JP2001306539A - フロントエンド情報配信システムおよび方法 - Google Patents

フロントエンド情報配信システムおよび方法

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JP2001306539A
JP2001306539A JP2000121867A JP2000121867A JP2001306539A JP 2001306539 A JP2001306539 A JP 2001306539A JP 2000121867 A JP2000121867 A JP 2000121867A JP 2000121867 A JP2000121867 A JP 2000121867A JP 2001306539 A JP2001306539 A JP 2001306539A
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Isao Okazaki
勲 岡崎
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Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クライアントへのサービス応答時間の短縮と
サービス提供設備の柔軟化をはかる情報配送システムお
よび方法を提供する。 【解決手段】 クライアント2はASPセンタ設備1の
ASPサーバ11にアプリケーションサービスを要求す
る。ASPサーバ11は、自ら要求サービスを実行しな
い場合には、クライアント2の位置,サービス内容,サ
ービス時刻およびネットワーク輻輳状況を基に、要求さ
れたアプリケーションサービスを実行するために使用す
る付加価値サーバ4を決定する。ASPサーバ11は決
定した付加価値サーバ4のFE実行機構41に対しアプ
リケーションサービスとして使用するために必要なプロ
グラムコードおよびデータを転送配布する。FE実行機
構41は受信したプログラムコードを実行してクライア
ント2に対しサービスを提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、IPネットワーク
上に構築する情報配信システムに関し、特にクライアン
トへのサービス応答時間の短縮とサービス提供設備の柔
軟化をはかる情報配信システムおよび方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のアプリケーション・サービス・プ
ロバイダ(以下、ASPと称す)の一例が、日経BP社
から発行された日経コンピュータ1999.8.2(N
o.475)の第28頁に掲載された「アプリケーショ
ン・サービス・プロバイダの胎動始まる(森永輔)」と
題する記事に記載されている。
【0003】ASPサービスとは、ソウトメーカや情報
サービス提供会社が自社のサイトで稼働するパッケージ
ソフトをユーザ企業に利用してもらい、使用量に応じて
課金する新しい形のアウトソーシングサービスのことで
ある。
【0004】図7に示すように、従来のASPシステム
において、サービス提供事業者は、パッケージソフトを
自社センタ設備内に実装する。そして、クライアント
は、IPネットワーク経由で利用の度にセンタ設備にア
クセスしてパッケージソフトを利用し、使用量に応じた
料金を支払っている。
【0005】また、図8に示すように、従来の情報配送
システムにおいて、配送サービス応答時間短縮をねらっ
てクライアントの近傍にストリームデータ用キャシュや
電子宅配便PROXYなどの専用設備を設置している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のシステムでは、次のような問題点がある。
【0007】第1の問題点は、サービスの応答時間が保
証されないということである。
【0008】その理由は、クライアントとセンタ設備間
の要求/応答シーケンスが帯域保証のないベスト・エフ
ォート型IPネットワーク上で頻繁に行われるためであ
る。
【0009】第2の問題点は、配送付加価値情報サービ
ス提供用設備展開が高価ということである。
【0010】その理由は、配送サービス応答時間短縮を
ねらってクライアントの近傍にストリームデータ用キャ
シュ、電子宅配便PROXYなどの付加価値サービス毎
に専用設備を設置する必要があるためである。
【0011】本発明の目的は、時刻・サービス情報・ネ
ットワーク輻輳状況に応じてサービスの応答時間を短縮
できるASPサービスを行う情報配信システムおよび方
法を提供することにある。
【0012】本発明の他の目的は、時刻・サービス情報
・ネットワーク輻輳状況に応じて提供サービスを柔軟に
変更できる情報配送付加価値サービスを行う情報配信シ
ステムおよび方法を提供することにある。
【0013】発明のさらに他の目的は、IPネットワー
クのエッジにて、センタ設備から受信したプログラムコ
ードを実行できるFE実行機構システムを備えた情報配
信システムおよび方法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本願第1の発明のフロン
トエンド情報配信システムは、クライアントとサービス
プロバイダセンタ設備と付加価値サーバがネットワーク
を介して接続されるシステムにおいて、前記クライアン
トからのサービス要求を受け付け前記要求サービスを自
ら実行して前記クライアントにサービスを提供し前記要
求サービスを自ら実行しないときには前記付加価値サー
バに前記要求サービスの実行を指示するサービスプロバ
イダセンタ設備と、前記サービスプロバイダセンタ設備
からの指示により前記要求サービスを実行して前記クラ
イアントにサービスを提供する付加価値サーバと、を備
える。
【0015】本願第2の発明のフロントエンド情報配信
システムは、各種パッケージソフトをサービス提供業者
のセンタ設備に実装しクライアントに利用させる度ごと
にインターネット・プロトコル(以下、IPと称する)
ネットワーク経由で前記パッケージソフトへアクセスさ
せ利用状況に応じた使用料を徴収するアプリケーション
・サービス・プロバイダ(以下、ASPと称する)シス
テムにおいて、前記クライアントから要求されたパッケ
ージソフト利用サービスを受け付け前記パッケージソフ
ト利用サービスを自ら実行して前記クライアントにサー
ビスを提供し或いは前記要求サービスを自ら実行しない
ときには付加価値サーバに前記パッケージソフトや起動
指令のプログラムコードおよび前記クライアント個別デ
ータを転送して前記パッケージソフト利用サービスの実
行を指示するASPセンタ設備と、前記IPネットワー
クを構成するルータに接続され前記ASPセンタ設備か
ら転送された前記パッケージソフトや起動指令のプログ
ラムコードおよび前記クライアント個別データを実行し
て前記クライアントに前記パッケージソフト利用サービ
スを提供するフロントエンド実行機構を有する付加価値
サーバと、を備える。
【0016】本願第3の発明のフロントエンド情報配信
システムは、データを蓄積しクライアントからの要求に
より配信する配信センタ設備とIPネットワーク中に配
備しクライアントから要求されたデータを一時蓄積後配
信するサーバとを備える付加価値情報配信システムにお
いて、前記クライアントから要求された配信サービスを
受け付け前記配信サービスを自ら実行して前記クライア
ントにサービスを提供し或いは前記要求サービスを自ら
実行しないときには付加価値サーバに前記サービス個別
プロトコルや起動指令のプログラムコードおよび前記ク
ライアント個別データを転送して前記配信サービスの実
行を指示する配信センタ設備と、前記IPネットワーク
を構成するルータに接続され前記配信センタ設備から転
送された前記サービス個別プロトコルや起動指令のプロ
グラムコードおよび前記クライアント個別データを実行
して前記クライアントに前記配信サービスを提供するフ
ロントエンド実行機構を有する付加価値サーバと、を備
える。
【0017】本願第4の発明のフロントエンド情報配信
システムは、第2または第3の発明において前記センタ
設備は、自己の負荷状態,前記クライアントのアクセス
ポイント位置,前記クライアントのサービス要求内容,
サービス時刻および前記ネットワークの輻輳状況に基づ
き前記要求サービスを実行するサーバを決定する手段を
有することを特徴とする。
【0018】本願第5の発明のフロントエンド情報配信
システムは、第2または第3の発明において前記フロン
トエンド実行機構は、前記サービスを提供するためのプ
ログラムコードを実行するプログラムコード実行部と前
記センタ設備から転送されたプログラムコードおよびデ
ータを格納する個別データ部と課金機能や認証機能など
の共通に必要な機能を提供するプログラムコードを格納
する基本コンポーネント部と前記センタ設備との間の通
信機能を提供する通信部と前記クライアントとの間の通
信機能を提供するアクセスポイント部と全体を制御する
管理部とから構成されることを特徴とする。
【0019】本願第6の発明のフロントエンド情報配信
システムは、第5の発明において前記フロントエンド実
行機構は、前記センタ設備から転送されたプログラムコ
ードおよびデータにより提供するサービスの内容が変化
することを特徴とする。
【0020】本願第7の発明のフロントエンド情報配信
方法は、クライアントとサービスプロバイダセンタ設備
と付加価値サーバがネットワークを介して接続されるシ
ステムにおいて、前記サービスプロバイダセンタ設備は
前記クライアントからサービス要求を受け付け自己の負
荷状態,前記クライアントのアクセスポイント位置,前
記クライアントのサービス要求内容,サービス時刻およ
び前記ネットワークの輻輳状況に基づき前記要求サービ
スを実行するサーバを決定し、前記サービスプロバイダ
センタ設備は自ら実行する場合前記要求サービスを実行
して前記クライアントにサービスを提供し、前記サービ
スプロバイダセンタ設備は前記要求サービスを自ら実行
しない場合前記決定された付加価値サーバのフロントエ
ンド実行機構に前記要求サービスを実行するためのプロ
グラムコードおよびデータを転送して前記要求サービス
の実行を指示し、前記付加価値サーバのフロントエンド
実行機構は前記サービスプロバイダセンタ設備から転送
されたプログラムコードおよびデータを実行して前記ク
ライアントに前記要求サービスを提供する、ことを特徴
とする。
【0021】本願第8の発明のフロントエンド情報配信
方法は、第7の発明において前記フロントエンド実行機
構の提供するサービスは、前記サービスプロバイダセン
タ設備から転送されたプログラムコードおよびデータに
よりサービスの内容が変化することを特徴とする。
【0022】本願第9の発明のフロントエンド情報配信
方法は、クライアントとアプリケーションサービスプロ
バイダ(ASP)センタ設備と付加価値サーバがネット
ワークを介して接続されるシステムにおいて、前記クラ
イアントはサービス要求としてパッケージソフトの実行
を前記ASPセンタ設備に要求し、前記ASPセンタ設
備は自己の負荷状態,前記クライアントのアクセスポイ
ント位置,前記クライアントのサービス要求内容,サー
ビス時刻および前記ネットワークの輻輳状況に基づき前
記受け付けたパッケージソフトの実行を行うサーバを決
定し、前記ASPセンタ設備は自ら実行する場合前記パ
ッケージソフトの実行を行い前記クライアントに実行結
果を提供し、前記ASPセンタ設備は自ら実行しない場
合前記決定された付加価値サーバのフロントエンド実行
機構に前記パッケージソフトの実行を行うための前記パ
ッケージソフトや起動指令のプログラムコードおよび前
記クライアント個別データを転送して前記パッケージソ
フトの実行を指示し、前記付加価値サーバのフロントエ
ンド実行機構は前記ASPセンタ設備から転送された前
記パッケージソフトや起動指令のプログラムコードおよ
び前記クライアント個別データを実行して前記クライア
ントに前記パッケージソフトの実行結果を提供する、こ
とを特徴とする。
【0023】本願第10の発明のフロントエンド情報配
信方法は、クライアントと配信サービスプロバイダセン
タ設備と付加価値サーバがネットワークを介して接続さ
れるシステムにおいて、前記クライアントはサービス要
求としてストリームデータの配信を前記配信センタ設備
に要求し、前記配信センタ設備は自己の負荷状態,前記
クライアントのアクセスポイント位置,前記クライアン
トのサービス要求内容,サービス時刻および前記ネット
ワークの輻輳状況に基づき前記受け付けたストリームデ
ータの配信を行うサーバを決定し、前記配信センタ設備
は自ら実行する場合前記ストリームデータの配信を行い
前記クライアントにストリームデータを配信し、前記配
信センタ設備は自ら実行しない場合前記決定された付加
価値サーバのフロントエンド実行機構に前記ストリーム
データの配信を行うためのプログラムコードを転送して
起動指令した後に前記ストリームデータを転送し、前記
付加価値サーバのフロントエンド実行機構は前記配信セ
ンタ設備から転送されたプログラムコードを実行して転
送された前記ストリームデータを前記クライアントに配
信する、ことを特徴とする。
【0024】本願第11の発明のフロントエンド情報配
信方法は、クライアントと配信サービスプロバイダセン
タ設備と付加価値サーバがネットワークを介して接続さ
れるシステムにおいて、依頼元クライアントはサービス
要求として送達確認付きデータの配送を前記配信センタ
設備に要求し、前記配信センタ設備は自己の負荷状態,
配送先クライアントのアクセスポイント位置,前記クラ
イアントのサービス要求内容,サービス時刻および前記
ネットワークの輻輳状況に基づき前記受け付けた送達確
認付きデータの配送を行うサーバを決定し、前記配信セ
ンタ設備は自ら実行する場合前記送達確認付きデータの
配送を行い配送先クライアントに送達確認付きデータを
配送し、前記配信センタ設備は自ら実行しない場合前記
決定された付加価値サーバのフロントエンド実行機構に
前記送達確認付きデータの配送を行うためのプログラム
コードを転送して起動指令した後に前記送達確認付きデ
ータを転送し、前記付加価値サーバのフロントエンド実
行機構は前記配信センタ設備から転送されたプログラム
コードを実行して転送された前記送達確認付きデータを
配送先クライアントに配送する、ことを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明は、クライアントからサー
ビスを要求されたセンタ設備が、時刻・サービス情報・
ネットワーク輻輳状況に応じてサービスを提供するノー
ドを決定し、そのノードの設備にサービスを提供するた
めのプログラムコードとデータを転送し、転送されたプ
ログラムコードを実行することで要求されたサービスを
提供することを特徴とする。
【0026】本発明の第1の実施の形態について図面を
参照して詳細に説明する。
【0027】図1は、本発明の第1の実施の形態の構成
を示す図である。
【0028】図2は、ASPサーバの構成を示す図であ
る。
【0029】図3は、FE実行機構の構成を示す図であ
る。
【0030】図1を参照すると、本発明の実施の形態
は、ASPセンタ設備1と、クライアント2と、インタ
ーネットプロトコル(以降、IPと記す)ネットワーク
3と、付加価値サーバ4と、から構成されている。
【0031】IPネットワーク3は、ルータから成るノ
ードを結んだものである。図1の例では、ルータ31a
とルータ31bとルータ31cの3つのルータがIPネ
ットワーク3を構成し、ルータ31bにクライアント2
と付加価値サーバ4とが接続され、ルータ31cにAS
Pセンタ設備1が接続されている。なお、IPネットワ
ーク3を構成するルータの個数は任意であり、付加価値
サーバの個数も任意であり、どのルータに付加価値サー
バを接続するかも任意である。
【0032】クライアント2は、ASPのパッケージソ
フトを利用するとき、IPネットワーク3経由でASP
センタ設備1にアクセスしサービス要求を伝え、ASP
センタ設備1のASPサーバ11あるいはIPネットワ
ーク3上の付加価値サーバ4からサービスの提供を受け
る。
【0033】ASPセンタ設備1は、ASPのセンタ設
備であり、ASPサーバ11および図示しないWWWサ
ーバやメールサーバ等のサーバ群からなり、各サーバは
それぞれデータベースを備える。
【0034】ASPサーバ11は、クライアント2から
のサービス要求を受け付け、要求サービスを自ら実行し
てクライアント2にサービスを提供し、或いは、要求サ
ービスを自ら実行しないときには付加価値サーバ4に要
求サービスの実行を指示する。
【0035】図2を参照すると、ASPサーバ11は、
実行割り振り手段1111とサービス情報分析手段11
12とネットワーク負荷分析手段1113とを有する管
理部111,フロントエンド(以降、FEと記す)決定
手段1121と転送手段1122とを有するFE支援部
112,およびサービス実行手段1131を有する実行
部113から構成され、データベース114を備える。
【0036】実行割り振り手段1111は、クライアン
ト2からのサービス要求を受け付け、受け付けたサービ
スを実行部113で実行するか付加価値サーバ4のFE
実行機構41で実行するかの割り振りを行う。
【0037】サービス情報分析手段1112は、実行割
り振り手段1111が受け付けたクライアント2からの
サービス要求を収集して統計分析を行う。また、サービ
ス実行元の統計分析を行う。
【0038】ネットワーク負荷分析手段1113は、I
Pネットワーク3の負荷状況を収集して統計分析を行
う。
【0039】FE決定手段1121は、実行割り振り手
段1111から割り振られたサービスをどの付加価値サ
ーバ4のFE実行機構41で実行するかを決定する。F
E決定手段1121は、サービスを要求しているクライ
ンアト2のアクセスポイント位置とサービス内容、サー
ビス時刻、ネットワーク輻輳状況を基にサービスを実行
する付加価値サーバ4のFE実行機構41を決める。
【0040】転送手段1122は、FE決定手段112
1が決定した付加価値サーバ4のFE実行機構41に対
してサービスを実行するために必要な起動指令やパッケ
ージソフトなどのプログラムコードおよびデータを転送
配布する。
【0041】サービス実行手段1131は、実行割り振
り手段1111から割り振られたサービスを実行する。
【0042】データベース114は、サービス情報分析
手段1112が収集した情報と統計分析結果の情報、ネ
ットワーク負荷分析手段1113が収集した情報と統計
分析結果の情報、およびサービス実行手段1131や転
送手段1122が利用するパッケージソフトやデータ等
を格納する。
【0043】付加価値サーバ4は、OSI(Open Syste
m Interconnection;開放型システム間相互接続)の第
7層(アプロケーション層)プロトコルを終端し、AS
Pセンタ設備1から転送される起動指令やパッケージソ
フト等のプログラムコードおよびデータをユーザデータ
転送用バッファ(磁気ディスク装置42等)に格納し、
そのプログラムコードを実行することでクライアント2
にサービスを提供する。付加価値サーバ4は、FE実行
機構41を含み、蓄積装置としての磁気ディスク装置4
2を備える。また、付加価値サーバ4には、図示してい
ないが、通常にサーバが備えるハードウェア環境およソ
フトウェア環境を備えている。
【0044】図3を参照すると、FE実行機構41は、
プログラムコード実行部411と個別データ部412と
基本コンポーネント部413と通信部414とアクセス
ポイント部415と管理部416とから構成されてい
る。
【0045】プログラムコード実行部411は、付加価
値サーバ4の環境を用いて、管理部416から渡された
起動指令に基づき、個別データ部412に格納されてい
るプログラムコードを実行する。また、不足するプログ
ラムコードがあれば管理部416に不足プログラムコー
ドを要求する。更に、クライアント2に対する認証処理
や課金処理を行う場合には基本コンポーネント部413
に格納されている共通機能を提供するプログラムコード
を実行する。
【0046】個別データ部412は、ASPセンタ設備
1から受信したパッケージソフトなどのプログラムコー
ド並びにパッケージソフト実行データやクライアント固
有データなどのデータを格納する。
【0047】基本コンポーネント部413は、課金機能
や認証機能など、パッケージソフトをクライアント2に
利用させるビジネス展開に共通に必要な機能を提供する
プログラムコードを格納する。
【0048】通信部414は、FE実行機構41内の各
部とASPセンタ設備1との間の通信機能を提供する。
【0049】アクセスポイント部415は、IDL(Int
erface Definition Language;インタフェース定義言
語)で定義されたアクセスメソッドとポート受信機能を
有し、クライアント2との間の通信機能を提供する。ま
た、必要に応じてクライアント2以外の他のクライアン
ト(図示せず)との間の通信も行う。
【0050】管理部416は、サービス対象のクライア
ント2のための起動指令やプログラムコードおよびデー
タを通信部414を介してASPセンタ設備1の転送手
段1122から受け取り、プログラムコードおよびデー
タを個別データ部412に格納し、起動指令をプログラ
ムコード実行部411に渡す。そして、クライアント2
にサービスを提供するために、ワークフロー管理機能に
よりFE実行機構41内の各部を統括制御する。また、
プログラムコード実行部411から要求された不足プロ
グラムコードを通信部414を介してASPセンタ設備
1に要求し、ASPセンタ設備1から転送された要求プ
ログラムコードを通信部414を介して受け取り個別デ
ータ部412に格納し、プログラムコード実行部411
に要求プログラムコードの格納を通知する。
【0051】本発明の第1の実施の形態の動作につい
て、図1〜図4を参照して詳細に説明する。
【0052】図4は、動作のタイムチャートを示す図で
ある。
【0053】図4において、クライアント2からのサー
ビス要求がASPセンタ設備1のASPサーバ11に与
えられると、ASPサーバ11は自ら要求サービスを実
行しない場合には、時刻・サービス情報・ネットワーク
輻輳状況に応じてIPネットワーク3内の最適ノードを
選択し、選択したノードに接続される付加価値サーバ4
のFE実行機構41に対しクライアントサービスに必要
なクライアント固有のデータと所用パッケージソフトお
よび起動指令をプログラムコードに構成して転送供給す
る(図4(a))。
【0054】FE実行機構41は、受信したプログラム
コードを実行し、クライアント所用サービスとしてアク
セスポイント部415からクライアント2に供給する
(図4(b))。また、FE実行機構41は、必要に応
じてクライアント2に対する課金機能や認証機能などを
実行する。
【0055】パッケージソフト実行上必要なクライアン
ト2とのインタラクションは、アクセスポイント部41
5を介して行われる(図4(c))。
【0056】FE実行機構41は、プログラムコードを
実行しているときに、ASPサーバ11から受信済みの
プログラムコードの不足を検出した場合、ASPサーバ
11に不足したプログラムコードの転送を要求し、AS
Pサーバ11から受け取りサービスの提供を続行する
(図4(d))。
【0057】このように、クライアント2からのサービ
ス要求時に、時刻,サービス情報およびネットワーク輻
輳状況に応じて最適ノードを選択し、選択されたノード
に接続する付加価値サーバ4にサービス提供ポイントを
生成し、所用パッケージソフトを実行してクライアント
2に対するサービスを提供することにより、クライアン
ト2へのASPサービス応答時間を短縮できるという効
果が得られる。
【0058】また、本実施の形態では、クライアント2
のサービス要求に応じて転送されてくるプログラムコー
ドやクライアント固有データなどを格納する個別データ
部412を設けているので、ASPセンタ設備1内シス
テムを変更せず柔軟にパッケージソフトのカストマイズ
化もできる。すなわち、ASPサーバ11は標準のアプ
リケーションパッケージだけをASPセンタ設備1の設
備として用意し、クライアント固有データとしてアプリ
ケーションパッケージの中の契約ソフトの情報を持たせ
ておく。FE実行機構41では、クライアント固有デー
タを参照することにより、クライアント2が契約したソ
フトだけをサービスすることができる。例えば、ASP
サーバ11はマイクロソフトOFFICE97を用意
し、WORDだけ契約したクライアント2に対してはW
ORDだけをサービスし、WORD以外のEXCEL等
のサービス要求を拒否することができる。
【0059】なお、上記実施の形態では、課金機能や認
証機能などのパッケージソフトに依存しない共通機能
は、FE実行機構41の基本コンポーネント部413に
常駐としてもよいし、ASPセンタ設備1からダウンロ
ードして基本コンポーネント部413に格納するように
しても良い。
【0060】次に、本発明の第2の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。
【0061】第2の実施の形態は、付加価値サーバ4が
ストリームデータ用キャッシュとして機能する形態であ
る。
【0062】図5に、本発明の第2の実施の形態の構成
を示す。
【0063】図5を参照すると、本発明の第2の実施の
形態は、配信センタ設備5と、クライアント2と、IP
ネットワーク3と、付加価値サーバ4と、から構成され
ている。
【0064】第2の実施の形態は、図1に示す第1の実
施の形態のASPセンタ設備1を配信センタ設備5に置
換したものである。
【0065】ここでは、第1の実施の形態と異なる配信
センタ設備5について説明する。
【0066】配信センタ設備5は、配信サービスプロバ
イダのセンタ設備であり、ストリームデータ配信サーバ
51および図示しないWWWサーバやメールサーバ等の
サーバ群からなり、各サーバはそれぞれデータベースを
備える。
【0067】ストリームデータ配信サーバ51は、クラ
イアント2からの要求により、ストリームデータを直接
クライアント2に配信する。あるいは、サービスを要求
しているクラインアト2の位置,サービス内容,サービ
ス時刻およびネットワーク輻輳状況を基にストリームデ
ータ用キャッシュとして使用する付加価値サーバ4を決
定し、決定した付加価値サーバ4のFE実行機構41に
対してストリームデータ用キャッシュとして使用するす
るために必要な起動指令やストリームデータ転送用プロ
トコルのためのプログラムコードを転送配布する。その
後、クライアント2に配信するために、決定した付加価
値サーバ4のFE実行機構41にストリームデータを転
送する。
【0068】第2の実施の形態は、次のように動作す
る。
【0069】付加価値サーバ4のFE実行機構41は、
第1の実施の形態のASPサーバ11に対すると同様に
ストリームデータ配信サーバ51に対して動作する。
【0070】クライアント2は、ストリームデータ配信
サーバ51にストリームデータの配信要求を行う。
【0071】ストリームデータ配信サーバ51は、自己
の負荷状況などからストリームデータの配信を直接行う
かストリームデータ用キャッシュを使用して行うかを決
定する。
【0072】(1)ストリームデータ配信サーバ51が
直接行う場合 ・ストリームデータ配信サーバ51がクライアント2に
直接ストリームデータを配信する。
【0073】(2)付加価値サーバ4をストリームデー
タ用キャッシュとして使用する場合 ・ストリームデータ配信サーバ51は、サービスを要求
しているクライアント2の位置,サービス内容,サービ
ス時刻およびネットワーク輻輳状況を基にストリームデ
ータ用キャッシュとして使用する付加価値サーバ4を決
定する。 ・ストリームデータ配信サーバ51は、決定した付加価
値サーバ4のFE実行機構41に対しストリームデータ
用キャッシュとして使用するために必要な起動指令やス
トリームデータ転送用プロトコルのためのプログラムコ
ードを転送配布する。 ・ストリームデータ配信サーバ51は付加価値サーバ4
のFE実行機構41にクライアント2所用のストリーム
データを転送し、付加価値サーバ4のFE実行機構41
はストリームデータ転送用プロトコルのためのプログラ
ムコードを実行してストリームデータ配信サーバ51か
らのストリームデータを受け取りクライアント2に配信
する。このとき、付加価値サーバ4に接続する磁気ディ
スク装置42がストリームデータの一時バッファとな
り、付加価値サーバ4がストリームデータ用キャッシュ
として機能する。
【0074】このように、ストリームデータ配信サーバ
51から転送されるストリームデータを付加価値サーバ
4がバッファになりクライアント2への配信を網効率よ
く行うので、クライアント2からみてアクセスタイム向
上の効果が得られる。
【0075】更に、本発明の第3の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。
【0076】第3の実施の形態は、付加価値サーバ4が
電子宅配便用代理サーバとして機能する形態である。
【0077】図6に、本発明の第3の実施の形態の構成
を示す。
【0078】図6を参照すると、本発明の第3の実施の
形態は、配信センタ設備6と、クライアント2と、IP
ネットワーク3と、付加価値サーバ4と、から構成され
ている。
【0079】第3の実施の形態は、図5に示す第2の実
施の形態の配信センタ設備5を配信センタ設備6に置換
したものである。
【0080】ここでは、第2の実施の形態と異なる配信
センタ設備6について説明する。
【0081】配信センタ設備6は、配信サービスプロバ
イダのセンタ設備であり、ストリームデータ配信サーバ
51,電子宅配便サーバ62および図示しないWWWサ
ーバやメールサーバ等のサーバ群からなり、各サーバは
それぞれデータベースを備える。
【0082】ストリームデータ配信サーバ51は、第2
の実施の形態と同様である。
【0083】電子宅配便サーバ62は、依頼元クライア
ント(図示せず)から受け付けた送達確認付きデータ
(電子宅配便)をクライアント2に配送し、クライアン
ト2から送達確認を受け取り依頼元クライアントに送信
する。あるいは、配送するクライアント2の位置,サー
ビス内容,サービス時刻およびネットワーク輻輳状況を
基に電子宅配便用代理サーバとなる付加価値サーバ4を
決定し、決定した付加価値サーバ4のFE実行機構41
に対して電子宅配便用代理サーバとなるために必要な起
動指令や送達確認付きデータ配送(電子宅配便)用プロ
トコルのためのプログラムコードを転送配布する。その
後、クライアント2に送達確認付きデータを配送するた
めに、決定した付加価値サーバ4のFE実行機構41に
送達確認付きデータを転送する。
【0084】第3の実施の形態は、次のように動作す
る。
【0085】依頼元クライアントは、送達確認付きデー
タ(電子宅配便)を電子宅配便サーバ62に送り配送先
であるクライアント2への配送要求を行う。
【0086】電子宅配便サーバ62は、自己の負荷状況
などから送達確認付きデータ(電子宅配便)の配送を直
接行うか電子宅配便用代理サーバを使用して行うかを決
定する。
【0087】(1)電子宅配便サーバ62が直接行う場
合 ・電子宅配便サーバ62が配送先であるクライアント2
に送達確認付きデータ(電子宅配便)を配送し、配送先
であるクライアント2から送達確認を受け取り依頼元ク
ライアントに送信する。
【0088】(2)付加価値サーバ4を電子宅配便用代
理サーバとして使用する場合 ・電子宅配便サーバ62は、配送先であるクライアント
2の位置,サービス内容,サービス時刻およびネットワ
ーク輻輳状況を基に電子宅配便用代理サーバとして使用
する付加価値サーバ4を決定する。 ・電子宅配便サーバ62は、決定した付加価値サーバ4
のFE実行機構41に対し電子宅配便用代理サーバとし
て使用するために必要な起動指令や送達確認付きデータ
配送(電子宅配便)用プロトコルのためのプログラムコ
ードを転送配布する。 ・電子宅配便サーバ62は付加価値サーバ4のFE実行
機構41に配送先であるクライアント2宛の送達確認付
きデータを転送し、付加価値サーバ4のFE実行機構4
1は送達確認付きデータ配送(電子宅配便)用プロトコ
ルのためのプログラムコードを実行して電子宅配便サー
バ62からのストリームデータを受け取りクライアント
2に配送する。このとき、付加価値サーバ4に接続する
磁気ディスク装置42が送達確認付きデータの一時バッ
ファとなり、付加価値サーバ4が電子宅配便用代理サー
バとして機能する。 ・配送先であるクライアント2は、送達確認を付加価値
サーバ4のFE実行機構41に送信する。 ・付加価値サーバ4のFE実行機構41は、配送先であ
るクライアント2から受け取った送達確認を依頼元クラ
イアントに送信する。
【0089】このように、電子宅配便サーバ62から転
送される送達確認付きデータを付加価値サーバ4がバッ
ファになりクライアント2への配送を効率よく行うこと
ができる。
【0090】上述したように、配信センタ設備6が送信
するプログラムコードにより付加価値サーバ4の提供サ
ービス種類を随時柔軟に変更できるので、同一プラット
フォームで、WEBキャッシュ,ストリームデータキャ
ッシュ或いは電子宅配便用代理サーバなどを構築でき、
時刻・サービス情報・ネットワーク輻輳状況に応じて機
能を変えて使い回すことでトータル設備コストを低減で
きるという効果が得られる。
【0091】上述の実施の形態では、配信センタ設備6
内のストリームデータ配信サーバ51と電子宅配便サー
バ62を同一ノードに設けた形態になっているが、配信
センタ設備6の各種サーバを分散して異なるノードに設
けてもよい。
【0092】更に、第1の実施の形態と第3の実施の形
態を一緒にした形態をとり、付加価値サーバ4のFE実
行機構41を多様に使い回すようにしてもよい。
【0093】
【発明の効果】本発明の第1の効果は、クライアントへ
のサービスの応答時間を向上できることにある。
【0094】その理由は、時刻・サービス情報・ネット
ワーク輻輳状況に応じてサービス提供ポイントを移動で
きる手段を設けたためである。
【0095】本発明の第2の効果は、情報配信系付加価
値サーバ群設備投資コストを低減できることにある。
【0096】その理由は、付加価値サーバを同一プラッ
ト・フォームで構成し、時刻・サービス情報・ネットワ
ーク輻輳状況に応じて使い回しできる手段を設けたため
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の構成を示す図
【図2】ASサーバの構成を示す図
【図3】FE実行機構の構成を示す図
【図4】動作のタイムチャートを示す図
【図5】本発明の第2の実施の形態の構成を示す図
【図6】本発明の第3の実施の形態の構成を示す図
【図7】従来のASPシステムの構成を示す図
【図8】従来の情報配送システムの構成を示す図
【符号の説明】
1 ASPセンタ設備 2 クライアント 3 IPネットワーク 4 付加価値サーバ 5 配信センタ設備 6 配信センタ設備 11 ASPサーバ 41 FE実行機構 42 磁気ディスク装置 51 ストリームデータ配信サーバ 62 電子宅配便サーバ 111 管理部 112 FE支援部 113 実行部 114 データベース 411 プログラムコード実行部 412 個別データ部 413 基本コンポーネント部 414 通信部 415 アクセスポイント部 416 管理部 1111 実行割り振り手段 1112 サービス情報分析手段 1113 ネットワーク負荷分析手段 1121 FE決定手段 1122 転送手段 1131 サービス実行手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 12/58

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クライアントとサービスプロバイダセン
    タ設備と付加価値サーバがネットワークを介して接続さ
    れるシステムにおいて、前記クライアントからのサービ
    ス要求を受け付け前記要求サービスを自ら実行して前記
    クライアントにサービスを提供し前記要求サービスを自
    ら実行しないときには前記付加価値サーバに前記要求サ
    ービスの実行を指示するサービスプロバイダセンタ設備
    と、前記サービスプロバイダセンタ設備からの指示によ
    り前記要求サービスを実行して前記クライアントにサー
    ビスを提供する付加価値サーバと、を備えるフロントエ
    ンド情報配信システム。
  2. 【請求項2】 各種パッケージソフトをサービス提供業
    者のセンタ設備に実装しクライアントに利用させる度ご
    とにインターネット・プロトコル(以下、IPと称す
    る)ネットワーク経由で前記パッケージソフトへアクセ
    スさせ利用状況に応じた使用料を徴収するアプリケーシ
    ョン・サービス・プロバイダ(以下、ASPと称する)
    システムにおいて、前記クライアントから要求されたパ
    ッケージソフト利用サービスを受け付け前記パッケージ
    ソフト利用サービスを自ら実行して前記クライアントに
    サービスを提供し或いは前記要求サービスを自ら実行し
    ないときには付加価値サーバに前記パッケージソフトや
    起動指令のプログラムコードおよび前記クライアント個
    別データを転送して前記パッケージソフト利用サービス
    の実行を指示するASPセンタ設備と、前記IPネット
    ワークを構成するルータに接続され前記ASPセンタ設
    備から転送された前記パッケージソフトや起動指令のプ
    ログラムコードおよび前記クライアント個別データを実
    行して前記クライアントに前記パッケージソフト利用サ
    ービスを提供するフロントエンド実行機構を有する付加
    価値サーバと、を備えるフロントエンド情報配信システ
    ム。
  3. 【請求項3】 データを蓄積しクライアントからの要求
    により配信する配信センタ設備とIPネットワーク中に
    配備しクライアントから要求されたデータを一時蓄積後
    配信するサーバとを備える付加価値情報配信システムに
    おいて、前記クライアントから要求された配信サービス
    を受け付け前記配信サービスを自ら実行して前記クライ
    アントにサービスを提供し或いは前記要求サービスを自
    ら実行しないときには付加価値サーバに前記サービス個
    別プロトコルや起動指令のプログラムコードおよび前記
    クライアント個別データを転送して前記配信サービスの
    実行を指示する配信センタ設備と、前記IPネットワー
    クを構成するルータに接続され前記配信センタ設備から
    転送された前記サービス個別プロトコルや起動指令のプ
    ログラムコードおよび前記クライアント個別データを実
    行して前記クライアントに前記配信サービスを提供する
    フロントエンド実行機構を有する付加価値サーバと、を
    備えるフロントエンド情報配信システム。
  4. 【請求項4】 前記センタ設備は、自己の負荷状態,前
    記クライアントのアクセスポイント位置,前記クライア
    ントのサービス要求内容,サービス時刻および前記ネッ
    トワークの輻輳状況に基づき前記要求サービスを実行す
    るサーバを決定する手段を有することを特徴とする請求
    項2または3記載のフロントエンド情報配信システム。
  5. 【請求項5】 前記フロントエンド実行機構は、前記サ
    ービスを提供するためのプログラムコードを実行するプ
    ログラムコード実行部と前記センタ設備から転送された
    プログラムコードおよびデータを格納する個別データ部
    と課金機能や認証機能などの共通に必要な機能を提供す
    るプログラムコードを格納する基本コンポーネント部と
    前記センタ設備との間の通信機能を提供する通信部と前
    記クライアントとの間の通信機能を提供するアクセスポ
    イント部と全体を制御する管理部とから構成されること
    を特徴とする請求項2または3記載のフロントエンド情
    報配信システム。
  6. 【請求項6】 前記フロントエンド実行機構は、前記セ
    ンタ設備から転送されたプログラムコードおよびデータ
    により提供するサービスの内容が変化することを特徴と
    する請求項5記載のフロントエンド情報配信システム。
  7. 【請求項7】 クライアントとサービスプロバイダセン
    タ設備と付加価値サーバがネットワークを介して接続さ
    れるシステムにおいて、前記サービスプロバイダセンタ
    設備は前記クライアントからサービス要求を受け付け自
    己の負荷状態,前記クライアントのアクセスポイント位
    置,前記クライアントのサービス要求内容,サービス時
    刻および前記ネットワークの輻輳状況に基づき前記要求
    サービスを実行するサーバを決定し、前記サービスプロ
    バイダセンタ設備は自ら実行する場合前記要求サービス
    を実行して前記クライアントにサービスを提供し、前記
    サービスプロバイダセンタ設備は前記要求サービスを自
    ら実行しない場合前記決定された付加価値サーバのフロ
    ントエンド実行機構に前記要求サービスを実行するため
    のプログラムコードおよびデータを転送して前記要求サ
    ービスの実行を指示し、前記付加価値サーバのフロント
    エンド実行機構は前記サービスプロバイダセンタ設備か
    ら転送されたプログラムコードおよびデータを実行して
    前記クライアントに前記要求サービスを提供する、こと
    を特徴とするフロントエンド情報配信方法。
  8. 【請求項8】 前記フロントエンド実行機構の提供する
    サービスは、前記サービスプロバイダセンタ設備から転
    送されたプログラムコードおよびデータによりサービス
    の内容が変化することを特徴とする請求項7記載のフロ
    ントエンド情報配信方法。
  9. 【請求項9】 クライアントとアプリケーションサービ
    スプロバイダ(ASP)センタ設備と付加価値サーバが
    ネットワークを介して接続されるシステムにおいて、前
    記クライアントはサービス要求としてパッケージソフト
    の実行を前記ASPセンタ設備に要求し、前記ASPセ
    ンタ設備は自己の負荷状態,前記クライアントのアクセ
    スポイント位置,前記クライアントのサービス要求内
    容,サービス時刻および前記ネットワークの輻輳状況に
    基づき前記受け付けたパッケージソフトの実行を行うサ
    ーバを決定し、前記ASPセンタ設備は自ら実行する場
    合前記パッケージソフトの実行を行い前記クライアント
    に実行結果を提供し、前記ASPセンタ設備は自ら実行
    しない場合前記決定された付加価値サーバのフロントエ
    ンド実行機構に前記パッケージソフトの実行を行うため
    の前記パッケージソフトや起動指令のプログラムコード
    および前記クライアント個別データを転送して前記パッ
    ケージソフトの実行を指示し、前記付加価値サーバのフ
    ロントエンド実行機構は前記ASPセンタ設備から転送
    された前記パッケージソフトや起動指令のプログラムコ
    ードおよび前記クライアント個別データを実行して前記
    クライアントに前記パッケージソフトの実行結果を提供
    する、ことを特徴とするフロントエンド情報配信方法。
  10. 【請求項10】 クライアントと配信サービスプロバイ
    ダセンタ設備と付加価値サーバがネットワークを介して
    接続されるシステムにおいて、前記クライアントはサー
    ビス要求としてストリームデータの配信を前記配信セン
    タ設備に要求し、前記配信センタ設備は自己の負荷状
    態,前記クライアントのアクセスポイント位置,前記ク
    ライアントのサービス要求内容,サービス時刻および前
    記ネットワークの輻輳状況に基づき前記受け付けたスト
    リームデータの配信を行うサーバを決定し、前記配信セ
    ンタ設備は自ら実行する場合前記ストリームデータの配
    信を行い前記クライアントにストリームデータを配信
    し、前記配信センタ設備は自ら実行しない場合前記決定
    された付加価値サーバのフロントエンド実行機構に前記
    ストリームデータの配信を行うためのプログラムコード
    を転送して起動指令した後に前記ストリームデータを転
    送し、前記付加価値サーバのフロントエンド実行機構は
    前記配信センタ設備から転送されたプログラムコードを
    実行して転送された前記ストリームデータを前記クライ
    アントに配信する、ことを特徴とするフロントエンド情
    報配信方法。
  11. 【請求項11】 クライアントと配信サービスプロバイ
    ダセンタ設備と付加価値サーバがネットワークを介して
    接続されるシステムにおいて、依頼元クライアントはサ
    ービス要求として送達確認付きデータの配送を前記配信
    センタ設備に要求し、前記配信センタ設備は自己の負荷
    状態,配送先クライアントのアクセスポイント位置,前
    記クライアントのサービス要求内容,サービス時刻およ
    び前記ネットワークの輻輳状況に基づき前記受け付けた
    送達確認付きデータの配送を行うサーバを決定し、前記
    配信センタ設備は自ら実行する場合前記送達確認付きデ
    ータの配送を行い配送先クライアントに送達確認付きデ
    ータを配送し、前記配信センタ設備は自ら実行しない場
    合前記決定された付加価値サーバのフロントエンド実行
    機構に前記送達確認付きデータの配送を行うためのプロ
    グラムコードを転送して起動指令した後に前記送達確認
    付きデータを転送し、前記付加価値サーバのフロントエ
    ンド実行機構は前記配信センタ設備から転送されたプロ
    グラムコードを実行して転送された前記送達確認付きデ
    ータを配送先クライアントに配送する、ことを特徴とす
    るフロントエンド情報配信方法。
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