JP2001308870A - 監視装置における管理対象特定方式および方法 - Google Patents

監視装置における管理対象特定方式および方法

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JP2001308870A
JP2001308870A JP2000119691A JP2000119691A JP2001308870A JP 2001308870 A JP2001308870 A JP 2001308870A JP 2000119691 A JP2000119691 A JP 2000119691A JP 2000119691 A JP2000119691 A JP 2000119691A JP 2001308870 A JP2001308870 A JP 2001308870A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】被監視装置で管理されている管理対象物がそれ
ぞれ被監視装置間で異なる場合でも、監視装置がその差
異を吸収し、同じ被管理装置で管理されている管理対象
物であるかのように認識できるようにしたことにある。 【解決手段】監視装置1は、各被監視装置2に使用する
装置の構成ツリーの情報を含む包含情報テンプレート1
6と、包含情報テンプレート16で管理された構成部品
の内で監視の対象となる対象構成部品名に対応する各装
置共通の論理的な意味を持つユニークな事象識別子を付
与した情報を含む物理情報テンプレート16と、被監視
装置の識別名毎に対象構成部品名に対応した事象識別子
を付与した情報を含むシステム管理データベース14と
を有している。更に、監視装置1は、被監視装置2から
事象情報を受信した場合に事象情報に添付されている対
象構成部品名とその対象構成品名に対応した事象識別子
とが存在するかどうかをシステム管理データベース14
で検索し、存在しなければ存在しなかった対象構成部品
に対応する事象識別子を物理情報テンプレート16から
検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、監視装置における
管理対象特定方式および方法に関し、特に、被監視装置
で使用している装置の構成部品を監視する監視装置にお
ける管理対象特定方式および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】OSI管理に基づく監視装置システムに
おいて、従来、監視装置と被監視装置からなり、被管理
装置で管理する対象物が被管理装置間で異なる構成にお
いては、管理対象物同士の関係付けがなされていないた
め、被監視装置側で識別できる共通の名称を付けて監視
装置に通知するという規則に基づいて、事象情報のやり
取りを行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術においては、事前に監視装置と被監視装置管で規則決
定が必須のため、監視装置の実装が単独で進行できない
という問題点がある。
【0004】また、その規則に沿っていない被監視装置
が存在した場合に監視することができないという問題点
がある。
【0005】本発明の目的は、上記問題点を鑑み、被監
視装置で管理モデルに基づき管理されている管理対象物
が被監視装置間で異なる場合でも、監視装置が、その差
異を吸収し、論理的に同一の管理対象物として認識でき
るようすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の第1の監視装置における管理対象特定方
式は、ネットワークを介して複数の被監視装置を監視す
る監視装置を備え、各被監視装置に使用する装置はそれ
ぞれ独自の構成部品で階層的に構成された構成手段を有
する監視装置における管理対象特定方式において、前記
監視装置は、前記装置毎に前記構成手段による構成ツリ
ーの情報を含む包含情報テンプレートを記憶する包含情
報テンプレート記憶手段と、前記包含情報テンプレート
記憶手段で管理された構成部品の内で監視の対象となる
対象構成部品名に対応する前記各装置共通の論理的な意
味を持つユニークな事象識別子を付与した情報を含む物
理情報テンプレートを記憶する物理情報テンプレート記
憶手段とを有することを特徴としている。
【0007】更に、前記監視装置は、前記被監視装置の
識別子毎に前記対象構成部品名に対応して前記事象識別
子を付与した情報を含むシステム管理データベースを記
憶したシステム管理データベース記憶手段と、前記被監
視装置から事象情報を受信した場合にその事象情報に添
付されている対象構成部品名とその対象構成品名に対応
した事象識別子とが存在するかどうかを前記システム管
理データベースで検索する検索手段と、前記検索手段に
おいて前記対象構成部品とその対象構成品名に対応した
事象識別子とが存在しなければその存在しなかった対象
構成部品をキーとして前記物理情報テンプレートから前
記存在しなかった対象構成部品に対応した事象識別子を
検出する検出手段とを有することを特徴としている。
【0008】更に、前記監視装置は、前記検索手段にお
いて前記対象構成部品に対応した事象識別子が存在しな
ければその存在しなかった対象構成部品と前記検出手段
で検出した事象識別子とを前記システム管理データベー
スに追加する追加手段とを有することを特徴としてい
る。
【0009】また、本発明の第2の監視装置における管
理対象特定方式は、ネットワークを介して複数の被監視
装置を監視する監視装置を備え、各被監視装置に使用す
る装置はそれぞれ独自の構成部品で階層的に構成された
構成手段を有する監視装置における管理対象特定方式に
おいて、前記監視装置は、前記装置毎に前記構成手段に
よる構成ツリーの情報を含む包含情報テンプレートを記
憶する包含情報テンプレート記憶手段と、前記包含情報
テンプレート記憶手段で管理された構成部品の内で監視
の対象となる対象構成部品名を被監視装置の識別子毎に
対応して前記事象識別子を付与した情報を含むシステム
管理データベースを記憶したシステム管理データベース
記憶手段と、前記被監視装置から事象情報を受信した場
合に、事象情報に添付されている対象構成部品名とその
対象構成品名に対応した事象識別子とが存在するかどう
かを前記システム管理データベースで検索する検索手段
とを有し、前記検索手段において、前記対象構成部品に
対応した事象識別子が存在しなければ存在しなかった前
記対象構成部品と前記事象識別子とを前記システム管理
データベースに追加することを特徴としている。
【0010】また、本発明の第1の監視装置における管
理対象特定方法は、ネットワークを介して複数の被監視
装置を監視する監視装置を備え、監視装置における管理
対象特定方法であって、各被監視装置に使用する装置の
構成部品で階層的に構成された情報を含む包含情報テン
プレートと、前記包含情報テンプレートで管理された構
成部品の内で監視の対象となる対象構成部品名に対応す
る前記各装置共通の論理的な意味を持つユニークな事象
識別子を付与した情報を含む物理情報テンプレートと、
前記包含情報テンプレートで管理された構成部品の内で
監視の対象となる対象構成部品名に対応して前記被監視
装置の識別子毎に前記事象識別子を付与した情報を含む
システム管理データベースとを前記監視装置に記憶さ
せ、前記監視装置は、前記被監視装置から事象情報を受
信した場合に、事象情報に添付されている対象構成部品
名とその対象構成部品名に対応した事象識別子とが存在
するかどうかを前記物理情報テンプレートを用いて検索
し、存在しなければ、その存在しなかった対象構成部品
をキーとして前記存在しなかった対象構成部品に対応し
た事象識別子を前記物理情報テンプレートを用いて検出
することを特徴としている。
【0011】更に、前記存在しなかった対象構成部品と
前記物理情報テンプレートを用いて検出した事象識別子
とを前記システム管理データベースに追加することを特
徴としている。
【0012】また、本発明の第2の監視装置における管
理対象特定方法は、ネットワークを介して複数の被監視
装置を監視する監視装置を備え、監視装置における管理
対象特定方法であって、各被監視装置に使用する装置の
構成部品で階層的に構成された情報を含む包含情報テン
プレートと、前記包含情報テンプレートで管理された構
成部品の内で監視の対象となる対象構成部品名に対応し
て前記被監視装置の識別子毎に前記事象識別子を付与し
た情報を含むシステム管理データベースとを前記監視装
置に記憶させ、前記監視装置は、前記被監視装置から事
象情報を受信した場合に、事象情報に添付されている対
象構成部品名とその対象構成品名に対応した事象識別子
が存在するかどうかを前記システム管理データベースを
用いて検索し、存在しなければ、存在しなかった前記対
象構成部品と前記事象識別子とを前記システム管理デー
タベースに追加することを特徴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。図2を参照すると、本発
明の実施の形態例は、ネットワーク3と、ネットワーク
3に接続された複数の被監視装置2と、ネットワーク3
に接続され複数の被監視装置2の監視を行う監視装置1
とから構成される。
【0014】図1を参照すると、図2の監視装置の詳細
図を示しており、その監視装置1は、被監視装置2と通
信する為の通信モジュール11と、図示していないプロ
セッサによりプログラム制御で動作するデータ処理部1
2と、情報を表示する表示部13と、ネットワークシス
テム構成の管理情報を記憶するシステム管理データベー
ス14と、管理モデル(管理対象装置)の包含関係(装
置の構成ツリー)を保持する包含情報テンプレート15
と、各管理対象装置において管理対象となる物理的な情
報(構成部品に関する情報)を保持する物理情報テンプ
レート16と、キーボード等の入力部17とから構成さ
れる。
【0015】データ処理部12は、被監視装置2の保持
する管理対象装置名を解析する管理対象解析モジュール
121と、解析結果を保持する管理対象対応モジュール
22とを含んでいる。
【0016】管理対象解析モジュール121は、被監視
装置2を形成している管理対象装置名と監視装置1内部
で保持する管理対象となる対象物(対象構成部品とも言
う)との対応を検索し、登録されていなければその事象
識別名を付与する。
【0017】管理対象対応モジュール122は、被監視
装置2の保持する管理対象装置名と管理モデルで示され
る包含情報の対応を行い、更に管理対象解析モジュール
121で付与された事象識別名を保持する。
【0018】図8を参照すると、被監視装置として使用
されるAAAおよびBBBという装置の構成ツリー(判
り易くするために構成を絞ってある)と、基本的な装置
のモデルの構成ツリーを示した概略図である。すなわ
ち、図8の(3)は、各装置共通となる論理的な意味を
持つ構成部品(事象識別名)を構成ツリーで示してい
る。この図8の(1)(2)のAAAおよびBBBの構
成ツリーを示したのが、図3の包含情報テンプレートで
あり、また、監視による管理対象となる各装置の構成ツ
リー内の対象物名(以降、管理対象特定名称と称す)を
基本的な装置の構成ツリー内の事象識別名(外部から見
て判り易いユニークな名称)との対応関係を示したの
が、図4の物理情報テンプレートである。従って、被監
視装置は、監視装置に事象を報告する場合は、自分で管
理している構成ツリーから構成部品名を取り出し、事象
情報に添付してくる。
【0019】図3を参照すると、包含情報テンプレート
15は、管理モデルとして定義している管理対象装置名
毎に、その構成ツリーの親子の順位を示す番号1,2,
3,・・・順に構成部品である物の名称が記録されてい
る。
【0020】図4を参照すると、物理情報テンプレート
16は、事象識別名毎に、被監視装置2が使用している
管理対象装置名と、監視による管理対象の物理的な情報
である管理対象特定名称と、事象識別名に対応した事象
コメントとを含んでいる。すなわち、物理情報テンプレ
ート16には、監視装置1が包含情報テンプレート15
の内で管理する管理対象特定名称[この対象物が原因で
何らかの事象(例えば障害)として発生する]を拾い上
げ、更に、被監視対象装置2内の構成部品名である管理
対象特定名称(被監視装置2は、どの管理対象装置を使
用するかによって構成要件が違うことになるが、機能は
同じである)を共通の呼び方にするため対象物の機能に
対応したユニークな事象識別名が割り当てられている。
なお、物理情報テンプレート16の内容は、包含情報テ
ンプレート15を基にシステム構築時に設定されてお
り、変更する場合は入力部17を介して設定することが
できる。
【0021】図5を参照すると、システム管理データベ
ース14は、被監視装置2を識別する被監視装置識別名
(被監視装置の場所がわかる情報)毎に、各被監視装置
2で使用している管理対象装置名と、管理対象となる管
理対象特定名称と、管理対象解析モジュール21で付与
された事象識別名とを含んでいる。
【0022】なお、本実施の形態例では、システム管理
データベース14,包含情報テンプレート15,および
物理情報テンプレート16は、磁気ディスク等の不揮発
性媒体装置内に格納されているが、特に限定はしない
(例えば、揮発性のメモリに格納したとしても良い)。
【0023】次に図1〜図7を参照して本発明の実施の
形態例の動作について説明する。今、被監視装置2(0
01)の対象物Eで障害が発生し、その事象情報(被監
視装置識別名、使用している管理対象装置名、障害の起
こった構成部品名)を監視装置1に通知するとする。な
お、この場合、被監視装置2(001)は、監視装置1
の包含情報テンプレート15に登録されている管理対象
装置名BBBに対応した構成で成り立っている。する
と、ネットワーク3を介して入ってきた事象情報を監視
装置1の通信モジュール11が受信すると、制御をデー
タ処理部12に割り込みをかける。割り込みが発生する
と、データ処理部12は、通信モジュール11からの割
り込みであると解釈すると共に、事象情報を解析するこ
とにより被監視装置(001)からの割り込みであるこ
とを判断し、制御を管理対象対応モジュール122に渡
す(図6のステップS1,S2,S3)。
【0024】制御を渡された管理対象対応モジュール1
22は、送られてきた事象情報内の管理対象装置名、各
構成要素をキーとして、包含情報テンプレート15を検
索し、その管理対象特定名称(対象物)の妥当性(存在
するかどうか)の確認を行う。妥当性が確認できると、
管理対象対応モジュール122は、該当する管理対象装
置名の管理対象特定名称と事象識別名との対応情報の有
無(存在の有無を含む)をシステム管理データベース1
4を検索することで確認する。確認できた場合には、管
理対象対応モジュール122は、被監視装置2から入力
された事象情報に事象識別名を付与してデータ処理部1
2に制御を返す(図7のステップS21,S22,S2
3,S24,S27)。
【0025】システム管理データベース14から該当す
る管理対象特定名称と事象識別名との対応情報の有無が
確認できない場合、管理対象対応モジュール122は、
該当する管理対象物は新規の管理対象特定名称であるこ
とを、管理対象解析モジュール121に通知する(ステ
ップS24,S25)。
【0026】通知を受けた管理対象解析モジュール12
1は、管理対象対応モジュール122から通知された新
規管理対象特定名称をキーとして物理情報テンプレート
16を検索し、その新規管理対象特定名称に対応する事
象識別名を検出する。更に、管理対象解析モジュール1
21は、新規管理対象特定名称に事象識別名を付与し、
管理対象対応モジュール122に制御を返す(ステップ
S31,S32)。
【0027】すると、管理対象解析モジュール121か
ら制御を返された管理対象対応モジュール122は、シ
ステム管理データベース14に事象情報を送信した被監
視装置2の識別名に対応する欄に通知された管理対象装
置名と管理対象識別名と事象識別名とを追加する。更
に、管理対象対応モジュール122は、被監視装置2
(001)から入力された事象情報に事象識別名を付与
して、制御をデータ処理部12に返す(ステップS2
6,S27)。
【0028】従って、ステップS23,S24、S2
5,S26の処理を行うことによって、システム管理デ
ータベース14には予め被管理装置識別名だけ登録して
おけば良く、管理対象装置名、管理対象特定名称、事象
識別名が自動的に書き込まれていくため、保守者または
システム管理者のシステム構築時、保守時等における作
業負担を軽減することができる。
【0029】管理対象対応モジュール122から制御を
返されたデータ処理部12は、事象識別名を認識するだ
けで以降の処理を行うことができる。例えば、障害処理
であれば、データ処理部12は、事象識別名をキーとし
て物理情報テンプレートを検索し、事象コメントを読み
出し、表示部13に障害内容を判り易い表現で表示する
(例えば、「被監視装置#001の電源モジュールがD
Cアラームである」)と共に、事象情報をログ情報とし
て図示していないログファイルにログを取る(図6のス
テップS4,S5)。
【0030】次に、事象識別名に対応する被監視装置で
使用している装置の対象物名を調査したいとき、入力部
17からコマンドを入力することにより出力することが
できる。例えば、事象識別名一覧表示コマンドを入力部
17から入力すると、データ処理部12に割り込みがか
かる。割り込みが発生すると、データ処理部12は、事
象情報を解析することにより入力部17からの割り込み
であることを判断し、入力部17からのコマンドを解析
する。データ処理部12は、事象識別名一覧表示である
ことを認識すると、物理情報テンプレート16にアクセ
スし、事象識別名毎に対応した管理対象装置名および対
象物名を読み出し、読み出した一覧表を表示部13(ま
たは図示していないプリンタ等の出力部)に出力し、終
了する(図6のステップS1,S2,S11,S12,
S13)。
【0031】また、ステップS14のその他処理は、入
力部17からのコマンド入力をサポートしており、包含
情報テンプレート15の編集、物理情報テンプレート1
6の編集等ができる。
【0032】上記説明において、被監視装置2が全て同
一の装置を使用する場合、管理対象特定名称と事象識別
名とは同一にすることができるため、物理情報テンプレ
ート16を省略することができる。すなわち、管理対象
解析モジュール121の動作処理はなくなる。そのた
め、事象識別名を取得する処理をなくしているため、上
記よりは、変換処理効率を上げることができる。
【0033】以上説明したように、管理対象対応モジュ
ール22は、被監視対象で扱っている管理対象識別名称
と管理モデルとの対応の処理を行い、監視装置1内部で
保持する事象識別名の抽出処理を行う。すなわち、管理
モデルを保持する2つの被監視装置2を監視する監視装
置1の例では、論理的には同じ管理対象でありながら管
理対象識別名称が”11”と”AA”のように異なって
いる場合に、”11””AA”が其々管理対象のどこに
該当するかを判断し、それらが論理的には同一の管理対
象であることを監視装置で内部的に同一レベルの識別子
(事象識別名)に対応付けしておくことで、被監視装置
個別に処理を実施することなく、共通的な処理を監視装
置側で実施することで効率的なシステム実現を可能とす
ることができる。
【0034】このようにして、本発明では、被監視装置
間の管理対象特定名称の差分を解消するために、対象構
成部品名(管理対象特定名称)を装置共通の論理的な事
象識別名に対応させることで、本来、被監視装置毎に個
別に実施していた処理を、共通的な処理として実現する
ことができる。
【0035】また、事象の起こった対象構成部品名を監
視装置に通知するようにしているため、システム特有の
規則(仕様)に決められた識別コード(例えば、状態変
化に伴うエラーコード)を装置側で設定する必要はな
く、更に、監視装置側で対応(例えば、障害メッセージ
の割付)しているため、装置側から見ると、ネットワー
クの規則(仕様)に影響されない。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、物理的
な管理対象の構成部品名を論理的な管理対象の構成部品
名(事象識別子)に対応させて管理しているので、異な
る種々のタイプの被監視装置に柔軟に対応可能な監視装
置を実現することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の監視装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の実施の形態におけるシステムの構成を
示すブロック図である。
【図3】図1のシステム管理データベースの構成の概略
を示す構成図である。
【図4】図1の包含情報テンプレートの構成の概略を示
す構成図である。
【図5】図1の物理情報テンプレートの構成の概略を示
す構成図である。
【図6】図1のデータ処理部の事象発生時の動作を示す
フローチャートである。
【図7】図1の管理対象対応モジュールおよび管理対象
解析モジュールの動作を示すフローチャートである。
【図8】被監視装置で使用する装置の構成ツリーおよび
基本モデルの構成ツリーの概略を示す図である。
【符号の説明】
1 監視装置 2 被監視装置 3 ネットワーク 11 通信モジュール 12 データ処理部 13 表示部 14 システム管理データベース 15 包含情報テンプレート 16 物理情報テンプレート 17 入力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 9/00 321 Fターム(参考) 5B042 GA12 JJ02 JJ16 5K030 GA14 HC01 HC14 JA10 KA04 LE11 MD08 5K033 BA08 DA01 DB12 DB14 DB20 EA07 EC03 5K048 BA21 DA02 DA07 DC04 HA01 HA02 9A001 CZ03 HH34 JJ01 JJ61 LL09

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して複数の被監視装置
    を監視する監視装置を備え、各被監視装置に使用する装
    置はそれぞれ独自の構成部品で階層的に構成された構成
    手段を有する監視装置における管理対象特定方式におい
    て、前記監視装置は、前記装置毎に前記構成手段による
    構成ツリーの情報を含む包含情報テンプレートを記憶す
    る包含情報テンプレート記憶手段と、前記包含情報テン
    プレート記憶手段で管理された構成部品の内で監視の対
    象となる対象構成部品名に対応する前記各装置共通の論
    理的な意味を持つユニークな事象識別子を付与した情報
    を含む物理情報テンプレートを記憶する物理情報テンプ
    レート記憶手段とを有することを特徴とする監視装置に
    おける管理対象特定方式。
  2. 【請求項2】 前記監視装置は、前記被監視装置の識別
    子毎に前記対象構成部品名に対応して前記事象識別子を
    付与した情報を含むシステム管理データベースを記憶し
    たシステム管理データベース記憶手段と、前記被監視装
    置から事象情報を受信した場合にその事象情報に添付さ
    れている対象構成部品名とその対象構成品名に対応した
    事象識別子とが存在するかどうかを前記システム管理デ
    ータベースで検索する検索手段と、前記検索手段におい
    て前記対象構成部品とその対象構成品名に対応した事象
    識別子とが存在しなければその存在しなかった対象構成
    部品をキーとして前記物理情報テンプレートから前記存
    在しなかった対象構成部品に対応した事象識別子を検出
    する検出手段とを有することを特徴とする請求項1記載
    の監視装置における管理対象特定方式。
  3. 【請求項3】 前記監視装置は、前記検索手段において
    前記対象構成部品に対応した事象識別子が存在しなけれ
    ばその存在しなかった対象構成部品と前記検出手段で検
    出した事象識別子とを前記システム管理データベースに
    追加する追加手段とを有することを特徴とする請求項2
    記載の監視装置における管理対象特定方式。
  4. 【請求項4】 ネットワークを介して複数の被監視装置
    を監視する監視装置を備え、各被監視装置に使用する装
    置はそれぞれ独自の構成部品で階層的に構成された構成
    手段を有する監視装置における管理対象特定方式におい
    て、前記監視装置は、前記装置毎に前記構成手段による
    構成ツリーの情報を含む包含情報テンプレートを記憶す
    る包含情報テンプレート記憶手段と、前記包含情報テン
    プレート記憶手段で管理された構成部品の内で監視の対
    象となる対象構成部品名を被監視装置の識別子毎に対応
    して前記事象識別子を付与した情報を含むシステム管理
    データベースを記憶したシステム管理データベース記憶
    手段と、前記被監視装置から事象情報を受信した場合
    に、事象情報に添付されている対象構成部品名とその対
    象構成品名に対応した事象識別子とが存在するかどうか
    を前記システム管理データベースで検索する検索手段と
    を有し、前記検索手段において、前記対象構成部品に対
    応した事象識別子が存在しなければ存在しなかった前記
    対象構成部品と前記事象識別子とを前記システム管理デ
    ータベースに追加することを特徴とする監視装置におけ
    る管理対象特定方式。
  5. 【請求項5】 ネットワークを介して複数の被監視装置
    を監視する監視装置を備え、監視装置における管理対象
    特定方法であって、各被監視装置に使用する装置の構成
    部品で階層的に構成された情報を含む包含情報テンプレ
    ートと、前記包含情報テンプレートで管理された構成部
    品の内で監視の対象となる対象構成部品名に対応する前
    記各装置共通の論理的な意味を持つユニークな事象識別
    子を付与した情報を含む物理情報テンプレートと、前記
    包含情報テンプレートで管理された構成部品の内で監視
    の対象となる対象構成部品名に対応して前記被監視装置
    の識別子毎に前記事象識別子を付与した情報を含むシス
    テム管理データベースとを前記監視装置に記憶させ、前
    記監視装置は、前記被監視装置から事象情報を受信した
    場合に、事象情報に添付されている対象構成部品名とそ
    の対象構成部品名に対応した事象識別子とが存在するか
    どうかを前記物理情報テンプレートを用いて検索し、存
    在しなければ、その存在しなかった対象構成部品をキー
    として前記存在しなかった対象構成部品に対応した事象
    識別子を前記物理情報テンプレートを用いて検出するこ
    とを特徴とする監視装置における管理対象特定方法。
  6. 【請求項6】 前記存在しなかった対象構成部品と前記
    物理情報テンプレートを用いて検出した事象識別子とを
    前記システム管理データベースに追加することを特徴と
    する請求項5記載の監視装置における管理対象特定方
    法。
  7. 【請求項7】 ネットワークを介して複数の被監視装置
    を監視する監視装置を備え、監視装置における管理対象
    特定方法であって、各被監視装置に使用する装置の構成
    部品で階層的に構成された情報を含む包含情報テンプレ
    ートと、前記包含情報テンプレートで管理された構成部
    品の内で監視の対象となる対象構成部品名に対応して前
    記被監視装置の識別子毎に前記事象識別子を付与した情
    報を含むシステム管理データベースとを前記監視装置に
    記憶させ、前記監視装置は、前記被監視装置から事象情
    報を受信した場合に、事象情報に添付されている対象構
    成部品名とその対象構成品名に対応した事象識別子が存
    在するかどうかを前記システム管理データベースを用い
    て検索し、存在しなければ、存在しなかった前記対象構
    成部品と前記事象識別子とを前記システム管理データベ
    ースに追加することを特徴とする監視装置における管理
    対象特定方法。
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