JP2001308803A - データ通信システム及びそのシステムを利用した機器のセキュリティシステム及び、データ通信システム又はセキュリティシステムを利用した携帯電話及び携帯情報端末 - Google Patents

データ通信システム及びそのシステムを利用した機器のセキュリティシステム及び、データ通信システム又はセキュリティシステムを利用した携帯電話及び携帯情報端末

Info

Publication number
JP2001308803A
JP2001308803A JP2000126081A JP2000126081A JP2001308803A JP 2001308803 A JP2001308803 A JP 2001308803A JP 2000126081 A JP2000126081 A JP 2000126081A JP 2000126081 A JP2000126081 A JP 2000126081A JP 2001308803 A JP2001308803 A JP 2001308803A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data communication
communication device
data
voltage
electrodes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000126081A
Other languages
English (en)
Inventor
謙之 ▲土▼井
Kaneyuki Doi
Masaru Hashimoto
勝 橋本
Masaki Koyama
正樹 小山
Yoshiko Suzuki
佳子 鈴木
Atsuhisa Nishimura
篤久 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP2000126081A priority Critical patent/JP2001308803A/ja
Publication of JP2001308803A publication Critical patent/JP2001308803A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ通信装置の一方を、接地されていない
機器へ組み込んだ場合にも、安定した通信が可能なデー
タ通信システムを提供する。 【解決手段】 人に接する電極10、20と、電極間に
電圧を印加する電圧印加部30と、電極間若しくは一方
の電極と基準電位間の電圧を検出する電圧検出部40
と、電圧検出部40の検出信号を復調して信号処理部6
0に出力し、信号処理部60からの出力信号を変調して
電圧印加部30に出力する変復調部50とを備えた、人
に装着するデータ通信装置1と、機器上に人が接触でき
る電極70、80と、データ通信装置1と同様にしてな
る、電圧検出部90、電圧印加部100、変復調部11
0、信号処理部120とを備えた、機器に組み込まれた
データ通信装置2とから構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人体に装着するデ
ータ通信装置と、人体との接触が予定されているデータ
通信装置との間でデータ通信を行うためのデータ通信シ
ステム、及びそのデータ通信システムを応用した携帯電
話や携帯情報端末、携帯型ゲーム機等のセキュリティシ
ステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】比較的近距離にあるデータ通信装置間の
データ通信方法としては、従来から、ケーブル接続によ
る有線通信を用いる方法や、光、電波等による無線通信
を用いる方法がある。いま、データ通信装置の一方を、
通常は人間が携帯しており、必要なときだけ、そのデー
タ通信装置内のデータを、機器に組み込まれている他方
のデータ通信装置に送信する場合を考える。
【0003】このような場合、ケーブルを用いた有線通
信の方法では、通信装置自身は比較的安価かつ小型に構
成できるものの、データ通信を行う度に、データ通信装
置間をケーブルで接続したり、外したりしなければなら
ず、使用者にとって非常に使い勝手が悪いという問題が
あった。一方、光、電波等による無線通信を用いる方法
では、接続するという動作が不要であるため、比較的容
易にデータ通信を行うことができるが、通信装置が高価
かつ大型になるという問題があった。
【0004】このような問題を解決する手段として、例
えば、特開平10-228524や特開平10-229357において、人
体を伝送線とするデータ通信装置の開示がなされてい
る。このような人体を伝送路とするデータ通信装置によ
れば、比較的安価かつ小型の通信装置で、容易なデータ
通信を行うことができるようになる。
【0005】しかしながら、特開平10-228524に開示さ
れている人体を伝送線とするデータ通信装置では、デー
タ通信装置間の基準電位の伝達を、人体に装着したデー
タ通信装置の外向電極と、機器に組み込まれているデー
タ通信装置の外向電極とを、夫々大地アースと静電場結
合させることにより行っているため、例えば、人体に装
着するデータ通信装置を、腕や頭等の人体の比較的高い
位置に取り付けた場合、静電場結合が安定せず、通信が
不安定になるという問題があった。これを解決するため
には、人体に装着したデータ通信装置の外向電極の面積
を大きくすれば良いが、データ通信装置が大型化すると
いう問題がある。
【0006】また、特開平10-229357に開示されている
人体を伝送線とするデータ通信装置では、基準電位の伝
達を、データ通信装置の互いの外向電極間を直接、静電
場結合させることにより行っているため、人体への装着
位置に係らず安定したデータ通信が可能となるが、デー
タ通信装置間の距離を長くできないという問題がある。
【0007】そこで、本願の発明者らは、特願平11-186
005、特願平11-339131において、小型・低コスト化で
き、かつデータ通信装置の人体への装着位置に係らない
と共に、データ通信装置間の距離を長くしても、安定し
たデータ通信が可能となる人体を伝送線とするデータ通
信装置の提案をしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特願平
11-186005、特願平11-339131に記載のデータ通信装置
は、安定したデータ通信を行うために、データ通信装置
の一方を、人体に装着すると共に、もう一方のデータ通
信装置を、接地するか、若しくは、それと同等の状態の
機器に組み込んで使用することが前提であり、携帯電話
や携帯情報端末のごとく接地されていない機器へ組み込
んだ場合には、基準電位を伝達するための結合がとれな
くなるために、通信ができなくなったり、不安定になる
という問題があった。
【0009】本発明は、上記の点に鑑みてなしたもので
あり、その目的とするところは、データ通信装置の一方
を、携帯電話や携帯情報端末のごとく接地されていない
機器へ組み込んだ場合にも、安定したデータ通信が可能
となるデータ通信システムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明にあ
っては、人体に接触する2つの電極と、前記2つの電極
間に電圧を印加する電圧印加部と、前記2つの電極間若
しくは何れか一方の前記電極と基準電位との間の電圧を
検出する電圧検出部と、前記電圧検出部で検出された信
号を復調して、信号の処理を行う信号処理部に出力する
と共に、前記信号処理部から出力される信号を変調し
て、前記電圧印加部に出力する変復調部とを備えた、人
体に装着するデータ通信装置と、機器上に人体が接触で
きるように設けられた2つの電極と、前記2つの電極間
若しくは何れか一方の前記電極と基準電位との間の電圧
を検出する電圧検出部と、前記2つの電極間に電圧を印
加する電圧印加部と、前記電圧検出部で検出された信号
を復調して、信号の処理を行う信号処理部に出力すると
共に、前記信号処理部から出力される信号を変調して、
前記電圧印加部に出力する変復調部とを備えた、機器に
組み込まれたデータ通信装置とから構成されることを特
徴とするものである。
【0011】請求項2記載の発明にあっては、人体に接
触する2つの電極と、前記2つの電極間に電圧を印加す
る電圧印加部と、前記2つの電極間若しくは何れか一方
の前記電極と基準電位との間の電圧を検出する電圧検出
部と、復調された信号の処理を行う信号処理部と、前記
電圧検出部で検出された信号を復調すると共に、前記信
号処理部から出力される信号を変調する変復調部とを備
えた、人体に装着するデータ通信装置と、機器上に人体
が接触できるように設けられた1つの電極と、前記1つ
の電極と基準電位との間の電圧を検出する電圧検出部
と、前記1つの電極と基準電位との間に電圧を印加する
電圧印加部と、復調された信号の処理を行う信号処理部
と、前記電圧検出部で検出された信号を復調すると共
に、前記信号処理部から出力される信号を変調する変復
調部とを備えた、機器に組み込まれたデータ通信装置と
から構成されることを特徴とするものである。
【0012】請求項3記載の発明にあっては、請求項1
又は請求項2記載のデータ通信システムに対し、前記人
体に装着するデータ通信装置又は、前記機器に組み込ま
れたデータ通信装置の、少なくとも何れか一方のデータ
通信装置の電圧印加部に、電極間を流れる電流値が、任
意に定められた値となるように、電圧値を制御する定電
流制御部を設けたことを特徴とするものである。
【0013】請求項4記載の発明にあっては、請求項1
乃至請求項3何れか記載のデータ通信システムに対し、
前記人体に装着するデータ通信装置の電極上又は電極間
の、少なくとも何れか一方に、撥水性薄膜を形成したこ
とを特徴とするものである。
【0014】請求項5記載の発明にあっては、請求項1
乃至請求項4何れか記載のデータ通信システムを利用し
た機器のセキュリティシステムであって、前記人体に装
着するデータ通信装置及び前記機器に組み込まれたデー
タ通信装置は、夫々IDデータを記録するデータ記憶部
を備え、前記機器に組み込まれたデータ通信装置は、前
記人体に装着するデータ通信装置から受信したIDデー
タが、前記データ記憶部に予め登録されたIDデータと
一致したとき、前記機器を使用可能とすることを特徴と
するものである。
【0015】請求項6記載の発明にあっては、請求項1
乃至請求項4何れか記載のデータ通信システムを利用し
た機器のセキュリティシステムであって、前記機器に組
み込まれたデータ通信装置は、IDデータを前記人体に
装着するデータ通信装置に出力するように構成されると
共に、前記人体に装着するデータ通信装置は、前記機器
に組み込まれたデータ通信装置から受信した前記IDデ
ータに所定の演算を加えて、その演算データを、前記機
器に組み込まれたデータ通信装置に返信するように構成
され、前記機器に組み込まれたデータ通信装置は、受信
した前記演算データと、前記機器に組み込まれたデータ
通信装置側で、前記IDデータに所定の演算を加えた結
果とが同一であったとき、前記機器を使用可能とするこ
とを特徴とするものである。
【0016】請求項7記載の発明にあっては、請求項1
乃至請求項4何れか記載のデータ通信装置を利用した機
器のセキュリティシステムであって、前記機器に組み込
まれたデータ通信装置は、乱数データを前記人体に装着
するデータ通信装置に出力するように構成されると共
に、前記人体に装着するデータ通信装置は、前記機器に
組み込まれたデータ通信装置から受信した前記乱数デー
タに所定の演算を加えて、その演算データを、前記機器
に組み込まれたデータ通信装置に返信するように構成さ
れ、前記機器に組み込まれたデータ通信装置は、受信し
た前記演算データと、前記機器に組み込まれたデータ通
信装置側で、前記乱数データに所定の演算を加えた結果
とが同一であったとき、前記機器を使用可能とすること
を特徴とするものである。
【0017】請求項8記載の発明にあっては、携帯電話
に、請求項1乃至請求項7何れか記載のデータ通信装置
又はセキュリティシステムを塔載することを特徴とする
ものである。
【0018】請求項9記載の発明にあっては、携帯情報
端末に、請求項1乃至請求項7何れか記載のデータ通信
装置又はセキュリティシステムを塔載することを特徴と
するものである。
【0019】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態]以下、本実施
形態のデータ通信システムについて詳細に説明する。は
じめに、本実施形態のデータ通信システムで用いるデー
タ通信装置1とデータ通信装置2の構成について、図1
(a)、(b)に基づいて説明する。図1(a)は、本
実施形態の人体Hに装着するデータ通信装置1のブロッ
ク図であり、図1(b)は、携帯型機器に組み込まれた
データ通信装置2のブロック図である。図1に示すよう
に、本実施形態のデータ通信システムは、人体Hに装着
するデータ通信装置1と、人体Hとの接触が予定され、
携帯型機器に組込まれたデータ通信装置2とから構成さ
れている。
【0020】図1(a)に示すように、人体Hに装着す
るデータ通信装置1は、人体Hに面するように配置され
た2つの電極10、20と、2つの電極10、20間に
電圧を印加する電圧印加部30と、2つの電極10、2
0間の電圧を検出する電圧検出部40と、電圧検出部4
0により検出された変調信号を復調すると共に、信号処
理部60から送信された信号を変調して、電圧印加部3
0に出力する変復調部50と、変復調部50から受信し
た復調信号を処理する信号処理部60とを備えている。
【0021】また、図1(b)に示すように、携帯型機
器に組み込まれたデータ通信装置2は、データ通信装置
1と同様にして、人体が接触できるように設けられた2
つの電極70、80と、電極70、80間の電圧を検出
する電圧検出部90と、電極70、80間に電圧を印加
する電圧印加部100と、電圧検出部90により検出さ
れた変調信号を復調すると共に、信号処理部120から
送信された信号を変調して、電圧印加部100に出力す
る変復調部110と、変復調部110から受信した復調
信号を処理する信号処理部120とを備えている。尚、
データ通信装置1、2の各回路を動作させる電源の図示
は省略する。
【0022】以上のデータ通信装置1とデータ通信装置
2の構成を踏まえ、人体を伝送線としてデータ通信を行
う原理について、図2〜図4に基づいて説明する。図2
は、データ通信装置1を装着した人Mが、データ通信装
置2を組み込んだ携帯型機器Eを持っている状態を示し
ている。図2に示すように、一例として、データ通信装
置1は腕に装着され、電極10、20は夫々、肘側、手
首側に配置されている。また、片方の手で、携帯型機器
E上に設けられた一つの電極70に触れており、もう片
方の手でもう一つの電極80に触れられているものとす
る。
【0023】図2において、Z1は、データ通信装置1
の電極10と、電極20との間の人体Hのインピーダン
スであり、Z2は、データ通信装置1の電極20と、デ
ータ通信装置2の電極70との間の人体Hのインピーダ
ンスであり、Z3は、データ通信装置1の電極10と、
データ通信装置2の電極70との間の人体H(左腕の二
の腕、人体Hの胴体部分及び右腕の部分)のインピーダ
ンス成分である。また、Z4、Z5は夫々、データ通信
装置1の電極10、電極20と人体Hとの界面のインピ
ーダンスであり、Z6、Z7は夫々、データ通信装置2
の電極70、電極80と人体Hとの界面のインピーダン
スである。
【0024】そして、データ通信装置1から、データ通
信装置2へデータを送信する場合には、データ通信装置
1の電圧印加部30により、送信したいデータに基づい
て変復調部50で変調された交流電圧信号を2つの電極
10、20間に印加する。これは、図3の等価回路で言
うと、ポイントA・B間に印加される電圧信号Vとな
る。この電圧信号Vは、インピーダンスZ4、Z5のた
めに減衰し、減衰した電圧信号V’がポイントC・D間
にかかることになる。すなわち、人体に印加される有効
な電圧信号は、V’となる。いま、データ通信装置2の
入力インピーダンスをZrとすると、データ通信装置2
では、等価回路の構成より、(1)式に示す、電圧信号
Vrを検出することができる。
【数1】 ・・・(1)
【0025】この電圧信号Vrを、図1(b)に示す、
データ通信装置2の電圧検出部90で検出し、変復調部
110で復調することにより、データ通信装置1から、
データ通信装置2へのデータ送信が達成されることにな
るのである。
【0026】一方、データ通信装置2から、データ通信
装置1へデータを送信する場合には、図1(b)に示
す、電圧印加部100により、送信したいデータに基づ
いて変復調部110で変調された交流電圧信号を電極7
0、80に印加する。これは、図4の等価回路で言う
と、ポイントA・B間に印加される電圧信号Vとなる。
この電圧信号Vは、等価回路の構成より、各インピーダ
ンス成分Z6、Z2、Z1、Z3、Z7に分圧されて印
加されることになる。従って、データ通信装置1の電極
10、20間の人体のインピーダンスZ1には、(2)
式に示す、電圧信号V1が印加されていることになる。
尚、電圧検出部40の入力インピーダンスは十分に高
く、電圧検出部40に流れ込む電流は少ないため、イン
ピーダンスZ4、5を(2)式に含めていない。
【数2】 ・・・(2)
【0027】この電圧信号V1を、データ通信装置1の
電圧検出部40で検出し、変復調部50で復調すること
により、データ通信装置2から、データ通信装置1への
データ送信が達成されることになるのである。
【0028】上述の原理に基づくデータ通信システムに
よれば、データ通信装置の一方が携帯電話や携帯情報端
末のごとく接地されていない携帯型機器へ組み込まれて
いる場合にも、安定したデータ通信が可能となるのであ
る。尚、データ通信装置2の電極を、図5、図6に示す
ように、電極80だけにしても良い。このような場合で
も、人体Hと、電極80のみを設けたデータ通信装置2
aの回路のグランドとが、静電的に結合することにより
通信が可能となる。
【0029】このように、電極を1つとすることで、使
用者は、もう1つの電極を意識しなくて良いので、普通
に携帯型機器Eを持って、電極70に触れるという単純
な動作で通信を行うことができるようになる。また、電
極が2つの場合には、携帯型機器Eを把持したときに、
2つの電極触れることとなるように、夫々電極の配置
や、それに伴う意匠を考慮しなければならないが、電極
を1つとすることで、かかる点を十全に考慮する必要が
なくなるので、意匠の自由度が上がるという利点があ
る。
【0030】尚、本実施形態の通信システムのデータ通
信装置1、2では、何れか一方の電極と基準電位との電
位差が分かれば良いので、2つの電極間の電位差でも良
いし、何れか一方の電極と任意の電位又は回路グランド
との電位差であっても良い。
【0031】[第2の実施の形態]ところが、人体Hや、
人体Hと電極との界面のインピーダンス成分は、個人や
部位によって異なり、また同一人の同一部位でも、その
時の皮膚の状態等によって異なるので、同じ電圧印加を
行なっていても、流れる電流量が変わってしまい、電流
量があまりに少ない場合にはデータ通信ができなくなる
場合がある。
【0032】そこで、本実施形態のデータ通信装置で
は、かかる問題点を解決すべく、図1(a)、(b)に
示す第1の実施形態のデータ通信装置1、2の電圧印加
部30、80に夫々、図7(a)、(b)に示すよう
に、電極10、20間、電極70、80間を流れる電流
量が予め定められた電流値となるように、夫々電圧印加
部30、80の電圧値を制御する定電流制御部130、
140を設けたものである。このように構成すること
で、個人や部位や皮膚の状態等による差が吸収できるよ
うになり、より安定したデータ通信が可能となる。
【0033】このような印加電圧値の制御は、安全性と
いう観点でも重要である。すなわち、あまり多くの電流
が人体を流れると、人体Hにとって危険であるが、設定
する電流量を安全な範囲内にしておくことにより安全性
を確保することができる。尚、データ通信装置1、2の
両方に定電流制御部130、140を設けずとも、どち
らか一方のデータ通信装置1、2のみに定電流制御部1
30、140を設ける構成としても良い。
【0034】[第3の実施の形態]次に、データ通信装置
1と人体Hとの隙間に、水又は汗等の水分が一様に存在
する場合も、安定してデータ通信をすることができるデ
ータ通信システムの実施形態について、図8に基づいて
詳細に説明する。図8(a)は、人体に装着するデータ
通信装置1と人体との隙間に水又は汗等の水分層Wが一
様に存在する状況を示している。
【0035】このような場合、電極10、20間は、水
分層Wのために短絡状態となり、電極10、20間を流
れる電流の、大部分はインピーダンスの低い水分層Wの
部分を流れ、人体部分には殆ど流れなくなる。そうなる
と、通信状態は、非常に不安定若しくは通信不能とな
る。そこで、本実施形態では、図8(b)に示すよう
に、電極10、20及び電極10、20間を、フッ素樹
脂等の撥水性薄膜150でコーティングしている。この
ように構成することで、水分層Wは、撥水性薄膜150
のために弾かれて寸断され、電極10、20間の短絡を
防止することでができるので、安定した通信を確保する
ことができる。
【0036】また、電極10、20間が短絡しなければ
良いので、電極10、20及び電極10、20間の両方
に、撥水性薄膜150を設けずとも、どちらか一方、す
なわち、電極10、20のみ、又は、電極10、20間
にのみ、撥水性薄膜150を設けるようにしても良い。
尚、撥水性薄膜150を、絶縁材料で構成しても、電極
10、20間には交流電圧が印加されているので、人体
と電極10、20とを、容量的に結合することができ、
電流を流すことが出来る。
【0037】[第4の実施の形態]次に、第1の実施形態
で説明したデータ通信装置1を、コイン型に構成したコ
イン型データ通信装置1dについて、図9、図10
(a)、(b)に基づいて詳細に説明する。図9は、本
実施形態のコイン型データ通信装置1dの外観を示す斜
視図であり、図10(a)は、そのブロック図を示して
いる。また、図10(b)は本実施形態のデータ通信装
置2dのブロック図である。
【0038】図9、図10(a)に示すように、コイン
型データ通信装置1dは、図1(a)に示すデータ通信
装置1と同様に、電極10、20と、電圧印加部30
と、電圧検出部40と、変復調部50と、信号処理部6
0とを備えると共に、本実施形態の特徴の構成である、
IDデータを記憶するデータ記憶部160とを備え、ボ
タン電池170で駆動させるようになっている。また、
図10(b)に示すように、本実施形態のデータ通信装
置2dは、図1(b)に示すデータ通信装置2に対し、
IDデータ等を記憶するデータ記憶部180を付加した
ものである。
【0039】本実施形態では、電気回路がIC化され、
小型のものとなっており、このようなコイン型データ通
信装置1dは、図11に示すように、通常の腕時計RW
の背面に取り付けて使用するのが好適である。このよう
な構成のコイン型データ通信装置1dを用いた本実施例
のデータ通信システムは、例えば、携帯電話や携帯情報
端末のセキュリティに用いることができる。
【0040】図12は、データ通信装置2が携帯電話P
1に組み込まれており、腕時計RWの背面にコイン型デ
ータ通信装置1dを取り付けて使用している状況を示し
ている。データ通信装置2の2つの電極70、80は、
携帯電話P1上の、夫々使用者の右手、左手で触れやす
い位置に設けられている。電極の位置は特に限定される
ものではないが、電極の一方は、ITO等の透明電極を
用い、「通話ボタン」上に設けておくと、違和感がなく
便利である。但し、図12において、電極80を設けな
い場合でも、携帯電話P1のごとく、使用者が握って使
用するものについては、人体と回路のグランドが静電結
合し、通信が可能であることは、第1の実施形態で説明
した通りである。
【0041】さて、コイン型データ通信装置1dのデー
タ記憶部150には、使用者ごとに与えられたIDデー
タが記録されており、そのIDデータは、図12に示す
ように、使用者が携帯電話P1上に設けられたデータ通
信装置2の電極70、80の両方に接触した状態となっ
たとき、コイン型データ通信装置1dからデータ通信装
置2へ送信される。
【0042】このIDデータは、送信する際に暗号化し
ておいても良い。データ通信装置2では、受信したID
データがデータ記憶部180に予め登録されたIDデー
タと一致しているかどうかをチェックするようになって
おり、受信したIDが登録されているIDと一致したと
きのみ、その携帯電話P1による電話や電子メール、W
WW(World Wide Web)、電子商取引等のサービスを利
用するための操作が可能となるように構成されている。
このように構成することにより、携帯電話P1を紛失し
たり、盗難にあった際にも、不正に使用される恐れがな
くなり、使用者に安心感を与えることが出来る。
【0043】尚、上記の例において、IDデータを携帯
電話P1側に持たせてもよい。このIDデータは、特別
なものを使用せず、その携帯電話P1の電話番号そのも
のを用いても良い。このような場合は、図13(a)に
示すように、コイン型データ通信装置1dに、電話番号
に予め定めた所定の演算をするデータ演算部190を設
けておく。そして、使用者が携帯電話P1上に設けられ
たデータ通信装置2の電極70、80の両方に接触した
状態となったとき、データ通信装置2から、コイン型デ
ータ通信装置1dへIDデータが送信され、コイン型デ
ータ通信装置1dでは、データ演算部190で、受信し
たIDデータに予め定めた所定の演算を加えた後、その
演算データをデータ通信装置2に送信する。データ通信
装置2では、受信した演算データが、記憶部180に記
憶された、予め定めた所定の値であったとき使用可能に
なるようにしておく。このように構成することにより、
よりセキュリティ性を向上させることができるようにな
る。
【0044】また、上記の例において、特にIDデータ
を使用しなくても良い。データ通信装置2からは、コイ
ン型データ通信装置1dへ、その都度変わる乱数データ
を送信するようにしておき、コイン型データ通信装置1
dでは、データ演算部190で、受信した乱数データに
予め定めた所定の演算を加えた後、演算データをデータ
通信装置2に送信するようにする。そして、図1(b)
に示すデータ通信装置2に対し、データ演算部200を
付加したデータ通信装置2eを用い、受信した演算デー
タが、データ演算部200で別途演算した結果と同一で
あったとき使用可能になるようにする。このように構成
することにより、さらにセキュリティ性を向上させるこ
とができるようになる。
【0045】上記のような携帯電話P1への応用の場
合、データ通信装置2で受信したIDデータや演算デー
タのチェックを、必ずしも携帯電話P1自身に行わせる
必要はなく、携帯電話P1を使用する際、まず受信した
IDデータや演算データが、キャリア会社のセンター装
置に送信されるようにしておき、そのセンター装置でチ
ェックを行なわせるようにしても良い。この場合、携帯
電話P1の使用を、キャリア会社が制限することにな
る。この例において、受信したIDデータや演算データ
を、キャリア会社のセンター装置に送信する際には、暗
号化しておくのが望ましい。
【0046】同様に、本実施形態のデータ通信装置を内
蔵する装置は、携帯電話に限定されず、携帯型情報端末
(PDA)にも使用することができ、IDデータ等を、
人体Hを介して受信しなければ使用できないように構成
することにより、携帯型情報端末に保存されたプライベ
ート情報や機密情報の保護が可能になり、使用者にとっ
て安心感を与えることが出来る。また、図12において
は、データ通信装置2を携帯電話P1本体に内蔵してい
る場合を示しているが、データ通信装置2は、必ずしも
携帯電話P1本体に内蔵する必要はなく、図14に示す
ように、携帯電話P2の外部機器接続用ポートに接続で
きるユニット3としても良い。このように構成すること
により、既存の携帯電話P2のハードウェアを流用し易
くすることができる。このことは、携帯型情報端末(P
DA)の場合についても同様のことが言える。尚、携帯
電話、携帯型情報端末であるとして説明したが、携帯型
のものに限定されるものではない。
【0047】
【発明の効果】請求項1又は請求項2記載の発明によれ
ば、データ通信装置の一方が携帯電話や携帯情報端末の
ごとく接地されていない携帯型機器へ組み込まれている
場合にも、安定したデータ通信が可能となるという効果
を奏する。
【0048】請求項3の発明によれば、電極間を流れる
電流量がある定められた値となるように電圧値を制御す
る制御部を設けることによって、個人差、部位による
差、皮膚の状態等による差が吸収できるようになり、よ
り安定したデータ通信が可能となる。また、人体への安
全性も確保できることになるという効果を奏する。
【0049】請求項4の発明によれば、水や汗等による
電極間の短絡を防止できるようになり、より安定した通
信が確保できるという効果を奏する。
【0050】請求項5乃至請求項7何れか記載の発明に
よれば、携帯型機器のセキュリティが強化されるという
効果を奏する。
【0051】請求項8の発明によれば、携帯電話を紛失
したり、盗難にあった際にも、不正に使用される恐れが
なくなり、使用者に安心感を与えることができるという
効果を奏する。
【0052】請求項9の発明によれば、携帯型情報端末
に保存されたプライベート情報や機密情報の保護が可能
になり、使用者に安心感を与えることができるという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は、第1の実施形態の人体Hに装着
するデータ通信装置1のブロック図であり、図1(b)
は、携帯型機器Eに組み込まれたデータ通信装置2のブ
ロック図である。
【図2】データ通信装置1を取り付けた人Mが、データ
通信装置2を組み込んだ携帯型機器Eを持っている状態
を示す図である。
【図3】第1の実施形態の原理を示す等価回路である。
【図4】第1の実施形態の原理を示す等価回路である。
【図5】電極80のみが備えられたデータ通信装置1の
ブロック図である。
【図6】データ通信装置1を取り付けた人Mが、電極8
0のみが備えられたデータ通信装置2を組み込んだ携帯
型機器Eを持っている状態を示す図である。
【図7】図7(a)は、第2の実施形態の人体Hに装着
するデータ通信装置1bのブロック図であり、図7
(b)は、携帯型機器Eに組み込まれたデータ通信装置
2bのブロック図である。
【図8】図8(a)は、人体に装着するデータ通信装置
1と人体との隙間に水又は汗等の水分層Wが一様に存在
する状況を示す図であり、図8(b)は、第3の実施携
帯のデータ通信装置1cのブロック図である。
【図9】第4の実施形態のコイン型データ通信装置1d
の外観を示す斜視図である。図10(a)は、そのブロ
ック図を示している。また、図10(b)は本実施形態
のデータ通信装置2dのブロック図である。
【図10】図10(a)は、第4の実施形態のコイン型
データ通信装置1dのブロック図を示している。また、
図10(b)は、第4の実施形態のデータ通信装置2d
のブロック図である。
【図11】第4の実施携帯のコイン型データ通信装置1
dを、腕時計RWの裏面に取り付けたところを示す図で
ある。
【図12】データ通信装置2が携帯電話P1に組み込ま
れており、腕時計RWの背面にコイン型データ通信装置
1dを取り付けて使用している状況を示す図である。
【図13】図13(a)は、第4の実施形態のデータ通
信装置1eのブロック図を示している。また、図10
(b)は、第4の実施形態のデータ通信装置2eのブロ
ック図である。
【図14】第4の実施形態の携帯電話P2に着脱可能に
取り付けられるユニット3を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 人体に装着するデータ通信装置 2 携帯型機器に組み込むデータ通信装置 10 電極 20 電極 30 電圧印加部 40 電圧検出部 50 変復調部 60 信号処理部 70 電極 80 電極 90 電圧検出部 100 電圧印加部 110 変復調部 120 信号処理部 130 定電流制御部 140 定電流制御部 150 撥水性薄膜 160 データ記憶部 180 データ記憶部 190 データ演算部 200 データ演算部 E 携帯型機器(機器) H 人体 P1 携帯電話 P2 携帯電話
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小山 正樹 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 鈴木 佳子 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 西村 篤久 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 5B035 AA14 BA01 BB09 BC01 CA08 CA22

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人体に接触する2つの電極と、前記2つ
    の電極間に電圧を印加する電圧印加部と、前記2つの電
    極間若しくは何れか一方の前記電極と基準電位との間の
    電圧を検出する電圧検出部と、前記電圧検出部で検出さ
    れた信号を復調して、信号の処理を行う信号処理部に出
    力すると共に、前記信号処理部から出力される信号を変
    調して、前記電圧印加部に出力する変復調部とを備え
    た、人体に装着するデータ通信装置と、 機器上に人体が接触できるように設けられた2つの電極
    と、前記2つの電極間若しくは何れか一方の前記電極と
    基準電位との間の電圧を検出する電圧検出部と、前記2
    つの電極間に電圧を印加する電圧印加部と、前記電圧検
    出部で検出された信号を復調して、信号の処理を行う信
    号処理部に出力すると共に、前記信号処理部から出力さ
    れる信号を変調して、前記電圧印加部に出力する変復調
    部とを備えた、機器に組み込まれたデータ通信装置とか
    ら構成されることを特徴とするデータ通信システム。
  2. 【請求項2】 人体に接触する2つの電極と、前記2つ
    の電極間に電圧を印加する電圧印加部と、前記2つの電
    極間若しくは何れか一方の前記電極と基準電位との間の
    電圧を検出する電圧検出部と、復調された信号の処理を
    行う信号処理部と、前記電圧検出部で検出された信号を
    復調すると共に、前記信号処理部から出力される信号を
    変調する変復調部とを備えた、人体に装着するデータ通
    信装置と、 機器上に人体が接触できるように設けられた1つの電極
    と、前記1つの電極と基準電位との間の電圧を検出する
    電圧検出部と、前記1つの電極と基準電位との間に電圧
    を印加する電圧印加部と、復調された信号の処理を行う
    信号処理部と、前記電圧検出部で検出された信号を復調
    すると共に、前記信号処理部から出力される信号を変調
    する変復調部とを備えた、機器に組み込まれたデータ通
    信装置とから構成されることを特徴とするデータ通信シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記人体に装着するデータ通信装置又
    は、前記機器に組み込まれたデータ通信装置の、少なく
    とも何れか一方のデータ通信装置の電圧印加部に、電極
    間を流れる電流値が、任意に定められた値となるよう
    に、電圧値を制御する定電流制御部を設けたことを特徴
    とする請求項1又は請求項2記載のデータ通信システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記人体に装着するデータ通信装置の電
    極上又は電極間の、少なくとも何れか一方に、撥水性薄
    膜を形成したことを特徴とする請求項1乃至請求項3何
    れか記載のデータ通信システム。
  5. 【請求項5】 前記人体に装着するデータ通信装置及び
    前記機器に組み込まれたデータ通信装置は、夫々IDデ
    ータを記録するデータ記憶部を備え、 前記機器に組み込まれたデータ通信装置は、前記人体に
    装着するデータ通信装置から受信したIDデータが、前
    記データ記憶部に予め登録されたIDデータと一致した
    とき、前記機器を使用可能とすることを特徴とする請求
    項1乃至請求項4何れか記載のデータ通信システムを利
    用した機器のセキュリティシステム。
  6. 【請求項6】 前記機器に組み込まれたデータ通信装置
    は、IDデータを前記人体に装着するデータ通信装置に
    出力するように構成されると共に、 前記人体に装着するデータ通信装置は、前記機器に組み
    込まれたデータ通信装置から受信した前記IDデータに
    所定の演算を加えて、その演算データを、前記機器に組
    み込まれたデータ通信装置に返信するように構成され、 前記機器に組み込まれたデータ通信装置は、受信した前
    記演算データと、前記機器に組み込まれたデータ通信装
    置側で、前記IDデータに所定の演算を加えた結果とが
    同一であったとき、前記機器を使用可能とすることを特
    徴とする請求項1乃至請求項4何れか記載のデータ通信
    装置を利用した機器のセキュリティシステム。
  7. 【請求項7】 前記機器に組み込まれたデータ通信装置
    は、乱数データを前記人体に装着するデータ通信装置に
    出力するように構成されると共に、 前記人体に装着するデータ通信装置は、前記機器に組み
    込まれたデータ通信装置から受信した前記乱数データに
    所定の演算を加えて、その演算データを、前記機器に組
    み込まれたデータ通信装置に返信するように構成され、 前記機器に組み込まれたデータ通信装置は、受信した前
    記演算データと、前記機器に組み込まれたデータ通信装
    置側で、前記乱数データに所定の演算を加えた結果とが
    同一であったとき、前記機器を使用可能とすることを特
    徴とする請求項1乃至請求項4何れか記載のデータ通信
    装置を利用した機器のセキュリティシステム。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至請求項7何れか記載のデー
    タ通信装置又はセキュリティシステムを塔載した携帯電
    話。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至請求項7何れか記載のデー
    タ通信装置又はセキュリティシステムを塔載した携帯情
    報端末。
JP2000126081A 2000-04-26 2000-04-26 データ通信システム及びそのシステムを利用した機器のセキュリティシステム及び、データ通信システム又はセキュリティシステムを利用した携帯電話及び携帯情報端末 Pending JP2001308803A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000126081A JP2001308803A (ja) 2000-04-26 2000-04-26 データ通信システム及びそのシステムを利用した機器のセキュリティシステム及び、データ通信システム又はセキュリティシステムを利用した携帯電話及び携帯情報端末

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000126081A JP2001308803A (ja) 2000-04-26 2000-04-26 データ通信システム及びそのシステムを利用した機器のセキュリティシステム及び、データ通信システム又はセキュリティシステムを利用した携帯電話及び携帯情報端末

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001308803A true JP2001308803A (ja) 2001-11-02

Family

ID=18635923

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000126081A Pending JP2001308803A (ja) 2000-04-26 2000-04-26 データ通信システム及びそのシステムを利用した機器のセキュリティシステム及び、データ通信システム又はセキュリティシステムを利用した携帯電話及び携帯情報端末

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001308803A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006054706A1 (ja) * 2004-11-19 2006-05-26 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. データ通信装置
WO2006062112A1 (ja) 2004-12-08 2006-06-15 Seiko Instruments Inc. 人体経由情報伝達システム及び送受信器
WO2009081699A1 (ja) * 2007-12-26 2009-07-02 Alps Electric Co., Ltd. 携帯機器
JP2009302895A (ja) * 2008-06-13 2009-12-24 Sanyo Electric Co Ltd 通信システム及びそれに用いられる受信装置
JP2009302866A (ja) * 2008-06-12 2009-12-24 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 電界通信携帯端末
JP2014120807A (ja) * 2012-12-13 2014-06-30 Alps Electric Co Ltd 電界通信装置及び通信システム
CN105615868A (zh) * 2015-12-18 2016-06-01 中国电子科技集团公司第四十九研究所 腕表式人体通信心电传感器

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7809331B2 (en) 2004-11-19 2010-10-05 Panasonic Corporation Data communication apparatus
JPWO2006054706A1 (ja) * 2004-11-19 2008-06-05 松下電器産業株式会社 データ通信装置
WO2006054706A1 (ja) * 2004-11-19 2006-05-26 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. データ通信装置
JP4567006B2 (ja) * 2004-11-19 2010-10-20 パナソニック株式会社 データ通信装置
WO2006062112A1 (ja) 2004-12-08 2006-06-15 Seiko Instruments Inc. 人体経由情報伝達システム及び送受信器
WO2009081699A1 (ja) * 2007-12-26 2009-07-02 Alps Electric Co., Ltd. 携帯機器
CN101897134A (zh) * 2007-12-26 2010-11-24 阿尔卑斯电气株式会社 便携设备
JP4717141B2 (ja) * 2007-12-26 2011-07-06 アルプス電気株式会社 携帯機器
US8175527B2 (en) 2007-12-26 2012-05-08 Alps Electric Co., Ltd. Portable apparatus
CN101897134B (zh) * 2007-12-26 2013-06-26 阿尔卑斯电气株式会社 便携设备
JP2009302866A (ja) * 2008-06-12 2009-12-24 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 電界通信携帯端末
JP2009302895A (ja) * 2008-06-13 2009-12-24 Sanyo Electric Co Ltd 通信システム及びそれに用いられる受信装置
US8452234B2 (en) 2008-06-13 2013-05-28 Sanyo Semiconductor Co., Ltd. Communication system and receiver used in communication system
JP2014120807A (ja) * 2012-12-13 2014-06-30 Alps Electric Co Ltd 電界通信装置及び通信システム
CN105615868A (zh) * 2015-12-18 2016-06-01 中国电子科技集团公司第四十九研究所 腕表式人体通信心电传感器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3089062B1 (en) Portable key device and device control method
CN108964903B (zh) 密码存储方法及装置
JP2000200315A5 (ja)
ITRM960879A1 (it) Dispositivo connesso al corpo per la trasmissione di dati tra due apparecchi terminali
CN110188524B (zh) 信息加密方法、信息解密方法及终端
CN112922589B (zh) 尖灭线确定方法、装置、终端及存储介质
JP2001308803A (ja) データ通信システム及びそのシステムを利用した機器のセキュリティシステム及び、データ通信システム又はセキュリティシステムを利用した携帯電話及び携帯情報端末
CN107888569A (zh) 基于身份识别的多界面切换方法及装置、存储介质、终端
CN109981891A (zh) 一种终端控制方法、装置及终端设备
CN108650405A (zh) 智能穿戴设备及其显示控制方法、计算机可读存储介质
CN110149628A (zh) 一种信息处理方法及终端设备
CN108429856A (zh) 一种定位信息获取方法及移动终端
JP3896740B2 (ja) 携帯電話機
JP2007141094A (ja) 不正使用防止機能付き機器
CN110191106A (zh) 一种数据发送方法、终端及通信系统
JP2002157041A (ja) コンピュータのログインシステム
CN109886684A (zh) 一种移动终端安全防护方法、移动终端和存储介质
CN106571918A (zh) 一种通信链路和信息的多重认证加密方法
US10009724B2 (en) Intelligent personal safety device
CN109062492A (zh) 一种应用访问方法和终端
KR20160025940A (ko) 이동 단말기 및 그의 동작 방법
JP3337025B2 (ja) データ通信装置
JP6340773B2 (ja) 装着端末装置、接触端末装置、および、人体通信システム
CN110298184A (zh) 信息处理方法及终端设备
CN206226418U (zh) 一种手环式密码机

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050309

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050712

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051108