JP2001306583A - 生物分類学に基いて分類された生物種の同定を行なう同定システム及び、コンピュータシステムに生物分類学に基いて分類された生物種の同定を行なわせるためのコンピュータソフトウエアプログラム製品 - Google Patents
生物分類学に基いて分類された生物種の同定を行なう同定システム及び、コンピュータシステムに生物分類学に基いて分類された生物種の同定を行なわせるためのコンピュータソフトウエアプログラム製品Info
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- JP2001306583A JP2001306583A JP2000118885A JP2000118885A JP2001306583A JP 2001306583 A JP2001306583 A JP 2001306583A JP 2000118885 A JP2000118885 A JP 2000118885A JP 2000118885 A JP2000118885 A JP 2000118885A JP 2001306583 A JP2001306583 A JP 2001306583A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 膨大な検索表を使用しなくても、生物分類学
に基いて分類された生物の種の同定を、容易かつ正確に
行なう。 【解決手段】 生物分類学に基いて分類された生物種の
同定を行なう同定システムであって、前記生物分類学に
基いて分類された種の情報を格納する種情報格納部8
と、前記種情報格納部8に格納された種情報について、
検索対象である生物の特徴による検索を行なうための特
徴検索部11と、前記種情報格納部8に格納された種情
報について、検索対象である生物の和名・学名等の名前
による検索を行なうための名前検索部12と、前記種情
報格納部8に格納された種情報について、検索対象であ
る生物の目・科・属等の分類群による検索を行なうため
の分類群検索部13と、これら3つの検索手段を複合的
に稼動させる複合検索部14とを有する。
に基いて分類された生物の種の同定を、容易かつ正確に
行なう。 【解決手段】 生物分類学に基いて分類された生物種の
同定を行なう同定システムであって、前記生物分類学に
基いて分類された種の情報を格納する種情報格納部8
と、前記種情報格納部8に格納された種情報について、
検索対象である生物の特徴による検索を行なうための特
徴検索部11と、前記種情報格納部8に格納された種情
報について、検索対象である生物の和名・学名等の名前
による検索を行なうための名前検索部12と、前記種情
報格納部8に格納された種情報について、検索対象であ
る生物の目・科・属等の分類群による検索を行なうため
の分類群検索部13と、これら3つの検索手段を複合的
に稼動させる複合検索部14とを有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生物分類学に基い
て分類された生物種の同定を行なう同定システム及びに
関する。
て分類された生物種の同定を行なう同定システム及びに
関する。
【0002】
【従来の技術】標本として取得した野生植物の種の同
定、すなわち植物の分類上の所属を決定する作業は、従
来植物図鑑を用いて行なわれている。
定、すなわち植物の分類上の所属を決定する作業は、従
来植物図鑑を用いて行なわれている。
【0003】この場合、同定を行なおうとする者は、ま
ず、野生植物の特徴を検索表に照らし合わせることで、
当該植物がどの植物群(科や属)に属するかを特定す
る。そして、その後に、当該植物の外観を前記で絞り込
まれた植物群の種の図、写真、解説に1種ずつ順次合わ
せて行くことで、当該野生植物が如何なる分類群(科ま
たは属)に属し、如何なる名前(和名や学名)であるか
を特定するようにしている。
ず、野生植物の特徴を検索表に照らし合わせることで、
当該植物がどの植物群(科や属)に属するかを特定す
る。そして、その後に、当該植物の外観を前記で絞り込
まれた植物群の種の図、写真、解説に1種ずつ順次合わ
せて行くことで、当該野生植物が如何なる分類群(科ま
たは属)に属し、如何なる名前(和名や学名)であるか
を特定するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、植物の場
合、単に特徴だけでは、同じ分類群に含まれる植物どう
しでも例外が多いということがある。このため、前記検
索表は膨大なものとならざるを得ず、その解析が困難に
なるという問題がある。
合、単に特徴だけでは、同じ分類群に含まれる植物どう
しでも例外が多いということがある。このため、前記検
索表は膨大なものとならざるを得ず、その解析が困難に
なるという問題がある。
【0005】また、図鑑による生物の同定は、図鑑を1
ページずつめくりながら行なうという地道な作業によっ
て達成されるものであるため、仮に検索表を理解しても
種の同定には膨大な労力を要する。しかしながら、検索
表を簡略化してしまうと、検索に該当する植物が増えて
しまい、種の同定には現実的ではない。
ページずつめくりながら行なうという地道な作業によっ
て達成されるものであるため、仮に検索表を理解しても
種の同定には膨大な労力を要する。しかしながら、検索
表を簡略化してしまうと、検索に該当する植物が増えて
しまい、種の同定には現実的ではない。
【0006】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたものであり、膨大な検索表を使用しなくても、生物
分類学に基いて分類された生物の種の同定を、容易かつ
正確に行なえる同定システムを提供することを目的とす
る。
れたものであり、膨大な検索表を使用しなくても、生物
分類学に基いて分類された生物の種の同定を、容易かつ
正確に行なえる同定システムを提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の第1の主要な観点によれば、生物分類学
に基いて分類された生物種の同定を行なう同定システム
であって、前記生物分類学に基いて分類された種の情報
を格納する種情報格納部と、前記種情報格納部に格納さ
れた種情報について、検索対象である生物の特徴による
検索を行なうための特徴検索手段と、前記種情報格納部
に格納された種情報について、検索対象である生物の和
名・学名等の名前による検索を行なうための名前検索手
段と、前記種情報格納部に格納された種情報について、
検索対象である生物の目・科・属等の分類群による検索
を行なうための分類群検索手段と、これら3つの検索手
段を複合的に稼動させる複合検索手段とを有することを
特徴とする生物分類学に基いて分類された種の同定を行
なう同定システムが提供される。
め、この発明の第1の主要な観点によれば、生物分類学
に基いて分類された生物種の同定を行なう同定システム
であって、前記生物分類学に基いて分類された種の情報
を格納する種情報格納部と、前記種情報格納部に格納さ
れた種情報について、検索対象である生物の特徴による
検索を行なうための特徴検索手段と、前記種情報格納部
に格納された種情報について、検索対象である生物の和
名・学名等の名前による検索を行なうための名前検索手
段と、前記種情報格納部に格納された種情報について、
検索対象である生物の目・科・属等の分類群による検索
を行なうための分類群検索手段と、これら3つの検索手
段を複合的に稼動させる複合検索手段とを有することを
特徴とする生物分類学に基いて分類された種の同定を行
なう同定システムが提供される。
【0008】このような構成によれば、生物の特徴に基
いて種の同定を行なう場合、特徴による検索範囲を、生
物の名前及び分類群で任意に絞ることが可能になる。こ
のことにより、例えば、「この植物は多分キクの仲間だ
ったと思う」とか、「〜ザクラという名前だったはず」
といったあいまいな記憶の部分を特徴による検索に加味
することができるから、生物分類学に基いた種の同定
を、膨大な検索表を参照すること無しに正確かつ高速に
行なうことができる効果がある。
いて種の同定を行なう場合、特徴による検索範囲を、生
物の名前及び分類群で任意に絞ることが可能になる。こ
のことにより、例えば、「この植物は多分キクの仲間だ
ったと思う」とか、「〜ザクラという名前だったはず」
といったあいまいな記憶の部分を特徴による検索に加味
することができるから、生物分類学に基いた種の同定
を、膨大な検索表を参照すること無しに正確かつ高速に
行なうことができる効果がある。
【0009】なお、上記システムにおいて、前記分類群
検索手段は、同時に複数の分類群を選択可能に構成され
ていることが好ましい。また、前記システムにおいて、
前記分類群検索手段は、分類表上は離れた目、科、属等
を個別に指定して検索可能であることが望ましい。さら
に、前記特徴検索手段のために設定した検索条件、名前
検索手段のために設定した検索条件及び前記分類群検索
手段のために設定した全ての検索条件を同時に表示し、
それらの変更を行なえる検索条件変更手段を有すること
が好ましい。
検索手段は、同時に複数の分類群を選択可能に構成され
ていることが好ましい。また、前記システムにおいて、
前記分類群検索手段は、分類表上は離れた目、科、属等
を個別に指定して検索可能であることが望ましい。さら
に、前記特徴検索手段のために設定した検索条件、名前
検索手段のために設定した検索条件及び前記分類群検索
手段のために設定した全ての検索条件を同時に表示し、
それらの変更を行なえる検索条件変更手段を有すること
が好ましい。
【0010】この発明の第2の主要な観点によれば、コ
ンピュータシステムに、生物分類学に基いて分類された
種の同定を行なわせるためのコンピュータソフトウエア
プログラム製品であって、記憶媒体と、この記憶媒体に
格納され、前記コンピュータシステムに検索対象である
生物の特徴による検索を行なわせる特徴検索手段と、前
記記憶媒体に格納され、前記コンピュータシステムに検
索対象である生物の和名・学名等の名前による検索を行
わせるための名前検索手段と、前記記憶媒体に格納さ
れ、前記コンピュータシステムに検索対象である生物の
目・科・属等の分類群による検索を行なわせるための分
類群検索手段と、前記記憶媒体に格納され、コンピュー
タシステムに前記3つの検索手段を複合的に稼動させる
ための複合検索手段とを有することを特徴とするコンピ
ュータソフトウエアプログラム製品が提供される。
ンピュータシステムに、生物分類学に基いて分類された
種の同定を行なわせるためのコンピュータソフトウエア
プログラム製品であって、記憶媒体と、この記憶媒体に
格納され、前記コンピュータシステムに検索対象である
生物の特徴による検索を行なわせる特徴検索手段と、前
記記憶媒体に格納され、前記コンピュータシステムに検
索対象である生物の和名・学名等の名前による検索を行
わせるための名前検索手段と、前記記憶媒体に格納さ
れ、前記コンピュータシステムに検索対象である生物の
目・科・属等の分類群による検索を行なわせるための分
類群検索手段と、前記記憶媒体に格納され、コンピュー
タシステムに前記3つの検索手段を複合的に稼動させる
ための複合検索手段とを有することを特徴とするコンピ
ュータソフトウエアプログラム製品が提供される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。
に基づき説明する。
【0012】図1は本発明の一実施形態に係るシステム
構成図を示すブロック図を示すものである。
構成図を示すブロック図を示すものである。
【0013】(システムの構成)このシステムは、キー
ボードやマウス等の入力装置1、ディスプレイ2、CP
U3、ROM4、RAM5等が接続されてなるバス6
に、種情報格納部8と、プログラム格納部9が接続され
ている。
ボードやマウス等の入力装置1、ディスプレイ2、CP
U3、ROM4、RAM5等が接続されてなるバス6
に、種情報格納部8と、プログラム格納部9が接続され
ている。
【0014】種情報格納部8は、例えば呼び出し専用の
CD−ROM装置から構成され、植物種の図及び解説等
からなる種情報が、検索タームと関連付けられて格納さ
れている。この検索タームは、当該植物の特徴、名称、
分類体系(目、科、属)を少なくとも含むものである。
CD−ROM装置から構成され、植物種の図及び解説等
からなる種情報が、検索タームと関連付けられて格納さ
れている。この検索タームは、当該植物の特徴、名称、
分類体系(目、科、属)を少なくとも含むものである。
【0015】また、プログラム格納部9は、この発明に
関する部分についてのみ説明すると、メインプログラム
10の他、植物の特徴による検索を行なうための特徴検
索部11と、植物の和名・学名等の名前による検索を行
なうための名前検索部12と、植物の目・科・属等の分
類群による検索を行なうための分類群検索部13と、こ
れら3つの検索部11〜13を複合的に稼動させる複合
検索実行部14と、前記各検索部11〜13で設定され
た検索条件を一括で修正若しくは変更可能な検索条件変
更部15とが格納されている。
関する部分についてのみ説明すると、メインプログラム
10の他、植物の特徴による検索を行なうための特徴検
索部11と、植物の和名・学名等の名前による検索を行
なうための名前検索部12と、植物の目・科・属等の分
類群による検索を行なうための分類群検索部13と、こ
れら3つの検索部11〜13を複合的に稼動させる複合
検索実行部14と、前記各検索部11〜13で設定され
た検索条件を一括で修正若しくは変更可能な検索条件変
更部15とが格納されている。
【0016】このプログラム格納部9に格納された各構
成要素10〜15は、前記CPU3によって前記RAM
4上に呼び出され、実行されるようになっている。以
下、各構成要素の更なる詳しい構成を、このシステムの
実際の動作と共に説明する。
成要素10〜15は、前記CPU3によって前記RAM
4上に呼び出され、実行されるようになっている。以
下、各構成要素の更なる詳しい構成を、このシステムの
実際の動作と共に説明する。
【0017】(システムの動作)まず、このシステムを
起動すると、図2に示すメインメニュー画面が表示され
る。このメインメニューでは、各ボタン21〜24をク
リックすることによって各処理を実行できるようになっ
ている。
起動すると、図2に示すメインメニュー画面が表示され
る。このメインメニューでは、各ボタン21〜24をク
リックすることによって各処理を実行できるようになっ
ている。
【0018】すなわち、ボタン21を押すことで、図3
に示す「特徴で検索」画面が表示され、ボタン22を押
すことで、図5に示す「名前で検索」画面が表示され、
ボタン23を押すことで図6に示す「分類体系で検索」
画面が表示される。また、ボタン24を押すことでプロ
グラムを終了させることができる。
に示す「特徴で検索」画面が表示され、ボタン22を押
すことで、図5に示す「名前で検索」画面が表示され、
ボタン23を押すことで図6に示す「分類体系で検索」
画面が表示される。また、ボタン24を押すことでプロ
グラムを終了させることができる。
【0019】まず、図3に示す「特徴で検索」画面は、
植物の部分毎の検索項目ボタン26を有し、例えば、特
徴がはっきり分かる部分が花であれば「花の色と形」ボ
タン、葉であれば「穂の形とつき方」ボタンを押すこと
で、図に27で示す検索項目入力エリア中の表示項目を
切り替えることができる。この検索項目入力エリア27
では各検索条件がプルダウンメニュー式に選択して入力
できるようになっている。
植物の部分毎の検索項目ボタン26を有し、例えば、特
徴がはっきり分かる部分が花であれば「花の色と形」ボ
タン、葉であれば「穂の形とつき方」ボタンを押すこと
で、図に27で示す検索項目入力エリア中の表示項目を
切り替えることができる。この検索項目入力エリア27
では各検索条件がプルダウンメニュー式に選択して入力
できるようになっている。
【0020】なお、このプルダウンメニューに含まれる
選択肢の意味がよくわからないときはヘルプボタン28
を押すことで、図4に示すように、選択肢の分かりやす
いイメージ図を表示される。この画面中のイメージ図で
特徴が確認できたならば、「選ぶ」ボタン30を押すこ
とによってここで選んだ項目が前記項目入力エリア27
に入力されるようになっている。
選択肢の意味がよくわからないときはヘルプボタン28
を押すことで、図4に示すように、選択肢の分かりやす
いイメージ図を表示される。この画面中のイメージ図で
特徴が確認できたならば、「選ぶ」ボタン30を押すこ
とによってここで選んだ項目が前記項目入力エリア27
に入力されるようになっている。
【0021】また、検索項目や選択肢等に不明な点があ
る場合には、図3に示す用語解説ボタン31を押すこと
によって用語辞書(図示せず)を表示させることができ
る。
る場合には、図3に示す用語解説ボタン31を押すこと
によって用語辞書(図示せず)を表示させることができ
る。
【0022】また、図5に示す前記「名前で検索」画面
では、キーワードの種類欄32で、まず、和名(カナ)
か学名(アルファベット)のいずれかを選択する。な
お、学名(アルファベット)モードを用いて検索する場
合には、学名の命名者名からも検索することができるよ
うになっている。
では、キーワードの種類欄32で、まず、和名(カナ)
か学名(アルファベット)のいずれかを選択する。な
お、学名(アルファベット)モードを用いて検索する場
合には、学名の命名者名からも検索することができるよ
うになっている。
【0023】名前での検索を行なうには、名前入力欄3
3に生物の名前を入力する。この実施形態では、植物名
は、必ずしもフルネームでなくても検索できるようにな
っている。例えば、植物名に「サクラ」という文字列が
含まれていたという記憶がある場合は、「サクラ」とい
うようなあいまいな名称からでも検索が可能になってい
る。なお、この名前入力欄33の下欄35には、参考と
して前方一致の仮の検索結果が表示されるようになって
いる。
3に生物の名前を入力する。この実施形態では、植物名
は、必ずしもフルネームでなくても検索できるようにな
っている。例えば、植物名に「サクラ」という文字列が
含まれていたという記憶がある場合は、「サクラ」とい
うようなあいまいな名称からでも検索が可能になってい
る。なお、この名前入力欄33の下欄35には、参考と
して前方一致の仮の検索結果が表示されるようになって
いる。
【0024】一方、図6に示す前記「分類体系で検索」
画面では、植物分類体系(亜門から属まで)の項目が表
示されており、各項目のチェックボックス36をクリッ
クすることにより、そのクリックされた項目が検索対象
となる。項目をダブルクリックするか、左側の+表示を
−にすることにより、順に亜門→綱→亜綱→目→科→属
を表示することができる。なお、この項目の選択は、離
れた分類体系の目や科等の複数の項目を同時に選択する
ことが可能になっている。
画面では、植物分類体系(亜門から属まで)の項目が表
示されており、各項目のチェックボックス36をクリッ
クすることにより、そのクリックされた項目が検索対象
となる。項目をダブルクリックするか、左側の+表示を
−にすることにより、順に亜門→綱→亜綱→目→科→属
を表示することができる。なお、この項目の選択は、離
れた分類体系の目や科等の複数の項目を同時に選択する
ことが可能になっている。
【0025】検索条件の入力が終了したならば、以上説
明した各画面(図3、図5、図6)において検索ボタン
41,42,43を押すことによって各画面に対応する
特徴検索部11、名前検索部12及び分類群検索部13
がそれぞれ呼び出され、前記種情報格納部8内を検索す
るように構成されている。前記複合検索実行部14は、
各検索部11〜13の検索結果を複合し、その結果を図
に45で示す結果表示欄に表示する。図2の例では、植
物の絵で検索結果が表示されているが、タブ46を切り
替えることにより、学名で表示、和名で表示させること
ができる。
明した各画面(図3、図5、図6)において検索ボタン
41,42,43を押すことによって各画面に対応する
特徴検索部11、名前検索部12及び分類群検索部13
がそれぞれ呼び出され、前記種情報格納部8内を検索す
るように構成されている。前記複合検索実行部14は、
各検索部11〜13の検索結果を複合し、その結果を図
に45で示す結果表示欄に表示する。図2の例では、植
物の絵で検索結果が表示されているが、タブ46を切り
替えることにより、学名で表示、和名で表示させること
ができる。
【0026】なお、この図において、検索数表示欄47
には検索結果数が表示されるようになっている。なお、
この実施形態では、約4256種の中から検索が行なわ
れるようになっている。
には検索結果数が表示されるようになっている。なお、
この実施形態では、約4256種の中から検索が行なわ
れるようになっている。
【0027】図2に48で示す並べ替え欄では、検索結
果の表示順序をプルダウンメニュー式に、種の番号順若
しくは名称昇順に切り替えることができるようになって
いる。種の番号は、キク科からオモダカ科まで、進化の
進んだいわゆる「高等植物」群から原始的、祖先的とさ
れる「下等植物」群へと配列されている。
果の表示順序をプルダウンメニュー式に、種の番号順若
しくは名称昇順に切り替えることができるようになって
いる。種の番号は、キク科からオモダカ科まで、進化の
進んだいわゆる「高等植物」群から原始的、祖先的とさ
れる「下等植物」群へと配列されている。
【0028】なお、図2の現在の設定ボタン50を押す
と、図7の検索条件確認画面が表示され、以上で入力し
た全ての検索条件の確認ができるようになっている。例
えば、検索を実行してもヒット件数が0だった場合等
に、この画面を利用することで、検索条件の確認と修正
が行なえる。この画面では、「特徴で検索」画面(図
3)で入力した選択肢だけでなく、「名前で検索」画面
(図5)で入力した選択肢、「分類で検索」画面(図
6)で入力した選択肢の全て51a〜51cを表示さ
れ、全ての検索条件を一括で修正することができる。こ
の一括的な検索条件の変更及び検索の催実行は、前記検
索条件変更部15によって行なわれる。
と、図7の検索条件確認画面が表示され、以上で入力し
た全ての検索条件の確認ができるようになっている。例
えば、検索を実行してもヒット件数が0だった場合等
に、この画面を利用することで、検索条件の確認と修正
が行なえる。この画面では、「特徴で検索」画面(図
3)で入力した選択肢だけでなく、「名前で検索」画面
(図5)で入力した選択肢、「分類で検索」画面(図
6)で入力した選択肢の全て51a〜51cを表示さ
れ、全ての検索条件を一括で修正することができる。こ
の一括的な検索条件の変更及び検索の催実行は、前記検
索条件変更部15によって行なわれる。
【0029】また、図2の画面中のクリアボタン52を
押すことで、図8に示す画面が表示され、各条件項目を
個別にリセットすることができるようになっている。
押すことで、図8に示す画面が表示され、各条件項目を
個別にリセットすることができるようになっている。
【0030】一方、前記検索結果表示欄45から、例え
ば、植物の絵をダブルクイックすることにより、図9に
示すような画面でその植物の情報を見ることができる。
前記種情報格納部8に格納されている植物4256種に
は、日本に自生し一般によく知られている野生植物(草
本と木本)をはじめ、代表的な栽培植物や帰化植物が含
まれる。
ば、植物の絵をダブルクイックすることにより、図9に
示すような画面でその植物の情報を見ることができる。
前記種情報格納部8に格納されている植物4256種に
は、日本に自生し一般によく知られている野生植物(草
本と木本)をはじめ、代表的な栽培植物や帰化植物が含
まれる。
【0031】以上説明した構成によれば、生物の特徴に
基いて種の同定を行なう場合、特徴による検索範囲を、
生物の名前及び分類群で任意に絞って複合的な検索を実
行することが可能になる。このことにより、例えば、
「この植物は多分キクの仲間だったと思う」とか、「〜
ザクラという名前だったはず」といったあいまいな記憶
の部分を特徴による検索に加味することができるから、
生物分類学に基いた種の同定を、従来必要だった膨大で
かつ解析が困難な検索表無しで正確にかつ高速に行なう
ことができる効果がある。
基いて種の同定を行なう場合、特徴による検索範囲を、
生物の名前及び分類群で任意に絞って複合的な検索を実
行することが可能になる。このことにより、例えば、
「この植物は多分キクの仲間だったと思う」とか、「〜
ザクラという名前だったはず」といったあいまいな記憶
の部分を特徴による検索に加味することができるから、
生物分類学に基いた種の同定を、従来必要だった膨大で
かつ解析が困難な検索表無しで正確にかつ高速に行なう
ことができる効果がある。
【0032】なお、この発明は上記一実施形態に限定さ
れるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で種々
変形可能である。
れるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で種々
変形可能である。
【0033】例えば、上記一実施形態では、生物種の同
定システムとして、植物の同定を行なうシステムを例に
とって説明したが、動物種の同定を行なうシステムであ
っても同様の事情が存在するため適用可能である。
定システムとして、植物の同定を行なうシステムを例に
とって説明したが、動物種の同定を行なうシステムであ
っても同様の事情が存在するため適用可能である。
【0034】また、コンピュータソフトウエアプログラ
ムの配布は、前記プログラム格納部及び種情報格納部に
格納された情報が例えばCD−ROM等の可搬性記憶媒
体に格納された状態で行なわれるのが一般的であると想
定されるが、ネットワークを通じてオンラインで配布さ
れるものであっても良い。
ムの配布は、前記プログラム格納部及び種情報格納部に
格納された情報が例えばCD−ROM等の可搬性記憶媒
体に格納された状態で行なわれるのが一般的であると想
定されるが、ネットワークを通じてオンラインで配布さ
れるものであっても良い。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、膨大な検索表を使用しなくても、生物分類学に基い
て分類された生物の種の同定を、容易かつ正確に行なう
ことが可能になる。
ば、膨大な検索表を使用しなくても、生物分類学に基い
て分類された生物の種の同定を、容易かつ正確に行なう
ことが可能になる。
【図1】この発明の一実施形態に係るシステムの概略構
成図。
成図。
【図2】同じく、表示画面例を示す図。
【図3】同じく、表示画面例を示す図。
【図4】同じく、表示画面例を示す図。
【図5】同じく、表示画面例を示す図。
【図6】同じく、表示画面例を示す図。
【図7】同じく、表示画面例を示す図。
【図8】同じく、表示画面例を示す図。
【図9】同じく、表示画面例を示す図。
1…入力装置 2…ディスプレイ 3…CPU 4…ROM 5…RAM 6…バス 8…種情報格納部 9…プログラム格納部 10…メインプログラム 11…特徴検索部 12…名前検索部 13…分類群検索部 14…複合検索実行部 15…検索条件変更部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (54)【発明の名称】 生物分類学に基いて分類された生物種の同定を行なう同定システム及び、コンピュータシステム に生物分類学に基いて分類された生物種の同定を行なわせるためのコンピュータソフトウエアプ ログラム製品
Claims (8)
- 【請求項1】 生物分類学に基いて分類された生物種の
同定を行なう同定システムであって、 前記生物分類学に基いて分類された種の情報を格納する
種情報格納部と、 前記種情報格納部に格納された種情報について、検索対
象である生物の特徴による検索を行なうための特徴検索
手段と、 前記種情報格納部に格納された種情報について、検索対
象である生物の和名・学名等の名前による検索を行なう
ための名前検索手段と、 前記種情報格納部に格納された種情報について、検索対
象である生物の目・科・属等の分類群による検索を行な
うための分類群検索手段と、 これら3つの検索手段を複合的に稼動させる複合検索手
段とを有することを特徴とする生物分類学に基いて分類
された種の同定を行なう同定システム。 - 【請求項2】 請求項1記載のシステムにおいて、 前記分類群検索手段は、同時に複数の分類群を選択可能
に構成されているものであることを特徴とする同定シス
テム。 - 【請求項3】 請求項1記載のシステムにおいて、 前記分類群検索手段は、分類表上は離れた目、科若しく
は属を個別に指定して検索可能であることを特徴とする
同定システム。 - 【請求項4】 請求項1記載のシステムにおいて、 前記特徴検索手段のために設定した検索条件、名前検索
手段のために設定した検索条件及び前記分類群検索手段
のために設定した全ての検索条件を同時に表示し、それ
らの変更を行なえる検索条件変更手段を有することを特
徴とする同定システム。 - 【請求項5】 コンピュータシステムに、生物分類学に
基いて分類された種の同定を行なわせるためのコンピュ
ータソフトウエアプログラム製品であって、 記憶媒体と、 この記憶媒体に格納され、前記コンピュータシステムに
検索対象である生物の特徴による検索を行なわせる特徴
検索手段と、 前記記憶媒体に格納され、前記コンピュータシステムに
検索対象である生物の和名・学名等の名前による検索を
行わせるための名前検索手段と、 前記記憶媒体に格納され、前記コンピュータシステムに
検索対象である生物の目・科・属等の分類群による検索
を行なわせるための分類群検索手段と、 前記記憶媒体に格納され、コンピュータシステムに前記
3つの検索手段を複合的に稼動させるための複合検索手
段とを有することを特徴とするコンピュータソフトウエ
アプログラム製品。 - 【請求項6】 請求項5記載のコンピュータソフトウエ
アプログラム製品において、 前記分類群検索手段は、複数の分類群を選択可能に構成
されているものであることを特徴とするコンピュータソ
フトウエアプログラム製品。 - 【請求項7】 請求項5記載のコンピュータソフトウエ
アプログラム製品において、 前記分類群検索手段は、分類表上は離れた目、科若しく
は属を個別に指定して検索可能であることを特徴とする
コンピュータソフトウエアプログラム製品。 - 【請求項8】 請求項5記載のコンピュータソフトウエ
アプログラム製品において、 前記特徴検索手段のために設定した検索条件、名前検索
手段のために設定した検索条件及び前記分類群検索手段
のために設定した全ての検索条件を同時に表示し、それ
らの変更を行なえる検索条件変更手段を有することを特
徴とするコンピュータソフトウエアプログラム製品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000118885A JP2001306583A (ja) | 2000-04-20 | 2000-04-20 | 生物分類学に基いて分類された生物種の同定を行なう同定システム及び、コンピュータシステムに生物分類学に基いて分類された生物種の同定を行なわせるためのコンピュータソフトウエアプログラム製品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000118885A JP2001306583A (ja) | 2000-04-20 | 2000-04-20 | 生物分類学に基いて分類された生物種の同定を行なう同定システム及び、コンピュータシステムに生物分類学に基いて分類された生物種の同定を行なわせるためのコンピュータソフトウエアプログラム製品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001306583A true JP2001306583A (ja) | 2001-11-02 |
Family
ID=18629946
Family Applications (1)
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JP2000118885A Pending JP2001306583A (ja) | 2000-04-20 | 2000-04-20 | 生物分類学に基いて分類された生物種の同定を行なう同定システム及び、コンピュータシステムに生物分類学に基いて分類された生物種の同定を行なわせるためのコンピュータソフトウエアプログラム製品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001306583A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102637191A (zh) * | 2011-02-15 | 2012-08-15 | 卡西欧计算机株式会社 | 信息检索装置以及词典检索方法 |
JP2020021430A (ja) * | 2018-08-03 | 2020-02-06 | Linne株式会社 | 画像情報表示装置 |
-
2000
- 2000-04-20 JP JP2000118885A patent/JP2001306583A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN102637191A (zh) * | 2011-02-15 | 2012-08-15 | 卡西欧计算机株式会社 | 信息检索装置以及词典检索方法 |
JP2012168771A (ja) * | 2011-02-15 | 2012-09-06 | Casio Comput Co Ltd | 情報検索装置およびプログラム |
CN102637191B (zh) * | 2011-02-15 | 2015-11-18 | 卡西欧计算机株式会社 | 信息检索装置以及词典检索方法 |
JP2020021430A (ja) * | 2018-08-03 | 2020-02-06 | Linne株式会社 | 画像情報表示装置 |
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