JP2001301816A - 運搬物用荷崩れ防止方法及びその荷崩れ防止装置 - Google Patents

運搬物用荷崩れ防止方法及びその荷崩れ防止装置

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JP2001301816A
JP2001301816A JP2000120328A JP2000120328A JP2001301816A JP 2001301816 A JP2001301816 A JP 2001301816A JP 2000120328 A JP2000120328 A JP 2000120328A JP 2000120328 A JP2000120328 A JP 2000120328A JP 2001301816 A JP2001301816 A JP 2001301816A
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Koji Muraoka
孝治 村岡
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MURAOKA KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 合成樹脂シート生地製の荷崩れ防止帯材によ
って生じ得る静電気等を著しく低減させ、運搬物等が精
密電気機器等であってその帯電等によって悪影響が及ぼ
されるのを防止し、また荷崩れ等を防止して運搬保管で
きる。 【解決手段】 台車、パレット等(P)に段積みした運
搬物C周囲を合成樹脂シート生地製の荷崩れ防止帯状材
(1)によって巻回して運搬物Cの荷崩れを防止すると
き、荷崩れ防止帯状材(1)と運搬物Cとの間で運搬物
C外周面に綿布材2を配装する。綿布材2の配装は、運
搬物Cの周囲に巻回装着する荷崩れ防止帯状材(1)の
巻回作業に先立ち、綿布材2を単独で運搬物C周囲に巻
回するか、荷崩れ防止帯状材(1)裏面に一体状に貼着
しておいて荷崩れ防止帯状材(1)の巻回装着と同時に
運搬物C周囲に巻回するかする。またシートカバー本体
1の端部には相互を接合固定する固定手段10、シート
カバー本体1端部相互を重ね合わせ、互いに反対方向に
牽引させて位置決めさせる牽引手段15を付設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば荷役用のパレ
ット、台車上に段積み状に積載された各種の運搬物を結
束し、その荷崩れを防止するとき、特に運搬物によって
は発生されやすい静電気等の帯電を防止し、例えば精密
電気機器等の結束、運搬等に好適な運搬物用荷崩れ防止
方法及びその荷崩れ防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明者は、例えば食品、電気機器その
他を梱包した段ボール容器、ケース等の各種の運搬物を
纏めて運搬、保管するときに荷役用のパレット、台車等
に段積み状に積載した場合の荷崩れ等を防止するため、
特許第2605221号による運搬物用荷くずれ防止装
置を提案した。これは段積み状の運搬物等を巻回する帯
状のシート生地材のシートカバーの両端部分を互いに重
ね合わせて接合するときに、内側に位置する一方の端部
に連結した取手を外側に位置する他方の端部に開口形成
してある外出スリットから挿通外出させると共に、内外
で接合する面ファスナーによって接合固定するように構
成したものであり、これによって運搬物等をしっかりと
結束でき、しかも繰り返しの使用にも十分に耐え得るよ
うにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記の従来提
案の特許第2605221号による運搬物用荷崩れ防止
装置にあっては、そのシートカバーの素材であるシート
生地は堅牢性、取扱い上の容易性その他から例えばナイ
ロン樹脂系、ポリエステル樹脂系等の合成樹脂材製シー
トとして、更にはその繊維質の織成シート構造のものと
して形成して提供されていたものである。そのため運搬
物に対する巻回作業等にも伴い、静電気が発生しやす
く、特に運搬物等が精密電気機器等である場合にはこう
した静電気の発生は好ましくはなく、また帯電状態は作
業者に対しての少なからずの電撃等も生じ得るものであ
った。
【0004】このような静電気の発生は、上記の特許第
2605221号による運搬物用荷崩れ防止装置によっ
て従来の欠点とされていた例えば透明な塩化ビニル樹脂
製のいわゆる透明ラップと称される巻回されるビニル樹
脂シートによるものでも同様に生じていたのであり、か
かる帯電現象はある程度は止むを得ないものとされてい
たものである。
【0005】そこで本発明は叙上のような従来存した諸
事情に鑑み創出されたもので、この種のシート状生地を
主たる素材と使用する運搬物用荷崩れ防止方法、その荷
崩れ防止装置において、合成樹脂シート生地によって生
じ得る静電気等を著しく低減させ、例えば梱包運搬すべ
き運搬物等が精密電気機器等であってその帯電等によっ
て悪影響が及ぼされる虞がある場合でも帯電させること
がなく、その機器等の正常な状態をそのまま維持しなが
ら荷崩れ等を防止して運搬保管できるようにし、また取
扱いも従来同様に簡素である運搬物用荷崩れ防止方法及
びその荷崩れ防止装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明に係る運搬物用荷崩れ防止方法にあって
は、台車、パレット等に段積みされた運搬物C周囲を合
成樹脂シート生地製の荷崩れ防止帯状材(1)を巻回す
ることで運搬物Cの荷崩れを防止するものであって、荷
崩れ防止帯状材(1)と運搬物Cとの間で運搬物C外周
面に綿布材2を配装するものである。このときの綿布材
2の配装は、運搬物Cの周囲に巻回装着する荷崩れ防止
帯状材(1)の巻回作業に先立ち、綿布材2を単独で運
搬物C周囲に巻回するか、荷崩れ防止帯状材(1)裏面
に一体状に貼着しておいて荷崩れ防止帯状材(1)の巻
回装着と同時に運搬物C周囲に巻回するかする。またこ
の荷崩れ防止方法を実施するに使用される本発明に係る
運搬物用荷崩れ防止装置にあっては、台車、パレット等
に段積みされた運搬物C周囲を巻回する合成樹脂シート
生地製の荷崩れ防止帯状材(1)の裏面に綿布材2を配
装したものである。更に具体的には、台車、パレット等
に段積みされた運搬物C周囲を巻回する合成樹脂シート
生地製のシートカバー本体1の裏面に綿布材2を配装す
ると共に、シートカバー本体1の端部には相互を接合固
定させる固定手段10を設け、またシートカバー本体1
端部相互を重ね合わせ、位置決めさせる牽引手段15を
付設し、この牽引手段15は、シートカバー本体1にお
ける巻回方向に対してほぼ直交させてシートカバー本体
1に固定した剛性材製の保形材16と、この保形材16
近傍におけるシートカバー本体1に配置した取っ手17
とを備え、また重ね合わされるシートカバー本体1端部
における外側に位置する部分には、内側に位置する部分
の牽引手段15の取っ手17を外出させる切欠開口した
細長い外出スリット18を形成したものである。
【0007】以上のように構成された本発明に係る運搬
物用荷崩れ防止方法及びその荷崩れ防止装置にあって、
段積みされた運搬物Cの周囲を巻回する合成樹脂シート
生地製のシートカバー本体1の裏面、すなわちこのシー
トカバー本体1が運搬物Cを巻回したときの運搬物C外
周面との間に綿布材2が介装されることで、シートカバ
ー本体1と運搬物Cとの間に生じ得る静電気の発生を抑
制させる。牽引手段15はシートカバー本体1の端部相
互を互いに重ね合わせたとき、内側に位置する部分の取
っ手17を外側に位置する部分の外出スリット18から
外出させて端部相互を互いに反対方向に牽引させ、シー
トカバー本体1によって運搬物Cをしっかりと結束状態
で巻回装着させる。このときの保形材16は取っ手17
にて牽引させるシートカバー本体1の端部をその全体で
牽引させ、固定手段10によってシートカバー本体1端
部相互をきっちりと重ね合わせ、また巻回作業時の一方
の端部を段積み状の運搬物C相互間に差し入れ、仮止め
させ、作業者単独での作業も可能にさせる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の一実
施の形態を説明すると、図において示される符号1は帯
状のシートカバー本体であり、荷役用のパレット、台車
の如き積載台P上に段積み状に積載された各種の運搬物
Cを水平方向で卷回装着したり、図示を省略したが例え
ば台車、パレット等と共に上下方向で卷回装着したりす
るに足りる長さと幅員とを備えている。このシートカバ
ー本体1自体の裏面には、少なくとも運搬物Cとの間に
綿布材2が介在されるようにして運搬物Cに巻回される
ようになっている。
【0009】すなわち、このシートカバー本体1は、例
えばナイロン樹脂、ポリエステル樹脂系の合成樹脂製の
所定肉厚のシート生地である帆布生地等によって形成さ
れており、例えば図2に示すようにシートカバー本体1
自体の裏面全体に所定肉厚の綿布材2が貼り合わせ状に
して配装される。綿布材2自体はシートカバー本体1裏
面のほぼ全域に密に当接するようにして一体状に配置さ
れる場合に限らず、シートカバー本体1の長さ方向に沿
う両側縁で例えば互いに縫合されることで全体がいわば
筒・袋状にして構成されたり、また、所定間隔毎に平行
状、格子状等の縫合線を呈するようにして逢着されたり
することもあり、また場合によってはシートカバー本体
1の裏面に所定間隔毎に配装するも可能である。更には
シートカバー本体1と綿布材2とが別体とされていて、
運搬物Cに対する巻回装着時に先ず綿布材2のみが巻回
され、その後シートカバー本体1が巻回されるようにな
っていてもよいものとしてある。
【0010】なおシートカバー本体1自体は、運搬物C
を水平方向で卷回装着する場合には段積みされた運搬物
Cの上下方向で複数段に跨がって掛け渡される上下方向
の幅員と、端部相互が重ね合わされるように、運搬物C
の周囲を水平方向で囲繞するに足りる長さとを備えたも
のとする(図1参照)。また図示を省略したが運搬物C
を上下方向で卷回装着する場合には、段積みされた運搬
物Cの水平方向で複数列に跨がって掛け渡される水平方
向の幅員と、積載台Pと共に運搬物Cを卷回できるよう
に、端部相互が重ね合わされた状態で、運搬物Cの上下
方向で囲繞するに足りる長さとを備えたものとしてあ
る。
【0011】またこのシートカバー本体1には、運搬物
Cを卷回装着した後の端部相互を重ね合わせた状態で、
互いに連結固定する固定手段10を有している。図示例
における固定手段10は、シートカバー本体1の端部に
おいての長手方向の両側縁部に、重ね合わされる内側部
分の外側面と同じく外側部分の内側面との間で、接離自
在なものとした雌雄構造の面ファスナーによったものと
してある。この面ファスナーは、シートカバー本体1の
長手方向に沿って帯状に長くし、例えば重ね合わされる
内側部分の外側面に配設する雌形の面ファスナーを、外
側部分の内側面に配設する雄形の面ファスナーに比し長
くしておくことで、卷回装着時の卷回長さの調整を容易
にする。もとよりこの固定手段10は、図示例のような
面ファスナー構造に限定されるものではなく、フック、
バックルその他の着脱自在で、長さ調整自在にしてシー
トカバー本体1の端部相互を当接固定できるようになっ
ていれば足りるものである。
【0012】シートカバー本体1の端部には、シートカ
バー本体1端部相互を重ね合わせ、位置決めさせるため
の牽引手段15を付設してある。この牽引手段15は、
図に示すように、シートカバー本体1における卷回方向
に対してほぼ直交させてシートカバー本体1に固定、例
えばシートカバー本体1内に配装することで固定した棒
状の剛性材製の保形材16と、この保形材16近傍にお
けるシートカバー本体1のほぼ中央線上に配置した取っ
手17とを備えている。
【0013】保形材16は、例えばアルミニウム製の細
帯状板材、パイプ材、棒材その他であり、例えばシート
カバー本体1の長手方向の端部に形成した袋部分内に収
納されている。そして取っ手17によって牽引されたと
きの牽引方向に対して、牽引部位自体におけるシートカ
バー本体1の幅員全体を歪形させたり、変形させたりせ
ずにほぼ直線状のままで、特に両縁部分が確実に牽引さ
れるようにしている。またこの保形材16自体によっ
て、段積みされた運搬物C相互間に強制的に挿入でき、
運搬物C周囲に卷回させるシートカバー本体1を仮止め
できるようにしてある。
【0014】取っ手17は、作業者の手指等を掛けるこ
とができるようなループ状の紐材、例えばシートカバー
本体1と同効材にて形成され、シートカバー本体1全体
を牽引するときの牽引荷重に十分に耐えられるようにし
てある。なおこの取っ手17自体は、シートカバー本体
1のほぼ中央線上に配置する場合に限らず、保形材16
の両端近傍位置夫々に計一対にして配置したり、シート
カバー本体1の長さ方向に直交する方向における保形材
16に関連位置させて複数にして配置したりすることも
ある。
【0015】また図示のように、重ね合わされるシート
カバー本体1端部における外側部分には、内側部分の牽
引手段15の取っ手17を外出させるようシートカバー
本体1の長手方向に沿って切欠開口した細長い外出スリ
ット18が形成してある。この外出スリット18自体は
図示のように、取っ手17を配置したシートカバー本体
1のほぼ中央線上に沿ったシートカバー本体1の長手方
向に形成されており、運搬物Cに卷回するときの調整代
に相当する長さを有する。
【0016】なお牽引手段15自体は通常は、シートカ
バー本体1の長手方向の両端部に付設してあるも、運搬
物Cの異なる周囲長さの夫々にシートカバー1自体が対
応できるようにするため、シートカバー本体1の端部の
いずれか一方は、複数の牽引手段5を備えたものとす
る。例えば図例のように、外出スリット18を形成して
いない側の、シートカバー本体1端部に適宜間隔を設定
して複数の牽引手段15を付設しておくのであり、使用
に際しての余長分は例えば内方に折り返し状に収納する
ものとしておく。
【0017】更に図示を省略したが、シートカバー本体
1自体の適当位置例えば中央位置に弾撥的に伸縮する紐
状、帯状のゴムバンドを例えば複数で並列介装しておく
こともでき、運搬物Cに対する巻回装着時に、このゴム
バンドによって運搬物C周囲長さに自動的に調整設定さ
れる長さになるようにすると共に、運搬物C周囲を適度
な締め付け状態で締結できるようにするもよい。
【0018】なお前記綿布材2はシートカバー本体1と
一体状積層構造とされるとき、シートカバー本体1にお
ける外出スリット18の開口部分では配装されず、ほぼ
同位置で外出スリット18と同形状のスリットが開口形
成される。
【0019】次に使用の一例を説明するに、図1、図4
に示すように例えば荷役用のパレットP上に段積み状に
積載された運搬物Cの周囲にこれらの運搬物Cを巻回す
るように装着するのであり、シートカバー本体1におけ
るいずれか一方の端部を例えば保形材16によって強制
的にでも運搬物C相互間に差し入れ、仮止めしておき
(図4(A)参照)、綿布材2を内側にして他方の端部
側で運搬物C周囲に巻回して(図4(B)参照)端部相
互を重ね合わせる。次いで外出スリット18がある端部
側を外側に位置させ、内側に位置させた端部の取っ手1
7を外出スリット18から引き出し、端部相互を反対方
向に牽引しながら(図4(C)参照)、内外に位置する
端部相互を面ファスナー(10)によって接合固定すれ
ばよい(図4(D)参照)のである。
【0020】なお図示を省略したが、帯状、シート状に
形成してある綿布材2を単独で運搬物C周囲に巻回装着
した後にその綿布材2外周でシートカバー本体1を同様
に巻回装着するもよく、更には綿布材2の巻回装着後に
従来同様なビニル樹脂シート生地材製の巻回シートによ
って巻回してもよい。
【0021】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているた
めに、運搬物Cの周囲が綿布材2によって巻回されたも
のとなっていることで帯電が阻止され、運搬物Cにおけ
る静電気の発生が著しく低減され、静電気によって悪影
響が及ぼされ得る例えば精密電気機器等のものであって
も安全、安心して使用できるのである。
【0022】すなわちこれは本発明において、台車、パ
レット等に段積みされた運搬物C周囲を合成樹脂シート
生地製の荷崩れ防止帯状材(1)で巻回して運搬物Cの
荷崩れを防止するとき、荷崩れ防止帯状材(1)と運搬
物Cとの間で運搬物C外周面に綿布材2を配装するから
であり、これによって、シートカバー本体1と運搬物C
との間に生じ得る静電気の発生を抑制させるのである。
この抑制効果は、本発明者の実験によれば、従来のビニ
ル樹脂シート生地材製の巻回シートのみを運搬物C周囲
に巻回装着したときでは、1400〜6000Vの静電
気の発生が見られたのに比し、本発明にによった場合に
は100Vの静電気の発生が認められたにすぎないもの
であった。
【0023】またこの牽引手段15においての剛性材製
の保形材16によって、シートカバー本体1端部相互を
牽引するとき、その全体をその形状を維持したままで牽
引させ、互いの端部相互をきっちりと重ね合わせること
ができると共に、固定手段10によってしっかりと固定
接合でき、運搬、保管時等に生じ得る振動、衝撃その他
によっても運搬物Cをがたつかせず、段積み状態を安定
的に維持できるのである。
【0024】更に重ね合わされるシートカバー本体1端
部における外側に位置する部分には、内側に位置する部
分の牽引手段15の取っ手17を外出させる切欠開口し
た細長い外出スリット18を形成してあるから、シート
カバー本体1の端部相互を互いに反対方向に重ね合わせ
た状態で牽引でき、互いに斜めの方向とさせずにきっち
りと重ね合わせ、シートカバー本体1によって運搬物C
をしっかりと結束状態で巻回装着させる。
【0025】更にはシートカバー本体1の一方の端部に
おける保形材16によって、段積み状の運搬物C相互の
隙間に差し入れることでシートカバー本体1を仮止め状
としておくことができ、またシートカバー本体1の端部
相互は単独の作業者のみでも接合固定できることで、全
体作業を単独で行うことができ、荷崩れ防止作業を能率
的に遂行できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す使用状態の一部切
欠斜視図である。
【図2】同じく要部断面図である。
【図3】同じく牽引手段の分解斜視図である。
【図4】(A)乃至(D)は運搬物等を巻き締め固定す
る作業手順を示す一部切欠の概略斜視図である。
【符号の説明】
C…運搬物 P…積載台 1…シートカバー本体 2…綿布材 10…固定手段 15…牽引手段 16…保形材 17…取っ手 18…外出スリ
ット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台車、パレット等に段積みされた運搬物
    周囲を合成樹脂シート生地製の荷崩れ防止帯状材を巻回
    することで運搬物の荷崩れを防止する運搬物用荷崩れ防
    止方法において、荷崩れ防止帯状材と運搬物との間で運
    搬物外周面に綿布材を配装することを特徴とした運搬物
    用荷崩れ防止方法。
  2. 【請求項2】 綿布材の配装は、運搬物の周囲に巻回装
    着する荷崩れ防止帯状材の巻回作業に先立ち、綿布材を
    単独で運搬物周囲に巻回する請求項1記載の運搬物用荷
    崩れ防止方法。
  3. 【請求項3】 綿布材の配装は、荷崩れ防止帯状材裏面
    に一体状に貼着しておいて荷崩れ防止帯状材の巻回装着
    と同時に運搬物周囲に巻回する請求項1記載の運搬物用
    荷崩れ防止方法。
  4. 【請求項4】 台車、パレット等に段積みされた運搬物
    周囲を合成樹脂シート生地製の荷崩れ防止帯状材によっ
    て巻回して運搬物の荷崩れを防止する運搬物用荷崩れ防
    止装置において、合成樹脂シート生地製の荷崩れ防止帯
    状材の裏面に綿布材を配装したことを特徴とする運搬物
    用荷崩れ防止装置。
  5. 【請求項5】 台車、パレット等に段積みされた運搬物
    周囲を巻回する合成樹脂シート生地製のシートカバー本
    体の裏面に綿布材を配装すると共に、シートカバー本体
    の端部には相互を接合固定させる固定手段を設け、また
    シートカバー本体端部相互を重ね合わせ、位置決めさせ
    る牽引手段を付設し、この牽引手段は、シートカバー本
    体における巻回方向に対してほぼ直交させてシートカバ
    ー本体に固定した剛性材製の保形材と、この保形材近傍
    におけるシートカバー本体に配置した取っ手とを備え、
    また重ね合わされるシートカバー本体端部における外側
    に位置する部分には、内側に位置する部分の牽引手段の
    取っ手を外出させる切欠開口した細長い外出スリットを
    形成したことを特徴とする運搬物用荷崩れ防止装置。
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