JP2001306044A - ディスプレイ装置 - Google Patents

ディスプレイ装置

Info

Publication number
JP2001306044A
JP2001306044A JP2000116271A JP2000116271A JP2001306044A JP 2001306044 A JP2001306044 A JP 2001306044A JP 2000116271 A JP2000116271 A JP 2000116271A JP 2000116271 A JP2000116271 A JP 2000116271A JP 2001306044 A JP2001306044 A JP 2001306044A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
remote control
display device
receiving
reception
area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000116271A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Nishigaki
博史 西垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Funai Electric Co Ltd filed Critical Funai Electric Co Ltd
Priority to JP2000116271A priority Critical patent/JP2001306044A/ja
Publication of JP2001306044A publication Critical patent/JP2001306044A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Television Systems (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 近くで鑑賞する事を禁止可能ないわゆるチャ
イルドロック機能を有するディスプレイ装置を提供す
る。 【構成】 リモートコントロール送信機(図示省略)か
らのリモートコントロール信号を受信する受信部200
と、この受信部200からの前記リモートコントロール
信号を判断してこのリモートコントロール信号に基づい
た制御を行う制御部(図示省略)とを備えて、前記リモ
ートコントロール送信機によって遠隔操作されるディス
プレイ装置であって、前記受信部200は、受信指向性
を有する同一受信感度の2つの受信センサ210を備
え、且つ2つの前記受信センサ210で受信可能な共通
受信エリア1000を、前記ディスプレイ装置の前面か
ら一定距離以上離れたディスプレイ装置の鑑賞に適した
エリア内のみに設けるように配置し、前記制御部300
は2つの前記受信センサ210で同一のタイミングで受
信された信号が同一であると判断したとき前記制御を行
うモードを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リモートコントロ
ール送信機で遠隔操作されるテレビジョン受像機、モニ
ター装置、プロジェクタ等のディスプレイ装置に関する
もので、特に、近くで鑑賞する事等を禁止可能な機能を
有するものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のディスプレイ装置で、近くで鑑賞
する事を禁止可能な機能を有するものは特に見当たらな
い。
【0003】なお、本願発明とは異なるものの、構成が
比較的近いように見えるものとしては、実開平4−76
744号公報において開示されたリモートコントロール
送信機で遠隔操作される電子機器がある。この電子機器
は、リモートコントロール送信機からのリモートコント
ロール信号を受信部で受信し、その受信信号に基づいて
制御が行われるように構成されたものであって、前記信
号を受信する感度が異なる受光センサを複数個配設して
構成された受信部と、前記複数の受光センサのそれぞれ
から導出される出力信号のいずれか1つを選択し、これ
を次段に設けられているリモートコントロール信号受信
回路に供給する切り換えスイッチとを備えたものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のディスプレイ装
置は、近くで鑑賞しようとしても何も妨げる機能がな
く、特に子供に対して、以前より問題となっていた視力
の悪化や、最近ニュース等で取り上げられ問題となって
きた「てんかん」等を発病することがまれにあることに
対する対策が施されていない。
【0005】本発明の主たる目的は、近くで鑑賞する事
を禁止可能ないわゆるチャイルドロック機能を有するデ
ィスプレイ装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明の請求項1に係るディスプレイ装置は、リモ
ートコントロール送信機からのリモートコントロール信
号を受信する受信部と、この受信部からの前記リモート
コントロール信号を判断してこのリモートコントロール
信号に基づいた制御を行う制御部とを備えて、前記リモ
ートコントロール送信機によって遠隔操作されるディス
プレイ装置において、前記受信部は、受信指向性を有す
る同一受信感度の複数の受信センサを備え、且つ全ての
前記受信センサで受信可能な共通受信エリアを、前記デ
ィスプレイ装置の前面から一定距離以上離れたエリア内
のみに設けるように配置し、前記制御部は全ての前記受
信センサで同一のタイミングで受信された信号が同一で
あると判断したとき前記制御を行うモードを有する。
【0007】本発明の請求項2に係るディスプレイ装置
は、請求項1記載のディスプレイ装置において、前記一
定距離以上離れたエリアは前記ディスプレイ装置の鑑賞
に適したエリアである。
【0008】本発明の請求項3に係るディスプレイ装置
は、請求項1または2記載のディスプレイ装置におい
て、前記受信センサは、前記ディスプレイ装置の両端側
に設けられている。
【0009】本発明の請求項4に係るディスプレイ装置
は、請求項1、2または3記載のディスプレイ装置にお
いて、前記制御部は、いずれかの前記受信センサで前記
リモートコントロール信号を受信したとき、前記リモー
トコントロール信号に基づいた制御を行うモードも有す
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
ディスプレイ装置を図1〜図3を参照しつつ説明する。
図1は本発明の実施の形態に係るディスプレイ装置に設
けられた受信部の共通受信エリア等を示す概略説明図、
図2は本発明の実施の形態に係るディスプレイ装置を示
す概略的ブロック図、図3は本発明の実施の形態に係る
ディスプレイ装置の一部を示す図であって、同図(A)
は本体の概略的正面図、同図(B)は受信センサの概略
的斜視図である。
【0011】本発明の実施の形態に係るディスプレイ装
置は、テレビジョン受像機であって、リモートコントロ
ール送信機100と、このリモートコントロール送信機
100によって遠隔操作される本体10とからなる。
【0012】本体10には、リモートコントロール送信
機100からのリモートコントロール信号を受信する受
信部200と、この受信部200からの前記リモートコ
ントロール信号を判断してこのリモートコントロール信
号に基づいた制御を行う制御部300と、この制御部3
00によって制御される被制御部500と、制御部30
0に対して指示を出すための本体側操作ボタン600
と、メイン電源スイッチ(図示省略)とが備えられてい
る。被制御部500は、表示部510(図3参照)、チ
ューナ(図示省略)、アンプ(図示省略)、電源(図示
省略)等の一般的なものである。表示部510はCRT
装置、LCD、またはプラズマディスプレイ等である。
【0013】本発明の実施の形態に係るディスプレイ装
置は、前記リモートコントロール送信機100と受信部
200と制御部300とが従来のものと異なり後述のよ
うになっていることで、表示部510で表示された映像
を近くで鑑賞する事を禁止可能ないわゆるチャイルドロ
ック機能を有する。このチャイルドロック機能は、特に
子供が表示部510の近くで鑑賞したときに近視、てん
かん等の原因となりやすいため且つ特に子供がリモート
コントロール送信機100を使用したとき有効に機能さ
せられるので、以下このようにも呼ぶが、もちろん子供
以外にも有効である。
【0014】また、リモートコントロール送信機100
の操作位置と、そのリモートコントロール送信機100
を操作するユーザの前記鑑賞位置とは、表示部510か
らの距離にすればほぼ同位置で、むしろ前記操作位置の
方が前記鑑賞位置よりもやや本体10に近いことがほと
んどであると考えてもよいとの前提に立ったものであ
る。
【0015】リモートコントロール送信機100は、従
来のものと同様に電源オン/オフキー、テンキー、チャ
ンネルアップキー、チャンネルダウンキー、音量アップ
キー、音量ダウンキー、ビデオ/テレビのモード切り換
えキー等のキーと、これらのキーが操作されることによ
りリモートコントロール信号を生成するマイコンと、こ
のマイコンで生成されたリモートコントロール信号によ
り発光する発光部とを備える。
【0016】ただし、前記キーのうちの一部のキーは、
後述するようにチャイルドロック機能の設定または解除
するための指示をするためにも使用される。
【0017】リモートコントロール送信機100は、後
述の受信センサ210に対応させて、指向性をある程度
従来よりも高めるための円筒状のカバー(図示省略)を
前記発光部(通常、赤外発光素子)の前方周囲側に設け
ている。ただし、このカバーを付加後の指向性は、リモ
ートコントロール送信機100が、後述の共通受信エリ
ア1000にあるとき、2つの受信センサ210が同時
にリモートコントロール信号を受けることができるよう
には当然している。前記円筒状のカバーを設けたこと
で、発光部の光軸寄りの発光出力の高い部分を使用する
ことになる。
【0018】受信部200は、受信指向性を有する同一
受信感度の2つの受信センサ210を備えている。
【0019】受信センサ210は、一般的なリモコン受
光ユニット211と、このリモコン受光ユニット211
の前方両側面側にそれぞれ設けた遮蔽板212とを備え
ている。リモコン受光ユニット211の前面には受光窓
211aが設けられている。この受光窓211aには図
示しない受光素子の受光面が配置されている。
【0020】受信センサ210は、前記遮蔽板212を
設けたことにより、左右方向の受信指向性のみを従来よ
りも高めている。前記左右にのみ遮蔽板212を設けた
のは、特に上下方向の受信指向性を高める必要性がない
からである。遮蔽板212を設けたのは、後述の共通受
信エリア1000が、受信感度が低めとなるリモコン受
光ユニット211の受光素子の光軸から離れた領域を使
用しない方がよりよいからである。そのために、受信感
度が高い前記光軸寄りのエリアのみを受信可能とすべく
遮蔽板212を設けている。
【0021】受信センサ210のリモコン受光ユニット
211は、その正面が本体10において正面方向に向け
て設けられているが、前記遮蔽板212は図1に示され
るようにやや内側に向けて設けられている。2つの受信
センサ210の共通受信エリア1000をディスプレイ
装置の少なくとも前方中央寄り一帯に形成するためであ
る。
【0022】受信部200は、前記2つの受信センサ2
10で受信可能な共通受信エリア1000を、前記ディ
スプレイ装置の前面からディスプレイ装置の鑑賞に適し
た一定距離以上離れたエリア内のみに設けるように、図
3(A)に示すように本体10の両端側に配置してい
る。前記両端側とは、表示部510の周囲に設けられた
枠部700の縦枠部710の高さ方向の中央部である。
この位置に受信センサ210を備えるのは、共通受信エ
リア1000を前記一定距離以上離れたエリア内のみに
設けた上で、共通受信エリア1000の範囲をできるだ
け広く確保するのに適しているからである。よって、2
つの受信センサ210を備える位置としては、前記縦枠
部710の高さ方向の中央部以外に前記縦枠部710内
であればよく、共通受信エリア1000の範囲がやや狭
まるものの横枠部720でも可能である。
【0023】なお、前記ディスプレイ装置の鑑賞に適し
た一定距離とは、もちろん、特に子供が視力の悪化や、
「てんかん」等を発病しにくい距離である。
【0024】本体側操作ボタン600は、図示しないチ
ャンネルアップボタン、チャンネルダウンボタン、音量
アップボタン、音量ダウンボタン、ビデオ/テレビのモ
ード切り換えボタン等といった一般的な操作ボタンであ
る。
【0025】本体側操作ボタン600のうちの一部の操
作ボタンは、後述するようにチャイルドロック機能の設
定または解除するための指示をするためにも使用され
る。
【0026】制御部300は、チャイルドロック機能の
ための制御を含め本体10の総合的な制御をするもので
あって、マイコンまたはASIC等からなる。制御部3
00は、CPU部と不揮発性メモリ等のメモリ部等とを
有している。
【0027】制御部300は、2つの受信センサ210
で同一のタイミングで受信された信号が同一であると判
断したときリモートコントロール信号に基づいた制御を
行う第1のモードを有する。また、いずれか一方の受信
センサ210でリモートコントロール信号を受信したと
き、前記リモートコントロール信号に基づいた制御を行
う第2のモードも有する。前記第1のモードはチャイル
ドロック機能が設定されているときのものであり、前記
第2のモードはチャイルドロック機能が解除されている
ときのものである。
【0028】制御部300は、リモートコントロール送
信機100から前記チャイルドロック機能設定のための
所定のリモートコントロール信号を受けるか又は前記本
体10に設けられた前記所定の本体側操作ボタン600
からのチャイルドロック機能設定のための信号を受ける
と、前記不揮発性メモリにチャイルドロック機能設定済
を示すフラグを立てる。一方、リモートコントロール送
信機100から前記チャイルドロック機能解除のための
所定のリモートコントロール信号を受けるか又は前記本
体10に設けられた前記所定の本体側操作ボタン600
からのチャイルドロック機能解除のための信号を受ける
と、前記フラグが立っていない状態となる。
【0029】制御部300は、前記フラグが立っている
とき(即ちチャイルドロック機能設定済のとき)には、
前記第1のモードとなって、2つの受信センサ210
で、それぞれ同一のタイミングで受信された信号が同一
(同一コード)であると判断すると、リモートコントロ
ール信号に基づいた制御を行うのである。この第1のモ
ードのときには、制御部300は、チャイルドロック機
能のために、2つの受信センサ200で同一のタイミン
グで受信された信号が同一でないと判断したとき、もし
一方の信号だけが前記リモートコントロール送信機10
0からのリモートコントロール信号であったとしても、
そのリモートコントロール信号に基づいた制御を行わな
いように構成されている。
【0030】一方、制御部300は、前記フラグが立っ
ていない状態のとき(即ちチャイルドロック機能が解除
されているとき)には、前記第2のモードとなって、い
ずれか一方の受信センサ210でリモートコントロール
信号を受信したとき、前記リモートコントロール信号に
基づいた制御を行うのである。
【0031】なお、同一のタイミングとは、次のことを
言う。一般的な話であるがリモートコントロール信号
は、誤動作防止のため、キー操作に基づいた一種類の信
号を複数連続して送っている。この複数連続した信号の
1セット分の時間は、制御部300が信号認識のために
少なくとも必要な時間となるため、最低限前記1セット
分の時間と下記のメモリクリアまでの時間とが前記同一
のタイミングとなる。
【0032】2つの受信センサ210から制御部300
に入力されるリモートコントロール信号または単なる外
来光ノイズは一旦、制御部300の2箇所のメモリに記
憶された後に前記CPU部で判断される。例えば、1つ
のリモートコントロール送信機100で、一方の受信セ
ンサ210にリモートコントロール信号を送った後に、
他方の受信センサ210に同じリモートコントロール信
号を送ったとしても、前記第1のモードのときには、そ
のリモートコントロール信号に基づいた制御を行わない
ように構成されている。
【0033】そのために、リモートコントロール信号ま
たは単なる外来光ノイズが制御部300に入力されて、
制御部300における割込処理が開始され、信号内容を
同一が否かを判断した後、同一であればそのリモートコ
ントロール信号に基づいた制御を被制御部500に対し
て指示するまでの間、少なくとも前記2箇所のメモリの
内容は記憶保持されるが、その後にメモリクリアされる
のである。即ち、前記2箇所のメモリは上書きはしな
い。もし、上書きすると、以前に受信したリモートコン
トロール信号を誤って認識してしまい誤動作するからで
ある。
【0034】なお、リモートコントロール送信機100
を用いてチャイルドロック機能を設定するには、前記電
源オン/オフキーで本体10の電源をオン状態とした後
に、所定のキー(例えばビデオ/テレビのモード切り換
えキー)を所定の回数押して、「チャイルドロック機能
を設定しますか」画面を表示部510に表示させた状態
で、他の所定のボタン(例えば前記音量ダウンキー)を
1回押すと設定されるようにしている。
【0035】また、リモートコントロール送信機100
を用いてチャイルドロック機能を解除するには、所定の
複数のキー(例えば前記テンキーのうちの「1」、
「4」、「7」)を同時押しすることにより行われる。
これにより、リモートコントロール送信機100で、子
供が簡単にチャイルドロック機能を解除できないように
している。前記マイコンは、前記所定の複数のキーが同
時押しされたのを検知すると、チャイルドロック機能を
解除するための所定のリモートコントロール信号を生成
するようになっている。
【0036】なお、もちろん他の通常のキー操作を行う
と、リモートコントロール送信機100の前記マイコン
では通常のリモートコントロール信号が生成される。
【0037】一方、本体側操作ボタン600でチャイル
ドロック機能の設定をするときは、所定の操作ボタン
(例えば前記ビデオ/テレビのモード切り換えボタン)
を所定の回数押して、「チャイルドロック機能を設定し
ますか」という画面を表示部510に表示させた状態
で、他の所定の操作ボタン(例えば前記音量ダウンボタ
ン)を1回押すと設定されるようにしている。
【0038】また、本体側操作ボタン600でチャイル
ドロック機能を解除するときには、所定の複数のボタン
(例えば「ビデオ/テレビのモード切り換えボタン」と
「音量ダウンボタン」)を同時押しするようになってい
る。これにより、前記本体側操作ボタンで、子供が簡単
にチャイルドロック機能を解除できないようにしてい
る。
【0039】このように構成された本発明の実施の形態
に係るディスプレイ装置は、例えば次のように動作す
る。尚、本体10は、メイン電源スイッチがオンされた
後に、リモートコントロール送信機100の指示によ
り、電源をオフ状態、即ち、リモコン指示待機状態とな
っているとする。また、チャイルドロック機能は予め設
定されていないとする。もちろん、リモートコントロー
ル送信機100のキー操作は、図1における死角エリア
900では、いずれの受信センサ210でもリモートコ
ントロール信号を受信できないため無効であることは言
うまでもない。
【0040】(1)チャイルドロック機能の設定方法 リモートコントロール送信機100で設定する場合に
は、どちらか一方の受信センサ210でのみ受信可能な
受信エリア1100または共通受信エリア100内で、
電源オンキーで電源をオンする。この後、上述した所定
の操作でチャイルドロック機能を設定すればよい。一
方、本体側操作ボタン600で設定する場合には、メイ
ン電源スイッチで電源をオンした後に、上述した所定の
操作ボタンを操作してチャイルドロック機能を設定すれ
ばよい。
【0041】(2)チャイルドロック機能が設定されて
いるときの動作 共通受信エリア1000以外で、リモートコントロール
送信機100を操作しても本体10は動作しない。した
がって、ディスプレイ装置の前面から一定距離以上離れ
た鑑賞に適したエリアでのみリモートコントロール送信
機100が操作可能となっている。即ち、鑑賞に適した
エリアでのみ電源オンしたり、チャンネル変更等ができ
るのである。ユーザは、リモートコントロール送信機1
00が操作できないエリアでは、鑑賞したくなるであろ
うから、チャイルドロック機能として有効に働くのであ
る。また、子供にチャイルドロック機能の解除方法を教
えておかなければ、チャイルドロック機能を勝手に解除
することは困難となっている。
【0042】なお、上述したように1つのリモートコン
トロール送信機100で一方の受信センサ210にリモ
ートコントロール信号を送った後に、他方の受信センサ
210に同じリモートコントロール信号を送っても本体
10は動作しない他、別の機器のリモートコントロール
送信機を使用しても誤動作することはないことは言うま
でもない。
【0043】(3)チャイルドロック機能の解除方法 リモートコントロール送信機100で解除する場合に
は、共通受信エリア1000で、電源オン/オフキーで
電源をオンする。この後、上述した所定のキー操作でチ
ャイルドロック機能を解除すればよい。一方、本体側操
作ボタン600で設定する場合には、上述した所定の操
作ボタンを操作してチャイルドロック機能を解除すれば
よい。
【0044】(4)チャイルドロック機能が解除されて
いるときの動作 共通受信エリア1000およびどちらか一方の受信セン
サ210でのみ受信可能な受信エリア1100内でリモ
ートコントロール送信機100のキー操作が有効とな
る。比較的広いエリアでリモートコントロール送信機1
00のキー操作が有効となる。
【0045】なお、本発明の実施の形態に係るディスプ
レイ装置においては、受信センサ210は、遮蔽板21
2を設けるとした。その代わりに、受信感度が低めとな
るリモコン受光ユニット211の受光素子の光軸から離
れた領域も使用するのであれば、遮蔽板212を設けな
くてもよい。遮蔽板212を設けない状態は、受信セン
サ210がリモコン受光ユニット211そのものとな
る。一般的に、リモコン受光ユニット211の受信指向
性は90°程度あるので、遮蔽板212を設けない状態
で、前記共通受信エリア100を適正に設けるならば、
リモコン受光ユニット211の前面を正面向きではなく
外側に斜めとなるように設けることになる。また、遮蔽
板212を受信指向性を高めるためだけに使用するので
あれば、遮蔽板212の代わりに受光素子のレンズの指
向性を従来よりも高める方法も可能である。
【0046】一方、リモートコントロール送信機100
についても、前記円筒状のカバーは省くことも可能であ
る。また、リモートコントロール送信機100の前記発
光部の指向性を高めたい場合は、レンズの指向性を従来
よりも高める方法も可能である。
【0047】本発明の実施の形態に係るディスプレイ装
置においては、本体側操作ボタン600の一部の操作ボ
タンが、チャイルドロック機能の設定または解除するた
めの指示をするためにも使用されるとしたが、その代わ
りに、専用設定・解除ボタンを新たに設けてももちろん
よい。リモートコントロール送信機100についても、
同様に、専用設定・解除キーを新たに設けてももちろん
よい。
【0048】また、チャイルドロック機能の設定または
解除は、本体側操作ボタン600またはリモートコント
ロール送信機100のどちらか一方だけで可能であると
してもよい。
【0049】更に、チャイルドロック機能の設定中は本
体側操作ボタン600が操作されても無効となるように
してもよい。この場合、本体側操作ボタン600を操作
すると「チャイルドロック機能の設定中につき、本体側
操作ボタンは使用出来ません。リモートコントロール送
信機をご使用ください。」とメッセージが表示部510
に表示されるようにすると好ましい。
【0050】本発明の実施の形態に係るディスプレイ装
置においては、受信部200の受信センサ210は2つ
であるとしたが、その代わりに3つ以上にしてもよい。
【0051】本発明の実施の形態に係るディスプレイ装
置は、テレビジョン受像機であるとしたが、もちろんモ
ニター装置、プロジェクタ等でも上述同様となることは
明らかであり、その説明は省略する。
【0052】本発明の実施の形態に係るディスプレイ装
置においては、前記一定距離以上離れたエリアは前記デ
ィスプレイ装置の鑑賞に適したエリアであるとしたが、
その代わりに、例えば前記一定距離以上離れたエリアは
子供等にリモートコントロール送信機を誤操作させても
よいエリアとし、前記一定距離以内のエリアはリモート
コントロール送信機を誤操作させてはいけないエリアと
してもよい。前記一定距離以内のエリアにリモートコン
トロール送信機を放置していたとしても誤って動作させ
ないようにできるからである。
【0053】本発明の実施の形態に係るディスプレイ装
置においては、チャイルドロック機能は解除可能として
いるが、その代わりに、チャイルドロック機能は製品出
荷時に既に設定されていて且つ解除できる機能を持たな
いようにしてもよい。
【0054】本発明の実施の形態に係るディスプレイ装
置においては、リモートコントロール送信機100を備
えたものとしたが、その代わりに、ディスプレイ装置に
はリモートコントロール送信機100を備えず、ユーザ
は市販のリモートコントロール送信機を使用するとして
もよい。
【0055】本発明の実施の形態に係るディスプレイ装
置においては、リモートコントロール送信機と受信部と
は光を用いているが、指向性を持たせられるものならば
よいので、光の代わりに例えば超音波を用いるようにし
てもよい。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係るディスプレイ装置は、リモートコントロール送信
機からのリモートコントロール信号を受信する受信部
と、この受信部からの前記リモートコントロール信号を
判断してこのリモートコントロール信号に基づいた制御
を行う制御部とを備えて、前記リモートコントロール送
信機によって遠隔操作されるディスプレイ装置におい
て、前記受信部は、受信指向性を有する同一受信感度の
複数の受信センサを備え、且つ全ての前記受信センサで
受信可能な共通受信エリアを、前記ディスプレイ装置の
前面から一定距離以上離れたエリア内のみに設けるよう
に配置し、前記制御部は全ての前記受信センサで同一の
タイミングで受信された信号が同一であると判断したと
き前記制御を行うモードを有する。
【0057】よって、本発明の請求項1に係るディスプ
レイ装置の場合には、前記ディスプレイ装置の前面から
一定距離以上離れたエリア内のみに前記共通受信エリア
があり、且つ前記共通受信エリアからの前記リモートコ
ントロール送信機からのリモートコントロール信号のみ
有効となる。即ち、前記ディスプレイ装置の前面から一
定距離以上離れていないエリアから、前記リモートコン
トロール送信機を用いても遠隔操作できないようにでき
る。また、通常、リモートコントロール送信機の操作位
置とユーザの位置とは、ほぼ同位置と考えてよいので、
近くで鑑賞する事を禁止可能ないわゆるチャイルドロッ
ク機能を有するディスプレイ装置を提供できる。
【0058】本発明の請求項2に係るディスプレイ装置
は、請求項1記載のディスプレイ装置において、前記一
定距離以上離れたエリアは前記ディスプレイ装置の鑑賞
に適したエリアである。
【0059】よって、本発明の請求項2に係るディスプ
レイ装置の場合には、前記一定距離以上離れたエリアは
前記ディスプレイ装置の鑑賞に適したエリアであるか
ら、近くで鑑賞する事を禁止可能ないわゆるチャイルド
ロック機能を有するディスプレイ装置を提供できる。
【0060】本発明の請求項3に係るディスプレイ装置
は、請求項1または2記載のディスプレイ装置におい
て、前記受信センサは、前記ディスプレイ装置の両端側
に設けられている。
【0061】よって、本発明の請求項3に係るディスプ
レイ装置の場合には、共通受信エリアの範囲をできるだ
け広く確保できるので、いわゆるチャイルドロック機能
を設定したときのリモートコントロール送信機のキー操
作の有効となる範囲をできるだけ広くすることができ
る。
【0062】本発明の請求項4に係るディスプレイ装置
は、請求項1、2または3記載のディスプレイ装置にお
いて、前記制御部は、いずれかの前記受信センサで前記
リモートコントロール信号を受信したとき、前記リモー
トコントロール信号に基づいた制御を行うモードも有す
る。
【0063】よって、本発明の請求項4に係るディスプ
レイ装置の場合には、いわゆるチャイルドロック機能を
機能させないときのモードも有するので、チャイルドロ
ック機能を機能させたくないときは、機能解除して、広
範囲のエリアでリモートコントロール送信機を使用可能
とすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るディスプレイ装置に
設けられた受信部の共通受信エリア等を示す概略説明図
である。
【図2】本発明の実施の形態に係るディスプレイ装置を
示す概略的ブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るディスプレイ装置の
一部を示す図であって、同図(A)は本体の概略的正面
図、同図(B)は受信センサの概略的斜視図である。
【符号の説明】
100 リモートコントロール送信機 200 受信部 210 受信センサ 300 制御部 1000 共通受信エリア

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リモートコントロール送信機からのリモ
    ートコントロール信号を受信する受信部と、この受信部
    からの前記リモートコントロール信号を判断してこのリ
    モートコントロール信号に基づいた制御を行う制御部と
    を備えて、前記リモートコントロール送信機によって遠
    隔操作されるディスプレイ装置において、前記受信部
    は、受信指向性を有する同一受信感度の複数の受信セン
    サを備え、且つ全ての前記受信センサで受信可能な共通
    受信エリアを、前記ディスプレイ装置の前面から一定距
    離以上離れたエリア内のみに設けるように配置し、前記
    制御部は全ての前記受信センサで同一のタイミングで受
    信された信号が同一であると判断したとき前記制御を行
    うモードを有することを特徴とするディスプレイ装置。
  2. 【請求項2】 前記一定距離以上離れたエリアは前記デ
    ィスプレイ装置の鑑賞に適したエリアであることを特徴
    とする請求項1記載のディスプレイ装置。
  3. 【請求項3】 前記受信センサは、前記ディスプレイ装
    置の両端側に設けられていることを特徴とする請求項1
    または2記載のディスプレイ装置。
  4. 【請求項4】 前記制御部は、いずれかの前記受信セン
    サで前記リモートコントロール信号を受信したとき、前
    記リモートコントロール信号に基づいた制御を行うモー
    ドも有することを特徴とする請求項1、2または3記載
    のディスプレイ装置。
JP2000116271A 2000-04-18 2000-04-18 ディスプレイ装置 Pending JP2001306044A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000116271A JP2001306044A (ja) 2000-04-18 2000-04-18 ディスプレイ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000116271A JP2001306044A (ja) 2000-04-18 2000-04-18 ディスプレイ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001306044A true JP2001306044A (ja) 2001-11-02

Family

ID=18627753

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000116271A Pending JP2001306044A (ja) 2000-04-18 2000-04-18 ディスプレイ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001306044A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007065585A (ja) * 2005-09-02 2007-03-15 Sharp Corp 機能のロック設定とロック解除を備えたディスプレイ機器
JP2008172504A (ja) * 2007-01-11 2008-07-24 Fujitsu Ltd テレビジョン受信機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007065585A (ja) * 2005-09-02 2007-03-15 Sharp Corp 機能のロック設定とロック解除を備えたディスプレイ機器
JP2008172504A (ja) * 2007-01-11 2008-07-24 Fujitsu Ltd テレビジョン受信機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20040051813A1 (en) Television power saving system
US6111518A (en) Method and apparatus for locking a remote controller and the electronic apparatus
JP2001306044A (ja) ディスプレイ装置
JP4013943B2 (ja) 放送信号受信システム
KR20080064632A (ko) 텔레비젼의 유아 시청 방지장치 및 방지방법
JPH0944772A (ja) テレビ画面接近防止装置
JP2000152118A (ja) テレビジョン切換制御装置
KR101058958B1 (ko) 디스플레이 기기의 키입력장치 및 그 제어방법
KR200326140Y1 (ko) 원격 조종기의 osd 장치
JP2004056529A (ja) リモコンロックシステム
JP3473352B2 (ja) テレビジョン受信機
KR20080000318A (ko) 텔레비전 구동 제어 방법
JPH0638145A (ja) テレビ受像機
JPH0965262A (ja) 投写型画像表示装置
JPH11215443A (ja) テレビ動作状態検出回路
KR20040085331A (ko) 텔레비전의 채널 락 설정 방법
JP2000236454A (ja) リモコン装置
JP2008017054A (ja) 表示装置
KR100737124B1 (ko) 텔레비젼 이중 잠금 장치 및 이중 잠금 방법
KR100545224B1 (ko) 초박형 디스플레이 패널 이동시스템의 안전 제어 방법
KR100713228B1 (ko) 디스플레이장치 및 그 제어방법
KR19980050196A (ko) 텔레비전 수상기의 crt청소 요구 표시 장치
KR0179972B1 (ko) 시청거리 유지 회로 및 방법
JP2007324785A (ja) 映像表示装置
JPH01277072A (ja) テレビジヨン受像器の制御表示装置