JP2001304209A - 重量機器の積み上げ固定用金具 - Google Patents

重量機器の積み上げ固定用金具

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JP2001304209A
JP2001304209A JP2000116307A JP2000116307A JP2001304209A JP 2001304209 A JP2001304209 A JP 2001304209A JP 2000116307 A JP2000116307 A JP 2000116307A JP 2000116307 A JP2000116307 A JP 2000116307A JP 2001304209 A JP2001304209 A JP 2001304209A
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JP
Japan
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spring
lock bolt
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push button
release push
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JP2000116307A
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Naoyuki Sugimoto
直之 杉本
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Takigen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Takigen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 重量機器を積み重ねるとき、固定及び解除が
容易な固定用金具を提供する。 【解決手段】 下部機器Bに固定可能なロックボルト2
とロックボルト2と掛合する押え体10とよりなる。押
え体10の掛合孔12にロックボルト2を挿入すると、
バネ25と掛合して、固定される。バネ25はバネ解除
ボタン30を押し込むことによって解除され、この状態
が保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、重量機器を積み
重ねるときに、相互に位置ずれを起こさず、簡単に固定
及び離反できる固定具に関する。
【0002】
【従来の技術】 従来この種の重量機器においては、連
結部に上側機器AフランジFが設けて、下側機器Bより
ボルト40を通し、前記フランジFの上面でナット41
で締め付けているのが通常である(図5参照)。
【0003】しかしながらこれら作業は位置合わせとナ
ットの締付作業は中々面倒で、4箇所もあれば、かなり
の時間と労力を要する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 本発明は前述のよう
な従来の技術の欠点を改善し、下側機器に予め、ロック
ボルトを植設しておき、上側機器のフランジに位置決め
孔を設けておき、これらを所定位置に位置させた後、ロ
ックボルトに押え体を単に嵌め込むだけで、簡単に上下
の機器が固定でき、かつ、離反も容易にできる固定用金
具を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 前記の課題を達成する
ために本発明の重量機器の積み上げ固定用金具は、中間
にくびれた掛合溝3を有するロックボルト2と、ロック
ボルト2に結合および離反する押え体10とからなり、
ロックボルト2の頂゛は先端程細くなったテーパ状ない
し半球形状としてあり、前記ロックボルト2の基部は下
部機器Aの上面に任意の固定手段で固定可能としてあ
り、前記押え体10内にはヘアピン形状のバネ25並び
にこれを解除するバネ解除押ボタン30と備えており、
前記押え体10は扁平な本体11とカバー20とよりな
り、これらの中央部分には、前記ロックボルト2が嵌合
する掛合孔12及び21が穿設してあり、前記バネ25
の2本の脚片26は前記本体11及びカバー20の内面
に添い、かつ前記ロックボルト1の頂部4の直径より狭
く、該頂部4で押開き可能に形成し、かつ、前記掛合孔
12、21の両側に覗かせて臨在させてあり、前記バネ
25の先端28は、一旦内側に湾曲穿設した屈曲係止部
28に連なり、更に相互に外側に対称的に湾曲させてあ
り、これらの間にはこれを押し拡げるバネ解除押しボタ
ン30が配置してあり、この押ボタン30は、所定スト
ローク摺動可能であって、前記バネ25の屈曲係止部2
8と掛合し、前記バネ25を解除状態で仮係止可能に設
けてある。
【0006】また、前記の課題を達成するために、前記
固定用金具の前記本体11は金属製のプレス成形品であ
り、断面浅い角U字型で、両側と一端に起立壁13、1
4が形成してあり、前記一端の起立壁13の内側に前記
ヘアピン形状のバネ25のループ部28が位置させてあ
り、本体11の他端の両側起立壁14間には、前記バネ
解除押ボタン30が位置させてあり、前記バネのループ
部28の内側及びバネ解除押ボタン30に穿設したガイ
ド長孔31位置には本体11と、カバー20の間隔寸法
を保持して固定するスペーサ5が設けてあることが好ま
しい。
【0007】
【発明の実施の形態】 図1ないし図4に示す実施形態
は全ての請求項記載の発明を含むものである。既に課題
を解決するための手段の項において説明したところはこ
れを援用し、重ねての説明を省略する。
【0008】これら図において、ロックボルト2とその
基板1は一体に形成してあり、その下面に雄ねじ6が下
方に突出して設けてある。雄ねじ4の代わりに雌ねじ孔
とし、下側機器Bの天板下面からボルトで下側機器Bに
ロックボルト2を固定するようにしても、本発明として
は同じである。ロックボルト2の長さはフランジF及び
本体11を貫通しくびれ部3が丁度バネ25の脚部26
の位置と一致する長さにしてある。
【0009】押え体10の本体11はステンレススチー
ル鋼板をプレス成形したものであって、平面において長
方形状であり、長辺の両側と短辺の一つが起立壁13、
14として横断面形状は浅い角V字型に成形してある。
【0010】この本体11の中央部部には、前記ロック
ボルト2が根元7まで挿入可能な掛合孔12が設けてあ
る。また本体11には別箇の部材により成形した筒状の
スペーサ5を嵌合する小孔15、16が形成してある。
【0011】前記のスペーサ5は金属パイプ製とし、そ
の中間外周に顎8を張り出し両端は本体11の小孔1
5、16及びカバー20の同位置の第2小孔22、23
に嵌合後、両端を拡張してかしめて固定してある。この
顎8の軸方向の長さが本体11の内面とカバー20の内
面との間隔を設けるスペーサの役目をなしている。前記
スペーサ5の中央孔8を利用して、カバー20の上面か
ら別のボールト35をそれぞれ通して、上部機器Aのフ
ランジFのねじ孔(図示していない)に螺合させて、押
え体10を固定する場合もある(図3左側参照)。
【0012】前記スペーサ5の一方にはヘアピン形状の
バネ25のループ部29が丁度掛合状態となり、バネ2
5が紊りに左右に移動しないようにしてあり、本体11
の一端の起立壁13はバネ25が外方に押し出されない
ように、バネ25を外側から抑え、同時にカバー20と
本体11との間隔を保持する第2のスペーサの役目をな
している。スペーサ5は前述のように本体11と別部材
としないで、本体11の一部をU字型に打ち抜いて、こ
れを起立させて形成し、本体11とカバー20とを固定
するボールトは、前記スペーサと別の位置に設けても、
本発明の実施の態様の範囲内である。
【0013】前記バネ解除押ボタン30の中央に前記他
方のスペーサ5が貫通する長孔31が穿設してあって、
この長孔31は前記バネ解除押ボタン30の本体11の
長手方向に対するストロークを規制している。
【0014】バネ25のループ部29は前述の一方のス
ペース5を囲繞するように位置し、その2本の脚部は、
丁度掛合孔12の両側に覗いて臨在してある。前記のバ
ネ解除押釦30の内端のカム部32が脚部26の先端2
8を押し開き、バネ25の脚部26の間隔がロックボル
ト2の先端部4の径より広がるようにしてある。カム部
33の根元は窪み34が形成してあり、またバネ25の
脚部26の先端寄りには、前記窪み34に嵌合する内方
に突出した屈曲係止部27が形成してある。
【0015】その他、ロックボルト2の基板1はロック
ボルト2の根元よりも径が大きく、図示の実施の形態に
於いては約2倍の径としてある。したがって上側機器A
のフランジFには、この基板1を避ける逃げ孔が形成し
てあり、上下側機器AとBが相互に密着できるようにし
てある。
【0016】
【発明の作用】 請求項1、2記載の発明のものは使用
するには、ロックボルト2を上側機器AのフランジFの
逃げ孔位置に合わせて、下側機器Bの上面に固定してお
く。しかして、上側の機器Aの逃げ孔をロックボルト2
の位置に合わせて重ねる。
【0017】このようにすると、ロックボルト2は逃げ
孔を貫通して、フランジFの上面から突出する。ロック
ボルト2の基板1と逃げ孔の位置を完全に位置合わせ、
次いで、押え体10の掛合孔12をロックボルト2に合
わせて、押え体10を押えると、先端部4によりバネ2
5は左右に拡げられ、先端部4はバネ25の位置を越え
てこの上側に達し、バネ25は掛合くびれ部3に掛合
し、上下側機器A、Bは固定される。ロックボルト2を
複数個用いるときは、すべてのロックボルト2に同一構
造の押え体10を嵌合し固定する。
【0018】上下の機器A、Bを離反させるときは、バ
ネ解除押ボタン30をバネ25の復元力に抗して押し込
むと、前記バネ解除ボタン30のカム部32によりバネ
を押し拡げ、ロックボルト2の先端部4が抜ける状態と
なる。この状態で、バネ25の屈曲係止部28が窪み3
2に掛合し、バネ解除ボタン30はその場に停止し、バ
ネ25の脚部36は拡げられたままの状態となる。この
金具が複数個ある場合はすべて同一状態とし、上側機器
Aを下側機器Bから離反する。
【0019】押え体10をフランジFの上面に予めボル
ト・ビスなどのネジで固定すると、ロックボルト2の先
端部4が一種のガイドとなり、下側機器Bに上側機器A
を重ねるだけでロックボルト2は一気に押え体10の中
に挿入され、バネ25と掛合して上下の機器A及びBは
固定される。従って、これら機器を何段積み重ねても、
同様な作用をなす。
【0020】請求項2記載の発明においては、請求項1記
載の発明の前記作用に加えて、バネ解除押ボタン30の
両側を起立壁14に案内され、かつ、スペーサ5でスト
ロークが規制され、動作は円滑確実となり、これが押え
体10から外れることはなく、かつ、作動空間を確保し
ている。
【0021】
【発明の効果】 前述の通りに構成し、作用をなすか
ら、請求項1記載の発明においては、上下側機器A及び
Bの従来のボルト締付部のスペースにそのまま取り付け
られ、かつ取付後においては、特別にスパナやレンチを
必要とせず、外す場合においても、バネ解除押しボタン
30を単に押し込むだけでよいし、各バネ解除ボタン3
0はバネ25を解除した状態で保持させるから、この装
置を複数個用いる場合でも、すべてのロックボルトを解
除状態にできるから、上下の機器の分離が容易である。
請求項2記載の発明においては、更にバネ25は切立壁
13、14及びスペーサ5の一方によって、みだりに移
動しないように規制してあるから、脚部26の位置が掛
合孔12から外れることはなく、ロックボルト2との結
合を確実にする。更にバネ解除押ボタン30の可動範囲
をスペーサ5の一方によって規制すると共に、バネ25
及びバネ解除押ボタン30の摺動スペースを確保し、作
動部の作動抵抗を軽減している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る重量機器の積み上げ
固定用金具の全体の斜視図である。
【図2】 該固定用金具においてカバーを外した状態の
押え体の平面図である。
【図3】 図2のX−X線横断正面図である。
【図4】 図2のY−Y線縦断側面図である。
【図5】 従来例の説明図である。
【符号の説明】
1 基板 2 ロックボルト 3 くびれ部 4 頂部 5 スペーサ 6 雄ねじ 7 根元 8 中央孔 10 押え体 11 本体 12 掛合孔 13 起立壁 14 起立壁 20 カバー 21 掛合孔 25 バネ 26 脚部 27 屈曲係止部 28 先端 29 ループ部 A 上側機器 B 下側機器 F フランジ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中間にくびれた掛合溝3を有するロック
    ボルト2と、ロックボルト2に結合および離反する押え
    体10とからなり、ロックボルト2の頂部4は先端程細
    くなったテーパないし半球形状としてあり、前記ロック
    ボルト2の基部は下部機器Aの上面に任意の固定手段で
    固定可能としてあり、前記押え体10内にはヘアピン形
    状のバネ25並びにこれを解除するバネ解除押ボタン3
    0と備えており、 前記押え体10は扁平な本体11とカバー20とよりな
    り、これらの中央部分には、前記ロックボルト2が嵌合
    する掛合孔12及び21が穿設してあり、前記バネ25
    の2本の脚片26は前記本体11及びカバー20の内面
    に添い、かつ前記ロックボルト1の頂部4の直径より狭
    く、該頂部4で押開き可能に形成し、かつ、前記掛合孔
    12、21の両側に覗かせて臨在させてあり、 前記バネ25の先端28は、一旦内側に湾曲穿設した屈
    曲係止部27に連なり、更に相互に外側に対称的に湾曲
    させてあり、これらの間にはこれを押し拡げるバネ解除
    押しボタン30が配置してあり、この押ボタン30は、
    所定ストローク摺動可能であって、前記バネ25の屈曲
    係止部27と掛合し、前記バネ25が解除状態で仮係止
    可能に設けてあることを特徴とする重量機器の積み上げ
    固定用金具。
  2. 【請求項2】 前記本体11は金属製のプレス成形品で
    あり、断面浅い角U字型で、両側と一端に起立した壁1
    3、14が形成してあり、前記一端の起立壁13の内側
    に前記ヘアピン形状のバネ25のループ部29が位置さ
    せてあり、 本体11の他端の両側起立壁14間には、前記バネ解除
    押ボタン30が位置させてあり、前記バネのループ部2
    9の内側及びバネ解除押ボタン30に穿設したガイド長
    孔31位置には本体11と、カバー20の間隔寸法を保
    持して固定するスペーサ5が設けてあることを特徴とす
    る重量機器の積み上げ固定用金具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101898213B1 (ko) * 2018-03-21 2018-10-31 황은태 원터치 다보 및 원터치 다보 세트

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