JP2001299216A - 茶生葉管理装置 - Google Patents

茶生葉管理装置

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JP2001299216A
JP2001299216A JP2000119710A JP2000119710A JP2001299216A JP 2001299216 A JP2001299216 A JP 2001299216A JP 2000119710 A JP2000119710 A JP 2000119710A JP 2000119710 A JP2000119710 A JP 2000119710A JP 2001299216 A JP2001299216 A JP 2001299216A
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JP2000119710A
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Taizan Uchida
太山 内田
Masaji Takeuchi
正司 竹内
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Kawasaki Kiko Co Ltd
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Kawasaki Kiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】冷房装置の冷気の使用によって貯留コンテナ内
の生葉を所定温度まで容易に冷やすことができて茶生葉
の品質を良好に維持し得ると共に、既存の施設に容易に
対応し得る茶生葉管理装置を提供する。 【解決手段】複数のボックスが搬送方向に沿って連設さ
れると共に搬送方向に移動可能な通気板の下部に風胴が
形成された貯留コンテナと、ボックスに対応してそれぞ
れ設けられ貯留コンテナの風胴内に送風する送風装置と
を有する茶生葉管理装置において、送風装置にスポット
クーラ等の冷房装置を連結し、該冷房装置の作動によ
り、風胴を介して通気板上に冷気を供給し、貯留コンテ
ナ内に貯留されている生茶葉を冷やすことを特徴とす
る。前記冷房装置は、例えば複数のボックスに対応して
1台配置され、各ボックスに対して冷気を切り替え供給
したり、複数の送風装置に連通する風導を介して所定の
ボックスに冷気を供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、製茶工場におい
て、茶園で摘採された茶生葉を新鮮な状態で貯蔵すると
共に、必要に応じて製茶ラインに供給する茶生葉管理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、摘採された茶生葉を例えば塊
のままで放置すると、茶生葉の温度が上昇して葉焼け等
が発生するため、送風装置から冷風を供給し得る貯留コ
ンテナ内に貯留するのが一般的である。しかし、この貯
留コンテナの場合、自然の風を利用した送風装置のみか
らの冷風の供給であることから、貯留コンテナ内の茶生
葉を新鮮な状態に維持し得る温度まで十分に冷却するこ
とが難しい。
【0003】そこで、従来、例えば実開昭54−414
95号公報に開示のように、保管室全体を冷却する大型
冷蔵庫方式の保管装置(茶生葉管理装置Aという)や、
特開平11−346653号公報に開示のように、複数
列の貯留コンテナ間の通路に屋外の冷風を供給する保管
装置(茶生葉管理装置Bという)、あるいは特開平4−
53414号公報に開示のように、貯留コンテナの通気
板を通気する空気にドライアイスを混入させる茶生葉貯
蔵装置(茶生葉管理装置Cという)が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、茶生葉
管理装置Aにあっては、保管室自体を冷蔵庫として機能
させる必要があるため、例えば既に設置されている製茶
工場に適用しようとする場合に、大かがかりな工事が必
要となって費用が嵩む等、既存施設への対応を容易に行
うことが難しいという問題点があった。
【0005】また、茶生葉管理装置Bにあっては、貯留
コンテナの側壁間に形成される通路に外気を供給する構
造であるため、送風装置から貯留コンテナ内に供給され
る風の温度の均一化は図れるものの、外気温度以下の冷
風を貯留コンテナ内に供給することができず、茶生葉を
十分に冷やすことが困難であると共に、例えば貯留コン
テナが一列配置のような比較的小規模の製茶工場への適
用が難しいという問題点があった。
【0006】さらに、茶生葉管理装置Cにあっては、冷
気としてドライアイスを使用するため、所定の温度まで
急激に冷却することができるものの、ドライアイスの取
り扱いが面倒になって使い勝手が劣ると共に、ドライア
イス自体の補充サイクルが比較的短くなってコスト高に
なり易く、かつ極めて温度の低いドライアイスと空気と
の混合であることから、その度合いの制御(すなわち温
度制御)が非常に複雑になり易いという問題点があっ
た。
【0007】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、請求項1記載の発明の目的は、冷房装置の
冷気の使用によって貯留コンテナ内の生葉を所定温度ま
で容易に冷やすことができて茶生葉の品質を良好に維持
し得ると共に、既存の施設に容易に対応し得る茶生葉管
理装置を提供することにある。また、請求項2記載の発
明の目的は、請求項1記載の発明の目的に加え、冷房装
置の設置台数を低減させ得ると共に効率的な運用が図れ
る茶生葉管理装置を提供し、請求項3記載の発明の目的
は、請求項1記載の発明の目的に加え、冷房装置の設置
台数を低減させ得る茶生葉管理装置を提供することにあ
る。
【0008】また、請求項4記載の発明の目的は、請求
項1ないし3記載の発明の目的に加え、冷気の切り替え
操作を容易に行い得る茶生葉管理装置を提供し、請求項
5記載の発明の目的は、請求項1ないし4記載の発明の
目的に加え、所定温度の冷風を供給できて茶生葉を最適
温度まで容易に冷やし得る茶生葉管理装置を提供するこ
とにある。また、請求項6記載の発明の目的は、請求項
1ないし5記載の発明の目的に加え、冷房装置を容易か
つ安価に設置し得る茶生葉管理装置を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成すべ
く、本発明のうち請求項1記載の発明は、複数のボック
スが搬送方向に沿って連設されると共に搬送方向に移動
可能な通気板の下部に風胴が形成された貯留コンテナ
と、ボックスに対応してそれぞれ設けられ貯留コンテナ
の風胴内に送風する送風装置とを有する茶生葉管理装置
において、送風装置に冷房装置を連結し、該冷房装置の
作動により、風胴を介して通気板上に冷気を供給し、貯
留コンテナ内に貯留されている生茶葉を冷やすことを特
徴とする。
【0010】このように構成することにより、複数のボ
ックスからなる貯留コンテナ内に投入された茶生葉は、
通気板の搬送方向に沿った移動により搬送されつつ、通
気板の下部に形成された風胴から風や冷気が供給されて
冷やされる。この時、貯留コンテナ内に自然の風を送風
する送風装置に冷房装置が連結されていることから、冷
房装置を作動させることにより、風胴を介して通気板上
に冷気を供給することができる。これにより、冷房装置
の冷気で貯留コンテナ内の茶生葉を所定温度まで効率的
に冷やすことができて、茶生葉の品質が良好に維持され
ると共に、冷房装置の送風装置への連結設置で対応でき
ることから、既存施設への設置が容易に行える。
【0011】また、請求項2記載の発明は、冷房装置
が、複数のボックスに対応して1台配置され、各ボック
スに対して冷気を切り替え供給することを特徴とする。
このように構成することにより、複数のボックスに対し
て冷房装置の設置が1台で良いことから、冷房装置の設
置台数の低減が図れると共に、冷気の切り替え供給によ
って、冷房装置の効率的な運用が図れる。
【0012】また、請求項3記載の発明は、冷房装置
が、複数の送風装置に連通する風導を介して所定のボッ
クスに冷気を供給することを特徴とする。このように構
成することにより、複数のボックスに同時に連通する風
導に対して例えばその両側に冷房装置を設置すれば良い
ことから、ボックスの数が多い場合における冷房装置の
設置台数の低減化が図れる。
【0013】また、請求項4記載の発明は、冷房装置と
送風装置とがダクトで連結されると共に、各ダクトに対
応して配置されたダンパーの切り替え操作によって、所
定のボックスに冷気が供給されることを特徴とする。こ
のように構成することにより、冷房装置と送風装置を連
結する各ダクトに対応して配置されたダンパーの切り替
え操作によって、冷気を所定のボックスに供給できるこ
とから、冷気の供給操作が容易に行える。
【0014】また、請求項5記載の発明は、冷房装置と
送風装置が、貯留コンテナ内の生茶葉の状態に応じて関
連付けられて作動することを特徴とする。このように構
成することにより、ボックス内の茶生葉の例えば温度や
収容量、収容位置等の状態に基づいて、送風装置と冷房
装置が関連付けられて作動することから、例えば自然の
風の送風かあるいはこの風に冷気が混入された冷風の送
風かを選択することができ、茶生葉の状態に最も適した
温度の風を貯留コンテナ内に容易に供給することができ
る。
【0015】また、請求項6記載の発明は、冷房装置
が、スポットクーラーであることを特徴とする。このよ
うに構成することにより、市販されているスポットクー
ラを設置して送風装置に連結するだけで対応できること
から、冷房装置の設置が容易かつ安価に行える。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1〜図3は、本発明に係
わる茶生葉管理装置の一実施例を示し、図1がその概略
平面図、図2がその側面から見た断面図、図3が動作の
一例を示すタイミングチャートである。
【0017】図1及び図2において、茶生葉管理装置1
は、複数台(図では6台)のボックス2a〜2fを搬送
方向イに沿って床面3上に配置する状態で連設された貯
留コンテナ2を有し、この貯留コンテナ2の各ボックス
2a〜2fの搬送方向イの両側の側壁4a、4bのう
ち、一方の側壁4aの外側には、送風装置5がそれぞれ
配置されている。
【0018】前記貯留コンテナ2は、その底部にキャタ
ピラー式の通気板6が配置され、この通気板6は、図示
しない駆動装置によってその上面側6aが、ステップ状
(もしくは連続的)に搬送方向イに移動すると共に、通
気板6の上面側6aと下面側6bとの間に略密閉状態の
風胴7が形成されている。そして、貯留コンテナ2の最
上流側となるボックス2a上には、振分コンベア8の下
流側が連結され、この振分コンベア8の上流側は、生葉
投入コンベア9を介して床面3に形成されたピット10
に連結されている。
【0019】なお、図1では、貯留コンテナ2の上流側
に振分コンベア8を介して生茶葉が投入される基本的な
レイアウトを示しているが、例えば生葉投入コンベア9
を貯留コンテナ2の下流側(ボックス2f側)に配置
し、この生葉投入コンベア9の下流側に振分コンベア8
を介して前後及び左右に移動する走行コンベア(図示せ
ず)を連設し、この走行コンベアから所定のボックス2
a〜2f内に生茶葉を投入する構成を採用することもで
きる。
【0020】また、前記送風装置5は送風ファン11と
送風筐12を有し、送風筐12の貯留コンテナ2の側壁
4a側の側面には送風口12aが設けられ、上面には送
風ファン11に連通する開口12bが、また、反側壁4
a側の側面には開口12cがそれぞれ設けられている。
そして、3台のボックス2a〜2c及びボックス2d〜
2fに対応する各送風装置5の送風筐12の開口12c
には、例えば蛇腹状で屈曲及び伸縮可能なダクト13を
介して、冷房装置14がそれぞれ連結されている。な
お、送風装置5の送風筐12内には、加湿装置25(図
7参照)が配置されている。
【0021】冷房装置14は、その筐体14a内に蒸発
器、凝縮器及び電動機(図示せず)からなる送風機15
と圧縮機16を有し、筐体14aの上面には送風機15
に連通された一つの吐出口17が設けられている。この
吐出口17には分配筐18が連結されており、分配筐1
8の3つの送風口には、前記ダクト13の一端が連結さ
れ、ダクト13の他端は前記送風筐12の開口12cに
連結されている。これにより、冷房装置14の冷気が吐
出口17、分配筐18、ダクト13及び開口12cを介
して所定の送風筐12内に供給される。
【0022】なお、前記冷房装置14としては、例えば
冷却能力が16.0〜18.0kWで、運転温度範囲
(周囲温度)が10℃〜48℃で、かつ除湿量の目安が
5.7〜6.3リットル/時間の性能を持つ、市販のス
ポットクーラが使用される。この冷房装置14の作動
で、例えば各ボックス2a〜2f内に風胴7及び通気板
6の孔を介して供給される風の温度が5℃程度低くなる
ように設定される。
【0023】また、前記各ダクト13の一端側の内部に
は、モータ19によって回動可能なダンパー20がそれ
ぞれ配置されている。このダンパー20は、ダクト13
の内形形状と略同一の外形形状を有する例えば円盤形状
に形成され、そのモータ19の作動により直径軸を中心
に、図1の矢印ロの如く回動可能に配置されている。そ
して、このダンパー20が、例えば平面視で横方向(ダ
クト13の長手方向と直交する方向)になった際に、ダ
クト13内の孔が閉塞され、平面視で縦方向(ダクト1
3の長手方向と平行な方向)になった際に、ダクト13
内の孔が開放される。
【0024】前記冷房装置14や各ダンパー20用のモ
ータ19は、図1に示すように、制御装置21に接続さ
れており、この制御装置21のタイマー信号等の制御信
号によって冷房装置14や各モータ19が後述する如く
作動する。また、制御装置21には、例えば貯留コンテ
ナ2の作動中に送風装置5を常時作動させるための操作
スイッチや、冷房装置14を作動させる操作スイッチ
(いずれも図示せず)等が設けられており、この操作ス
イッチの手動操作によって、送風装置5による送風と、
送風装置5と冷房装置14による送風等の送風パターン
が設定されるように構成されている。
【0025】なお、以上の例においては、貯留コンテナ
2が床面3に配置される場合について説明したが、貯留
コンテナ2を地中に埋設しても良く、この場合のボック
ス2aへの茶生葉の投入形態は、上記した振分コンベア
8や生葉投入コンベア9等に限らず、適宜の投入形態を
採用することができる。また、制御装置21による送風
パターンの設定も前記操作スイッチの手動操作に限ら
ず、例えば各ボックス2a〜2fもしくは連続する複数
のボックス2a〜2f内の茶生葉の温度を検出するセン
サ(図示せず)を配置し、このセンサの検知信号に基づ
いて、所定の送風パターンを自動設定するように構成す
ることもできる。
【0026】さらに、冷房装置14による各ボックス2
a〜2fへの冷気の送風パターンとしては、例えば、生
茶葉の各ボックス2a〜2fへの投入位置を検出し生茶
葉が投入されたボックス2a〜2fにだけ冷風を供給し
たり、各ボックス2a〜2f内の生茶葉の有無を検出し
て生茶葉有りのボックス2a〜2fに冷風を供給するこ
ともでき、また、各ボックス2a〜2f内における生茶
葉の積み上げ高さを検出して、所定以上の高さのボック
ス2a〜2fに冷風を供給することもできる。また、以
上の例においては、タンパー20が「開」か「閉」であ
る場合について説明したが、例えばダンパー20の開き
角度を自動もしくは手動で調節することにより、各ボッ
クス2a〜2fに供給される冷気の量を制御することも
できる。
【0027】次に、この茶生葉管理装置1の動作の一例
を図3のタイミングチャート等に基づいて説明する。先
ず、摘採され製茶工場に搬入された茶生葉22(図2参
照)は、ピット10内に投入され、生葉投入コンベア9
及び振分コンベア8を介して、例えば貯留コンテナ2の
最上流側のボックス2a内に投入される。そして、この
ボックス2a内に投入された茶生葉22は、通気板6の
移動で搬送方向イに搬送され、この搬送途中において、
ボックス2a〜2f内の茶生葉22の状態に応じて、次
のように自然の風や冷風が供給される。
【0028】すなわち、貯留コンテナ2への投入量(搬
入量)が少なかったり投入される茶生葉22自体の温度
が比較的低く、茶生葉22を新鮮な状態で後工程の製茶
ラインに供給することが可能な場合には、制御装置21
の制御信号により送風装置5の送風ファン11を作動さ
せて、送風筐12、送風口12a及び風胴7を介して通
気板6上の茶生葉22に、図2の点線矢印で示す如く自
然の風を送風する。この送風装置5からの送風により、
貯留コンテナ2内の茶生葉22が従来と同様に所定温度
まで冷却されつつ下流側に搬送される。
【0029】一方、茶生葉22の投入量が多く比較的長
時間貯留コンテナ2内に貯留する必要があったり茶生葉
22自体の温度が高く、送風装置5からの送風だけでは
所定温度まで冷やすことが困難である場合には、2台の
冷房装置14を作動させる。この冷房装置14の作動
は、図3に示すように、各冷房装置14(図ではスポッ
トクーラ)を「ON」させて作動状態とし、この状態
で、3個の連続するボックス2a〜2cもしくはボック
ス2d〜2fのうち、最上流側のボックス2a、2dの
ダンパー20(図ではダンパーA)を「ON」にして、
所定時間T(例えばT=10分間)開く(ボックス2
b、2c、2e、2fの各ダンパー20はOFF状態と
する)。
【0030】ダンパー20が開くと、これに対応したダ
クト13及び開口12cを介して送風筐12内に冷気が
供給され、この冷気が送風筐12内で送風ファン11に
よる風と混合して冷やされて冷風となり、この冷風が図
2の実線矢印で示す如く通気板6を介してボックス2
a、2d内に供給される。これにより、送風装置5によ
る送風に対して温度が5℃程度低い冷風を、ボックス2
a、2d内の茶生葉22に供給することができて、茶生
葉22が所定温度まで冷やされる。
【0031】そして、ボックス2a、2d内に冷風を所
定時間T供給したら、ボックス2a、2dのダンパー2
0を「OFF」させて閉じ、ボックス2a、2dの直下
流側のボックス2b、2eのダンパー20(図ではダン
パーB)を「ON」させて所定時間T開く。これによ
り、ボックス2b、2d内の茶生葉22がボックス2
a、2dと同様に冷風で冷やされる。そしてさらに、所
定時間T経過後に、ボックス2b、2dのダンパー20
を閉じて、直下流側に位置するボックス2c、2fのダ
ンパー20(図ではダンパーC)を「ON」させて開
き、ボックス2c、2f内の茶生葉22を冷やす。
【0032】つまり、6台のボックス2a〜2fを上流
側と下流側の3台のボックス2a〜2cとボックス2d
〜2fに分割し、この分割した各ボックス2a〜2c、
2d〜2fのうち上流側のボックスから、冷房装置14
による冷気と送風装置5による風が混合された冷風を、
所定時間T毎に順に切り替えつつ供給することになる。
なお、前記所定時間Tは、貯留コンテナ2の搬送速度に
応じて設定されるが、例えば連続する3台のボックス2
a〜2c及びボックス2d〜2f内に略均等に冷風が供
給されるように設定されるのが好ましい。
【0033】このように、上記実施例の茶生葉管理装置
1によれば、貯留コンテナ2の各ボックス2a〜2f内
に自然の風を送風する送風装置5に冷気を発生する冷房
装置14を連結しているため、冷房装置14の作動によ
って、その冷気を送風装置5の風に混合させて冷風とし
て各ボックス2a〜2f内に供給することができ、ボッ
クス2a〜2f内に貯留されている茶生葉22を所定温
度まで短時間に冷やすことができて、茶生葉22の鮮度
等の品質をより良好に維持することができる。
【0034】特に、冷房装置14がダクト13を介して
送風装置5の送風筐12に連結され、送風装置5のみに
よる従来の送風パターンと、冷房装置14と送風装置5
の両方による送風パターンとを選択的に設定できるた
め、これらの送風パターンを貯留コンテナ2に投入され
る茶生葉22の状態に応じて設定できて、貯留コンテナ
2内の茶生葉22の品質をより良好な状態に維持しつ
つ、後工程に供給することが可能になる。
【0035】また、冷房装置14として市販されている
スポッククーラを使用することができるため、冷房装置
14を既存の製茶工場に設置されている貯留コンテナ2
にも容易に付設することができると共に、冷房装置14
自体のコストダウンが図れかつ大掛かりな設置工事も不
要となってその費用が削減できる等、既存施設への対応
を容易かつ安価に行うことが可能になる。
【0036】さらに、貯留コンテナ2の6台のボックス
2a〜2fを2分割し、この分割したボックス2a〜2
c及びボックス2d〜2fに冷房装置14をそれぞれ配
置しているため、冷房装置14の設置台数を2台と低減
させることができて、茶生葉管理装置1をより安価に形
成することができる。また、1台の冷房装置14の冷気
を、ダンパー20の切り替え操作によって各ボックス2
a〜2fに順に供給することができると共に、通気板6
を通過する冷風に送風装置5の送風ファン11と冷房装
置14の送風機15の送風力を利用できるため、所定風
量の冷風を各ボックス2a〜2fに効率的に供給できて
温度制御が簡略化されると共に、各冷房装置14の冷房
能力を低く抑えることができて、冷房装置14自体の小
型化を図る(より小型の冷房装置14を使用する)こと
が可能になる。
【0037】また、冷房装置14としてスポットクーラ
を使用することにより、冷房能力を長期に亘って維持す
ることができるため、例えばドライアイス使用時のよう
な冷媒の補充頻度を大幅に減少させることができると共
に、極端に温度差のない冷気と風との混合による冷風で
あるため、その温度制御を容易に行うことができる。ま
た同時に、冷媒が自然の風と同じ気体であるため、その
使用の安全性の向上や冷房装置14自体の使い勝手を向
上させることも可能になる。
【0038】図4〜図6と図7〜図10は、本発明に係
わる茶生葉管理装置のそれぞれ他の実施例を示し、以
下、上記実施例と同一部位には、同一符号を付して説明
する。先ず、図4〜図6に示す実施例の茶生葉管理装置
1の特徴は、複数台(図では8台)連設された貯留コン
テナ2の各ボックス2a〜2hの各送風装置5の開口1
2cに、ダクト23を介して1本の風導24を連結し、
この風導24の両端部にダクト13を介して冷房装置1
4をそれぞれ連結した点にある。
【0039】そして、各ボックス2a〜2hの送風装置
5と風導24を連結するダクト23内にダンパー20を
それぞれ回動可能に配置し、この各ダンパー20のモー
タ19を前記制御装置21の制御信号で後述する2つの
形態で作動させることにより、所定のボックス2a〜2
h内に冷風を供給する。なお、冷房装置14は、その筐
体14aの前面に設けた吐出口17にダクト13の一端
が直接連結されており、上記実施例の分配筐18が不要
となる。
【0040】この実施例の場合、2台の冷房装置14の
作動は、例えば図6に示すように作動する。すなわち、
上流側のボックス2a〜2dに対応した各ダンパー20
(図ではダンパーD)と、下流側のボックス2e〜2h
に対応した各ダンパー20(図ではダンパーE)を、所
定時間T1(例えばT1=2時間)「ON」し、その後
時間T2(例えばT2=20分)「OFF」で、時間T
3(例えばT3=20分)「ON」を所定時間繰り返す
というパターンで作動させる。この時、時間T1経過し
た後に、ダンパーDを「ON」させダンパーEを「OF
F」させることにより、ボックス2a〜2dのダンパー
20とボックス2e〜2hのダンパー20が交互に「O
N」して、送風パターンが連続送風から断続送風に変更
される。
【0041】このように構成しても、上記実施例と同様
の作用効果が得られる他に、特にボックス2a〜2hの
数が多い場合に、冷房装置14の設置台数をより低減さ
せることができると共に、風導24を適宜位置(例えば
床面3上)に配置することによって、冷房装置14から
送風装置5への配管構造を簡略化することができるとい
う作用効果が得られる。
【0042】また、図7〜図10に示す実施例の茶生葉
管理装置1の特徴は、図4〜図6に示す実施例の生茶葉
管理装置1において、風導24に連結された各ダクト2
3を、送風筐12の開口12cではなく送風装置5の送
風ファン11の吸込口近傍に連結した点にある。すなわ
ち、送風装置5の送風ファン11は網目状の吸込口27
を有するカバー26内に配置されており、このカバー2
6の吸込口27の近傍にカバー26の上面側からダクト
23の下流側端部を連結する。そして、ダクト23は、
送風装置5の上方に配置された風導24に連結され、風
導24とダクト23の連結部分にダンパー29が配置さ
れている。このダンパー29は、エアーシリンダー28
に連結されており、エアーシリンダー28の作動によっ
て、ダクト23に対して矢印ハの如く進退可能に設けら
れている。
【0043】図9は、この生茶葉管理装置1の送風パタ
ーンの一例を示しており、ダンパーD、ダンパーE及び
各ボックス2a〜2hに対応した各送風装置5は、時間
T1(例えばT1=2時間)連続送風した後に、次のよ
うに作動する。すなわち、ダンパーDは、時間T2D
「ON」して時間T2E+時間T3「OFF」し、ダン
パーEは、時間T2D「OFF」して時間T2E「ON」
し、時間T3+時間T2D「OFF」し、また各送風装
置5は、時間T2D+時間T2E「ON」し時間T3「O
FF」する。そして各時間を、例えば時間T2D=T2E
=10分に設定し時間T3=20分に設定することによ
り、時間T1経過した後に、ダンパーDとダンパーE及
び各送風装置5が順に作動して、冷風が送風されたりダ
ンパー29が閉じて送風装置5のみによる送風の断続送
風が得られる。
【0044】なお、この実施例の場合、冷房装置14の
作動やダンパー29の開閉制御は、前記制御装置21に
付設した、例えば図10に示すクーラ制御盤30によっ
て行われる。このクーラ制御盤30は、前半分のボック
ス2a〜2d用のタイマー31aと後半分のボックス2
e〜2h用のタイマー31b、電源スイッチ32、断続
送風用スイッチ33及び冷風切替スイッチ34等を有し
ている。
【0045】そして、冷風切替スイッチ34が「交互」
の場合は、タイマー31aとタイマー31bで交互に冷
風を送風し、「全部」の場合は全てのボックス2a〜2
hに冷風を送風する如く作動する。また、断続送風用ス
イッチ33が「ON」の場合は、タイマー31aの時間
だけ前半分のボックス2a〜2dに冷風を送風し、タイ
マー31aがタイムアップしたら、タイマー31bによ
り後半分のボックス2e〜2hに冷風を送風する如く作
動する。この実施例の生茶葉管理装置1においても、上
記実施例と同様の作用効果が得られる他に、ダクト23
を送風装置5のカバー26に連結し冷房装置14用のク
ーラ制御盤30を付設することによって対応できるた
め、既存施設により容易かつ安価に付設することができ
るという作用効果が得られる。
【0046】なお、本発明は、上記した3つの実施例の
それぞれに限定されるものでもなく、例えば上流側のボ
ックスには図1に示す構造を採用し、下流側のボックス
には図4に示す構造を採用する等、各実施例を適宜に組
み合わせることもできる。また、上記各実施例における
貯留コンテナ2のボックス2a〜2hの数や冷房装置1
4の設置台数及び冷房装置14の形態等も一例であっ
て、本発明の各発明に係わる要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々変更することができる。
【0047】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の発
明によれば、貯留コンテナ内に自然の風を送風する送風
装置に冷房装置が連結されているため、この冷房装置を
作動させることによって、風胴を介して通気板上に冷気
を供給することができ、貯留コンテナ内の茶生葉を所定
温度まで効率的に冷やすことができて、茶生葉の品質を
良好に維持することができると共に、冷房装置の送風装
置への連結設置で対応できるため、既存施設への対応を
容易かつ安価に行うことができる。
【0048】また、請求項2記載の発明によれば、請求
項1記載の発明の効果に加え、貯留コンテナを形成する
複数のボックスに対して1台の冷房装置の設置で良いた
め、冷房装置の設置台数を低減させることができると共
に、冷気の切り替え供給によって、冷房装置の効率的な
運用を図ることができる。
【0049】また、請求項3記載の発明によれば、請求
項1記載の発明の効果に加え、複数のボックスに連通す
る風導が設けられているため、この風導に対して所定台
数の冷房装置を設置すれば良く、冷房装置の設置台数を
低減させることができる。
【0050】また、請求項4記載の発明によれば、請求
項1ないし3記載の発明の効果に加え、冷房装置と送風
装置をダクトで連結し、この各ダクトに対応して配置さ
れたダンパーの切り替え操作によって冷気を所定のボッ
クスに供給できるため、冷気の供給操作を容易に行うこ
とができる。
【0051】また、請求項5記載の発明によれば、請求
項1ないし4記載の発明の効果に加え、ボックス内の茶
生葉の温度等の状態に基づいて、送風装置と冷房装置が
関連付けられて作動するため、茶生葉の状態に最も適し
た温度の風を貯留コンテナ内に容易に供給することがで
きて、茶生葉を最適温度により効率的に冷やすことがで
きる。
【0052】また、請求項6記載の発明によれば、請求
項1ないし5記載の発明の効果に加え、市販されている
スポットクーラを送風装置に連結するだけで対応できる
ため、冷房装置の設置を容易かつ安価に行うことができ
る等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる茶生葉管理装置の一実施例を示
す概略平面図
【図2】同その側面から見た断面図
【図3】同その動作の一例を示すタイミングチャート
【図4】本発明に係わる茶生葉管理装置の他の実施例を
示す概略平面図
【図5】同その側面から見た断面図
【図6】同その動作の一例を示すタイミングチャート
【図7】本発明に係わる茶生葉管理装置のさらに他の実
施例を示す要部の概略正面図
【図8】同その概略側面図
【図9】同その動作の一例を示すタイミングチャート
【図10】同そのクーラ制御盤の平面図
【符号の説明】
1・・・・・・・・・茶生葉管理装置 2・・・・・・・・・貯留コンテナ 2a〜2h・・・・・ボックス 5・・・・・・・・・送風装置 6・・・・・・・・・通気板 7・・・・・・・・・風胴 11・・・・・・・・送風ファン 12・・・・・・・・送風筐 12a・・・・・・・送風口 12b、12c・・・開口 13・・・・・・・・ダクト 14・・・・・・・・冷房装置 15・・・・・・・・送風機 16・・・・・・・・圧縮機 17・・・・・・・・吐出口 18・・・・・・・・分配筐 19・・・・・・・・モータ 20、29・・・・・ダンパー 21・・・・・・・・制御装置 22・・・・・・・・茶生葉 23・・・・・・・・ダクト 24・・・・・・・・風導 26・・・・・・・・カバー 27・・・・・・・・吸込口 30・・・・・・・・クーラ制御盤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2B100 AA04 BB05 BB08 BC03 EA06 EA08 3L045 AA04 BA01 CA02 DA02 EA01 KA03 KA07 PA01 PA02 PA04 4B027 FB01 FC05 FP02 FR02 FR06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のボックスが搬送方向に沿って連設さ
    れると共に搬送方向に移動可能な通気板の下部に風胴が
    形成された貯留コンテナと、前記ボックスに対応してそ
    れぞれ設けられ前記貯留コンテナの風胴内に送風する送
    風装置とを有する茶生葉管理装置において、前記送風装
    置に冷房装置を連結し、該冷房装置の作動により、前記
    風胴を介して通気板上に冷気を供給し、貯留コンテナ内
    に貯留されている生茶葉を冷やすことを特徴とする茶生
    葉管理装置。
  2. 【請求項2】前記冷房装置は、複数のボックスに対応し
    て1台配置され、各ボックスに対して冷気を切り替え供
    給することを特徴とする請求項1記載の茶生葉管理装
    置。
  3. 【請求項3】前記冷房装置は、複数の送風装置に連通す
    る風導を介して所定のボックスに冷気を供給することを
    特徴とする請求項1記載の茶生葉管理装置。
  4. 【請求項4】前記冷房装置と送風装置とがダクトで連結
    されると共に、各ダクトに対応して配置されたダンパー
    の切り替え操作によって、所定のボックスに冷気が供給
    されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに
    記載の茶生葉管理装置。
  5. 【請求項5】前記冷房装置と送風装置は、貯留コンテナ
    内の生茶葉の状態に応じて関連付けられて作動すること
    を特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の茶生
    葉管理装置。
  6. 【請求項6】前記冷房装置がスポットクーラーであるこ
    とを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の茶
    生葉管理装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012122712A (ja) * 2010-12-06 2012-06-28 Eui Keun Kim 食品用冷却搬送装置
CN113243435A (zh) * 2021-05-26 2021-08-13 凯里学院 蜜酿红茶的存储方法
CN114009820A (zh) * 2021-10-25 2022-02-08 红云红河烟草(集团)有限责任公司 一种烤机冷房多通道补风装置

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