JP2001305217A - 超音波フェイズドアレイ送受波器 - Google Patents
超音波フェイズドアレイ送受波器Info
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Abstract
法及び最も簡単な指向性合成回路の組み合わせにより、
最小寸法、最小質量となる直交4ビームの超音波ドップ
ラー送受波器を提供すること。 【解決手段】 超音波振動子を配列したフェイズドアレ
イの表面の結線と切替回路及び整相回路で結線方向と直
角方向に位相分布を作り、位相分布方向の右上左下方向
に前後2ビーム、前1ビーム、後1ビームの3種類のビ
ームを形成し、裏面の結線と切替回路及び整相回路で結
線方向と直角方向に位相分布を作り、位相分布方向の左
上右下方向に前記3種類のビームと直交する左右2ビー
ム、左1ビーム、右1ビームの3種類のビームを形成
し、表面による前後2ビームと裏面による左右2ビーム
の直交4ビームを同時に送信し、表面の前1ビームと後
1ビーム及び裏面の左1ビームと右1ビームの直交4ビ
ームの独立ビーム信号を同時に得る。
Description
ェイズドアレイの超音波ビーム形成に関するもので、特
に配列接続方法と駆動方式によって小型軽量化する超音
波フェイズドアレイ送受波器に関するものである。
果を利用した速度計、潮流計等が多く使用されている。
代表的な送受波器は、直交4ビームを持つ超音波ドップ
ラー送受波器である。
ミック製の超音波振動子が組み込まれ、各々の放射面が
ビーム形成角度に正面するように配置されている。
音波振動子の外径で定まるが、ドップラー効果を大きく
するための条件から指向幅と駆動周波数が設定され、次
いで超音波振動子の外径が定まる。
て、直交4ビームを形成する超音波ドップラー送受波器
の形状寸法は概ね定まる。
形成する円盤状の超音波ドップラー送受波器は、特開平
4−238499で開示されている。
向に配列された超音波振動子に対して、COS曲線上の
値をウエイトW1〜W10としたとき、そのビームパタ
ーンは、図12に示すようにグラフの横軸0度(即ち、
超音波振動子中心の垂線方向)を中心として左右30度
両方向に超音波ビームの主極が形成される。
しても同様に前後30度両方向に超音波ビームが形成さ
れる。
4ビームを形成する従来の代表的な超音波ドップラー送
受波器は、次のような欠点がある。
波ドップラー送受波器は、その平面面積が超音波振動子
の放射面積の4倍以上、質量も4倍以上になり、これを
小型軽量化することは出来ない。
ビームを形成する円盤状の超音波ドップラー送受波器を
用いた場合は、直交4ビームを得るのに二つのフェイズ
ドアレイが必要となるため送受波器の平面面積が2倍に
なるという欠点の他、指向性合成回路が非常に複雑とな
る欠点があった。
表裏の接続方法及び最も簡単な指向性合成回路を用いる
ことにより、最小寸法、最小質量となる直交4ビームの
超音波ドップラー送受波器を提供することにある。
超音波ドップラー送受波器とする超音波フェイズドアレ
イ送受波器において、超音波振動子を配列したフェイズ
ドアレイの表面の結線と切替回路及び整相回路で結線方
向と直角方向に位相分布を作り、位相分布方向の右上左
下方向に前後2ビーム、前1ビーム、後1ビームの3種
類のビームを形成し、裏面の結線と切替回路及び整相回
路で結線方向と直角方向に位相分布を作り、位相分布方
向の左上右下方向に前記3種類のビームと直交する左右
2ビーム、左1ビーム、右1ビームの3種類のビームを
形成する。
2ビームと裏面による左右2ビームの直交4ビームを同
時に送信した後、表面の前1ビームと後1ビーム及び裏
面の左1ビームと右1ビームの直交4ビームの独立ビー
ム信号を同時に得る。
音波振動子を縦方向に上から下へN行、横方向に右から
左へM列の総数N×Mヶを分極極性の方向を揃えて平面
上に矩形配列した超音波フェイズドアレイ送受波器にお
いて、前記二方向の配列間隔を水中音波の波長をλとし
て[1/21/2±1/(2×21/2)]λとし、表面の電
極を第1行各列の振動子及び第M列各行の振動子を起点
として右1列下1行置きの右下斜め方向直線状に電気的
に結線して(N+M−1)本の表面結線群とし、裏面の
電極を表面から見た第N行各列の振動子及び第M列各行
の振動子を基点として左1列下1行置きの左下斜め方向
直線状に電気的に結線して(N+M−1)本の裏面結線
群とし、表裏間で直交するところの表面結線群において
は1+4k、2+4k、3+4k、4+4k(k=0,
1,・・)の、裏面結線群においては1+4l、2+4
l、3+4l、4+4l(l=0,1,・・)の、表裏
各4グループにまとめて接続した入出力端子をF1,F
2,F3,F4及びR1,R2,R3,R4として、F
1−F3間とF1−F3間に接続されていない振動子の
入出力端子R1−R3間又はR2−R4間のいずれか一
方との2回路に、あるいはF2−F4間とF2−F4間
に接続されていない振動子の入出力端子R1−R3間又
はR2−R4間のいずれか一方との2回路に電気信号を
入出力して、表裏各結線の並びにおいて一つ飛び間隔で
電気音響の変換極性を正負交互に分布させ、音響放射面
中心の垂線を中心として表面結線方向と直交する右上左
下2方向に主極を有する2ビームと、前記2ビームと直
交する左上右下2方向に主極を有する2ビームとからな
る直交4ビームを同時に形成することを特徴とする。
における配列形状は、前記の超音波振動子数が縦横N×
M(N≠M)の矩形、N=Mの正方形、若しくは正方形
配列の一辺を概ねの直径とする円周内に位置する超音波
振動子で構成する疑似円形とすることが出来ることを特
徴とする。
ベルに影響し、矩形より円形の方が低レベルで好まし
い。
似円形配列の各超音波フェイズドアレイ送受波器におい
て、入出力端子のF1とF3を第1の変成器の、F2と
F4を第2の変成器の、R1とR3を第3の変成器の、
R2とR4を第4の変成器の、各々の平衡回路用巻線に
接続し、前記平衡回路用巻線の中性点を全て接地して表
裏の片面の入出力信号による他面の入出力端子への影響
を除去し、前記各変成器の対をなす不平衡用巻線の出力
信号をS1,S2,S3,S4とし、S1とS2の内の
一方の信号を他方の信号に対し90度の位相差を与える
手段と、前記90度の位相差を与えた信号と他方の信号
を加算及び減算する手段とを有し、S3とS4の内の一
方の信号を他方の信号に対し90度の位相差を与える手
段と、前記90度の位相差を与えた信号と他方の信号を
加算及び減算する手段とを有し、各加算手段と各減算手
段の出力から直交4ビームの各々が分離独立した1ビー
ム毎の信号を得ることを特徴とする。
の指向性特性は、振動子配列と、配列表面の右下斜め方
向直線状結線と配列裏面の左下斜め方向直線状結線で特
徴付けられる。
うに形成され、主極方位は次のように計算される。
図4に示すように、入出力端子F1とF3間への電気信
号の入力により表面結線の前後方向に2結線間隔で正負
が交互に反転するように分布し、又、入出力端子R1と
R3間への電気信号の入力により裏面結線の左右方向に
2結線間隔で正負が交互に反転するように分布し、か
つ、F1−F3間に接続される振動子とR1−R3間に
接続される振動子とは重複することなく、F1−F3間
とR1−R3間との極性分布が直交するよう図6のよう
に分布する。
すように、音響放射面中心の垂線の前後方向にB1とB
3の2ビームと、これと直交する左右方向にB2とB4
の2ビームの指向性を形成する。
ち主極方位角(±θo)は、結線間隔をb、水中音波の
波長をλとした指向性計算の結果から求められ、(1)
式のようになる。
=30度で最も有用な主極方位角になり、また、b=
0.25λの時のθo=90度から、b=0.75λの時
のθo=20度迄の主極方位角が利用可能な範囲とな
る。ちなみに、bを0.75λ以上にすると高レベルで
広立体角の副極大が現れ、実用に適さなくなる。
隔dは、図6からbの21/2倍となり、(2)式のよう
になる。
=[1/21/2±1/(2×21/2)]λ
送受波器の受波用の1ビーム指向性4形態を、受信整相
処理によって次のように形成する。
前記入出力端子のF1とF3を第1の変成器の、F2と
F4を第2の変成器の、R1とR3を第3の変成器の、
R2とR4を第4の変成器の、各々の平衡回路用巻線に
接続して、各対の不平衡巻線の出力信号をS1,S2,
S3、S4としたとき、音響受音面(音響放射面と同
じ)への入力音圧に対する出力信号の極性、即ち変換極
性であり、送波の場合と同様に、S1とS2は前後方向
に2結線間隔で正負が交互に反転するように分布し、S
3とS4は左右方向に2結線間隔で正負が交互に反転す
るように分布し、その結果、送波の場合と同様に前後と
左右の各方向に2ビーム指向性を形成する。S1、S2
の両信号による前後方向全体の極性分布は、S1信号が
奇数結線番号の、S2信号が偶数結線番号の接続組合せ
であることから極性の結線番号方向の分布は「正、正、
負、負、正、正、負、負、・・・」となる。
度の関係と等価になることからこれに置き換えた位相角
の結線番号分布は「0,0,180,180,0,0,
180,180,・・・」となる。
度の位相差付与とS2信号との加算処理による位相角の
結線番号分布は「−90,0,90,180,−90
(=270),0(=360),90(=450),・
・」となり、この結線番号方向に進相する分布により図
7に示す前後方向の前ビーム指向性を形成する。 ま
た、S1信号への−90度位相差付与とS2信号との減
算処理(S2に−180度を加える)による位相角の結
線番号分布は「−90,−180,90(=−27
0),0,−90,−180,90(=−270),・
・・」となり、この結線番号方向に遅相する分布により
前後方向の後ビーム指向性を形成する。
極性分布についても同様にして、S3信号への−90度
の位相差付与とS4信号との加算処理及び減算処理によ
る位相角の結線番号分布の進相と遅相により、左右方向
の左ビーム指向性と右ビーム指向性とをそれぞれ独立に
形成する。
各主極方位は、振動子配列中心の垂線方向を原点として
配列の縦横直交軸で区分けされる4象限の各象限に位置
し、この象限の分離の良さが各ビームの信号の質に関わ
るため垂線方向での指向性特性の切れ込みが大きい程良
い。
響受音面の変換極性の正負の数と90度の位相差を与え
る信号の正負の数が等しければ良く、配列形状と配列数
の制約上、可能な範囲で等しくするのが望ましい。
て図面を参照しながら説明する。
矩形配列超音波フェイズドアレイ送受波器の振動子結線
図で、超音波フェイズドアレイ1aを構成する超音波振
動子2aの配列数がN=16、M=12の場合を示す。
正方形配列超音波フェイズドアレイ送受波器の振動子結
線図で、超音波フェイズドアレイ1bを構成する超音波
振動子2bの配列数がn=n’=12の場合を示す。
疑似円形配列超音波フェイズドアレイ送受波器の振動子
結線図で、超音波フェイズドアレイ1cを構成する超音
波振動子2cの最大配列数がn=n’=12の場合を示
す。
超音波フェイズドアレイ送受波器の送信時の接続図であ
り、この接続状態において図8に示す前後方向2ビーム
指向性と、同様の左右方向2ビーム指向性(図省略)と
を同時に形成する直交4ビーム指向性を得る。
超音波フェイズドアレイ送受波器の受信時の接続図であ
り、この接続状態において図9と図10に示す前後方向
前ビーム指向性と後ビーム指向性、及び前後方向と同様
の左右方向左ビーム指向性と右ビーム指向性(図省略)
とからなる直交4ビーム指向性を得る。
説明する。
332を隔てて配列され、表面は結線341で右下方向
に一直線ずつ接続して15個の結線番号端末を引き出
し、裏面は結線342で左下方向に一直線ずつ接続して
15個の結線番号端末を引き出す。
5,9,13,即ち1+4k、(k=0,1,・・)を
まとめて短絡して入出力端子F1とし、同じく2+4k
をまとめて短絡して入出力端子F2とし、以下同様に、
3+4kをF3、4+4kをF4とし、更に裏面の接続
は、結線番号で1+4k’(k’=0,1,・・)をま
とめてR1,2+4k’をR2,3+4k’をR3,4
+4k’をR4として合計8点の入出力端子を構成す
る。
クの縦振動モードを使用し、両端の電極形状は正方形と
した。電極形状、即ち圧電セラミックの放射面形状は、
表裏の電極面でリード線が結線、配線し易いように円形
としたり、四隅を切りとった8角形とすることで近接す
る電極間の絶縁を確保出来る組立構造とするのが実用的
である。
2配列とし、横振動の干渉を減ずるため、超音波振動子
間の隙間331、332にコルク等の振動遮断材を入れ
た。
超音波フェイズドアレイ送受波器の送信時の接続図であ
る。疑似円形配列超音波フェイズドアレイ301の表裏
面の結線をまとめた入出力端子(以下、端子と略称す
る)F1,F3は、変成器5aの平衡回路用巻線(以
下、平衡巻線と略称する)に、R1、R3は、変成器5
cの平衡巻線 に接続し、平衡巻線の中性点(センター
タップ:C.T)は接地する。
の相互干渉を防ぐと共に、変換極性の反転した振動子を
直列接続した負荷と平衡回路を構成し、結果として安定
した平衡信号を得ることにある。
な不平衡回路用巻線(以下、不平衡巻線と略称する)と
し、表面の奇数結線番号とこれと重複しない裏面の奇数
結線番号とのそれぞれの信号を入出力する。
巻線に、R2、R4は変性器5dの平衡巻線に接続し、
中性点は接地することで送信の平衡入力端子R1,R3
とF1,F3の各々の中性点を接地する。
切替回路6aと6bに接続し、内部の切替スイッチ7
a、7bで送信信号入力に接続し、外部送信器(記入せ
ず)からの信号により同時に送波する。
され、図8に示す前後方向2ビームと左右方向2ビーム
の指向性を同時に効率良く形成する。
えて送波し、前後方向2ビームと左右方向2ビームの交
互に指向性を形成することも出来る。
超音波フェイズドアレイ送受波器の受信時の接続図であ
る。受信時おいては、変成器5a、5cの各不平衡巻線
は、送受切替回路6a、6bの切替スイッチ7a、7b
を介して、変成器5b、5dの各不平衡巻線は、直接、
受信整相回路8a、8bに接続する。
らの受信信号を受け、変成器5aの出力信号を90度移
相回路9aで移相し、変成器5bの出力信号に対し90
度の位相差を与え、その双方の信号を加算回路10aで
加算して、図7、図9に示す前後方向前ビーム指向性を
形成する信号を出力し、前記双方の信号を減算回路11
aで減算して、図10に示す前後方向後ビーム指向性を
形成する信号を出力する。
5dからの信号を受け、90度移相回路9bと加算回路
10b及び減算回路11bにより、左右方向左ビーム指
向性と右ビーム指向性を形成する各信号を個別に出力す
る。
入力音圧で個々の超音波振動子が駆動され、その駆動信
号による振幅と位相分布の受信信号を出力するためと、
フェイズドアレイの表面前後方向の受信信号の出力が表
面結線だけで行われて裏面結線は中性点として接地さ
れ、裏面左右方向の受信信号の出力が裏面結線だけで行
われて表面結線は中性点として接地されているために表
面と裏面の各出力信号間に干渉がなく、各方向のビーム
指向性信号が独立しているために前後方向各ビームと左
右方向各ビームの出力を同時に得ることが出来る。
フェイズドアレイの超音波振動子の表面と裏面を結線
し、表面の右下斜め結線を使用して前後方向の2ビーム
を形成し、裏面の左下斜め結線を使用して左右方向の2
ビームを形成することにより、1配列の大きさで、前後
左右の直交4ビームを形成することが可能となり、同一
の駆動周波数、同一のビーム幅を持つ直交4ビームの送
受波器においては、最小の形状とすることが出来る。
「表面を右下斜め直線状結線で表面結線番号の前後方向
ビームに、裏面を左下斜め直線状結線で裏面結線番号の
左右方向ビームに」表現しているが、単純な組み替えに
よる範囲、例えば、「表面を左下斜め直線状結線で表面
結線番号の左右方向ビームに、裏面を右下斜め直線状結
線で裏面結線番号の前後方向ビームに」よるような範囲
は本発明の範疇から外れることなく含まれる。
波フェイズドアレイ送受波器の振動子結線図。
音波フェイズドアレイ送受波器の振動子結線図。
超音波フェイズドアレイ送受波器の振動子結線図。
ズドアレイ送受波器の送信時の接続図。
ズドアレイ送受波器の受信時の接続図。
子位相分布の説明図。
子等価位相分布の説明図。
ームの指向性特性図(左右方向は省略)。
ビームの指向性特性図。
後ビームの指向性特性図。
性図。
Claims (4)
- 【請求項1】 両端面に電極を有する超音波振動子を縦
方向に上から下へN行、横方向に右から左へM列の総数
N×Mヶを分極極性の方向を揃えて平面上に矩形配列し
た超音波フェイズドアレイ送受波器において、前記二方
向の配列間隔を水中音波の波長をλとして[1/21/2
±1/(2×21/2)]λとし、表面の電極を第1行各
列の振動子及び第M列各行の振動子を起点として右1列
下1行置きの右下斜め方向直線状に電気的に結線して
(N+M−1)本の表面結線群とし、裏面の電極を表面
から見た第N行各列の振動子及び第M列各行の振動子を
起点として左1列下1行置きの左下斜め方向直線状に電
気的に結線して(N+M−1)本の裏面結線群とし、表
裏間で直交するところの表面結線群においては1+4
k、2+4k、3+4k、4+4k(k=0,1,・
・)の、裏面結線群においては1+4l、2+4l、3
+4l、4+4l(l=0,1,・・)の、表裏各4グ
ループにまとめて接続した入出力端子をF1,F2,F
3,F4及びR1,R2,R3,R4として、F1−F
3間とF1−F3間に接続されていない振動子の入出力
端子R1−R3間又はR2−R4間のいずれか一方との
2回路に、あるいはF2−F4間とF2−F4間に接続
されていない振動子の入出力端子R1−R3間又はR2
−R4間のいずれか一方との2回路に電気信号を入出力
して、表裏各結線の並びにおいて一つ飛び間隔で電気音
響の変換極性を正負交互に分布させ、音響放射面中心の
垂線を中心として表面結線方向と直交する右上左下2方
向に主極を有する2ビームと、前記2ビームと直交する
左上右下2方向に主極を有する2ビームとからなる直交
4ビームを同時に形成することを特徴とする超音波フェ
イズドアレイ送受波器。 - 【請求項2】 請求項1記載の超音波フェイズドアレイ
送受波器において、平面配列の超音波振動子数の縦方向
のN行と横方向のM列を等しくし、N=Mの正方形配列
としたことを特徴とする超音波フェイズドアレイ送受波
器。 - 【請求項3】 請求項2記載の超音波フェイズドアレイ
送受波器において、正方形配列の一辺を概ねの直径とす
る円周内に位置する超音波振動子で構成し、疑似円形配
列としたことを特徴とする超音波フェイズドアレイ送受
波器。 - 【請求項4】 請求項1,2及び3の超音波フェイズド
アレイ送受波器において、入出力端子のF1とF3を第
1の変成器の、F2とF4を第2の変成器の、R1とR
3を第3の変成器の、R2とR4を第4の変成器の、各
々の平衡回路用巻線に接続し、前記平衡回路用巻線の中
性点を全て接地し、前記各変成器の対をなす不平衡用巻
線の出力信号をS1,S2,S3,S4とし、S1とS
2の内の一方の信号を他方の信号に対し90度の位相差
を与える手段と、前記90度の位相差を与えた信号と他
方の信号を加算及び減算する手段とを有し、S3とS4
の内の一方の信号を他方の信号に対し90度の位相差を
与える手段と、前記90度の位相差を与えた信号と他方
の信号を加算及び減算する手段とを有し、各加算手段と
各減算手段の出力から直交4ビームの各々が分離独立し
た1ビーム毎の信号を得ることを特徴とする超音波フェ
イズドアレイ送受波器。
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---|---|---|---|
JP2000127188A JP3748358B2 (ja) | 2000-04-27 | 2000-04-27 | 超音波フェイズドアレイ送受波器 |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006017629A (ja) * | 2004-07-02 | 2006-01-19 | Furuno Electric Co Ltd | 超音波送波器、超音波送受波器およびこれを用いた探知装置 |
JP2007260581A (ja) * | 2006-03-29 | 2007-10-11 | Nec Tokin Corp | 超音波フェイズドアレイ送受波器 |
JP2009174934A (ja) * | 2008-01-23 | 2009-08-06 | Nec Tokin Corp | 超音波フェイズドアレイ送受波器 |
JP2010171872A (ja) * | 2009-01-26 | 2010-08-05 | Nec Tokin Corp | 超音波フェイズドアレイ送受波器 |
-
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- 2000-04-27 JP JP2000127188A patent/JP3748358B2/ja not_active Expired - Fee Related
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