る(すなわち、送
信元アドレスがBさんである)電子メールを受信した場
合、本当にBさんから送信されたものか、不正なCさん
がBさんを名乗って送信したかの区別は容易ではない。
ある。例えば、AさんがBさんと名乗る(すなわち、送
信元アドレスがBさんである)電子メールを受信した場
合、本当にBさんから送信されたものか、不正なCさん
がBさんを名乗って送信したかの区別は容易ではない。
【0004】一方、電子メールを用いない、郵便等の手
紙において、重要な手紙の場合、送信者が特定できる特
別なマークや背景を有する便箋や封筒などを用いること
によって、受信者側において、送信者の真正性を得るこ
とが行われている。この場合、上記の特別な便箋等を厳
重に管理すれば、送信者の真正性は確保できる。ところ
が、現行の電子メールシステムによれば、上記のような
郵便等で実施されている習慣を反映したものはない。擬
似的には、特別なマークを画像としてテキストに添付し
て送ることも可能であるが、周知のように、画像は簡単
にコピーできるので、単なる画像を用いたのであれば、
不正な送信者がこの特別なマークを電子メールに添付し
ても、送信者が真正であるか否かを判別できない。
紙において、重要な手紙の場合、送信者が特定できる特
別なマークや背景を有する便箋や封筒などを用いること
によって、受信者側において、送信者の真正性を得るこ
とが行われている。この場合、上記の特別な便箋等を厳
重に管理すれば、送信者の真正性は確保できる。ところ
が、現行の電子メールシステムによれば、上記のような
郵便等で実施されている習慣を反映したものはない。擬
似的には、特別なマークを画像としてテキストに添付し
て送ることも可能であるが、周知のように、画像は簡単
にコピーできるので、単なる画像を用いたのであれば、
不正な送信者がこの特別なマークを電子メールに添付し
ても、送信者が真正であるか否かを判別できない。
【0005】そこで、本発明は、従来郵便等で実施され
ていた送信者の真正性を確保する手法に準じて、電子メ
ールにおいても、送信者が真正であるか否かを判別でき
るシステムを提供することを目的とする。
ていた送信者の真正性を確保する手法に準じて、電子メ
ールにおいても、送信者が真正であるか否かを判別でき
るシステムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、少なくとも画像を含んだ電
子メールを送信端末から送信し、当該電子メールを受信
端末で受信する電子メールシステムであって、電子メー
ルに含まれる少なくとも一つの画像に、送信者の認証情
報を電子透かしとして埋めこんだ認証画像を作成する認
証画像作成手段と、受信端末において、認証画像から電
子透かしとして埋めこんである送信者の認証情報を抽出
する認証情報抽出手段とを備えたことを特徴とする電子
メールシステムである。
に、請求項1記載の発明は、少なくとも画像を含んだ電
子メールを送信端末から送信し、当該電子メールを受信
端末で受信する電子メールシステムであって、電子メー
ルに含まれる少なくとも一つの画像に、送信者の認証情
報を電子透かしとして埋めこんだ認証画像を作成する認
証画像作成手段と、受信端末において、認証画像から電
子透かしとして埋めこんである送信者の認証情報を抽出
する認証情報抽出手段とを備えたことを特徴とする電子
メールシステムである。
【0007】請求項2記載の発明は、送信者の認証情報
は、送信者の電子メールアドレスであり、抽出した認証
情報と受信した電子メールの送信元アドレスが一致する
かを判定する認証手段を備えたことを特徴とする請求項
1記載の電子メールシステムである。
は、送信者の電子メールアドレスであり、抽出した認証
情報と受信した電子メールの送信元アドレスが一致する
かを判定する認証手段を備えたことを特徴とする請求項
1記載の電子メールシステムである。
【0008】請求項3記載の発明は、送信者の認証情報
は、送信時の日時であり、抽出した認証情報と受信した
電子メールの送信日時が一致するかを判定する認証手段
を備えたことを特徴とする請求項1記載の電子メールシ
ステムである。
は、送信時の日時であり、抽出した認証情報と受信した
電子メールの送信日時が一致するかを判定する認証手段
を備えたことを特徴とする請求項1記載の電子メールシ
ステムである。
【0009】請求項4記載の発明は、送信される電子メ
ールに含まれるテキストデータから、その特徴情報を生
成する特徴情報生成手段を、送信端末および受信端末に
備え、送信者の認証情報は、前記特徴情報を少なくとも
含み、認証情報抽出手段の抽出した認証情報中の特徴情
報と、受信端末の特徴情報生成手段が受信メールに含ま
れるテキストデータから生成した特徴情報を比較する特
徴情報比較手段を備えたことを特徴とする請求項1ない
し3記載の電子メールシステムである。
ールに含まれるテキストデータから、その特徴情報を生
成する特徴情報生成手段を、送信端末および受信端末に
備え、送信者の認証情報は、前記特徴情報を少なくとも
含み、認証情報抽出手段の抽出した認証情報中の特徴情
報と、受信端末の特徴情報生成手段が受信メールに含ま
れるテキストデータから生成した特徴情報を比較する特
徴情報比較手段を備えたことを特徴とする請求項1ない
し3記載の電子メールシステムである。
【0010】請求項5記載の発明は、受信したテキスト
データと認証画像を同時に表示するメール表示手段を備
えたことを特徴とする請求項1ないし4記載の電子メー
ルシステムである。
データと認証画像を同時に表示するメール表示手段を備
えたことを特徴とする請求項1ないし4記載の電子メー
ルシステムである。
【0011】請求項6記載の発明は、受信したテキスト
データを認証画像に上書きして表示するメール表示手段
を備えたことを特徴とする請求項1ないし5記載の電子
メールシステムである。
データを認証画像に上書きして表示するメール表示手段
を備えたことを特徴とする請求項1ないし5記載の電子
メールシステムである。
【0012】請求項7記載の発明は、送信すべきテキス
トデータをレイアウトした画像を認証画像として用いる
ことを特徴とする請求項1ないし5記載の電子メールシ
ステムである。
トデータをレイアウトした画像を認証画像として用いる
ことを特徴とする請求項1ないし5記載の電子メールシ
ステムである。
【0013】
【発明の実施の形態】まず、本発明で使用する用語につ
いて説明する。特定画像とは、送信者を特定する画像で
ある。これは、少なくとも受信者となり得る者が、その
画像を見れば、送信者のものであると判断できるものが
望ましく、例えば、紋章などを用いる。しかしながら、
画像であれば何でもよい。また、テキストデータも含め
て、レイアウトした場合、レイアウトページの一部分の
画像であってもよいし、レイアウトページ全体になるよ
うな、いわゆる背景画像を用いてもよい。
いて説明する。特定画像とは、送信者を特定する画像で
ある。これは、少なくとも受信者となり得る者が、その
画像を見れば、送信者のものであると判断できるものが
望ましく、例えば、紋章などを用いる。しかしながら、
画像であれば何でもよい。また、テキストデータも含め
て、レイアウトした場合、レイアウトページの一部分の
画像であってもよいし、レイアウトページ全体になるよ
うな、いわゆる背景画像を用いてもよい。
【0014】認証画像とは、特定画像に送信者の認証情
報を電子透かしとして埋め込まれた画像である。電子透
かしとして認証情報を埋め込むとは、元になる画像を所
定のアルゴリズムで変換することであり、その変換の仕
方と埋め込むべき認証情報とが対応づけられている。ま
た、この画像変換は、元になる画像と変換後の画像が、
通常の人にはその区別ができないように行われる。従っ
て、認証画像自体も画像であり、特定画像との見た目の
差異はない。一方、電子透かしとして認証画像に埋め込
まれた認証情報を抽出するとは、変換の仕方と埋め込ま
れている情報との対応関係より、認証情報を得ることで
ある。電子透かしを画像に埋め込み、抽出する技術につ
いては、特開平10−196361号公報に開示されて
いるものを用いる。上記した特徴を持つ電子透かし技術
であれば、いずれでもよい。
報を電子透かしとして埋め込まれた画像である。電子透
かしとして認証情報を埋め込むとは、元になる画像を所
定のアルゴリズムで変換することであり、その変換の仕
方と埋め込むべき認証情報とが対応づけられている。ま
た、この画像変換は、元になる画像と変換後の画像が、
通常の人にはその区別ができないように行われる。従っ
て、認証画像自体も画像であり、特定画像との見た目の
差異はない。一方、電子透かしとして認証画像に埋め込
まれた認証情報を抽出するとは、変換の仕方と埋め込ま
れている情報との対応関係より、認証情報を得ることで
ある。電子透かしを画像に埋め込み、抽出する技術につ
いては、特開平10−196361号公報に開示されて
いるものを用いる。上記した特徴を持つ電子透かし技術
であれば、いずれでもよい。
【0015】(実施の形態1)送信者の認証情報とし
て、送信者の電子メールアドレスを用いる場合について
述べる。
て、送信者の電子メールアドレスを用いる場合について
述べる。
【0016】まず、本実施形態の構成について述べる。
図1に示すように、送信部は、本文作成手段1、認証画
像作成手段3、電子メール送信手段4とから構成され
る。本文作成手段1は、テキストを入力できるものなら
ば、なんでもよく、テキストエディタでよい。認証画像
作成手段3は、特定画像に送信者の電子メールアドレス
を電子透かしと埋め込めるものであれば、何でもよい。
電子メール送信手段4は、例えば、MIME形式のよう
なテキストと画像を同時に送信できる電子メールプロト
コルに従って、電子メールを送信できるものであれば、
何でもよい。
図1に示すように、送信部は、本文作成手段1、認証画
像作成手段3、電子メール送信手段4とから構成され
る。本文作成手段1は、テキストを入力できるものなら
ば、なんでもよく、テキストエディタでよい。認証画像
作成手段3は、特定画像に送信者の電子メールアドレス
を電子透かしと埋め込めるものであれば、何でもよい。
電子メール送信手段4は、例えば、MIME形式のよう
なテキストと画像を同時に送信できる電子メールプロト
コルに従って、電子メールを送信できるものであれば、
何でもよい。
【0017】一方、受信部は、電子メール受信手段5、
認証情報抽出手段6、認証手段7、表示手段9から構成
される。電子メール受信手段5は、電子メール送信手段
4が送信する電子メールを受信するものである。認証情
報抽出手段6は、受信した認証画像から送信者の電子メ
ールアドレスを抽出するものである。認証手段7は、抽
出したアドレスと送信元アドレスを比較するものであ
る。表示手段9は、本文および認証画像を表示するもの
である。
認証情報抽出手段6、認証手段7、表示手段9から構成
される。電子メール受信手段5は、電子メール送信手段
4が送信する電子メールを受信するものである。認証情
報抽出手段6は、受信した認証画像から送信者の電子メ
ールアドレスを抽出するものである。認証手段7は、抽
出したアドレスと送信元アドレスを比較するものであ
る。表示手段9は、本文および認証画像を表示するもの
である。
【0018】これらの手段は、プログラムとして実現さ
れる。初期時には、補助記憶装置(図示せず)に格納さ
れており、CPU(中央処理装置、図示せず)の指示に
従って、主記憶(図示せず)にロードされ、CPUの制
御に従って、動作する。以下、その動作について、図2
を用いて説明する。
れる。初期時には、補助記憶装置(図示せず)に格納さ
れており、CPU(中央処理装置、図示せず)の指示に
従って、主記憶(図示せず)にロードされ、CPUの制
御に従って、動作する。以下、その動作について、図2
を用いて説明する。
【0019】(1)送信者は、電子メールのテキストデ
ータ(以下「本文」)を作成する(ステップ1)。
ータ(以下「本文」)を作成する(ステップ1)。
【0020】(2)特定画像を指定する(ステップ
2)。送信者の端末に保持されている複数の画像から1
つを選択してもよいし、あらかじめ特定画像を設定して
おり、自動的に特定画像を呼び出してもよい。
2)。送信者の端末に保持されている複数の画像から1
つを選択してもよいし、あらかじめ特定画像を設定して
おり、自動的に特定画像を呼び出してもよい。
【0021】(3)特定画像に、送信者の電子メールア
ドレスを電子透かしとして埋め込み、認証画像を作成す
る(ステップ3)。
ドレスを電子透かしとして埋め込み、認証画像を作成す
る(ステップ3)。
【0022】(4)認証画像を本文に添付して、受信者
側に送信する(ステップ4)。テキストデータと画像を
電子メールとして同時に送信する技術は周知であるの
で、詳細は省略する。
側に送信する(ステップ4)。テキストデータと画像を
電子メールとして同時に送信する技術は周知であるの
で、詳細は省略する。
【0023】(5)受信者側の端末で、受信した認証画
像から、送信者の電子メールアドレスを電子透かしとし
て取り出す(ステップ5)。
像から、送信者の電子メールアドレスを電子透かしとし
て取り出す(ステップ5)。
【0024】(6)ステップ5で取り出したメールアド
レスと、受信した電子メールのヘッダーに記載の送信元
アドレスを比較する(ステップ6)。
レスと、受信した電子メールのヘッダーに記載の送信元
アドレスを比較する(ステップ6)。
【0025】(7)一致しない場合は、不正な旨表示
し、処理を終了する(ステップ7)。
し、処理を終了する(ステップ7)。
【0026】(8)一致する場合は、本文および認証画
像を表示し、処理を終了する(ステップ8)。
像を表示し、処理を終了する(ステップ8)。
【0027】ステップ8以降は、本文以外の添付ファイ
ルを表示してもよいのは言うまでもない。また、ステッ
プ1は、ステップ3の後でもよい。なお、ステップ5
で、認証画像から電子透かしを取り出すが、複数の画像
を本文に添付する場合は、認証画像がどれであるかの情
報を合わせて送信すればよい。または、全ての画像から
電子透かしを抽出し、ステップ6において、その中の少
なくとも1つが、送信元アドレスと一致すれば、正当と
判断してもよい。更には、添付する画像全てに、送信者
の認証情報を電子透かしとして埋め込んでもよい。
ルを表示してもよいのは言うまでもない。また、ステッ
プ1は、ステップ3の後でもよい。なお、ステップ5
で、認証画像から電子透かしを取り出すが、複数の画像
を本文に添付する場合は、認証画像がどれであるかの情
報を合わせて送信すればよい。または、全ての画像から
電子透かしを抽出し、ステップ6において、その中の少
なくとも1つが、送信元アドレスと一致すれば、正当と
判断してもよい。更には、添付する画像全てに、送信者
の認証情報を電子透かしとして埋め込んでもよい。
【0028】なお、本実施の形態では、電子透かしの埋
め込みと抽出において、特開平10−196361号公
報に開示されているものを用いる。これは、電子透かし
を埋め込む前の原画像が、電子透かしを抽出する際にな
くても、埋め込まれた情報を抽出できる。従って、ステ
ップ4では、認証画像のみを送信し、特定画像(電子透
かしを埋め込む前の画像)を送信しなくてもよい。もち
ろん、電子透かしを抽出する際に、原画像が必要な電子
透かし技術を用いる場合には、ステップ4において、特
定画像も送信すればよい。
め込みと抽出において、特開平10−196361号公
報に開示されているものを用いる。これは、電子透かし
を埋め込む前の原画像が、電子透かしを抽出する際にな
くても、埋め込まれた情報を抽出できる。従って、ステ
ップ4では、認証画像のみを送信し、特定画像(電子透
かしを埋め込む前の画像)を送信しなくてもよい。もち
ろん、電子透かしを抽出する際に、原画像が必要な電子
透かし技術を用いる場合には、ステップ4において、特
定画像も送信すればよい。
【0029】以上、送信者の認証情報として、送信者の
電子メールアドレスを用いたが、送信者を特定できるの
であれば、何でもよい。例えば、送信者の氏名、従業員
番号などがある。この場合、ステップ6で、抽出した認
証情報を表示し、受信者に確認を求め、その確認結果に
よって、ステップ7ないしステップ8に処理を移しても
よい。
電子メールアドレスを用いたが、送信者を特定できるの
であれば、何でもよい。例えば、送信者の氏名、従業員
番号などがある。この場合、ステップ6で、抽出した認
証情報を表示し、受信者に確認を求め、その確認結果に
よって、ステップ7ないしステップ8に処理を移しても
よい。
【0030】また、送信者の認証情報として、文字列か
ら構成される符丁(意味をもってもよいし、無意味なも
のでよい)を用いてもよい。この場合、符丁を見れば、
少なくとも受信した者に送信者が誰であるかを知覚でき
れば、受信者の視認でもよい。あるいは、この符丁と利
用者の電子メールアドレスの組をあらかじめ、利用者の
端末にデータベースとして保持し、受信した場合は、抽
出した符丁から前記データベースを参照して送信者の電
子メールアドレスを取得し、送信元アドレスと比較する
ようにしてもよい。
ら構成される符丁(意味をもってもよいし、無意味なも
のでよい)を用いてもよい。この場合、符丁を見れば、
少なくとも受信した者に送信者が誰であるかを知覚でき
れば、受信者の視認でもよい。あるいは、この符丁と利
用者の電子メールアドレスの組をあらかじめ、利用者の
端末にデータベースとして保持し、受信した場合は、抽
出した符丁から前記データベースを参照して送信者の電
子メールアドレスを取得し、送信元アドレスと比較する
ようにしてもよい。
【0031】(実施の形態2)送信者の認証情報とし
て、送信時の時刻を用いる場合について説明する。実施
の形態2と実施の形態1との相違は、認証情報として送
信時の時刻を用いる点、ステップ6にて、比較する対象
が電子メールのヘッダーの送信時刻である点のみで、他
は同様であるので詳細は省略する。但し、電子透かしと
して埋め込む時刻と、電子メールを送信する時刻は、厳
密には、ずれが生じるので、ステップ6の比較において
は、単なる一致ではなく、多少のずれを考慮した、例え
ば、5秒程度の差異を許容すればよい。
て、送信時の時刻を用いる場合について説明する。実施
の形態2と実施の形態1との相違は、認証情報として送
信時の時刻を用いる点、ステップ6にて、比較する対象
が電子メールのヘッダーの送信時刻である点のみで、他
は同様であるので詳細は省略する。但し、電子透かしと
して埋め込む時刻と、電子メールを送信する時刻は、厳
密には、ずれが生じるので、ステップ6の比較において
は、単なる一致ではなく、多少のずれを考慮した、例え
ば、5秒程度の差異を許容すればよい。
【0032】このように、送信時の時刻を認証情報とし
て用いれば、次の利点がある。正当な送信者Aが、受信
者Bへ電子メールM1を送信したとする。電子メールM
1の送信後に(送信途中を含む)、不正な者Cが電子メ
ールM1に付加されている認証画像をコピーし、後日、
その不正な者Cがコピーした認証画像を用いて、送信者
Aを騙ったなりすましの電子メールM2を受信者Bに送
信しても、電子メールM2の認証画像から抽出される送
信時刻は電子メールM1の送信時刻であり、電子メール
M2の送信時刻とは異なるので、受信者Bにおいて、不
正な電子メールであると判断できる。
て用いれば、次の利点がある。正当な送信者Aが、受信
者Bへ電子メールM1を送信したとする。電子メールM
1の送信後に(送信途中を含む)、不正な者Cが電子メ
ールM1に付加されている認証画像をコピーし、後日、
その不正な者Cがコピーした認証画像を用いて、送信者
Aを騙ったなりすましの電子メールM2を受信者Bに送
信しても、電子メールM2の認証画像から抽出される送
信時刻は電子メールM1の送信時刻であり、電子メール
M2の送信時刻とは異なるので、受信者Bにおいて、不
正な電子メールであると判断できる。
【0033】(実施の形態3)送信者の認証情報とし
て、少なくとも本文から生成される特徴情報を用いる。
例えば、認証情報は、「送信者のメールアドレス」、
「区切りコード」、「特徴情報」から構成される文字列
としてもよいし、「送信時刻」、「区切りコード」、
「特徴情報」から構成される文字列としてもよい。ま
た、「送信者のメールアドレス」、「区切りコード」、
「送信時刻」、「区切りコード」、「特徴情報」から構
成される文字列としてもよい。文字列の順序を入れ替え
てもよい。以下、認証情報は、「送信者のメールアドレ
ス」、「区切りコード」、「特徴情報」から構成される
ものとして説明するが、他のものでも同様である。
て、少なくとも本文から生成される特徴情報を用いる。
例えば、認証情報は、「送信者のメールアドレス」、
「区切りコード」、「特徴情報」から構成される文字列
としてもよいし、「送信時刻」、「区切りコード」、
「特徴情報」から構成される文字列としてもよい。ま
た、「送信者のメールアドレス」、「区切りコード」、
「送信時刻」、「区切りコード」、「特徴情報」から構
成される文字列としてもよい。文字列の順序を入れ替え
てもよい。以下、認証情報は、「送信者のメールアドレ
ス」、「区切りコード」、「特徴情報」から構成される
ものとして説明するが、他のものでも同様である。
【0034】まず、本実施形態の構成について述べる。
図1に示すように、実施の形態1に加えて、送信部に
は、特徴情報生成手段2が加わる。特徴情報生成手段2
は、後述するように、本文を元にして、その特徴情報を
生成する。
図1に示すように、実施の形態1に加えて、送信部に
は、特徴情報生成手段2が加わる。特徴情報生成手段2
は、後述するように、本文を元にして、その特徴情報を
生成する。
【0035】一方、受信部は、実施の形態1に加えて、
特徴情報生成手段2と特徴情報比較手段8がある。特徴
情報生成手段2は、送信部のものと同様のものである。
特徴情報比較手段8は、認証画像から抽出した特徴情報
と、受信した電子メールの本文を元に特徴情報生成手段
2が生成した特徴情報とを比較する。
特徴情報生成手段2と特徴情報比較手段8がある。特徴
情報生成手段2は、送信部のものと同様のものである。
特徴情報比較手段8は、認証画像から抽出した特徴情報
と、受信した電子メールの本文を元に特徴情報生成手段
2が生成した特徴情報とを比較する。
【0036】これらの手段は、プログラムとして実現さ
れる。初期時には、補助記憶装置(図示せず)に格納さ
れており、CPU(中央処理装置、図示せず)の指示に
従って、主記憶(図示せず)にロードされ、CPUの制
御に従って、動作する。以下、その動作について、図3
を用いて、説明する。
れる。初期時には、補助記憶装置(図示せず)に格納さ
れており、CPU(中央処理装置、図示せず)の指示に
従って、主記憶(図示せず)にロードされ、CPUの制
御に従って、動作する。以下、その動作について、図3
を用いて、説明する。
【0037】(1)送信者は、電子メールのテキストデ
ータ(以下「本文」)を作成する(ステップ11)。
ータ(以下「本文」)を作成する(ステップ11)。
【0038】(2)特定画像を指定する(ステップ1
2)。送信者の端末に保持されている複数の画像から1
つを選択してもよいし、あらかじめ特定画像を設定して
おり、自動的に特定画像を呼び出してもよい。
2)。送信者の端末に保持されている複数の画像から1
つを選択してもよいし、あらかじめ特定画像を設定して
おり、自動的に特定画像を呼び出してもよい。
【0039】(3)本文を元にその特徴情報を生成する
(ステップ13)。特徴情報の生成については、後述す
る。
(ステップ13)。特徴情報の生成については、後述す
る。
【0040】(4)特徴情報を含む認証情報を作成する
(ステップ14)。
(ステップ14)。
【0041】(5)特定画像に、認証情報を電子透かし
として埋め込み、認証画像を作成する(ステップ1
5)。
として埋め込み、認証画像を作成する(ステップ1
5)。
【0042】(6)認証画像を本文に添付して、受信者
側に送信する(ステップ16)。テキストデータと画像
を電子メールとして同時に送信する技術は周知であるの
で、詳細は省略する。
側に送信する(ステップ16)。テキストデータと画像
を電子メールとして同時に送信する技術は周知であるの
で、詳細は省略する。
【0043】(7)受信者側の端末で、受信した認証画
像から、認証情報を電子透かしとして取り出す(ステッ
プ17)。
像から、認証情報を電子透かしとして取り出す(ステッ
プ17)。
【0044】(8)ステップ17で取り出した認証情報
の中のメールアドレスと、受信した電子メールのヘッダ
ーに記載の送信元アドレスを比較する(ステップ1
8)。
の中のメールアドレスと、受信した電子メールのヘッダ
ーに記載の送信元アドレスを比較する(ステップ1
8)。
【0045】(9)一致しない場合は、不正な旨表示
し、処理を終了する(ステップ19)。
し、処理を終了する(ステップ19)。
【0046】(10)一致する場合は、受信した本文を
元に、特徴情報を生成する(ステップ20)。
元に、特徴情報を生成する(ステップ20)。
【0047】(11)認証情報の中の特徴情報と、ステ
ップ20で生成した特徴情報を比較する(ステップ2
1)。
ップ20で生成した特徴情報を比較する(ステップ2
1)。
【0048】(12)一致しない場合は、不正な旨表示
し、処理を終了する(ステップ19)。
し、処理を終了する(ステップ19)。
【0049】(13)一致する場合は、本文を表示し、
処理を終了する(ステップ22)。
処理を終了する(ステップ22)。
【0050】次に、本文を元に特徴情報を生成する処理
について説明する。本文は、文字コードの列であるが、
これを先頭から10文字ずつブロックに分ける。各ブロ
ックに対して、ブロックに属する文字コードの値を加算
し、加算した値を所定の値(例えば100)で割った余
りをブロック値とする。ブロックの順番にブロック値を
並べた組を特徴情報とする。こうして生成した特徴情報
は、異なる本文Aと本文Bが与えられた場合、原理的に
は、本文Aの特徴情報と本文Bの特徴情報が一致する可
能性はあるが、きわめて低い。因みに、例示した特徴情
報では、文字数が100文字の場合、異なる本文の特徴
情報が一致する可能性は、1/(100^10)以下と
なる。特に、意味を持つ本文同士で、特徴情報が一致す
る可能性は、ほとんどないと言える。従って、このよう
な特徴情報を埋め込んで、認証に用いれば、次の利点が
ある。
について説明する。本文は、文字コードの列であるが、
これを先頭から10文字ずつブロックに分ける。各ブロ
ックに対して、ブロックに属する文字コードの値を加算
し、加算した値を所定の値(例えば100)で割った余
りをブロック値とする。ブロックの順番にブロック値を
並べた組を特徴情報とする。こうして生成した特徴情報
は、異なる本文Aと本文Bが与えられた場合、原理的に
は、本文Aの特徴情報と本文Bの特徴情報が一致する可
能性はあるが、きわめて低い。因みに、例示した特徴情
報では、文字数が100文字の場合、異なる本文の特徴
情報が一致する可能性は、1/(100^10)以下と
なる。特に、意味を持つ本文同士で、特徴情報が一致す
る可能性は、ほとんどないと言える。従って、このよう
な特徴情報を埋め込んで、認証に用いれば、次の利点が
ある。
【0051】正当な送信者Aが、受信者Bへ電子メール
M1を送信したとする。電子メールM1の送信後に(送
信途中を含む)、不正な者Cが電子メールM1に付加さ
れている認証画像をコピーし、後日、その不正な者Cが
コピーした認証画像を用いて、送信者Aを騙ったなりす
ましの電子メールM2を受信者Bに送信しても、電子メ
ールM2の認証画像から抽出される特徴情報は電子メー
ルM1の特徴情報であり、電子メールM2の特徴情報と
は異なるので、受信者Bにおいて、不正な電子メールで
あると判断できる。また、万一、不正な者Cが、電子メ
ールM1の認証画像から抽出される認証情報を知ったと
しても、認証情報が電子メールM1のものと一致するよ
うになりすまし電子メールM2を構成できない。特徴情
報が電子メールM1と同一となる、なりすまし電子メー
ルの本文を意味を持って作成するのは、実際上困難だか
らである。
M1を送信したとする。電子メールM1の送信後に(送
信途中を含む)、不正な者Cが電子メールM1に付加さ
れている認証画像をコピーし、後日、その不正な者Cが
コピーした認証画像を用いて、送信者Aを騙ったなりす
ましの電子メールM2を受信者Bに送信しても、電子メ
ールM2の認証画像から抽出される特徴情報は電子メー
ルM1の特徴情報であり、電子メールM2の特徴情報と
は異なるので、受信者Bにおいて、不正な電子メールで
あると判断できる。また、万一、不正な者Cが、電子メ
ールM1の認証画像から抽出される認証情報を知ったと
しても、認証情報が電子メールM1のものと一致するよ
うになりすまし電子メールM2を構成できない。特徴情
報が電子メールM1と同一となる、なりすまし電子メー
ルの本文を意味を持って作成するのは、実際上困難だか
らである。
【0052】特徴情報は、上記した方法で生成する以外
にも、10文字ごとに取り出した文字の組としてもよ
い。要するに、本文Aと本文Bが異なれば、それぞれの
特徴情報が一致する可能性が小さいものであれば、なん
でもよい。もちろん、一致する可能性が小さいほど、認
証の信頼度が増すことは言うまでもない。
にも、10文字ごとに取り出した文字の組としてもよ
い。要するに、本文Aと本文Bが異なれば、それぞれの
特徴情報が一致する可能性が小さいものであれば、なん
でもよい。もちろん、一致する可能性が小さいほど、認
証の信頼度が増すことは言うまでもない。
【0053】(実施の形態4)従来の電子メールシステ
ムでは、テキストと画像は同時に送信される。一方、受
信者側では、テキストはテキストエディタ等を用いて表
示され、画像は画像エディタ等を用いて表示される。つ
まり、テキストと画像は別々に表示される。本発明で
は、テキストである本文と画像である認証画像を同時に
表示する点が相違する。
ムでは、テキストと画像は同時に送信される。一方、受
信者側では、テキストはテキストエディタ等を用いて表
示され、画像は画像エディタ等を用いて表示される。つ
まり、テキストと画像は別々に表示される。本発明で
は、テキストである本文と画像である認証画像を同時に
表示する点が相違する。
【0054】実施の形態1ないし3の認証後、本文と認
証画像を重ねないが、同一ページにレイアウトして、そ
れを表示装置(図示せず)に表示する。認証画像を紋章
のように用いる例である。図4は、その例示である。ま
たは、本文を認証画像に上書きしてレイアウトし、それ
を表示装置(図示せず)に表示する。認証画像を背景の
地模様として用いる例である。図5はその例示である。
テキストを画像に重ねて表示する技術は、周知であるの
で、説明を省略する。
証画像を重ねないが、同一ページにレイアウトして、そ
れを表示装置(図示せず)に表示する。認証画像を紋章
のように用いる例である。図4は、その例示である。ま
たは、本文を認証画像に上書きしてレイアウトし、それ
を表示装置(図示せず)に表示する。認証画像を背景の
地模様として用いる例である。図5はその例示である。
テキストを画像に重ねて表示する技術は、周知であるの
で、説明を省略する。
【0055】このことにより、送信者固有の認証画像を
受信者側でも知っていれば、誰からの電子メールである
か、すぐにわかる。図4では、紋章入りのメール、図5
では、特殊な便箋を用いたような効果を奏することがで
きる。
受信者側でも知っていれば、誰からの電子メールである
か、すぐにわかる。図4では、紋章入りのメール、図5
では、特殊な便箋を用いたような効果を奏することがで
きる。
【0056】(実施の形態5)電子メールの本文を所定
のレイアウトルール(例えば、文字サイズ、行数、1行
文字数など)に従って、レイアウトして、画像データを
得る。この画像データに、実施の形態1ないし3で述べ
た認証情報を電子透かしとして埋め込む。送信後の認証
処理も実施の形態1ないし3と同様である。
のレイアウトルール(例えば、文字サイズ、行数、1行
文字数など)に従って、レイアウトして、画像データを
得る。この画像データに、実施の形態1ないし3で述べ
た認証情報を電子透かしとして埋め込む。送信後の認証
処理も実施の形態1ないし3と同様である。
【0057】これによると、認証用の特定画像を用意し
なくても、送信者の成りすましを防止する効果を有す
る。
なくても、送信者の成りすましを防止する効果を有す
る。
【0058】また、本文をレイアウトしたものの背景と
して、パソコンの壁紙に用いられているような画像を用
いれば、受信者は模様入りの便箋を受け取ったように感
じる効果を奏することができる。
して、パソコンの壁紙に用いられているような画像を用
いれば、受信者は模様入りの便箋を受け取ったように感
じる効果を奏することができる。
【0059】
【発明の効果】請求項1および2記載の発明によれば、
送信者の認証情報を電子透かしとして埋め込んだ認証画
像を電子メールに付加して送信し、受信側で認証画像か
ら抽出した認証情報を確認できるので、正当な送信者か
ら送信された正当な電子メールか、正当な送信者の名前
を騙って送信されたなりすまし電子メールかを受信者側
で区別することができる。
送信者の認証情報を電子透かしとして埋め込んだ認証画
像を電子メールに付加して送信し、受信側で認証画像か
ら抽出した認証情報を確認できるので、正当な送信者か
ら送信された正当な電子メールか、正当な送信者の名前
を騙って送信されたなりすまし電子メールかを受信者側
で区別することができる。
【0060】請求項3および4記載の発明によれば、一
度送信された(受信者に届く途中も含む)電子メールに
付加されている認証画像を、不正な者にコピーされ、コ
ピーされた認証画像をなりすまし電子メールに使用され
ても、正当な電子メールとなりすまし電子メールとを受
信者側で区別することができる。
度送信された(受信者に届く途中も含む)電子メールに
付加されている認証画像を、不正な者にコピーされ、コ
ピーされた認証画像をなりすまし電子メールに使用され
ても、正当な電子メールとなりすまし電子メールとを受
信者側で区別することができる。
【0061】請求項5および6記載の発明によれば、電
子メールの本文と認証画像を同時に(併記もしくは認証
画像が背景)表示するので、従来の郵便で行われている
紋章入りメールや模様入り便箋を受け取るのと同様の感
じを受信者に与えることができる。
子メールの本文と認証画像を同時に(併記もしくは認証
画像が背景)表示するので、従来の郵便で行われている
紋章入りメールや模様入り便箋を受け取るのと同様の感
じを受信者に与えることができる。
【0062】請求項7記載の発明によれば、特定の画像
を用いなくても、正当な電子メールとなりすまし電子メ
ールを受信者側で区別することができる。
を用いなくても、正当な電子メールとなりすまし電子メ
ールを受信者側で区別することができる。
【図1】本発明の構成図
【図2】本発明の処理のフローチャート
【図3】本発明の処理のフローチャート
【図4】本発明の電子メール表示の例示図
【図5】本発明の電子メール表示の例示図
1 本文作成手段 2 特徴情報生成手段 3 認証画像作成手段 4 電子メール送信手段 5 電子メール受信手段 6 認証情報抽出手段 7 認証手段 8 特徴情報比較手段 9 表示手段
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 12/54 H04L 11/20 101B 12/58 (72)発明者 杉下 幸司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5B057 CA12 CA16 CB12 CB16 CC01 CE08 5C076 AA14 AA16 AA17 BA05 BA06 CA02 5J104 AA08 AA14 GA03 LA02 PA08 5K030 GA15 HA06 HB02 HC01 JT02 LD18 LE11
Claims (7)
- 【請求項1】 少なくとも画像を含んだ電子メールを送
信端末から送信し、当該電子メールを受信端末で受信す
る電子メールシステムであって、電子メールに含まれる
少なくとも一つの画像に、送信者の認証情報を電子透か
しとして埋めこんだ認証画像を作成する認証画像作成手
段と、受信端末において、認証画像から電子透かしとし
て埋めこんである送信者の認証情報を抽出する認証情報
抽出手段とを備えたことを特徴とする電子メールシステ
ム。 - 【請求項2】 送信者の認証情報は、送信者の電子メー
ルアドレスであり、抽出した認証情報と受信した電子メ
ールの送信元アドレスが一致するかを判定する認証手段
を備えたことを特徴とする請求項1記載の電子メールシ
ステム。 - 【請求項3】 送信者の認証情報は、送信時の日時であ
り、抽出した認証情報と受信した電子メールの送信日時
が一致するかを判定する認証手段を備えたことを特徴と
する請求項1記載の電子メールシステム。 - 【請求項4】 送信される電子メールに含まれるテキス
トデータから、その特徴情報を生成する特徴情報生成手
段を、送信端末および受信端末に備え、送信者の認証情
報は、前記特徴情報を少なくとも含み、認証情報抽出手
段の抽出した認証情報中の特徴情報と、受信端末の特徴
情報生成手段が受信メールに含まれるテキストデータか
ら生成した特徴情報を比較する特徴情報比較手段を備え
たことを特徴とする請求項1ないし3記載の電子メール
システム。 - 【請求項5】 受信したテキストデータと認証画像を同
時に表示するメール表示手段を備えたことを特徴とする
請求項1ないし4記載の電子メールシステム。 - 【請求項6】 受信したテキストデータを認証画像に上
書きして表示するメール表示手段を備えたことを特徴と
する請求項1ないし5記載の電子メールシステム。 - 【請求項7】 送信すべきテキストデータをレイアウト
した画像を認証画像として用いることを特徴とする請求
項1ないし5記載の電子メールシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000125743A JP2001309158A (ja) | 2000-04-26 | 2000-04-26 | 電子メールシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000125743A JP2001309158A (ja) | 2000-04-26 | 2000-04-26 | 電子メールシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001309158A true JP2001309158A (ja) | 2001-11-02 |
Family
ID=18635643
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000125743A Pending JP2001309158A (ja) | 2000-04-26 | 2000-04-26 | 電子メールシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001309158A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003216557A (ja) * | 2002-01-23 | 2003-07-31 | Sony Corp | 情報処理装置および方法、情報処理システム、並びにプログラム |
WO2003096199A1 (en) * | 2002-05-08 | 2003-11-20 | Canon Kabushiki Kaisha | Information processing apparatus, information processing system, information processing method, storage medium, and program |
US7450742B2 (en) | 2002-05-08 | 2008-11-11 | Canon Kabushiki Kaisha | Information processing apparatus, information processing system, information processing method, storage medium, and program |
JP2013055520A (ja) * | 2011-09-05 | 2013-03-21 | Dainippon Printing Co Ltd | 画像出力システムおよび画像出力方法、並びに、画像出力受付端末およびプログラム |
-
2000
- 2000-04-26 JP JP2000125743A patent/JP2001309158A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003216557A (ja) * | 2002-01-23 | 2003-07-31 | Sony Corp | 情報処理装置および方法、情報処理システム、並びにプログラム |
WO2003096199A1 (en) * | 2002-05-08 | 2003-11-20 | Canon Kabushiki Kaisha | Information processing apparatus, information processing system, information processing method, storage medium, and program |
US7450742B2 (en) | 2002-05-08 | 2008-11-11 | Canon Kabushiki Kaisha | Information processing apparatus, information processing system, information processing method, storage medium, and program |
JP2013055520A (ja) * | 2011-09-05 | 2013-03-21 | Dainippon Printing Co Ltd | 画像出力システムおよび画像出力方法、並びに、画像出力受付端末およびプログラム |
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