JP2001302948A - 塗料はく離剤及びはく離装置 - Google Patents

塗料はく離剤及びはく離装置

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JP2001302948A
JP2001302948A JP2000157395A JP2000157395A JP2001302948A JP 2001302948 A JP2001302948 A JP 2001302948A JP 2000157395 A JP2000157395 A JP 2000157395A JP 2000157395 A JP2000157395 A JP 2000157395A JP 2001302948 A JP2001302948 A JP 2001302948A
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dimethyl sulfoxide
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Masao Umemoto
雅夫 梅本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安全かつ強力な塗料はく離剤及びはく離法を
提供する。 【構成】 加熱したジメチルスルホキシドを用いる塗料
はく離剤及びはく離法。加熱法には超音波照射等の物理
的手段も含まれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塗料はく離剤及びはく
離装置に関する。
【0002】
【従来の技術】塗料はく離剤としては、塩化メチレン、
トルエン、クロロトルエン、アセトン、エチレングリコ
ールアルキルエーテル、N−メチルピロリゾン、プロピ
レングリコールメチルエーテル、エチル−3−エトキシ
プロピネート等が用いられている。これらの希釈溶剤と
しては、ミネラルスピリット、メタノール、ブタノー
ル、アルカリアリル化合物等が用いられる。これらにつ
いては、カークオスマー化学技術大辞典、17巻、10
69(ワイリーインターサイエンス社、ニューヨーク、
1996年)に記載されている。塗料はく離剤は挿発性
であるため、それを抑制する目的でパラフィン、アミ
ン、エチルアミン、水酸化ナトリウム等が用いられる。
【0003】従来のはく離剤はすべて人体や環境に対し
て有害である。さらに、塩化メチレン以外は粉体塗装に
は無力である。そこで、安全で、適用範囲が広く、かつ
強力な塗料はく離剤及びはく離法が求められている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】人体及び環境に対して
安全で強力な塗料はく離剤及びはく離装置を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】発明者は、有効な塗料は
く離剤に関する研究を行った結果、加熱したジメチルス
ルホキシドが強力な塗料はく離力を有することを見い出
した。そのはく離力は塩化メチレンに匹敵するか、それ
以上のものである。ジメチルスルホキシドは単品で用い
ても良いし、N−メチルピロリゾンなどの塗料溶解力を
有する溶剤や研磨物質(例えばけいそう土、炭酸カルシ
ウムなど)、水系のはく離剤との混合物として用いても
よい(水系はく離剤との混合においては、ジメチルスル
ホキシドが50%以上の主成分となる割合でなければな
らない)。ジメチルスルホキシドは人体及び環境に対す
る安全性は高く、このように安全かつはく離力の強い溶
媒はこれまで見い出されていない。
【0006】ジメチルスルホキシドは、常温では全く塗
料はく離力も軟化力も有しない。しかし、これを加温す
ることにより、塗料溶解力が劇的に高まることを発明者
は見い出した。ジメチルスルホキシドの凝固点は19℃
であるため、いわゆる室温は凝固点に近い。したがって
活性が発現せず、これまで塗料はく離剤としての効果が
見い出されなかったと考えられる。
【0007】加温には、熱を加える方法の他に超音波に
よる方法がある。温度は高温なほどはく離力は強まる
が、沸点(189℃)近くでは熱分解が生じ有毒ガスが
発生するので、好ましくは35℃〜100℃で用いる。
【0008】熱を加えるには、電熱加熱、燃焼炎加熱、
赤外線照射加熱、マイクロ波照射加熱の4方法がある。
燃焼炎加熱は引火を避けるため、金属管内に溶媒を入れ
ておき、外部から炎で熱しなければならない。
【0009】ジメチルスルホキシドは超音波照射によ
り、容易に温度が上昇することを本発明では見い出し
た。この性質は、他の溶媒では見られない特異な性質で
ある。超音波によって温度上昇が容易に起こり、塗料は
く離力が発現する。このことを見い出したのは本発明が
最初である。このようにはく離力が強い温度依存性があ
るので、超音波照射により温度を上昇させ、はく離力を
発現させることができる。
【0010】以上の熱源又は超音波照射装置をくみこん
だ容器にジメチルスルホキシドを入れ、35〜100℃
の温度とし、サーモスタット又は温度計を見ながら手動
でのON、OFFにより一定温度を保つ容器は、必要時
に高い温度のジメチルスルホキシドが得られ、塗装はく
離に極めて便利である。
【0011】熱源又は超音波照射装置(1)によって容
器(2)内のジメチルスルホキシド(3)を加温し、ポ
ンプ(4)により、容器に連結したチューブ(5)と、
それに連結したはけ(6)まで(3)を送り、塗装面に
加温ジメチルスルホキシドを塗ることができる装置は、
壁面のような大きな面の塗装はく離に最適である。小さ
な塗装材は後で示すタンクにつけこむ方式の装置が有効
である。(4)のポンプはいわゆるポンプではなく、圧
縮空気圧を利用したものであってもよい。(5)のチュ
ーブは固定したものは不可であり移動可能でなければな
らない。(6)のはけは、にじみ出てきた溶剤(3)を
面に塗布するためのもので、毛状の糸を全面にとりつけ
たもの、外周のみにとりつけたもの、内面にとりつけ外
周を布切れで覆い溶剤が外にこぼれにくくしたもの等が
ある。
【0012】熱源又は超音波照射装置をタンクにとりつ
け、タンク内のジメチルスルホキシドを加温し、そこ
に、塗装材を入れてはがす装置が考えられる。この場
合、加熱部とタンクとは別にすることもできる。超音波
方式ではかきまぜの必要はないが、熱源加温方式ではか
き混ぜる必要がある。温度制御のためにサーモスタット
又は温度計があることが好ましい。
【0013】実施例2に示すように、塗装材を入れるタ
ンクにジメチルスルホキシドが入っており、このタンク
の横又は下部より超音波が照射され、温度が上昇する。
温度計により、40℃〜100℃のある温度となるよう
に照射装置のスイッチがON、OFFとなる。塗装材
は、温度が上昇する以前から入れておいてもよいが、超
音波照射効率が落ちるので設定温度になってから投入す
る。なお、溶媒温度を上昇させればよいので、タンク内
に直接超音波照射することは必須ではない。溶媒を循環
式とし、タンク以外の部分で超音波照射により溶媒を加
温し、タンク内に送り込むようにしてもよい。なお、超
音波出力をきめれば温度の上限ができるので、熱源の場
合と異なり、温度計は必須ではない。
【0014】粘性をもたせ、加温による揮発を抑えるた
め、ジメチルスルホキシドに増粘剤を加えることができ
る。ジメチルスルホキシドと相容する増粘剤としては、
メチルセルロース又は、ポリオレフィングリコールがあ
り、これ以外は見い出せなかった。メチルセルロースは
せいぜい1〜5%の添加で十分な増粘効果を有するの
で、はく離力を弱めることはない。
【0015】次に発明者は、単独では効果の小さい溶剤
であっても混合すればはく離効果が高まることを見い出
した。以下の溶媒は室温で用いても弱いが、はく離力を
有する。ジメチルスルホキシドが主成分であるので、加
温によりはく離力は高まる為、上述の装置に用いること
もできる。
【0016】塗料剥離力が高まる溶剤の組合せとして
は、ジメチルスルホキシドとグリコールアセテート類又
はグリコールエーテル類の組み合わせが挙げられる。ジ
メチルスルホキシドには常温では塗料軟化の力すら全く
ないが、ジメチルスルホキシドを主成分(50%以上)
とし、グリコール類を加えることにより剥離力は高ま
り、ある割合で最大となる。ジメチルスルホキシドと酢
酸ジエチレングリコールモノブチルエーテル、酢酸ジエ
チレングリコールエチルエーテル、酢酸エチレングリコ
ールメチルエーテル、酢酸プロピレングリコールメチル
エーテルとの組合せではジメチルスルホキシドを60%
〜80%とした場合に最大の剥離力が得られた。これら
は単独では剥離力は極めて弱いが、混合液では強くなっ
た。このような混合による効果が表われるもので、安全
性の高いものとして、ジエチレングリコールジアセテー
ト及び、酢酸ジエチレングリコールアルキルエーテルが
あり、毒性のあるものとしてはエチレングリコールジア
セテート、酢酸エチレングリコールアルキルエーテルな
どがある。
【0017】グリコールアセテート及びグリコールエー
テル類だけでは、塗料を単に軟化させるだけで剥離力は
ない。発明者は、これらに、はく離力の全くないジメチ
ルスルホキシドを希釈剤として加えることで、剥離力が
逆に増強することを見い出した。アルキルは、メチル、
エチル、プロピル、ブチル、ヘキシル等を代表し、ジア
ルキルには、メチルエチル等の2種アルキルを含む。
【0018】主成分がジメチルスルホキシドであって、
それにグリコールエーテル類又はグリコールアセテート
類を加えた混液に相溶し、粘性を与える物質として、ポ
リエチレングリコール、ポリプロピレングリコールを見
い出した。これらは低分子量(200〜1000)のも
のが望ましく、分子量2000以上の高分子のものは相
溶しない。
【0019】次に、セルロース誘導体の多くはジメチル
スルホキシドには全く溶けない為、増粘剤として用いる
ことはできないが、メチルセルロースのみが溶解し、し
かもグリコールアセテート、グリコールエーテル類との
混液にも溶け、高粘性が得られることがわかった。メチ
ルセルロースを数%加えるだけで、高粘土が得られ、し
かも剥離力を低下させないので最も優れた増粘剤である
といえる。
【0020】
【作用】ジメチルスルホキシドは浸透力が大であり、高
温になる程浸透力は増大する。したがって、塗装面にあ
る亀裂、ピンホールに浸透してはく離するメカニズムが
考えられる。又、N−メチルピロリゾン、グリコールア
セテート類、グリコールエーテル類等、塗料溶解力を有
する溶剤との混液は相乗効果があらわれる。
【0021】
【参考例1】ジメチルスルホキシド単独又は、30%酢
酸ジエチレングリコールモノアルキルエーテル混液を4
5℃に加温し、久保孝ペイント(株)製の静電塗装用熱
硬化性粉体塗料でテストを行った。焼付塗装は(有)安
井工業で行った。テストの結果、エポキシ系、エポキシ
ポリエステル系、ポリエステル系の粉体塗料のすべてが
15分程度ではく離することが証明された。これらの粉
体焼付塗料は塩化メチレン含量の高い強力はく離剤でな
いと従来ははく離困難なものである。
【0022】
【参考例2】ジメチルスルホキシドを50℃に加温し、
その中に鉄製のメラミン塗装及びウレタン塗装をつけ、
はく離テストを行ったが、前者は30分で、後者は10
分ではく離することが示された。以上のように、本発明
溶媒は高含量タイプの塩化メチレンはく離剤と同等のは
く離力を有している。加温ジメチルスルホキシドの特徴
は、ジメチルスルホキシドを塗料面からふきとっても、
塗料は塗料面に再付着せず、はく離できる点にある。こ
の性質は塩化メチレンと同じである。また、はく離力は
強力であるが塗料を全く溶かさないため、溶媒を何度も
繰り返し使えるという極めて優れた利点がある。
【0023】
【参考例3】塗装面にさらにポリマーコートしたもの
は、全くはく離しなかった。ポリオレフィン、ナイロ
ン、ポリエステル、ユリア樹脂、ホルマリン樹脂、光硬
化樹脂等をコーティングしたものははく離しなかった。
(これはコーティングの程度に依存する。加温ジメチル
スルホキシドは浸透力が強まるため、樹脂にピンホール
がある場合ははく離する。)
【0024】
【参考例4】ジメチルスルホキシドを25℃、30℃、
40℃それぞれの温度に加温し、そこにエポキシ焼付塗
装板を付け、30分放置し、塗装のとれ具合を比較し
た。25℃では全くはく離せず、30℃では、10分で
ははく離せず、30分では少しはく離し、40℃では、
10分ではく離した。
【0025】
【実施例1】ジメチルスルホキシド100%液を45℃
に加温し、その中にエポキシ系及びエポキシポリエステ
ル系粉体焼付塗装上に塗布したところ、前者は10分で
後者は20分ではく離した。
【0026】
【実施例2】ジメチルスルホキシド4に対し、酢酸ジエ
チレングリコールブチルエーテル1の混液を、ジーエル
サイエンス(株)製の超音波照射槽(US100,45
kHz)に入れ、そこに、実施例1の焼付塗装を浸せき
し20分でいずれもはく離した。このとき液温は42℃
であった。超音波摩擦により、ジメチルスルホキシドの
温度は19℃から42℃に上昇した。超音波自体ははく
離効果はない。
【0027】
【実施例3】ジメチルスルホキシド4に対し、酢酸ジエ
チレングリコールモノブチルエーテル1又はジメチルス
ルホキシド2に対し、酢酸ジエチレングリコールモノブ
チルエーテル1の溶剤にそれぞれメチルセルロース4%
となるように溶かし、それを水性塗料、油性塗料及び油
性ペンキの塗装につけ、数時間放置し、こすって剥離さ
せた。
【0028】
【実施例4】ジメチルスルホキシドが4に対して、ジエ
チレングリコールジメチルエーテル2又は1の混液を調
合した。ジエチレングリコールジメチルエーテル単独の
粘性は極めて小さいが、混液の粘性は大きく、塗料面に
長くとどまった。
【0029】
【図面の簡単な説明】
タンク式のはく離装置 (1) 熱源又は超音波照射装置 (2) 容器 (3) ジメチルスルホキシド (4) ポンプ (5) 容器に連結したチューブ (6) はけ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 35℃〜189℃の温度のジメチルスル
    ホキシドからなる塗料はく離剤。
  2. 【請求項2】 熱源又は超音波照射装置、温度計又はサ
    ーモスタットからなり、ジメチルスルホキシドの温度を
    35℃以上に保つことができる塗料はく離剤容器。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の塗料はく離剤容器と、容
    器に連結したはけとポンプからなり、ジメチルスルホキ
    シドをポンプによってはけにおくり、はけに供給された
    加温ジメチルスルホキシドを対象物に塗ることを特徴と
    する塗料はく離装置。
  4. 【請求項4】 タンクと熱源又は超音波照射装置とから
    構成され、熱源によりタンク内のジメチルスルホキシド
    の温度を上昇させるか、熱源で加温されたジメチルスル
    ホキシドをタンク内に流し込み、タンク内の塗装物の塗
    装をはく離させる塗料はく離装置。
  5. 【請求項5】 ジメチルスルホキシドとグリコールアセ
    テート類又はグリコールエーテル類の混合液であって、
    ジメチルスルホキシドの割合が50%以上である塗料は
    く離剤。
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