JP2001293725A - 廃プラスチック材処理装置 - Google Patents

廃プラスチック材処理装置

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JP2001293725A
JP2001293725A JP2000112111A JP2000112111A JP2001293725A JP 2001293725 A JP2001293725 A JP 2001293725A JP 2000112111 A JP2000112111 A JP 2000112111A JP 2000112111 A JP2000112111 A JP 2000112111A JP 2001293725 A JP2001293725 A JP 2001293725A
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waste plastic
plastic material
extrusion port
screw
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Sotoaki Deai
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FUJI KOGEISHA KK
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FUJI KOGEISHA KK
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/62Plastics recycling; Rubber recycling

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  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ペットボトル等の廃プラスチックを効率よく安
定に処理可能な廃プラスチック材処理装置を提供する。 【解決手段】筒状のシリンダ12と、このシリンダ12
内に回転可能に挿通されたスクリュ18と、このスクリ
ュ18を回転させる駆動装置と、このシリンダ12に設
けられこのシリンダ12を加熱するヒータ14と、この
シリンダ12の一端部に設けられ廃プラスチック32を
投入するホッパ16と、シリンダ12の他端部に設けら
れた押出口22を備える。押出口22に連続して、押出
口22から押し出された内容物を所定形状に成形する成
形装置26を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、廃プラスチック
材を溶融して所定形状に形成し再利用する廃プラスチッ
ク材処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ペットボトル等のプラスチック製
品の増加に伴い、その廃棄量も著しく増大している。そ
こで、廃プラスチック材の再利用方法が種々研究され、
廃プラスチックを基に作られるものとして、車両のボデ
ィーや洋服の生地等があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術の場
合、車両のボディーや洋服の生地は、地球上において移
動的要素にあるもので、比較的短期間で再びリサイクル
や廃棄処分が必要となるものであった。従って、このよ
うな再利用は廃棄物処理量の減少効果の少ないものであ
った。
【0004】この発明は上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであり、廃プラスチックを効率よく安定に処理
可能な廃プラスチック材処理装置を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、筒状のシリ
ンダと、このシリンダ内に回転可能に挿通されたスクリ
ュと、このスクリュを回転させる駆動装置と、このシリ
ンダに設けられこのシリンダを加熱するヒータと、この
シリンダの一端部に設けられ廃プラスチックを投入する
ホッパと、上記シリンダの他端部に設けられた押出口
と、この押出口に連続して設けられこの押出口から押し
出された内容物を所定形状に成形する成形装置が設けら
れている廃プラスチック材処理装置である。
【0006】また、上記筒状のシリンダは、円錐台状に
形成され、上記スクリュウは上記シリンダ内に沿って回
転可能に先細形状に形成され、上記シリンダの大径部側
の端部に上記ホッパが設けられ、上記シリンダの小径部
側の端部に上記押出口が形成されている。
【0007】さらに、上記成形装置は、上記シリンダの
押出口に連続する本体と、この本体の内側に上記押出口
の押出方向に対して略平行に設けられた複数のローラ
と、上記各ローラを同じ方向及び同じ周速度で回転させ
る駆動装置が設けられているものである。このローラ
は、この押出口を囲んで設けられ、この押出口から押し
出されたプラスチックは各ローラの内側に挿入されて狭
持され、ローラの回転により回転しながら円柱状に成形
される。
【0008】この発明の廃プラスチック材処理装置は、
ペットボトル等の廃プラスチック材をシリンダ内でスク
リュにより押圧され、加熱されながら溶融し、押出口か
ら溶融半固形状態で押し出される。押し出されたプラス
チックは、成形装置の各ローラの内側に狭持され、ロー
ラの回転により回転しながら円柱状に成形され再生プラ
スチックとなる。この再生プラスチックは、道路舗装用
の下地材、パイル等の建築資材、海上埋め立て用資材
等、固定的要素のある用途に使用することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態につ
いて図面に基づいて説明する。図1は、この実施形態の
廃プラスチック材処理装置10を示したもので、円錐台
形のシリンダ12が設けられている。シリンダ12の外
側面には、シリンダ12を加熱するヒータ14が複数個
設けられている。シリンダ12の大径部側の端部付近に
は、上方に開口するホッパ16が一体に設けられてい
る。シリンダ12の内側には、先細になったスクリュ1
8がシリンダ12の内周面に僅かなゆとりを有して回転
可能に挿通されている。
【0010】スクリュ18は、大径部側に回転軸20が
設けられ、回転軸20はシリンダ12内で回転可能に端
面を貫通して外側に突出し、図示しない駆動装置が連結
されている。シリンダ12の小径部側の端部付近には押
出口22が設けられ、押出口22には先細のノズル24
が一体に形成されている。
【0011】シリンダ12の押出口22には成形装置2
6が連続して設けられている。成形装置26は押出口2
2の押出方向に対して略平行に設けられた筒形の本体2
8を有し、押出口22のノズル24は、本体28の内部
28aに挿入されている。本体28内部28aの内側に
は、一端部で押出口22のノズル24を囲むように、3
本のローラ30が本体28の長手方向に対してほぼ並行
に設けられている。ローラ30は、図2に示すように各
々同じ直径を有し、互いに等間隔に設けられている。そ
して、各々同じ方向で等しい周速度で回転するように、
図示しない駆動装置に連結されている。
【0012】次に、この実施形態の廃プラスチック材処
理装置10の使用方法について説明する。まず、シリン
ダ12はヒータ14により250〜270℃に加熱され
る。そして、ホッパ16に、熱可塑性の廃プラスチック
材であるペットボトル32を、原形のままや適当な大き
さに切断したものを投入する。スクリュ18は、回転軸
20に連結された駆動装置により回転され、ペットボト
ル32は押圧されながら、加熱されて溶融し、半固形ま
たは液状となる。柔らかくなった材料は、スクリュ18
によりさらにシリンダ12の小径部側に移動し、押出口
22のノズル24から押し出される。このとき液状また
は半固形プラスチックは押出口22とノズル24の付近
で放冷されて粘度が高くなり、ノズル24から押し出さ
れたときは可塑性の固形状に変化している。この再生プ
ラスチック材は、ノズル24によりローラ30の間に挿
入され、ローラ30の回転により表面がなだらかな円柱
形の再生プラスチック34に成形される。再生プラスチ
ック34は、シリンダ12の押出口22から連続して押
し出され、成形装置26から連続して円柱形に押し出さ
れる。柱状の再生プラスチック材34は、所定の長さに
切断し、所定の処分がなされる。
【0013】この廃プラスチック材処理装置10で作っ
た再生プラスチック34は、例えば道路舗装用の下地
材、建築資材のパイル、また海上埋め立てに使用する資
材として利用する。
【0014】この実施形態の廃プラスチック材処理装置
10によれば、ペットボトル等の廃プラスチック材を簡
単に短時間で、再利用の用途に合わせた形状の再生プラ
スチック34にする事ができる。そして、再生プラスチ
ック34は、道路舗装の下地材等、地球上において固定
的要素のあるものに利用することにより、大量の廃プラ
スチック材が安定に固定され、公害がなく処理すること
ができる。
【0015】なお、この発明の廃プラスチック材処理装
置は、上記一実施形態に限定されるものではなく、ノズ
ルは押出口と別体でも良い。シリンダ形状は円錐台形状
以外に円錐状や円筒状でも良い。また、廃プラスチック
材は、PET樹脂以外の熱可塑性樹脂でも良く、熱可塑
性樹脂に熱硬化性樹脂が多少含有されていても良い。ま
た、再生プラスチックの用途に合わせて廃プラスチック
に金属や石、ガラス等の無機物を混入させても良い。そ
して成形装置は、上記実施例以外に所定形状の金型を有
するものでも良く、再生プラスチックは金型により種々
の形状に成形することができる。
【0016】
【発明の効果】この発明の廃プラスチック材処理装置
は、ペットボトル等の廃プラスチック材を簡単に短時間
で、再利用の用途に合わせた形状の再生プラスチックに
する事ができる。そして、再生プラスチックを道路舗装
の下地材等、地球上において固定的要素のあるものに利
用することにより、大量の廃プラスチック材が安定に固
定され、公害がなく環境に配慮した処理を行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態の廃プラスチック材処理
装置の縦断面図である。
【図2】この実施形態の廃プラスチック材処理装置の成
形装置を示す縦断面図である。
【符号の説明】
10 廃プラスチック材処理装置 12 シリンダ 14 ヒータ 16 ホッパ 18 スクリュ 20 回転軸 22 押出口 24 ノズル 26 成形装置 28 本体 30 ローラ 32 ペットボトル 34 再生プラスチック

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状のシリンダと、このシリンダ内に
    回転可能に挿通されたスクリュと、このスクリュを回転
    させる駆動装置と、このシリンダに設けられこのシリン
    ダを加熱するヒータと、このシリンダの一端部に設けら
    れ廃プラスチックを投入するホッパと、上記シリンダの
    他端部に設けられた押出口と、この押出口に連続して設
    けられこの押出口から押し出された内容物を所定形状に
    成形する成形装置が設けられていることを特徴とする廃
    プラスチック材処理装置。
  2. 【請求項2】 上記筒状のシリンダは、円錐台状に形
    成され、上記スクリュは上記シリンダ内に沿って回転可
    能に先細形状に形成され、上記シリンダの大径部側の端
    部に上記ホッパが設けられ、上記シリンダの小径部側の
    端部に上記押出口が形成されていることを特徴とする請
    求項1記載の廃プラスチック材処理装置。
  3. 【請求項3】 上記成形装置は、上記シリンダの押出
    口に連続する本体と、この本体の内側に上記押出口の押
    出方向に対して略平行に設けられた複数のローラと、上
    記各ローラを同じ方向及び周速度で回転させる駆動装置
    が設けられていることを特徴とする請求項1または2記
    載の廃プラスチック材処理装置。
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