JP2001298855A - 送配電線の故障点検出装置 - Google Patents

送配電線の故障点検出装置

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JP2001298855A
JP2001298855A JP2000115558A JP2000115558A JP2001298855A JP 2001298855 A JP2001298855 A JP 2001298855A JP 2000115558 A JP2000115558 A JP 2000115558A JP 2000115558 A JP2000115558 A JP 2000115558A JP 2001298855 A JP2001298855 A JP 2001298855A
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JP2000115558A
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Shiyuuko Satake
周子 佐竹
Tomiyuki Takeuchi
富幸 武内
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Furukawa Electric Co Ltd
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Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 音波センサを風雨、風雪から守るためにはこ
れを筐体内に配置するのが望ましいが、そうすると閃絡
音を十分に検出できない。 【解決手段】 マイクロホンを含む各種回路が内蔵され
た筐体に空中伝播してくる音波を内部に導入可能な開口
部を設け、開口部の外側に前記音波を開口部に向けて反
射させる反射板を設けた。筐体に、開口部から導入され
た音を同筐体の内部に設けられているマイクロホン近傍
まで導く伝音管を設けた。筐体内に、開口部から導入さ
れた音波をマイクロホンに向けて反射する内部反射板を
設けた。開口部の幅を集音しようとする音波の波長と同
一又はほぼ同一とした。マイクロホンを2以上設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定間隔で配置さ
れた鉄塔や電柱等の支持物に架設された送配電線の故障
箇所を検出する故障点検出装置に関するものであり、特
に地絡事故や短絡事故による故障点を検出するのに適し
た送配電線の故障点検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の故障点検出装置には、風音、雨
音、コロナ雑音(電線表面や碍子の沿面放電によって発
生する音)等の暗雑音や落雷時に発生する雷電流によっ
て誤動作せず、送配電線における電気的な故障(以下
「電気故障」)だけを正確に検出することが要求され
る。そこで、本件出願人は先にかかる要求を満たす送配
電線の故障点検出装置を開発し、特許出願(特願平9−
290113、特開平11−125652)している。
この送配電線の故障点検出装置は、支持物に架設された
送配電線の電気故障の際に発生する電流(故障電流)と
閃絡音の双方によって故障点を検出し、さらに閃絡音と
暗雑音を識別することによって誤作動を防止するもので
ある。以下、この送配電線の故障点検出装置の原理を説
明し、次いで該装置の具体的な構成について説明する。
【0003】落雷等による地絡の電気故障が発生する
と、送配電線からの分流電流が支持物や同支持物に架設
された架空地線、大地を経由して発電所にある発電機
(電源)に流れると共に、雷電流が流れる。また、送配
電線同士の接触等による短絡の電気故障が発生すると、
接触した一方の送配電線で折り返して分流電流が電源に
戻る。この場合の分流電流は、前記支持物、架空地線、
大地等には直接流れないが、送配電線に流れるこの電流
によって支持物、架空地線、大地に誘導電流が流れる。
即ち、落雷によっても、短絡によっても支持物、架空地
線、大地に電流が流れるが、落雷のみで地絡が発生して
いない場合には、支持物には雷電流のみが流れる。この
雷電流は一般的にJEC(日本電気規格調査会)−212
規格である1.2/50μs又は8/20μsでも知ら
れるように、落雷(雷撃)発生から数十μs〜数百μs
の間だけ流れる(図7)。従って、それ以降も支持物、
架空地線、大地等に電流が流れ続ければ、その電流は落
雷による地絡又は短絡の電気故障に起因する分流電流や
誘導電流等の故障電流であると判断できる。尚、この場
合、故障電流は発電所の遮断器が作動して送電を停止す
るまでの2〜10サイクル(40〜200ms)流れる
ことになる(図7)。
【0004】しかし、該鉄塔の隣の鉄塔で発生した電気
故障に起因する故障電流も架空地線や大地を経由して該
鉄塔に流れるため、前記のようにして故障電流を検出す
るだけでは故障点を正確に検出することはできない。そ
こで、故障電流に加えて閃絡音を検出することによって
故障点の正確な検出が可能となる。即ち、図8に示すよ
うな架空送電線路の場合、支持物である鉄塔1に雷撃等
に伴う電気故障(地絡)が発生すると、同鉄塔1と送電
線3との間で電位差が大きくなって、碍子4の保護用ア
ークホーン5間で閃絡(又は逆閃絡)して閃絡音が発生
する。この場合、前記故障電流が検出されてから閃絡音
が検出されるまでの時間差は、故障点Aから故障検出装
置10までの距離を100m、音速を340m/sとす
ると、約0.3秒以内となる。一方、当該鉄塔1の隣の
鉄塔(図示しない)で電気故障(地絡)が発生した場
合、通常隣接する鉄塔同士は通常数百m離れているた
め、該鉄塔1で電気故障が発生した場合に比較して閃絡
音の検出時間が長くなる。一般的に隣接する鉄塔間の距
離は400mであるので、隣の鉄塔で発生した閃絡音が
該鉄塔1の故障検出装置10で検出されるまでの時間
は、約1.2秒となる。従って、故障電流が検出されて
から閃絡音が検出されるまでの時間差を1.2秒よりも
十分に短く設定しておくことによって、隣の鉄塔で発生
した電気故障に起因する閃絡音の検出を除去できる。
【0005】さらに、図9に示すように閃絡音は、周波
数帯域が0〜60kHz以上にわたる特性を有してい
る。また、コロナ雑音は、閃絡音と似たような周波数特
性を示しているが、前記閃絡音より音圧レベルが低い。
風音は、0〜20kHzまでの周波数特性を示してお
り、特に0〜3kHz程度の低周波数帯域で大きな音圧
レベルを有している。雨音は、40kHz程度までの周
波数特性を有しているが、前記コロナ雑音よりも音圧レ
ベルは低い。そこで、音波センサで測定された音圧レベ
ルの大小を測定するとともに、音波センサで得られた信
号のうち、特定の周波数の信号を選別することで閃絡音
のみを選択、分別することができ、暗雑音による誤作動
を防止することができる。
【0006】本件出願人が先に特許出願した送配電線の
故障点検出装置は前記原理を利用したものであり、故障
電流と閃絡音の双方によって故障点の正確な検出を可能
とし、且つ閃絡音と暗雑音を分別することによって暗雑
音による誤作動を防止可能としたものである。具体的に
は、測定された故障電流のうち、予め設定された時間以
降の電流を検出する電流検出手段と、測定された音のう
ち、所定周波数の音の検出する周波数検出手段と、検出
された所定周波数の音のうち、暗雑音以上の大きさの音
を検出する音検出手段と、前記電流検出手段と音検出手
段が予め設定された時間内に電気及び音を検出した場合
に故障と判定する判定手段と、判定手段による判定結果
を保持する保持手段と、該保持手段が保持した状態を表
示する表示手段とを備えている。
【0007】前記電流検出手段は図10に示す雷電流除
去回路12、電流検出回路13及びタイマ回路14から
構成される。雷電流除去回路12は、電流センサ11に
よって検出された電流のうち、雷電流が流れる時間経過
以降の電流のみを通すことによって雷電流を除去してい
る。電流検出回路13は、入力する電流の電流値が予め
設定された電流値(閾値)を越えた場合にタイマ回路1
4を起動させている。また、タイマ回路14は、電流検
出回路13からの信号によって予め設定された時間の
間、信号を出力している。
【0008】前記周波数検出手段は、具体的には図10
に示す周波数成分分別回路16である。この回路16は
バンドパスフィルタ(BPF)又はハイパスフィルタ
(HPF)からなり、例えば、図9に示す地絡や短絡の
故障によって発生する閃絡音と暗雑音の周波数特性の違
いを利用して、暗雑音による音圧レベルの大きな周波数
帯域(2kHz、好ましくは3kHz以下)の音をHP
Fで除去して検出しないようにしたり、周辺でラジオや
ステレオ等がいわゆる可聴音を発信している場合、その
可聴音を検出しないように、HPFで可聴音帯である2
0kHzまでの音を除去し、閃絡音が有する20kHz
以上の周波数成分を検出したり、閃絡音のピーク値が存
在する周波数帯域(10kHz以上20kHz以下、又
は20kHz以上40kHz以下)の成分のみをBPF
で検出したりするものである。
【0009】前記音検出手段は、具体的には図10に示
す音波検出回路17である。この回路17は前記周波数
成分分別回路16で検出された所定周波数の音のうち、
風音、雨音及びコロナ雑音等のランダムに発生する暗雑
音を除去している。図9からも明白なように、周波数が
3kHz当たりを越えると、暗雑音の音圧レベルは大き
く低下し、閃絡音と暗雑音(例えば、暗雑音の中でもっ
とも高いコロナ雑音)の音圧レベルの差が大きくなる。
そこで、該音波検出回路17が検出する音の閾値を、3
kHz当たりの前記暗雑音の音圧レベルより大きいレベ
ルに設定して、ランダムに発生する暗雑音を除去してい
る。
【0010】前記判定手段は、具体的には図10に示す
故障判定回路18である。この回路18は前記タイマ回
路14からの信号が出力されている間、音波検出回路1
7で所定周波数の音が検出されたかどうか判定してお
り、その判定結果を同図の表示回路19に出力してい
る。即ち、タイマ回路14の出力信号と音波検出回路1
7の出力信号とが同時に発生している場合に、表示回路
19に信号を出力している。
【0011】前記保持手段及び表示手段は、具体的には
図10に示す表示回路19である。この回路19は前記
故障判定回路18からの判定結果を保持し、前記判定結
果に基づいて故障点の表示を行う。
【0012】図11は以上説明した各回路の具体的な構
成の一例を示す構成図であり、図12〜図14は図11
に示した各部の出力波形を示す波形図である。尚、図1
1において図10と同一名称の部位には同一の符号を付
してある。
【0013】架空地線又は鉄塔脚下を流れる電流は、図
11の電流センサ11で検出され、整流・平滑回路21
で波形整形される。電流比較回路(コンパレータ)22
と、ゲート(論理積)回路23は図10の電流検出回路
13を構成し、ワンショットマルチバイブレータからな
る遅延回路24と、NOT(反転)回路25は図10の
雷電流除去回路12を構成している。電流比較回路22
には、予め検出する電流の閾値(例えば10A)が設定
されており、整流・平滑回路21から入力する電流が前
記閾値を越えると、ゲート回路23及び遅延回路24に
トリガ信号を出力する。
【0014】遅延回路24は、入力するトリガ信号(電
流比較回路出力)の立ち上がりから、例えば雷電流が流
れる時間を十分に経過した時間である数ms〜10ms
程度遅延させたパルス幅のトリガ信号をNOT回路25
に出力しており、前記トリガ信号は、NOT回路25で
反転されてゲート回路23に入力する。これにより、ゲ
ート回路23は、前記トリガ信号の遅延された時間(雷
電流が発生している時間)後にゲートを開いて、電流比
較回路22の出力をタイマ回路14に出すことができ、
タイマ回路14は、ゲート回路23からの出力によって
予め設定された0.3秒間の間、故障判断回路18(図
10)を構成する論理積回路26に出力している。
【0015】一方、電気故障発生時の閃絡音は、音波セ
ンサ15で検出され、さらに増幅器27で増幅された
後、図10の周波数成分分別回路16を構成するフィル
タ回路28に入力する。フィルタ回路28は、2kHz
以下の周波数帯域、10以下の周波数帯域又は20kH
z以下の周波数帯域を除去するHPF、もしくは2kH
z以上で、かつ10kHz以下の周波数帯域、10kH
z以上で、かつ20kHz以下の周波数帯域又は20k
Hz以上で、かつ40kHz以下の周波数帯域を通過さ
せるBPFで構成されており、前記増幅された閃絡音
は、この設定された周波数成分として、音波比較回路2
9に出力される。
【0016】図10の音波検出回路17を構成する音波
比較回路(コンパレータ)29には、予め検出する音量
の閾値(例えば−30dBVの音圧レベル)が設定され
ており、フィルタ回路28から入力する周波数成分が前
記閾値を越えると、前記論理積回路26に信号を出力す
る。論理積回路26は、タイマ回路14で設定された
0.3秒間の間に、音波比較回路29からの信号出力が
あると、前記信号をラッチ回路(ラッチングリレー)3
0に出力する。
【0017】ラッチ回路30とLED表示回路31は、
図10の表示回路19を構成しており、ラッチ回路30
は、論理積回路26から信号入力があると、前記信号を
保持し、LED表示回路31及び接点出力として後述す
る他の装置に出力する。LED表示回路31は、前記信
号に基づいて電気故障点の表示を行う。ここで、例えば
図12に示すように、故障点検出装置10が設置された
鉄塔に落雷による雷撃があり、しかも電流センサ11が
雷電流に続く故障電流を測定すると、図11のタイマ回
路14の動作時間Td内に音波比較回路29から信号が
論理積回路26を介してラッチ回路30に出力され、L
ED表示回路31による電気故障点の表示がなされる。
【0018】また、電気故障が別の鉄塔で発生した場合
には、図13に示すように、図11のタイマ回路14の
動作時間Tdより遅い時間に、音波比較回路29から信
号が論理積回路26に出力されるので、論理積回路26
の出力はローレベルのままとなり、故障とは判定されな
い。また、例えば図14に示すように、故障点検出装置
が設置された鉄塔に落雷による雷撃のみがあり、電気故
障が発生していない場合には、鉄塔には故障電流が流れ
ないので、図11の電流比較回路22は、電流センサ1
1からの雷電流のみによるトリガ信号を検出することと
なる。これにより、このトリガ信号は、遅延回路24に
よって除去され、タイマ回路14は動作しないので、論
理積回路26の出力はローレベルのままとなり、故障と
は判定されない。
【0019】論理積回路26の出力端は、ラッチ回路3
0の駆動部と接続されており、ラッチ回路30は、論理
積回路26から出力があると、その状態を保持し、LE
D表示回路31、又は接点に接続された例えば通信手段
等に出力する。また、もしラッチ回路30が保持状態で
あれば、例えば監視者がリセットスイッチ30aを押し
て、ラッチ回路に逆方向の電流を流して前記保持状態を
元に戻せば、再び故障を検出することができる。
【0020】以上の回路を備えた故障点検出装置は、図
15に示すように、鉄塔1に巻回された電流センサ11
によって、図8に示すような鉄塔1の側面に保持されて
設置されている。LED表示回路31は、故障点検出装
置枠体の中央付近に設けられた動作状態確認スイッチ3
1aと、赤色と青色のLED素子31b、31cを有
し、動作状態確認スイッチ31aは、電源である電池/
蓄電池の消耗を防ぐための動作状態確認用のスイッチ
で、このスイッチ31aが押されると、例えばラッチ回
路30が前記保持状態の場合には、赤色のLED素子3
1bを点灯させ、また電気故障を検出していない場合に
は、青色のLED素子31cを点灯させている。なお、
図15において、音波センサ15は、前記枠体の上部に
設けられて空間伝搬音を検出できるようになっており、
ラッチ回路30のリセットスイッチ30aは、下部に設
けられている。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】前記本件出願人が特許
出願(特願平9−290113)している送配電線の故
障点検出装置はこれで十分に機能するものであり、特に
問題はないが、強いて挙げると次のような課題があっ
た。 (1)図15に示すように、音波センサ(マイクロホ
ン)15が枠体の上面に設置されているため、同音波セ
ンサ15が風雨や風雪に曝されて故障したり、性能が低
下したりする虞がある。 (2)前記(1)の問題を解決するために音波センサ1
5を枠体の下面に設けると、閃絡音の発生源であるアー
クホーン5(図8)や送配電線3(図8)は枠体の上方
に存在するため、閃絡音を十分に検出できない。 (3)さらに、音波センサ15が枠体の上面又は下面の
何れに設置してあっても、電気故障の発生箇所によって
は閃絡音の発生源と音波センサ15との間に鉄塔部材等
の障害物が存在して十分に閃絡音を検出できない場合が
ある。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、音波セ
ンサが風雨や風雪に曝されることがなく、且つ故障発生
箇所に拘らず閃絡音を十分に検出可能な送配電線の故障
点検出装置を提供することにある。
【0023】本件出願の第1の送配電線の故障点検出装
置は、複数の支持物に架設された送配電線の故障の際に
発生する電流と音波を検出して故障点を検出する送配電
線の故障点検出装置において、前記支持物に取り付け可
能な筐体内にマイクロホンを設け、その筐体に、空中伝
播してくる音波を内部に導入可能な開口部を設け、開口
部の外側に前記音波を開口部の方向に反射させる反射板
を設けたものである。
【0024】本件出願の第2の送配電線の故障点検出装
置は、複数の支持物に架設された送配電線の故障の際に
発生する電流と音波を検出して故障点を検出する送配電
線の故障点検出装置において、前記支持物に取り付け可
能な筐体内にマイクロホンを設け、その筐体に、空中伝
播してくる音波を内部に導入可能な開口部と、開口部か
ら導入された音波を前記マイクロホンの近傍まで導く伝
音管を設けたものである。
【0025】本件出願の第3の送配電線の故障点検出装
置は、複数の支持物に架設された送配電線の故障の際に
発生する電流と音波を検出して故障点を検出する送配電
線の故障点検出装置において、前記支持物に取り付け可
能な筐体内にマイクロホンを設け、その筐体に、空中伝
播してくる音波を内部に導入可能な開口部を設け、同筐
体内に前記開口部から導入された音波をマイクロホンの
方向に向けて反射させる内部反射板を設けたものであ
る。
【0026】本件出願の第4の送配電線の故障点検出装
置は、複数の支持物に架設された送配電線の故障の際に
発生する電流と音波を検出して故障点を検出する送配電
線の故障点検出装置において、前記支持物に取り付け可
能な筐体内にマイクロホンを設け、その筐体に、空中伝
播してくる音波を内部に導入可能な開口部を設け、開口
部の外側に前記音波を開口部の方向に反射させる反射板
を設け、開口部の内側に同開口部から導入された音波を
前記マイクロホンの近傍まで導く伝音管を設けたもので
ある。
【0027】本件出願の第5の送配電線の故障点検出装
置は、開口部の幅をマイクロホンで集音しようとする音
波の波長と同一又はほぼ同一としたものである。
【0028】本件出願の第6の送配電線の故障点検出装
置は、筐体内にマイクロホンを2以上設けたものであ
る。
【0029】
【発明の実施の形態】(実施形態1)本発明の送配電線
の故障点検出装置の第1の実施形態を図1〜図5に基づ
いて詳細に説明する。この装置は、電流センサ、雷電流
除去回路、電流検出回路、タイマ回路、音波センサ(マ
イクロホン)、周波数成分分別回路、音検出回路、故障
判定回路、表示回路が内蔵された筐体に、空中伝播して
くる音波を内部に導入可能な開口部と、開口部から導入
された音波を前記マイクロホンの近傍に伝搬する伝音管
を設けると共に、前記開口部の外側に空中伝播してくる
音波を該開口部の方向に反射させる反射板を設けたもの
である。
【0030】本発明の送配電線の故障点検出装置は、前
記特願平9−290113に係る送配電線の故障点検出
装置と同一の原理で送配電線における電気故障を正確に
検出し、且つ暗雑音による誤作動を防止するものであ
り、前記電流センサ、雷電流除去回路、電流検出回路、
タイマ回路、音波センサ、周波数成分分別回路、音検出
回路、故障判定回路、表示回路は前記図10に示すそれ
と同一であって、これらの具体的回路構成は前記図11
に示すものと同一である。
【0031】前記筐体は、図1に示す表部材60と、図
2に示す裏部材61を突き合せ、互いを連結してなる。
前記表部材60及び裏部材61は、図1及び図2に示す
ように、前面開口の箱形であり、その内側が上下仕切り
板62によって上部空間63と下部空間64に仕切ら
れ、さらに下部空間64が左右仕切り板65によって右
下部空間66と左下部空間67に仕切られ、両部材6
0、61を図3に示すように連結して筐体70を完成さ
せると、表部材60の上部空間63と裏部材61の上部
空間63が突き合わされて1つの空間が形成され、同様
に表部材60の左下部空間67と裏部材61の右下部空
間66、表部材60の右下部空間66と裏部材61の左
下部空間67が夫々突き合わされて1つの空間が形成さ
れるようにしてある。また、図1、図2に示すように、
両部材60、61の天井71は共に略三角形に形成さ
れ、その上に隙間72を隔てて同一形状の屋根73が形
成され、天井71と屋根73の間に所定間隔で支持材7
4が配置され、隣接する支持材74間(隙間72)に空
気が流通することによって筐体70内(前記のように形
成される各空間内)の温度上昇が抑制されるようにして
ある。
【0032】図1、図2に示すように、前記上下仕切り
板62、左右仕切り板65、天井71、屋根73は該部
材60、61の周壁75と共に合成樹脂により一体成形
されている。また、表部材60には図示されていない係
止部又は係止受部が設けられ、裏部材61には図示され
ていない係止受部又は係止部が設けられ、両部材60、
61を突き合せ、何れか一方に設けられた係止部を他方
に設けられた係止受部に係止させると互いが図3に示す
状態で連結されて筐体70が完成するようにしてある。
【0033】図2に示すように裏部材61の上部空間6
3内には前記各種回路が実装された基板80が設置され
ており、表部材60と裏部材61を連結して筐体70を
完成させると(図3)、両部材60、61の上部空間6
3同士が突き合わされて形成される空間内に該基板80
が収容されるようにしてある。
【0034】図2に示すように、裏部材61の周壁(側
壁)75の上部には、空中伝播してくる音波を内部に導
入可能な長方形の開口部81が開設されている。また、
図4に示すように前記上部空間63と天井71との間に
は開口部81に連通し、同開口部81から導入された音
波を伝搬する伝音管82が形成され、この伝音管82の
先には前記マイクロホンを取り付けるための取付穴83
が開設されている。マイクロホンはその検知部が該取付
穴83から伝音管82内に露出するようにして取り付け
られ、開口部81から導入され、伝音管82を伝わって
該マイクロホンの近傍まで伝搬された音波を検出する。
さらに、図5に示すように、該裏部材61に表部材60
を連結して完成される筐体70の外側には、前記音波を
前記開口部81に向けて反射させる反射板90が設けら
れる。具体的には図4に示すように、筐体70の両側壁
75の外側に、金属製薄板の上部を外側に折り返して湾
曲させた反射板90を夫々取り付け、該筐体70の上方
にあるアークホーン5(図8)や送配電線3(図8)か
ら発生し、空中伝播してくる音波が反射板90の湾曲部
91で反射されて、前記開口部81内に導入されるよう
にしてある。
【0035】尚、反射板90と筐体70の間に設けられ
る間隔や、開口部81に対する湾曲部91の位置及び湾
曲の程度は、開口部81に導入させようとする音波が伝
播してくる方向や波長等に基づいて、該音波を最も効率
良く開口部81の方向に反射できるように設計すること
は勿論である。本実施形態では図4に示すように、筐体
70の側壁に設けた取付フランジ76を介して、同側壁
75との間に5〜10mm程度の間隔を開けて反射板90
を取り付け、湾曲部91を開口部81の下半分を隠す程
度の位置(高さ)に配置してある。これによって、開口
部81の上方からの音は該湾曲部91で反射されて開口
部81に導入され、開口部81のほぼ真横からの音は直
接開口部81に導入される。
【0036】前記裏部材61の右下部空間66は底が抜
かれ(図2)、表部材60の左下部空間67も同様に底
が抜かれ(図1)、図3のように筐体70を完成させる
と、2つの空間に跨る方形の穴100が形成されるよう
にしてある。さらに、裏部材61の右下部空間66内に
は図中の矢印a−b方向に回動して前記穴100を開閉
可能な開閉蓋101が設けられ(図2)、表部材60の
左下部空間67内には表示布102が収容され(図
1)、筐体70が完成された状態で開閉蓋101が図2
の矢印b方向へ回動すると(穴100が開口すると)、
表示布102が筐体70の下に垂れ下がるようにしてあ
る(図3)。より具体的には、前記開閉蓋101は図2
に示すように裏部材61の右下部空間66内に設けられ
た金属製のブラケット103に軸104によって図中の
矢印a−b方向に回動自在に取り付けられ、同裏部材6
1の左下部空間67内に設けられた操作機構によって矢
印b方向へ開かれるようにしてある。この操作機構は、
図4に示すように該空間67内に対向して立設された2
枚の支持板106によって支持された金属製プレート1
07の上に搭載された操作棒108(一端が回転軸10
9に固定されて他端が図2の矢印c−d方向へ回動可能
とされている)と、同操作棒108を磁力によって前記
矢印c−d方向へ回動させる電磁石110から構成さ
れ、前記表示回路から信号が出力されると電磁石110
が操作棒108を前記矢印c方向又は矢印d方向へ回動
させ、これによって前記開閉蓋101のロック(図示し
ない)が解除され、同開閉蓋101が自重で矢印b方向
へ回動するようにしたものである。また、前記表示布1
02は赤色の帯状の布であり、図1に示すように長手方
向一端を表部材30の左下空間67内において同部材6
0の周壁75に螺子止めされ、他端には重り(図示しな
い)が取り付けられ、前記のようにして穴100が開口
すると、図3に示すように重りの重さで表示布102が
下方に垂れ下がるようにしたものである。以上によっ
て、送配電線の電気故障が検出されると前記開筐体70
の下に表示布102が垂れ下がって事故の発生が表示さ
れる。
【0037】図3、図5等に示すように筐体70の屋根
73の上にはソーラーパネル120が配置され、同パネ
ル120で発生した電気が前記基板80上に実装された
バッテリーに蓄電され、必要に応じて各種回路に給電さ
れるようにしてある。また、図3に示すように裏部材6
1の背面には当該筐体70を送配電線の支持物(鉄塔
等)に取り付けるための取り付け部材121が突設さ
れ、ボルト・ナットその他の任意の固定手段によって筐
体70を支持物に取り付け可能としてある。
【0038】(実施形態2)本発明の送配電線の故障点
検出装置の第2の実施形態を図6に基づいて詳細に説明
する。この装置の基本構成は前記実施形態1に示すもの
と同一である。異なるのは、図6に示すように、筐体7
0(裏部材61)の側壁75の下部に開口部81を開設
し、その開口部81の内側に同開口部81から導入され
た音波をマイクロホン15の方向に反射させる内部反射
板140を設けたことである。尚、この装置では、筐体
70の上方で発生した音波は、同筐体70の側壁75と
反射板90の間を反射しながら開口部81へ伝播し、同
開口部81から筐体70内に導入される。
【0039】(実施形態3)前記実施形態1、2では、
筐体70の両側壁に1つづつ開口部81を開設したが、
開口部81は側壁75を含む周壁に3つ以上開設するこ
ともできる。この場合、耐久性の向上その他の目的で筐
体70の全部又は一部を金属板や樹脂板等で包囲する場
合には、同金属板等にも同様の開口部を開設し、空中伝
播してくる音波が筐体70内に確実且つ効率良く導入さ
れるようにすることが望ましい。
【0040】マイククロホン15の数は2個に限らず、
所望個数設けることができる。複数のマイクロホン15
の配置位置を適切に決定することによって一層広範囲の
音波を検出可能となる。
【0041】
【発明の効果】本件出願の送配電線の故障点検出装置は
次のような効果を有する。 (1)マイクロホンを筐体の内部に設けたので、同マイ
クロホンが風雨、風雪等に曝されて故障したり、性能が
低下したりすることがない。 (2)筐体に空中伝播してくる音波を内部に導入可能な
開口部を形成し、開口部の外側に前記音波を開口部の方
向に反射させる反射板を設けたので、マイクロホンを筐
体内に設けても全方向からの閃絡音を検出することがで
きる。 (3)開口部から導入された音波を筐体の内部に設けら
れているマイクロホンの近傍まで導く伝音管を設けたの
で、音波が減衰することなくマイクロホン近傍に伝搬さ
れ、検出感度及び精度が向上する。 (4)筐体内に、開口部から導入された音波をマイクロ
ホンの方向へ反射する内部反射板を設けたので、伝音管
を設けなくても開口部から導入された音波をマイクロホ
ン近傍へ伝搬することができる。従って、筐体の構造が
簡単になり、同筐体の製作の手間やコストが低減され
る。 (5)開口部の幅がマイクロホンで集音しようとする音
波の波長と同一又はほぼ同一なので、集音対象の音波を
確実且つ効率良く筐体内に導入することができる。 (6)マイクロホンを2以上設けたので、より広範囲の
音波を検出可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】表部材の構造を示す説明図。
【図2】裏部材の構造を示す説明図。
【図3】筐体を示す側面説明図。
【図4】裏部材の構造を示す一部断面の説明図。
【図5】本発明の送配電線の故障点検出装置の外観を示
す概略図。
【図6】裏部材の他の構造を示す一部断面の説明図
【図7】落撃によって発生する雷電流と故障電流の波形
を示す図。
【図8】特願平9−290113号に係る故障点検出装
置を送電線に設置した状態を示す図。
【図9】暗雑音及び閃絡音の周波数及び音圧レベルの特
性を示す図。
【図10】特願平9−290113号に係る故障点検出
装置及び本発明の故障点検出装置の回路構成の一例を示
す図。
【図11】特願平9−290113号に係る故障点検出
装置及び本発明の故障点検出装置の具体的な回路構成の
一例を示す図。
【図12】図11に示す各回路の出力波形を示す図であ
り、故障電流が発生した場合の出力波形を示す図。
【図13】図11に示す各回路の出力波形を示す図であ
り、設置鉄塔以外の隣接する鉄塔に故障電流が発生した
場合の出力波形を示す図。
【図14】図11に示す各回路の出力波形を示す図であ
り、雷電流のみが発生した場合の出力波形を示す図。
【図15】従来の故障点検出装置の取り付け状態を示す
図。
【符号の説明】
1 鉄塔 2 架空地線 3 送電線 4 碍子 5 アークホーン 10 故障点検出装置 11 電流センサ 12 雷電流除去回路 13 電流検出回路 14 タイマ回路 15 音波センサ 16 周波数成分分別回路 17 音波検出回路 18 故障判定回路 19 表示回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の支持物に架設された送配電線の故障
    の際に発生する電流と音波を検出して故障点を検出する
    送配電線の故障点検出装置において、前記支持物に取り
    付け可能な筐体内にマイクロホンを設け、その筐体に、
    空中伝播してくる音波を内部に導入可能な開口部を設
    け、開口部の外側に前記音波を開口部の方向に反射させ
    る反射板を設けたことを特徴とする送配電線の故障点検
    出装置。
  2. 【請求項2】複数の支持物に架設された送配電線の故障
    の際に発生する電流と音波を検出して故障点を検出する
    送配電線の故障点検出装置において、前記支持物に取り
    付け可能な筐体内にマイクロホンを設け、その筐体に、
    空中伝播してくる音波を内部に導入可能な開口部と、開
    口部から導入された音波を前記マイクロホンの近傍まで
    導く伝音管を設けたことを特徴とする送配電線の故障点
    検出装置。
  3. 【請求項3】複数の支持物に架設された送配電線の故障
    の際に発生する電流と音波を検出して故障点を検出する
    送配電線の故障点検出装置において、前記支持物に取り
    付け可能な筐体内にマイクロホンを設け、その筐体に、
    空中伝播してくる音波を内部に導入可能な開口部を設
    け、同筐体内に前記開口部から導入された音波をマイク
    ロホンの方向に向けて反射させる内部反射板を設けたこ
    とを特徴とする送配電線の故障点検出装置。
  4. 【請求項4】複数の支持物に架設された送配電線の故障
    の際に発生する電流と音波を検出して故障点を検出する
    送配電線の故障点検出装置において、前記支持物に取り
    付け可能な筐体内にマイクロホンを設け、その筐体に、
    空中伝播してくる音波を内部に導入可能な開口部を設
    け、開口部の外側に前記音波を開口部の方向に反射させ
    る反射板を設け、開口部の内側に同開口部から導入され
    た音波を前記マイクロホンの近傍まで導く伝音管を設け
    たことを特徴とする送配電線の故障点検出装置。
  5. 【請求項5】請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の
    送配電線の故障点検出装置において、開口部の幅がマイ
    クロホンで集音しようとする音波の波長と同一又はほぼ
    同一であることを特徴とする送配電線の故障点検出装
    置。
  6. 【請求項6】請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の
    送配電線の故障点検出装置において、筐体内にマイクロ
    ホンを2以上設けたことを特徴とする送配電線の故障点
    検出装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1618267A2 (en) * 2003-04-25 2006-01-25 Mark Allen Utility meter cover
KR101412101B1 (ko) * 2014-04-24 2014-06-27 주식회사 시스피아 Cctv 음원추적용 음향센서

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