JP2001297844A - 片口金ランプソケットおよび照明器具 - Google Patents
片口金ランプソケットおよび照明器具Info
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Abstract
ことができる片口金ランプソケットおよび照明器具を提
供する。 【解決手段】ソケット本体2と、取付台3と、取付台3
に設けられた回転軸6と、ソケット本体2に設けられた
溝穴7からなりソケット本体2を取付台3に回動自在に
保持する回動機構部4と、ソケット本体2のランプ装着
状態位置(図1(d))からランプ挿脱位置(図1
(a))にソケット本体2が回動するのを規制する突起
24、25からなる係合部5とを備え、ソケット本体2
は、回転軸6を中心にランプ挿脱位置とランプ装着状態
位置との間を回動するとともに、溝穴7に沿って係合部
5を係脱自在にランプ挿入方向にスライド移動可能であ
る。
Description
ソケットなどの片口金ランプソケットおよび照明器具に
関するものである。
をランプ軸と直交するソケットの軸を中心軸とする回動
操作によって取付けるタイプのもの(たとえば実開平2
−49089号)は、片口金ランプソケットの弾性を有
するランプピン接触片がランプの挿入に対して、ランプ
をランプ軸方向へ押しもどす荷重を与える。ランプを押
し込みながら、回動させ、ランプ取付位置(ランプ装着
状態位置)に動かした時、ランプ口金突起に対応してソ
ケット取付台の凹部へ上述の荷重によりランプ口金突起
を嵌合させランプを保持している。
場合、ランプピン接触片の弾性による嵌合保持力をラン
プピン接触力として用いているため、ソケット取付台と
の嵌合寸法のばらつきなによって嵌合保持力が変化し、
接触力も変化することになり、ランプピンとの接触が不
安定となる。
な取付や振動に対しても影響を受けやすい。
ピン接触力である嵌合保持力をランプ口金突起の凸部方
向よりランプ口金突起を抱え込んで受けなければならな
いため、ランプの回動角度をある程度大きくしなければ
ならない。
ン接触とは無関係にランプを保持することができる片口
金ランプソケットおよび照明器具を提供することであ
る。
ンプソケットは、ランプ装着状態位置のランプ軸方向に
対して、ランプの先端側をある角度傾けたランプ挿脱位
置よりランプを挿脱可能とし、回動操作によって前記ラ
ンプ装着状態位置に復帰する片口金ランプソケットにお
いて、ソケット本体と、照明器具に取付けられる取付台
と、この取付台と前記ソケット本体のいずれか一方に設
けられた回転軸と、他方に設けられて前記回転軸が嵌合
する溝穴からなり、前記ソケット本体を前記取付台に回
動自在に保持する回動機構部と、前記ソケット本体と前
記取付台にそれぞれ設けて前記ランプ装着状態位置から
前記ランプ挿脱位置に前記ソケット本体が回動するのを
規制する係合部とを備え、前記ソケット本体は、前記回
転軸を中心に前記ランプ挿脱位置と前記ランプ装着状態
位置との間を回動するとともに、前記溝穴に沿って前記
係合部を係脱自在にランプ挿入方向にスライド移動可能
であることを特徴とするものである。
れば、ランプ装着機構がランプの電気接続機構と独立し
ているため、ランプ装着機構がランプピンと導電板の接
触に影響を与えないので導通が安定する。また取付台と
ソケット本体の嵌合によってランプを保持するため、ラ
ンプの寸法ばらつきの影響を受けず安定してランプ保持
ができる。
請求項1において、前記溝穴が前記ソケット本体に有
し、前記回転軸は前記取付台に有するものである。
れば、請求項1と同様な効果がある。
請求項1において、前記回転軸は前記ソケット本体に有
し、前記溝穴は前記取付台に有するものである。
れば、請求項1と同様な効果がある。
請求項1において、前記回動機構部を前記ソケット本体
の前記両側面に設け、前記係合部を前記回動機構部と同
じ両側面の2箇所に設けたものである。
れば、請求項1と同様な効果がある。
請求項4において、前記回動機構部に前記係合部の機能
を持たせたものである。
れば、請求項4と同様な効果がある。
請求項1において、前記係合部を前記ソケット本体の前
記取付台に接する面に設けたものである。
れば、請求項1と同様な効果がある。
請求項1において、前記ソケット本体を前記溝穴に沿っ
て前記係合部が係合する方向にスライド移動させるため
のスプリングを、前記ソケット本体と前記取付台との間
に設けたものである。
れば、請求項1と同様な効果がある。
請求項7において、スプリングの数が2または4である
ものである。
れば、請求項7と同様な効果がある。
請求項7において、前記ランプ挿脱位置から前記ランプ
装着状態位置の方向にトルクを与えるように、前記回転
軸に対してスプリングを前記ソケット本体の外側に配置
したものである。
れば、請求項7と同様な効果のほか、スプリングが回転
軸に対して下方に配置されるため、ソケット本体の先端
を持ち上げる方向にトルクがかかるので、ランプ未装着
時のソケット本体の位置を突起の接触により規制でき、
ランプ装着時にはランプを持ち上げる助けをするため、
装着がスムースに行なえる。
は、請求項4において、前記係合部と前記回動機構部と
を、前記ソケット本体に対して、前記両側面の略対角の
位置に配置したものである。
よれば、請求項4と同様な効果のほか、回動機構部と突
起を対角に配置した場合は距離がとれるため、突起の乗
り越えのための寸法設定に余裕ができ、小さな角度での
ランプ装着が可能になる。
は、請求項4において、前記係合部と前記回動機構部と
を、前記ソケット本体の長手方向に対して、略平行な位
置に配置したものである。
よれば、請求項4と同様な効果がある。
は、請求項1において、前記ソケット本体を前記ランプ
装着状態位置から前記ランプ挿脱位置へ回動する際に弾
性的に乗り越えることができる勾配を前記係合部に設け
たものである。
よれば、請求項1と同様な効果のほか、突起に勾配を設
けているため、ランプの押し込み操作無しに上下方向へ
ランプがこじられた場合でも、嵌合突起を破壊すること
なくランプが着脱できる。
は、請求項1において、前記ランプ挿脱位置と前記ラン
プ装着状態位置との間で前記ソケット本体を回動する際
に弾性的に乗り越えることができる勾配を前記係合部に
設けたものである。
よれば、請求項1と同様な効果のほか、請求項12と同
様な効果がある。
は、請求項2において、前記ソケット本体の前記溝穴に
別の径の穴を設けたものである。
よれば、請求項2と同様な効果のほか、ソケット本体の
溝穴に別の径の穴を設けているため、回動操作だけ必要
な他の取付台との使用が可能である。
は、請求項1において、前記取付台が樹脂製であるもの
である。
よれば、請求項1と同様な効果がある。
請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、
請求項7、請求項8、請求項9、請求項10、請求項1
1、請求項12、請求項13、請求項14または請求項
15記載の片口金ランプソケットを用いたものである。
項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求
項6、請求項7、請求項8、請求項9、請求項10、請
求項11、請求項12、請求項13、請求項14または
請求項15と同様な効果がある。
1から図5により説明する。すなわち、この片口金ラン
プソケットは片口金蛍光灯用ソケットであり、ランプ装
着状態位置(図1(c)、(d))のランプ軸方向Aに
対して、ある角度傾けたランプ挿脱位置(図1(a)、
(b))によりランプ1を挿脱可能とし、回動操作によ
ってランプ装着状態位置に復帰するものである。
本体2と、照明器具の器具本体の取付板38に取付けら
れる取付台3と、回動機構部4と、係合部5を有し、い
ずれも樹脂製である。
背片8aと一対の側片8からなる略逆U字形をなし、側
片8の一端側に取付部9を設け、取付部9間を電線引出
し口部10で連結している。また側片8の他端側の背片
8aと反対側に切欠12を形成し、ランプ1の装着時の
ソケット本体のランプ装着状態位置で図2に示すように
ランプ口金1aに設けた口金突起13を切欠12に係止
させる。11はそれぞれ取付穴であり、取付具(図示せ
ず)により器具本体に取付けられる。
ーナ部より前方に断面略三角形で内向きの斜面が凹曲面
となった柱状の受金部14を突出した箱形をなし、前面
にランプピン挿入穴15を形成している。ソケット本体
2の内部にはランプピン挿入穴15に対応して、導電板
で形成した給電用の速結端子17付きランプピン保持部
16を配置し、開口を塞ぐカバー18でランプピン保持
部16をソケット本体2とカバー18との間に挾むよう
に位置決め固定している。19はランプピン保持部16
の係合部、20は速結端子17に電線を挿入させる電線
挿入穴、21はカバー係止爪であり、ソケット本体2に
形成した係止孔22に挿入し抜止め係止する。23はラ
ンプ誤使用防止リブである。
2のいずれか一方に設けられた回転軸6と、他方に設け
られて回転軸6が嵌合する溝穴7からなり、ソケット本
体2を取付台3に回動自在に保持する。実施の形態で
は、回転軸6が取付台3の両側片8の内面の取付部9寄
り(ランプ差し込み側と反対側)の位置に設けられてい
る。また回転軸6の先端に溝穴7への係合を案内するガ
イド傾斜面6aを取付部9と反対向き(ランプ差し込み
方向)に形成している。溝穴7はソケット本体2の後端
部の両側面にソケット本体の長手方向(ランプ差し込み
方向)に長く形成し、その後端には回転軸6との係合を
容易にするための切欠7aを形成している。
それぞれ設けてランプ装着状態位置からランプ挿脱位置
にソケット本体2が回動するのを規制する少なくとも1
組の突起24、25を設けている。突起24は取付台3
の側片8の取付部9と反対側すなわちランプ差し込み側
の内面に突設し、突起25はソケット本体2の一対の受
金部14の外面に凸に形成している。 この場合、ソケ
ット本体2をランプ装着状態位置からランプ挿脱位置へ
回動する際に係合部5のソケット本体2側の突起24が
取付台3側の突起25に弾性的に乗り越えることができ
る勾配を設けている。突起24、25はランプ装着状態
(図1(d))で係合する係合面24a、25aに勾配
が付いて傾斜しており、ソケット本体2をランプ挿脱位
置の方向に引くと係合面24a、25aに沿ってソケッ
ト本体2がスライドし回転軸6が溝穴7を移動して図1
(b)のように突起24、25の係合が外れる。
プ軸方向Aの前方にスライド移動させるための2本のス
プリング30を、ソケット本体2と取付台3との間に介
設している。この場合、ランプ挿脱位置からランプ装着
状態位置の方向にトルクを与えるように、回転軸6に対
してスプリング30をソケット本体2の外側(図1で下
側)に配置している。
中心にランプ挿脱位置とランプ装着状態位置との間を回
動するとともに、溝穴7に沿って係合部5を係脱自在に
ランプ挿入方向にスライド移動可能である。
1(a)はソケット本体2がランプ挿脱位置にあり、ス
プリング30のばね力により、ソケット本体2が前方
(ランプ差し込み側)に押し出され、溝穴7の後端に回
転軸6が嵌合している。またスプリング30の荷重が溝
穴7の回転軸6より下方に加わるため、ソケット本体2
に矢印Pの方向にトルクがかかりソケット本体2のラン
プ差し込み側が持ち上がり、突起25が突起24の下側
に係止している。このソケット本体2のランプ挿脱位置
でランプ1が挿脱される。
ト本体2にランプ1を押し込み、そのためソケット本体
2がスプリング30のばね力に抗してスライドし、回転
軸6が溝穴7の先端側に移動した状態であり、このとき
突起25が突起24から外れた状態となる。
プ1を持ち上げてソケット本体2を回転軸6を中心に回
動した状態であり、突起25が突起24の上側に位置す
る。
した状態であり、スプリング30のばね力によりソケッ
ト本体2が前進して回転軸6が溝穴7の後端側に移動
し、突起25が突起24に係合し、ランプ装着状態の位
置となる。このとき、ランプ口金突起13が切欠12に
係止するので、ランプ1はソケット本体2から抜けな
い。
がランプの電気接続機構と独立しているため、ランプ装
着機構がランプピンと導電板の接触に影響を与えないの
で導通が安定する。また取付台3とソケット本体2の嵌
合によってランプ1を保持するため、ランプ1の寸法ば
らつきの影響を受けず安定してランプ保持ができる。
す。すなわち、この片口金ランプソケットは、第1の実
施の形態において、スプリング30を4本にし、また係
合部5を突起35と、これに嵌合する凹部36とで構成
している。実施の形態ではソケット本体2に突起35を
突設し、取付台3に凹部36を形成している。また電線
引出し口部10は4本のばね30を支持するため第1の
実施の形態よりも幅広に形成している。
スプリング30の荷重を小さくできるため、取付台3お
よびソケット本体2の樹脂のクリープを軽減できる。な
お、ソケット本体2に凹部36を形成し、取付台3に突
起35を形成してもよい。
る。
図8に示す。すなわち、この片口金ランプソケットは、
第1の実施の形態において、係合部5をソケット本体2
の取付台3に接する面に設けている。実施の形態では、
ソケット本体2の上面に一対のかぎ状の突起25を設
け、取付台3の背片8aの下面にかぎ状の一対の突起2
4を設けている。図8はソケット本体2のランプ装着状
態であり、突起24、25が相嵌合しソケット本体2が
取付台3に保持された状態である。
なくそれぞれいずれか片方のみでもよく、その場合、一
対の突起の間の中央位置に相当する位置に突起24、2
5を設けてもよい。
る。
に示す。すなわち、この片口金ランプソケットは、第1
の実施の形態とほぼ同様に、係合部5と回動機構部4と
を、ソケット本体2に対して、その両側面の略対角の位
置に配置している。図9(a)は突起24、25が回転
軸6よりも上方にすなわち取付台3の背片8aを取付け
る器具本体の取付板38に接近して位置するが、他の実
施の形態として図9(b)は回転軸6側を器具本体38
に接近し突起24、25をそれよりも下方に位置してい
る。
る。
(a)に示す。すなわち、この片口金ランプソケット
は、第1の実施の形態において、係合部5と回動機構部
4とを、ソケット本体2の長手方向に対して、略平行な
位置に配置している。実施の形態では突起24および回
転軸6を取付台3の側片8の上方位置に配置し、突起2
4を回転軸6よりもやや上方に配置し、これらに対応し
てソケット本体2に突起25および溝穴7を設けている
が、他の実施の形態として図10(b)では突起24お
よび回転軸6を側片8の下方位置に配置し、突起24を
回転軸6よりも下方に位置している。
び図12に示す。すなわち、この片口金ランプソケット
は、第1の実施の形態において、回動機構部4をソケッ
ト本体2の両側面2aに設け、係合部5を回動機構部2
と同じ両側面2aの2箇所に設けている。実施の形態で
は、ソケット本体2の両側面2aの上下幅方向の中央に
沿った中心軸Qに対して上下両側に、第1の実施の形態
と同様な構造の係合部5の突起25および回転機構部4
の溝穴7をそれぞれ形成している。一方取付台3の突起
25は突起24のいずれかに対応し、かつ回転軸6を溝
穴7のいずれかに対応して設ける。
無関係に組み立てることができる。なお、ソケット本体
2に回転軸6および係合部として凹部を設けるとき、こ
れらの両方またはいずれか一方が2個ずつとなる。
す。すなわち、この片口金ランプソケットは、第1の実
施の形態において、回転軸6がソケット本体2に有し、
溝穴7は取付台3に有する。実施の形態では、溝穴7が
横V字形に貫通形成されその各端部がソケット本体2の
ランプ装着状態の姿勢とランプ挿脱の姿勢に沿ってい
る。回転軸6が溝穴7の一端7kにあるときソケット本
体2がランプ挿脱位置にあり、回転軸6が基端7bにあ
るときソケット本体2がスプリング30に抗して溝穴7
に沿って一端7kから基端bへ移動し、さらにソケット
本体2が回転した状態であり、手を離すとばね力により
他端7cに移動する。これはランプ取付けの動作であ
り、ランプ取外しはこれと逆の動作となる。
る。
す。すなわち、この片口金ランプソケットは、第1の実
施の形態において、回動機構部4に係合部5の機能を持
たせて突起24、25や凹部を省略している。回転軸6
をソケット本体2の側面にその長手方向に延びた細長状
とし、溝穴7を両端がソケット本体2のランプ挿脱位置
およびランプ装着状態位置の方向に延びて付け根を幅広
にした略横Y字状に形成している。図14(b)におい
て、回転軸6が溝穴7の一端7dにあするときがソケッ
ト本体2のランプ挿脱位置でありソケット本体2の姿勢
が回転軸6が溝穴7の一端7dに嵌合することにより保
持されている。この状態から回転軸6が付け根の一側7
eに移動するときがソケット本体2を溝穴7に沿ってス
プリング30に抗して押し込んだ状態であり、付け根の
他側7fがランプを持ち上げて回転した状態であり、他
端7gがスプリング30の復元力により前方に押し出さ
れて移動し溝穴7の他端7gに位置し回転軸6がその他
端7gに嵌合して姿勢が保持されたランプ装着状態位置
である。
図17に示す。すなわち、この片口金ランプソケット
は、第1の実施の形態において、ソケット本体2の溝穴
7に別の径の穴を設けている。図15(a)は第1の実
施の形態と同構成の取付台3、図15(c)は第1の実
施の形態と同構成のソケット本体2であり、図16
(a)に示すように溝穴7と段違いに別の径の穴として
円形凹部40を形成している。この場合、第1の実施の
形態と同様な動作が可能である。なお41は電線引出し
口部10に設けたばね受け部である。つぎに図15
(b)は取付台3の回転軸42が径の異なるものを同軸
に段に設けた例であり、電線引出し口部10は設けてい
ない。この回転軸42を図15(c)のソケット本体2
の溝穴7に嵌合したのが図16(b)であり、回転軸4
2は円形凹部40に嵌合しているためスライドできない
で回動のみが可能となる。したがって、1つのソケット
本体2に対して動作の違う2つのタイプの取付台3の使
用が可能となる。ただし回転軸42は嵌合が深くなり外
れにくくなるのを避けるため、異径の段部を設けること
なく円形凹部40のみに嵌合する径で構成したものでよ
い。
る。図17(a)は図15(c)と同様な構成であり、
溝穴7よりも円形凹部40の径が大きく、深さは溝穴7
の方が深い。図17(b)は溝穴7よりも円形凹部40
の径が大きく、深さは溝穴と等しい。図17(c)は溝
穴7よりも円形凹部40の径が小さく、深さは円形凹部
40の方が深い。図17(d)は図(b)と図(c)を
組み合わせた例であり、ソケット本体2が回動のみする
タイプの回転軸42が溝穴7よりも径大のものと径小の
ものが利用できる。
よび図19に示す。すなわち、この片口金ランプソケッ
トは、第1の実施の形態において、図19(c)のよう
に、ランプ挿脱位置とランプ装着状態位置との間でソケ
ット本体2を回動する際に係合部5の相係合する突起2
4、25の係合面24a、24b、25a、25bに弾
性的に乗り越えることができる勾配を設けている。
実施の形態とほぼ同構成であり、図19(a)は勾配の
ない場合を例示するものである。
ソケット本体2の長手方向に押し込みながら、ソケット
本体2を上下に回動させる。これらの突起24、25に
よる位置決め水平な平面と平面で接するため下方への荷
重に強い。
載したように係合面24a、25aに勾配を設けスプリ
ング力によってランプ荷重による下方への力に耐えてい
る。また通常のランプの外し操作はスプリング力に抗し
ソケット本体2の長手方向に押し込みながら下方に外す
が、勾配があるため略垂直下方への外し力のみの場合で
も係合面24a、25aに沿って摺動できるので突起2
4、25を破壊することなくランプを外すことができ
る。
4、25の上下に勾配を設けているため、ランプ装着時
においても略垂直上方向への力のみでよい。
よび図21に示す。すなわち、この片口金ランプソケッ
トは、第1の実施の形態において、ソケット本体2に回
転軸6を設け、取付台3に溝穴7を形成した第7の実施
の形態(図13)と同様であるが、溝穴形状がV字形で
はなく、略三角形である点が異なる。その他の構成およ
び動作は第1の実施の形態および第7の実施の形態と同
様である。
示す。すなわち、この照明器具は、第1の実施の形態か
ら第11の実施の形態に示したランプソケットのいずれ
かを照明器具に適用した例である。実施の形態では電気
スタンドに適用している。50はスタンドを兼ねた器具
本体、51は上記の実施の形態のランプソケットであ
り、取付台が器具本体50に取付けられている。
よれば、ランプ装着機構がランプの電気接続機構と独立
しているため、ランプ装着機構がランプピンと導電板の
接触に影響を与えないので導通が安定する。また取付台
とソケット本体の嵌合によってランプを保持するため、
ランプの寸法ばらつきの影響を受けず安定してランプ保
持ができる。
れば、請求項1と同様な効果がある。
れば、請求項1と同様な効果がある。
れば、請求項1と同様な効果がある。
れば、請求項4と同様な効果がある。
れば、請求項1と同様な効果がある。
れば、請求項1と同様な効果がある。
れば、請求項7と同様な効果がある。
れば、請求項7と同様な効果のほか、スプリングが回転
軸に対して下方に配置されるため、ソケット本体の先端
を持ち上げる方向にトルクがかかるので、ランプ未装着
時のソケット本体の位置を突起の接触により規制でき、
ランプ装着時にはランプを持ち上げる助けをするため、
装着がスムースに行なえる。
よれば、請求項4と同様な効果のほか、回動機構部と突
起を対角に配置した場合は距離がとれるため、突起の乗
り越えのための寸法設定に余裕ができ、小さな角度での
ランプ装着が可能になる。
よれば、請求項4と同様な効果がある。
よれば、請求項1と同様な効果のほか、突起に勾配を設
けているため、ランプの押し込み操作無しに上下方向へ
ランプがこじられた場合でも、嵌合突起を破壊すること
なくランプが着脱できる。
よれば、請求項1と同様な効果のほか、請求項12と同
様な効果がある。
よれば、請求項2と同様な効果のほか、ソケット本体の
溝穴に別の径の穴を設けているため、回動操作だけ必要
な他の取付台との使用が可能である。
よれば、請求項1と同様な効果がある。
項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求
項6、請求項7、請求項8、請求項9、請求項10、請
求項11、請求項12、請求項13、請求項14または
請求項15と同様な効果がある。
説明図である。
の斜視図である。
(b)は別の実施の形態の断面図である。
(b)は別の実施の形態の断面図である。
本体の斜視図、(b)は取付台の斜視図、(c)は溝穴
の拡大図である。
(b)はその溝穴の拡大図である。
図、(b)は別の実施の形態の取付台の斜視図、(c)
はソケット本体の斜視図である。
である。
る。
Claims (16)
- 【請求項1】 ランプ装着状態位置のランプ軸方向に対
して、ランプの先端側をある角度傾けたランプ挿脱位置
よりランプを挿脱可能とし、回動操作によって前記ラン
プ装着状態位置に復帰する片口金ランプソケットにおい
て、 ソケット本体と、 照明器具に取付けられる取付台と、 この取付台と前記ソケット本体のいずれか一方に設けら
れた回転軸と、他方に設けられて前記回転軸が嵌合する
溝穴からなり、前記ソケット本体を前記取付台に回動自
在に保持する回動機構部と、 前記ソケット本体と前記取付台にそれぞれ設けて前記ラ
ンプ装着状態位置から前記ランプ挿脱位置に前記ソケッ
ト本体が回動するのを規制する係合部とを備え、 前記ソケット本体は、前記回転軸を中心に前記ランプ挿
脱位置と前記ランプ装着状態位置との間を回動するとと
もに、前記溝穴に沿って前記係合部を係脱自在にランプ
挿入方向にスライド移動可能であることを特徴とする片
口金ランプソケット。 - 【請求項2】 前記溝穴は前記ソケット本体に有し、前
記回転軸は前記取付台に有する請求項1記載の片口金ラ
ンプソケット。 - 【請求項3】 前記回転軸は前記ソケット本体に有し、
前記溝穴は前記取付台に有する請求項1記載の片口金ラ
ンプソケット。 - 【請求項4】 前記回動機構部を前記ソケット本体の両
側面に設け、前記係合部を前記回動機構部と同じ前記両
側面の2箇所に設けた請求項1記載の片口金ランプソケ
ット。 - 【請求項5】 前記回動機構部に前記係合部の機能を持
たせた請求項4記載の片口金ランプソケット。 - 【請求項6】 前記係合部を前記ソケット本体の前記取
付台に接する面に設けた請求項1記載の片口金ランプソ
ケット。 - 【請求項7】 前記ソケット本体を前記溝穴に沿って前
記係合部が係合する方向にスライド移動させるためのス
プリングを、前記ソケット本体と前記取付台との間に設
けた請求項1記載の片口金ランプソケット。 - 【請求項8】 スプリングの数が2または4である請求
項7記載の片口金ランプソケット。 - 【請求項9】 前記ランプ挿脱位置から前記ランプ装着
状態位置の方向にトルクを与えるように、前記回転軸に
対してスプリングを前記ソケット本体の外側に配置した
請求項7記載の片口金ランプソケット。 - 【請求項10】 前記係合部と前記回動機構部とを、前
記ソケット本体に対して、前記両側面の略対角の位置に
配置した請求項4記載の片口金ランプソケット。 - 【請求項11】 前記係合部と前記回動機構部とを、前
記ソケット本体の長手方向に対して、略平行な位置に配
置した請求項4記載の片口金ランプソケット。 - 【請求項12】 前記ソケット本体を前記ランプ装着状
態位置から前記ランプ挿脱位置へ回動する際に弾性的に
乗り越えることができる勾配を前記係合部に設けた請求
項1記載の片口金ランプソケット。 - 【請求項13】 前記ランプ挿脱位置と前記ランプ装着
状態位置との間で前記ソケット本体を回動する際に弾性
的に乗り越えることができる勾配を前記係合部に設けた
請求項1記載の片口金ランプソケット。 - 【請求項14】 前記ソケット本体の前記溝穴に別の径
の穴を設けた請求項2記載の片口金ランプソケット。 - 【請求項15】 前記取付台が樹脂製である請求項1記
載の片口金ランプソケット。 - 【請求項16】 請求項1、請求項2、請求項3、請求
項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8、請求
項9、請求項10、請求項11、請求項12、請求項1
3、請求項14または請求項15記載の片口金ランプソ
ケットを用いた照明器具。
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