JP2001306507A - 情報処理システムおよび処理方法、ならびにプログラム読み出し可能な記録媒体 - Google Patents

情報処理システムおよび処理方法、ならびにプログラム読み出し可能な記録媒体

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JP2001306507A
JP2001306507A JP2000124051A JP2000124051A JP2001306507A JP 2001306507 A JP2001306507 A JP 2001306507A JP 2000124051 A JP2000124051 A JP 2000124051A JP 2000124051 A JP2000124051 A JP 2000124051A JP 2001306507 A JP2001306507 A JP 2001306507A
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Tatsuhiko Takeda
辰彦 竹田
Atsuko Hanzawa
敦子 半澤
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Hitachi Social Information Services Ltd
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Hitachi Ltd
Hitachi Government and Public Sector System Engineering Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】端末に十分な表示領域が必ずしもなく、十分な
メモリ機能が必ずしもない場合に、情報の表示時及び入
力時に端末の機能不足を補えるようにする。 【解決手段】端末10のブラウザ11から入力されたデ
ータのうち、一時保持用データを画面ごとにまとめて入
力データ一時保持用領域27にスタック状で格納する。
複数画面からの入力データをまとめて処理するため、あ
る画面からの入力データのまとまりに対し他の画面から
の入力データにより追加・更新し、それらを反映した1
つの情報をデータベースに格納したり、ブラウザ上に表
示する。何世代か前の遷移元画面の情報を用いて表示画
面を生成したり、動的に遷移先画面を決定する。また、
データベース29から取得したデータを出力データ一時
保持用領域28に保持することで、画面遷移ごとにデー
タベースから取得する必要をなくすことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的にインター
ネット・ウェブ・ベースのクライアント/サーバ・アプ
リケーションおよびそれを実行するサーバに関し、詳細
には、広い表示領域および十分な容量のメモリを持たな
い端末を有する利用者からインターネットを通して伝送
された情報をサーバに格納したり、サーバからインター
ネットを通して情報を上記利用者に伝送したりする処理
を制御するためのサーバシステムおよびその処理方法、
ならびにそのプログラムを読み出し可能な記録媒体に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネット等のネットワーク
を通して、情報の提供および情報蓄積を行うサーバ(以
下、単に「サーバ」と記す)と情報表示および情報入力
用のクライアント端末(以下、単に「端末」とい記す)
間でデータをやり取りする情報提供システムが多く実用
化されている。このように端末には様々な種類があり、
例えばパーソナル・コンピュータ(従来技術A)におい
ては十分な記憶容量および広い表示領域が実現でき、ス
クリプトなどを実行することができるウェブ・ブラウザ
を搭載することもでき、さらにクッキーを利用すること
ができるため、1つの画面に複数のデータ入力欄を設定
して、各々のデータ入力欄から入力されたデータをまと
めて動的に処理することや、画面遷移する度毎に画面の
情報を保持しておき、何世代か前の遷移元の画面を再生
成することなどを端末上で行うことが可能である。
【0003】しかしながら、最近では、上述のように一
般的な端末に加えて、ウェブ・ブラウザを搭載した携帯
電話などを使ってインターネットを通して伝送したり、
受信したりすることが多くなってきた。しかしながら、
上記ウェブ・ブラウザを搭載した携帯電話においては、
記憶容量が限られており、表示領域も狭い。データ量の
大きなコンテンツを記憶容量が少ない端末で無理なく記
憶できるようにする技術としては、例えば、特開平11
−306179号公報に記載された情報処理装置および
コンテンツの処理方法並びに記録媒体がある(従来技術
B)。この情報処理装置では、コンテンツを構成するオ
ブジェクトを単体に分けて、データ量の少ないオブジェ
クトの状態で記憶することを可能にしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来技
術Aにおいては、端末が十分な記憶領域および広い表示
領域を持つこと、スクリプトが実行できること、および
クッキーが利用できること、等を前提としている。しか
しながら、例えばウェブ・ブラウザを搭載した携帯電
話などのように、軽量で携帯に便利であるという利点を
持ちながらも、必ずしも前述の条件を満たしていない端
末も数多く存在する。広い表示領域を持たない端末で
は、1つの画面に設定できるデータ入力欄の数が少なく
なり、複数の画面からデータを入力する必要があるが、
十分な記憶容量がなく、スクリプトの実行もできず、ま
たクッキーも利用できないことにより、画面遷移の度に
元の画面で入力されたデータは保持されず、複数の画面
から入力されたデータをまとめて処理することができな
い、という問題がある。
【0005】また、上記の端末では、何世代か前の遷
移元の画面の情報を元に、画面を生成することができな
いという問題もある。さらに、広い表示領域を持たな
い端末では、1つの画面に表示できるデータの量も限ら
れてしまうため、データベースから一度で取得したデー
タであっても、端末上では複数の画面に分けて出力する
必要があるために、画面遷移が多く発生するが、その度
毎にデータベースからデータを取得し直す必要が生じて
しまい、無駄な処理時間が発生する、という問題があ
る。また、従来技術Bにおいては、データ量の大きな
コンテンツを記憶容量が少ない端末で無理なく記憶でき
るようにするための機能を持った端末にのみ限られてし
まい、そのような機能を持たない端末に対しては有効で
ない、という問題がある。
【0006】そこで、本発明の目的は、これら従来の問
題を解決し、端末の機能としてデータ入力欄を1つの画
面に1つ以上設定できることを前提とした上で、サーバ
と必ずしも十分な記憶容量や表示領域を持たない端末と
の間を、インターネットなどのネットワークで結び、利
用者により端末の複数のデータ入力欄から入力されたデ
ータをまとめて処理すること、および何世代か前の遷移
元画面の情報をもとに処理を行うことが可能な情報処理
システムおよび処理方法、ならびにそのプログラムを記
録した記録媒体を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の情報処理システムは、情報の提供および情
報の蓄積を行うサーバと、情報表示および情報入力用の
クライアント端末とが、インターネット等のネットワー
クを通じてデータを送受信する情報処理システムにおい
て、情報を構成するデータ項目の全てを入力するための
十分な表示領域を必ずしも持つことなく、画面遷移時に
遷移前の画面の情報を保持するための十分なメモリ容量
を必ずしも持つことがないクライアント端末と、該クラ
イアント端末のブラウザから入力されたデータのうち、
一時保持用のデータを画面ごとにまとめてスタック状に
格納していく入力データ一時保持用領域と、データベー
スから必要なデータを含む予め定められた範囲のデータ
を一度に取得して、必要データ以外のデータを格納して
おく出力データ一時保持用領域と、何世代か前の遷移元
画面の情報を用いて画面を生成し、遷移先を決定する遷
移先判定プログラムと、該遷移先判定プログラムより取
得したデータ、入力データ一時保持領域より取得したデ
ータ、および出力データ一時保持用領域より取得したデ
ータを編集して、該クライアント端末に送信する出力編
集処理プログラムとを備えたサーバとを有することを特
徴としている。
【0008】また、本発明の情報処理方法は、クライア
ント端末のブラウザから入力されたデータのうち、一時
保持用データを画面ごとにまとめて入力データ一時保持
用領域にスタック状で格納する。複数画面からの入力デ
ータをまとめて処理するため、ある画面からの入力デー
タのまとまりに対し他の画面からの入力データにより追
加・更新し、それらを反映した1つの情報をデータベー
スに格納したり、ブラウザ上に表示する。何世代か前の
遷移元画面の情報を用いて表示画面を生成したり、動的
に遷移先画面を決定する。また、データベースから取得
したデータを出力データ一時保持用領域に保持すること
で、画面遷移ごとにデータベースから取得する必要をな
くすことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を、図面に
より詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例を示す
情報処理システムの構成図である。図1では、1つのサ
ーバと1つの端末とがデータのやり取りを行う場合を示
しているが、本発明はサーバと複数の端末とがデータの
やり取りを行う場合についても適用が可能である。本発
明の情報処理システムは、ブラウザ11を持つ端末10
とサーバ20が、インターネットなどのネットワークを
通じてデータのやり取りを行う。サーバ20は、無作為
に入力してきた画面情報、データベース格納用データ、
一時保持用データ、および遷移先画面出力用データをそ
れぞれ判別して切り分け、それぞれ転送する入力処理プ
ログラム21、次に遷移する画面を判定する遷移先判定
プログラム22、一時的に保持されていたデータ、遷移
先画面出力用データ、およびデータベースからの取得デ
ータを編集して表示用データとして端末に送出する出力
編集処理プログラム23、入力処理プログラム21から
転送されたデータの中からデータベース29に格納する
データを編集して、データベース29にアクセスする入
力処理用データベースアクセスプログラム24、データ
ベース29から必要なデータを取り出すための出力処理
用データベースアクセスプログラム26、入力されたデ
ータを一時記憶する入力データ一時保持用領域27、デ
ータベース29から出力されたデータを一時記憶する出
力データ一時保持用領域28、端末のデータを格納する
データベース29から構成される。
【0010】まず、利用者によりブラウザ11に入力さ
れた情報、ブラウザ11上で利用者により指定された処
理項目、表示中の画面に関するデータが、端末10から
インターネットを通じてサーバ20に渡される。これら
のデータは、表示されている画面に関するデータ、デー
タベース格納用データ、一時的保持用データ、および遷
移先画面出力用データに区分される。ただし、1つのデ
ータが複数の区分に属することもある。端末10から渡
されたデータは、入力処理プログラム21により入力処
理データベースアクセスプログラム24に渡すべきデー
タと、遷移先判定プログラム22および出力編集処理プ
ログラム23に渡すべきデータとに分けられる。ただ
し、同一のデータが両方に属することもある。前者は入
力処理用データベースアクセスプログラム24に、後者
は遷移先判定プログラム22に、それぞれ渡される。
【0011】入力処理用データベースアクセスプログラ
ム24は、複数のデータベース更新用データ編集プログ
ラム25を含んでいる。入力処理プログラム21から入
力処理用データベースアクセスプログラム24にデータ
が渡されると、入力処理用データベースアクセスプログ
ラム24はそのデータをデータベース更新用データ編集
プログラム25のうちのどれにより処理を行うかを判定
し、決定すると、該当するデータベース更新用データ編
集プログラム25は入力されたデータを予め定められた
形式に編集して、データベース29に格納する。入力処
理プログラム21から遷移先判定プログラム22にデー
タが渡されると、遷移先判定プログラム22はそのデー
タより遷移先画面を判定する。また、必要に応じて入力
データ一時保持用領域27のデータを取得して、あるい
は入力データ一時保持用領域27にどのようなデータが
格納されているのかを調べて、遷移先画面を判定する。
出力編集処理プログラム23は、端末10に表示される
画面ごとに1つずつ存在する。ただし、1つの出力編集
処理プログラム23が複数の画面に対応することもあ
る。
【0012】遷移先判定プログラム22は、遷移先画面
に該当する出力編集処理プログラム23にデータを渡
す。出力編集処理プログラム23は、そのデータよりデ
ータベース29から取得すべきデータや、入力データ一
時保持用領域27から取得すべきデータを判定する。デ
ータベース29に格納されているデータを取得する場合
には、出力処理用データベースアクセスプログラム26
に対して必要なデータを要求し、出力処理用データベー
スアクセスプログラム26は要求されたデータが入力デ
ータ一時保持用領域27に存在する場合にはそのデータ
を出力編集処理プログラム23に渡し、存在しない場合
にはデータベース29より取得して出力データ一時保持
用領域28に格納した上で、該当するデータを出力編集
処理プログラム23に渡す。出力編集処理プログラム2
3は、これらのデータおよび遷移先判定プログラム22
から渡されたデータを端末10のブラウザ11に表示す
るために編集し、端末10にインターネットなどのネッ
トワークを通じて渡す。端末10のブラウザ11は、渡
されたデータに基づいて一定の形式で画面を表示する。
【0013】図2および図3は、図1における入力処理
プログラム21、入力処理用データベースアクセスプロ
グラム24、および入力データ一時保持用領域27の機
能動作説明図である。端末10から入力処理プログラム
21に対して、利用者から入力された情報が項目とデー
タの対として渡される。このデータの一部ないし全部
を、データベース29に格納しない場合と格納する場合
とがある。図2は前者の場合を示し、図3は後者の場合
を示している。入力処理プログラム21は、入力処理用
データベースアクセスプログラム24に渡すべき引渡し
データ一覧30を保持している。入力処理プログラム2
1は、この引渡しデータ一覧を参照して、該当するデー
タのみ入力処理用データベースアクセスプログラム24
に渡す。このデータは、図2の矢印のように、入力デー
タ一時保持用領域27に画面ごとにスタック状に格納さ
れる。データベース29に格納する必要がある場合に
は、図3に示すように、該当するデータベース更新用デ
ータ編集プログラム25が必要に応じてデータを編集
し、データベース29に格納する。なお、入力データ一
時保持用領域27のデータ(数字)は、引渡しデータ一
覧を参照することにより渡されるデータ(ダッシュ付数
字)となり、データベース更新用データ編集プログラム
25により編集されたデータ(二重ダッシュ付数字)と
なってデータベース29に格納されることになる。
【0014】図4〜図9は、図1における入力データ一
時保持用領域の機能の説明図である。図4は、入力デー
タ一時保持用領域27の基本動作の説明図である。ブラ
ウザ11から入力されたデータは、前述のような処理手
順に従って、画面ごとのデータの集まりとしてスタック
状に、入力データ一時保持用領域27に格納される。す
なわち、ブラウザ11で画面Aが表示されると、それが
入力されることにより、入力データ一時保持用領域27
に画面Aのデータが格納され、次に画面Bが表示される
ことにより、領域27には画面Aの上に画面Bのデータ
が格納され、次に画面Cが表示されることにより、領域
27には画面Bの上に画面Cのデータが格納される。
【0015】図5は、本発明による入力データ一時保持
用領域27の第1の格納機能を示す説明図である。第1
の格納機能は、いくつかの画面を経て、既に表示した画
面を再表示する場合である。図5において、画面Aから
画面Bに遷移する際に、入力データ一時保持用領域27
に画面Aの情報が格納される。その後、画面B、画面C
を経て再度画面Aを表示し、画面Dに遷移する際に、画
面Aを示す画面コードを持つ情報が入力データ一時保持
領域27に既に格納されている場合には、2度目の画面
Aの情報に置き換え、さらに画面Aの情報より後に格納
されている画面B,画面Cの情報は破棄される。すなわ
ち、画面Aがメイン画面で画面B,Cはサブ画面である
から、再度画面Aが表示されたときには、前のサブ画面
も同時に消去しようというものである。再度画面Aが表
示された次の画面D、その次の画面Eが順次表示され
る。これにより、画面ごとの情報が無制限に増大してし
まうことを防止することができる。なお、画面Aの画面
コードを含む予め定めておく画面コードをリストに登録
しておき、そのリストに属している画面コードの情報が
入力したときには、それまで格納されていた全ての画面
コードを削除する。
【0016】また、図5の場合に、画面B、画面Cの情
報を破棄しないようにすることもできる。この場合に
は、入力処理プログラム21において、画面Aの画面コ
ードを別の画面コードに置き換えることにより実現でき
る。また、別の方法としては、同じ画面コードの情報が
入力データ一時保持用領域27に存在しても、画面の情
報を入力データ一時保持領域27に追加するのみとする
か、あるいは既に述べたような処理を行うか、のいずれ
かを入力処理プログラム21から指定できるようにす
る、という方法もある。例えば、画面コードにフラグを
持たせ、そのフラグにより上に順次積み上げていくこと
を指示する。
【0017】図6は、本発明による入力データ一時保持
用領域27の第2の格納機能の説明図である。第2の格
納機能は、予め定められた1つないし複数の画面コード
の情報を入力データ一時保持領域27に格納する場合に
は、入力データ一時保持領域27に存在する画面ごとの
情報を全て破棄した上で、該当する画面の情報のみを格
納する、という処理である。この処理が可能になること
により、予め定められた1つないし複数の画面を表示す
ることで、入力データ一時保持用領域27にそれまで格
納されていた画面ごとの情報を全て破棄することができ
る。ここでは、画面A、画面Bが順次格納されていた
が、予め定められた画面Zが格納されたことにより、画
面A,Bの情報は全て破棄される。画面Zの情報が格納
された後、画面Cの情報が格納される。予め定めた画面
はZだけでなく、画面W,Xの3つでもよい。例えば、
予め定められた画面としてメニュー画面を決めておけ
ば、メニュー画面から種々の画面に分岐するので、それ
までの画面情報を全て破棄することにより整理ができ
る。
【0018】図7および図8は、本発明による入力デー
タ一時保持用領域27の第3の格納機能の説明図であ
る。第3の格納機能は、入力データ一時保持用領域27
に格納されている画面ごとの情報のうちの1つを複数の
画面で共有する方法である。図7では、複数の画面から
入力されたデータを用いて1つの画面の表示内容を決定
する場合について示している。すなわち、図7におい
て、最初画面Aを格納し、画面Bおよび画面Cから入力
されたデータによって、入力データ一時保持用領域27
に格納されている画面Aの情報を更新し、再び画面Aを
表示する場合には、入力データ一時保持用領域27から
画面Aの情報を取得して表示する。すなわち、画面Bお
よび画面Cのデータが格納される度ごとに、矢印のよう
に画面Aの情報を更新していき、画面Cの次に画面Aを
表示するときには、更新された画面Aを表示する。この
ように、この機能は、単純に積み上げるだけでなく、基
本画面データを更新する機能を有するものであって、例
えば人名を順次追加していき、最後に参加した全員を表
示することもできる。図8では、複数の画面から入力さ
れたデータを合わせてデータベース29に格納する場合
について示している。図7の場合と同様にして、画面
B、画面Cから入力されたデータにより更新された画面
Aの情報を、データベース29に格納する。なお、格納
すると同時に表示する画面は、図8では画面Dである
が、画面Aであっても差支えない。
【0019】図9は、本発明による入力データ一時保持
用領域27の第4の格納機能の説明図である。第4の格
納機能は、遷移元画面の情報を取得する場合の機能であ
って、画面Aから他の画面B,Cに遷移した後で、入力
データ一時保持領域27から画面Aの情報を取得するこ
とにより、画面Aを再生成することが可能になる。ま
た、画面Aが存在する場合には、画面Aを再生成して表
示し、画面Aが存在しない場合には他のある画面を表示
する、という動的な遷移先画面判定が可能である。例え
ば、元の画面Aには明日のスケジュールを表示してお
き、その後に今日のスケジュール、来週のスケジュー
ル、10日後のスケジュールを次々と表示した後に、元
の画面A(明日のスケジュール)を表示する。これによ
り、全体的な計画を立てることができる。
【0020】図10は、図1における出力編集処理プロ
グラム23、出力処理用データベースアクセスプログラ
ム26、および出力データ一時保持用領域28の機能を
示す説明図である。出力編集処理プログラム23は、画
面表示用データを編集するためにデータベース29から
データを取得する必要がある場合には、まず出力処理用
データベースアクセスプログラム26に対して必要なデ
ータを要求する(ステップ)。出力処理用データベー
スアクセスプログラム26は、出力データ一時保持用領
域28に該当データが存在するか否かをチェックする
(ステップ)。該当データが存在する場合には、その
データを出力編集処理プログラム23に渡し、そうでな
い場合には、データベース29より該当データを含む予
め定められた範囲のデータを取得し(ステップ)、出
力データ一時保持用領域28に格納して、該当データを
出力編集処理プログラム23に渡す(ステップ)。出
力編集処理プログラム23は、出力処理用データベース
アクセスプログラム26より取得したデータと、入力デ
ータ一時保持用領域27より取得したデータと、遷移先
判定プログラム22より取得したデータとを必要に応じ
て編集し、端末10に渡す(ステップ)。
【0021】なお、データベース29から該当データを
含む予め定められた範囲のデータを取得する場合とし
て、例えば、該当データの前後3日分のデータ、あるい
は該当データを含む1週間分のデータを取得する。これ
らのうち、該当データ以外は出力データ一時保持用領域
28に格納しておくことにより、端末10から連続して
次の要求が来たとき出力データ一時保持用領域28から
読み出して端末10に送出すればよい。
【0022】図11は、本発明の一実施例を示す情報処
理方法の動作フローチャートである。サーバ20は、ク
ライアント端末10からデータを受信すると(ステップ
101)、データベース29に格納するデータがあるか
否かを判別し(ステップ102)、あれば、必要に応じ
てデータを編集/変換し(ステップ103)、データを
データベース29に格納する(ステップ104)。次
に、表示していた画面の画面コードが、予め定められた
画面コードのリストに属しているか否か(つまり、図5
の第1の格納機能のメイン画面Aであるか否か)をチェ
ックし(ステップ105)、そうであれば、入力データ
一時保持用領域27に格納されていたデータを全て削除
する(ステップ106)。
【0023】次に、表示したものと同じ画面の情報が、
入力データ一時保持用領域27のスタックに存在するか
否か(つまり、図6の第2の格納機能の予め定められた
画面Zであるか否か)をチェックし(ステップ10
7)、そうであれば、入力データ一時保持用領域27内
の以前表示された該当画面の図面情報およびそれ以降に
格納された画面の情報を削除する(ステップ108)。
次に、受信した画面の情報を、入力データ一時保持用領
域27のスタックに追加する(ステップ109)。次
に、遷移先画面を判定し(ステップ110)、遷移先画
面に表示するデータをデータベース29から取得する必
要があるか否かを判定する(ステップ111)。取得の
必要があれば、取得するデータを出力データ一時保持用
領域28に存在するか否かを判定し(ステップ11
2)、あれば出力データ一時保持用領域28から該当デ
ータを取得する(ステップ114)。なければ、該当デ
ータを含むある範囲のデータをデータベース29から取
得し、出力データ一時保持用領域28に格納する(ステ
ップ113)。次に、遷移先画面に表示するデータを編
集して、クライアント端末10に送信する(ステップ1
15)。
【0024】なお、図11に示すフローをプログラムに
変換し、変換されたプログラムをCD−ROMなどの記
録媒体に格納しておけば、その記録媒体を任意のコンピ
ュータに実装して、プログラムをメインメモリにローデ
ィングあるいはネットワークを通じてダウンロードし、
該プログラムを実行することにより、ローディングまた
はダウンローディングされたコンピュータを必要に応じ
て本発明のサーバとして適用することができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数画面にまたがるデータを画面遷移の度にクライア
ント端末のブラウザに送って引き継いでいかなくても、
サーバで保持しておき、それ以降の処理で使用すること
ができ、サーバ上でスタック状に格納されたデータをま
とめて処理することができる。その結果、クライアント
端末が十分な表示領域を持たないために画面遷移が多く
なる場合にも、十分なメモリ機能を要することなく、複
数画面から入力されたデータをまとめて処理することが
できる。また、何世代か前の遷移元画面の情報を用い
て画面を生成したり、遷移先を決定したりすることがで
きる。また、画面ごとの情報がサーバに無制限に蓄積
されることを防止することができる。さらに、データ
ベースからデータを取得し直すことなく、データを取得
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す情報処理システムの全
体構成図である。
【図2】図1における入力処理プログラムと入力処理用
データベースアクセスプログラムと入力データ一時保持
用領域の機能(1)の説明図である。
【図3】図1における入力処理プログラムと入力処理用
データベースアクセスプログラムと入力データ一時保持
用領域の機能(2)の説明図である。
【図4】ブラウザから入力されたデータが、入力データ
一時保持用領域に格納される状態を示す図である。
【図5】本発明による入力データ一時保持用領域の第1
の格納機能を示す説明図である。
【図6】本発明による入力データ一時保持用領域の第2
の格納機能を示す説明図である。
【図7】本発明による入力データ一時保持用領域の第3
の格納機能(1)を示す説明図である。
【図8】本発明による入力データ一時保持用領域の第3
の格納機能(2)を示す説明図である。
【図9】本発明による入力データ一時保持用領域の第4
の格納機能を示す説明図である。
【図10】図1における出力編集処理プログラムが出力
用データを取得し、編集して端末に渡す動作の説明図で
ある。
【図11】本発明の一実施例を示す情報処理方法の動作
フローチャートである。
【符号の説明】
10…クライアント端末、11…ブラウザ、20…サー
バ、22…遷移先判定プログラム、23…出力編集処理
プログラム、24…入力処理用データベースアクセスプ
ログラム、25…データベース更新用データ編集プログ
ラム、26…出力処理用データベースアクセスプログラ
ム、27…入力データ一時保持用領域、28…出力デー
タ一時保持用領域、29…データベース、30…引渡し
データ一覧。
フロントページの続き (72)発明者 半澤 敦子 東京都江東区新砂一丁目6番27号新砂プラ ザ 株式会社日立製作所公共情報事業部内 Fターム(参考) 5B085 BE07 BG07 5B089 GA11 GA25 GB04 JA22 KA02 LB14

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報の提供および情報の蓄積を行うサー
    バと、情報表示および情報入力用のクライアント端末と
    が、インターネット等のネットワークを通じてデータを
    送受信する情報処理システムにおいて、 情報を構成するデータ項目の全てを入力するための十分
    な表示領域を必ずしも持つことなく、画面遷移時に遷移
    前の画面の情報を保持するための十分なメモリ容量を必
    ずしも持つことがないクライアント端末と、 該クライアント端末のブラウザから入力されたデータの
    うち、一時保持用のデータを画面ごとにまとめてスタッ
    ク状に格納していく入力データ一時保持用領域と、デー
    タベースから必要なデータを含む予め定められた範囲の
    データを一度に取得して、必要データ以外のデータを格
    納しておく出力データ一時保持用領域と、何世代か前の
    遷移元画面の情報を用いて画面を生成し、遷移先を決定
    する遷移先判定プログラムと、該遷移先判定プログラム
    より取得したデータ、入力データ一時保持領域より取得
    したデータ、および出力データ一時保持用領域より取得
    したデータを編集して、該クライアント端末に送信する
    出力編集処理プログラムとを備えたサーバとを有するこ
    とを特徴とする情報処理システム。
  2. 【請求項2】 クライアント端末からデータを受信する
    ステップと、 受信したデータの中に、データベースに格納するデータ
    があるか否かを判定するステップと、 あれば、必要に応じてデータを編集または変換して、該
    データを該データベースに格納するステップと、 表示していた画面の画面コードが、予め定められた画面
    コードのリストに属しているか否かを判定するステップ
    と、 判定の結果、該リストに属していたならば、入力データ
    一時保持用領域に保持されているデータを全て削除する
    ステップと、 表示していたものと同じ画面の情報が、入力データ一時
    保持用領域に存在するか否かを判定するステップと、 判定の結果、存在するならば、入力データ一時保持用領
    域に保持されているデータを全て削除するステップと、 該クライアント端末から受信した画面の情報を入力デー
    タ一時保持用領域のスタックに追加するステップと、 遷移先画面を判定するステップと、 遷移先画面に表示するデータをデータベースから取得す
    る必要があるか否かを判定するステップと、 判定の結果、必要ならば、取得するデータが出力データ
    一時保持用領域に存在するか否かを判定するステップ
    と、 存在しなければ、データベースから取得し出力データ一
    時保持用領域に格納するステップと、 遷移先画面を編集し、編集した画面データを該クライア
    ント端末に送信するステップとを有することを特徴とす
    る情報処理方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の情報処理方法におい
    て、 前記画面コードが、予め定められた画面コードのリスト
    に属している場合であっても、リストに属している該画
    面コードを別の画面コードに置き換えるか、あるいはリ
    ストに属している該画面コードが入力データ一時保持用
    領域に存在しても、画面の情報を入力データ一時保持領
    域に追加するのみを意味するフラグを付加するか、のい
    ずれかを入力処理プログラムから指定することにより、
    既に格納している画面コードを削除することなく、格納
    することを特徴とする情報処理方法。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の情報処理方法におい
    て、 前記表示していたものと同じ画面の情報が、入力データ
    一時保持用領域に存在するか否かを判定し、存在する場
    合には、何世代か前の遷移元のいくかの画面の情報を用
    いて、動的に画面を生成することを特徴とする情報処理
    方法。
  5. 【請求項5】 請求項2または4に記載の情報処理方法
    において、 前記表示していたものと同じ画面の情報が、入力データ
    一時保持用領域に存在するか否かを判定し、存在する場
    合には、何世代か前の遷移元のいくつかの画面の情報を
    用いて、動的に遷移先画面を決定することを特徴とする
    情報処理方法。
  6. 【請求項6】 請求項2に記載の情報処理方法におい
    て、 前記表示していたものと同じ画面の情報が、入力データ
    一時保持用領域に存在するか否かを判定する場合に、該
    表示していたものと同じ画面は、複数の画面により共有
    されるものであって、複数画面からの入力データをまと
    めて処理するために、入力データのまとまりに対して他
    の複数画面からの入力データにより追加・更新して、最
    終的に複数画面からの入力データを反映した1つの情報
    をブラウザの画面に表示するか、あるいはデータベース
    に格納することを特徴とする情報処理方法。
  7. 【請求項7】 請求項2に記載の情報処理方法におい
    て、 前記遷移先画面を判定する場合に、データベースから取
    得する必要があるときには、出力データ一時保持用領域
    に該当データが存在するか否かを判定し、存在しないも
    のがあるときには、該データベースから該当データを含
    む予め定められた範囲のデータを取得し、取得したデー
    タを出力データ一時保持用領域に格納し、該当データを
    出力編集処理プログラムに渡すことを特徴とする情報処
    理方法。
  8. 【請求項8】 請求項2から7までのいずれかに記載の
    処理ステップをプログラムに変換し、変換されたプログ
    ラムを記録媒体に記憶したことを特徴とするプログラム
    読み出し可能な記録媒体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009522648A (ja) * 2005-12-29 2009-06-11 マイクロソフト コーポレーション エンドユーザによるワークフローの動的な再配置

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