JP2001301926A - 在庫コイルのチェック方法 - Google Patents

在庫コイルのチェック方法

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JP2001301926A
JP2001301926A JP2000123062A JP2000123062A JP2001301926A JP 2001301926 A JP2001301926 A JP 2001301926A JP 2000123062 A JP2000123062 A JP 2000123062A JP 2000123062 A JP2000123062 A JP 2000123062A JP 2001301926 A JP2001301926 A JP 2001301926A
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JP
Japan
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coil
inventory
data
coils
automatic crane
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2000123062A
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English (en)
Inventor
Makoto Ichinose
誠 一瀬
Hideichiro Kawashima
秀一郎 川島
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 在庫データと実際の在庫の間に相違がないか
を、コイルを全数棚卸しすることなく、自動的に且つ簡
単にチェックすることができ、相違している可能性があ
る場合でも、コイルを全数棚卸しすることなく実際に棚
卸しすべき部分を絞り込むことができるコイルの在庫チ
ェック方法の提供。 【解決手段】 コイル置場の自動クレーンの制御及び置
場情報管理の運用をスキッドの中心座標データ、コイル
の中心座標データ、床面高さデータ等の在庫データに基
づいてコンピュータにより行うシステムにおいて、在庫
データに基づいてその上部にコイルが存在しないコイル
C1を抽出し、抽出されたコイルの上面高さP1を自動
クレーンを用いて測定した値と在庫データから求められ
るコイルの上面高さの計算値との誤差を計算し、誤差が
予め定めた許容範囲をこえる場合には、測定したコイル
を頂点とする段積みコイルの群について在庫データと実
際の在庫があっているか否かをチェックする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コイル置場の自動
クレーンの制御及び置場情報管理の運用を在庫データに
基づいてコンピュータにより行うシステムにおいて、在
庫データと実際の在庫があっているか否かをチェックす
るコイルの在庫チェック方法に関する。
【0002】
【従来の技術】圧延されたストリップのコイルはコイル
置場で段積みされて保管され、自動クレーンの制御及び
置場情報管理の運用は在庫データに基づいてコンピュー
タにより行う倉庫システムで実施される。在庫データと
して、コイル置場の床面に配置されている全てのスキッ
ド(コイル置台)の中心座標データ、コイル置場にある
全てのコイルの中心座標データ、床面高さデータが含ま
れている。
【0003】コイルの在庫データと実際の在庫の間に不
整合が生じた場合、コイルがあるべき場所にコイルがな
い、コイルがないはずの場所にコイルがある、あるい
は、コイルがあるべき場所にコイルがあるものの、コイ
ルの座標値にずれがあるといった状況になるため、自動
クレーンによるコイルのハンドリングに失敗するという
問題が発生する。このような問題は、コイル置場に入庫
されるコイルに関する入庫予定データの入カミス、入庫
されるコイルが複数あった場合に入庫する順番を取り違
えるといったオペレーション・ミス、手動でコイルを移
動した後で適切な在庫データのメンテナンスを怠ること
などが原因となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】在庫データと実際の在
庫の間に不整合が生じることは、上記のような原因をで
きるだけ排除するべく作業を標準化することでほとんど
発生しないようにできるとはいえ、全く発生しないよう
にすることはできない。また、夜間に無人で動作する自
動クレーンの場合、自動クレーンがコイルのハンドリン
グに失敗したのが深夜であった場合、その復旧作業が大
変であるという問題があった。
【0005】この問題を解決するためには、段積み保管
されているコイルを定期的に全数棚卸しするしかない
が、それには大変な労力が要求される。そのために、昼
間の作業者がいる時間帯において、在庫データと実際の
在庫の間に不整合がないかを自動的に且つ簡単に確認す
るための手段が必要とされていた。
【0006】そこで、本発明は、在庫データと実際の在
庫の間に相違がないかを、コイルを全数棚卸しすること
なく、自動的に且つ簡単にチェックすることができ、相
違している可能性がある場合でも、コイルを全数棚卸し
することなく実際に棚卸しすべき部分を絞り込むことが
できるコイルの在庫チェック方法を提供するものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のコイルの在庫チ
ェック方法は、コイル置場の自動クレーンの制御及び置
場情報管理の運用をスキッドの中心座標データ、コイル
の中心座標データ、床面高さデータ等の在庫データに基
づいてコンピュータにより行うシステムにおいて、在庫
データに基づいてその上部にコイルが存在しないコイル
を抽出し、抽出されたコイルの上面高さを自動クレーン
を用いて測定した値と在庫データから求められるコイル
の上面高さの計算値との誤差を計算し、誤差が予め定め
た許容範囲をこえる場合には、測定したコイルを頂点と
する段積みコイルの群について在庫データと実際の在庫
があっているか否かをチェックすることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明のコイルの在庫チェ
ック方法を実施するための装置の概略図である。クラブ
1に設けられた、自動クレーン2には、コイル3の頂点
の高さを測定する透過型の光電センサ4が設けられてい
る。
【0009】図2は段積みされているコイルを側面から
見た場合の概念図、図3はコイルC1の最も高い位置に
関する計算値と計測値を示す概念図である。この例にお
いては、コイルC1・C2・C3が、自動クレーンがア
クセス可能な、段積みの表面にあるコイルとなる。ま
た、これらのコイルについて、コイルの最も高い位置P
1・P2・P3の三次元座標値も計算によって求めるこ
とができる。
【0010】抽出されたコイルの最も高い位置に対し
て、高さの測定を行う。例えばP1の高さを計測すると
きには、自動クレーンを横走行させてP1の真上まで移
動したあと、自動クレーンを低速で下降させる。自動ク
レーン2に取り付けた透過型の光電センサ4が遮光され
た時点で自動クレーンの下降を停止する。自動クレーン
が下降を停止した高さから、P1の高さの計測値を求め
ることができる。P1の高さの計測値が求まったら、こ
れとコンピュータに登録されているP1の高さの計算値
を比較してその誤差を求める(図3参照)。この誤差が
予め定めた許容値を越えるものであった場合、コイルC
1及びコイルC1の下に位置するコイルの全てからなる
コイルのグループG1について、在庫を調べる必要があ
ると判断する。同様のことを、コイルC2、C3につい
ても実施する。
【0011】
【実施例】コイルを保管するコイル置場の床面には予め
定める間隔でスキッドが固定設置されており、各スキッ
ドの位置座標及び寸法はコンピュータに登録されてい
る。また、コイル置場にあるコイルの板幅・板厚・外径
・内径・重量等はコイル情報としてコンピュータに記憶
される。スキッド上に存在する1段目のコイルの中心座
標は、各スキッドの位置座標及びコイルの外径寸法から
計算することができる。また、コイルの上に存在する2
段目以上のコイルの中心座標は、当該コイルの外径寸法
と、当該コイルの下に位置する2つのコイルの中心座標
及び外径寸法から計算することができる。
【0012】実際のコイルの側面形状は真円ではないの
で、コイルの中心座標の計算値と実際の値には幾らかの
誤差があるが、その誤差は一般的にある許容範囲内に収
まると考えてよい。もし、誤差がある許容範囲内に収ま
らないとすれば、コイルが荷潰れを起こしているか、あ
るいは、コイルの在庫データに誤りが生じているとして
よい。
【0013】図4は本発明の在庫チェック方法のブロッ
ク図である。システムは「上面検出」という機能を有す
る。この機能は、コイル置場の一部の領域、あるいは、
全領域に関して、自動クレーンがアクセス可能な、段積
みの表面に位置するコイルに関して、コイルの最も高い
位置の計算値と計測値の誤差測定を行うものである。コ
イルの最も高い位置の測定は、自動クレーンを実際に目
的の位置に移動させることによって行う。オペレータ
は、昼間の操業の空き時間を利用して、倉庫システムに
対して「上面検出」の設定を行う。
【0014】コンピュータでは、オペレータが指定した
コイル置場の領域に属する在庫データを調べ(S1)、
上にコイルが存在しないので自動クレーンがアクセス可
能な、段積みの表面にあるコイルのみを抽出し、抽出さ
れたコイルについて、そのコイルの中心座標(Xc,Y
c,Zc)と外径寸法Dを取得する(S2)。また、コ
イルの最も高い位置の高さ(Z座標)は、Zp=Zc+
0.5×Dで計算できる(S3)。
【0015】コンピュータは自動クレーンの制御部に、
(Xp,Yp,Zp)の座標にコイルの上面があるかど
うか調査するよう指示する。これに対して、自動クレー
ン位置(Xp,Yp)に横走行したあと、Zpの高さに
コイルの上面があるかどうか調査するべく自動クレーン
を下降させる。自動クレーンには、透過型の光電センサ
が取り付けられており、コイルの上面を検知することが
できる。すなわち、この光電センサが遮光された時点で
下降動作を停止し、そのときのワイヤーの巻き下げ量か
ら、コイルの上面の高さ(Z座標)を求めることができ
る(S4)。
【0016】このようにして求められたコイルの上面高
さをZqとすれば、誤差Δは、Δ=Zq−Zpで求めら
れる。この誤差量Δが、予め定めた許容範囲をこえる場
合には、測定したコイルを頂点とする段積みコイルの群
については、後で内径、外径幅等の属性が在庫データと
違っていないかの確認を行い、その旨をプリンタに印字
する。これは、後でオペレータが棚卸しを行う際に利用
する。誤差量Δが、予め定めた許容範囲をこえる場合に
は、測定したコイルを頂点とする段積みコイルの群につ
いては、後で内径、外径幅等の属性が在庫データと違っ
ていないかの確認を行う(S5)。
【0017】
【発明の効果】本発明に従えば、限られた時間の中で、
在庫データと実際の在庫の間に不整合がないかを自動的
に且つ簡単に確認することができる。また、実際に不整
合が発生している可能性がある場合でも、本発明によっ
て不整合が発生している可能性があると指摘されたコイ
ルのグループに限って棚卸しを行えばよいので、コイル
を全数棚卸しするのと比較すれば棚卸しの労力を大きく
減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコイルの在庫チェック方法を実施する
ための装置の概略図である。
【図2】段積みされているコイルを側面から見た場合の
概念図である。
【図3】コイルC1の最も高い位置に関する計算値と計
測値を示す概念図である。
【図4】本発明の在庫チェック方法のブロック図であ
る。
【符号の説明】
1:クラブ、2:自動クレーン、3:コイル、4:光電
センサ、5:スキッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F022 CC06 JJ02 MM03 MM07 MM13 MM21 MM70 QQ12 3F204 AA02 BA05 CA07 DA03 DA09 GA04

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイル置場の自動クレーンの制御及び置
    場情報管理の運用をスキッドの中心座標データ、コイル
    の中心座標データ、床面高さデータ等の在庫データに基
    づいてコンピュータにより行うシステムにおいて、 在庫データに基づいてその上部にコイルが存在しないコ
    イルを抽出し、抽出されたコイルの上面高さを自動クレ
    ーンを用いて測定した値と在庫データから求められるコ
    イルの上面高さの計算値との誤差を計算し、誤差が予め
    定めた許容範囲をこえる場合には、測定したコイルを頂
    点とする段積みコイルの群について在庫データと実際の
    在庫があっているか否かをチェックするコイルの在庫チ
    ェック方法。
JP2000123062A 2000-04-24 2000-04-24 在庫コイルのチェック方法 Withdrawn JP2001301926A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016204141A (ja) * 2015-04-27 2016-12-08 Jfeスチール株式会社 製品の誤搬送検出方法および誤搬送検出装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016204141A (ja) * 2015-04-27 2016-12-08 Jfeスチール株式会社 製品の誤搬送検出方法および誤搬送検出装置

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