JP2001305400A - 海底光ケーブル - Google Patents

海底光ケーブル

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JP2001305400A
JP2001305400A JP2000124734A JP2000124734A JP2001305400A JP 2001305400 A JP2001305400 A JP 2001305400A JP 2000124734 A JP2000124734 A JP 2000124734A JP 2000124734 A JP2000124734 A JP 2000124734A JP 2001305400 A JP2001305400 A JP 2001305400A
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cable
pressure
optical fiber
compound
tensile strength
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Kenichi Euchi
謙一 絵内
Rokuro Morikawa
緑郎 森川
Kazuto Yamamoto
和人 山本
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OCC Corp
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OCC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 海底光ケーブル製造時の熱によってカーブル
内圧が上昇し、伝送特性が劣化することを防止する。 【解決手段】 10は拡大図に示されているように数本
の光ファイバ心線12を充填材13に埋設し、その外周
を被覆層14とした光フアイバユニットであり、20は
耐圧層、30は所定の直径とされた複数数の鋼線を集合
機ににかけて均一のピッチで長手方向に撚り巻きした抗
張力線である。光フアイバユニット10と耐圧層20の
隙間にコンパウンドを連続的充填すると共に、抗張力線
の隙間にコンパウンドを間欠的に充填し、内圧の上昇を
緩和するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、海底に敷設され光
ファイバを通信線路とする海底光ケーブルに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】光ファイバを伝送路とした海底光ケーブ
ルの構造としては、例えば図4〜図6に示すようなもの
が提案されている。これらの構造を以下に簡単に説明す
ると、1は光ファイバ芯線1aを複数本撚り合わせた光
ファイバの集合体、あるいはこの集合体を紫外線硬化型
合成樹脂(紫外線硬化ウレタン)、あるいはこの集合体
を熱可塑性合成樹脂によって固めた光フアイバユニット
で、中心部に抗張力体1bが挿通されている。2は前記
光ファイバユニット1を水圧から保護するための耐圧
層、3はケーブルに加わる引張力に十分対応できるよう
に、主として鋼線を撚り合わせて構成した抗張力体層で
ある。
【0003】この抗張力体層3は1層、または2層構造
とされ、ケーブルの敷設時の負荷に十分耐える抗張力を
付加し、かつ、障害に対してケーブルを保護する役目を
する。4は前記抗張力体層3の結束と気密、中継器への
給電路となる金属層で、通常、銅またはアルミ等からな
る金属テープを縦添え、溶接して縮径(絞り込み)し、
チューブ状に形成したものである。また、5及び6は海
水との絶縁を目的とする低密度と高密度のポリエチレン
等で形成する絶縁層(シース)である。
【0004】これらのケーブルのうち図4に示したもの
は、特に耐圧層2として銅、またはアルミの溶接パイプ
を用いたものであり、図5では耐圧層が内層の抗張力線
3aと外層の抗張力線3bからなる2層に撚り合わされ
ている抗張力線の競り合いによって、光フアイバユニッ
トの外周に耐圧殻が実現するように構築されている。ま
た、図6では耐圧層2として3個の扇形の鉄の分割個片
を組み合わせたものを使用している。
【0005】また、一般的に海底に敷設される光ケーブ
ルの場合は、何らかの障害によってケーブル内に海水が
侵入した場合、その高い海水圧によって侵入した海水が
ケーブルの長手方向に短時間で浸透し、ケーブルの通信
機能を短い期間で遮断し大きな障害を残すことがないよ
うに、ケーブル内にはこのような走り水を阻止するため
にコンパウンドが充填され、走水の滲出をできるだけ少
なくするようにしている。また、ユニット内に置かれて
いる光フアイバがケーブルの伸びや縮みに対して同一の
挙動をとるように、ユニットと耐圧層、または抗張力線
の隙間等にコンパウンドを充填し、ケーブル内を一体化
するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記ような目的を十分
達成するようにコンパウンドを充填するときは、充填さ
れるコンパウンドに対してポンプ等により圧力を加え、
ケーブル内の隙間に対して100%以上となるように制
御しながら行うことが普通であるが、100%の以上の
充填制御でコンパウンドを充填したときには次のような
問題点が生じる。 (1)ケーブル内の全ての隙間に100%以上のコンパ
ウンドを詰め込むと、金属チューブ内の内圧が上昇し、
光フアイバ芯線の伝送特性を劣化させる。 (2)特に製造時にはケーブルにシースを施す工程で、
高熱の樹脂が押し出し成型機からケーブルを被覆するよ
うに押し出され、ケーブルの内圧が上昇すると共に、こ
の熱によって光フアイバユニット1が膨張すると、高い
圧力が脆弱な光フアイバにストレスを与え伝送特性を著
しく損なうという問題が生じる。 (3)製造時、または、搬送時のケーブルの曲げモーメ
ントが大きくなると、曲部では光フアイバユニット1と
耐圧層との間に半径方向の応力を発生し、光フアイバ芯
線に側圧がかかり伝送特性を損なうおそれがある。 すなわち、光フアイバに側圧が印加された状態になる
と、伝送特性が低下し長尺の海底ケーブルとしての機能
を低下するという問題が生じる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の海底光ケーブル
はかかる問題点を解消することを目的としてなされたも
ので、中心抗張力線と、該中心抗張力線の周辺に配置さ
れている複数本の光フアイバ芯線とを充填材の内部に配
置し、該充填材の周辺部を覆うように被覆している被覆
材からなる光フアイバユニットと、前記光フアイバユニ
ットの外周を覆うように形成されている耐圧層(殻)
と、該耐圧層の外周側に集合されている複数の抗張力線
を備えた海底光ケーブルにおいて、前記光フアイバユニ
ットと前記耐圧層の間隙にコンパウンドを連続的に注入
すると共に、前記抗張力線間の隙間にコンパウンドが間
欠的に注入されていることを特徴とする海底光ケーブ
ル。
【0008】また、光フアイバユニットの外形を前記耐
圧層の内径より例えば3%〜18%小さく設定すること
によって、光フアイバユニット1と耐圧層2の間に空隙
領域を形成し、該空隙領域にユニットの被覆材よりヤン
グ率の低いコンパウンドが充填されようにしたものであ
る。
【0009】海底光ケーブルを強化している抗張力線の
隙間にコンパウンドを100%以上で充填する充填部
と、コンパウンドを充填しない、または100%超えな
い範囲でコンパウンドが供給される非充填部が、所定の
距離で交互に形成されているので、ケーブル内の内圧が
高くなったときに非充填部の空間が圧力を逃がす空間と
して働き、ユニット内の光フアイバに対して側圧がかか
り、ケーブルの伝送特性を良好に保つことができる。ま
た、光フアイバユニットは耐圧層に対して連続的に注入
されているコンパウンドにより接着固定され、ケーブル
の長さ方向では耐圧層の挙動と一体化されることによ
り、光フアイバのみにストレスがかかることを防止でき
る。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施例を示す海
底光ケーブルの断面図を斜視図として示したもので、1
0は光フアイバユニットの部分を示し11は中心部に配
置されている中心抗張力線、12、12・・・はこの中
心抗張力線11の周辺部に配置されている光フアイバ芯
線であり、これらはシリコン等で構成されている比較的
柔らかい充填材13によってその位置が相互に保持され
るように構成されている。また、この充填材13の外周
辺は比較的硬いシリコンとされている被覆層14で覆わ
れており、この被覆層14によってユニットを保護する
ようにしている。
【0011】20は光フアイバユニット10に対して海
水圧が印加されたときに、これに十分に耐えることがで
きるような金属からなる耐圧層であり、通常は、図6に
示したように円筒を縦割りに3分割した断面が扇形の固
片を縦沿え加工とすることによって構成されている。し
かしながら、従来例の図5で示したように抗張力線の競
り合いによって耐圧殻を構成し、耐圧層を省略してもよ
く、待たず4のリング状の耐圧層にすることも可能であ
る。30、30.・・・・は所定の直径からなる複数本
の鋼線を集合機にかけて均一のピッチで長手方向に撚り
巻きした抗張力線である。
【0012】この抗張力線30、30,・・・は前記耐
圧層20の外周に撚り巻きされて、ケーブルに印加され
る張力に対抗できるようにしている。そして、この抗張
力線を30を拘束すると共に、海底ケーブルとして使用
するときに中継器に対して電力を送電する銅製の金属チ
ューブ層40が縦添え形成され、その外周側に合成樹脂
の押し出し成形によって絶縁層50a、50bが被覆さ
れる。絶縁層の内層側50aは比較的低密度の接着性ポ
リエチレンで構成され、外層側50bは高密度のポリエ
チレンによって構成されている。
【0013】このような海底光ケーブルは例えば図2に
示すような海底光ケーブルの集合機で製造される。この
図において、60は光ファイバユニット10のサプライ
ドラムであり、61 は上記した3分割固片を供給して
いるサプライドラムを示す。なお、耐圧層20を抗張力
線の競り合い構造によって形成する場合は、光フアイバ
ユニット10に対して、直接、次の抗張力線の撚り巻き
が2層の交互撚りで施される。62は前記した抗張力線
30を集合する抗張力線集合機を示す。サプライドラム
60から繰り出された光ファイバユニット10と、サプ
ライドラム61から供給されている分割固片は抗張力線
集合機62のホローシャフト62aを挿通し、集合ダイ
スと走水防止材を充填する充填部を兼用している集合充
填装置63で一体化され、この集合充填装置63を通過
した直後に抗張力線30、30が耐圧層の周辺部に巻き
回される。また図5に示したような海底光ケーブルの場
合は、光フアイバユニット10の外周面にコンパウンド
を通常の充填部で所定の厚みで塗布して、所定の本数と
直径からなる抗張力線を2層構造で巻き付けることによ
り耐圧殻を構成する。
【0014】抗張力線集合機62の回転部分には前記抗
張力線30、30・・・をドラム巻きした多数の抗張力
線ドラム62b、62b、・・・・・・・が回転可能に
懸架されており、この各抗張力線ドラム62b、62b
・・・・・・・から引き出された複数本の抗張力線3
0,30・・・・が図示されていない目板で整合されな
がら、集合ダイス64において長さ方向に特定のピッチ
で撚り合わせ集合されるようになされている。
【0015】集合ダイス64にはポンプ70を介して、
例えば本出願人が先に提案した2液混合タイプのコンパ
ウンドをタンク70a.70aから集合ダイス64に供
給し、抗張力線の間隙部分に所定の圧力をかけながら
コンパウンドを充填すると共に、抗張力線を撚りを加え
ながら巻き回し、抗張力体層も走水防止効果を持たせる
ようにしている。
【0016】65は金属チューブ層40を形成するため
の金属テープサプライであり、66は金属テープを縦沿
えしてパイプ状に形成し、溶接機66aによってその合
わせ目を溶接し、縮径加工を施す金属チューブ層形成装
置である。67は金属チューブ成層の成形が終了したケ
ーブルを巻き取る巻取ドラムである。長尺のケーブルの
場合は、通常のこのドラムに巻き取ったケーブルが、絶
縁層50を抗張力線の外周に積層するための押出成型機
と、冷却ラインをタンデムに配置しているシース加工ラ
インに移送され、金属チューブ層40の外周に絶縁層5
0(a、b)が付加されて海底光ケーブルが完成するこ
とになる。
【0017】本発明の海底光ケーブルの場合は上記集合
ダイス64の部分で充填されるコンパウンドの圧力がポ
ンプ70,70、またはコンパウンド制御部72で制御
さている点に特徴を有する。すなわち、図3に模式的に
示すように、抗張力線30,30,・・・の隙間にはコ
ンパウンドpが充填されるが、この隙間を埋めているコ
ンパウンドpはケーブルの長手方向に充填部Pfと、非
充填部Pvが交互に形成されるようにコンパウンドの供
給量が、ポンプの圧力またはコンパウンド制御部72に
よって制御される。
【0018】図3に示しているように、抗張力線間の隙
間を埋めるコンパウンドは、例えばコンパウンドに圧力
を加えることにより100%以上となる充填部Pfのケ
ーブル長を1mとした場合、非充填部Pvのケーブル長
は例えば10mとし、この期間では100%以下の充填
(充填率ゼロを含む)となるようポンプ、またはコンパ
ウンド制御部を制御する。
【0019】充填されるコンパウンドは先に本出願人が
提案(特公平4−54927号公報)した2液混合硬化
タイプのウレタン系のコンパウンドが使用され、製造時
には粘性を持っているが、時間の経過と共に硬化するよ
うなコンパウンドが好ましい。
【0020】また抗張力線30,30、・・・・の隙間
に間欠的に充填されれているコンパウンドpは、従来の
ケーブルと同様に海底で何らかの原因で障害が発生した
ときに、走り水を防止することはもちろんであるが、ケ
ーブル製造時にケーブルの内圧が上昇したときに非充填
部とされる部分の空間が、上昇した圧力を吸収しケーブ
ル内が高圧になることによって光フアイバ芯線の伝送特
性劣化させるという問題を低減させることができる。
【0021】これに対して上記耐圧層の集合ダイスにお
ける充填装置63には、常に一定量のコンパウンドが供
給されており、光フアイバユニット10と耐圧層20の
接合面には連続してコンパウンドが充填される。ユニッ
トの外周に充填されるコンパウンドのヤング率は、光フ
アイバユニットの被覆層14を形成している材料のヤン
グ率より低いものが好適である。
【0022】このように光フアイバユニット10と耐圧
層(耐圧殻)20との間隙にコンパウンドを注入しなが
ら海底光ケーブルを製造すると、このコンパウンド層が
製造時に受ける熱によるユニット外層へのストレスを緩
和し、具体的には熱膨張を許容することにより被覆層1
4による充填材13の締め付けをよく抑え、光フアイバ
芯線に応力が及ぶことを防止する。また、コンパウンド
層がケーブルの湾曲に対して機械的な圧力が印加された
ときにもその負荷を緩和する。
【0023】本発明の海底光ケーブルでは光フアイバユ
ニット10の外径φ0を耐圧層20の内径φ1より僅か
に小さく設計することによって、光フアイバユニットと
耐圧層の間に僅かな空間を作っておくことが好ましい。
例えば、光フアイバユニット10の外径が2.55mm
の場合、耐圧層の内径は2.8mmであり、両者の間に
0.25mm位の間隙が生じるようにしている。
【0024】海底ケーブルが製造された後は、光フアイ
バユニットと、耐圧層の間に注入されれているコンパウ
ンドは経時的に硬化を始め、光フアイバユニットと耐圧
層に粘着、及び/或いは接着することになり、海底に敷
設する、または海底に沈めて実際の使用状態になったと
きは、何らかの原因で侵入した海水のケーブル長手方向
のへの走水を防止するという効果が生じる。また、耐圧
層20と光フアイバユニット10が連動して動くことに
より、ケーブルの伸びが一様になり、光フアイバ芯線の
みが局所的にケーブルの伸び、または縮みに対応できず
ストレスを受けるという問題が解消される。
【0025】なお、本発明のケーブル構造は海水が満た
されているタンク内に100mのケーブルを切断して収
納し、水圧をかけて53.9MPa(ほぼ海底5500
mの水圧)としたときに、タンク内に入れた海水がケー
ブル端から外側に漏出するまでの時間を計測した結果、
202分以上を満たしており、これは1000m/2週
間の送水防止特性を満たす特性に相当する。また、水深
6000mの海底にケーブルを敷設/回収する試験を行
ったが海底ケーブルとして必要特性を十分に満たすもの
であることが確認された。すなわち、敷設/回収による
光学的/機械的な伝送特性の劣化が見られなかった。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の海底光ケ
ーブルは、ケーブルに抗張力を付加する抗張力線の間隙
に、間欠的にコンパウンドが注入されるように制御し、
コンパウンドの充填部と非充填部がケーブルの長手方向
に所定の長さ単位で形成されているので、ケーブル内に
発生した走り水を充填部のコンパウンドによって防止す
ると共に、コンパウンドの非充填部は、特に製造時に印
加される熱によって金属チューブ層内のケーブルの内圧
が上昇したときに、光フイアバ芯線にかかるストレスを
緩和し、良好なケーブル特性を確保するという効果が生
じる。また、光フアイバユニットの外周を耐圧層の内径
より小さく設定することによって空隙領域を形成し、該
空隙領域に光フアイバユニットの被覆材よりヤング率の
低いコンパウンドが製造時に連続的に充填されようにし
ているので、海底光ケーブル製造時の特に絶縁層を被覆
する工程で受ける熱膨張によって、ユニットの被覆層の
外側への膨張を許容することになり、被覆層による充填
材の締め付けを抑え、光フアイバ芯線にかかる応力を緩
和することができる。
【0027】その結果光フアイバ芯線の光学的な伝送特
性を損なうことなく耐水圧性のケーブル化を達成するこ
とができる。また、このコンパウンド層がケーブルの曲
げ等で印加される機械的な負荷を緩和し、ケーブルの特
性の劣化を防止すると共に、コンパウンド層が硬化した
後は、光フアイバユニットが耐圧層と一体になって挙動
し、海底ケーブルとしての必要特性を十分に満たすこと
ができる。さらに、何らかの障害等によって走水が発生
した場合でも、コンパウンド層が光フアイバユニットの
周辺部で走水の進行を阻止し、ケーブル通信が断絶する
という最悪事態を回避させることができるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の海底光ケーブルの一実施例を示す断面
図である。
【図2】本発明の海底光ケーブルの製造装置の概要を示
す図である。
【図3】抗張力線の間隙に充填されるコンパウンドの充
填状態を示す説明図である。
【図4】従来のリング状のパイプを耐圧層とする海底光
ケーブルの断面図である。
【図5】抗張力線の競り合いで耐圧層(殻)を形成する
海底光ケーブルの断面図である。
【図6】分割個片を耐圧層とする従来の海底光ケーブル
の断面図である。
【符号の説明】
10 光ファイバユニット、20 耐圧層(殻)、30
抗張力線、40 金属チューブ層、50 絶縁層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 和人 東京都港区芝浦1丁目2番1号 株式会社 オーシーシー内 Fターム(参考) 2H001 BB06 DD04 DD07 DD18 DD23 DD35 KK17 KK22 KK24 KK25 MM01 MM09 5G369 AA19 BA02 EA02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも中心抗張力線と、該中心抗張
    力線の周辺に配置されている複数本の光フアイバ芯線と
    を充填材の内部に配置し、該充填材の周辺部を覆うよう
    に被覆している被覆材からなる光フアイバユニットと、 前記光フアイバユニットの外周側に形成されている耐圧
    層と、 該耐圧層の外周側に集合されている複数の抗張力線を備
    えた海底光ケーブルにおいて、 前記光フアイバユニットと前記耐圧層の間隙にコンパウ
    ンドを連続的に注入すると共に、前記抗張力線間の隙間
    にコンパウンドが間欠的に注入されていることを特徴と
    する海底光ケーブル。
  2. 【請求項2】 前記耐圧層は抗張力線の競り合い構造に
    よって構成されるされていることを特徴とする請求項1
    に記載の海底光ケーブル。
  3. 【請求項3】 上記抗張力線の隙間に充填されるコンパ
    ウンドは、ケーブルの長手方向に対して1:5〜1:2
    0の割合で充填部と非充填部によって形成されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の海底光ケーブル。
  4. 【請求項4】 上記耐圧層は縦添えされた扇形の3分割
    固片によって構成されていることを特徴とする請求項1
    に記載の海底光ケーブル。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009244715A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Occ Corp 海底光ケーブル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009244715A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Occ Corp 海底光ケーブル

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