JP2001307471A - ディスク駆動装置及び薄型液体ダンパ - Google Patents

ディスク駆動装置及び薄型液体ダンパ

Info

Publication number
JP2001307471A
JP2001307471A JP2000116931A JP2000116931A JP2001307471A JP 2001307471 A JP2001307471 A JP 2001307471A JP 2000116931 A JP2000116931 A JP 2000116931A JP 2000116931 A JP2000116931 A JP 2000116931A JP 2001307471 A JP2001307471 A JP 2001307471A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thin liquid
chassis
liquid damper
body frame
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000116931A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kobayashi
宏 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2000116931A priority Critical patent/JP2001307471A/ja
Publication of JP2001307471A publication Critical patent/JP2001307471A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シャーシと本体フレームとをダンパを介して
支持する際に生じるデッドスペースを縮小し、装置の小
型化を図る。 【解決手段】 薄型液体ダンパ100は、可撓自在な2
枚のシート110A、110Bを重ね合わせて長方形の
薄型袋状に形成し、その内部に高粘性グリース120を
封止して構成されている。シート110A、110B
は、2枚の樹脂製フィルム132、134の間にアルミ
蒸着等による金属膜136を設けた3層構造のラミネー
トシートより構成されている。薄型液体ダンパ100で
は、各シート110A、110Bの外側面に、それぞれ
両面粘着テープ140A、140Bが設けられており、
ディスク駆動装置のシャーシ210と本体フレーム22
2の対向面に接着される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種ディスク媒体
を回転駆動して各種情報の再生、または記録再生を行う
ディスク駆動装置、及びそのディスク装置に利用して有
効なダンパ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、光磁気ディスクや磁気ディス
クを媒体とする記録装置や記録再生装置(以下、これら
の装置を一括してディスク駆動装置という)において
は、ディスク媒体を回転駆動するためのスピンドルモー
タ等を含むディスク駆動機構や、記録、再生用の各種ヘ
ッドを駆動、搬送するためのヘッド駆動機構等は、メカ
デッキ等とよばれるシャーシに搭載されており、このシ
ャーシをディスク駆動装置の外筐キャビネットを構成す
る本体フレームに収納した構造を有する。そして、この
ようなディスク駆動装置においては、外部からの振動等
がシャーシ上のディスク駆動機構やヘッド駆動機構に伝
わるのを防止して、安定したデータの記録や再生動作を
確保するため、シャーシと本体フレームとの間にダンパ
を配置して振動の伝達を抑制するようになっている(例
えば特開平11−232860号公報参照)。
【0003】図10は、このようなダンパを設けたディ
スク駆動装置の本体フレームとシャーシの構造を示す概
略斜視図であり、図11(A)〜(C)は、図10に示
すディスク駆動装置で用いられるダンパの具体例を示す
斜視図である。図10に示す例は、光磁気ディスク駆動
装置の例を示しており、メカシャーシ10上には、光磁
気ディスク(図示せず)を回転駆動するためのスピンド
ルモータ12と、光磁気ディスクに対する記録や再生を
行うための光学ヘッドや磁気ヘッドを搭載した光磁気ヘ
ッドユニット14と、光磁気ヘッドユニット14を搬送
する送りネジ16及び案内バー18と、送りネジ16を
駆動するためのスレッドモータ20等が配置されてい
る。そして、このようなメカシャーシ10は、各コーナ
部に配置されたダンパ30を介して本体フレーム22上
に支持されている。
【0004】ダンパ30は、例えば図11(A)に示す
ように、円柱状に形成され、中心部にネジ等による取り
付け孔32を有するとともに、外周部の軸方向中途部に
凹部34を有し、この凹部34によってメカシャーシ1
0の縁部を挟持するようにしたものである。このダンパ
30の材質としては、中実のゴムを用いたものや、中空
の樹脂モールド体内にシリコンオイルを注入したものが
あり、また、構造も一体型のものに限らず、複数の要素
を結合して構成されるものもある。
【0005】また、図11(B)に示すように、全体と
して丸みを帯びた外形を有するダンパ40や、図11
(C)に示すように、凹部ではなく上端部でメカシャー
シ10を受け止める構造のダンパ42など、種々の形態
が用いられている。また、図12は、図11(A)に示
す従来のダンパ30を用いてメカシャーシ10と本体フ
レーム22とを水平方向に支持した状態を示す斜視図で
ある。すなわち、メカシャーシ10の縁部10Aを90
°上方に屈曲させ、本体フレーム22の側板部22Aと
対向させたものであり、ダンパ30の軸を水平方向に向
けて、メカシャーシ10の縁部10Aに設けた装着孔に
貫通させ、この装着孔の内周部を凹部30Aによって受
け止めるようにしたものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、いずれも軸状のダンパ30、40、42に
よってメカシャーシ10を受け止める構造であるため、
ダンパ30、40、42を設けるメカシャーシ10と本
体フレーム22との間に例えば5mm以上の隙間を必要
とし、この隙間がデッドスペースとなって装置の小型化
を図る上での妨げとなってしまう。なお、光学ピックア
ップのトラッキングやフォーカスサーボ上、メカの共振
周波数f0はできるだけ下げる必要がある。しかし、従
来のダンパでは、5mm以下の隙間に収納できる大きさ
に形成しようとすると、共振周波数f0を下げることが
困難であり、必要とする特性が得られないため、どうし
ても5mm以上の隙間が必要となっていた。
【0007】そこで本発明の目的は、シャーシと本体フ
レームとをダンパを介して支持する際に生じるデッドス
ペースを縮小し、装置の小型化を図ることができるディ
スク駆動装置及び薄型液体ダンパを提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、ディスク駆動機構を搭載したシャーシと、前
記シャーシを収納する本体フレームと、前記本体フレー
ムとシャーシとの互いに対向する面の間に介在し、前記
本体フレームとシャーシとの間の振動伝達を抑制する薄
型液体ダンパとを有し、前記薄型液体ダンパは、可撓自
在な複数枚のシートを重ね合わせて薄型袋状に形成し、
内部に粘性液体を封止して構成され、前記薄型液体ダン
パの一方の外側面を本体フレームに接合し、他方の外側
面をシャーシに接合したことを特徴とする。また本発明
は、構造体を構成する2つの部材間に配置される薄型液
体ダンパであって、可撓自在な複数枚のシートを重ね合
わせて薄型袋状に形成し、内部に粘性液体を封止して構
成されていることを特徴とする。
【0009】本発明のディスク駆動装置では、シャーシ
と本体フレームとの間に薄型液体ダンパが介在すること
により、本体フレームとシャーシとの間の振動伝達が抑
制される。ここで、薄型液体ダンパは、可撓自在な複数
枚のシートを重ね合わせて薄型袋状に形成し、内部に粘
性液体を封止して構成したものであり、シートの外側面
を本体フレームとシャーシに接合されているため、本体
フレームとシャーシとの間の小さな隙間に配置されてい
る。したがって、シャーシと本体フレームとの間隙を大
きくすることなく、薄型液体ダンパを配置でき、この部
分のデッドスペースを縮小でき、装置の小型化を図るこ
とができる。
【0010】また、本発明の薄型液体ダンパは、可撓自
在な複数枚のシートを重ね合わせて薄型袋状に形成し、
内部に粘性液体を封止して構成したものであり、例えば
シートの外側面を構造体を構成する2つの部材に接合し
て用いることにより、構造体を構成する2つの部材の間
の小さな隙間に配置することができる。したがって、構
造体を構成する2つの部材の間隙を大きくすることな
く、薄型液体ダンパを配置でき、この部分のデッドスペ
ースを縮小でき、この薄型液体ダンパが組み込まれる電
子機器等の小型化を図ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるディスク駆動
装置及び薄型液体ダンパの実施の形態について説明す
る。図1は、本発明の実施の形態による薄型液体ダンパ
を示す図であり、図1(A)は断面図、図1(B)は外
観斜視図、図1(C)は部分拡大断面図である。この薄
型液体ダンパ100は、可撓自在な2枚のシート110
A、110Bを重ね合わせて長方形の薄型袋状に形成
し、その内部に高粘性グリース(粘性液体)120を封
止して構成したものであり、例えば2mm以下の厚みを
有するものである。粘性液体としては、高粘性グリース
以外のものを用いてもよい。
【0012】シート110A、110Bは、図1(C)
に示すように、それぞれPETやPEN等の2枚の樹脂
製フィルム132、134の間にアルミ蒸着等による金
属膜136を設けた3層構造のラミネートシートより構
成されている。PETやPEN等の樹脂フィルムだけで
構成した場合、経時的変化や気圧等の変化(低下)によ
り、気泡の進入等を招き、ダンパ100の諸特性(ダン
ピングQ値、周波数特性)が変化してしまう。そこで、
本例のように、樹脂製フィルム132、134と金属膜
136による3層構造とすることにより、長期間にわた
って安定した特性の維持を図ることができる。また、本
例の薄型液体ダンパ100では、各シート110A、1
10Bの外側面に、それぞれ両面粘着テープ140A、
140Bが設けられており、例えば後述するディスク駆
動装置のシャーシと本体フレーム等のように構造体を構
成する2つの部材の対向面に接着される。
【0013】以上のような薄型液体ダンパ100では、
薄型の形状を有することから、構造体を構成する2つの
部材の小さい隙間に配置することができ、2つの部材を
近接して配置できるため、デッドスペースを縮小でき、
この薄型液体ダンパ100が組み込まれる構造体の小型
化を図ることが可能となる。
【0014】図2は、本発明の実施の形態によるディス
ク駆動装置の本体フレームとシャーシの構造を示す概略
斜視図である。本例のディスク駆動装置は、例えば光磁
気ディスク駆動装置の例を示しており、メカシャーシ2
10上には、光磁気ディスク(図示せず)を回転駆動す
るためのスピンドルモータ212と、光磁気ディスクに
対する記録や再生を行うための光学ヘッドや磁気ヘッド
を搭載した光磁気ヘッドユニット214と、光磁気ヘッ
ドユニット214を搬送する送りネジ216及び案内バ
ー218と、送りネジ216を駆動するためのスレッド
モータ220等が配置されている。
【0015】そして、このようなメカシャーシ210
は、上述した薄型液体ダンパ100を介して本体フレー
ム222上に支持されている。図3は、メカシャーシ2
10と本体フレーム222の間に薄型液体ダンパ100
が接合されている状態を示す断面図である。図示のよう
に、本例においては、メカシャーシ210の両方の縁部
210Aが上方に90°屈曲して形成されており、この
縁部210Aと本体フレーム222の側板部222Aが
互いに対向している。そして、このメカシャーシ210
の縁部210Aと本体フレーム222の側板部222A
との間に薄型液体ダンパ100が配置されている。すな
わち、薄型液体ダンパ100は、一方の両面粘着テープ
140Aがメカシャーシ210の縁部210Aの外側面
に接着され、他方の両面粘着テープ140Bが本体フレ
ーム222の側板部222Aの内側面に接着されてい
る。
【0016】このような薄型液体ダンパ100は、メカ
シャーシ210及び本体フレーム222の4つのコーナ
部に配置されており、4つの薄型液体ダンパ100によ
り、本体フレーム222上でメカシャーシ210を支持
し、メカシャーシ210と本体フレーム222との間の
振動伝達を抑制するようになっている。このような薄型
液体ダンパ100を用いたことにより、メカシャーシ2
10の縁部210Aと本体フレーム222の側板部22
2Aの小さな隙間(例えば約2mm)に薄型液体ダンパ
100を配置することでき、メカシャーシ210の縁部
210Aと本体フレーム222の側板部222Aの間隔
を従来のダンパに比べて小さくできるため、装置の小型
化に寄与できる。また、薄型液体ダンパ100の固定に
両面粘着テープ140A、140Bを用いることによ
り、作業が簡単となり、生産性を向上できる。
【0017】また、本例では、メカシャーシ210の縁
部210Aと本体フレーム222の側板部222Aとの
間に薄型液体ダンパ100を接着する場合に、この薄型
液体ダンパ100のシート面と垂直方向に一定の張力を
付与した状態で薄型液体ダンパ100を接着するように
なっている。これは、図4(A)(B)に示すように、
メカシャーシ210の縁部210Aを予め90°以上内
側に屈曲させて、メカシャーシ210の縁部210Aと
本体フレーム222の側板部222Aとの間隔aを薄型
液体ダンパ100の厚みbよりも大きくしておき、この
縁部210Aを矢線fで示すように外側に曲げて薄型液
体ダンパ100に接合させることにより、メカシャーシ
210の縁部210Aの復元力が薄型液体ダンパ100
に張力として作用するようにする。あるいは、図4
(C)(D)に示すように、本体フレーム222の幅及
び薄型液体ダンパ100の厚みに対し、幅の小さいメカ
シャーシ210を設け、一方の薄型液体ダンパ100を
接着した後、この薄型液体ダンパ100を引っ張るよう
にして他方の薄型液体ダンパ100を接着するようにし
て接合する。このような張力を作用させることにより構
造体の固有振動数を低下させるとともに、共振倍率(Q
値)を低下させることが可能となる。
【0018】次に、以上のような実施の形態の変形例に
ついて説明する。まず、薄型液体ダンパ100につい
て、上述した例では、両面粘着テープ140A、140
Bを用いて接着する構成を説明したが、同様に接着剤を
用いて固着してもよいし、また、図5に示すように、放
射状に複数の係合爪150Aを有する結合部材150を
設けて構造部材(図5の例ではメカシャーシ210の縁
部210A)に設けた孔152に嵌合するような構成と
してもよい。この結合部材150は、樹脂製のもので、
溶着等によって薄型液体ダンパ100に接合されたもの
とし、先端がテーパ状に形成され、メカシャーシ210
の縁部210Aに設けた孔152に突き当てることによ
り、各係合爪150Aが弾性変形して孔152の内周部
に係合するようになっている。また、上述の例では、薄
型液体ダンパ100を2つの部材(上記例ではメカシャ
ーシ210と本体フレーム222)の間に接合して用い
る場合について説明したが、このような薄型液体ダンパ
100は、他の用途に用いることができる。例えば図6
に示すように、送りネジ216及び案内バー218の両
端部に設け、光磁気ヘッドユニット214の衝撃緩衝用
に用いることができる。
【0019】また、薄型液体ダンパ100によってメカ
シャーシ等を支持する構造としては、例えば図7(A)
に示すように、平板状のシャーシ230の縁部230A
の両面に薄型液体ダンパ100を設け、この縁部230
Aと薄型液体ダンパ100を本体フレーム240側に設
けたコ字形部242内に収納し、上下の挟持部242
A、242Bによって挟持するような構造としてもよ
い。なお、このような構造は、シャーシ230と本体フ
レーム240以外の部材についても同様に採用し得るも
のである。また、この場合にも、2つの薄型液体ダンパ
100にシート面と垂直方向に張力を付与した状態で接
合することができ、図7(B)(C)に示すように、コ
字形部242の上側の挟持部242Aを予め上方向にわ
ずかに広げた状態とし、薄型液体ダンパ100の接着時
に、下側に曲げて各薄型液体ダンパ100に接着するよ
うにする。また、薄型液体ダンパ100を構成するシー
トの積層構成や粘性液体の材質については、薄型液体ダ
ンパの用途等に応じて適宜変形し得るものである。
【0020】また、上述の例では、メカシャーシ210
を4つのコーナ部に設けた薄型液体ダンパ100で本体
フレーム222に支持したが、例えば図8に示すよう
に、メカシャーシ210の底面に複数のバネ部材(図示
の例では板バネであるが、圧縮コイルバネであってもよ
い)400を設けて上下方向の支持手段とし、上述した
薄型液体ダンパ100と組み合わせるようにしてもよ
い。また、薄型液体ダンパ100を各コーナ部ではな
く、図9に示すように、3箇所に配置することも可能で
ある。この場合、3つの薄型液体ダンパ100をシャー
シ210の重心Gから均等の位置に配置することによ
り、バランスよく支持することができる。また、上述の
例では、ディスク駆動装置として光磁気ディスク駆動装
置を例に説明したが、本発明は、光ディスクを用いた装
置や磁気ディスクを用いた装置にも同様に適用すること
ができるものである。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明のディスク駆
動装置では、シャーシと本体フレームとの間に設けられ
る薄型液体ダンパを可撓自在な複数枚のシートを重ね合
わせて薄型袋状に形成し、内部に粘性液体を封止して構
成した。このため、シャーシと本体フレームとの間隙を
大きくすることなく、薄型液体ダンパを配置でき、この
部分のデッドスペースを縮小でき、装置の小型化を図る
ことができる。
【0022】また、本発明の薄型液体ダンパでは、可撓
自在な複数枚のシートを重ね合わせて薄型袋状に形成
し、内部に粘性液体を封止して構成するようにした。こ
のため、例えば構造体を構成する2つの部材の間隙を大
きくすることなく、薄型液体ダンパを配置でき、この部
分のデッドスペースを縮小でき、この薄型液体ダンパが
組み込まれる電子機器等の小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による薄型液体ダンパを示
す図であり、(A)は断面図、(B)は外観斜視図、
(C)は部分拡大断面図である。
【図2】本発明の実施の形態によるディスク駆動装置の
本体フレームとシャーシの構造を示す概略斜視図であ
る。
【図3】図2に示すディスク駆動装置において、メカシ
ャーシと本体フレームの間に薄型液体ダンパが接合され
ている状態を示す断面図である。
【図4】図2に示すディスク駆動装置における薄型液体
ダンパの接合方法を示す断面図である。
【図5】図1に示す薄型液体ダンパの他の接合構造を示
す図であり、(A)は斜視図、(B)は要部正面図、
(C)は断面図である。
【図6】図1に示す薄型液体ダンパの他の利用方法を示
す平面図である。
【図7】図1に示す薄型液体ダンパによる他の支持構造
を示す断面図である。
【図8】図1に示す薄型液体ダンパによるさらに他の支
持構造を示す断面図である。
【図9】図1に示す薄型液体ダンパによるさらに他の支
持構造を示す平面図である。
【図10】従来のダンパを設けたディスク駆動装置の本
体フレームとシャーシの構造を示す概略斜視図である。
【図11】図10に示すディスク駆動装置で用いられる
ダンパの具体例を示す斜視図である。
【図12】図11に示す従来のダンパを用いてメカシャ
ーシと本体フレームとを水平方向に支持した状態を示す
斜視図である。
【符号の説明】
100……薄型液体ダンパ、110A、110B……シ
ート、120……高粘性グリース、132、134……
樹脂製フィルム、136……金属膜、140A、140
B……両面粘着テープ、210……メカシャーシ、21
2……スピンドルモータ、214……光磁気ヘッドユニ
ット、216……送りネジ、218……案内バー、22
0……スレッドモータ、222……本体フレーム。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク駆動機構を搭載したシャーシ
    と、 前記シャーシを収納する本体フレームと、 前記本体フレームとシャーシとの互いに対向する面の間
    に介在し、前記本体フレームとシャーシとの間の振動伝
    達を抑制する薄型液体ダンパとを有し、 前記薄型液体ダンパは、可撓自在な複数枚のシートを重
    ね合わせて薄型袋状に形成し、内部に粘性液体を封止し
    て構成され、 前記薄型液体ダンパの一方の外側面を本体フレームに接
    合し、他方の外側面をシャーシに接合した、 ことを特徴とするディスク駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記薄型液体ダンパのシートは、樹脂製
    フィルムと金属膜とを重ね合わせた積層構造を有するこ
    とを特徴とする請求項1記載のディスク駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記薄型液体ダンパは前記本体フレーム
    及びシャーシに接着によって接合されていることを特徴
    とする請求項1記載のディスク駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記本体フレームとシャーシとの間に介
    在し、前記シャーシを支持するバネ部材を有することを
    特徴とする請求項1記載のディスク駆動装置。
  5. 【請求項5】 前記本体フレームとシャーシの垂直方向
    に対向する面の間に複数の前記バネ部材を設けてシャー
    シを支持するとともに、前記本体フレームとシャーシの
    水平方向に対向する面の間に複数の前記薄型液体ダンパ
    を設けて振動を抑制するようにしたことを特徴とする請
    求項4記載のディスク駆動装置。
  6. 【請求項6】 前記シャーシの周縁部を折り曲げて前記
    本体フレームの内側面に対向させることにより、前記本
    体フレームとシャーシの水平方向に対向する面を形成す
    ることを特徴とする請求項5記載のディスク駆動装置。
  7. 【請求項7】 前記シャーシの周縁部の上下両面にそれ
    ぞれ薄型液体ダンパを設けるとともに、前記本体フレー
    ムに前記シャーシの周縁部及び薄型液体ダンパを上下方
    向に挟持するコ字形部を設け、前記シャーシの周縁部を
    上下方向から薄型液体ダンパを介してコ字形部で支持す
    るようにしたことを特徴とする請求項1記載のディスク
    駆動装置。
  8. 【請求項8】 前記本体フレームとシャーシの対向する
    面に前記薄型液体ダンパを接着する場合に、前記薄型液
    体ダンパにシート面の直交する方向に張力を付与した状
    態で接着することを特徴とする請求項3記載のディスク
    駆動装置。
  9. 【請求項9】 前記薄型液体ダンパと本体フレーム及び
    シャーシとを両面粘着テープによって接着したことを特
    徴とする請求項3記載のディスク駆動装置。
  10. 【請求項10】 構造体を構成する2つの部材間に配置
    される薄型液体ダンパであって、 可撓自在な複数枚のシートを重ね合わせて薄型袋状に形
    成し、内部に粘性液体を封止して構成されている、 ことを特徴とする薄型液体ダンパ。
  11. 【請求項11】 前記薄型液体ダンパの一方の外側面を
    前記2つの部材の対向面の一方の面に接合し、他方の外
    側面を前記2つの部材の対向面の一方の面に接合するよ
    うにしたことを特徴とする請求項10記載の薄型液体ダ
    ンパ。
  12. 【請求項12】 前記薄型液体ダンパのシートは、樹脂
    製フィルムと金属膜とを重ね合わせた積層構造を有する
    ことを特徴とする請求項10記載の薄型液体ダンパ。
  13. 【請求項13】 前記薄型液体ダンパは前記構造体を構
    成する2つの部材に接着によって接合されていることを
    特徴とする請求項11記載のディスク駆動装置。
JP2000116931A 2000-04-18 2000-04-18 ディスク駆動装置及び薄型液体ダンパ Pending JP2001307471A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000116931A JP2001307471A (ja) 2000-04-18 2000-04-18 ディスク駆動装置及び薄型液体ダンパ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000116931A JP2001307471A (ja) 2000-04-18 2000-04-18 ディスク駆動装置及び薄型液体ダンパ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001307471A true JP2001307471A (ja) 2001-11-02

Family

ID=18628326

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000116931A Pending JP2001307471A (ja) 2000-04-18 2000-04-18 ディスク駆動装置及び薄型液体ダンパ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001307471A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004288303A (ja) * 2003-03-24 2004-10-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 緩衝体および情報機器の緩衝構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004288303A (ja) * 2003-03-24 2004-10-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 緩衝体および情報機器の緩衝構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8913346B2 (en) Suspension for a disk drive including a load beam having a recess containing a damper, and method for manufacturing suspension
JP4790410B2 (ja) マイクロアクチュエータ、ヘッドジンバルアッセンブリ、及びこれを用いたディスクドライブ
US20080094758A1 (en) Piezoelectric Actuated Suspension with Passive Damping in Hard Disk Drives
JP3844638B2 (ja) 磁気ディスク装置およびその製造方法
TW436776B (en) Objective lens drive device and its manufacturing method
US8081442B2 (en) Removable data-storage device
US20030081348A1 (en) Rotary disk type storage device
US20060268451A1 (en) Disk device
JP2001307471A (ja) ディスク駆動装置及び薄型液体ダンパ
JP2003203411A (ja) ディスククランピング装置
US20070070552A1 (en) Micro-actuator and head gimbal assembly for a disk drive device
JPS59168839U (ja) 光学式情報読取装置における光学部品の駆動機構
JP2009272018A (ja) 電子装置の取付装置
JPS61211887A (ja) ヘツド装置
JP4226230B2 (ja) 両面記録媒体に対して情報の記録または再生を行う記録再生装置、および、該両面記録媒体のカートリッジ
JPH0381208B2 (ja)
JPH11297064A (ja) 記録再生カメラ装置
JP2606151B2 (ja) 磁気ヘッド位置決め装置
JPH11144449A (ja) 情報記録再生装置
JP3972040B2 (ja) 情報記録再生装置
US20080159090A1 (en) Optical pickup and disk drive device
JP2003272373A (ja) 情報記録再生装置
US20080247088A1 (en) Micro-actuator having at least one segmented flexible side arm, and method of making the same
JP2007183933A (ja) ホログラム記録媒体
JPH10233086A (ja) 光ディスク装置