JP2001300497A - 廃棄物処理装置と廃棄物処理方法 - Google Patents

廃棄物処理装置と廃棄物処理方法

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JP2001300497A
JP2001300497A JP2000121829A JP2000121829A JP2001300497A JP 2001300497 A JP2001300497 A JP 2001300497A JP 2000121829 A JP2000121829 A JP 2000121829A JP 2000121829 A JP2000121829 A JP 2000121829A JP 2001300497 A JP2001300497 A JP 2001300497A
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organic waste
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closed
moving
waste
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JP2000121829A
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Yoshitaka Izumi
良隆 和泉
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AIMAKKU ENGINEERING KK
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 本発明は、廃棄物処理装置と廃棄物処理方法
に係わり、特に、複数の無酸素密閉雰囲気の密閉室を設
け、炭素化処理等を連続的に行うことにより、大量の有
機廃棄物を効率的に処理することのできる廃棄物処理装
置と廃棄物処理方法を提供することを目的とする。 [構成] 本発明は、複数の密閉室を無酸素密閉雰囲気
とし、移動手段が、密閉室に投入された有機廃棄物を移
動させ、加熱手段が、有機廃棄物を加熱して、この有機
廃棄物に含まれる成分を熱分解させて炭素化させ、移送
手段が、密閉室で処理された有機廃棄物を、他の密閉室
へ移送すると共に、撹拌させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、廃棄物処理装置と廃棄
物処理方法に係わり、特に、複数の無酸素密閉雰囲気の
密閉室を設け、炭素化処理等を連続的に行うことによ
り、大量の有機廃棄物を効率的に処理することのできる
廃棄物処理装置と廃棄物処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、産業用廃棄物や不要な有機物を再
利用する試みがなされているが、現状では、産業用廃棄
物等を焼却処理したり、埋立処理することにより処分し
ている。
【0003】また炭素化処理方法も種々試みられてお
り、例えば、固定炉を利用した酸化処理方式や、セメン
ト焼成形のセメントキルン方式等が存在した。
【0004】更に、無酸素分解処理方式を採用したコン
テナ移送処理法等も存在した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、産業用
廃棄物を埋立処理する方法は、その埋立用地の確保が極
めて困難となっている。また産業用廃棄物を焼却処理す
る方法は、廃棄物の容積を減少させることができるが、
焼却課程で生じる有害生成物の除去は、種々の検討にも
かかわらず極めて困難であるという問題点があった。ま
た現在のところ、焼却処理において再利用が可能となる
のは、熱エネルギ程度であることが殆どであった。
【0006】また炭素化処理方法は、有害生成物の除去
が煩雑であったり、充分な効果が得られないという問題
点もあった。
【0007】更に無酸素分解処理方式を採用したコンテ
ナ移送処理法等は、多量の有機廃棄物を処理する場合、
熱伝達が不良となるため、設備が長大化し割高になると
いう問題点があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題に鑑み
案出されたもので、無酸素密閉雰囲気とされた複数の密
閉室と、この密閉室に投入された有機廃棄物を移動させ
るための移動手段と、該有機廃棄物を加熱して、この有
機廃棄物に含まれる成分を熱分解させて炭素化させるた
めの加熱手段と、前記密閉室で処理された有機廃棄物
を、他の密閉室へ移送すると共に、撹拌させるための移
送手段とから構成されている。
【0009】また本発明は、有機廃棄物を乾燥させるた
めの第1の密閉室と、無酸素密閉雰囲気とされ、有機廃
棄物に含まれる成分を熱分解させて炭素化させるための
第2の密閉室と、無酸素密閉雰囲気とされ、炭素化処理
された有機廃棄物を冷却させるための第3の密閉室とを
備え、第1の密閉室には、この第1の密閉室に投入され
た有機廃棄物を移動させるための第1の移動手段と、該
有機廃棄物を加熱して乾燥させるための第1の加熱手段
とを備えており、第2の密閉室には、この第2の密閉室
に投入された有機廃棄物を移動させるための第2の移動
手段と、該有機廃棄物を加熱して炭素化させるための第
2の加熱手段とを備えており、第3の密閉室には、この
炭素化処理された有機廃棄物を移動させるための第3の
移動手段と、該炭素化処理された有機廃棄物を冷却する
ための冷却手段とを備えており、前記第1の密閉室から
前記第2の密閉室へ、前記第2の密閉室から前記第3の
密閉室へ、前記有機廃棄物を移送させるための移送手段
とから構成されている。
【0010】そして本発明は、各密閉室内の温度、有機
廃棄物を移動速度を、それぞれの密閉室で最適に調整す
る構成にすることもできる。
【0011】更に本発明の移動手段には、この移動手段
に固着した有機廃棄物を掻き取るための掻き取り機構が
備える構成にすることもできる。
【0012】また本発明の移送手段の間には、気体の移
流を防止するための気体遮断手段を備える構成にするこ
ともできる。
【0013】そして本発明の廃棄物処理方法は、第1の
密閉室で、第1の移動手段上に載せられた有機廃棄物を
乾燥させる第1工程と、乾燥された有機廃棄物を第2の
密閉室に移送する第2工程と、無酸素密閉雰囲気の第2
の密閉室で、第2の移動手段上に載せられた有機廃棄物
に含まれる成分を熱分解させて炭素化させる第3工程
と、炭素化された有機廃棄物を第3の密閉室に移送する
第4工程と、無酸素密閉雰囲気の第3の密閉室で、第3
の移動手段上に載せられた炭素化処理された有機廃棄物
を冷却させる第5工程とから構成されている。
【0014】
【発明の実施の形態】以上の様に構成された本発明は、
複数の密閉室を無酸素密閉雰囲気とし、移動手段が、密
閉室に投入された有機廃棄物を移動させ、加熱手段が、
有機廃棄物を加熱して、この有機廃棄物に含まれる成分
を熱分解させて炭素化させ、移送手段が、密閉室で処理
された有機廃棄物を、他の密閉室へ移送すると共に、撹
拌させることができる。
【0015】また本発明は、第1の移動手段が、第1の
密閉室に投入された有機廃棄物を移動させ、第1の加熱
手段が、第1の密閉室の有機廃棄物を加熱して乾燥さ
せ、第2の移動手段が、第2の密閉室に投入された有機
廃棄物を移動させ、第2の加熱手段が、第2の密閉室の
有機廃棄物を加熱して炭素化させ、第3の移動手段が、
第3の密閉室の炭素化処理された有機廃棄物を移動さ
せ、冷却手段が、第3の密閉室の炭素化処理された有機
廃棄物を冷却する様になっており、移送手段が、有機廃
棄物を、第1の密閉室から第2の密閉室へ、第2の密閉
室から第3の密閉室へ、移送することができる。
【0016】そして本発明の廃棄物処理方法は、第1の
密閉室で、第1の移動手段上に載せられた有機廃棄物を
乾燥させ、乾燥された有機廃棄物を第2の密閉室に移送
し、無酸素密閉雰囲気の第2の密閉室で、第2の移動手
段上に載せられた有機廃棄物に含まれる成分を熱分解さ
せて炭素化させ、炭素化された有機廃棄物を第3の密閉
室に移送し、無酸素密閉雰囲気の第3の密閉室で、第3
の移動手段上に載せられた炭素化処理された有機廃棄物
を冷却させることができる。
【0017】
【実施例】
【0018】本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
【0019】図1に示す様に、本実施例の廃棄物処理装
置1000は、破砕手段100と、スクリューコンベヤ
ー160と、乾燥手段310と、第1の炭素化手段32
0と、第2の炭素化手段330と、冷却手段340と、
第1のガス冷却器410と、第2のガス冷却器420
と、第3のガス冷却器430と、ガス回収装置500
と、塩素水素除去装置600と、窒素ガス供給手段70
0とから構成されている。
【0020】破砕手段100は、破砕機ホッパ110
と、破砕機120とから構成されており、有機廃棄物を
破砕機ホッパ110で受け、有機廃棄物を破砕機120
で適切なサイズに破砕し、処理効率を高める様に構成さ
れている。破砕機120で破砕された有機廃棄物は、中
間ホッパ150を介してスクリューコンベヤ160に送
られる。スクリューコンベヤ160により、破砕された
有機廃棄物は、定量供給される様に構成されている。
【0021】乾燥手段310は、第1の炉本体311
と、第1の電気ヒーター312と、第1のベルトコンベ
ヤー313と、第1の供給口314と、第1の排出口3
15と、第1の排気口316とから構成されている。第
1の炉本体311は、内部に窒素ガス供給手段700よ
り窒素ガスを供給し無酸素密閉雰囲気とし、第1の電気
ヒーター312により内部を150℃程度に加熱し、有
機廃棄物を乾燥させるためのものである。第1の炉本体
311の温度は、150℃程度なので、主に有機廃棄物
を乾燥させる。第1の電気ヒーター312は、第1の加
熱手段に該当し、第1のベルトコンベヤー313は、第
1の移動手段に該当するものである。なお第1の炉本体
311は、必ずしも無酸素密閉雰囲気とする必要はな
い。
【0022】第1の電気ヒーター312は、電気加熱に
限らず、高周波加熱等、その他の低コストな加熱源を使
用して加熱を行ってもよい。
【0023】第1の供給口314は、内部の密閉性を向
上させるためにスライド式の開閉扉が装備されている。
第1の排気口316から排出された排気ガスは、適宜の
排気手段を介して第1のガス冷却器410に導かれる様
に構成されている。第1のガス冷却器410は、排気ガ
スを冷却し、有効成分の分離を行って、残ったガスをガ
ス回収装置500に送る様に構成されている。なお、第
2のガス冷却器420と第2のガス冷却器420も同様
である。そして第1のガス冷却器410は、適宜の冷却
装置から冷却水を取り込み、再び冷却装置に戻す様にな
っている。
【0024】なおガス回収装置500は、窒素ガスを分
離したり、再利用可能なガスを分離することができる。
【0025】そして第1の炭素化手段320は、第2の
炉本体321と、第2の電気ヒーター322と、第2の
ベルトコンベヤー323と、第1の供給口324と、第
1の排出口325、第1の排気口326とから構成され
ている。第2の炉本体321は、内部に窒素ガス供給手
段700より窒素ガスを供給し、第2の炉本体321内
を無酸素密閉雰囲気とし、第2の電気ヒーター322に
より内部を300℃程度に加熱し、炭素化を行うための
ものである。
【0026】第2の炉本体321は、密閉室に該当する
もので、第2の電気ヒーター322は第2の加熱手段に
該当し、第2のベルトコンベヤー323は第2の移動手
段に該当するものである。
【0027】第2の供給口324は、内部の密閉性を向
上させるためにスライド式の開閉扉が装備されている。
第2の排気口326から排出された排気ガスは、塩素成
分輸送手段610を介して、塩化水素除去装置600に
送られる。塩化水素除去装置600では、適宜の塩化水
素除去手段を利用してガスの中から塩化水素又は塩素を
除去する様になっている。塩化水素除去装置600から
摘出された塩酸又は塩化水素は、回収され、その他のガ
スは、ガス回収装置500に送られ、冷却水も回収され
る。
【0028】乾燥手段310の第1の炉本体311に
は、スクリューコンベヤ160により供給された有機廃
棄物が、第1の供給口314から投入される。有機廃棄
物は、第1のベルトコンベヤー313に載せられて、図
の右方向に移動する。第1の炉本体311の内部は、窒
素ガス供給手段700より窒素ガスが充填され、内部の
空気は、外部に吐き出される様に構成されている。そし
て第1の炉本体311は、窒素ガスが充填され、第1の
電気ヒーター312により内部を150℃程度に加熱さ
れるので、有機廃棄物を燃やすことなく乾燥させること
ができる。
【0029】乾燥手段310の第1の排出口315から
排出された有機廃棄物は、第1の炭素化手段320の第
2の供給口324に落下する様に構成されている。即
ち、乾燥手段310の第1の排出口315のスライド式
の開閉扉を閉じて、第1の炉本体311内部を密閉さ
せ、有機廃棄物を乾燥させた後、第1の排出口315の
スライド式の開閉扉を開いて、有機廃棄物を第1の炭素
化手段320の第2の供給口324上の堆積させる。
【0030】そして、第1の炭素化手段320の第2の
供給口324上に堆積させた有機廃棄物は、第2の供給
口324のスライド式の開閉扉を開かせることにより、
第1の炭素化手段320の第2の炉本体321内に有機
廃棄物を投入させることができる。
【0031】以上の乾燥手段310から第1の炭素化手
段320への有機廃棄物の落下移動は、移送手段に該当
するものであり、移送手段では、落下移動に伴い有機廃
棄物を撹拌することができる。また、スライド式の開閉
扉の開閉のタイミング等は、最適に調整することができ
る。
【0032】第1の炭素化手段320の第2の炉本体3
21の第2のベルトコンベヤー323に載せられた有機
廃棄物は、図の右方向に移動する。そして第2の炉本体
321は、窒素ガスが充填され、第2の電気ヒーター3
22により内部を300℃程度に加熱されるので、有機
廃棄物を加熱分解して炭素化等することができる。
【0033】第2の炉本体321の内部は、窒素ガス供
給手段700より窒素ガスが充填されるので、外気に流
入を防止することができ、第2の供給口324を順次開
閉しながら、有機廃棄物を第2のベルトコンベヤー32
3に載せられた有機廃棄物は、ゆっくりと移動されるの
で、連続的に炭素化処理を行うことができる。従って、
第2の炉本体321は、内部に窒素ガス供給手段700
より窒素ガスを供給され無酸素密閉雰囲気とされてい
る。
【0034】第2の炉本体321の内部で、炭素化処理
を行うと、熱分解により分解ガスが発生する。第2の炉
本体321の内部の温度は300℃程度であるので、有
機廃棄物中のプラスチック類、例えば、塩化ビニール等
が融解し、熱分解を起こして有害ガス成分が殆ど放出さ
れる。有機廃棄物中に多量に含まれる塩化ビニールは、
270℃から280℃で融解し、更に、300℃から3
30℃で、構成成分である塩化水素、塩素等を放出させ
る熱分解を起こすことができる。なお、この設定温度は
適宜設定することができる。
【0035】第2の炉本体321の温度、第2のベルト
コンベヤー323の移動速度等を最適に調整することに
より、最良の処理状態を保つことができる。
【0036】第1の炭素化手段320の第2の排出口3
25から排出された有機廃棄物は、第2の炭素化手段3
30の第3の供給口334に落下する様に構成されてい
る。即ち、第1の炭素化手段320の第2の排出口32
5のスライド式の開閉扉を閉じて、第2の炉本体321
内部を密閉させ、有機廃棄物を炭化させた後、第2の排
出口325のスライド式の開閉扉を開いて、有機廃棄物
を第2の炭素化手段330の第3の供給口334上の堆
積させる。
【0037】第2の炭素化手段330は、第3の炉本体
331と、第3の電気ヒーター332と、第3のベルト
コンベヤー333と、第3の供給口334と、第3の排
出口335と、第3の排気口336とから構成されてい
る。
【0038】そして、第2の炭素化手段330の第3の
供給口334上に堆積させた有機廃棄物は、第3の供給
口334のスライド式の開閉扉を開かせることにより、
第2の炭素化手段330の第3の炉本体331内に有機
廃棄物を投入させることができる。
【0039】第2の炭素化手段330の第3の炉本体3
31の第3のベルトコンベヤー333に載せられた有機
廃棄物は、図の右方向に移動する。そして第3の炉本体
331は、窒素ガスが充填され、第3の電気ヒーター3
32により内部を450℃程度に加熱されるので、有機
廃棄物を炭素化することができる。
【0040】なお、第2の炭素化手段330の第3の炉
本体331は、有機廃棄物を炭素化する最後の工程であ
るため、比較的時間を要する。このため、第3のベルト
コンベヤー333は、上段ベルトコンベヤー333Aと
下段ベルトコンベヤー333Bとから構成し、工程途中
に撹拌混合を行い、反応と均一化を図ることもできる。
【0041】第3の排気口336から排出された排気ガ
スは、適宜の排気手段を介して第2のガス冷却器820
に導かれる様に構成されている。第2のガス冷却器82
0は、排気ガスを冷却しガス回収装置500に送る様に
構成されている。なお第2のガス冷却器820は、適宜
の冷却装置から冷却水を取り込み、再び冷却装置に戻す
様になっている。
【0042】その他の第2の炭素化手段330の構成、
作用等は、第1の炭素化手段320等と同様であるか
ら、説明を省略する。
【0043】第2の炭素化手段330の第3の排出口3
35から排出された有機廃棄物は、冷却手段340の第
4の供給口344に落下する様に構成されている。即
ち、第2の炭素化手段330の第3の排出口335のス
ライド式の開閉扉を閉じて、第3の炉本体331内部を
密閉させ、有機廃棄物を炭化させた後、第3の排出口3
35のスライド式の開閉扉を開いて、有機廃棄物を冷却
手段340の第4の供給口344上の堆積させる。
【0044】冷却手段340は、第4の本体341と、
第4のベルトコンベヤー343と、第4の供給口344
と、第4の排出口345と、第4の排気口346、冷却
器349とから構成されている。第4のベルトコンベヤ
ー343は、第3の移動手段に該当するものである。
【0045】そして、冷却手段340の第4の供給口3
44上に堆積させた有機廃棄物は、第4の供給口344
のスライド式の開閉扉を開かせることにより、冷却手段
340の第4の本体341内に有機廃棄物を投入させる
ことができる。
【0046】冷却手段340の第4の本体341の第4
のベルトコンベヤー343に載せられた有機廃棄物は、
図の右方向に移動する。そして第4の本体341は、窒
素ガスが充填され、内部を50℃程度に冷却するもので
ある。冷却手段340は、第2の炭素化手段330で4
50℃程度に加熱された有機廃棄物を、50℃程度に冷
却し、無酸素密閉状態から通常大気に戻した場合に、生
成物の着大を防止するものである。
【0047】冷却手段340は、冷却器349に冷却水
を通過させることにより、第4の本体341内を冷却し
ている。
【0048】冷却手段340の第4の排出口345から
排出された炭素化された有機廃棄物は、下方に落下する
様に構成されている。
【0049】第4の排気口346から排出された窒素ガ
スは、適宜の排気手段を介して第3のガス冷却器830
に導かれる様に構成されている。第3のガス冷却器82
0は、窒素ガスを冷却し、再び窒素ガスを最利用できる
様に構成されている。なお第3のガス冷却器830は、
適宜の冷却装置から冷却水を取り込み、再び冷却装置に
戻す様になっている。
【0050】なお本実施例では、第1の炭素化手段32
0と第2の炭素化手段330の2段で炭素化を行ってい
るが、1段のみで行ったり、3段以上にすることも可能
である。
【0051】次に図2に示す様に、有機廃棄物のならし
機構2000を説明する。
【0052】乾燥手段310と第1の炭素化手段320
の間、第1の炭素化手段320と第2の炭素化手段33
0との間、第2の炭素化手段330と冷却手段340と
の間には、有機廃棄物のならし機構2000が装備され
ている。
【0053】ここでは、乾燥手段310と第1の炭素化
手段320の間で説明する。
【0054】乾燥手段310の第1の排出口315に
は、上段側スライド扉3151が形成され、第1の炭素
化手段320の第2の供給口324には、下段側スライ
ド扉3241が形成され、この上段側スライド扉315
1と下段側スライド扉3241との間には、気体遮断用
スライド扉3001が形成されている。このため、ガス
の流れを確実に遮断し、有機廃棄物を下方に落下させる
ことができる。なお、気体遮断用スライド扉3001
は、気体遮断手段に該当するものである。
【0055】そして、第1の炭素化手段320の第2の
ベルトコンベヤー323上には、運搬される有機廃棄物
の厚さをならすための、ならし機構2000が配置され
ている。
【0056】また第1の炭素化手段320では、有機廃
棄物の例えばプラスチック類等が融解し熱分解されるの
で、第2のベルトコンベヤー323上で融解物が凝固、
固着して、運搬に支障を生じる可能性がある。このた
め、固着物を更に加熱し、分解炭素化して固着度を低下
させて掻き取るための、図3と図4に示す様な掻き取り
機構3000を取り付けることができる。
【0057】この掻き取り機構3000は、第2のベル
トコンベヤー323の戻り部に形成される。掻き取り機
構3000は、第2のベルトコンベヤー323の移動方
向と直交する軸3200を設け、第2のベルトコンベヤ
ー323の斜め下方から、第2のベルトコンベヤー32
3の全幅にわたって接する様に構成されており、第2の
ベルトコンベヤー323が浮き上がるのを防止するため
の抑え部材とから構成されている。
【0058】掻き取り機構3000は、適宜の傾きを有
する歯先を持った掻き取り板3100を備えており、掻
き取り板3100は、軸3200に直交して貫通するボ
ルトに連結し、その軸3200の両側から挟み込んで固
定するためのナット3300を有しており、これらによ
り、掻き取り板3100と第2のベルトコンベヤー32
3とが接する点と、軸3200間の長さを調整できる。
即ち、掻き取り板3100の接触角度等を調整できる接
触位置調整手段3000Aを備えている。
【0059】また、バネ3300の弾性復原力をボルト
により調整することにより、掻き取り板3100が、第
2のベルトコンベヤー323に対する押し付け力を調整
するためのトルク調整手段3000Bを備えている。
【0060】この掻き取り機構3000は、第2の炭素
化手段330等にも適用できる。
【0061】そして、第1の炭素化手段320と第2の
炭素化手段330とは、本実施例の様に2段階とする構
成にすることもできるが、連続した炉で構成することも
可能である。
【0062】次に図5と図6とは、300℃前後では融
解物の固着、炭素化が進まず、掻き取りが確実に行えな
いことから、第1の炭素化手段320と第2の炭素化手
段330の一部を連続させて炭素化を進めるが、その間
のガスシーリング機構を示すものである。第1の炭素化
手段320と第2の炭素化手段330の一部とが、一体
的に囲まれており、双方の境目には、300mm程度の
間隔をもって、仕切板800、800が設置されてい
て、第2のベルトコンベヤー323等の駆動に差し障り
がない程度に余裕をもって開口しており、その部分に窒
素ガス等によるガス流カーテンを形成させて両区分の内
部のガスが、それぞれ他方の区分に流入しない様にして
いる。
【0063】そして図7は、図5と図6の変形例を示す
図である。
【0064】この変形例は、第1の炭素化手段320の
第2のベルトコンベヤー323が、第2の炭素化手段3
30内を通過させる構成である。第2の炭素化手段33
0は、450℃程度に加熱されているので、掻き取り機
構3000による、固着物の掻き取り作業が確実化する
という効果がある。
【0065】
【効果】以上の様に構成された本発明は、無酸素密閉雰
囲気とされた複数の密閉室と、この密閉室に投入された
有機廃棄物を移動させるための移動手段と、該有機廃棄
物を加熱して、この有機廃棄物に含まれる成分を熱分解
させて炭素化させるための加熱手段と、前記密閉室で処
理された有機廃棄物を、他の密閉室へ移送させると共
に、撹拌させるための移送手段とから構成されているの
で、塩化ビニール等から発生する有害ガスを回収し、塩
素等分離抽出することができるという効果がある。
【0066】また、連続的に処理することができるの
で、極めて効率的に有機廃棄物の処理を行うことができ
るという効果がある。
【0067】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例である廃棄物処理装置1000
の構成を説明する図である。
【図2】本発明の実施例のならし機構2000を説明す
る図である。
【図3】本発明の実施例の掻き取り機構3000を説明
する図である。
【図4】本発明の実施例の掻き取り機構3000を説明
する図である。
【図5】ガスシーリング機構を説明する図である。
【図6】ガスシーリング機構を説明する図である。
【図7】本実施例の変形例を説明する図である。
【符号の説明】
1000 廃棄物処理装置 2000 ならし機構 3000 掻き取り機構 3000A 接触位置調整手段 3000B トルク調整手段 3100 掻き取り板 100 破砕手段 160 スクリューコンベヤー 310 乾燥手段 311 第1の炉本体 312 第1の電気ヒーター 313 第1のベルトコンベヤー 314 第1の供給口 315 第1の排気口 320 第1の炭素化手段 330 第2の炭素化手段 340 冷却手段 410 第1のガス冷却器 420 第2のガス冷却器 430 第3のガス冷却器 500 ガス回収装置 600 塩素水素除去装置 700 窒素ガス供給手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F27B 9/04 F27B 9/12 9/12 9/40 9/40 F27D 7/06 B F27D 7/06 B09B 3/00 ZAB (72)発明者 和泉 良隆 埼玉県越谷市恩間545−11 Fターム(参考) 4D004 AA08 AA46 AB06 AC05 CA04 CA15 CA26 CA32 CA42 CB31 CB32 CB33 CB42 CB45 CB46 CB50 CC01 DA06 4H012 HA04 4K050 AA02 AA05 BA00 CA04 CA05 CA09 CA11 CC07 CD06 CD30 CF00 CG09 DA07 EA03 EA05 4K063 AA05 AA09 AA15 BA13 CA02 DA05 DA13 DA23 DA24 DA32 EA06

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無酸素密閉雰囲気とされた複数の密閉室
    と、この密閉室に投入された有機廃棄物を移動させるた
    めの移動手段と、該有機廃棄物を加熱して、この有機廃
    棄物に含まれる成分を熱分解させて炭素化させるための
    加熱手段と、前記密閉室で処理された有機廃棄物を、他
    の密閉室へ移送すると共に、撹拌させるための移送手段
    とから構成された廃棄物処理装置。
  2. 【請求項2】 有機廃棄物を乾燥させるための第1の密
    閉室と、無酸素密閉雰囲気とされ、有機廃棄物に含まれ
    る成分を熱分解させて炭素化させるための第2の密閉室
    と、無酸素密閉雰囲気とされ、炭素化処理された有機廃
    棄物を冷却させるための第3の密閉室とを備え、第1の
    密閉室には、この第1の密閉室に投入された有機廃棄物
    を移動させるための第1の移動手段と、該有機廃棄物を
    加熱して乾燥させるための第1の加熱手段とを備えてお
    り、第2の密閉室には、この第2の密閉室に投入された
    有機廃棄物を移動させるための第2の移動手段と、該有
    機廃棄物を加熱して炭素化させるための第2の加熱手段
    とを備えており、第3の密閉室には、この炭素化処理さ
    れた有機廃棄物を移動させるための第3の移動手段と、
    該炭素化処理された有機廃棄物を冷却するための冷却手
    段とを備えており、前記第1の密閉室から前記第2の密
    閉室へ、前記第2の密閉室から前記第3の密閉室へ、前
    記有機廃棄物を移送させるための移送手段とから構成さ
    れた廃棄物処理装置。
  3. 【請求項3】 無酸素密閉雰囲気とされ、有機廃棄物に
    含まれる成分を熱分解させて炭素化させるための第2の
    密閉室と、無酸素密閉雰囲気とされ、炭素化処理された
    有機廃棄物を冷却させるための第3の密閉室とを備え、
    第2の密閉室には、この第2の密閉室に投入された有機
    廃棄物を移動させるための第2の移動手段と、該有機廃
    棄物を加熱して炭素化させるための第2の加熱手段とを
    備えており、第3の密閉室には、この炭素化処理された
    有機廃棄物を移動させるための第3の移動手段と、該炭
    素化処理された有機廃棄物を冷却するための冷却手段と
    を備えており、前記第2の密閉室から前記第3の密閉室
    へ、前記有機廃棄物を移送させるための移送手段とから
    構成された廃棄物処理装置。
  4. 【請求項4】 各密閉室内の温度、有機廃棄物を移動速
    度を、それぞれの密閉室で最適に調整される請求項1か
    ら請求項3の何れか1項記載の廃棄物処理装置。
  5. 【請求項5】 前記移動手段には、この移動手段に固着
    した有機廃棄物を掻き取るための掻き取り機構が備えら
    れている請求項1から請求項4の何れか1項記載の廃棄
    物処理装置。
  6. 【請求項6】 前記移送手段の間には、気体の移流を防
    止するための気体遮断手段が備えられている請求項1か
    ら請求項5の何れか1項記載の廃棄物処理装置。
  7. 【請求項7】 第1の密閉室で、第1の移動手段上に載
    せられた有機廃棄物を乾燥させる第1工程と、乾燥され
    た有機廃棄物を第2の密閉室に移送する第2工程と、無
    酸素密閉雰囲気の第2の密閉室で、第2の移動手段上に
    載せられた有機廃棄物に含まれる成分を熱分解させて炭
    素化させる第3工程と、炭素化された有機廃棄物を第3
    の密閉室に移送する第4工程と、無酸素密閉雰囲気の第
    3の密閉室で、第3の移動手段上に載せられた炭素化処
    理された有機廃棄物を冷却させる第5工程とからなる廃
    棄物処理方法。
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