JP2001306240A - 情報入力機器及び情報入力機器の制御方法並びに情報入力機器制御方法のプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

情報入力機器及び情報入力機器の制御方法並びに情報入力機器制御方法のプログラムを記録した記録媒体

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JP2001306240A
JP2001306240A JP2000116658A JP2000116658A JP2001306240A JP 2001306240 A JP2001306240 A JP 2001306240A JP 2000116658 A JP2000116658 A JP 2000116658A JP 2000116658 A JP2000116658 A JP 2000116658A JP 2001306240 A JP2001306240 A JP 2001306240A
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control unit
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JP2000116658A
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Tsuneharu Kasai
恒春 河西
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Citizen Watch Co Ltd
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Citizen Watch Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パソコン或いはタッチパネル部の何れかが代
わった場合、又はタッチパネル部の使用モードが変更さ
れた場合でも、パソコンとタッチパネル部との間の互換
性を維持すると共に消費電力の消耗を極力低下せしめる
事が出来る抵抗分割型タッチパネル部を含む情報入力機
器を提供する。 【解決手段】 コンピューター機器10と接続可能に構
成された抵抗分割型情報入力機器1であって、当該情報
入力機器1に於けるタッチパネル部2は、当該コンピュ
ーター機器10の演算制御部(CPU)部3と電気的に
接続されると共に、当該演算制御部(CPU)部3によ
り制御されるタッチパネル制御部20によって制御され
る様に構成されている抵抗分割型情報入力機器1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報入力機器及び
当該情報入力機器の制御方法に関するものであり、特に
詳しくは、抵抗分割型タッチパネル部を含む情報入力機
器及び抵抗分割型タッチパネル部を含む情報入力機器の
制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータ及びその周辺機器の
高機能化とダウンサイジング化が急速に進展している。
その結果、従来の据え置き型の情報端末機器も、例え
ば、携帯に便利な小型化に向かっている。
【0003】例えば、最近では、「電子手帳」、「パー
ムトップ・コンピュータ」、「Personal Di
gital Assistant(PDA)」等と呼ば
れる個人用情報端末装置(以下「端末」と称する)が製
品化されている。
【0004】ここで、上述のPDAとは、主に持ち運び
可能な個人向けの情報機器であり、スケジュール管理、
住所録、メモ等、従来の手帳(紙でできた手帳)の機能
を基本にして、ペン入力機能やデータ通信機能等を備え
るものである。市場では、米国のApple社が199
3年に発表した“Newton”や、日本のシャープ社
が発表した“Zaurus”が知られている。
【0005】上述の情報端末機器では、スケジュール管
理、住所録、電話帳、メモ帳等の「Personal
Information Manager(PIM)」
ソフトが組み込まれており、データ検索機能や、外部機
器と接続してデータを送受信する機能が備わっており、
従来の手帳(紙でできた手帳)には無い利点を有してい
る。
【0006】ここで、上述のPIMとは、個人が情報を
管理するためのツールのことであり、スケジュール管
理、住所録、プロジェクト管理等、を行うソフトウェア
の一種である。また、「PIM」は電子手帳、パームト
ップコンピュータ、PDAのようにこれらの機能を持っ
た携帯端末自体を指すこともある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来の端
末では、携帯性を重視するために、通常のパーソナルコ
ンピュータやワードプロセッサで使用するキーボードを
取り除き、その代わりに別途の入力手段を組み込んでい
る。
【0008】このような入力手段では、 少数の入力キーを配置し、2つ以上の入力キーの組
合せで所定の命令を入力する方法や、 タッチパネルを有するディスプレイ画面上に、ソフ
トウェアキーボードを表示し、表示されたソフトウェア
キーボードに対して命令を入力する方法や、 タッチパネル上に文字を手書き入力し、ソフトウェ
アにより文字認識を実行することにより入力命令を判定
し実行する方法、等が一般に使用されている。
【0009】
【発明が解決すべき課題】このように、従来の端末は上
記のような種々の入力手段を持っているが、これらの入
力手段には操作上で使い勝手の悪さがある。即ち、 (1) ユーザによる命令の入力に際して、ペン又は指によ
り小さな入力キーに一文字づつ入力しなければならず、
命令の入力に際して煩雑でかつ時間を要するという問題
がある。
【0010】(2) また、タッチパネル上に文字を手書き
で入力する方法においても、認識率が不十分であり、大
量のデータを入力するには根気と時間を要する、という
問題がある。
【0011】(3) さらに、従来のカード型の情報端末で
は、薄型化のためにボタン型のリチウム電池を使用する
のが一般的であるが、中央演算装置や、液晶ディスプレ
イパネルの消費電力に対して電池容量が充分でないため
に、電池寿命が短くなり、その結果、長時間の連続使用
ができない、という問題がある。
【0012】(4) 又、従来の情報端末機器に於いては、
例えば当該情報端末機器が、タッチパネル部で構成され
ている場合には、当該タッチパネル部を適宜のパソコン
等からなる演算制御部(CPU)部に接続させ、当該タ
ッチパネル部に入力した情報を当該タッチパネル部上に
表示したり、所定の表示手段に表示出来る様にするもの
であって、通常は、当該一つのパソコンに対して、接続
可能なタッチパネル部は、一つに限られる。
【0013】処で、当該タッチパネル部には、種々の種
類のものがあり、又、一つのタッチパネル部でも複数種
のモードで駆動出来る様に構成されているものもある。
【0014】従って、当該タッチパネル部を他のタッチ
パネル部と交換したい場合には、或いは、現在使用中の
タッチパネル部を別のモードで使用したい場合には、パ
ソコンを変更するか、使用中のパソコンに接続可能に構
成された別のタッチパネル部を使用する必要が有った。
【0015】然しながら、係る方法は、極めて煩雑であ
り、複数種のパソコンを用意するか、複数種のタッチパ
ネル部を用意する必要がありコストアップに繋がる事に
成っていた。
【0016】一方、当該パソコンの駆動周波数と当該タ
ッチパネル部の駆動周波数或いはトランジスタ等のオン
時間等をうまく制御しない場合には、多くの消費電力を
無駄に消費すると言う問題も有った。
【0017】従って、本発明の目的は、上記した従来技
術の欠点を改良すると共に、パソコン或いはタッチパネ
ル部特に抵抗分割型タッチパネル部を含む情報入力機器
の何れかでも代わった場合、或いは当該タッチパネル部
の使用モードが変更された場合で有っても、当該パソコ
ンとタッチパネル部との間の互換性を維持する事が出
来、然も消費電力の消耗を極力低下せしめる事が出来る
抵抗分割型タッチパネル部を含む情報入力機器及び当該
情報入力機器の制御方法を提供するものである。
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成する為、以下に示す様な基本的な技術構成を採用す
るものである。即ち、本発明の第1の態様としては、コ
ンピューター機器と接続可能に構成された抵抗分割型情
報入力機器であって、当該情報入力機器に於けるタッチ
パネル部は、当該コンピューター機器の演算制御部(C
PU)部と電気的に接続されると共に、当該演算制御部
(CPU)部により制御されるタッチパネル制御部によ
って制御される様に構成されている抵抗分割型情報入力
機器であり、更に詳しくは、当該抵抗分割型情報入力機
器に於ける当該タッチパネル制御部は、当該コンピュー
ター機器に設けられた演算制御部(CPU)部に接続さ
れると共に当該演算制御部(CPU)部によって制御さ
れる回路制御レジスタ部とコンピューター機器の演算制
御部(CPU)部に接続されると共に当該演算制御部
(CPU)部によって制御される、当該抵抗分割型情報
入力機器に於ける当該タッチパネル部を制御する制御信
号生成回路部とを含んでいる事様に構成されている抵抗
分割型情報入力機器である。
【0018】又、本発明に於ける第2の態様としては、
コンピューター機器と接続可能に構成された抵抗分割型
情報入力機器に於ける抵抗分割型タッチパネル部を、当
該コンピューター機器の演算制御部(CPU)部と電気
的に接続すると共に、当該演算制御部(CPU)部によ
り制御されるタッチパネル制御部によって制御する様に
構成されている抵抗分割型タッチパネル部の制御方法で
あって、より詳しくは、コンピューター機器と接続可能
に構成された抵抗分割型情報入力機器であって、当該情
報入力機器に於けるタッチパネル部は、当該コンピュー
ター機器の演算制御部(CPU)部及び適宜の表示装置
と電気的に接続されると共に、当該演算制御部(CP
U)部により制御されるタッチパネル制御部によって制
御される様に構成されていると共に、当該タッチパネル
制御部は、当該演算制御部(CPU)部によって制御さ
れる回路制御レジスタ部と、コンピューター機器の演算
制御部(CPU)部に接続されると共に当該演算制御部
(CPU)部によって制御される、当該抵抗分割型情報
入力機器に於ける当該タッチパネル部を制御する制御信
号生成回路部とを含んでいる抵抗分割型情報入力機器に
於いて、当該回路制御レジスタ部に、少なくとも動作周
波数及びトランジスタON時間の何れかを設定する第1
の工程、当該演算制御部(CPU)部が当該制御信号生
成回路部に対して当該タッチパネル部のモニターを開始
する様に指示する第2の工程、当該タッチパネル部の所
定の位置が押圧される事によって、当該演算制御部(C
PU)部は、当該タッチパネル部の所定の位置が押圧さ
れた事を認識する第3の工程、当該第3の工程に於いて
認識された当該タッチパネル部の所定の位置の押圧情報
に基づいて、当該演算制御部(CPU)部が、当該制御
信号生成回路部に対してA/D変換開始させる為のA/
D変換開始信号を送信する第4の工程、当該制御信号生
成回路部は、当該A/D変換後におけるデジタルデータ
を取り込む第5の工程、及び当該第5の工程によって得
られた、デジタル情報から当該タッチパネル部が押圧さ
れた部位の位置座標を求め、且つその結果を適宜の表示
手段に表示する第6の工程とから構成されている抵抗分
割型情報入力機器の操作方法である。更に、本発明に係
る第3の態様としては、コンピューター機器と接続可能
に構成された抵抗分割型情報入力機器であって、当該情
報入力機器に於けるタッチパネル部は、当該コンピュー
ター機器の演算制御部(CPU)部及び適宜の表示装置
と電気的に接続されると共に、当該演算制御部(CP
U)部により制御されるタッチパネル制御部によって制
御される様に構成されていると共に、当該タッチパネル
制御部は、当該演算制御部(CPU)部によって制御さ
れる回路制御レジスタ部と、コンピューター機器の演算
制御部(CPU)部に接続されると共に当該演算制御部
(CPU)部によって制御される、当該抵抗分割型情報
入力機器に於ける当該タッチパネル部を制御する制御信
号生成回路部とを含んでいる抵抗分割型情報入力機器に
於いて、当該回路制御レジスタ部に、少なくとも動作周
波数及びトランジスタON時間の何れかを設定する第1
の工程、当該演算制御部(CPU)部が当該制御信号生
成回路部に対して当該タッチパネル部のモニターを開始
する様に指示する第2の工程、当該タッチパネル部の所
定の位置が押圧される事によって、当該演算制御部(C
PU)部は、当該タッチパネル部の所定の位置が押圧さ
れた事を認識する第3の工程、当該第3の工程に於いて
認識された当該タッチパネル部の所定の位置の押圧情報
に基づいて、当該演算制御部(CPU)部が、当該制御
信号生成回路部に対してA/D変換開始させる為のA/
D変換開始信号を送信する第4の工程、当該制御信号生
成回路部は、当該A/D変換後におけるデジタルデータ
を取り込む第5の工程、及び当該第5の工程によって得
られた、デジタル情報から当該タッチパネル部が押圧さ
れた部位の位置座標を求め、且つその結果を適宜の表示
手段に表示する第6の工程とから構成されている抵抗分
割型情報入力機器の操作方法をコンピュータに実行させ
る為のプログラムを記録した記録媒体である。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明に係る当該抵抗分割型情報
入力機器及びその制御方法は、上記した様な技術構成を
採用しているので、抵抗膜方式のタッチパネルを使用し
て、適宜のコンピュータと直接接続させて情報入力機器
として使用するか、携帯用として使用される情報入力機
器であって、当該抵抗分割型情報入力機器に於ける当該
タッチパネル部の制御を演算制御部(CPU)部で行う
ことなく、専用のハードウェア(制御信号生成回路)で
行う様に構成される他、当該専用のハードウェア(制御
信号生成回路)では、CPUからのトランジスタオン時
間と動作クロック周波数に関する指示を設定する回路制
御レジスタが設けられ、当該回路制御レジスタからの指
示でトランジスタをオンする時間を設定する信号を出力
するトランジスタオン時間設定回路と、当該回路制御レ
ジスタからの指示で、動作クロック周波数を設定し出力
する動作クロック選択回路とを有する構成となってい
る。
【0020】
【実施例】以下に、本発明に係る抵抗分割型情報入力機
器の一具体例の構成及び当該抵抗分割型情報入力機器の
制御方法の一具体例の構成に付いて、を図面を参照しな
がら詳細に説明する。
【0021】即ち、図1は、本発明に係る抵抗分割型タ
ッチパネル部とその制御回路部とを含む抵抗分割型情報
入力機器の一具体例の構成を示すブロックダイアグラム
であって、図中、コンピューター機器10と接続可能に
構成された抵抗分割型情報入力機器1であって、当該情
報入力機器1に於けるタッチパネル部2は、当該コンピ
ューター機器10の演算制御部(CPU)部3と電気的
に接続されると共に、当該演算制御部(CPU)部3に
より制御されるタッチパネル制御部20によって制御さ
れる様に構成されている抵抗分割型情報入力機器1が示
されている。
【0022】本発明に於ける当該抵抗分割型情報入力機
器1を制御する当該タッチパネル制御部は、コンピュー
ター機器側10側に設けられていても良く、若しくは当
該抵抗分割型情報入力機器1側に設けられているもので
有っても良い。
【0023】図2は本発明に係る当該情報入力機器1の
使用方法の具体例を示す図であって、当該情報入力機器
1を当該コンピューター機器側10とは独立させて、携
帯用の情報入力端末として使用し、必要の都度当該コン
ピューター機器10側に挿入して、当該情報入力機器1
に記憶させた情報を当該コンピューター機器10に転送
する様にしても良く、又点線で示す様に、予め当該情報
入力機器1を当該コンピューター機器10に適宜のワイ
ヤで接続させて使用するもので有っても良い。より具体
的には、ノート型パーソナルコンピュータ10に本発明
の携帯端末1をPCMCIAカードスロット403に挿
入する状態を示している。ノート型パーソナルコンピュ
ータ10はPCMCIA規格に準拠した68PINのオ
スコネクタをPCMCIAカードスロット403の内部
に設けている。
【0024】そして、本発明の携帯端末1は、PCMC
IA規格に準拠した68PINのメスコネクタ404を
有しており、メスコネクタ404側をPCMCIAカー
ドスロット403に挿入することで、ノート型パーソナ
ルコンピュータ10のオスコネクタと接続することがで
きる。
【0025】なお、上述の説明では、外部コンピュータ
機器10としてノート型パーソナルコンピュータを用い
ているが、PCMCIAスロットを備えたものであれ
ば、ディスクトップ型パーソナルコンピュータを使用し
てもよい事は言うまでもない。更に、本発明に於ける当
該タッチパネル制御部20は、当該コンピューター機器
10に設けられた演算制御部(CPU)部3に接続され
ると共に当該演算制御部(CPU)部3によって制御さ
れる回路制御レジスタ部5とコンピューター機器10の
演算制御部(CPU)部3に接続されると共に当該演算
制御部(CPU)部3によって制御される、当該抵抗分
割型情報入力機器1に於ける当該タッチパネル部2を制
御する制御信号生成回路部4とを含んでいる事が望まし
い。
【0026】又、本発明に於いては、当該タッチパネル
制御部20は、少なくとも、当該抵抗分割型情報入力機
器1に於いて使用されるトランジスタのON時間を調整
する機能を有している事が望ましい。
【0027】一方、本発明に於ける当該タッチパネル制
御部20は、少なくとも、当該抵抗分割型情報入力機器
1に於いて使用される動作クロック信号を調整する機能
を有している事も望ましい。
【0028】又、更に好ましい具体的としては、本発明
に於ける当該タッチパネル制御部20は、少なくとも、
当該抵抗分割型情報入力機器1に於いて使用される動作
クロック信号を調整する機能及び当該抵抗分割型情報入
力機器1に於いて使用されるトランジスタのON時間を
調整する機能とを有している事が好ましい。
【0029】その為、本発明に係る当該抵抗分割型情報
入力機器1に於いては、当該タッチパネル制御部20
は、少なくとも当該タッチパネル部2を含む情報入力機
器1に於いて使用されるトランジスタのON時間設定手
段6と動作クロック信号選択手段7の何れかを含んでい
る事が好ましい。
【0030】一方、本発明に於ける当該回路制御レジス
タ部5は、少なくとも複数の当該トランジスタのON時
間群から一つの当該トランジスタのON時間を選択して
設定できるON時間設定手段6及び複数の当該動作クロ
ック信号群から一つの当該動作クロック信号選択信号を
選択して設定出来る動作クロック信号選択手段7との何
れかを含んでいる事が望ましい。
【0031】本発明に於て、当該トランジスタのON時
間設定手段6は、当該回路制御レジスタ部5から出力さ
れる当該トランジスタのON時間選択信号により制御さ
れる様に構成する事が好ましく、又、当該動作クロック
信号選択手段7は、当該回路制御レジスタ部5から出力
される当該動作クロック選択信号により制御される様に
構成する事が好ましい。
【0032】一方、本発明に於ける当該トランジスタの
ON時間設定手段6は、更に、当該制御信号生成回路部
5から出力される変換スタート信号(ADCSTAR
T)により制御されるものである事が望ましい。
【0033】更に、本発明に於て使用される当該動作ク
ロック信号選択手段7は、当該演算制御部(CPU)部
3からのクロック信号によって制御されるものである。
【0034】又、本発明に於いては、当該動作クロック
信号選択手段7の出力信号は、当該ON時間設定手段6
及び当該制御信号生成回路部4を制御する制御信号であ
る事が好ましい。
【0035】又、本発明に於いては、当該ON時間設定
手段の出力信号6は、当該制御信号生成回路部4を制御
する制御信号であっても良い。
【0036】本発明に於いては、又、該コンピューター
機器1と接続可能に構成された抵抗分割型情報入力機器
1に於ける抵抗分割型タッチパネル部2を、当該コンピ
ューター機器10の演算制御部(CPU)部3と電気的
に接続すると共に、当該演算制御部(CPU)部3によ
り制御されるタッチパネル制御部20によって制御する
様に構成されている事が好ましい。
【0037】更に、本発明に於いては、当該抵抗分割型
情報入力機器1に於ける当該タッチパネル制御部20
を、コンピューター機器10側若しくは当該抵抗分割型
情報入力機器1側の何れかに設ける事も可能である。
【0038】又、本発明に於いては、当該タッチパネル
制御部20を、当該コンピューター機器1に設けられた
演算制御部(CPU)部3に接続すると共に、当該演算
制御部(CPU)部3によって制御される回路制御レジ
スタ部5とコンピューター機器の演算制御部(CPU)
部3にも接続し、且つ当該演算制御部(CPU)部3に
よって制御される、当該抵抗分割型情報入力機器1に於
ける当該タッチパネル部2を制御する制御信号生成回路
部4とを設けるものである。
【0039】尚、本発明に於て、当該演算制御部(CP
U)部3は、当該コンピューター機器1に設けられる事
を前提に説明したが、当該演算制御部(CPU)部3
は、当該携帯情報入力端末として機能する抵抗分割型タ
ッチパネル部2を含む情報入力機器1内に設ける事も可
能である。
【0040】此処で、本発明に於て使用される抵抗分割
型タッチパネル部2の回路構成の一具体的を図3を参照
しながら説明する。
【0041】即ち、本発明に於ける当該抵抗分割型タッ
チパネル部2は、上下に積層された2枚の抵抗シート2
1、22で構成され、当該積層された2枚の抵抗シート
21、22の表面の一部が押圧されるか、タッチされた
場合に、上下に積層された当該2枚の抵抗シート21、
22が部分的に接触して、当該接触した位置に於ける分
圧抵抗に応じた電流がながれるので、当該分圧抵抗に基
づく電流値をX方向及びY方向に個別に測定する事によ
って、当該抵抗シート21、22が押圧されたかタッチ
された位置を特定する事が出来る。
【0042】より詳細に説明するならば、当該抵抗シー
ト2の縦方向に流れる電流値を測定する為のトランジス
タQ1及びQ2と同様に横方向に流れる電流値を測定す
る為のトランジスタQ3及びQ4とが設けられており、
当該抵抗シートがタッチされた位置のY方向、つまり縦
方向に流れる電流値を測定する場合には、当該トランジ
スタQ1とQ2とをOFF状態にしたまま、当該トラン
ジスタQ1とQ2とをON状態となし、その時の電流値
をアナログ/デジタル変換器23の端子A1に入力して
その結果をデジタル値に変換して記憶した後、当該トラ
ンジスタQ1とQ2とをOFF状態となすと同時に、当
該トランジスタQ3とQ4とをON状態となし、その時
の電流値をアナログ/デジタル変換器23の端子A0に
入力してその結果をデジタル値に変換して記憶しす事に
よって、当該抵抗分割型タッチパネル部2の当該タッチ
された位置を確認する事が可能である。
【0043】尚、当該トランジスタQ1、Q2、Q3、
Q4は、後述する様に、上記したON時間設定手段6及
び動作クロック信号選択手段を介して、適宜の間隔、タ
イミングで駆動される。
【0044】本発明に係る当該抵抗分割型タッチパネル
部を有する情報入力機器の制御方法の一具体的として
は、図1のブロックダイアグラムから理解される様に、
当該演算制御部(CPU)部3は、予め当該回路制御レ
ジスタ5に当該アナログ/デジタルコンバータ(以下単
にA/Dコンバーターと言う)に於ける動作周波数及び
トランジスタのオン時間のデータを設定しておく。
【0045】次いで、当該演算制御部(CPU)部3
は、当該制御信号生成回路部4に対しタッチパネル部2
のモニタ開始を指示した後、当該タッチパネル部2が押
されるとタッチ信号(TOUCH)が、当該演算制御部(CP
U)部3に伝達され、当該演算制御部(CPU)部3
は、当該抵抗シートが押された事を認識する。
【0046】当該演算制御部(CPU)部3は当該制御
信号生成回路部4に対してアナログ/デジタル変換(以
下単にA/D変換と称する)処理の開始の指示を送る事
によって回路制御レジスタ5、トランジスタON時間設
定回路6及び動作クロック信号選択回路7並びに制御信
号生成回路部4を動作させる事になる。
【0047】当該制御信号生成回路部4はA/D変換後
のデータ(ADD)を取り込む。
【0048】当該演算制御部(CPU)部3は当該制御
信号生成回路部4から、タッチパネル部2の押圧された
位置の座標を認識する事が出来る。
【0049】以下に於ける本発明に係る当該情報入力機
器及びその制御方法に於いては、当該回路制御レジスタ
5は、当該トランジスタのON時間設定手段6に対し
て、2種のON時間を設定する様に構成すると共に、当
該動作クロック信号選択手段7に対しては、2種の分周
率を設定する様に構成された例に付いて説明するが、本
発明は係る具体的に限定されるものではない。
【0050】此処で、上記の前提の下で、本発明に於て
使用される回路制御レジスタ5の構成の一具体的につい
て、図4を参照しながら詳細に説明する。
【0051】図4は、本発明にに於いて使用される回路
制御レジスタ部20の回路構成の一具体例を示すブロッ
クダイアグラムであり、又図5は、本発明に於いて使用
されるデータのビット構成の一例を示す図である。
【0052】図5に示される、データの構成は、トラン
ジスタON時間設定及びA/Dコンバーターの動作周波
数設定とも1ビットで制御する事を想定したものであっ
て、例えば、図中の8ビットレジスタのビット0つまり
Data0とビット4つまりData4にそれぞれ1か
0が書き込まれる様になっており、例えば、Data0
をA/Dコンバーターのクロック(ADCクロック)信
号の動作周波数を変更する信号(TPCLKSEL)に
指定し、例えば、Data0の信号が0の時は、基本ク
ロック信号を1/2分周する様に指定し、又Data0
の信号が1の時は、基本クロック信号を1/4分周する
様に指定しておく。
【0053】一方、例えば、Data4をタッチパネル
部に電流を流す為のトランジスタON時間設定を変更す
る信号(TRONSEL)に指定しておき、当該信号が
0の時は、トランジスタのON時間設定を短くする様に
指定し、又Data4の信号が1の時は、トランジスタ
のON時間設定を長くなる様にしておく。
【0054】係る設定によって、4種類の条件変更設定
が可能になる。
【0055】図4に示す様に、当該回路制御レジスタ部
20に於いては、CPU3からのアドレス(Addre
ss) 、データ(Data0,Data4)、ライトス
トローブ信号(Write)によりアクセスされる。
【0056】即ち、演算制御部(CPU)部3より回路
制御レジスタ固有のアドレスが出力されると、デコーダ
(U1)から“L”レベルの信号が出力され、同時にW
rite信号が“L”レベルになっているとNAND回
路(U2)の出力も“L”レベルとなり、この場合に
は、フリップフロップ(U3)及び(U4)には、デー
タは書き込まれないが、当該Write信号が“H”レ
ベルになると、当該フリップフロップ(U3)には、予
め定められた当該Data0の信号レベル(0又は1)
が書き込まれ、又当該フリップフロップ(U4)には、
予め定められた当該Data4の信号レベル(0又は
1)が書き込まれる事になる。
【0057】そして、当該フリップフロップ(U3)か
らは、当該動作クロック信号選択手段7に対して基本ク
ロック信号の分周率の何れかを選択するかを指示する動
作クロック信号選択信号(TPCLKSEL)が出力さ
れることになり、又、当該フリップフロップ(U4)か
らは、当該トランジスタのON時間設定手段6に対し
て、予め定められたトランジスタのON時間の設定値デ
ータの何れかを選択するかを指示するトランジスタON
時間選択信号(TRONSEL)が出力される事にな
る。
【0058】次に、本発明に使用される動作クロック選
択回路7の一具体例の構成を図6を参照しながら説明す
る。
【0059】即ち、図6に示す様に、U4は、演算制御
部(CPU)部3から出力される基本クロック信号(C
LK1)を分周するカウンタ回路であり、その出力端子
C1から当該基本クロック信号(CLK1)を1/2分
周したクロック信号が出力され、又その出力端子C2か
ら当該基本クロック信号(CLK1)を1/4分周した
クロック信号が出力される様に構成されている。
【0060】一方、係る2種の分周率で分周された基本
クロック信号を前記した動作クロック信号選択信号(T
PCLKSEL)を使用して、当該動作クロック信号選
択信号(TPCLKSEL)のレベルに応じてセレクタ
回路U6に於いて、その何れかを選択して出力信号(T
PCLK)として出力するものである。
【0061】即ち、当該セレクタ回路U6には、当該カ
ウンタ回路U4の出力端子C1の出力と当該動作クロッ
ク信号選択信号(TPCLKSEL)とを入力とするA
ND回路U7が設けられていると同時に、当該カウンタ
回路U4の出力端子C2の出力と当該動作クロック信号
選択信号(TPCLKSEL)の反転信号とを入力とす
るAND回路U8が設けられており、当該AND回路U
7とAND回路U8の出力を入力とするOR回路U9が
設けられている。
【0062】尚、当該OR回路U9の出力が、上記した
出力信号(TPCLK)である。
【0063】又、図7は、本発明に於いて使用されるト
ランジスタのON時間設定回路6の一具体例の構成を示
すブロックダイアグラムであって、前記した動作クロッ
ク選択回路7の出力信号である出力信号(TPCLK)
と、当該演算制御部(CPU)部3からのA/Dコンバ
ータの変換処理操作開始信号に基づいて、当該制御信号
生成回路部4から出力されるアナログ/デジタル変換装
置に於けるアナログ/デジタル変換処理操作のスタート
を指示する信号(ADCSTART)とがそれぞれクロ
ック端子(CLK)とリセット端子(/RST)に入力
されるカウンタU11と当該カウンタU11の出力(C
1,C2,C3,C4)がそれぞれ接続されるデコーダ
U12からU16が設けられており、当該カウンタU1
1に於いて、ADCSTART信号が“H”レベルとな
るとTPCLK信号がカウントされ、デコーダU12か
らU16に於いて、当該TPCLK信号の“1”、
“3”、“5”、“10”、“15”がそれぞれデコー
ドされる。
【0064】これらの信号を前記したトランジスタON
時間選択信号(TRONSEL)のレベルによりそれぞ
れのセレクタU18、U20及びU19に於いて選択し
て、トランジスタのON信号を作る為の信号(TRO
N、TROFF)及びA/Dコンバータのチップセレク
ト信号(XADCSON)を出力するものである。
【0065】より詳細には、当該セレクタU18に於い
ては、当該TPCLK信号の“1”をデコードするデコ
ーダ(DECODE“1”)の出力と当該トランジスタ
ON時間選択信号(TRONSEL)を入力とするAN
D回路U30と、当該TPCLK信号の“3”をデコー
ドするデコーダ(DECODE“3”)の出力と当該ト
ランジスタON時間選択信号(TRONSEL)の反転
信号を入力とするAND回路U31とが設けられ、当該
AND回路30と31のそれぞれの出力を入力とするN
OR回路U32で構成されており、当該NOR回路U3
2の出力が、タッチパネル部2を構成するトランジスタ
のON信号(TRON)となる。
【0066】又、当該セレクタU20に於いては、セレ
クタU18と同様の構成を有し、当該TPCLK信号の
“10”をデコードするデコーダ(DECODE“1
0”)の出力と当該トランジスタON時間選択信号(T
RONSEL)の反転信号を入力とするAND回路U3
0と、当該TPCLK信号の“15”をデコードするデ
コーダ(DECODE“15”)の出力と当該トランジ
スタON時間選択信号(TRONSEL)を入力とする
AND回路U31とが設けられ、当該AND回路30と
31のそれぞれの出力を入力とするNOR回路U32で
構成されており、当該NOR回路U32の出力が、タッ
チパネル部2を構成するトランジスタのOFF信号(T
ROFF)となる。
【0067】一方、当該セレクタU19に於いては、当
該TPCLK信号の“5”をデコードするデコーダ(D
ECODE“5”)の出力と当該トランジスタON時間
選択信号(TRONSEL)を入力とするAND回路U
30と、当該A/D変換処理操作スタート指示信号(A
DCSTART)をU17のパルス回路でパルス化した
信号と当該トランジスタON時間選択信号(TRONS
EL)の反転信号を入力とするAND回路U31とが設
けられ、当該AND回路30と31のそれぞれの出力を
入力とするNOR回路U32で構成されており、当該N
OR回路U32の出力が、A/Dコンバータのチップセ
レクト信号(XADCSON)となる。つまり、当該パ
ルス回路U17におけるPULSEの機能は、ADCS
TARTの立ち上がりでパルスを作るものであり、当該
XADCS信号をON/OFFさせる為に使用されるも
のである。
【0068】より具体的には、当該セレクタU19に於
いて、当該トランジスタON時間選択信号(TRONS
EL)が1である場合には、当該セレクタU19から出
力される当該チップセレクト信号(XADCSON)
は、当該A/D変換動作スタート信号発生時から5クロ
ック経過後に読み出されたアナログデータのA/D変換
動作が開始され、又、当該トランジスタON時間選択信
号(TRONSEL)が0である場合には、当該セレク
タU19から出力される当該チップセレクト信号(XA
DCSON)は、当該パルス回路U17におけるPUL
SE信号に応答して、A/D変換動作スタート信号発生
時から読み出されたアナログデータのA/D変換動作が
開始される。
【0069】又、図8は、本発明に於いて使用される制
御信号生成回路部4の一具体例の構成を示すブロックダ
イアグラムである。
【0070】つまり、当該制御信号生成回路部4に於い
ては、前記した動作クロック信号選択回路7ととらON
時間設定回路6で作られた信号によって、フリップフロ
ップ(41〜43)、AND回路(U50)、インバー
タ(U51)、NOR回路(U52)等によって構成さ
れ、それによってトランジスタTR1、TR2、XAD
CS、ADCLKが作られる。
【0071】又、A/Dコンバータへ送られるコマンド
信号(CMDD)も、メモリの機能を有するデータトラ
ンスファーU44に於いて作られる。
【0072】データトランスファーU44は、A/Dコ
ンバータからの変換データを格納する機能を有してい
る。
【0073】尚、図8に於いて、MONITOR信号
は、タッチパネル部を待機状態とする指示信号であり、
SW1ON信号は、当該タッチパネルモニタ信号がON
となった時に、“L”レベルのパルスを発生する信号で
あり、又SW1OFF信号は、A/D変換動作がスター
トした時に、“L”レベルのパルスを発生する信号であ
る。
【0074】従って、当該フリップフロップU41から
出力される出力信号SW1は、当該タッチパネルモニタ
信号がONとなった時から当該A/D変換動作がスター
トした時点までの間の期間中、“H”レベルを示す信号
である。
【0075】此処で、本発明に係る当該抵抗分割型タッ
チパネルを使用した情報入力機器に於ける基本的な動作
を説明するならば、当該タッチパネル部2のモニタば開
始されるとトランジスタTR1が“L”レベルに、又、
SW1信号が“H”レベルとなり、それによってトラン
ジスタQ1とQ2がONする事になる。
【0076】本発明に於ける上記具体例では、最初に当
該タッチパネル部に於ける縦方向の分圧抵抗による電圧
値を測定し、次いで当該タッチパネル部に於ける横方向
の分圧抵抗による電圧値を測定する様に設定されている
が、当該測定方向を逆にしても良い事は言うまでもな
い。
【0077】此処で、タッチパネル部2が押されると、
図3に示するTOUCH信号が“H”レベルとなり、そ
の情報は、演算制御部(CPU)部3に伝達される。
【0078】その後、当該演算制御部(CPU)部3が
A/D変換スタート信号(ADCSTART)を当該制
御信号生成回路部4に出力すると、当該回路制御レジス
タ部5に予め設定された値に従って、図9〜図12に示
す様に、それぞれのモードに応じた制御波形が出力さ
れ、図6に示されるA/DコンバータU50によって検
出された当該タッチパネル部2の縦方向の電圧値と横方
向の電圧値をデジタル変換し、当該変換後の変換データ
(ADD)を当該制御信号生成回路部4に送られる事に
なる。
【0079】尚、本具体例に於いては、当該A/Dコン
バータU50として、一般的なTLV1544を使用し
たが、本発明に於いては、係るタイプのA/Dコンバー
タにのみ限定されるものではなく、本発明の目的を達成
する為の機能を有するA/Dコンバータであれば、如何
なるA/Dコンバータでも使用可能である。
【0080】次に、上記した本発明に係る当該抵抗分割
型情報入力機器の制御方法のより詳細な手順を図13に
示すフローチャートを参照しながら説明する。
【0081】即ち、スタート後、ステップ(S1)に於
いて図8に於けるデータトランスファー(DATA T
RANSFER)U44内のコマンドレジスタにコマン
ドを設定する事によって、演算制御部(CPU)部3に
よるADCコマンドの設定を行い、ステップ(S2)に
於いて、当該データトランスファー(DATA TRA
NSFER)U44内のコントロールレジスタのモニタ
ビットをセットする事によって、モニタースタートの指
示を出す。
【0082】次いで、ステップ(S3)に進み、当該デ
ータトランスファー(DATA TRANSFER)U
44内の回路が、モニター信号(MONITOR)を
“H”レベルにして、SW1ON信号に下凸のパルスを
出力させた後、ステップ(S4)に進んで、当該演算制
御部(CPU)部3は、当該タッチパネル部2が押され
る時点迄待機し、当該タッチパネル部2が押されたか否
かを判断する。
【0083】当該ステップ(S4)に於いて、NOであ
る場合には、ステップ(S4)の操作を繰り返し、YE
Sである場合には、ステップ(S5)に於いて、当該デ
ータトランスファー(DATA TRANSFER)U
44内のコントロールレジスタのADCビットをセット
する事によって、ADCスタートの指示の発行を行う。
【0084】次いでステップ(S6)に進み、当該デー
タトランスファー(DATA TRANSFER)U4
4内の回路が、ADCSTART信号を“H”レベルに
設定し、SW1OFF信号に下凸のパルスを出力させ
る。
【0085】その後、ステップ(S7)に進み、当該デ
ータトランスファー(DATA TRANSFER)U
44内の回路が、コマンドレジスタにセットされたコマ
ンドをXADCS、ADCLKに同期してADCに対し
てCMDD信号より出力させ、同時にADCより出力さ
れた変換データをADDより受信する。
【0086】次いでステップ(S8)に進み、CMDD
出力変換データの変換は終了したか否かが判断され、N
Oである場合は、その操作が繰り返され、YESである
場合には、ステップ(S9)に於いて、ADCSTAR
T信号が“L”レベルであるか否かが判断され、NOで
ある場合は、その操作が繰り返され、YESである場合
には、ステップ(S10)に於いて、変換データは最後
のデータか否かが判断され、NOである場合には、ステ
ップ(S3)に戻って、上記した各工程が繰り返され、
YESであれば、ENDとなる。
【0087】次に、図9〜図12に示される波形図に付
いての概略を説明する。
【0088】図9〜図12に示される波形図は、上記し
た本発明に係る図3に於けるA/DコンバーターU50
(TLV1544CPW)を使用したタッチパネルコン
トロール信号の波形図であって、当該A/Dコンバータ
ーの基本クロック(CLK1)が4MHzとしたもので
ある。
【0089】図9は、動作クロック選択信号(TPCL
K)=0で且つON時間設定信号(TPCLKSEL)
=0である場合の例を示すものであって、具体的には、
当該動作クロック選択信号(TPCLK)が基本クロッ
ク(CLK1)を1/4分周する様に設定されると共
に、当該トランジスタのON時間設定信号(TPCLK
SEL)が当該8がトランジスタのON時間を短くなる
様に設定されたものである。
【0090】つまり、図9の具体的に於いては、基本ク
ロック(CLK1)を1/4分周すると共に、図7のデ
コーダU13とU15を使用し、当該トランジスタのO
N時間を分周されたクロック信号の7パルス分の時間の
間当該トランジスタTR1とTR2をON状態とする様
に設定されたものである。
【0091】即ち、図9に於て、基本クロック(CLK
1)を1/4分周したクロックTPCLK1が使用さ
れ、当該タッチパネル部が押圧される以前の時点である
時刻t1に於て、当該タッチパネル部のモニター開始を
指示するモニター開始信号(MONITOR)が入力さ
れる事によって、縦方向の押圧位置を測定するトランジ
スタTR1とTR2の内のトランジスタTR1が一旦
“L”レベルに低下すると同時に、チップセレクタ信号
SW1が“H”レベルとなる。
【0092】その後、当該タッチパネル部2の適宜の部
位が時刻t2で押圧されると、チップセレクタ信号SW
1が“L”レベルとなると同時に、トランジスタTR1
の信号が“H”レベルになり当該トランジスタTR1の
動作が一旦停止されると共に、XADCS信号のレベル
が“L”レベルに変化して当該A/Dコンバーターの変
換動作をスタートさせる。
【0093】この状態では、未だ当該トランジスタTR
1は駆動されていないので、当該A/Dコンバーター
は、アナログデータのデジタル変換操作は実行していな
いが、当該A/Dコンバーターを予めスタートさせてお
くものである。
【0094】その後、時刻t3に於て、図7のデコーダ
U13がクロックパルスを3個カウントした時点でセレ
クタU18からTRON信号が出力されるので、当該ト
ランジスタTR1とTR2がON状態となる。
【0095】次いで、時刻t4に於て、図7のデコーダ
U15がクロックパルスを10個カウントした時点でセ
レクタU20からTROFF信号が出力されるので、当
該トランジスタTR1とTR2がOFF状態となる。
【0096】又、同時にXADCS信号のレベルが
“H”レベルに変化して当該A/Dコンバーターの変換
動作を終了させる。
【0097】従って、上記した時刻t3とt4の間のト
ランジスタTR1とTR2がONしている間、約7μs
の間に於て、当該トランジスタTR1とTR2間の抵抗
膜を流れる電流により生ずる電圧値がA/D変換され、
当該タッチパネル部の押圧された部分のY方向の位置が
判別される事になる。
【0098】その後、時刻t5に於て、当該タッチパネ
ル部2の横方向の押圧位置を測定する為に、再びXAD
CS信号のレベルが“L”レベルに変化して当該A/D
コンバーターの変換動作をスタートさせた後に、時刻t
6に於て、トランジスタTR3とTR4をONに変化さ
せ、上記と同様に約7μsの間に於て、当該トランジス
タTR3とTR4間の抵抗膜を流れる電流により生ずる
電圧値がA/D変換され、当該タッチパネル部の押圧さ
れた部分のX方向の位置が判別される事になる。
【0099】尚、図10は、動作クロック選択信号(T
PCLK)=1で且つON時間設定信号(TPCLKS
EL)=0である場合の例を示すものであって、具体的
には、当該動作クロック選択信号(TPCLK)が基本
クロック(CLK1)を1/2分周する様に設定される
と共に、当該トランジスタのON時間設定信号(TPC
LKSEL)が当該8がトランジスタのON時間を短く
なる様に設定されたものである。
【0100】従って、図10の波形は、基本クロック
(CLK1)を1/2分周したクロック波形(TPCL
K2)が使用されると共に、当該トランジスタTR1と
TR2及びトランジスタTR3とTR4とのON時間
は、3.5μsとなる他は、図9の波形と略同様であ
る。
【0101】一方、図11は、動作クロック選択信号
(TPCLK)=0で且つON時間設定信号(TPCL
KSEL)=1である場合の例を示すものであって、具
体的には、当該動作クロック選択信号(TPCLK)が
基本クロック(CLK1)を1/4分周する様に設定さ
れると共に、当該トランジスタのON時間設定信号(T
PCLKSEL)が当該8がトランジスタのON時間を
長く(約14μs)なる様に設定されたものである。
【0102】つまり、図11の具体的に於いては、基本
クロック(CLK1)を1/4分周すると共に、図7の
デコーダU12とU16を使用し、当該トランジスタの
ON時間を分周されたクロック信号の14パルス分の時
間の間当該トランジスタTR1とTR2をON状態とす
る様に設定されたものである。
【0103】即ち、図11に於て、基本クロック(CL
K1)を1/4分周したクロックTPCLK1が使用さ
れ、当該タッチパネル部が押圧される以前の時点である
時刻t1に於て、当該タッチパネル部のモニター開始を
指示するモニター開始信号(MONITOR)が入力さ
れる事によって、縦方向の押圧位置を測定するトランジ
スタTR1とTR2の内のトランジスタTR1が一旦
“L”レベルに低下すると同時に、チップセレクタ信号
SW1が“H”レベルとなる。
【0104】その後、当該タッチパネル部2の適宜の部
位が時刻t2で押圧されると、チップセレクタ信号SW
1が“L”レベルとなると同時に、トランジスタTR1
の信号が“H”レベルになり当該トランジスタTR1の
動作が一旦停止されると共に、時刻t3に於て図7に於
けるデコーダU12が当該分周クロックTPCLK1の
1パルスをカウントした後、当該トランジスタTR1と
TR2がON状態となる。
【0105】この時刻では、未だA/Dコンバーターは
駆動されていない。
【0106】その後、時刻t4に於て、図7に於ける当
該デコーダU14が、当該分周クロックTPCLK1の
5パルスをカウントした後、XADCS信号のレベルが
“L”レベルに変化して当該A/Dコンバーターの変換
動作をスタートさせる。
【0107】この状態では、当該A/Dコンバーター
は、A/D変換操作を開始する。
【0108】その後、時刻t5に於て、図7のデコーダ
U16がクロックパルスを15個カウントした時点でセ
レクタU20からTROFF信号が出力されるので、当
該トランジスタTR1とTR2がOFF状態となり、同
時に、XADCS信号のレベルが“H”レベルに変化し
て当該A/Dコンバーターの変換動作が停止される。つ
まり、本具体的においては、時刻t4と時刻t5の間の
約14μsの間、A/Dコンバーターに於けるA/D変
換操作が実行される。
【0109】次いで、時刻t6に於て、当該タッチパネ
ル部2の横方向の押圧位置を測定する為に、トランジス
タTR3とTR4がON状態となり、時刻t7でXAD
CS信号のレベルが“L”レベルに変化して当該A/D
コンバーターの変換動作をスタートさせた後に、時刻t
8に於て、トランジスタTR3とTR4をOFFに変化
させ、上記と同様に約14μsの間に於て、当該トラン
ジスタTR3とTR4間の電圧値がA/D変換され、当
該タッチパネル部の押圧された部分のX方向の位置が判
別される事になる。
【0110】尚、図12は、動作クロック選択信号(T
PCLK)=1で且つON時間設定信号(TPCLKS
EL)=1である場合の例を示すものであって、具体的
には、当該動作クロック選択信号(TPCLK)が基本
クロック(CLK1)を1/2分周する様に設定される
と共に、当該トランジスタのON時間設定信号(TPC
LKSEL)が当該8がトランジスタのON時間を短く
なる様に設定されたものである。
【0111】従って、図12の波形は、基本クロック
(CLK1)を1/2分周したクロック波形(TPCL
K2)が使用されると共に、当該トランジスタTR1と
TR2及びトランジスタTR3とTR4とのON時間
は、14μsとなる他は、図11の波形と略同様であ
る。
【0112】以上説明した様に、本発明に係る当該情報
入力機器の制御方法の基本的な構成としては、当該タッ
チパネル制御部20に、少なくとも、当該抵抗分割型情
報入力機器に於いて使用されるトランジスタのON時間
を調整する機能を付与する事を特徴とする抵抗分割型タ
ッチパネル部を含む情報入力機器の制御方法であり、他
の態様としては、当該タッチパネル制御部20に、少な
くとも、当該抵抗分割型タッチパネル部に於いて使用さ
れる動作クロック信号を調整する機能を付与する事を特
徴とする抵抗分割型タッチパネル部を含む情報入力機器
の制御方法である。
【0113】又、本発明に於ける情報入力機器の制御方
法にかかる第3の態様としては、当該タッチパネル制御
部20に、少なくとも、当該抵抗分割型情報入力機器に
於いて使用される動作クロック信号を調整する機能及び
当該抵抗分割型情報入力機器に於いて使用されるトラン
ジスタのON時間を調整する機能を付与する事を特徴と
する抵抗分割型タッチパネル部を含む情報入力機器の制
御方法である。
【0114】更に、本発明に於ける当該情報入力機器の
制御方法に於いては、当該回路制御レジスタ部20は、
少なくとも複数の当該トランジスタのON時間群から一
つの当該トランジスタのON時間を選択するか又は、複
数の当該動作クロック信号群から一つの当該動作クロッ
ク信号を選択するかの何れかの操作を実行する様に構成
されている事が望ましく、又、当該トランジスタのON
時間設定手段6を、当該回路制御レジスタ部5から出力
される当該トランジスタのON時間選択信号により制御
する様に構成するもので有っても良い。
【0115】又、本発明に係る当該情報入力機器の制御
方法に於いては、当該動作クロック信号選択手段7を、
当該回路制御レジスタ部5から出力される当該動作クロ
ック選択信号により制御する様に構成されている事が望
ましく、又、当該トランジスタのON時間設定手段6
を、当該回路制御レジスタ部5から出力される当該トラ
ンジスタのON時間選択信号により制御する様に構成す
るもので有っても良い。本発明に於ける当該トランジス
タのON時間設定手段6は、更に、当該制御信号生成回
路部4から出力される変換スタート信号により制御され
る様に構成されたもので有っても良い。
【0116】更に、本発明に於ける当該動作クロック信
号選択手段7は、更に、当該演算制御部(CPU)部3
からのクロック信号によって制御される様に構成された
もので有っても良い。
【0117】尚、本発明に於ける当該動作クロック信号
選択手段7の出力信号は、当該ON時間設定手段6及び
当該制御信号生成回路部4を制御する制御信号である事
が望ましい。
【0118】一方、本発明に於ける当該ON時間設定手
段6の出力信号は、当該制御信号生成回路部4を制御す
る制御信号である事が望ましい。
【0119】上記した本発明の他の態様としては、コン
ピューター機器と接続可能に構成された抵抗分割型情報
入力機器であって、当該情報入力機器に於けるタッチパ
ネル部は、当該コンピューター機器の演算制御部(CP
U)部及び適宜の表示装置と電気的に接続されると共
に、当該演算制御部(CPU)部により制御されるタッ
チパネル制御部によって制御される様に構成されている
と共に、当該タッチパネル制御部は、当該演算制御部
(CPU)部によって制御される回路制御レジスタ部
と、コンピューター機器の演算制御部(CPU)部に接
続されると共に当該演算制御部(CPU)部によって制
御される、当該抵抗分割型情報入力機器に於ける当該タ
ッチパネル部を制御する制御信号生成回路部とを含んで
いる抵抗分割型情報入力機器に於いて、当該回路制御レ
ジスタ部に、少なくとも動作周波数及びトランジスタO
N時間の何れかを設定する第1の工程、当該演算制御部
(CPU)部が当該制御信号生成回路部に対して当該タ
ッチパネル部のモニターを開始する様に指示する第2の
工程、当該タッチパネル部の所定の位置が押圧される事
によって、当該演算制御部(CPU)部は、当該タッチ
パネル部の所定の位置が押圧された事を認識する第3の
工程、当該第3の工程に於いて認識された当該タッチパ
ネル部の所定の位置の押圧情報に基づいて、当該演算制
御部(CPU)部が、当該制御信号生成回路部に対して
A/D変換操作を開始させる為のA/D変換開始信号を
送信する第4の工程、当該制御信号生成回路部は、当該
A/D変換後におけるデジタルデータを取り込む第5の
工程、及び当該第5の工程によって得られた、デジタル
情報から当該タッチパネル部が押圧された部位の位置座
標を求め、且つその結果を適宜の表示手段に表示する第
6の工程とから構成されている抵抗分割型タッチパネル
部を含む情報入力機器の操作方法である。
【0120】次に、本発明に於ける当該情報入力機器1
の全体の構成に付いて、より詳細に説明するならば、図
2は本発明の一例である携帯型のタッチパネル部端末1
を外部コンピュータ機器に接続する接続状態の説明図で
ある。
【0121】図示の外観図は、ノート型パーソナルコン
ピュータ10に本発明の端末1をPCMCIAカードス
ロット403に挿入する状態を示している。 ノート型
パーソナルコンピュータ10はPCMCIA規格に準拠
した68PINのオスコネクタをPCMCIAカードス
ロット403の内部に設けている。
【0122】そして、本発明の端末1は、PCMCIA
規格に準拠した68PINのメスコネクタ404を有し
ており、メスコネクタ404側をPCMCIAカードス
ロット403に挿入することで、ノート型パーソナルコ
ンピュータ401のオスコネクタと接続することができ
る。
【0123】なお、上述の説明では、外部コンピュータ
機器としてノート型パーソナルコンピュータを用いてい
るが、PCMCIAスロットを備えたものであれば、デ
ィスクトップ型パーソナルコンピュータを使用してもよ
い。
【0124】図14は本発明のタッチパネル部端末と、
シリアルインターフェース装置と、外部コンピュータ機
器と、ノート型パソコンとの接続関係の説明図である。
本発明のタッチパネル端末は図2で説明したようにPC
MCIAインターフェースを介してノート型パソコンに
挿入され、その内部データを取り出して使用するが、さ
らに、後述するシリアルインターフェース装置を介して
外部コンピュータ機器に接続し、その内部データを取り
出して使用することもできる。
【0125】図15は、図1に示す本発明のタッチパネ
ル端末のより詳細な回路ブロック図の一例を示すブロッ
クダイアグラムである。
【0126】図15において、本発明のタッチパネル部
を含む端末1は、プログラムROM2と、ワークRAM
603と、データストレージ用メモリ604と、入力キ
ー605と、内蔵電池606と、抵抗分割型タッチパネ
ル部と 中央演算装置(以下、CPUと称する)608
と、電源回路609と、PCMCIA規格メスコネクタ
610と、専用IC(ASIC:Applicatio
n SpecificIntegrated Circ
uit)611と、で構成される。
【0127】尚、当該専用IC611には、図1で示さ
れるタッチパネル制御部20が含まれているものであ
る。
【0128】プログラム用ROM602とワークRAM
603及びデータストレージメモリ604のアドレスバ
ス、データバス及びメモリ制御信号線は、CPU608
と、切換制御/制御信号切換/タッチパネル制御/シリ
アル信号切換回路等を含む専用IC611に接続され、
更にタッチパネル部2は専用IC611に接続され、電
源回路609は内蔵電池606に接続されて端末1の全
体に電源を供給する。ユーザにより操作される入力キー
605はCPU608と専用IC611に接続されてい
る。また、CPU608にはブザー617が接続されて
いる。
【0129】専用IC611には図16に示すように外
部コンピュータ機器612と接続するPCM6CIA規
格メスコネクタ610が接続されている。
【0130】さらに専用IC611は、タッチパネル回
路部2を制御する制御回路と、外部コンピュータ機器か
ら入力する信号によって切換信号を出力する切換制御回
路と、外部コンピュータ機器からデータストレージ用メ
モリ604にアクセスするために、切換信号によりCP
U608から出力されるアドレスバス、データバス及び
メモリ制御信号線を、外部コンピュータ機器から出力さ
れるアドレスバス、データバス及びメモリ制御信号線に
切り換えるための制御信号切換回路と、を有している。
上記の各回路は専用のIC回路として一体的に構成され
ている。
【0131】図16は本発明に於ける一具体的として、
タッチパネル部2を含む端末1が外部コンピュータ機器
612と接続した状態を説明する回路ブロック図であ
る。
【0132】この回路ブロック図では、当該端末1のP
CMCIA規格メスコネクタ610が、外部コンピュー
タ機器612のPCMCIA規格オスコネクタ(図2参
照)と接続されていることを示す。
【0133】図示の信号線群614は、外部コンピュー
タ機器612が出力するデータバス、アドレスバス及び
メモリ制御信号線を示しており、専用IC611を介し
て携帯端末601内部のデータストレージ用メモリ60
4のデータバス、アドレスバス及びメモリ制御信号線に
接続される。
【0134】ユーザが外部コンピュータ機器に携帯端末
を挿入することにより、当該端末1のPCMCIA規格
メスコネクタ610が外部コンピュータ機器612に接
続されると、PCMCIA規格メスコネクタ610を介
して、外部コンピュータ機器612から入力される電源
信号613によって、専用IC611内の切換制御回路
は切換信号を出力し、これを受けた専用IC611内の
制御信号切換回路はCPU608から出力されるアドレ
スバス、データバス及びメモリ制御信号線を、外部コン
ピュータ機器612から出力されるアドレスバス、デー
タバス及びメモリ制御信号線に切り換える。その結果、
データストレージ用メモリ604に対するCPU608
のアクセスは中止され、外部コンピュータ機器612か
らアクセスできるようになる。
【0135】また、ユーザが当該端末1を外部コンピュ
ータ機器612から抜去すると、電源信号613はオー
プンになり、専用IC611内の切換制御回路は切換信
号を出力し、これを受け取った制御信号切換回路が、外
部コンピュータ機器612から出力されるアドレスバ
ス、データバス及びメモリ制御信号線を、CPU608
から出力されるアドレスバス、データバス及びメモリ制
御信号線に切り換える。その結果、データストレージ用
メモリ604に対する外部コンピュータ機器612のア
クセスは中止され、CPU608からアクセスできるよ
うになる。
【0136】なお、上述の説明では、当該端末1と外部
コンピュータ機器612との接続検出に電源信号を用い
ているが、電源信号の代わりに他の出力信号を用いるこ
ともできる。
【0137】本発明に於ける更に別の態様としては、コ
ンピューター機器と接続可能に構成された抵抗分割型情
報入力機器であって、当該情報入力機器に於けるタッチ
パネル部は、当該コンピューター機器の演算制御部(C
PU)部及び適宜の表示装置と電気的に接続されると共
に、当該演算制御部(CPU)部により制御されるタッ
チパネル制御部によって制御される様に構成されている
と共に、当該タッチパネル制御部は、当該演算制御部
(CPU)部によって制御される回路制御レジスタ部
と、コンピューター機器の演算制御部(CPU)部に接
続されると共に当該演算制御部(CPU)部によって制
御される、当該抵抗分割型情報入力機器に於ける当該タ
ッチパネル部を制御する制御信号生成回路部とを含んで
いる抵抗分割型情報入力機器に於いて、当該回路制御レ
ジスタ部に、少なくとも動作周波数及びトランジスタO
N時間の何れかを設定する第1の工程、当該演算制御部
(CPU)部が当該制御信号生成回路部に対して当該タ
ッチパネル部のモニターを開始する様に指示する第2の
工程、当該タッチパネル部の所定の位置が押圧される事
によって、当該演算制御部(CPU)部は、当該タッチ
パネル部の所定の位置が押圧された事を認識する第3の
工程、当該第3の工程に於いて認識された当該タッチパ
ネル部の所定の位置の押圧情報に基づいて、当該演算制
御部(CPU)部が、当該制御信号生成回路部に対して
A/D変換開始させる為のA/D変換開始信号を送信す
る第4の工程、当該制御信号生成回路部は、当該A/D
変換後におけるデジタルデータを取り込む第5の工程、
及び当該第5の工程によって得られた、デジタル情報か
ら当該タッチパネル部が押圧された部位の位置座標を求
め、且つその結果を適宜の表示手段に表示する第6の工
程とから構成されている抵抗分割型情報入力機器の操作
方法をコンピュータに実行させる為のプログラムを記録
した記録媒体である。
【0138】
【発明の効果】本発明に係る当該情報入力機器、情報入
力機器の制御方法は、以上説明したような技術構成を採
用しているので、パソコン或いはタッチパネル部特に抵
抗分割型タッチパネル部を含む情報入力機器の何れかで
も代わった場合、或いは当該タッチパネル部の使用モー
ドが変更された場合で有っても、当該パソコンとタッチ
パネル部との間の互換性を維持する事が出来、然も消費
電力の消耗を極力低下せしめる事が出来る抵抗分割型タ
ッチパネル部を含む情報入力機器及び当該情報入力機器
の制御方法が容易に得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る情報入力機器の回路構成
の一例を示すブロックダイアグラムである。
【図2】図2は、本発明に係る当該情報入力機器の使用
例の概略を説明する斜視図である。
【図3】図3は、本発明に係る当該抵抗分割型タッチパ
ネル部及びA/Dコンバーターとの接続状態の一具体的
を示す回路図である。
【図4】図4は、本発明に係る当該情報入力機器に於け
る回路制御レジスタ部の一具体的の構成を示すブロック
ダイアグラムである。
【図5】図5は、本発明に於て使用される回路制御レジ
スタ部の回路制御レジスタ構成例を示す図である。
【図6】図6は、本発明に於て使用される動作クロック
信号選択手段の一具体的の構成を示すブロックダイアグ
ラムである。
【図7】図7は、本発明に於て使用されるトランジスタ
のON時間設定手段の一具体的の構成を示すブロックダ
イアグラムである。
【図8】図8は、本発明に於て使用される制御信号生成
回路の一具体的の構成を示すブロックダイアグラムであ
る。
【図9】図9は、本発明に於ける当該タッチパネル制御
部に於ける制御波形の一例を示すグラフである。
【図10】図10は、本発明に於ける当該タッチパネル
制御部に於ける制御波形の他の例を示すグラフである。
【図11】図11は、本発明に於ける当該タッチパネル
制御部に於ける制御波形の別の例を示すグラフである。
【図12】図12は、本発明に於ける当該タッチパネル
制御部に於ける制御波形の更に他の例を示すグラフであ
る。
【図13】図13は、本発明に係る当該情報入力機器の
制御に際して、制御信号生成回路部に於ける操作手順の
一具体的を説明するフローチャートである。
【図14】図14は本発明の携帯端末と、シリアルイン
ターフェース装置と、外部コンピュータ機器と、ノート
パソコンとの接続状態の説明図である。
【図15】図15は、本発明に係る当該抵抗分割型タッ
チパネル部を含む情報入力機器の一具体的の構成を詳細
に説明したブロックダイアグラムである。
【図16】図16は、本発明に係る当該抵抗分割型タッ
チパネル部を含む情報入力機器の他の具体的の構成を詳
細に説明したブロックダイアグラムである。
【符号の説明】
1…抵抗分割型情報入力機器 2…タッチパネル部 3、608…演算制御部(CPU)部 4…制御信号生成回路部 5…回路制御レジスタ部 6…ON時間設定手段 7…動作クロック信号選択手段 10、612…外部コンピュータ機器 20、611…タッチパネル制御部 21、22…抵抗膜 23…A/Dコンバーター 403…PCMCIA規格カードスロット 404…PCMCIA規格の68PINメスコネクタ

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピューター機器と接続可能に構成さ
    れた抵抗分割型情報入力機器であって、当該情報入力機
    器に於けるタッチパネル部は、当該コンピューター機器
    の演算制御部(CPU)部と電気的に接続されると共
    に、当該演算制御部(CPU)部により制御されるタッ
    チパネル制御部によって制御される様に構成されている
    事を特徴とする抵抗分割型情報入力機器。
  2. 【請求項2】 当該抵抗分割型情報入力機器に於ける当
    該タッチパネル制御部は、コンピューター機器側若しく
    は当該抵抗分割型情報入力機器側の何れかに設けられて
    いる事を特徴とする請求項1記載の抵抗分割型情報入力
    機器。
  3. 【請求項3】 当該タッチパネル制御部は、当該コンピ
    ューター機器に設けられた演算制御部(CPU)部に接
    続されると共に当該演算制御部(CPU)部によって制
    御される回路制御レジスタ部とコンピューター機器の演
    算制御部(CPU)部に接続されると共に当該演算制御
    部(CPU)部によって制御される、当該抵抗分割型情
    報入力機器に於ける当該タッチパネル部を制御する制御
    信号生成回路部とを含んでいる事を特徴とする請求項1
    又は2に記載の抵抗分割型情報入力機器。
  4. 【請求項4】 当該タッチパネル制御部は、少なくと
    も、当該抵抗分割型情報入力機器に於いて使用されるト
    ランジスタのON時間を調整する機能を有している事を
    特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の抵抗分割型
    情報入力機器。
  5. 【請求項5】 当該タッチパネル制御部は、少なくと
    も、当該抵抗分割型情報入力機器に於いて使用される動
    作クロック信号を調整する機能を有している事を特徴と
    する請求項1乃至3の何れかに記載の抵抗分割型情報入
    力機器。
  6. 【請求項6】 当該タッチパネル制御部は、少なくと
    も、当該抵抗分割型情報入力機器に於いて使用される動
    作クロック信号を調整する機能及び当該抵抗分割型情報
    入力機器に於いて使用されるトランジスタのON時間を
    調整する機能を有している事を特徴とする請求項1乃至
    3の何れかに記載の抵抗分割型情報入力機器。
  7. 【請求項7】 当該タッチパネル制御部は、少なくとも
    当該タッチパネル部を含む情報入力機器に於いて使用さ
    れるトランジスタのON時間設定手段と動作クロック信
    号選択手段の何れかを含んでいる事を特徴とする請求項
    4乃至6の何れかに記載の抵抗分割型情報入力機器。
  8. 【請求項8】 当該回路制御レジスタ部は、少なくとも
    複数の当該トランジスタのON時間群から一つの当該ト
    ランジスタのON時間を選択して設定できるON時間設
    定手段及び複数の当該動作クロック信号群から一つの当
    該動作クロック信号選択信号を選択して設定出来る動作
    クロック信号選択手段との何れかを含んでいる事を特徴
    とする請求項1乃至7の何れかに記載の抵抗分割型情報
    入力機器。
  9. 【請求項9】 当該トランジスタのON時間設定手段
    は、当該回路制御レジスタ部から出力される当該トラン
    ジスタのON時間選択信号により制御される事を特徴と
    する請求項1乃至8の何れかに記載の抵抗分割型情報入
    力機器。
  10. 【請求項10】 当該動作クロック信号選択手段は、当
    該回路制御レジスタ部から出力される当該動作クロック
    選択信号により制御される事を特徴とする請求項1乃至
    8の何れかに記載の抵抗分割型情報入力機器。
  11. 【請求項11】 当該トランジスタのON時間設定手段
    は、更に、当該制御信号生成回路部から出力される変換
    スタート信号により制御されるものである事を特徴とす
    る請求項9記載の抵抗分割型情報入力機器。
  12. 【請求項12】 当該動作クロック信号選択手段は、更
    に、当該演算制御部(CPU)部からのクロック信号に
    よって制御されるものである事を特徴とする請求項10
    記載の抵抗分割型情報入力機器。
  13. 【請求項13】 当該動作クロック信号選択手段の出力
    信号は、当該ON時間設定手段及び当該制御信号生成回
    路部を制御する制御信号である事を特徴とする請求項1
    乃至12の何れかに記載の抵抗分割型情報入力機器。
  14. 【請求項14】 当該ON時間設定手段の出力信号は、
    当該制御信号生成回路部を制御する制御信号である事を
    特徴とする請求項1乃至12の何れかに記載の抵抗分割
    型情報入力機器。
  15. 【請求項15】 コンピューター機器と接続可能に構成
    された抵抗分割型情報入力機器に於ける抵抗分割型タッ
    チパネル部を、当該コンピューター機器の演算制御部
    (CPU)部と電気的に接続すると共に、当該演算制御
    部(CPU)部により制御されるタッチパネル制御部に
    よって制御する様に構成されている事を特徴とする抵抗
    分割型タッチパネル部の制御方法。
  16. 【請求項16】 当該抵抗分割型情報入力機器に於ける
    当該タッチパネル制御部を、コンピューター機器側若し
    くは当該抵抗分割型情報入力機器側の何れかに設ける事
    を特徴とする請求項15記載の抵抗分割型タッチパネル
    部の制御方法。
  17. 【請求項17】 当該タッチパネル制御部を、当該コン
    ピューター機器に設けられた演算制御部(CPU)部に
    接続すると共に、当該演算制御部(CPU)部によって
    制御される回路制御レジスタ部とコンピューター機器の
    演算制御部(CPU)部にも接続し、且つ当該演算制御
    部(CPU)部によって制御される、当該抵抗分割型情
    報入力機器に於ける当該タッチパネル部を制御する制御
    信号生成回路部とを設ける事を特徴とする請求項15又
    は16に記載の抵抗分割型タッチパネル部の制御方法。
  18. 【請求項18】 当該タッチパネル制御部に、少なくと
    も、当該抵抗分割型情報入力機器に於いて使用されるト
    ランジスタのON時間を調整する機能を付与する事を特
    徴とする請求項15乃至17の何れかに記載の抵抗分割
    型タッチパネル部の制御方法。
  19. 【請求項19】 当該タッチパネル制御部に、少なくと
    も、当該抵抗分割型タッチパネル部に於いて使用される
    動作クロック信号を調整する機能を付与する事を特徴と
    する請求項15乃至18の何れかに記載の抵抗分割型タ
    ッチパネル部の制御方法。
  20. 【請求項20】 当該タッチパネル制御部に、少なくと
    も、当該抵抗分割型情報入力機器に於いて使用される動
    作クロック信号を調整する機能及び当該抵抗分割型情報
    入力機器に於いて使用されるトランジスタのON時間を
    調整する機能を付与する事を特徴とする請求項15乃至
    19の何れかに記載の抵抗分割型タッチパネル部の制御
    方法。
  21. 【請求項21】 当該回路制御レジスタ部は、少なくと
    も複数の当該トランジスタのON時間群から一つの当該
    トランジスタのON時間を選択するか又は、複数の当該
    動作クロック信号群から一つの当該動作クロック信号を
    選択するかの何れかの操作を実行する特徴とする請求項
    15乃至20の何れかに記載の抵抗分割型タッチパネル
    部の制御方法。
  22. 【請求項22】 当該トランジスタのON時間設定手段
    を、当該回路制御レジスタ部から出力される当該トラン
    ジスタのON時間選択信号により制御する事を特徴とす
    る請求項15乃至21の何れかに記載の抵抗分割型タッ
    チパネル部の制御方法。
  23. 【請求項23】 当該動作クロック信号選択手段を、当
    該回路制御レジスタ部から出力される当該動作クロック
    選択信号により制御する事を特徴とする請求項15乃至
    22の何れかに記載の抵抗分割型タッチパネル部の制御
    方法。
  24. 【請求項24】 当該トランジスタのON時間設定手段
    は、更に、当該制御信号生成回路部から出力される変換
    スタート信号により制御される事を特徴とする請求項2
    2記載の抵抗分割型タッチパネル部の制御方法。
  25. 【請求項25】 当該動作クロック信号選択手段は、更
    に、当該演算制御部(CPU)部からのクロック信号に
    よって制御されるものである事を特徴とする請求項23
    記載の抵抗分割型タッチパネル部の制御方法。
  26. 【請求項26】 当該動作クロック信号選択手段の出力
    信号は、当該ON時間設定手段及び当該制御信号生成回
    路部を制御する制御信号である事を特徴とする請求項1
    5乃至25の何れかに記載の抵抗分割型タッチパネル部
    の制御方法。
  27. 【請求項27】 当該ON時間設定手段の出力信号は、
    当該制御信号生成回路部を制御する制御信号である事を
    特徴とする請求項15乃至26の何れかに記載の抵抗分
    割型タッチパネル部の制御方法。
  28. 【請求項28】 コンピューター機器と接続可能に構成
    された抵抗分割型情報入力機器であって、当該情報入力
    機器に於けるタッチパネル部は、当該コンピューター機
    器の演算制御部(CPU)部及び適宜の表示装置と電気
    的に接続されると共に、当該演算制御部(CPU)部に
    より制御されるタッチパネル制御部によって制御される
    様に構成されていると共に、当該タッチパネル制御部
    は、当該演算制御部(CPU)部によって制御される回
    路制御レジスタ部と、コンピューター機器の演算制御部
    (CPU)部に接続されると共に当該演算制御部(CP
    U)部によって制御される、当該抵抗分割型情報入力機
    器に於ける当該タッチパネル部を制御する制御信号生成
    回路部とを含んでいる抵抗分割型情報入力機器に於い
    て、当該回路制御レジスタ部に、少なくとも動作周波数
    及びトランジスタON時間の何れかを設定する第1の工
    程、当該演算制御部(CPU)部が当該制御信号生成回
    路部に対して当該タッチパネル部のモニターを開始する
    様に指示する第2の工程、当該タッチパネル部の所定の
    位置が押圧される事によって、当該演算制御部(CP
    U)部は、当該タッチパネル部の所定の位置が押圧され
    た事を認識する第3の工程、当該第3の工程に於いて認
    識された当該タッチパネル部の所定の位置の押圧情報に
    基づいて、当該演算制御部(CPU)部が、当該制御信
    号生成回路部に対してA/D変換開始させる為のA/D
    変換開始信号を送信する第4の工程、当該制御信号生成
    回路部は、当該A/D変換後におけるデジタルデータを
    取り込む第5の工程、及び当該第5の工程によって得ら
    れた、デジタル情報から当該タッチパネル部が押圧され
    た部位の位置座標を求め、且つその結果を適宜の表示手
    段に表示する第6の工程とから構成されている特徴とす
    る抵抗分割型情報入力機器の操作方法。
  29. 【請求項29】 コンピューター機器と接続可能に構成
    された抵抗分割型情報入力機器であって、当該情報入力
    機器に於けるタッチパネル部は、当該コンピューター機
    器の演算制御部(CPU)部及び適宜の表示装置と電気
    的に接続されると共に、当該演算制御部(CPU)部に
    より制御されるタッチパネル制御部によって制御される
    様に構成されていると共に、当該タッチパネル制御部
    は、当該演算制御部(CPU)部によって制御される回
    路制御レジスタ部と、コンピューター機器の演算制御部
    (CPU)部に接続されると共に当該演算制御部(CP
    U)部によって制御される、当該抵抗分割型情報入力機
    器に於ける当該タッチパネル部を制御する制御信号生成
    回路部とを含んでいる抵抗分割型情報入力機器に於い
    て、当該回路制御レジスタ部に、少なくとも動作周波数
    及びトランジスタON時間の何れかを設定する第1の工
    程、当該演算制御部(CPU)部が当該制御信号生成回
    路部に対して当該タッチパネル部のモニターを開始する
    様に指示する第2の工程、当該タッチパネル部の所定の
    位置が押圧される事によって、当該演算制御部(CP
    U)部は、当該タッチパネル部の所定の位置が押圧され
    た事を認識する第3の工程、当該第3の工程に於いて認
    識された当該タッチパネル部の所定の位置の押圧情報に
    基づいて、当該演算制御部(CPU)部が、当該制御信
    号生成回路部に対してA/D変換開始させる為のA/D
    変換開始信号を送信する第4の工程、当該制御信号生成
    回路部は、当該A/D変換後におけるデジタルデータを
    取り込む第5の工程、及び当該第5の工程によって得ら
    れた、デジタル情報から当該タッチパネル部が押圧され
    た部位の位置座標を求め、且つその結果を適宜の表示手
    段に表示する第6の工程とから構成されている抵抗分割
    型情報入力機器の操作方法をコンピュータに実行させる
    為のプログラムを記録した記録媒体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7612818B2 (en) 2004-03-29 2009-11-03 Toshiba Matsushita Display Technology Co., Ltd. Input sensor containing display device and method for driving the same

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